JPH053525U - ベツド式携帯テント - Google Patents
ベツド式携帯テントInfo
- Publication number
- JPH053525U JPH053525U JP5772891U JP5772891U JPH053525U JP H053525 U JPH053525 U JP H053525U JP 5772891 U JP5772891 U JP 5772891U JP 5772891 U JP5772891 U JP 5772891U JP H053525 U JPH053525 U JP H053525U
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- JP
- Japan
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- frame
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- support frame
- awning
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- Tents Or Canopies (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 携帯テントをベッド式となして収納、展開自
在となし、雨水が侵入しても基台面が着水することな
く、通風性も良好で清涼感に優れ、快適な使用ができる
ことを目的とする。 【構成】 脚部12と、この脚部12に枢着支持される
基台14と、この基台14に枢着された支柱枠16と、
前記支柱枠16から基台14へ覆蓋される天幕52とを
備え、前記基台14と支柱枠16とは、折り畳みのため
少なくとも1個または複数の枢支部22を有し、前記各
枢支部22を介して脚部12、基台14、支柱枠16等
を薄直方体状に収納、展開自在に形成してなるベッド式
携帯テント10から構成される。
在となし、雨水が侵入しても基台面が着水することな
く、通風性も良好で清涼感に優れ、快適な使用ができる
ことを目的とする。 【構成】 脚部12と、この脚部12に枢着支持される
基台14と、この基台14に枢着された支柱枠16と、
前記支柱枠16から基台14へ覆蓋される天幕52とを
備え、前記基台14と支柱枠16とは、折り畳みのため
少なくとも1個または複数の枢支部22を有し、前記各
枢支部22を介して脚部12、基台14、支柱枠16等
を薄直方体状に収納、展開自在に形成してなるベッド式
携帯テント10から構成される。
Description
【0001】
本考案は、ベッド式携帯テントに関するものである。
【0002】
従来、キャンプ、登山等においては、携帯テントを携行しながら適当な場所に 設営し、風雨時における避難、宿泊、或は休憩等の場所として利用している。 前記携帯テントは、家型、屋根型、三角型等の形状の天幕を折り畳み、伸縮ま たは折曲自在の支柱と共に携行しながら、現地において地面に支柱を立設して展 開した天幕を支柱に支持させ、更に天幕の周縁をアンカーで地面に係止させて天 幕内の地面に直接シートを敷き込み、居住空間を形成しているものである。
【0003】
しかしながら、前記各テントにおいては、地面を床面としているため、雨天時 には雨水が内部に侵入し易く、また内部の風通しも悪く、湿気が停滞して清涼感 に欠ける等の問題があった。
【0004】 本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は携帯テ ントをベッド式となして収納、展開自在となしたことにより、設営した時の基台 面が地面より高位置となって雨水に着水することなく、基台下面を自由に風が通 過して天幕内に湿気が停滞することなく清涼感に優れる携帯テントを提供するこ とにある。
【0005】
上記目的を達成するために、本考案は、脚部12と、この脚部12に枢着支持 される基台14と、この基台14に枢着された支柱枠16と、前記支柱枠16か ら基台14へ覆蓋される天幕52とを備え、前記基台14と支柱枠16とは、折 り畳みのため少なくとも1個または複数の枢支部22を有し、前記各枢支部22 を介して脚部12、基台14、支柱枠16等を薄直方体状に収納、展開自在に形 成してなるベッド式携帯テント10から構成される。
【0006】
