JPH0544704A - Flow dividing device for hydraulic operating oil - Google Patents
Flow dividing device for hydraulic operating oilInfo
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- JPH0544704A JPH0544704A JP3130767A JP13076791A JPH0544704A JP H0544704 A JPH0544704 A JP H0544704A JP 3130767 A JP3130767 A JP 3130767A JP 13076791 A JP13076791 A JP 13076791A JP H0544704 A JPH0544704 A JP H0544704A
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- hydraulic
- control
- pressure
- oil
- chamber
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Abstract
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)本発明は、車両等に用いられ1つ
のオイルポンプから吐出される作動油を2つ以上の油圧
システムにて使用するための作動油の分流装置に関す
る。
(従来の技術)従来車両等に用いられている複数の定流
量型油圧システムは、それぞれのシステムが独立した油
圧源(オイルポンプ)をもっているのが普通である。一
方、同一の油圧源を利用しているシステムでも第1図に
示すような分流弁を用い、それぞれの油圧システムが互
いに独立してその必要圧力を制御できるように構成され
ている。その作動は次の通りである。オイルポンプから
吐出された作動油はポート1aからチャンバー6に流入
しその1部は制御オリフィス2aを経てチャンバー7、
油路2b、可変絞り18、環状溝9、ポート1bに、ま
た残りの作動油は可変絞り19、環状溝8を経てポート
1cに流れる。この時スプリング3の反力をR、チャン
バー6の圧力をP6、ヂャンバー7の圧力をP7とすれ
ば、ハウジング1に液密にかつ滑らかに摺動できるよう
にはめ合わされた制御弁2に作用する力の釣合は
P7×A+R=P6×A
ただしAはスプールの受圧面積
となる。一方制御オリフィス2aを通過する流量
Qbは一般的に、
Qb=C×S×(P6−P7)1/2
ただしCは係数
Sは制御オリフィス2aの開孔面積
なる関係を有していることから、今仮にこの流量Qbが
設定値より少ないとすれば、P6に対し相対にP7の圧
力が大きくなる。この時制御弁2は第1図にて右に摺動
し、可変絞り19を絞り対をなす可変絞り18を開くた
め、結果としてQbは定値まで増大し制御弁2は圧力と
ばね力との力学的なバランスのとれた位置に落ち着く。
Qbが設定値より増大した場合は、上記とは逆に制御弁
2は第1図にて左に摺動し、前記と目様にQbを設定値
まで減少させる。何れの場合にも常にQbを一定に保と
うと制御弁2が作動するため、オイルポンプより吐出さ
れた作動油はポート1b・ポート1cの圧力に拘らず常
に一定の割合でそれぞれの油圧システムに分流されるこ
とになる。なおキャップ4はハウジング1にネジ等で一
体的に組み込まれ、スプリング3を支承すると同時にシ
ール5とともに作動油の外部への漏洩を防止している。
(発明が解決しようとする課題)オイルポンプをそれぞ
れの油圧システムごとに設けた場合は、当該ポンプの駆
動構造が複雑になるばかりでなく、オイルポンプの搭載
スペース面でも大きな制約を受けることになる。他方従
来の分流弁を用いた場合は上記問題点の駆動構造につい
ては解決されるが、大容量のオイルポンプが必要となる
ことについては何等変わりがない。今、それぞれの油圧
システムに必要な流量をQb,Qcとすれば当然のこと
ながらオイルポンプの必要吐出流量Qaは
Qa=Qb+Qc
であり、必要吐出流量もまたオイルポンプ駆動に要する
エネルギーも独立したオイルポンプを設けた場合と同じ
である。ところで車両等に用いられる油圧システムの作
動状態を考えた場合、それぞれの油圧システムの最大負
荷状態となるタイミングが必ずしも一致するものでない
ことに気づく。即ち例えば、1つの油圧システムは低速
走行時に他方の油圧システムは高速走行時にそれぞれ最
大負荷状態となり、あるいはこの最大負荷状態のタイミ
ングがエンジン低回転時と高回転時とに分かれているが
如きである。そこでこれ等の最大負荷状態となるタイミ
ングが異なる油圧システムを組み合わせた時、オイルポ
ンプの駆動に必要な総エネルギーの低減を計りかつポン
