JPH0544195U - 熱変色具 - Google Patents
熱変色具Info
- Publication number
- JPH0544195U JPH0544195U JP10428391U JP10428391U JPH0544195U JP H0544195 U JPH0544195 U JP H0544195U JP 10428391 U JP10428391 U JP 10428391U JP 10428391 U JP10428391 U JP 10428391U JP H0544195 U JPH0544195 U JP H0544195U
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- Japan
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- thermochromic
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱変色性素材を挟持して、熱変色像を簡便に
形成する。 【構成】 熱又は冷熱媒体2を収容する容器部3を、一
方の挟持片41に取り付ける。容器部3の底面31は、
金属等の伝熱材料よりなる。容器部底面31と他方の挟
持片42との間に熱変色性素材を挟持させ、熱変色像を
容易に得る。
形成する。 【構成】 熱又は冷熱媒体2を収容する容器部3を、一
方の挟持片41に取り付ける。容器部3の底面31は、
金属等の伝熱材料よりなる。容器部底面31と他方の挟
持片42との間に熱変色性素材を挟持させ、熱変色像を
容易に得る。
Description
【0001】
本考案は熱変色具に関する。さらに詳細には、シート状熱変色性素材を挟持し て簡便に変色させる、玩具用に好適な熱変色具に関する。
【0002】
熱変色性玩具を熱変色させる変色具として、筆記具形態の変色具は実開昭62 −139573号公報等に開示されている。
【0003】
本考案は、シート状或いは薄肉状の熱変色性素材を挟持して、従来の筆記具形 態の変色具に比して、一定の複数の熱変色像を簡便に形成させたり、人形玩具の 熱変色性ドレス等の着衣状態にあっても簡便に熱変色させることができる熱変色 具を提供しようとするものである。
【0004】
本考案熱変色具を図面について説明する。 本考案熱変色具1は、シート状或いは薄肉状の熱変色性素材を挟持して変色さ せる熱変色具であって、熱又は冷熱媒体2を収容する容器部3と、対向挟持片4 1、42をもつ挟持部4からなり、容器部3は一方の挟持片41に取り付けられ 、該容器部の底面31と他方の挟持片42との間に熱変色性素材7を挟持可能に 構成したことを要件とする。 更には、容器部3の底面31は少なくとも金属材からなり、挟持片41、42 はU形状に折曲した金属又はプラスチック片であることを要件とする。 前記構成において、熱又は冷熱媒体2は、温水、冷水、氷片、或いは市販の保 冷剤や蓄熱剤等を挙げることができる。 容器部3は、アルミニウム、鉄、銅、その他合金の金属材からなる容器、或 いは薄肉状に形成したプラスチック容器、少なくとも底面を金属材で形成した容 器等を例示できる。 挟持部4は、U形状に折曲した、金属薄片、プラスチック成形片等の折曲げ部 を支点とする弾発機能をもつもの、個別の挟持片41、42の端部を軸支し、弾 発部材等を介在させた構成等を例示できる。 前記容器3の底面31と、挟持片42との間には、伝熱材料、例えば、金属板 片等からなる適宜形状の押印部材5を介在させて、目的に応じた熱変色像71を 熱変色性素材7の所望箇所に形成させることができる。 又、フェルト、プラスチック多孔性シート等の下敷き部材6を挟持箇所に介在 させて、容器底面31と対象の熱変色性素材7面との密接性を保持し、伝熱効果 を有効に機能させ、鮮明な熱変色像71の形成に役立てることができる。
【0005】
容器部3には、温水、氷片、冷水等の熱又は冷熱媒体2を取り換え自在に収容 させることができ、収容状態においては容器底面31を加熱、或いは冷却する。 対象の熱変色性素材7を容器底面31と挟持片42との間に挟持させると、前 記伝熱効果により、熱変色性対象素材7表面に熱変色像71を形成する。 適宜形状の押印部材5を介在させた系では、該部材5の形状の熱変色像71を 形成する。
【0006】
直径2cmの円形底面31、高さ4cmの円筒状容器3(金属製)を、3cm 幅、全長12cmの帯状プラスチック片の中間部をU形状に折曲して得られた、 挟持片41、42の一片41に配設の孔部に装着させて熱変色具1を構成した。
