JPH0534734A - 光マトリクススイツチ装置 - Google Patents

光マトリクススイツチ装置

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JPH0534734A
JPH0534734A JP18968691A JP18968691A JPH0534734A JP H0534734 A JPH0534734 A JP H0534734A JP 18968691 A JP18968691 A JP 18968691A JP 18968691 A JP18968691 A JP 18968691A JP H0534734 A JPH0534734 A JP H0534734A
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polarization
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optical
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JP18968691A
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Inventor
Hideaki Okayama
秀彰 岡山
Masato Kawahara
正人 川原
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 偏波依存性が無くかつ光スイッチの制御が容
易な光マトリクススイッチ装置を提供する。 [構成] 1×2分離部16の一方及び他方の出力を第一
伝搬路20でループ状に接続し、2×1合波部24の一方及
び他方の入力を第二伝搬路28でループ状に接続する。こ
れらループ状の伝搬路20、28 の交差部に光スイッチ14を
設ける。偏波面が直交する第一及び第二偏光を分離部16
で分離する。分離した第一及び第二偏光は同一の第一伝
搬路20を逆向きに伝搬して光スイッチ14に至る。第一伝
搬路20に設けた回転子22で第二偏光を回転させ、第一及
び第二偏光の偏波面を一致させて光スイッチ14に入力す
る。この結果偏波依存性を無くせる。またループ状の伝
搬路20及び28の交差部に光スイッチ14を設けているの
で、第一及び第二偏光の光路切り換えを同一の光スイッ
チで行え従って光スイッチの制御が複雑にならない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、光マトリクススイッ
チ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来提案されている導波型光スイッチ
は、基板に形成した導波路を有しこの導波路の屈折率を
電気的に可変制御することによって光のスイッチング或
はオン・オフ制御を行うように構成されている。一般に
光を導波路に入力すると、電界ベクトルが直交する2つ
の偏光例えばTM波及びTE波が導波路に励起され、こ
れら2つの偏光が導波路を伝搬する。しかし偏光により
基板の屈折率、電気光学効果の大きさが異なり、一般に
偏光がある光軸に沿う方向で電気光学効果が最大とな
る。これがため、電界ベクトルが基板光軸方向からずれ
た一方の偏光をスイッチング或はオン・オフするには、
導波型光スイッチの動作電圧を高くする必要がある。ま
た一方の偏光のクロストークが悪くなるという問題点を
生じる。
【0003】そこで、このような偏光依存性をなくすた
めの種々の提案が成されており、偏光依存性を無くすよ
うにした導波型光スイッチとして例えば文献1:特開昭
62−170944号公報や文献2:特開平2−204
728に提案されているものがある。
【0004】文献1の導波型光スイッチでは、偏光依存
性をなくすため、電界ベクトル方向が直交する2つの偏
光を分離し、そののち一方の偏光の電界ベクトル方向を
回転させて2つの偏光の電界ベクトル方向を一致させ
る。そしてこれら2つの偏光のスイッチング制御をそれ
ぞれ別の光スイッチ素子により行う。その後、一方の偏
光の電界ベクトル方向を再び回転させて2つの偏光の電
界ベクトル方向を直交させ、これら2つの偏光を合波し
て出力する。
【0005】また文献2の導波型光スイッチでは、第一
及び第二の導波路の入力側端部を互いに結合すると共に
出力側端部を互いに結合して分岐干渉器を構成し、この
分岐干渉器に電極及び静的位相制御部を設ける。電界ベ
クトルが互いに直交する2つの偏光を入力側端部に入力
すると、2つの偏光が分岐される。その結果、第一の導
波路を導波して出力側端部に至る2つの偏光と第二の導
波路を導波して出力側端部に至る2つの偏光とが生じ
る。第一及び第二の導波路を導波して出力側端部に至っ
た2つの偏光は合波される。合波される2つの偏光の位
