JPH054973U - 冷却体内装皿 - Google Patents
冷却体内装皿Info
- Publication number
- JPH054973U JPH054973U JP6063391U JP6063391U JPH054973U JP H054973 U JPH054973 U JP H054973U JP 6063391 U JP6063391 U JP 6063391U JP 6063391 U JP6063391 U JP 6063391U JP H054973 U JPH054973 U JP H054973U
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- cooling body
- cooling
- dish
- leg portion
- tubular leg
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 冷却した冷却体を皿体下面の脚部に着脱自在
に嵌着させつつ皿体を冷却させることにより、冷却体の
みを嵩張りがなく短時間で冷却して冷却経費を節約で
き、また皿体の脚部内の冷却体を一定時間の後で他の冷
却された冷却体と交換装着して皿体を長時間冷却保持で
きることを目的とする。 【構成】 皿体と、この皿体の下面に連設され下面に開
口を有すると共にこの開口に連続して内部に収容部を形
成した筒型脚部と、この筒型脚部の下面開口より同筒型
脚部内に着脱自在に嵌着された冷却体と、を備えたり、
或は、皿体と、この皿体の下面に連設され内部に収容部
を形成した筒形脚部とを有し、この筒型脚部の側壁面に
は冷却体挿入口が開口され、この冷却体挿入口から着脱
自在に嵌着された冷却体と、を備えて成る冷却体内装皿
から構成される。
に嵌着させつつ皿体を冷却させることにより、冷却体の
みを嵩張りがなく短時間で冷却して冷却経費を節約で
き、また皿体の脚部内の冷却体を一定時間の後で他の冷
却された冷却体と交換装着して皿体を長時間冷却保持で
きることを目的とする。 【構成】 皿体と、この皿体の下面に連設され下面に開
口を有すると共にこの開口に連続して内部に収容部を形
成した筒型脚部と、この筒型脚部の下面開口より同筒型
脚部内に着脱自在に嵌着された冷却体と、を備えたり、
或は、皿体と、この皿体の下面に連設され内部に収容部
を形成した筒形脚部とを有し、この筒型脚部の側壁面に
は冷却体挿入口が開口され、この冷却体挿入口から着脱
自在に嵌着された冷却体と、を備えて成る冷却体内装皿
から構成される。
Description
【0001】
本考案は、脚部内に冷却体を着脱自在に挿入して皿体を冷却する冷却体内装皿
に関するものである。
【0002】
従来、料亭、食堂等において、夏期に刺身の様な生鮮食品類を供した場合には
、皿上に盛り付けした生鮮食品の鮮度や食味が時間の経過と共に低下し、なかに
は鮮度の低下により食した人が食中毒にかかる場合も少なくない。
したがって、皿に盛り付けした生鮮食品類の鮮度を保持するため皿の上面に具
と共に氷りを載せ、その冷却効果により鮮度を保持している。しかし、皿の上面
に直接載せた氷は時間の経過と共に急速に解けて水となり、この水が盛り付けさ
れた生鮮食品類に浸潤して食味が低下し、また鮮度の低下を助長する等の欠点が
ある。
そこで、出願人は実開平3−27581号公報(実願平1−87923号)に
記載されている様に、皿体の下面に中空控え部を設け、この中空控え部内に塩化
ナトリウム溶液の様な冷却材を内蔵密封させ、この皿体を冷蔵庫内で冷蔵して中
空控え部内の冷却材を冷却させ、生鮮食品類を供する時に冷蔵庫内より皿体を取
出して生鮮食品類を盛付け、冷却材の冷却作用で間接的に生鮮食品類を冷却しつ
つ鮮度を保持し、食味の低下を防止する冷却体内蔵皿を提案した。
【0003】
しかしながら、前記冷却体内蔵皿においては、多数の皿を冷蔵庫内に配置して
中空控え部内の冷却材を一定温度以下に冷却するのに長時間を要すると共に皿が
嵩張りするため大型の冷蔵庫を準備しなければならず冷却経費が割高となり易い
