JPH0538260A - シート状物の押出成型装置 - Google Patents
シート状物の押出成型装置Info
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- JPH0538260A JPH0538260A JP3222251A JP22225191A JPH0538260A JP H0538260 A JPH0538260 A JP H0538260A JP 3222251 A JP3222251 A JP 3222251A JP 22225191 A JP22225191 A JP 22225191A JP H0538260 A JPH0538260 A JP H0538260A
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- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/25—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
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- B29C48/305—Extrusion nozzles or dies having a wide opening, e.g. for forming sheets
- B29C48/31—Extrusion nozzles or dies having a wide opening, e.g. for forming sheets being adjustable, i.e. having adjustable exit sections
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- B29C48/00—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor
- B29C48/03—Extrusion moulding, i.e. expressing the moulding material through a die or nozzle which imparts the desired form; Apparatus therefor characterised by the shape of the extruded material at extrusion
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Formation And Processing Of Food Products (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ガム原料の物性の微妙な変化に影響されるこ
となく、常に一定の厚みのガムを押し出す。 【構成】 押出成型機の先端に取付けたダイ内に筒状流
路をその巾方向に複数個設け、この筒状流路に該流路の
開度を調節する流量調節器を各々取付ける。そして、ダ
イから吐出されたシートの厚みを検出する厚み検出器を
前記筒状流路に対応した位置にそれぞれ配置し、この厚
み検出器の信号値に応じてダイ内の各筒状流路に設けた
バルブを調節することにより、ガム物性に変動があって
も、これに影響されることのない、常に一定の厚みのシ
ート状ガムを圧延ローラーに供給する。
となく、常に一定の厚みのガムを押し出す。 【構成】 押出成型機の先端に取付けたダイ内に筒状流
路をその巾方向に複数個設け、この筒状流路に該流路の
開度を調節する流量調節器を各々取付ける。そして、ダ
イから吐出されたシートの厚みを検出する厚み検出器を
前記筒状流路に対応した位置にそれぞれ配置し、この厚
み検出器の信号値に応じてダイ内の各筒状流路に設けた
バルブを調節することにより、ガム物性に変動があって
も、これに影響されることのない、常に一定の厚みのシ
ート状ガムを圧延ローラーに供給する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガム原料の物性の微
妙な変化に影響されることなくシート巾方向で常に一定
の厚みのガムを押し出すことが出来るシート状物の押出
成型装置に関する。
妙な変化に影響されることなくシート巾方向で常に一定
の厚みのガムを押し出すことが出来るシート状物の押出
成型装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板ガムの製造工程は次の工程を経