相差を電極を介し制御することによってこれら偏光のオ
ン・オフ制御を行う。また偏光依存性をなくすため、静
的位相制御部により、2つの偏光に対してこれら偏光の
オン・オフの動作点が一致するような位相差を与える。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
文献1の光スイッチでは、光スイッチをマトリクス状に
配置して光マトリクススイッチ装置を構成する場合、分
離した2つの偏光をそれぞれスイッチングするため個々
の光スイッチ毎に2つの光スイッチ素子を必要とするの
で、装置構成が複雑になりまた光スイッチ素子の制御個
数が多くなるという問題点があった。
【0007】さらに文献2の光スイッチでは、光マトリ
クススイッチ装置を構成する場合、動作電圧を必ずしも
実用上十分に満足できる程度まで低くすることができな
いという問題点があった。
【0008】この発明の目的は、上述した従来の問題点
を解決し、偏波依存性をなくせかつ装置構成が簡単な光
マトリクススイッチ装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的の達成を図るた
め、この発明の光マトリクススイッチは、n個の入力経
路をそれぞれ、m個の出力経路と交差させ、これら入力
及び出力経路の交差部に光スイッチを設けて成る。
【0010】各入力経路はそれぞれ、1×2偏光分離部
と、偏光分離部の入力に設けた入力ポートと、偏光分離
部の一方及び他方の出力の間をループ状に接続する第一
伝搬路と、第一伝搬路に設けた第一偏光回転部とを有す
る。また各出力経路はそれぞれ、2×1偏光合波部と、
偏光合波部の出力に設けた出力ポートと、偏光合波部の
一方及び他方の入力の間をループ状に接続する第二伝搬
路と、第二伝搬路に設けた第二偏光回転部とを有する。
そして各入力経路の第一伝搬路をそれぞれ、すべての出
力経路の第二伝搬路と交差させ、これら第一及び第二伝
搬路の交差部に光スイッチを配置して、マトリクススイ
ッチ部を構成する。さらに第一偏光回転部を、マトリク
ススイッチ部及び偏光分離部の間に設け、第二偏光回転
部を、マトリクススイッチ部及び偏光合波部の間に設け
る。
【0011】偏光分離部は電界ベクトルの方向が互いに
直交する第一偏光及び第二偏光を入力し、電界ベクトル
の方向の相違に基づいて第一及び第二偏光を分離する。
第一偏光回転部は、マトリクススイッチ部の入力面にお
ける第一及び第二偏光の電界ベクトルの方向を一致させ
るように、第一及び第二偏光の双方又は一方の電界ベク
トルの方向を回転させる。第二偏光回転部は、偏光合波
部の入力面における第一及び第二偏光の電界ベクトルの
方向を直交させるように、第一及び第二偏光の双方又は
一方の電界ベクトルの方向を回転させる。偏光合波部は
第一及び第二偏光を合波し、電界ベクトルの方向が互い
に直交する第一及び第二偏光を出力する。
【0012】
【作用】このような構成によれば、偏光分離部は電界ベ
クトル方向が互いに直交する第一及び第二偏光を入力
し、これら偏光を分離する。偏光分離部は分離した第一
及び第二偏光を一方及び他方の出力から出力する。一
方、第一伝搬路は偏光分離部の一方及び他方の出力をル
ープ状に接続する。従ってこれら分離された第一及び第
二偏光は第一伝搬路を互いに逆向きに伝搬してマトリク
ススイッチ部に入力する。
【0013】しかも第一偏光回転部は第一及び第二偏光
の双方又は一方の電界ベクトル方向を回転させ、マトリ
クススイッチ部の入力面における第一及び第二偏光の電
界ベクトル方向を一致させる。従って電界ベクトル方向
が一致する第一及び第二偏光がマトリクススイッチ部の
光スイッチに入力するので偏光依存性をなくせる。また
電界ベクトル方向が一致する第一及び第二偏光が同じ第
一伝搬路を伝搬しても、これら偏光の伝搬方向は逆向き
なのでこれら偏光が互いに干渉し合うことはない。
【0014】さらにこの発明の構成によれば、各入力経
路の第一伝搬路をそれぞれ、すべての出力経路の第二伝
搬路と交差させ、これら第一及び第二伝搬路の交差部に
光スイッチを配置して、マトリクススイッチ部を構成す
る。
【0015】第一及び第二伝搬路は光スイッチを介して
光学的に結合し、第二伝搬路は偏光合波部の一方及び他
方の入力をループ状に接続する。従って光スイッチを介
して第一及び第二偏光の光路を切り換えることにより、
所望の偏光分離部に入力した第一及び第二偏光を所望の
偏光合波部に入力させることができる。光路を切り換え
た第一及び第二偏光は第二伝搬路を互いに逆向きに伝搬
して偏光合波部に入力する。
【0016】光スイッチは4つの入出力ポート1A、1
B、2A及び2Bを備える。入出力ポート1Aは偏光分
離部の一方の出力側の第一伝搬路部分と接続し、入出力
ポート1Bは偏光分離部の他方の出力側の第一伝搬路部