プ本体も小型化を計れるような作動油の分流装置を提供
することが本願の課題である。
(課題を解決するための手段)前記課題を解決するため
には、それぞれの油圧システムに於ける負荷圧力、オイ
ルポンプを駆動している装置の回転数または車両の走行
速度などを検出し、これ等の値に応じて作動油の分流比
を設定できるようにしてやれれば良い。そこで油圧ステ
ムの負荷圧力を検出し本願の目的を実現している第1の
実施例を第2図により詳述する。第2図に於いてポート
1aはポンプよりの流入ポート、1b・1cはそれぞれ
油圧システムA・Bへの吐出ポートである。制御弁2は
スプリングシート14を介してキャップ4に支えられて
いる。一方制御弁2には、大径部と小径部を有する補助
弁10が滑らかに摺動できるように組み込まれており一
端はスプリング11を介して制御弁2に、他端は制御弁
2に組み込まれたスナップリング13に支承されてい
る。チャンバー12は油路2dを経て環状溝8に連通し
ておるため、同チャンバー12の圧力は吐出ポート1c
の圧力即ち油圧システムBの圧力となっている。チャン
バー6は制御オリフィス2a及び油路10aを経てチャ
ンバー7と連通しているが、制御オリフイス2cは図示
状態では補助弁10により閉塞されている。
(作用)このような状態でオイルポンプよりー定流量の
作動油がポート1aに流入すると、前述の如く制御オリ
フィス2aを通過する流量に応じて生ずるチャンバー6
と7との間の差圧により、ポート1b・1cから吐出さ
れる流量が一定の比率となる。この状態で油圧システム
Aの負荷圧力が高くなる即ちチャンバー7の圧力が高く
なると、油圧システムBの負荷圧力が低い時、チャンバ
ー12の圧力も低いため、補助弁10に作用する油圧力
により補助弁10は第2図で右方に摺動し閉塞されてい
た制御オリフィス2cが開孔する。するとチャンバー6
から7への作動油流量が増大するので、システムAの負
荷圧力に応じて分流比を変えることが可能となる。なお
スプリング11は予め圧縮を与えて組み込むことも可能
であるため、例えばシステムAの圧力が一定値までは分
流比を変化させずこれを越えると徐々に分流比を変える
ような設定も容易に実現できる。また制御オリフィス2
cを複数個制御弁2の軸方向にずらして設けてやれば、
システムAの負荷圧力に対する流量変化の割合も極めて
簡単に変えることが可能である。このような装置によれ
ば1つの油圧システムの負荷圧力が変化する時、必要に
応じて供給流量を増減することができると同時に所期の
目的をも達成することが可能となる。なおこうした流量
増減は、油圧弁を用いた制御であるため遅滞無く行われ
ることは言うまでもない。
(実施例)以下第3図から第6図までその他の実施例に
付き詳述する。
第2の実施例………第3図参照
第1の実施例と異なるのは補助弁10に連通孔10bを
設け制御弁2の右端を閉塞したことである。このことに
より補助弁10の右端にもチャンバー7の圧力が作用す
るので、補助弁10は純粋にチャンバー7と吐出ポート
1cとの圧力差に応じて摺動し、ポート2a・2cの開
孔面積の和に比例してポンプより吐出された作動油を分
流する。
第3の実施例………第4図参照
ポート1aから流入した作動油はその1部が制御オリフ
ィス2a、チャンバー7、油路2b、可変絞り18、環
状溝9を経由してポート1bより吐出される。また残り
の作動油は制御オリフィス2c、油路10aを介してチ
ャンバー25に流入し、更に油路2e、可変絞り19、
環状溝8を経由してポート1cより吐出される。制御弁
2はその一端がスナップリング13、スプリングシート
21、スプリング3を介してキャップ4に支えられ、他
端はスプリング20を介してハウジング1に支承されて
いる。今チャンバー7・25の圧力をそれぞれD7・P
2 5とすれば制御弁の釣合方程式は
となる。この実施例ではスプリングが3と20とのよう
に2個あるため、制御弁2の中立付近でR≒Oと設定す
ることが可能であり、この時は上式よりP7≒P25と
なる。 一方制御オリフィス2a・2cを通過する流量
はそれぞれチャンバー6と7・チャンバー6と25との
差圧に比例するため、分流比はこの制御オリフィス2
a.2cの面積によって決定されることになる。例えば
設定分流比より制御オリフィス2aを通過する流量が多
いと、P7の圧力は相対的にP25の圧力より低くな
る。すると、制御弁2は第4図にて左方に移動し可変絞
り18を絞るため、結果としてP7の圧力が高くなり制
御オリフィス2aを通過する流量が減少する。逆に制御
オリフィス2aを通過する流量が少ないと制御弁2は上
記と逆方向に摺動し可変絞り19を絞るため、制御オリ
フィス2aを通過する流量が増大する。従って分流比は
常に設定値に保たれるようになる。この構造の特徴は制
御オリフィス2a・2cの穴径を同一に設定することが
