JPH0539918Y2 - - Google Patents

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JPH0539918Y2
JPH0539918Y2 JP2960987U JP2960987U JPH0539918Y2 JP H0539918 Y2 JPH0539918 Y2 JP H0539918Y2 JP 2960987 U JP2960987 U JP 2960987U JP 2960987 U JP2960987 U JP 2960987U JP H0539918 Y2 JPH0539918 Y2 JP H0539918Y2
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Finishing Walls (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、極めて簡単に建築計画図を作成す
ることができる建築計画図作成用下敷きに関す
る。
〔従来の技術〕
建築物を建築するに当たつては、まず、どのよ
うな外観でどのような間取りとするのか、あるい
は各室内にどのような家具を置いて植木の配置は
どのようにするのかなどをイメージ的に構築して
ゆく必要がある。このような場合、施主との打ち
合わせを行う担当者が自己の知識経験に基づいて
個々におこなつている。このため、近年において
は、施主との打合せに有用な建築物の透視図等
を、簡単且つ容易に作成するための種々の用具が
用いられている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来技術によると、例え
ば、建築物の壁等の様々な直線を描いた台紙の上
に、トレーシングペーパー等の用紙を置いて透視
図を作成するのであるが、この台紙には、開口部
天端線や窓線が描かれておらず、室内の輪郭及び
物品の配置を描く際は、作成者が適宜に描かなけ
ればならず、余分な時間を要し面倒である。又、
前記台紙に描かれた透視図は、対象となる建築物
が大きい場合、新たにトレーシングペーパー等の
用紙の上で、奥行き寸法、開口寸法、高さ等を広
げて作成しなければならず、手間が掛かると共に
作成者の負担となる。更に、前記台紙について
は、その表面のみに透視図等の必要図面が描かれ
ており、他の各階平面図や物品図等の図面を前記
トレーシングペーパー等の用紙に描き加える場
合、一旦用紙を外し再度別に用意された台紙の上
に置くこととなり、面倒な作業を余儀なくされる
という問題点がある。
〔問題点を解決するための手段〕
このような問題点は、前記台紙の表面に描かれ
た建築物の壁等の様々な直線に、開口部天端線や
窓線が不足していることにより生じる。又、種々
の大きさの建築物に対応するために、壁等の様々
な直線を広げる際の、基準となるものが不足して
いることにより生じる。更に、前記台紙は、その
表面のみを使用したものであり、裏面の使用がな
されていないことにより生じる。そこで、本考案
は、前記に指摘した不足の線や基準を具備すると
共に、表面は勿論のこと裏面をも使用した下敷き
を用いることによつて、前記の問題点の解決を図
ることを技術的課題としてなされたものであつ
て、 台紙の表面に室内透視図作成用グラフを記載
し、該室内透視図作成用グラフには、基本四角形
線と開口部天端線又は窓線とを設けると共に、前
記基本四角形線の横幅の延長位置を明示する複数
の延長点を設け、且つ、前記台紙の裏面に建築物
の各階平面図等の建築物説明図と、家具図、乗物
図、植物図等の建築物の内部及び周囲に存在する
物品図を記載したことを特徴とする建築計画図作
成用下敷きを使用するところにある。
〔作用〕
上記手段による建築計画図作成用下敷きを使用
して建築物の計画図を描いてゆくには、この建築
計画図作成用下敷きの表面又は裏面の上にプラン
ニングシートやトレーシングペーパー等の透明又
は半透明の用紙を置いて密着させて、テープ等で
固定する。そして、フリーハンド若しくは定規等
を使用して描いてゆくだけでよい。すると、建築
計画図作成用下敷きの表面および裏面に描いた室
内透視図作成用グラフや建築物説明図及び物品図
を元にして描ける。この時、前記室内透視図作成
用グラフには、開口部天端線や窓線が具備されて
おり、作成者の目安となり、従来のものに比して
短時間に透視図を描くことができる。また、前記
室内透視図作成用グラフには、基本四角形線の横
幅の延長位置を明示する複数の延長点が具備され
ているため、前記の横幅より越える室内透視図を
作成する場合、この延長点を結ぶのみで、新たな
基本四角形線を求めることができ、種々の建築物
に対応した室内透視図を簡単且つ容易に作成でき
