JPH05346223A - スートブロワ割出し用ばね負荷ブレーキ組立体 - Google Patents

スートブロワ割出し用ばね負荷ブレーキ組立体

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JPH05346223A
JPH05346223A JP4011298A JP1129892A JPH05346223A JP H05346223 A JPH05346223 A JP H05346223A JP 4011298 A JP4011298 A JP 4011298A JP 1129892 A JP1129892 A JP 1129892A JP H05346223 A JPH05346223 A JP H05346223A
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JP
Japan
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sootblower
carriage
brake assembly
engagement
pinion
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JP4011298A
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English (en)
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Steven P Carpenter
ポール カーペンター スチーブン
James C Cavinee
クライド カビニー ジェームス
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Babcock and Wilcox Co
Original Assignee
Babcock and Wilcox Co
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28GCLEANING OF INTERNAL OR EXTERNAL SURFACES OF HEAT-EXCHANGE OR HEAT-TRANSFER CONDUITS, e.g. WATER TUBES OR BOILERS
    • F28G15/00Details
    • F28G15/04Feeding and driving arrangements, e.g. power operation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動する物体の長手方向移動を減衰するブレ
ーキ組立体を提供する。 【構成】 ブレーキ組立体は移動する物体の移動線中へ
係合ブロックを偏圧する偏圧機構を備える。移動する物
体がブロックと接触すると、物体がブロックを物体の移
動線から偏圧部材と逆にたわませることができる力の作
用を受けるまで移動が減衰される。物体はその後前記ブ
レーキ組立体を通り過ぎて移動し且つその移動線に沿っ
て続くことができる。特に、ブレーキ組立体はスートブ
ロワ10の清掃ノズル64が先の清掃サイクルに対して
割出されたノズル位置をもつまで往復動するスートブロ
ワの長手方向移動を減衰するために使用される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特に割出し槍管駆動装置
を有するボイラ清掃用引込みスートブロワのためのブレ
ーキ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】スートブロワは、スラッグ及び灰の付着
物を除去させるために大規模ボイラ内の熱伝達表面に対
して水、空気又は蒸気のような吹付け媒体の流れを発射
するために使用される。吹付け媒体の衝突はこれらの付
着層を除去させる機械的及び熱的衝撃を生じる。1つの
一般的な範疇のスートブロワは長い引込み形式として知
られている。これらの装置は引込み可能な槍管を有し、
該槍管は周期的にボイラ中へ前進され且つボイラから引
込められ、且つ同時に回転され、それにより槍管の端に
ある1つ以上のノズルが螺旋経路を追跡する吹付け媒体
の噴流を発射する。
【0003】出願人によって製作された所謂「IK」ス
ートブロワのような多くの通常のスートブロワは、前進
移動中に追跡された螺旋経路と交差する螺旋経路に沿っ
てノズルを戻す空動装置を含む。この割出しは、伸張中
に清掃されなかった表面が引込みの際に吹付け媒体の作
用を受けることを可能にする。槍管ノズルは伸張及び引
込みの際に異なる螺旋経路を追跡するが、それにもかか
わらずこれらの螺旋経路の位置は固定されている。吹付
け媒体による衝撃の作用を頻繁に受ける熱伝達表面は腐