できることである。一般にオリフィスを通過する作動油
の流速と動粘度、およびオリフィスの直径などに代表さ
れる寸度により定まるレイノルズ数によって流量係数が
変化することは知られていることであるが、制御オリフ
ィス2a・2cの直径を同一とし穴の個数のみを変える
ことにより、それぞれの穴部の流量係数を一定にするこ
とができる。このことは本構造によればポンプよりの吐
出流量の変化や油温の変化に拘らず、極めて高精度に作
動油を分流することが可能となることを示している。
(第1図の従来例で、制御オリフィス2aと可変絞り1
9とを同一穴径で構成することは構造的に不可能であ
る。)ところでスプリングシート21の大径部は制御弁
2の内径に隙間をもって組み込まれているため、吐出ポ
ート1b並びにチャンバー7の圧力が高くなるとこの圧
力は補助弁10の左端に作用する。一方チャンバー12
は油路2dにより環状溝8に連通しているため、吐出ポ
ート1cの圧力に対し吐出ポート1bの圧力が相対的に
高くなると補助弁10は同図にて右方に摺動し、制御オ
リフィス2cの面積を減少させ、吐出ポート1bより吐
出される作動油の量を増大させる。なおスプリング11
が補助弁10と制御弁2との間に組み込まれていること
は、第1の実施例と同様である。
第4の実施例………第5図参照
基本的な作動は第3の実施例と同じであるが、補助弁1
0に油圧力を作用させるためのチャンバー26及び12
をそれぞれポート1d・1eに連通させ、外部からの圧
力によりこの補助弁を作動させ分流比を変化させること
ができるように設定した点が異なる。なお、スプリング
シート21はその大径部にシール29を設けるかまたは
制御弁2に圧入するなどして、チャンバー26を液密に
保つように設定されており、スナップリング13はチャ
ンバー26に圧力が負荷されたときのスプリングシート
の抜けを防止している。更にスプリングシート21はス
プリング3の反力やチャンバー7の油圧力で第5図の右
方に移動しないように、制御弁2の内径部に僅かな段差
が設けられている。
第5の実施例………第6図参照
この実施例では制御弁2に補助弁が組みこまれていない
がコントローラで制御されるソレノイドバルブ30によ
り制御弁2と別体に設けられた補助弁35を駆動してい
る。補助弁35は−端がスプリング36を介してハウジ
ング1に支えられ他端はソレノイドバルブ30のロッド
32に接し、ハウジング内を滑らかに摺動できるように
構成されている。例えば第6図はソレノイド電流が0の
状態を示しているが、このソレノイドに通電することに
より、ロッド32はこの電流に応じて飛び出し補肋弁3
5を同図左方に動かす。一方ハウジング1にはチャンバ
ー6に連通している制御オリフィス40が設けられてあ
り、チャンバー41は油路42を経てチャンバー25に
接続されているた。従ってソレノイドバルブ30が通電
され補助弁35が左動し、制御オリフィス40がチャン
バー41に対して開孔すると、チャンバー6の作動油は
前記制御オリフィス40、チャンバー41、油路42を
経てチャンバー25に流れ込む。即ち制御オリフィス4
0が閉じられている時は、制御オリフィス2aと2cの
面積に応じて作動油は分流されるが、制御オリフィス4
0がチャンバー41に対して開孔すると、分流比は制御
オリフィス2aの面積と、制御オリフィス2cと40と
の開孔面積の和により決定される。従ってソレノイド電
流に応じて分流比を変えることが可能となる。第6図は
制御オリフィス40の面積が変化する構成であるが、こ
の油路を常時チャンバー41に対して開孔しておき、代
わりに油路42と補助弁35とで開孔面積の変化する制
御オリフィスを構成しても同様の機能を発揮させ得るこ
とは言うまでもない。なお第6図では補助弁35の両端
を油路35aにより連通させ、補助弁35に作用する油
圧力のバランスを計っているが、この油路35aを廃止
しチャンバー33・36にそれぞれ外部から油圧を導け
ば、ソレノイドの出力のみならず油圧力に応じても制御
オリフィス40の面積即ち分流比を変化させることがで
きる。31はシールであり、各種センサーとは例えば車
速センサー、エンジン回転数センサー、油圧センサーな
どである。
(発明の効果)この発明によれば1つのオイルポンプに
より複数の油圧システムを同時に駆動できるばかりでな
く、各油圧システムの負荷状態または必要とするタイミ
ングに応じて効率的にオイルポンプの吐出流量を分流す
ることができるため、オイルポンプの駆動エネルギーを
従来システムと比較し大幅に少なくすることが可能とな
る。またオイルポンプの単位回転あたりの吐出量も小さ
くできることから、オイルポンプ本体の小型化も容易に
実現できかつシステム全体の重量軽減が計れる。更に第
4図から第6図に示したような制御オリフィスの構成を
