JPH0538973U - 電子機器のユニツト構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用する状態に合わせて、ユニットの実装方
向を自由自在に変更できるとともに表示文字の向きを容
易に判読できる構造を得るため。 【構成】 側面部分の４面に凹部を設けた概略正方形の
本体を有する電子機器のユニットと、上下部分に凸部を
有するケースより構成されている。 【効果】 使用状態により任意の方向に電子機器のユニ
ットを実装できる効果がある。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、情報通信装置に使用する電子機器のユニット構造に関するもので ある。

【０００２】

【従来の技術】

図５は、従来の電子機器のユニット構造を示す外観斜視図であり、図において 、３は電子機器のユニットであり、２はこの電子機器のユニット３の前面に表示 される文字の１例である。尚、図５は、横置きに実装した状態を示す。図６は、 図５に示す電子機器のユニット構造をたて置きに実装した状態を示す外観斜視図 である。

【０００３】 次に作用について説明する。電子機器のユニット３は、通常、横置きの状態で 使用する場合が多いため表示文字２は、電子機器のユニット３を横置きにした状 態で上向きになるように表示されている。 この電子機器のユニット３をたて置きの状態で使用する場合、表示文字２は、 右又は左の何れかが上向きになるように表示される。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

従来の電子機器のユニット構造は、以上のように構成されているので、使用す る状態によっては、表示文字が判読困難であるなどの問題点があった。

【０００５】 この考案は、上記のような問題点を解消するためになされたもので、使用する 状態に合わせてユニットの実装方向を自由自在に変更できるとともに、表示文字 の向きも容易に判読できる構造を得ることを目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

この考案に係る電子機器のユニット構造は、ユニットを正方形に分割するとと もに、このユニットを収納するケースにガイド用の凸部を設けることにより、ユ ニットの実装方向を自由自在に変更できるようにしたものである。

【０００７】

【作用】

この考案における電子機器のユニット構造は、正方形に分割したユニットの側 面部分の４面に凹部を設け、ケース側の凸部と相互に嵌合することにより、使用 状態に合わせたユニット実装が選択でき表示文字が容易に判読できる作用がある 。

【０００８】

【実施例】

実施例１． 以下、この考案の一実施例を図について説明する。図１において１はユニット 、２はこのユニット１の前面に表示される文字の例である。図２は、このユニッ ト１を収納するためのケースである。図２において、４はケース本体、５はこの ケース本体４に設けられた凸部である。図３は、電子機器のユニット１をケース に実装し、横置きに使用する場合を示す。同様に、図４は、たて置きに使用する 場合を示す。

【０００９】 次に作用について説明する。電子機器のユニット１は、通常横置きの状態で使 用する場合が多いため表示文字２は、電子機器のユニット１を横置きにした状態 で上向きになるように表示されている。 この電子機器のユニット１をたて置きの状態で使用する場合、ケース４をたて の方向になるように取付け電子機器のユニット１を表示文字２が上向きになるよ うに、ケース４の凸部５と電子機器のユニット１の凹部６を嵌合するように実装 する。

【００１０】 実施例２． なお、上記実施例では電子機器のユニット１の側面部分の４面に凹部を設け、 ケース４には凸部を設けたものを示したが、図７に示す通り電子機器のユニット １の側面部分の４面に凸部を設け、図８に示す通りケース４には凹部を設けても よい。

【００１１】

【考案の効果】

以上のように、この考案によれば電子機器のユニットを横置き又は、たて置き の方向に自由自在に実装できるように構成したので、表示文字の方向が常に上向 きになり意匠上や使用上で使い易いものが得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例による電子機器のユニット
を示す外観斜視図である。

【図２】この考案の一実施例によるケースを示す外観斜
視図である。

【図３】この考案の一実施例による横置き実装図であ
る。

【図４】この考案の一実施例によるたて置き実装図であ
る。

【図５】従来の電子機器のユニット構造による横置きの
外観斜視図である。

【図６】従来の電子機器のユニット構造によるたて置き
の外観斜視図である。

【図７】この考案の他の実施例による電子機器のユニッ
トを示す外観斜視図である。

【図８】この考案の他の実施例によるケースを示す外観
斜視図である。

【符号の説明】

１ 電子機器のユニット ４ ケース ５ 凸部 ６ 凹部

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 概略正方形の電子機器のユニットの側面
   部分の４面に凹部を設け、ケース側の上下部分の凸部と
   嵌合することにより、電子機器のユニット実装方向を任
   意に選択できるようにしたことを特徴とする電子機器の
   ユニット構造。