。
また、冷却材の冷却作用に限度があるため皿体に盛付けした生鮮食品類の鮮度
を長時間にわたって保持できない等の問題があった。
【0004】
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は皿体の
脚部に冷却体を着脱嵌着させるための収容部を設けて冷却体を保持させ、この冷
却体で皿体を冷却させることにより、皿体より抜取った冷却体のみを冷蔵庫内で
嵩張りもなく短時間で冷却して冷却経費の節約ができ、また皿体の脚部に装着し
て時間の経過と共に冷却作用が低下した冷却体を他の冷却された冷却体と交換装
着することにより、皿体を長時間にわたって冷却して盛り付けした生鮮食品類の
鮮度を保持できる冷却体内装皿を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案は、任意形状の皿体12と、この皿体12
の下面に連設され、下面に開口18を有すると共にこの開口18に連続して内部
に収容部22を形成した筒型脚部14aと、この筒型脚部14aの下面の開口1
8より同筒型脚部14a内に着脱自在に嵌着された冷却体20とを備えて成る冷
却体内装皿10aから構成される。
また、前記筒型脚部14aは弾性材を素材として成ることとしてもよい。
次に、任意形状の皿体12と、この皿体12の下面に連設され、内部に収容部
34を形成した筒型脚部14bとを有し、この筒型脚部14bの側壁面には冷却
体挿入口38が開口され、この冷却体挿入口38から着脱自在に嵌着された冷却
体20とを備えて成る冷却体内装皿10bから構成される。
【0006】
本考案の冷却体内装皿は、皿体の筒型脚部より抜取りした冷却体を冷蔵庫内等
で低温度に冷却させ、この低温度に冷却した冷却体を皿体の筒型脚部の収容部内
に着脱自在に装着させ、この冷却体で皿体を冷却させつつ皿体内に盛付けした生
鮮食品類の鮮度を保持するものである。従って、皿体の筒型脚部より抜取りした
冷却体のみを冷蔵庫内で冷却するため、多数の冷却体でも嵩張ることなく短時間
で冷却できて冷却経費を大幅に節約できる。また皿体を冷却中の冷却体を一定時
間後に抜取り、他の冷却された冷却体と交換することによって皿体を長時間にわ
たって冷却できて盛付けした生鮮食品類の鮮度を保持できることとなる。
【0007】
以下添付図面に基づき、本考案の好適な実施例を説明する。
図1、図2には、本考案の実施例に係る第1冷却体内装皿10aが示されてい
る。
図において、第1冷却体内装皿10aは、下方へ凹陥された皿体12と、この
皿体12の下面に連設された筒型脚部14aとを備えている。
前記皿体12は、陶磁器、金属、プラスチック等を素材として円形、長方形、
多角形等の任意形状に形成する。
前記筒型脚部14aは、皿体12と同一素材で成型された中空台錐体16より
成り、この中空台錐体16は、図2に示す様に、下面に開口18を有すると共に
内部に冷却体20を着脱嵌着させるためため、この開口18に連続して収容部2
2が形成されている。更に、前記開口18の一部周縁には収容部22内に挿入し
た冷却体20を係止するための受縁24が設けられている。
この中空台錐体16は、皿体12の形状により円形、長方形、多角形等に形成
するものである。
前記冷却体20は、ビニールの様な樹脂シートを素材として形成された扁平袋
26内に、ゼラチンの様なゲル材に塩化ナトリウムや塩化カルシウムの水溶液の
様なブラインを混合させた冷却材28が充填密封されている。
この冷却体20内の冷却材28として、例えば塩化ナトリウムの22.4%溶
液を用いると凝固点が−21.2℃となり、0℃以下に冷却しても凍結すること
なく、冷却体20は氷以上に冷却能率を有することとなる。
また、前記筒型脚部14aの中空台錐体16は、ゴムの様な弾性材を素材とし
て成型してもよく、この時には、図2に示す様に、皿体12の下面に周回突起3
0を突設させ、この周回突起30に肉厚に成型した中空台錐体16の上端溝を係
止させる。この中空台錐体16を弾性材で成型した場合には、その弾力により内
