JPH0536529U - キーボード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】キーボード１のすべてのかなキーにア行・カ行
というように５０音の行別に色分けを施す。例えば赤色
に着色したア行文字キー群２、青色に着色したカ行文字
キー群３、黄色に着色したサ行文字キー群４、…、茶色
に着色したワ行文字キー群１１の各キー群で構成する。 【効果】５０音の行別に色分けしたため、文字入力する
際、キーを探す時間が短縮され、能率が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案はキーボードの構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

通常、キーボードには、かな文字とアルファベット文字等が同一のキーに併用 されている。従来のキーボードにおいて、それぞれのキーには、キーの内容の表 示はあるが、キーそのものはすべて同色となっていた。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上述したように従来のキーボードでは、キーがすべて同色となっており、キー ボードからかな文字を入力する際、字数がアルファベット文字の倍ちかくあり、 かつ配置もばらばらになっているためどこに希望するキーがあるのか、なかなか 探しだせず、手間がかかり、精神的なストレスも生じてしまう欠点があった。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案のキーボードは、かな文字配置の各キーが５０音の行別に色分けされて いる。

【０００５】

【実施例】

次に、本考案について図面を参照して説明する。

【０００６】 図１（ａ）は本考案の一実施例のキーボードの平面図、図１（ｂ）は本実施例 におけるキーの一例を示す斜視図である。

【０００７】 本実施例のキーボード１では、すべてのかなキーにア行・カ行というように５ ０音の行別に色分けを施している。即ち、各かなキーは、赤色に着色されたア行 文字キー群２、青色に着色されたカ行文字キー群３、黄色に着色されたサ行文字 キー群４、ピンク色に着色されたタ行文字キー群５、オレンジ色に着色されたナ 行文字キー群６、黄緑色に着色されたハ行文字キー群７、紫に着色されたマ行文 字キー群８、灰色に着色されたヤ行文字キー群９、白色に着色されたラ行文字キ ー群１０及び茶色に着色されたワ行文字キー群１１のキー群で構成されている。 それぞれのキーは、図１（ｂ）に示すように前面部分（斜線部分）が着色されて いる。

【０００８】 本実施例において、例えば“れい”と入力するとして、「ひらがな」モードに した後、ラ行の白色に着色されたキー群１０の中から“れ”のキーを探し入力、 次にア行の赤色に着色されたキー群２の中から“い”のキーを探し入力する。こ のように希望するキーを探しだすためには、色分けによって範囲を絞れるので早 く探しだすことができる。

【０００９】 尚、上述の実施例では、各キーの前面部分のみに着色して識別する構成につい て説明したが着色する部分はキーの頭部または全周等、他の部分に行っても同様 の効果が得られる事は言うまでもない。

【００１０】

【考案の効果】

以上説明したように本考案によるキーボードを利用することにより、文字入力 する際、５０音の行別に色分けしてあるため、希望するキーが探しやすくなり、 以前と比較してキーを探す時間が大幅に短くなり、能率が良くなる。また、キー がなかなか見つからない時の精神的なストレスを和らげる効果も期待できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一実施例を示し、（ａ）はキーボード
の平面図、（ｂ）はキーの一例を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ キーボード ２ 赤色で着色されたア行文字キー群 ３ 青色で着色されたカ行文字キー群 ４ 黄色で着色されたサ行文字キー群 ５ ピンク色で着色されたタ行文字キー群 ６ オレンジ色で着色されたナ行文字キー群 ７ 黄緑色で着色されたハ行文字キー群 ８ 紫色で着色されたマ行文字キー群 ９ 灰色で着色されたヤ行文字キー群 １０ 白色で着色されたラ行文字キー群 １１ 茶色で着色されたワ行文字キー群 １２ キー

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 かな文字配置の各キーが５０音の行別に
   色分けされていることを特徴とするキーボード。