分と接続する。また入出力ポート2Aは偏光合波部の一
方の入力側の第二伝搬路部分と接続し、入出力ポート2
Bは偏光合波部の他方の入力側の第二伝搬路部分と接続
する。
【0017】所望の偏光合波部に至る第二伝搬路と接続
する光スイッチは、第一偏光を入出力ポート1Aから入
力し入出力ポート2Bから出力して第一偏光の光路を切
り換え、また第二偏光を入出力ポート1Bから入力し入
出力ポート2Aから出力して第二偏光の光路を切り換え
る。同一の偏光分離部から出力した第一及び第二偏光を
同一の光スイッチに入力し、この同一の光スイッチを介
し光路切り換えを行うことによって、これら第一及び第
二偏光を同一の偏光合波部に入力させることができる。
【0018】そして所望の偏光合波部に至る第二伝搬路
ではない第二伝搬路と接続する光スイッチは、第一偏光
を入出力ポート1Aから入力し入出力ポート1Bから出
力して第一偏光の光路切り換えを行わず、また第二偏光
を入出力ポート1Bから入力し入出力ポート1Aから出
力して第二偏光の光路切り換えを行わない。
【0019】さらにこの発明の構成によれば、第二偏光
回転部は偏光合波部の入力面における第一及び第二偏光
の電界ベクトルの方向を直交させるように、第一及び第
二偏光の双方又は一方の電界ベクトルの方向を回転させ
る。従って偏光合波部は電界ベクトル方向が直交する第
一及び第二偏光を合波し出力する。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照し、この発明の実施例につ
き説明する。尚、図面はこの発明が理解できる程度に概
略的に示してあるに過ぎず、従ってこの発明を図示例に
限定するものではない。
【0021】図1はこの発明の第一実施例の構成を概略
的に示す平面図である。同図にも示すように、第一実施
例の光マトリクススイッチ装置8は、n個例えば4個の
入力経路10をそれぞれ、m個例えば4個の出力経路1
2と交差させ、これら経路10及び12の交差部に光ス
イッチ14を設けて成る。
【0022】各入力経路10はそれぞれ、1×2偏光分
離部16と、偏光分離部16の入力に設けた入力ポート
18と、偏光分離部16の一方及び他方の出力の間をル
ープ状に接続する第一伝搬路20と、第一伝搬路20に
設けた第一偏光回転部22とを有する。従って光マトリ
クススイッチ装置8は偏光分離部16、入力ポート1
8、第一伝搬路20、及び第一偏光回転部22を、それ
ぞれn個ずつ有する。
【0023】また各出力経路12はそれぞれ、2×1偏
光合波部24と、偏光合波部24の出力に設けた出力ポ
ート26と、偏光合波部24の一方及び他方の入力の間
をループ状に接続する第二伝搬路28と、第二伝搬路2
8に設けた第二偏光回転部30とを有する。従って光マ
トリクススイッチ装置8は偏光合波部24、出力ポート
26、第二伝搬路28、及び第二偏光回転部30を、そ
れぞれm個ずつ有する。
【0024】そして各入力経路10の第一伝搬路20を
それぞれ、すべての出力経路12の第二伝搬路28と交
差させ、これら伝搬路20及び28の交差部に光スイッ
チ14を配置して、マトリクススイッチ部32を構成す
る。
【0025】さらに第一偏光回転部22を、マトリクス
スイッチ部32及び偏光分離部16の間に設ける。また
第二偏光回転部30を、マトリクススイッチ部32及び
偏光合波部24の間に設ける。
【0026】この実施例では、マトリクススイッチ部3
2をクロスバー型の4×4光マトリクススイッチとし、
このマトリクススイッチ部32を基板34に設ける。基
板34は電気光学効果を有する基板又は化合物半導体基
板であり、この基板34に入力導波路36及び出力導波
路38を設ける。4本の入力導波路36を並列配置する
と共に4本の出力導波路38を並列配置し、各入力導波
路36をそれぞれ、4本すべての出力導波路38と交差
させる。これら導波路36及び38の交差部に光スイッ
チ14を設け、クロスバー型の4×4光マトリクススイ
ッチを構成する。光スイッチ14は、全反射型、方向性
結合器型或はこれら以外の他の種類の2×2光スイッチ
素子である。
【0027】第一伝搬路20は入力導波路36、偏波保
存ファイバ40及び42を有する。偏光分離部16の一
方の出力、偏波保存ファイバ40、入力導波路36、偏
波保存ファイバ42及び偏光分離部16の他方の出力
を、順次に、接続する。これら偏波保存ファイバ40、
入力導波路36及び偏波保存ファイバ42により、偏光
分離部16の一方及び他方の出力の間をループ状に接続
する。
【0028】また第二伝搬路28は出力導波路38、偏
波保存ファイバ44及び46を有する。偏光合波部24
の一方の入力、偏波保存ファイバ44、出力導波路3
8、偏波保存ファイバ46及び偏光合波部24の他方の
入力を順次に接続する。これら偏波保存ファイバ44、
出力導波路38及び偏波保存ファイバ46により偏光合