る。更に、本考案の建築計画図作成用下敷きは、
その表面に前記室内透視図作成用グラフが記載さ
れると共に、その裏面には、建築物の各階平面図
等の建築物説明図と、家具図、乗物図、植物図等
の建築物の内部及び周囲に存在する物品図が記載
されており、1つの建築計画図作成用下敷きを用
いて建築物の計画図が作成可能となるため、作成
者の負担の軽減が図られ、且つ、作成時間の短縮
及び費用の削減が達成できる。
〔実施例〕
この考案の実施例について以下図面に基づいて
説明する。
建築計画図作成用下敷き1は、台紙2の表面に
少なくとも室内透視図作成用グラフ3を記載し、
台紙2の裏面に建築物の各階平面図等の建築物説
明図4と、家具図5、乗物図6、植物図7等の建
築物の内部及び周囲に存在する物品図8を記載し
たものである。
台紙2は、厚紙、ステンレス等の薄金属板、合
成樹脂薄板等の硬質な材質のものが、持ち運びし
ても皺にならず且つ印刷した場合における歪の防
止、安定性等の点において最も望ましいが、特に
限定されるものではなく薄紙等であつてもよい。
室内透視図作成用グラフ3は、第1図乃至第2
図に示すものである。まず第1図について説明す
ると、正面の壁等の仕切線を示す基本四角形線9
と、該基本四角形線9の対角線の交点から外れた
位置にある消点10と、該消点10を中心にして
前記基本四角形線9の外側へ放射状に引いた複数
の放射線11と、前記基本四角形線9の外側へ該
基本四角形線9の相似形で且つ基本四角形線9か
ら遠ざかるに従つて次第に大きな間隔距離となる
ように描いた複数の相似四角形線12とを基本構
成とするグラフである。基本四角形線9の内部に
は、前記消点10の他に、前記放射線11と基本
四角形線9との交点をその両端部とする縦線13
及び横線14が横方向及び縦方向にそれぞれ等間
隔に複数本描かれると共に、開口部天端の高さ位
置を示す開口部天端線15,15′の窓の高さ位
置を示す窓線16,16′が、前記横線14と平
行に描かれている。又、これら開口部天端線1
5,15′及び窓線16,16′と基本四角形線9
との交点からは、消点10を中心にして基本四角
形線9の外側へ放射状に延長して描かれている。
これら開口部天端線15,15′及び窓線16,
16′は、基本四角形線9、放射線11、相似四
角形線12、縦線13及び横線14等と区別し易
いように、線の太さや種類あるいは色彩を変える
ように描くのが望ましい。また、前記正面の壁面
に相当する基本四角形線9の横幅は、一応の基準
となる長さに定めているが、建築物の種類によつ
ては、この基準を越える場合もあるので、その延
長位置を明示するために、基本四角形線9の外側
で且つ放射線11と平行に複数の延長点17,1
7′が描かれている。
この第1図の室内透視図作成用グラフ3におい
ては、消点10を対角線の交点よりも上方に位置
させることによつて、人が室内で立つた時の目の
位置に消点10が位置するようになつているの
で、洋室の室内の透視図を描くのに適するが、こ
の室内透視図作成用グラフ室内透視図作成用グラ
フ3を上下方向に反対に向けて使用すると、人が
室内で座つた時の目の位置に消点10が位置する
ので、和室の室内の透視図を描くのに適するよう
になつている。前記した開口部天端線15、窓線
16等は洋室の線であり、開口部天端線15′、
窓線16′等は和室用の線である。
第2図は、他の室内透視図作成用グラフ3を示
す。前記室内透視図作成用グラフ3と異なるとこ
ろは、正面の壁面に相当する基本四角形線9を縦
方向に長い形状とし、且つ、消点10を該基本四
角形線9の対角線の交点の位置よりも図に向かつ
て左下方へずらせた位置に設けた点である。この
相違点は、この室内透視図作成用グラフ3が、廊
下や玄関を描くのに利用するためであることと、
玄関口が真正面よりも幾分左側にそれているこ
と、玄関口が敷居よりも一段低くなつていること
等によるためである。なお、基本四角形線9の中
央部右側に階段を描く場合のために、段状の階段
線18を新たに描き込んでいる。
以上に示した2つの室内透視図作成用グラフ3
のいずれか若しくは双方を台紙2の表面に記載す
る。
なお、必要に応じて、第3図に示す建築物の立
面図作成用グラフ19を前記室内透視図作成用グ
ラフ3と共に台紙2の表面に記載してもよい。こ
の立面図作成用グラフ19は、建築物の立面図を
描く際に利用するものであつて、複数の縦線20
と横線21の他に、屋根の勾配を示す複数の傾斜
角度の異なる斜線22、開口部天端を示す開口部
天端線23及び窓の高さ位置を示す窓線24がそ
れぞれ記載されたものである。
台紙2の裏面には、前記したように、建築物説
明図4と物品図8が記載される。建築物説明図4
は、1階平面図25、2階平面図26のように、