とることにより極めて安定的に高精度に作動油を分流す
ることも可能となる。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION (Industrial field of application) The present invention relates to a shunt of hydraulic oil for use in vehicles or the like, in which hydraulic oil discharged from one oil pump is used in two or more hydraulic systems. Regarding the device. (Prior Art) Conventionally, a plurality of constant flow rate hydraulic systems used in a vehicle or the like usually have independent hydraulic sources (oil pumps). On the other hand, even in a system using the same hydraulic pressure source, a flow dividing valve as shown in FIG. 1 is used so that the respective hydraulic systems can control their required pressures independently of each other. The operation is as follows. The hydraulic oil discharged from the oil pump flows into the chamber 6 from the port 1a, and a part of the hydraulic oil flows through the control orifice 2a into the chamber 7,
The oil passage 2b, the variable throttle 18, the annular groove 9 and the port 1b flow, and the remaining hydraulic oil flows through the variable throttle 19 and the annular groove 8 to the port 1c. At this time, if the reaction force of the spring 3 is R, the pressure of the chamber 6 is P6, and the pressure of the chamber 7 is P7, it acts on the control valve 2 fitted to the housing 1 so as to be able to slide liquid-tightly and smoothly. The force balance is P7 × A + R = P6 × A, where A is the pressure receiving area of the spool. On the other hand, the flow rate Qb passing through the control orifice 2a is generally: Qb = C × S × (P6−P7) 1/2 where C is the coefficient S because it has a relation of the opening area of the control orifice 2a. Now, if the flow rate Qb is less than the set value, the pressure at P7 becomes relatively large with respect to P6. At this time, the control valve 2 slides to the right in FIG. 1 to open the variable throttle 18 forming the throttle pair of the variable throttle 19. As a result, Qb increases to a constant value, and the control valve 2 has a pressure and a spring force. Settle into a mechanically balanced position.