波部24の一方及び他方の入力の間をループ状に接続す
る。
【0029】ここで、所定の入力ポート18(例えば図
中符号Pを付した入力ポート18)から入力した光を、
所定の出力ポート26(例えば図中符号Qを付した出力
ポート26)から出力させる場合を考える。この場合に
は、入力ポートPに接続する入力導波路36(図中符号
Rを付した入力導波路36)と出力ポートQに接続する
出力導波路38(図中符号Sを付した出力導波路38)
とが交差する交差部の光スイッチ14(図中符号Tを付
した光スイッチ14)により、第一及び第二偏光の光路
を、第一伝搬路20の入力導波路Rから第二伝搬路28
の出力導波路Sへスイッチングする。入力導波路R上の
光スイッチTを除く残りの光スイッチ14は、第一及び
第二偏光の光路をスイッチングしない。
【0030】偏光分離部16は偏光ビームスプリッタで
ある。偏光分離部16は電界ベクトルの方向が互いに直
交する第一偏光及び第二偏光を入力ポート18から入力
し、電界ベクトルの方向の相違に基づいて第一及び第二
偏光を分離する。偏光分離部16は分離した第一偏光を
一方の出力から及び分離した第二偏光を他方の出力から
出力する。同一の偏光分離部16から出力した第一及び
第二偏光は同一の入力導波路36に入力する。第一偏光
は偏波保存ファイバ40を介し入力導波路36の一方の
入力ポートに入力し、第二偏光は偏波保存ファイバ42
を介し入力導波路36の他方の入力ポートに入力する。
【0031】第一偏光回転部22は、マトリクススイッ
チ部32の入力面における第一及び第二偏光の電界ベク
トルの方向を一致させるように、第一及び第二偏光の双
方又は一方の電界ベクトルの方向を回転させる。この例
では、第一偏光回転部22を、偏光分離部16の他方の
出力及びマトリクススイッチ部32の間の第一伝搬路部
分(この例では偏波保存ファイバ42)に設けたファラ
デー回転子とし、第一偏光回転部22により第二偏光を
回転させる。
【0032】また第二偏光回転部30は、偏光合波部2
4の入力面における第一及び第二偏光の電界ベクトルの
方向を直交させるように、第一及び第二偏光の双方又は
一方の電界ベクトルの方向を回転させる。この例では、
第二偏光回転部30を、偏光合波部24の一方の入力及
びマトリクススイッチ部32の間の第二伝搬路部分(こ
の例では偏波保存ファイバ46)に設けたファラデー回
転子とし、第二偏光回転部30により第二偏光を回転さ
せる。尚、第一偏光回転部22及び第二偏光回転部30
を構成する回転子はファラデー回転子に限定されず、こ
のほか例えば、軸を軸回りにねじった偏波保存ファイバ
を回転子として用いてもよい。
【0033】そしてこの実施例では、第一偏光の電界ベ
クトル方向が基板34の光軸方向に一致するように、第
一及び第二偏光を入力ポート18に入力し、第一及び第
二偏光を偏光分離部16で分離する。分離した第一偏光
は偏波保存ファイバ40を介し入力導波路36の一方の
入力ポートに入力する。偏波保存ファイバ40は、マト
リクススイッチ部32の入力面となる入力導波路36の
入力面における第一偏光の電界ベクトル方向が基板34
の光軸方向と一致するように、第一偏光の偏波面を保存
する。また分離した第二偏光は偏波保存ファイバ42及
び第一偏光回転部22を介し入力導波路36の他方の入
力ポートに入力する。第一偏光回転部22は、入力導波
路36の入力面における電界ベクトル方向が基板34の
光軸方向と一致するように、分離した第二偏光の電界ベ
クトル方向を回転させ、この回転させた第二偏光を入力
導波路36に入力する。この結果、入力導波路36に入
力する第一及び第二偏光の電界ベクトル方向は双方とも
に基板34の光軸方向と一致する。
【0034】同一の入力ポート18から入力された第一
及び第二偏光は同一の入力導波路36に入力する。しか
もこれら第一及び第二偏光のうち第一偏光は入力導波路
36の一方から及び第二偏光は入力導波路36の他方か
ら入力導波路36に入力するので、これら第一及び第二
偏光は同一の入力導波路36を逆方向に伝搬する。
【0035】そしてこれら第一及び第二偏光の光路を、
光スイッチ14を介し入力導波路36から第二伝搬路2
8の出力導波路38に切り換えると、これら第一及び第
二偏光は同一の出力導波路38を逆方向に伝搬し、同一
の偏光合波部24に入力する。
【0036】これら第一及び第二偏光のうち第一偏光
は、出力導波路38の他方の出力ポート及び偏波保存フ
ァイバ48を経て偏光合波部24の他方の入力に入力
し、また第二偏光は出力導波路38の一方の出力ポー
ト、偏波保存ファイバ46及び第二偏光回転部30を経
て偏光合波部24の一方の入力に入力する。
【0037】偏波保存ファイバ46は、偏光合波部24
の入力面における第一偏光の電界ベクトル方向が基板3
4の光軸方向と一致するように、第一偏光の偏波面を保