部の収容部22内への冷却体20の挿入、保持が容易となる。また、皿体12と
筒型脚部14aとを弾性材で一体成型してもよい。
【0008】
本考案の第1冷却体内装皿10aを用いて、刺身の様な生鮮食品類32を供す
る時には、筒型脚部14a内より冷却体20を脱去して冷蔵庫の冷蔵室、或は冷
凍庫等に冷蔵させおくものである。
そこで、冷蔵、或は冷凍していた冷却体20を冷蔵庫内より取り出し、筒型脚
部14の下面の開口18より収容部22内に冷却体20を押込み、嵌着させる。
この筒形脚部14a内に嵌着された冷却体20が保持している冷気が上面の皿
体12、並びに収容した生鮮食品類32に伝導してその鮮度を保持し、また食味
の低下をも防止できる。そして、冷却体20を筒型脚部14a内に着脱自在に装
着することによって、冷却体20のみを通常の冷蔵庫を用いて嵩張りなく短時間
で冷却できて冷却経費を節約できる。
更に、筒形脚部14a内に嵌着した冷却体20の冷却効果が少なくなったら、
筒型脚部14a内より抜取り、冷却中の他の冷却体20と交換して筒形脚部14
a内に嵌着することにより皿体12を長時間にわたって冷却保持ができることと
なる。
【0009】
次に図3ないし図6には、本考案の実施例に係る第2冷却体内装皿10bが示
されている。
図において、第2冷却体内装皿10bは、皿体12と、この皿体12の下面に
連設されて内部に収容部34を形成した筒型脚部14bと、を備えている。
この筒型脚部14bは、皿体12の下面に周回状に突設された略台錐状の側壁
体36より成り、この側壁体36には一部を切欠して開口された冷却体挿入口3
8が設けられている。
前記側壁体36は、実施例においては皿体12が円形であるため同じく円形に
成型されているが、これに限定されることなく、皿体12の形状により四角形、
長方形、或は多角形等に成型してもよい。
また、前記側壁体36の下端には、図4に示す様に冷却体挿入口38の両側部
から同冷却体挿入口38と対向した側壁面へ向け左右一対の三カ月型の受板40
、40が設けられ、前記冷却体挿入口38より着脱挿入する冷却体20を支持す
るため、受板40、40の端面と側壁体36下端とに沿ってU型受縁42が設け
られると共に受板40、40の端部上面には、挿入する冷却体20をガイドする
ためのガイド突起44、44が突設されている。
前記筒型脚部14b内に着脱自在に挿入する冷却体20は、第1冷却体内装皿
10aの場合に比べ、冷却体挿入口38の高幅に近似した高幅で、周回された側
壁体36の奥行に近似した長さを備えた形状の扁平袋28内に、前述した冷却材
30が充填密封されている。
【0010】
この第2冷却体内装皿10bにおいても、冷却体20を冷蔵庫内に冷蔵、或は
冷凍保存しおき、生鮮食品類32を供する時に、冷却体20を冷蔵庫内より取り
出し、筒型脚部14bの冷却体挿入口38より冷却体20をU型受縁42に受け
させつつ側壁体36の奥部まで挿入して冷却体20を、なるべく皿体12の下面
に接摺する様に押込むものである。
これにより、冷却体20が保持している冷気が上面の皿体12、並びに生鮮食
品類32に伝導してその鮮度を保持しつつ食味の低下を防止できるもので、冷却
体20を、筒型脚部14b内に着脱自在に装着できることによって、皿体12を
冷却する必要がなく、冷却体20のみを短時間で通常の冷蔵庫を利用して冷却し
て冷却経費の節約ができ、また皿体内の冷却体20を一定時間の後に他の冷却さ
れた冷却体22と交換することによって皿体12を長時間にわたって冷却でき、
皿体12に盛り付けた生鮮食品類の鮮度を長時間保持できる。
なお、第2冷却体内装皿10bの筒型脚部14の側壁体36は、下面が開口さ
れた実施例を示しているが、これに限定されることなく、下面を閉鎖して側壁体
36に冷却体挿入口38を開口した場合も当然本考案に含まれることは言うまで
もない。
【0011】
以上説明したように、請求項1に係る冷却体内装皿によれば、任意形状の皿体
と、この皿体の下面に連設され、下面に開口を有すると共にこの開口に連続して