て製造される。即ち押出成型機からシート状に吐出され
た温かい軟質状のガムは直列に多段に設けた圧延ローラ
ー間を通過させることにより、該ガムを所定の厚みに
し、これを冷却・熟成室を通して硬化した後、ローラー
表面にカッターを備えたカッティング装置により製品寸
法の板ガムに切断し、包装工程へ供給される。
て製造される。即ち押出成型機からシート状に吐出され
た温かい軟質状のガムは直列に多段に設けた圧延ローラ
ー間を通過させることにより、該ガムを所定の厚みに
し、これを冷却・熟成室を通して硬化した後、ローラー
表面にカッターを備えたカッティング装置により製品寸
法の板ガムに切断し、包装工程へ供給される。
【0003】ところで、前記押出成型機の先端には図7
に示す如く押出成型機から押し出されたガムをシート状
に成型する為のダイ1が設けてある。ところが、押出成
型機に供給するガム原料は前処理工程での混合状態や品
温の微妙な違いにより常に物性が一定とならず、この
為、ダイ内に於いても同様にガム物性が変化してしま
う。即ち、ダイ内でのガム流速分布が常に一定となら
ず、ダイより吐出されたシート状物のガムは図7のA,
B,Cに示す如くシート巾方向で厚みがばらつき、ま
た、その厚みが変化していた。
に示す如く押出成型機から押し出されたガムをシート状
に成型する為のダイ1が設けてある。ところが、押出成
型機に供給するガム原料は前処理工程での混合状態や品
温の微妙な違いにより常に物性が一定とならず、この
為、ダイ内に於いても同様にガム物性が変化してしま
う。即ち、ダイ内でのガム流速分布が常に一定となら
ず、ダイより吐出されたシート状物のガムは図7のA,
B,Cに示す如くシート巾方向で厚みがばらつき、ま
た、その厚みが変化していた。
【0004】これは、流動抵抗がダイ吐出口の中央部で
は小さく、端部では大きいからであり、また、物性が経
時的に変化するとA,B,Cの様に厚みが変化する。ま
た、この厚みのばらついたシート状物のガムを次工程で
ある多段の圧延ローラーに供給すると、圧延成型後のシ
ート状物のガムもある程度の厚み寸法精度のものしか得
ることが出来なかった。即ち、ガムは粘弾性に富んだ特
有の物性を有する為圧延成型した時に歪応力が一定量残
留するが、圧延ローラーに供給するシート状物のガムの
厚みがばらつくことにより、この歪応力の残留具合が異
なり、一定の厚みのシート状物のガムに成型することが
出来なかった。
は小さく、端部では大きいからであり、また、物性が経
時的に変化するとA,B,Cの様に厚みが変化する。ま
た、この厚みのばらついたシート状物のガムを次工程で
ある多段の圧延ローラーに供給すると、圧延成型後のシ
ート状物のガムもある程度の厚み寸法精度のものしか得
ることが出来なかった。即ち、ガムは粘弾性に富んだ特
有の物性を有する為圧延成型した時に歪応力が一定量残
留するが、圧延ローラーに供給するシート状物のガムの
厚みがばらつくことにより、この歪応力の残留具合が異
なり、一定の厚みのシート状物のガムに成型することが
出来なかった。
【0005】ところが、板ガムの包装機は内装機で10
00個/分と非常に高速で運転している為、該包装機に
供給する板ガムの寸法精度はシビアであり、例えば厚さ
1.7mmの製品に対して±0.025mmの範囲を越
えた場合、包装機でのトラブルの要因となり、著しく稼
働率を低下させると共に外包装でのシール性等の品質に
悪影響を及ぼしていた。
00個/分と非常に高速で運転している為、該包装機に
供給する板ガムの寸法精度はシビアであり、例えば厚さ
1.7mmの製品に対して±0.025mmの範囲を越
えた場合、包装機でのトラブルの要因となり、著しく稼
働率を低下させると共に外包装でのシール性等の品質に
悪影響を及ぼしていた。
【0006】そこで、押出成型機に供給するガム原料を
常に一定化させる為、前処理工程での作業の標準化を図
ったが、作業内容が20種類以上の原料を適時添加し混
合していくものであり、非常に複雑な為、完全な標準化
を図ることは困難であった。また、ガム原料はその日の
天候条件、即ち、気温と湿度、によっても影響を受け物
性が変化してしまう為、押出成型機に供給するガム原料
の物性を常に一定化させることは不可能であった。
常に一定化させる為、前処理工程での作業の標準化を図
ったが、作業内容が20種類以上の原料を適時添加し混
合していくものであり、非常に複雑な為、完全な標準化
を図ることは困難であった。また、ガム原料はその日の
天候条件、即ち、気温と湿度、によっても影響を受け物
性が変化してしまう為、押出成型機に供給するガム原料