本考案のベッド式携帯テントは、脚部、基台、支柱枠等の各枢支部を折り畳ん で薄直方体状に収納し、同じく折り畳んだ天幕と共にコンパクト化してキャンプ 、登山等に携行するものである。現地の適当な箇所において、折り畳んでいた脚 部、基台、支柱枠等を展開し、脚部で地面より適当高さに支持した基台に支柱枠 を立込み、この支柱枠より基台にかけて天幕を覆蓋させて天幕内の基台上面で休 息または就寝する。基台が脚部に支持されているため、雨天時に基台が着水する こともなく携行した荷物類を安全に保持できる。また、基台の下方を風が吹き抜 けるため、天幕内に湿気が停滞することなく清涼感に優れることとなる。
【0007】
以下添付図面により本考案の好適な実施例を説明する。 図1ないし図4には本考案の実施例に係るベッド式携帯テント10が示されて いる。 図より明らかな様に、前記ベッド式携帯テント10は、軽金属、硬質合成樹脂 のパイプフレームを素材とし、脚部12と、この脚部12に枢着支持された基台 14と、この基台14に枢着された支柱枠16とを備えている。 前記基台14は、略長方形状に周回された第1枠杆18aと、第2枠杆18b と、より成り、この第1枠杆18aと第2枠杆18bとは、その相対向した短尺 な端部下面に連設枠20、20が固定され、この連設枠20、20が蝶番の様な 枢支具22aで折曲自在に連結されている。 前記第1枠杆18aと、第2枠杆18bとは、その端部を上方へ段階的に折曲 保持するために各枠杆の中間対向位置にロック付枢支具22bが設けられている 。 また、図3、4に示す様に、第1枠杆18aと、第2枠杆18bとの内部には 、同枠杆の短尺辺と並行に軽金属や合成樹脂等を素材とした複数の支持バンド2 4が架設され、同時に各支持バンド24の下面を支持する様に補強紐26が枠杆 内に縦横に張設されている。この支持バンド24の上面にシート類を適宜敷き込 むものである。 前記支持バンド24の替わりに網シートを枠杆内に張設してもよい。 更に第1、第2枠杆18a、18bは、その枢支具22aの近傍位置寄り位置 にそれぞれ管継手27a、27bが上方へと突設され、この相対向した管継手2 7a、27bに逆U型状の落下防止杆28、28を着脱自在に嵌着する。
【0008】 前記脚部12は、第1、第2枠杆18a、18bのロック付枢支具22bより 中央の枢支具22a方向へ間隙をおいた下面位置に倒伏、起立自在に枢着29a 、29aされた第1脚杆30aと、第2脚杆30bとを備えている。 この第1、第2脚杆30a、30bは、図2に示す様に前記枠杆に枢着29a され相互に連杆32で連設された一対の脚筒34、34と、この脚筒34、34 内に嵌挿された伸縮軸36、36を有している。 前記支柱枠16は、基台14の第1、第2枠杆18a、18bのロック付枢支 具22b、22bの内側近傍位置において同枠杆の内側に各下端が枢着29b、 29bされた逆U型状の第1、第2支柱型枠38a、38bより成る。 この第1、第2支柱型枠38a、38bの各中間高さ位置には、上半体部を内 側方向へ折曲するための枢支具22c、22cが介設され、更に一方の枢支具2 2cの上方位置には後述する庇杆を装着するための管継手27cが固定されてい る。 図1、4に示す様に、前記第1、第2支柱型枠38a、38bの下端の近傍位 置において、基台14の第1、第2枠杆18a、18bの上面に方杖杆40a、 40bが枢着29c、29cされ、この各方杖杆40a、40bの上端をピン等 で着脱自在に係止させるためのピン受具42a、42bが第1、第2支柱型枠3 8a、38bの下部位置にに設けられ、前記方杖杆40a、40bで第1、第2 支柱型枠38a、38bを支持しつつ基台14上面に立て込みさせる。 前記方杖杆40a、40bは、第1、第2支柱型枠38a、38bの両側に配 置してもよい。 図5ないし図7には、前記第1、第2支柱型枠38a、38bの管継手27c 、27cに連設する庇杆44が示されている。この庇杆44は、中央部が折曲自 在に枢着されたU型杆46と、このU型杆46の両端に外側へ曲折された控杆4 8、48と、この控杆48、48の端部に下方へ曲折された係止杆50、50を 備え、前記第1、第2支柱型枠38a、38bの管継手27c、27cに両端の 係止杆50、50を着脱自在に係着させるものである。