建築物の各階の平面図がその周辺の景色等と共に
又は単独に描かれたものである。この1階平面図
25、2階平面図26等に描かれた間取りなど
は、必要に応じて適宜選択変更される。
このような建築物説明図4に隣接して、物品図
8が記載される。この物品図8は、食卓、戸棚、
テレビ、冷蔵庫、座卓、書棚、コタツ、ベツド、
机、タンス、ソフア、ピアノ、スツール等々の家
具図5と、乗用車、バイク、自転車等の乗物図6
と、竹、針葉樹、特殊樹、生垣、常緑広葉樹、灌
木等々の植物図7及びその他の建築物の内部及び
外部に存在する物品図等からなつている。これら
の建築物説明図4及び物品図8は、全て同一縮尺
によつて表現されていて、単に写すのみで計画図
が描けるようになつている。
以上のような構成からなるこの建築計画図作成
用下敷き1を使用して、建築計画図を描く場合に
は、この建築計画図作成用下敷き1の表面又は裏
面の上にプランニングシートやトレーシングペー
パー等の透明又は半透明の用紙を置いて密着させ
て、テープ等で固定する。そして、フリーハンド
若しくは定規等を使用して描いてゆく。第1図及
び第2図に示す台紙2の表面の室内透視図作成用
グラフ3を使用して描いた室内透視図例を第5図
及び第6図に示す。また、第3図に示す立面図作
成用グラフ19を使用して描いた立面図を第7図
に示す。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案の建
築計画図作成用下敷きによると、建築計画図作成
用下敷きの表面及び裏面にそれぞれ室内透視図作
成用グラフ及び建築物説明図、物品図が記載され
ているので、建築物の計画図を作成する場合に
は、これらのグラフおよび図面をもとにして描い
てゆけばよいので、極めて簡単にしかも短時間で
正確な計画図を描くことが出来ると共に、表面と
裏面とが使用可能であり、1つの建築計画図作成
用下敷きによつて建築物の計画図が作成できる。
又、前記室内透視図作成用グラフには、開口部天
端線や窓線が具備されており、作成者の目安とな
り、従来のものに比して短時間に透視図を描くこ
とができる。加えて、前記室内透視図作成用グラ
フには、基本四角形線の横幅の延長位置を明示す
る複数の延長点が具備されているため、前記の横
幅より越える室内透視図を作成する場合、この延
長点を結ぶのみで、新たな基本四角形線を求める
ことができ、種々の建築物に対応した室内透視図
を簡単且つ容易に作成出来る。更に、描いてゆく
図面は、統一された方式あるいは統一された物品
図を使用しているので、この計画図に基づいて設
計者が正式図面を描いてゆく場合の判断解釈も統
一されて楽にしかも正確に早く仕上げることがで
きる利点がある。このようにして、建築物の計画
図が作成可能となるため、作成者の負担の軽減が
図られ、且つ、作成時間の短縮及び費用の削減が
達成できる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は建築
計画図作成用下敷きの表面に記載する室内透視図
作成用グラフ、第2図は建築計画図作成用下敷き
の表面に記載する他の室内透視図作成用グラフ、
第3図は建築計画図作成用下敷きの表面に必要に
応じて記載する立面図作成用グラフ、第4図は建
築計画図作成用下敷きの裏面に記載する建築物説
明図と物品図の記載例図、第5図は第1図に基づ
いて記載した室内透視図、第6図は第2図に基づ
いて記載した室内透視図、第7図は第3図に基づ
いて記載した建築物の立面図。 1……建築計画図作成用下敷き、2……台紙、
3……室内透視図作成用グラフ、4……建築物説
明図、5……家具図、6……乗物図、7……植物
図、8……物品図、9……基本四角形線、15,
15′……開口部天端線、16,16′……窓線、
17,17′……延長点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 台紙の表面に室内透視図作成用グラフを記載
    し、該室内透視図作成用グラフには、基本四角形
    線と開口部天端線又は窓線とを設けると共に、前
    記基本四角形線の横幅の延長位置を明示する複数
    の延長点を設け、且つ、前記台紙の裏面に建築物
    の各階平面図等の建築物説明図と、家具図、乗物
    図、植物図等の建築物の内部及び周囲に存在する
    物品図を記載した、ことを特徴とする建築計画図
    作成用下敷き。
JP2960987U 1987-03-01 1987-03-01 Expired - Lifetime JPH0539918Y2 (ja)

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