の物性を常に一定化させることは不可能であった。
【0007】また、厚みを均一化する公知の技術とし
て、高分子化合物のシート成型では押出成型機に供給す
る原料の微妙な物性の違いによるダイ内での流速分布の
変化を無くす為、該ダイ内にチョーカーバーまたはダイ
リップを設けて厚みを調整する方法がある。
て、高分子化合物のシート成型では押出成型機に供給す
る原料の微妙な物性の違いによるダイ内での流速分布の
変化を無くす為、該ダイ内にチョーカーバーまたはダイ
リップを設けて厚みを調整する方法がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、押し出
し条件に係る変動の少ない高分子原料に対してチューイ
ンガムの原料は前述した様に多くの原料で構成され、し
かも、その混合状態や環境等に左右される為、これらの
方法ではガム物性にあった厚みの均一化を図ることが出
来なかった。
し条件に係る変動の少ない高分子原料に対してチューイ
ンガムの原料は前述した様に多くの原料で構成され、し
かも、その混合状態や環境等に左右される為、これらの
方法ではガム物性にあった厚みの均一化を図ることが出
来なかった。
【0009】本発明は、前述した従来技術の問題点に鑑
みなされたもので、押出成型機に供給するガム原料の物
性の変化に影響されることなく、常に一定の厚みのシー
ト状物のガムを連続的にかつ安定して吐出することが可
能なシート状物の押出成型装置を提供することを目的と
する。
みなされたもので、押出成型機に供給するガム原料の物
性の変化に影響されることなく、常に一定の厚みのシー
ト状物のガムを連続的にかつ安定して吐出することが可
能なシート状物の押出成型装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的は、押出成型
機とその先端に設けたダイによりガムをシート状に成型
する装置であって、前記ダイ内の流路は一旦シート巾方
向に複数個に細分化され、その後、再び1つの流路、即
ち、該ダイの先端開口部と同形状の流路になる様に形成
されており、かつ、各流路には各流路抵抗を調整する為
のバルブをそれぞれ備え、ダイが吐出されたシート状物
のガムの厚みを測定する為の厚み検出器をダイと圧延ロ
ーラーの工程間に流路と同数個シート巾方向に配列さ
せ、この厚み検出器の出力値に基づきシート状物のガム
のシート巾方向の厚みが全て均一となる様に、各バルブ
の開度を自動的に調節することを特徴とするシート状物
の押出成型装置によって達成される。
機とその先端に設けたダイによりガムをシート状に成型
する装置であって、前記ダイ内の流路は一旦シート巾方
向に複数個に細分化され、その後、再び1つの流路、即
ち、該ダイの先端開口部と同形状の流路になる様に形成
されており、かつ、各流路には各流路抵抗を調整する為
のバルブをそれぞれ備え、ダイが吐出されたシート状物
のガムの厚みを測定する為の厚み検出器をダイと圧延ロ
ーラーの工程間に流路と同数個シート巾方向に配列さ
せ、この厚み検出器の出力値に基づきシート状物のガム
のシート巾方向の厚みが全て均一となる様に、各バルブ
の開度を自動的に調節することを特徴とするシート状物
の押出成型装置によって達成される。
【0011】
【作用】即ち、この発明の押出成型装置は、ダイにシー
ト巾方向に流路が細分化され各流路抵抗を調整するバル
ブを設け、ダイより吐出するシート状物のガムを多段の
圧延ローラーに供給する前にシート巾方向に流路数と同
数個配列された厚み検出器を設け、各シート厚みを測定
し、この厚み分布に基づき各バルブの開度を調節してい
る。また、このバルブの開度の調節方法は、1つの厚み
検出器の測定値を基準値とし、その他の厚み検出器の測
定値と該基準値との差を比較することにより、もし、そ
の差が正ならば、即ち、基準値の厚みより小さければ、
該厚み検出器に対応したバルブの開度を大きくし、反対
にその差が負ならば該バルブの開度を小さくする様、各
バルブの開度を制御させている。
ト巾方向に流路が細分化され各流路抵抗を調整するバル
ブを設け、ダイより吐出するシート状物のガムを多段の
圧延ローラーに供給する前にシート巾方向に流路数と同
数個配列された厚み検出器を設け、各シート厚みを測定
し、この厚み分布に基づき各バルブの開度を調節してい
る。また、このバルブの開度の調節方法は、1つの厚み
検出器の測定値を基準値とし、その他の厚み検出器の測
定値と該基準値との差を比較することにより、もし、そ
の差が正ならば、即ち、基準値の厚みより小さければ、
該厚み検出器に対応したバルブの開度を大きくし、反対
