JPH0546780Y2 -

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【考案の詳細な説明】（産業上の利用分野）本考案は、空手競技において頭部保護のために
使用される空手用防具に関する。

（従来の技術）従来、空手競技において頭部保護のために使用
される防具としては、ポリカーボネート材料をも
つて製せられた受打撃部の内面に、ポリウレタン
材料をもつて製せられた衝撃吸収用パツドを添着
されたものが使用されている。

（考案が解決しようとする問題点）上記した従来の空手用防具においては、受打撃
部の内面に添着された衝撃吸収用パツドが、不透
明なポリウレタン材料をもつて製せられているた
めに、着用者の視野が狭く、死角ができるといつ
た欠点を有していた。

本考案は、広い視野をもたらし得る空手用防具
を提示することを目的とするものである。

（問題点を解決するための手段）本考案は、上記した従来の空手用防具における
問題点を考慮して、受打撃部の内面に添着される
衝撃吸収用パツドを透明ゴム材料によつて製せら
れた構成となすものである。

（作用）上記した構成を備えた本考案による空手用防具
においては、透明ゴム材料をもつて製せられた衝
撃吸収用パツドが、着用者の視野を広く保つ。

（実施例）第１図の実施例においては、透明なポリカーボ
ネート材料をもつて製せられた受打撃部１の内面
に、透明ゴム材料をもつて製せられた衝撃吸収用
パツド２が添着され、受打撃部１に装着用バンド
３が結合されている。

（考案の効果）本考案の空手用防具が、上記したように、透明
材料をもつて製せられた受打撃部の内面に、透明
ゴム材料をもつて製せられた衝撃吸収用パツドを
添着された構造を備えていることにより、着用者
の視野が広く保たれるので、安全性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本考案の一実施例の断面図である。１……受打撃部、２……衝撃吸収用パツド、３
……装着用バンド。

【実用新案登録請求の範囲】