存する。また第二偏光回転部30は、偏光合波部24の
入力面における第二偏光の電界ベクトル方向が基板34
の光軸方向と直交するように、第二偏光の電界ベクトル
方向を回転させ、この回転させた第二偏光を偏光合波部
24に入力する。この結果、偏光合波部24に入力する
第一及び第二偏光の電界ベクトル方向は直交する。
【0038】偏光合波部24は偏光ビームスプリッタで
ある。偏光合波部24は第一及び第二偏光を合波し、電
界ベクトルの方向が互いに直交する第一及び第二偏光を
出力する。
【0039】尚、第一偏光回転部22により第一及び第
二偏光の双方の電界ベクトルの方向を回転させる場合に
は、偏光分離部16の他方の出力及びマトリクススイッ
チ部32の間の第一伝搬路部分に設けたファラデー回転
子と、偏光分離部16の一方の出力及びマトリクススイ
ッチ部32の間の第一伝搬路部分(この例では偏波保存
ファイバ40)に設けたファラデー回転子とを第一偏光
回転部22とするようにすればよい。また第二偏光回転
部30により第一及び第二偏光の双方の電界ベクトルの
方向を回転させる場合には、偏光合波部24の一方の入
力及びマトリクススイッチ部32の間の第二伝搬路部分
に設けたファラデー回転子と、偏光合波部24の他方の
入力及びマトリクススイッチ部32の間の第二伝搬路部
分(この例では偏波保存ファイバ48)に設けたファラ
デー回転子とを第二偏光回転部30とするようにすれば
よい。
【0040】図2は第一実施例の動作説明のため第一実
施例の要部構成を概略的に示す平面図であり、所定の入
力ポートを備える入力経路と所定の出力ポートを備える
出力経路とマトリクススイッチ部とを示す。
【0041】図にも示すように、各光スイッチ14は入
出力ポート1A、1B、2A及び2Bを備える。入出力
ポート1Aは偏光分離部16の一方の出力側の第一伝搬
路部分(この例では偏波保存ファイバ40の側の入力導
波路部分)と接続し、また入出力ポート1Bは偏光分離
部16の他方の出力側の第一伝搬路部分(この例では偏
波保存ファイバ42の側の入力導波路部分)と接続す
る。そして入出力ポート2Aは偏光合波部24の一方の
入力側の第二伝搬路部分(この例では偏波保存ファイバ
46の側の出力導波路部分)と接続し、また入出力ポー
ト2Bは偏光合波部24の他方の入力側の第二伝搬路部
分(この例では偏波保存ファイバ48の側の出力導波路
部分)と接続する。
【0042】この実施例では、光スイッチ14は直進状
態で動作するとき第一及び第二偏光の光路を第一伝搬路
20の入力導波路36から第二伝搬路28の出力導波路
38に切り換え、また交差状態で動作するとき第一及び
第二偏光の光路を切り換えない。マトリクススイッチ部
32が備えるすべての光スイッチ14をこのように構成
する。
【0043】ここで図2に示す所定の入力ポートPから
入力した第一及び第二偏光を所定の出力ポートQから出
力する場合を考える。この場合、所定の入力ポートPに
接続する入力導波路Rと、所定の出力ポートQに接続す
る出力導波路Sとが交差する交差部の光スイッチTを直
進状態で動作させ、かつ入力導波路R上の光スイッチT
以外の残りの光スイッチ14を交差状態で動作させる。
すると、入力ポートPから入力した第一偏光は、偏光分
離部16、偏波保存ファイバ40、入力導波路R、光ス
イッチT、出力導波路S、偏波保存ファイバ48及び偏
光合波部24を順次に経て、出力ポートQから出力す
る。また入力ポートPから入力した第二偏光は、偏光分
離部16、偏波保存ファイバ42、入力導波路R、光ス
イッチT、出力導波路S、偏波保存ファイバ46及び偏
光合波部24を順次に経て、出力ポートQから出力す
る。
【0044】図3はこの発明の第二実施例の構成を概略
的に示す平面図である。尚、以下の説明では、第一実施
例の構成成分と同様の構成成分については同一の符号を
付して示し、第一実施例と同様の点についてはその詳細
な説明を省略する。
【0045】この実施例では、マトリクススイッチ部を
たすき型の4×4光マトリクススイッチとし入力経路の
第一伝搬路及び出力経路の第二伝搬路をたすき型の光マ
トリクススイッチが備える連絡導波路を用いて構成する
ほかは、第一実施例と同様の構成を有する。
【0046】図3にも示すように、第二実施例の光マト
リクススイッチ装置48は、4個の入力経路50をそれ
ぞれ、4個の出力経路52と交差させ、これら経路50
及び52の交差部に光スイッチ14を設けて成る。各入
力経路50はそれぞれ、偏光分離部16、入力ポート1
8、第一伝搬路54及び第一偏光回転部22を有し、各
出力経路52はそれぞれ、偏光合波部24、出力ポート
26、第二伝搬路56及び第二偏光回転部30を有す
る。
【0047】各入力経路50の第一伝搬路54をそれぞ
れ、すべての出力経路52の第二伝搬路56と交差さ