にその差が負ならば該バルブの開度を小さくする様、各
バルブの開度を制御させている。
【0012】したがって、もし、ダイから吐出されたシ
ート状物のガムの厚みがシート巾方向でばらついてくる
と、基準の厚み検出器と各厚み検出器との測定値に差が
生じ、この差を無くす様に各バルブの開度が変化してい
く為、ダイから吐出されるシート状物のガムは常にシー
ト巾方向で厚みが一定となり、この状態で多段の圧延ロ
ーラーに供給させることが出来る。
ート状物のガムの厚みがシート巾方向でばらついてくる
と、基準の厚み検出器と各厚み検出器との測定値に差が
生じ、この差を無くす様に各バルブの開度が変化してい
く為、ダイから吐出されるシート状物のガムは常にシー
ト巾方向で厚みが一定となり、この状態で多段の圧延ロ
ーラーに供給させることが出来る。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は本発明に係る押出成型装置を組み込んだ板
ガム製造工程に於けるシート状ガムの成型工程図を示す
もので、1はホッパー1aに投入されたガム原料を混練
し、ダイ1bからシート状に押出し成型する押出成型
機、2,4は工程間を接続するコンベア1及びコンベア
2、3は前記押出成型機から吐出されたシート状物のガ
ム6の厚みをシート巾方向で測定する為の厚み検出器、
5はこのシート状物のガムを所定寸法の厚みに圧延する
為の多段に設けた圧延ローラーであり、これらの工程を
通すことにより、板ガムのベースとなるシート状物のガ
ムが連続的に製造される。また、11は厚み検出器3
a,3bの出力信号に基づいて、流路調節器10を制御
するコントローラーである。
する。図1は本発明に係る押出成型装置を組み込んだ板
ガム製造工程に於けるシート状ガムの成型工程図を示す
もので、1はホッパー1aに投入されたガム原料を混練
し、ダイ1bからシート状に押出し成型する押出成型
機、2,4は工程間を接続するコンベア1及びコンベア
2、3は前記押出成型機から吐出されたシート状物のガ
ム6の厚みをシート巾方向で測定する為の厚み検出器、
5はこのシート状物のガムを所定寸法の厚みに圧延する
為の多段に設けた圧延ローラーであり、これらの工程を
通すことにより、板ガムのベースとなるシート状物のガ
ムが連続的に製造される。また、11は厚み検出器3
a,3bの出力信号に基づいて、流路調節器10を制御
するコントローラーである。
【0014】図2は、前記押出成型機1の先端に取り付
けたダイ1bの外観図、図3はその断面図を示す。該ダ
イ1bは流路を一旦筒状流路11に細分化させ、この各
筒状流路には流路抵抗を調節する為の流量調節器10が
備えてあり、この流量調節器は筒状流路内を出入りする
弁14とこれを作動させる電子式ポジショナーを内蔵し
た電動コントロールバルブ15によって構成されてい
る。このバルブの開度により流路抵抗を変化させ、筒状
流路内のガム流量を調整することが出来る。
けたダイ1bの外観図、図3はその断面図を示す。該ダ
イ1bは流路を一旦筒状流路11に細分化させ、この各
筒状流路には流路抵抗を調節する為の流量調節器10が
備えてあり、この流量調節器は筒状流路内を出入りする
弁14とこれを作動させる電子式ポジショナーを内蔵し
た電動コントロールバルブ15によって構成されてい
る。このバルブの開度により流路抵抗を変化させ、筒状
流路内のガム流量を調整することが出来る。
【0015】図4は厚み検出器3の取り付け状態を示す
ものでAは平面図、Bはその側面図を示す。この厚み検
出器3はガイド31上を載って走行するシート状物のガ
ム6の上方及び下方にそれぞれ設けた偏位センサー3
a,3bを前記筒状流路に対応した位置に配列させ取り
付けたもので、この偏位センサーの出力に基づき各位置
の厚みを測定するものである。図4Bに示す様に、偏位
センサー3aによってシート上面までの距離aを計り、
また、偏位センサー3bによってシート下面までの距離
bを計ることにより、ガムの厚みXiを算出するもので
ある。
ものでAは平面図、Bはその側面図を示す。この厚み検
出器3はガイド31上を載って走行するシート状物のガ
ム6の上方及び下方にそれぞれ設けた偏位センサー3
a,3bを前記筒状流路に対応した位置に配列させ取り
付けたもので、この偏位センサーの出力に基づき各位置
の厚みを測定するものである。図4Bに示す様に、偏位
センサー3aによってシート上面までの距離aを計り、
また、偏位センサー3bによってシート下面までの距離
bを計ることにより、ガムの厚みXiを算出するもので
ある。
【0016】この算出された厚み測定結果に基づき各バ