When Qb exceeds the set value, conversely to the above, the control valve 2 slides to the left in FIG. 1 to decrease Qb to the set value in the same manner as described above. In any case, since the control valve 2 operates if Qb is always kept constant, the hydraulic oil discharged from the oil pump is diverted to each hydraulic system at a constant rate regardless of the pressures of the ports 1b and 1c. Will be done. The cap 4 is integrally incorporated in the housing 1 with screws or the like to support the spring 3 and at the same time prevent the hydraulic oil from leaking to the outside together with the seal 5. (Problems to be Solved by the Invention) When an oil pump is provided for each hydraulic system, not only the drive structure of the pump becomes complicated, but also the installation space of the oil pump is greatly restricted. .. On the other hand, when the conventional flow dividing valve is used, the drive structure for the above problems can be solved, but there is no difference in that a large capacity oil pump is required. Now, assuming that the flow rates required for the respective hydraulic systems are Qb and Qc, naturally the required discharge flow rate Qa of the oil pump is Qa = Qb + Qc, and the required discharge flow rate and the energy required to drive the oil pump are independent. This is the same as when a pump is provided. By the way, when considering the operating state of the hydraulic system used in a vehicle or the like, it is noticed that the timings of the maximum load states of the respective hydraulic systems do not necessarily match. That is, for example, one hydraulic system is in a maximum load state during low speed running and the other hydraulic system is in a maximum load state during high speed running, or the timing of this maximum load state is divided into low engine speed and high engine speed. .. Therefore, when combining hydraulic systems with different timings for reaching these maximum load states, a flow dividing device for hydraulic oil is provided that can reduce the total energy required to drive the oil pump and can also downsize the pump body. That is the subject of the present application. (Means for Solving the Problems) In order to solve the above problems, the load pressure in each hydraulic system, the rotation speed of the device driving the oil pump, the traveling speed of the vehicle, etc. are detected, and It suffices if the split ratio of the hydraulic oil can be set according to the values such as. Therefore, the first embodiment which realizes the object of the present application by detecting the load pressure of the hydraulic stem will be described in detail with reference to FIG. In FIG. 2, port 1a is an inflow port from the pump, and 1b and 1c are discharge ports to the hydraulic systems A and B, respectively. The control valve 2 is supported by the cap 4 via a spring seat 14. On the other hand, an auxiliary valve 10 having a large diameter portion and a small diameter portion is incorporated in the control valve 2 so as to be able to slide smoothly, one end is incorporated into the control valve 2 via a spring 11, and the other end is incorporated in the control valve 2. It is supported by the snap ring 13. Since the chamber 12 communicates with the annular groove 8 via the oil passage 2d, the pressure of the chamber 12 is the discharge port 1c.
Pressure, that is, the pressure of the hydraulic system B. The chamber 6 communicates with the chamber 7 through the control orifice 2a and the oil passage 10a, but the control orifice 2c is closed by the auxiliary valve 10 in the illustrated state. (Operation) When a constant flow rate of hydraulic oil flows into the port 1a from the oil pump in such a state, the chamber 6 is generated according to the flow rate passing through the control orifice 2a as described above.