食及び摩耗で傷付く。更に、ノズル噴流の螺旋経路の間
にある領域は時には充分な清掃をのがすことがある。前
述したことに鑑みて、槍管ノズルによって追跡される多
数の異なるしかし予測可能な螺旋経路を提供する割出し
機構を有する長い引込みスートブロワ装置を提供する必
要がある。
【0004】本発明の譲受人へ普通に譲渡された米国特
許第4,803,959号は、各スートブロワ作動サイ
クルの際にノズルによって追跡される螺旋経路を僅かに
変位させ、このため前述した従来技術設計の欠点を克服
する割出し駆動装置を有するスートブロワを開示してい
る。該特許に従う割出し装置は、槍管駆動キャリッジを
有し、該キャリッジが前進され且つ引込められると同時
に槍管を回転するスートブロワに特に適合している。多
くの長い引込みスートブロワ設計のために、キャリッジ
は1つ以上のピニオン歯車を有する駆動列に結合された
電気駆動モータを有し、該ピニオン歯車はキャリッジ及
び槍管を引込め且つ前進させるように細長い歯車ラック
と噛合う。また、キャリッジは槍管を傘歯車を介して回
転するように駆動する。
【0005】上記特許の割出し装置は駆動ピニオン歯車
を長手方向駆動ラックに沿って変位させることを提供す
る。割出し装置はラックと噛合うピニオン歯車を各作動
サイクルの際に所定の歯数だけラックに対して前進させ
る。槍管の長手方向及び回転方向駆動装置の間の歯車連
結のために、該駆動ピニオンの前進は各作動サイクルの
際に槍管ノズルによって追跡される螺旋経路の位置に僅
かな変化を生じる。換言すれば、槍管ノズルによって追
跡される螺旋経路の位置はピニオンの前進に対応する位
置又は距離だけ割出される。先の特許の割出し機構は主
ラック要素と噛合う可動なラックセグメントを採用し、
該ラックセグメントは槍管がその清掃サイクルを始める
時にピニオン駆動歯車によって加えられた牽引作用力に
よって割出される。このように、割出し機構は自動的に
作動し、新しいスートブロワ並びに改造型の応用として
多くの現存するスートブロワに組入れられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特許の割出し機構
は多くの応用に対してうまく作動することが示されてい
るが、それはそれを若干の新しい及び改造の応用に適用
することを試みる時に幾つかの制限を有する。以下によ
り充分に説明されるように、応用制限は、充分な負荷が
駆動ピニオン軸上に提供されずにキャリッジがその初期
前方移動を始める場合に生じる。このため、該特許の割
出し機構は作動され損なう。本発明では、ラックに対し
てピニオンを前進させるために必要とされる負荷が発生
され且つピニオンが前進されるまでキャリッジの前方移
動を減衰するばね負荷ブレーキ又は摩擦キー組立体が設
けられる。
【0007】ブレーキ組立体はスートブロワの割出し機
構を組み入れるために設計されたが、本願発明は特別の
駆動力の発生まで前方移動が遅延されることを必要とす
るところに利用を見つける。
【0008】本発明の追加の利益及び利点は、添付図面
と関連してみた以下の好適な実施例の説明及び特許請求
の範囲から、本発明が関係する当業者に明らかになろ
う。
【0009】
【実施例】本発明の改良点を含むスートブロワが図1に
示されており、そこで参照符号10によって全体的に指
示されている。スートブロワ10は主にフレーム組立体
12、槍管14、給送管16、及びキャリッジ18から
なる。スートブロワ10はその通常静止した位置にあ
る。作動の際に、槍管14はボイラ(図示せず)中へ伸
張され且つ該ボイラから引込められ、同時に回転され
る。
【0010】図4に最良に示したように、フレーム組立
体12はユニット全体のためのハウジングを形成する概
ね矩形の形状のフレーム箱20を含む。キャリッジ18
はフレーム箱20の両側に配置された二対の軌道に沿っ
て案内され、該軌道は下方軌道22及び24と上方軌道
26及び28とを含む。軌道22乃至28は山形鉄棒素
材から作られ、それはねじ山付締着具又は溶接によって
フレーム箱20に連結されている。歯付ラック組立体3
2及び34が上方軌道26及び28にそれぞれ堅く連結
され、キャリッジ18の長手方向移動を可能にするよう
に設けられている。フレーム組立体12はボイラ壁又は
別の取付構造に固定された壁箱(図示せず)に支持さ
れ、且つ後部支持ブラケット36によって更に支持され
ている。
【0011】キャリッジ18は槍管14をボイラ中へ及
びボイラから駆動し、駆動モータ40とハウジング44
によって囲まれた歯車箱42とを含む。駆動モータ40
はキャリッジ18及び槍管14を前進させるようにラッ
ク組立体32及び34と係合する一対のピニオン歯車4
6及び48を駆動する。支持軸受又はキャリッジローラ
58及び59はキャリッジ18を支持するために軌道2
2乃至28と係合する。
【0012】給送管16は一端において後部ブラケット