ルブの開度を制御する方法のアルゴリズムを図6〔A〕
に示す。即ち、シート中央部の厚み検出器No4の測定
値を基準値Xkとし、この基準値Xkと各厚み検出器の
測定値Xiとの差Yiにより、バルブの開度をZiだけ
増加減させてやる。また、この増加減量Ziは経験値に
基づくものであり、本実施例では図6〔B〕に示す値と
してコントローラー上に登録されている。したがって、
刻々変わるガム厚みの変化を該バルブ調節によって、巾
方向に均一な厚みとしている。
ルブの開度を制御する方法のアルゴリズムを図6〔A〕
に示す。即ち、シート中央部の厚み検出器No4の測定
値を基準値Xkとし、この基準値Xkと各厚み検出器の
測定値Xiとの差Yiにより、バルブの開度をZiだけ
増加減させてやる。また、この増加減量Ziは経験値に
基づくものであり、本実施例では図6〔B〕に示す値と
してコントローラー上に登録されている。したがって、
刻々変わるガム厚みの変化を該バルブ調節によって、巾
方向に均一な厚みとしている。
【0017】図5は押出成型装置の制御ブロック図を示
すもので、前述した図6〔A〕及び〔B〕に示す演算は
偏位センサーとバルブの開度位置の入力を受けてマイク
ロコンピューター11が行ない、バルブへ出力する。
すもので、前述した図6〔A〕及び〔B〕に示す演算は
偏位センサーとバルブの開度位置の入力を受けてマイク
ロコンピューター11が行ない、バルブへ出力する。
【0018】以上の様に本発明は、押出成型機1と圧延
ローラー5間にシート巾方向での厚みのばらつき量を検
出する厚み検出器3を設け、この信号量に応じて押出成
型機1の先端に取り付けたダイ1b内の各筒状流路12
に設けたバルブを調節することにより、直接各筒状流路
の流量を制御する流量調節器10を設け、ガム物性に影
響されることなく常に厚みが一定のシート状物のガムを
圧延ローラーに供給することが出来る。
ローラー5間にシート巾方向での厚みのばらつき量を検
出する厚み検出器3を設け、この信号量に応じて押出成
型機1の先端に取り付けたダイ1b内の各筒状流路12
に設けたバルブを調節することにより、直接各筒状流路
の流量を制御する流量調節器10を設け、ガム物性に影
響されることなく常に厚みが一定のシート状物のガムを
圧延ローラーに供給することが出来る。
【0019】尚、本実例ではシート中央部の厚みを基準
値にして各バルブの開度調節を行う様に述べたが、目標
とする厚みを基準値として各バルブの開度を調節しても
よい。
値にして各バルブの開度調節を行う様に述べたが、目標
とする厚みを基準値として各バルブの開度を調節しても
よい。
【0020】
【発明の効果】以上詳述した様に、本発明は、ダイから
シート状物のガムが吐出された直後にシート巾方向での
厚みを測定し、この測定結果に基づき、ダイ内の細分化
された各流路の抵抗を該流路に設けたバルブの開度によ
って厚みが一定となる様に制御する為、ガム物性に影響
されることなくダイから吐出されたシート状物のガムは
常にシート巾方向で厚みが一定となった状態で圧延ロー
ラーに供給させることが出来る。
シート状物のガムが吐出された直後にシート巾方向での
厚みを測定し、この測定結果に基づき、ダイ内の細分化
された各流路の抵抗を該流路に設けたバルブの開度によ
って厚みが一定となる様に制御する為、ガム物性に影響
されることなくダイから吐出されたシート状物のガムは
常にシート巾方向で厚みが一定となった状態で圧延ロー
ラーに供給させることが出来る。
【0021】従って、本発明により、シート状物のガム
の厚み寸法精度を向上することが出来る為、板ガム包装
機でのトラブルが減少し、稼働率を著しく向上させるこ
とが出来た。
の厚み寸法精度を向上することが出来る為、板ガム包装
機でのトラブルが減少し、稼働率を著しく向上させるこ
とが出来た。
【図1】本発明に係る押出成型装置を組み込んだシート
状ガムの成型工程図。
状ガムの成型工程図。
【図2】本発明に係る押出成型機の先端に取り付けたダ
イの外観図。
イの外観図。
【図3】本発明に係る押出成型機の先端に取り付けたダ
イの断面図。
イの断面図。
【図4】本発明に係るシート状ガムの厚み検出器の平面
図(同図〔A〕)、及び側面図(同図〔B〕)。
図(同図〔A〕)、及び側面図(同図〔B〕)。
【図5】本発明に係る制御ブロック図。
【図6】〔A〕は本発明に係るシート状ガムの厚み調整
をする場合の演算結果、〔B〕は登録テーブル。
をする場合の演算結果、〔B〕は登録テーブル。
【図7】従来装置に於けるダイから吐出されたシート状
物のガムの状態を表わした図。
物のガムの状態を表わした図。
