JPH0534862Y2 - - Google Patents

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JPH0534862Y2
JPH0534862Y2 JP11579387U JP11579387U JPH0534862Y2 JP H0534862 Y2 JPH0534862 Y2 JP H0534862Y2 JP 11579387 U JP11579387 U JP 11579387U JP 11579387 U JP11579387 U JP 11579387U JP H0534862 Y2 JPH0534862 Y2 JP H0534862Y2
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JP
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yoke
clamp
side plates
box
shaped structure
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JP11579387U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は主として箱形構造物を製作する際に
使用するクランプ装置に関する。
〔従来の技術〕
従来長尺な箱形構造物を板材より製作する場
合、第4図に示すようなクランプ装置をまず底板
aと両側板bの位置決めを行い、次に両側板b上
に上板cを載置して箱形に組立てた後、各部材の
角部を溶接して一体化しており、箱形構造物の外
径寸法を保証したい場合は底板a及び両側板bの
それぞれ矢印d,eの部分を底板クランプ及び側
板クランプで押圧して、底板b及び両側板bを基
準面f,gに密着させる必要がある。また溶接中
は上板cの矢印hの部分も上板クランプでクラン
プする必要がある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このために、クランプ数が増加して構造が複雑
になると共に、クランプ装置自体が大型かつ高価
となるなどの不具合があつた。
〔問題点を解決するための手段及び作用〕
この考案は上記不具合を改善する目的でなされ
たもので、箱形構造物を構成する底板、両側板及
び上板を各方向からクランプして各部材の位置決
めを行うクランプ装置において、クランプシリン
ダのピストン杆先端にヨークを設け、このヨーク
に、ほぼ八字形開脚位置から、ほぼ水平位置まで
開脚自在に少なくとも一対のクランパを枢着した
ことにより、単一のクランプシリンダで多方向の
クランプが可能なクランプ装置を提供しようとす
るものである。
〔実施例〕
この考案を図示の一実施例を参照して詳述する
と、図において1は長尺な箱形構造物2を製作す
る際に使用するクランプ本体で、底面と内側両側
面に、上記箱形構造部2の構成部材である底板2
aと両側板2bの位置決めを行う基準面1a,1
bを有している。
3は上記本体1の上方に設けられたクランプシ
リンダで、本体1の一部に下向きに取付けられて
いると共に、下方へ向けて突出されたピストン杆
3aの先端にヨーク4が取付けられ、このヨーク
4にピン5により一対のクランパ6の一端側が回
動自在に枢着されている。
上記クランパ6は第3図に示すように両端部が
円弧状に形成された長方体状の部材で、一端側に
段部6aと、この段部6aに形成されたピン孔6
bを有しており、各クランパ6の段部6aを互に
重ねた状態で上記ピン孔6bとヨーク4にピン孔
4aに亘つてピン5を挿入することにより、ヨー
ク4に対して各クランパ6が回動自在に枢着され
ていると共に、各クランパ6が水平状態になつた
ときには各クランパ6の底面がヨーク4の先端と
ほぼ同一平面と、なるよう取付け位置が設定され
ている。
次に上記構成されたクランプ装置の作用を説明
すると、長尺箱形構造物2の製作に当つて、まず
本体1の底部基準面1aに底板2aの底面を当接
した後両側板2bを組入れて、両側板2bの外側
面を当接させる。
この状態で第1図に示すようにほぼ八字形に開
脚したクランパ6の先端を底板2aと側板2bの
端部に内側より当接させてクランプシリンダ3に
より加圧し、底板2aと両側板2bを基準面1
a,1bに密着させて位置決めを行うと共に、仮
組みを行う。
その後両側板2bの上縁部間に上板2cを載置
したら、上板2cの上面にほぼ水平に開脚したク
ランパ6を当接して、クランプシリンダ3により
クランパ6を上板2cに押付け、上板2cのクラ
ンプを行う。そしてこの状態で各部材の間を溶接
して箱形構造物2を製作するもので、外径寸法が
保証された箱形構造物2が容易に得られるように
なる。
〔考案の効果〕
この考案は以上詳述したように単一のクランプ
シリンダと、このクランプシリンダに設けられた
一対のクランパにより多方向のクランプが可能と
なるため、従来の各方向のクランプ毎にクランプ
シリンダを設けていたものに比べて構成が簡単で
安価に提供できるようになる。
また単一操作で多方向のクランプが可能になる
ため、従来の各方向毎にクランプ操作していたも
のに比べて操作性も一段と向上する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は底
板及び両側板のクランプ状態を示す説明図、第2
図は上板クランプ状態の斜視図、第3図はクラン
パの斜視図、第4図は従来の説明図である。 2は箱形構造物、2aは底板、2bは両側板、
2cは上板、3はクランプシリンダ、3aはピス
トン杆、4はヨーク、6はクランパ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 箱形構造物2を構成する底板2a、両側板2b
    及び上板2cを各方向からクランプして各部材の
    位置決めを行うクランプ装置において、クランプ
    シリンダ3のピストン杆3a先端にヨーク4を設
    け、このヨーク4に、ほぼ八字形開脚位置から、
    ほぼ水平位置まで開脚自在に少なくとも一対のク
    ランパ6を枢着してなるクランプ装置。
JP11579387U 1987-07-30 1987-07-30 Expired - Lifetime JPH0534862Y2 (ja)

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JP11579387U JPH0534862Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30

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JP11579387U JPH0534862Y2 (ja) 1987-07-30 1987-07-30

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Publication Number Publication Date
JPS6420994U JPS6420994U (ja) 1989-02-01
JPH0534862Y2 true JPH0534862Y2 (ja) 1993-09-03

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