52へ取付けられ、ポペット弁54の作用によって制御
される吹付け媒体を導く。ポペット弁54は槍管14の
伸張の際に吹付け媒体の排出を開始するようにキャリッ
ジ18によって係合されるリンク機構56を介して作動
され、槍管及びキャリッジがそれらの遊び引込み位置へ
戻った時に流れを遮断する。槍管14は給送管16の上
に嵌合し、それらの間の流体シールは吹付け媒体がノズ
ル64からの排出のために槍管中へ導かれるようにバッ
キン押え(図示せず)によって提供される。
【0013】コイル巻の電気ケーブル60は駆動モータ
40がキャリッジ18と共に移動する時に駆動モータ4
0へ電力を導く。前部支持ブラケット62は槍管14を
その長手方向及び回転方向運動中支持するローラ及び軸
受を含む。長い槍管の長さのため、ローラ及び軸受をも
有する中間支持部66が槍管の過大な曲げたわみを妨げ
るために設けられることができる。「IK」式スートブ
ロワの既知の設計の構造の追加の細部は本発明の譲渡人
に発行された米国特許第3,439,376号でわか
り、該米国特許はここに参考として組入れられる。
【0014】図3はキャリッジ18の歯車箱42内の駆
動列の絵画図を提供する。駆動モータ40は動力を出力
軸68を通して伝達し、次に一次平歯車70及び72を
通して一次出力軸74へ伝達する。一次出力軸ウォーム
歯車76は軸80を回転させるウォーム平歯車78と噛
合う。軸80は回転傘歯車82を直接駆動し、該傘歯車
は槍管14に固定されたボス傘歯車84と噛合う。従っ
て、傘歯車82及び84はモータ40の付勢に応じて回
転運動を槍管14へ与える。また、軸80は並進軸92
を駆動する一対の並進平歯車88及び90を駆動する。
ピニオン歯車46及び48(歯車48は図示せず)は軸
92の両端に取付けられ且つ先に説明したラック組立体
32及び34と噛合う。
【0015】図3から明らかなように、槍管14の並進
及び回転移動の間の直接歯車相互連結のために、これら
の運動に一定の関係が提供される。図2は、通常のスー
トブロワのための槍管14の伸張及び引込み移動中に一
対の直径方向に対峙した槍管ノズル64によって追跡さ
れる螺旋経路を略図式に示す。実線で示した螺旋経路9
6は伸張中ノズル64によって追跡される経路を表わ
す。スートブロワ10の若干の設計のために、螺旋経路
の割出しを導入する空動装置がボス84に位置決めさ
れ、それにより引込みの際に仮想線98で表わされた螺
旋は螺旋96の経路の間にある経路を追跡する。そのよ
うな特別の空動機構がなくても、駆動列のバックラッシ
はしばしばそのような伸張及び引込み螺旋経路の変位を
させるために充分である。前述したように、そのような
割出しは清掃性能を高めるために提供され、衝撃された
表面の腐食及び摩耗をやや減らす。しかしながら、両方
の経路の位置が一定であり、これらの経路の間に残存す
る充分に清掃されることができなかったかなりの面積を
生じるので、空動割出しはこれらの問題を排除しない。
米国特許第4,803,959号は、スートブロワ10
が作動される度毎に螺旋経路96及び98の位置決めを
予測可能な様態で変更することによってこの問題を克服
する割出し装置を提供する。
【0016】図5乃至図7は上記した特許による割出し
機構を組入れるラック組立体32を示す。この説明を簡
単にするために、ラック組立体32だけを詳細に説明
し、ラック組立体34はもし採用されるならば構成及び
作動が同じであることが理解される。ラック組立体32
は固定された歯付セグメント106と長手方向に割出し
可能な歯付セグメント108とを含む。両方のラック部
分106及び108は幅狭くされた端110及び112
を含み、該端はそれらが図5に示したように重ね合せ様
態で相互嵌合することを許すと同時にピニオン歯車46
の全幅との係合を提供する。あり継ぎ又は幅広いピニオ
ン歯車と共に用いられる並んだラックのようなラックセ
グメントを重ね合わせるための他の装置が同等の好結果
をもって使用されることができた。割出し可能な部分1
08は、長手方向に延びるスロット116及び118を
通して嵌合するスライドブロック115を支持するねじ
山付締着具114によって支持レール26に取付けられ
る。ブロック115は割出し部分108に対してしっか
りクランプせず、このためその部分が長手方向変位を受
けることを可能にする。ばねブラケット120がコイル
ばね122及び調節可能なストッパねじ124を支持す
る。コイルばね122は割出し可能な部分108を図5
及び図6に示した位置まで押圧し、そこで部分110及
び112は互いに完全に重なり合う。この位置で、ラッ
ク部分106及び108の歯の相互係合はピニオン歯車
46と適当に噛合う。ばね122の使用の代替例とし
て、空気圧シリンダ等のような多くの他のコンプライア
ンスのある装置が採用されることができた。ストッパね
じ124は、図6に関して右の方への割出し可能なラッ