せ、これら伝搬路54及び56の交差部に光スイッチ1
4を配置して、マトリクススイッチ部58を構成する。
【0048】この実施例では、マトリクススイッチ部5
8はたすき型の4×4光マトリクススイッチである。こ
のたすき型の4×4光マトリクススイッチは、基板34
の一方の端部に設けた第一グループの8つのポートと、
基板34の他方の端部に設けた第二グループの8つのポ
ートと、第一及び第二グループのポート間に4行4列に
配置して基板34に設けた光スイッチ14と、第一及び
第二グループのポートの間を接続する連絡導波路とを備
えて成る。連絡導波路を基板34に設け、連絡導波路上
に光スイッチ14を設ける。
【0049】ここで、マトリクススイッチ部58を構成
するたすき型のマトリクススイッチにおいて第一グルー
プの上から数えて第N番目のポートをポートG1N、第二
グループの上から数えて第M番目のポートをポート
2M、及び第n行第m列の光スイッチ14を光スイッチ
14nmと表せば、ポートG1N、G2M及び光スイッチ14
nmを次のように接続している。
【0050】まず第一グループのポートG1N及び第1行
の光スイッチ141nを次に述べるように連絡導波路で接
続する。すなわち、ポートG11及びG12をそれぞれ光ス
イッチ1411と接続し、ポートG13及びG14をそれぞれ
光スイッチ1412と接続し、ポートG15及びG16をそれ
ぞれ光スイッチ1413と接続し、またポートG17及びG
18をそれぞれ光スイッチ1414と接続する。
【0051】また隣接する光スイッチ14同志を次に述
べるように連絡導波路で接続する。すなわち、横方向に
隣接する光スイッチ1411、1421、1431及び1441
を順次に接続し、また光スイッチ1414、1424、14
34及び1444を順次に接続する。さらに右上り斜め方向
に隣接する光スイッチ1412及び1421を接続し、光ス
イッチ1413、1422及び1431を順次に接続し、光ス
イッチ1414、1423、1432及び1441を順次に接続
し、光スイッチ1424、1433及び1442を順次に接続
し、また光スイッチ1434及び1443を接続する。さら
に左上り斜め方向に隣接する光スイッチ1413及び14
24を接続し、光スイッチ1412、1423及び1434を順
次に接続し、光スイッチ1411、1422、1433及び1
44を順次に接続し、光スイッチ1421、1432及び1
43を順次に接続し、また光スイッチ1431及び1442
を接続する。
【0052】また第4行の光スイッチ144n及び第二グ
ループのポートG2Mを次に述べるように連絡導波路で接
続する。すなわち、ポートG21及びG22をそれぞれ光ス
イッチ1441と接続し、ポートG23及びG24をそれぞれ
光スイッチ1442と接続し、ポートG25及びG26をそれ
ぞれ光スイッチ1443と接続し、またポートG27及びG
28をそれぞれ連絡導波路で光スイッチ1444と接続す
る。
【0053】そしてこの実施例では、第一伝搬路54は
偏波保存ファイバ40、42及び入力導波路60を有す
る。入力導波路60は上述のたすき型の光マトリクスス
イッチが備える連絡導波路を任意好適に組み合わせて構
成した導波路である。また第二伝搬路56は偏波保存フ
ァイバ46、48及び出力導波路62を有する。出力導
波路62もまた上述のたすき型の光マトリクススイッチ
が備える連絡導波路を任意好適に組み合わせて構成した
導波路である。
【0054】入力導波路60はそれぞれ別の入力ポート
18と接続し、出力導波路62はそれぞれ別の出力ポー
ト26と接続する。そしてそれぞれの入力導波路60
を、4つのすべての出力導波路62と交差させ、これら
導波路60及び62の交差部に光スイッチ14を配置す
る。従って光スイッチ14により第一及び第二偏光の光
路を制御することにより、所望の入力ポート18に入力
した第一及び第二偏光を所望の出力ポート26から出力
させることができる。
【0055】それぞれの入力導波路60が4つのすべて
の出力導波路62と交差するのであれば、これら導波路
60及び62を構成する連絡導波路の組み合わせをどの
ようにしてもよい。
【0056】これら導波路60及び62の構成の一例を
図3に示す。図3においては、基板34に設けた4個の
入力導波路60をそれぞれ実線の太線、一点鎖線の太
線、二点鎖線の太線及び点線の太線で基板34上に描い
て示し、また基板34に設けた4個の出力導波路62を
それぞれ実線の細線、一点鎖線の細線、二点鎖線の細線
及び点線の細線で基板34上に描いて示した。
【0057】図4は第二実施例の動作説明のため第二実
施例の要部構成を概略的に示す平面図であり、所定の入
力ポートを備える入力経路と所定の出力ポートを備える
出力経路とマトリクススイッチ部とを示す。
【0058】この実施例では、図中に白丸印で示した光