Due to the pressure difference between # 1 and # 7, the flow rate discharged from the ports 1b and 1c has a constant ratio. When the load pressure of the hydraulic system A increases in this state, that is, the pressure of the chamber 7 increases, the pressure of the chamber 12 is also low when the load pressure of the hydraulic system B is low. In FIG. 2, the control orifice 2c that has been closed by sliding to the right in FIG. 2 is opened. Then chamber 6
Since the hydraulic oil flow rate from No. 7 to No. 7 increases, it is possible to change the diversion ratio according to the load pressure of the system A. Since the spring 11 can be installed by applying compression in advance, it is possible to easily realize a setting in which the diversion ratio is gradually changed when the pressure of the system A exceeds a certain value and the diversion ratio is exceeded. it can. Control orifice 2
If a plurality of c's are provided while being shifted in the axial direction of the control valve 2,
The rate of change of the flow rate with respect to the load pressure of the system A can be changed very easily. With such a device, when the load pressure of one hydraulic system changes, the supply flow rate can be increased or decreased as needed, and at the same time, the intended purpose can be achieved. Needless to say, such a flow rate increase / decrease can be performed without delay because the control is performed using a hydraulic valve. (Embodiment) Hereinafter, other embodiments will be described in detail from FIG. 3 to FIG. Second Embodiment ... See FIG. 3 The difference from the first embodiment is that the auxiliary valve 10 is provided with a communication hole 10b and the right end of the control valve 2 is closed. As a result, the pressure of the chamber 7 also acts on the right end of the auxiliary valve 10, so that the auxiliary valve 10 slides purely according to the pressure difference between the chamber 7 and the discharge port 1c, and the opening area of the ports 2a and 2c. The hydraulic oil discharged from the pump is divided in proportion to the sum of the above. Third embodiment: See FIG. 4. A part of the hydraulic oil flowing from the port 1a is discharged from the port 1b through the control orifice 2a, the chamber 7, the oil passage 2b, the variable throttle 18, and the annular groove 9. To be done. The remaining hydraulic oil flows into the chamber 25 through the control orifice 2c and the oil passage 10a, and further the oil passage 2e, the variable throttle 19,
It is discharged from the port 1c via the annular groove 8. One end of the control valve 2 is supported by the cap 4 via the snap ring 13, the spring seat 21, and the spring 3, and the other end is supported by the housing 1 via the spring 20. Now set the pressure of chambers 7 and 25 to D 7 and P, respectively.
2 balance equation of 5 Tosureba control valve Becomes In this embodiment, since there are two springs such as 3 and 20, it is possible to set R≈O near the neutral position of the control valve 2. At this time, P 7 ≈P 25 from the above equation. .. On the other hand, since the flow rates passing through the control orifices 2a and 2c are proportional to the pressure differences between the chambers 6 and 7 and the chambers 6 and 25, respectively, the diversion ratio is
a. It will be determined by the area of 2c. For example, when the flow rate passing through the control orifice 2a is higher than the set flow dividing ratio, the pressure at P 7 becomes relatively lower than the pressure at P 25 . Then, the control valve 2 moves to the left in FIG. 4 and throttles the variable throttle 18. As a result, the pressure of P 7 increases and the flow rate passing through the control orifice 2a decreases. On the contrary, when the flow rate passing through the control orifice 2a is small, the control valve 2 slides in the opposite direction to the variable throttle 19, and the flow rate passing through the control orifice 2a increases. Therefore, the diversion ratio is always kept at the set value. The feature of this structure is that the hole diameters of the control orifices 2a and 2c can be set to be the same. It is generally known that the flow coefficient changes according to the Reynolds number determined by the flow velocity and kinematic viscosity of the hydraulic oil passing through the orifice, and the dimension represented by the diameter of the orifice. By making the diameters of the holes the same and changing only the number of holes, the flow coefficient of each hole can be made constant. This indicates that according to this structure, the working oil can be diverted with extremely high accuracy regardless of changes in the discharge flow rate from the pump and changes in the oil temperature.