クセグメント108の長手方向移動が図6に示した寸法
「P」によって表わされる1つの歯(ピッチ)距離に等
しくなるように調節される。別に、割出し運動距離はピ
ッチ間隔の倍数であることができた。このため、割出し
可能なラック108は2つの極限位置の間で移動するこ
とができ、該極限位置の両方はピニオン歯車46との適
当な噛合いを提供する。
【0017】ラック組立体32及び34は割出し可能な
部分108がボイラから最も遠方に配置されるようにレ
ール26及び28に取付けられる(逆の配置が使用され
ることができたが)。図6はスートブロワの作動前のピ
ニオン歯車46をその初期位置で仮想線で示す。作動
中、駆動モータ40が槍管を前進させるように付勢され
ると、ピニオン歯車46は割出し可能なラックセグメン
ト108上に作用し、それはキャリッジ18を静止から
加速し、コイルばね122を圧縮する反作用力を生じさ
せる。部分108の割出し運動が完了すると、ピニオン
歯車46はキャリッジ18を前進させる。ピニオン歯車
46が割出し可能なセグメント108ともはや噛合わな
くなると、そのラック部分はコイルばね122の作用に
よって図5及び図6に示したその正規の位置まで戻るこ
とを許される。キャリッジ18が槍管14を完全に伸張
するように前進されると、それは遊び位置まで戻るよう
にその運動を逆転する。該逆転運動で、図6に実線で示
したピニオン歯車46は割出し可能なセグメント108
と再び係合する。従って、スートブロワ10の各作動サ
イクルはピニオン歯車46及び48をラックセグメント
106及び108の固定部分に関して一定量(例えば1
つの歯)だけ前進させる。また、この割出しは、長手方
向及び回転方向槍管駆動機構が一緒に歯車伝動され且つ
ピニオン歯車46及び48並びにラック組立体32及び
34の間の整相が螺旋配向を確立するので螺旋96及び
98の位置決めを変位させる。そのような割出しは図2
に線126で例示されており、該線は連続した作動サイ
クルにわたって変位された種々の螺旋の部分的な軌跡で
ある。特別のスートブロワのための独特な経路の総数
は、ラックでの割出し運動の範囲と、歯車箱内でのピニ
オン駆動軸と槍管14に連結された被駆動部材との間の
歯車伝動関係との関数である。
【0018】若干の応用では、駆動モータ40の初期付
勢で割出し可能なラックセグメント108がコイルばね
122を圧縮し且つピニオン歯車46を固定ラックセグ
メント106に対して割出すことを許す反作用力を生じ
させるために充分な牽引作用力または加速度をもってピ
ニオン歯車46が割出し可能なラックセグメント108
上に作用することを怠る事態が起こることがある。例と
してであって制限としてではなく、上記問題が起こり得
る事態を以下に説明する。
【0019】第1の事態はセグメント108の割出し移
動を邪魔し又は妨げる異物の蓄積が割出し可能なラック
セグメント108に隣接してある時に起こる。異物は種
々の源から生じる付着物であることがあり、またスラッ
グ又は灰のようなボイラ複生成物を含むことがある。
【0020】セグメント108の割出し移動が生じない
第2の事態は槍管14の回転の結果である。駆動モータ
40の付勢で、槍管が駆動モータ40へ歯車連結されて
いる故に槍管14は回転を開始することが理解される。
支持ブラケット62及び中間支持体66のローラ及び軸
受の固有の摩擦と関連した槍管40の回転はキャリッジ
18を「ねじ」式の作用によって前方へ引張られる。支
持体62及び66のローラは清掃作動中槍管14の円滑
な前進を増進するように螺旋角度と整合されているの
で、ねじ作用は促進される。その結果として、ピニオン
64と一緒にキャリッジ18は駆動負荷がピニオン64
へ加えられるに先立って前方へ引張られることができ
る。初期前進移動は小さいが、それはセグメント108
の割出し移動を生じさせるに必要なピニオン64の加速
度を相殺するに充分な大きさを有する。
【0021】この初期の又は充分なピニオン64の負荷
の欠乏を克服するために、本発明はセグメント108の
割出し移動を誘起するばね負荷ブレーキ又は摩擦キー組
立体140を有するスートブロワ10を提供する。一般
に、ブレーキ組立体140は、ピニオン64がセグメン
ト108の割出し移動を生じさせるために充分負荷され
るまでキャリッジ18の前進移動を減衰する。
【0022】上記した結果を得るために、ブレーキ組立
体140はねじ山付締着具144によって上方軌道26
へ一端において固定された片持ばり式板ばね142を含
む。1つのブレーキ組立体140だけをここで説明する
が、同様なブレーキ組立体140が軌道28に取付けら
れ得ることは理解されるべきである。スートブロワ10
が引込み位置にある時、板ばね142の対向する自由端
に固定された係合ブロック又は摩擦キーヘッド146は
軌道26中に形成されたスロット148を通過するよう
に偏圧される。スロット148は、偏圧された係合又は