【0009】 図8ないし図10には、組立てした支柱枠16上面から基台14へと覆蓋させ る天幕52が示されている。この天幕52は、例えばナイロンの様な軽い化学繊 維の生地を素材とし、上面が前記第1、第2支柱型枠38a、38bの上端を被 覆出来る上面生地54と、この上面生地の四方周縁に連設され基台14を被覆出 来る角台錐状の周側生地56と、で形成されている。 前記周側生地56には、第1、第2支柱型枠38a、38bの間隔と対応する 部位に縦型の2組のファスナ58、58で開閉自在に分断された出入用生地60 が設けられ、この出入用生地60内やその他の部位にファスナ58で開閉出来る 小窓62が設けられている。 また、前記周側生地56の側端部下方には基台14の両端部に係着するための 半袋状の係着部64、64が設けられ、更に出入用生地60の下端部に沿った外 面と上面生地54の外面には相互に係着するベルベットファスナ66、66が付 設されている。
【0010】 本考案のベッド式携帯テント10においては、図1ないし図4に示す様に脚部 12、基台14、支柱枠16等を各枢着部を中心として回動展開させ、基台14 の第1、第2枠杆18a、18bを第1、第2脚杆30a、30bで支持し、更 に落下防止杆28、28を第1、第2枠杆18a、18bの管継手27a、27 bに嵌着させる。また基台14に垂直に立て込みした第1、第2支柱型枠38a 、38bのピン受具42に方杖杆40a、40bの上端をピンで連結させる。 この組立てした支柱枠16の上面より基台14の周縁に袋状に拡開させた天幕 52を覆蓋させ、同天幕52の両端部の係着部64、64を基台14の第1、第 2枠杆18a、18bの端部に係着させる。 次に天幕52の出入用生地60の両側のファスナ66、66を開口させ、庇杆 44の両端の控え杆48、48をファスナ66、66より天幕52の周側生地5 6内面へと挿入し、左右の第1、第2支柱型枠38a、38bの管継手27c、 27cに嵌着させる。そしてファスナ66、66で開孔させた出入口用生地60 を庇杆44の下方より上方へと周回させて出入口用生地60の端部のベルベット ファスナ66を上面生地54のベルベットファスナ66に相互に係着させる。こ れにより、出入口用生地60の部位が開口され、この開口を利用して天膜52内 に出入しながら基台14にシート類を敷き込み、適宜休息したり、夜間時には出 入口用生地60を下方へと垂下してファスナ58を閉鎖し、就寝するものである 。
【0011】 この組立てしたベッド式携帯テント10は、基台14が脚部12に支持されて いるため、雨天時に内部へ雨水が侵入しても基台14が着水することなく、また 、基台14の下面を風が通流するため、天幕52に湿気が停滞することなく、特 に夏期において清涼感に優れ、快適に休息や就寝ができる。 また、天幕52を取り外した図4の状態で、左右の方杖杆40a、40bの上 端を第1、第2支柱型枠38a、38bより脱係し、同第1、第2支柱型枠38 a、38bを基台14の両端部上面に倒伏させ、落下防止杆28、28を管継手 27a、27bより引き抜きし、基台14上面に座ったり、仰臥したりしながら 簡易な椅子、ビーチベッド等として使用してもよい。 次に収納する時には、図11ないし図15に示す様に、第1、第2支柱型枠3 8a、38bの上半体部を枢支具22cより内側へ、基台14の第1、第2枠杆 18a、18bの外端部をストッパー付枢支具22aより上方へとそれぞれ折曲 させ、また方杖杆40a、40bを第1、第2支柱型枠38a、38bより離脱 させ、更に第13図の様に第1、第2脚杆30a、30bを折り畳み、第1、第 2支柱型枠38a、38b、並びに第1、第2枠杆18a、18bの端部を図1 4の様に折り畳みさせ、最後に図15に示す様に第1、第2枠杆18a、18b を枢支具22aより折り畳みして簿直方体状にコンパクトに収納し、天幕52と 共に簡易に携行できることとなる。
【0012】
以上説明したように、請求項1に係るベッド式携帯テントによれば、脚部と、 この脚部に枢着支持される基台と、この基台に枢着された支柱枠と、前記支柱枠 から基台へ覆蓋される天幕と、を備え、前記基台と支柱枠とは、折り畳みのため 少なくとも1個または複数の枢支部を有し、前記各枢支部を介して脚部、基台、 支柱枠等を薄直方体状に収納、展開自在に形成したことにより、キャンプ、登山 等に簡易に携行しながら、現地に設営した時に基台面が地面より高位置となって 雨水等に着水することなく、また、基台下面を自由に風が通過して天幕内に湿気 が停滞することなく清涼感に優れ、快適に使用できることとなる。 また、特に天幕を外した状態では簡易な椅子、ビーチベッド等多目的に使用で きるものである。
【図1】本考案の実施例に係るベッド式携帯テントを組
立てした枠組の正面図である。
立てした枠組の正面図である。