【0007】 適用例 前記熱変色具1の容器部3に氷片2を収容させ、前記容器部3の底面31と対 向位置の挟持片42には、プラスチック多孔体からなる下敷き部材6を配置し、 熱変色性対象素材7〔白色の生地に色彩記憶性感温色素(赤色から無色、無色か ら赤色に可逆的に変色する:低温側変色点15℃、高温側変色点35℃を含む色 材をコートしてなる〕を挟持したところ、室温下で白色を呈していた生地の挟持 部に直径2cmの円形(赤色)の変色像71を形成した。順次繰り返して、他の 箇所を挟持したところ同様の熱変色像71を現出させた。前記変色像71は、1 7℃〜30℃の室温下で記憶保持された。次いで、前記氷片2に換えて、42℃ の温水を容器部3に充填して、前記赤色の変色像71の箇所を挟持したところ、 元の白色に復元させることができた。又着磁性押印部材5を介在させて同様に挟 持したところ、押印部材5の形状と同じ変色像を形成させることができた。 又、熱変色性の人形ドレス(着衣状態)の、適所の変色に際し前記熱変色具1 を適用したところ、簡便に鮮明な変色像71を形成させることができた。
【0008】
本考案変色具1は、氷片、冷水、温水等の身近にある媒体を用い、簡便に対象 の熱変色性素材を熱変色させることができ、しかも熱変色性素材を挟持するのみ で、一定の熱変色像を得ることができる。 10℃〜35℃近辺に変色温度をもつ熱変色性シート或いは薄肉状材料により 形成される玩具要素と組み合わせたセット商品を構成すれば、幼児等にあっても 安心して熱変色させる遊びに供することができる。
【図1】本考案熱変色具の一実施例の縦断面図である。
【図2】図1の熱変色具の使用状態の説明図である。
【図3】図1の変色具に着磁性押印部材を装着させた状
態の説明図である。
態の説明図である。
【図4】押印部材の一実施例の平面図である
【図5】本考案変色具の使用状態の説明図である。
1 熱変色具 2 熱または冷熱媒体 3 容器部 31 底面 4 挟持部 41 挟持片 42 挟持片 5 押印部材 6 下敷き部材 7 熱変色性素材 71 熱変色像
フロントページの続き (72)考案者 田中 俊昭 愛知県名古屋市昭和区緑町3−17パイロツ トインキ株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 シート状或いは薄肉状の熱変色性素材を
挟持して変色させる熱変色具であって、熱又は冷熱媒体
を収容する容器部と、対向挟持片をもつ挟持部からな
り、容器部は一方の挟持片に取り付けられ、該容器部の
底面と他方の挟持片との間に熱変色性素材を挟持可能に
構成した熱変色具。 - 【請求項2】 容器部の底面は少なくとも金属材からな
り、挟持部はU形状に折曲した金属又はプラスチック片
である請求項1記載の熱変色具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991104283U JP2561917Y2 (ja) | 1991-11-23 | 1991-11-23 | 熱変色具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991104283U JP2561917Y2 (ja) | 1991-11-23 | 1991-11-23 | 熱変色具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0544195U true JPH0544195U (ja) | 1993-06-15 |
JP2561917Y2 JP2561917Y2 (ja) | 1998-02-04 |
Family
ID=14376604
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991104283U Expired - Fee Related JP2561917Y2 (ja) | 1991-11-23 | 1991-11-23 | 熱変色具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2561917Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01112899U (ja) * | 1988-01-27 | 1989-07-28 | ||
JPH02106299U (ja) * | 1989-02-09 | 1990-08-23 |
-
1991
- 1991-11-23 JP JP1991104283U patent/JP2561917Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01112899U (ja) * | 1988-01-27 | 1989-07-28 | ||
JPH02106299U (ja) * | 1989-02-09 | 1990-08-23 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2561917Y2 (ja) | 1998-02-04 |
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Legal Events
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