スイッチ14は直進状態で動作するとき第一及び第二偏
光の光路を第一伝搬路54の入力導波路60から第二伝
搬路56の出力導波路62に切り換え、また交差状態で
動作するとき第一及び第二偏光の光路を切り換えない。
これと共に図中に黒丸印で示した光スイッチ14は交差
状態で動作するとき第一及び第二偏光の光路を第一伝搬
路54の入力導波路60から第二伝搬路56の出力導波
路62に切り換え、また直進状態で動作するとき第一及
び第二偏光の光路を切り換えない。このように第二実施
例では、光路切り換えを行うときの動作状態が異なる2
種類の光スイッチ14を用いて、第一及び第二偏光のス
イッチングを行う。
【0059】ここで図4に示す所定の入力ポートPから
入力した第一及び第二偏光を所定の出力ポートQから出
力する場合を考える。この場合、所定の入力ポートPに
接続する入力導波路Rと、所定の出力ポートQに接続す
る出力導波路Sとが交差する交差部の黒丸印の光スイッ
チTを交差状態で動作させ、かつ入力導波路R上の光ス
イッチT以外の残りの白丸印の光スイッチ14を交差状
態で動作させる。すると入力ポートPから入力した第一
偏光は、偏光分離部16、偏波保存ファイバ40、入力
導波路R、光スイッチT、出力導波路S、偏波保存ファ
イバ48及び偏光合波部24を順次に経て、出力ポート
Qから出力する。また入力ポートPから入力した第二偏
光は、偏光分離部16、偏波保存ファイバ42、入力導
波路R、光スイッチT、出力導波路S、偏波保存ファイ
バ46及び偏光合波部24を順次に経て、出力ポートQ
から出力する。
【0060】この発明は上述した実施例にのみ限定され
るものではなく、従って各構成成分の構成、配設位置、
配設個数、接続関係、動作状態、形成材料及びそのほか
の条件を任意好適に変更することができる。
【0061】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の光マトリクススイッチ装置によれば、偏光分離
部は電界ベクトル方向が互いに直交する第一及び第二偏
光を入力し、これら偏光を分離する。偏光分離部は分離
した第一及び第二偏光を一方及び他方の出力から出力す
る。一方、第一伝搬路は偏光分離部の一方及び他方の出
力をループ状に接続する。従ってこれら分離された第一
及び第二偏光は第一伝搬路を互いに逆向きに伝搬してマ
トリクススイッチ部に入力する。
【0062】しかも第一偏光回転部は第一及び第二偏光
の双方又は一方の電界ベクトル方向を回転させ、マトリ
クススイッチ部の入力面における第一及び第二偏光の電
界ベクトル方向を一致させる。従って電界ベクトル方向
が一致する第一及び第二偏光がマトリクススイッチ部の
光スイッチに入力するので偏光依存性をなくせる。また
電界ベクトル方向が一致する第一及び第二偏光が同じ第
一伝搬路を伝搬しても、これら偏光の伝搬方向は逆向き
なのでこれら偏光が互いに干渉し合うことはない。
【0063】さらにこの発明によれば、各入力経路の第
一伝搬路をそれぞれ、すべての出力経路の第二伝搬路と
交差させ、これら第一及び第二伝搬路の交差部に光スイ
ッチを配置して、マトリクススイッチ部を構成する。
【0064】第一及び第二伝搬路は光スイッチを介して
光学的に結合し、第二伝搬路は偏光合波部の一方及び他
方の入力をループ状に接続する。従って光スイッチを介
して第一及び第二偏光の光路を切り換えることにより、
所望の偏光分離部に入力した第一及び第二偏光を所望の
偏光合波部に入力させることができる。光路を切り換え
た第一及び第二偏光は第二伝搬路を互いに逆向きに伝搬
して偏光合波部に入力する。
【0065】また第一伝搬路は偏光分離部の一方及び他
方の出力をループ状に接続し、第二伝搬路は偏光分離部
の一方及び他方の出力をループ状に接続する。そしてこ
れらループ状の第一伝搬路とループ状の第二伝搬路とが
交差する交差部に光スイッチを設ける。従って第一及び
第二偏光の光路を同一の光スイッチで切り換え、これら
第一及び第二偏光を同一の偏光合波部に入力することが
できる。第一及び第二偏光の光路切り換えを同一の光ス
イッチで行えるので、光スイッチの制御が複雑にならな
い。
【0066】さらにこの発明の構成によれば、第二偏光
回転部は偏光合波部の入力面における第一及び第二偏光
の電界ベクトルの方向を直交させるように、第一及び第
二偏光の双方又は一方の電界ベクトルの方向を回転させ
る。従って偏光合波部は電界ベクトル方向が直交する第
一及び第二偏光を合波し出力することができる。
【0067】このようにこの発明によれば、偏光依存性
がなく、しかも光スイッチの制御が簡単な光マトリクス
スイッチ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例の構成を概略的に示す平
面図である。
【図2】第一実施例の動作説明に供する要部平面図であ
る。