(In the conventional example of FIG. 1, the control orifice 2a and the variable throttle 1 are
It is structurally impossible to configure 9 and 9 with the same hole diameter. By the way, since the large diameter portion of the spring seat 21 is incorporated in the inner diameter of the control valve 2 with a gap, when the pressure of the discharge port 1b and the chamber 7 becomes high, this pressure acts on the left end of the auxiliary valve 10. Meanwhile chamber 12
Is communicated with the annular groove 8 by the oil passage 2d, so when the pressure of the discharge port 1b becomes relatively higher than the pressure of the discharge port 1c, the auxiliary valve 10 slides to the right in FIG. The area of 2c is reduced and the amount of hydraulic oil discharged from the discharge port 1b is increased. The spring 11
Is incorporated between the auxiliary valve 10 and the control valve 2 as in the first embodiment. Fourth Embodiment ... See FIG. 5 The basic operation is the same as that of the third embodiment, but the auxiliary valve 1
Chambers 26 and 12 for exerting hydraulic pressure on 0
Are connected to the ports 1d and 1e, respectively, and are set so that the auxiliary valve can be operated by the pressure from the outside to change the diversion ratio. The spring seat 21 is set so as to keep the chamber 26 liquid-tight by providing a seal 29 on the large diameter portion or press-fitting into the control valve 2, and the snap ring 13 keeps the pressure in the chamber 26. Prevents the spring seat from coming off when loaded. Further, the spring seat 21 is provided with a slight step in the inner diameter portion of the control valve 2 so as not to move to the right in FIG. 5 due to the reaction force of the spring 3 and the hydraulic pressure of the chamber 7. Fifth embodiment: See FIG. 6 In this embodiment, an auxiliary valve is not incorporated in the control valve 2, but an auxiliary valve provided separately from the control valve 2 by a solenoid valve 30 controlled by a controller. 35 is being driven. The auxiliary valve 35 has a negative end supported by the housing 1 via a spring 36, and the other end is in contact with the rod 32 of the solenoid valve 30 so that the auxiliary valve 35 can slide smoothly in the housing. For example, FIG. 6 shows a state where the solenoid current is 0. By energizing this solenoid, the rod 32 pops out in response to this current and the prosthetic flap valve 3
Move 5 to the left in the figure. On the other hand, the housing 1 was provided with a control orifice 40 communicating with the chamber 6, and the chamber 41 was connected to the chamber 25 via an oil passage 42. Therefore, when the solenoid valve 30 is energized and the auxiliary valve 35 is moved to the left and the control orifice 40 is opened to the chamber 41, the working oil in the chamber 6 passes through the control orifice 40, the chamber 41 and the oil passage 42 to the chamber 25. Pour in. That is, control orifice 4
When 0 is closed, the hydraulic oil is divided according to the areas of the control orifices 2a and 2c, but the control orifice 4
When 0 is opened in the chamber 41, the diversion ratio is determined by the sum of the area of the control orifice 2a and the area of the control orifices 2c and 40. Therefore, it becomes possible to change the diversion ratio according to the solenoid current. FIG. 6 shows a configuration in which the area of the control orifice 40 changes, but this oil passage is always opened in the chamber 41, and instead, the opening area changes in the oil passage 42 and the auxiliary valve 35. It goes without saying that the same function can be achieved even if the control orifice is configured. In FIG. 6, both ends of the auxiliary valve 35 are communicated with each other through the oil passage 35a to balance the oil pressure acting on the auxiliary valve 35. However, the oil passage 35a is eliminated and hydraulic pressure is applied to the chambers 33 and 36 from the outside. Thus, the area of the control orifice 40, that is, the diversion ratio can be changed not only by the output of the solenoid but also by the hydraulic pressure. Reference numeral 31 is a seal, and various sensors are, for example, a vehicle speed sensor, an engine speed sensor, a hydraulic pressure sensor, and the like. (Effect of the Invention) According to the present invention, not only can a plurality of hydraulic systems be driven simultaneously by one oil pump, but also the discharge flow rate of the oil pump can be efficiently adjusted according to the load state of each hydraulic system or the required timing. Since the flow can be divided, the drive energy of the oil pump can be significantly reduced as compared with the conventional system. Also, since the discharge amount per unit rotation of the oil pump can be reduced, downsizing of the oil pump body can be easily realized and the weight of the entire system can be reduced. Further, by adopting the structure of the control orifice as shown in FIGS. 4 to 6, it is possible to divide the working oil very stably and highly accurately.