1 押出成型機 1a ホッパー 1b ダイ 2 コンベア1 3 厚み検出器 3a 偏位センサー 3b 偏位センサー 4 コンベア2 5 圧延ローラー 6 シート状物のガム 10 流量調節器 11 コントローラー 12 筒状流路 13 吐出口 14 弁 15 電動コントロールバルブ 16 従来装置のダイ 31 ガイド
Claims (1)
- 【請求項1】 シート原料の物性変動等があっても全巾
に亘って一定の厚みのシート状物を吐出する押出成型装
置であって、押出成型機のダイの巾方向に複数の筒状流
路を設け、この筒状流路に流路の開度を調節する流路調
節器を各々取り付け、該ダイから押し出されたシート状
物の厚みを検出する厚み検出器を、各筒状流路に対応し
た位置に配置し、この厚み検出器の出力信号値に基づい
て前記筒状流路の開度をそれぞれ調節することを特徴と
するシート状物の押出成型装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3222251A JPH0538260A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | シート状物の押出成型装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3222251A JPH0538260A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | シート状物の押出成型装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0538260A true JPH0538260A (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=16779468
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3222251A Pending JPH0538260A (ja) | 1991-08-06 | 1991-08-06 | シート状物の押出成型装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0538260A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2745521A1 (fr) * | 1996-03-01 | 1997-09-05 | Togum | Procede et installation de regulation de la vitesse de production d'une ligne d'extrusion-emballage d'un produit extrude en continu |
JP2003145605A (ja) * | 2001-11-16 | 2003-05-20 | Sigma Kiki Co Ltd | 押出成形機及び押出成形用ダイ |
GB2515022A (en) * | 2013-06-10 | 2014-12-17 | Wymbs Engineering Ltd | Variable valve assembly |
WO2017031154A1 (en) * | 2015-08-18 | 2017-02-23 | Intercontinental Great Brands Llc | In-line gum thickness measurement |
JP2018089794A (ja) * | 2016-11-30 | 2018-06-14 | 東洋ゴム工業株式会社 | 成型部材の形状制御装置 |
-
1991
- 1991-08-06 JP JP3222251A patent/JPH0538260A/ja active Pending
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---|---|---|---|---|
FR2745521A1 (fr) * | 1996-03-01 | 1997-09-05 | Togum | Procede et installation de regulation de la vitesse de production d'une ligne d'extrusion-emballage d'un produit extrude en continu |
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