【図2】図1の組立てした枠組の右側面図である。
【図3】図1の組立てした枠組の平面図である。
【図4】図1の組立てした枠組の斜視図である。
【図5】庇杆の斜視図である。
【図6】庇杆を支柱型枠に装着させた斜視図である。
【図7】庇杆を支柱型枠に装着させた支柱型枠の一部右
側面図である。
側面図である。
【図8】袋状に展開させた天幕の斜視図である。
【図9】天幕の正面図である。
【図10】天幕の右側面図である。
【図11】ベッド式携帯テントの組立てした枠組を収納
する時の折曲方向を示した正面図である。
する時の折曲方向を示した正面図である。
【図12】組立てした枠組の基台と支柱枠の一部を折曲
させた正面図である。
させた正面図である。
【図13】組立てした枠組を基台、支柱枠に続いて脚部
を折曲させた正面図である。
を折曲させた正面図である。
【図14】組立てした枠組の基台に、支柱枠、基台端
部、脚部等を折曲重合させた正面図である。
部、脚部等を折曲重合させた正面図である。
【図15】枠組の基台を中央部より折畳み、全体をコン
パクトに収納させた正面図である。
パクトに収納させた正面図である。
10 ベッド式携帯テント 12 脚部 14 基台 16 支柱枠 22 枢支部 29 枢着 52 天幕
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 脚部と、この脚部に枢着支持される基台
と、この基台に枢着された支柱枠と、前記支柱枠から基
台へ覆蓋される天幕と、を備え、 前記基台と支柱枠とは、折り畳みのため少なくとも1個
または複数の枢支部を有し、 前記各枢支部を介して脚部、基台、支柱枠等を薄直方体
状に収納、展開自在に形成してなるベッド式携帯テン
ト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991057728U JP2515062Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | ベッド式携帯テント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991057728U JP2515062Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | ベッド式携帯テント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053525U true JPH053525U (ja) | 1993-01-19 |
JP2515062Y2 JP2515062Y2 (ja) | 1996-10-23 |
Family
ID=13063989
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991057728U Expired - Lifetime JP2515062Y2 (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | ベッド式携帯テント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515062Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5746831U (ja) * | 1980-09-01 | 1982-03-16 | ||
JPS5950324U (ja) * | 1982-09-25 | 1984-04-03 | 中村 好成 | カ−キヤリング、キヤンピングロツジ |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP1991057728U patent/JP2515062Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5746831U (ja) * | 1980-09-01 | 1982-03-16 | ||
JPS5950324U (ja) * | 1982-09-25 | 1984-04-03 | 中村 好成 | カ−キヤリング、キヤンピングロツジ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2515062Y2 (ja) | 1996-10-23 |
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