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の分流装置の構造例とシステムの全体構成
を示すもので、第2図から第6図までは本願にかかわる
分流装置の実施例を示す。
1 ハウジング 1a 流入ポート
1b 吐出ポート 1c 吐出ポート
2 制御弁 2a 制御オリフィス
2b 油路 2c 制御オリフィス
3 スプリング
6,7チャンバー 8,9環状溝
10 補助弁 11 スプリング
12 チャンバー 18 可変絞り
19 可変絞り 20 スプリング
21 スプリングシート
25 チャンバー
30 ソレノイドバルブ
32 ロッド 35 補助弁
36 スプリング 40 制御オリフィス
41 チャンバー 42 油路BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 shows a structural example of a conventional flow dividing device and an overall configuration of a system, and FIGS. 2 to 6 show an embodiment of the flow dividing device according to the present application. 1 Housing 1a Inflow port 1b Discharge port 1c Discharge port 2 Control valve 2a Control orifice 2b Oil passage 2c Control orifice 3 Spring 6,7 Chamber 8,9 Annular groove 10 Auxiliary valve 11 Spring 12 Chamber 18 Variable throttle 19 Variable throttle 20 Spring 21 Spring seat 25 Chamber 30 Solenoid valve 32 Rod 35 Auxiliary valve 36 Spring 40 Control orifice 41 Chamber 42 Oil passage
Claims (1)
れる作動油を2つ以上の油圧システムに分流する装置に
おいて、作動油の分流比を決めている制御オリフィスと
1対の可変絞りとを備えるとともに、圧力または電気信
号などに応じてこの分流比を決めている制御オリフィス
の面積を変化させ、分流比を変え得るように構成したこ
とを特徴とする作動油の分流装置。 (2)1項において、制御オリフィスが設けらた制御弁
に内孔とこの内孔に摺動可能なようにはめ合わされた補
助弁、および、制御弁と補助弁との相対動きに応じて反
力を発生するばねとを備え、補助弁に作用する油圧力に
応じて制御オリフィスの面積を変化させるように構成し
たことを特徴とする作動油の分流装置。Claims: (1) In a device for dividing hydraulic oil discharged from one oil pump into two or more hydraulic systems, which is used in a vehicle or the like, a control orifice and a control orifice that determine a split ratio of the hydraulic oil. A split flow of hydraulic oil, which is equipped with a pair of variable throttles and is configured to change the split flow ratio by changing the area of the control orifice that determines the split flow ratio according to pressure or electric signals. apparatus. (2) In the item (1), the control valve provided with the control orifice has an inner hole, an auxiliary valve slidably fitted in the inner hole, and an anti-reaction depending on the relative movement between the control valve and the auxiliary valve. A hydraulic oil flow dividing device, comprising: a spring for generating a force, and configured to change an area of a control orifice in accordance with an oil pressure acting on an auxiliary valve.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3130767A JPH0544704A (en) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | Flow dividing device for hydraulic operating oil |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3130767A JPH0544704A (en) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | Flow dividing device for hydraulic operating oil |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544704A true JPH0544704A (en) | 1993-02-23 |
Family
ID=15042177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3130767A Pending JPH0544704A (en) | 1991-03-18 | 1991-03-18 | Flow dividing device for hydraulic operating oil |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0544704A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000008341A1 (en) * | 1998-08-04 | 2000-02-17 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. | Flow dividing valve |
-
1991
- 1991-03-18 JP JP3130767A patent/JPH0544704A/en active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000008341A1 (en) * | 1998-08-04 | 2000-02-17 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. | Flow dividing valve |
EP1035332A1 (en) * | 1998-08-04 | 2000-09-13 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. | Flow dividing valve |
US6371150B1 (en) | 1998-08-04 | 2002-04-16 | Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd. | Flow dividing valve |
EP1035332A4 (en) * | 1998-08-04 | 2006-02-08 | Caterpillar Mitsubishi Ltd | Flow dividing valve |
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