【図3】この発明の第二実施例の構成を概略的に示す平
面図である。
【図4】第二実施例の動作説明に供する要部平面図であ
る。
【符号の説明】 8、48:光マトリクススイッチ装置 10、50:入力経路 12、52:出力経路 14:光スイッチ 16:偏光分離部 18:入力ポート 20、54:第一伝搬路 22:第一偏光回転部 24:偏光回転部 26:出力ポート 28、56:第二伝搬路 30:第二偏光回転部 32、58:マトリクススイッチ部 34:基板 36、60:入力導波路 38、62:出力導波路 40〜46:偏波保存ファイバ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 n個の入力経路をそれぞれ、m個の出力
    経路と交差させ、これら入力及び出力経路の交差部に光
    スイッチを設けて成る光マトリクススイッチ装置におい
    て、 各入力経路はそれぞれ、1×2偏光分離部と、該偏光分
    離部の入力に設けた入力ポートと、該偏光分離部の一方
    及び他方の出力の間をループ状に接続する第一伝搬路
    と、該第一伝搬路に設けた第一偏光回転部とを有し、 各出力経路はそれぞれ、2×1偏光合波部と、該偏光合
    波部の出力に設けた出力ポートと、該偏光合波部の一方
    及び他方の入力の間をループ状に接続する第二伝搬路
    と、該第二伝搬路に設けた第二偏光回転部とを有し、 各入力経路の第一伝搬路をそれぞれ、すべての出力経路
    の第二伝搬路と交差させ、これら第一及び第二伝搬路の
    交差部に光スイッチを配置して、マトリクススイッチ部
    を構成し、 前記第一偏光回転部を、マトリクススイッチ部及び偏光
    分離部の間に設け、 前記第二偏光回転部を、マトリクススイッチ部及び偏光
    合波部の間に設けて成り、 前記偏光分離部は電界ベクトルの方向が互いに直交する
    第一偏光及び第二偏光を入力し、電界ベクトルの方向の
    相違に基づいて第一及び第二偏光を分離し、 前記第一偏光回転部は、マトリクススイッチ部の入力面
    における第一及び第二偏光の電界ベクトルの方向を一致
    させるように、第一及び第二偏光の双方又は一方の電界
    ベクトルの方向を回転させ、 前記第二偏光回転部は、偏光合波部の入力面における第
    一及び第二偏光の電界ベクトルの方向を直交させるよう
    に、第一及び第二偏光の双方又は一方の電界ベクトルの
    方向を回転させ、 偏光合波部は第一及び第二偏光を合波し、電界ベクトル
    の方向が互いに直交する第一及び第二偏光を出力するこ
    とを特徴とする光マトリクススイッチ装置。
  2. 【請求項2】 前記第一偏光回転部を偏光分離部の他方
    の出力及びマトリクススイッチ部の間の第一伝搬路に設
    け、前記第二偏光回転部を偏光合波部の一方の入力及び
    マトリクススイッチ部の間の第二伝搬路に設けたことを
    特徴とする請求項1に記載の光マトリクススイッチ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記マトリクススイッチ部を、電気光学
    効果を有する基板又は化合物半導体基板に設け、マトリ
    クススイッチ部の入力面における第一及び第二偏光の電
    界ベクトルの方向を、前記基板の光軸方向に一致させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の光マトリクススイッ
    チ装置。
  4. 【請求項4】 同じ第一伝搬路を伝搬する第一及び第二
    偏光の伝搬方向を互いに逆向きとすると共に、同じ第二
    伝搬路を伝搬する第一及び第二偏光の伝搬方向を互いに
    逆向きとすることを特徴とする請求項1に記載の光マト
    リクススイッチ装置。
JP18968691A 1991-07-30 1991-07-30 光マトリクススイツチ装置 Withdrawn JPH0534734A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPWO2006013928A1 (ja) * 2004-08-04 2008-05-01 古河電気工業株式会社 光回路装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2006013928A1 (ja) * 2004-08-04 2008-05-01 古河電気工業株式会社 光回路装置
JP4927548B2 (ja) * 2004-08-04 2012-05-09 古河電気工業株式会社 光回路装置

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Effective date: 19981008