内部に収容部を形成した筒型脚部とを備え、前記筒型脚部は、弾性材より成り、
前記筒型脚部の下面の開口より同筒型脚部内に冷却体を着脱自在に嵌着して皿体
を冷却することにより、皿体より抜取りした冷却体を嵩張りなく短時間で冷却し
て冷却経費を節約できる。
また、筒型脚部内の冷却体を一定時間の後で他の冷却された冷却体と交換する
ことによって、皿体を長時間にわたって冷却し、皿体内の生鮮食品類の鮮度を保
持できる。
また、請求項2によれば、筒型脚部を弾性材で形成することにより、その弾力
性で筒型脚部内への冷却体の挿入、保持が容易となる。
次に、請求項3に係る冷却体内装皿によれば、任意形状の皿体と、この皿体の
下面に連設され、内部に収容部を形成した筒型脚部とを有し、この筒型脚部の側
壁面には冷却体挿入口が開口され、この冷却体挿入口から着脱自在に嵌着された
冷却体とを備えることにより、同じく筒型脚部内より抜取りした冷却体を嵩張り
なく短時間で冷却して冷却経費を節約できる。
また、筒型脚部内の冷却体を一定時間の後で他の冷却された冷却体と交換する
ことによって、皿体を長時間にわたって冷却し、皿体内の生鮮食品類の鮮度を保
持できる。
【図1】本考案の実施例に係る第1冷却体内装皿の斜視
図である。
図である。
【図2】図1の第1冷却体内装皿の断面図である。
【図3】本考案の実施例に係る第2冷却体内装皿の平面
図である。
図である。
【図4】図3の第2冷却体内装皿の底面図である。
【図5】図3の第2冷却体内装皿のA−A線断面図であ
る。
る。
【図6】図3の第2冷却体内装皿のB−B線断面図であ
る。
る。
10 冷却材内装皿
12 皿体
14 筒型脚部
18 開口
20 冷却体
22 収容部
32 生鮮食品類
34 収容部
36 側壁体
38 冷却体挿入口
Claims (3)
- 【請求項1】 任意形状の皿体と、この皿体の下面に連
設され、下面に開口を有すると共にこの開口に連続して
内部に収容部を形成した筒型脚部と、この筒型脚部の下
面の開口より同筒型脚部内に着脱自在に嵌着された冷却
体と、を備えて成る冷却体内装皿。 - 【請求項2】 前記筒型脚部は弾性材を素材として成る
請求項1記載の冷却体内装皿。 - 【請求項3】 任意形状の皿体と、この皿体の下面に連
設され、内部に収容部を形成した筒型脚部と、を有し、
この筒型脚部の側壁面には冷却体挿入口が開口され、こ
の冷却体挿入口から着脱自在に嵌着された冷却体と、を
備えて成る冷却体内装皿。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6063391U JPH054973U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 冷却体内装皿 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6063391U JPH054973U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 冷却体内装皿 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054973U true JPH054973U (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=13147915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6063391U Pending JPH054973U (ja) | 1991-07-05 | 1991-07-05 | 冷却体内装皿 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH054973U (ja) |
-
1991
- 1991-07-05 JP JP6063391U patent/JPH054973U/ja active Pending
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