摩擦キーヘッド146の位置がキャリッジローラが従う
移動の伸張経路又は線160と妨害関係にあるように軌
道26中に配置される。
【0023】摩擦キーヘッド146はねじ山付締着具又
は同様な装置によって板ばね142へ固定される。摩擦
キーヘッド146の形状は、ブレーキ組立体140が軌
道26と接触状態になる水平なランド部分156によっ
てスロット148を通して過大に偏圧されるのを妨げる
ようになっている。このため、幅狭い垂直方向延長部分
158はスロット148を完全に貫通する部分である。
【0024】駆動モータ40の付勢で、キャリッジ18
はキャリッジローラ58が摩擦キーヘッド146と係合
するまで前述したねじ作用によって又はピニオン64上
の実際の負荷によって前進移動する。キャリッジローラ
58は摩擦キーヘッド146を越えて移動しようとする
ので、前進移動と反対の力が摩擦キーヘッド146の傾
斜路表面を通して組立体140によって供給される。供
給された反力はセグメント108上に追加の前進牽引作
用力を発生することをピニオン64に要求する。充分な
負荷がピニオン64へ供給され、それが摩擦キーヘッド
146及び板ばね142の両方をたわませ且つキャリッ
ジ18をそれを越えて移動させるまでキャリッジ18の
移動は減衰される。セグメント108が割出し移動を経
験し且つストッパねじ124と接触状態になるまでキャ
リッジローラ58がキーヘッド146を越えて移動する
ことを禁止されるように反力が提供される(もし割出し
装置が故障のために割出すことができなくなければ、そ
の場合にはキャリッジローラは割出しをせずに移動す
る)。そのように、反力は傾斜路表面150の傾角及び
/又は板ばね142の剛性を変えることによって必要と
されるように調節されることができる。
【0025】キャリッジローラ58が摩擦キーヘッド1
46の上を移動し、且つそれを越えて移動すると、ブレ
ーキ組立体140はその初めの形状を取る。引込み行程
で、キャリッジローラ58は傾斜路表面152と係合
し、板ばね142及び摩擦キーヘッド146を再びたわ
ませる。傾斜路表面152の傾角又は勾配は傾斜路表面
150の傾角又は勾配と異なることができる。たわみを
生じるために充分な負荷はピニオン64がその時に固定
セグメント106と係合されているので引込み行程中容
易に発生される。
【0026】絶えず変化する螺旋位置のため、繰返し吹
付け媒体衝撃は減少され、それに応じてボイラの特別の
領域での腐食は少なくされる。先に略述したように、連
続した螺旋経路間の位置の差を増す装置として、ラック
の2つ以上のピッチ間隔に等しい割出し運動を生じるよ
うに、ラック部分106及び108が修正されることが
でき又はストッパねじ124が調節されることができ
た。ラック組立体32及び34はそれらがスートブロワ
で現在使用されている通常のユニット式ラックの部分の
所定の位置で使用されることができるように形成され
る。ブレーキ組立体140は新しい設備のために形成さ
れ、上記した割出し能力を提供するラック組立体32及
び34で容易に改造するために形成される。
【0027】割出し機構を作動することに関連して説明
したが、ブレーキ組立体140は多くの追加の応用のた
めに使用されることができた。例えば、ブレーキ組立体
140はリミットスイッチ、機械的作動流体制御弁等の
ような他の装置を作動するために使用されることができ
た。そのうえ、ブレーキ組立体140の運動減衰作用は
簡単にキャリッジの位置を制御するために更に提供され
ることができた。また、ブレーキ組立体140は記述さ
れた応用のようにスートブロワ軌道に沿って種々の場所
に位置決めされることができた。
【0028】上の説明は本発明の好適な実施例を規定す
るが、本発明は特許請求の範囲の適当な範囲及び公正な
意味から逸脱せずに修正、変形及び変更を受けることが
できることは理解されよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴を組入れる長い引込みスートブロ
ワを示す絵画的図。
【図2】図1に示したスートブロワの伸張及び引込みの
際の槍管ノズルにより追跡された螺旋経路を示す絵画的
側面図。
【図3】図1に示したスートブロワの槍管の伸張及び回
転を生じさせるスートブロワキャリッジの駆動列構成を
示す簡単化した絵画的図。
【図4】図1から概ね線4−4に沿ってみた断面図であ
って、キャリッジの内部構成要素を示す図。
【図5】ピニオン歯車と共に示した本発明のブレーキ組
立体を取付けた割出しラック組立体の反転した絵画的
図。
【図6】図5に示したラックの側面図。
【図7】図5に示したラックの上面図。
【図8】図6に示したラックの反対側の立面図。
【図9】図8に示した図と同様な側面図であり、本発明
のブレーキ組立体のたわみを更に示す図。
【符号の説明】
10 スートブロワ 12 フレーム組立体 14 槍管 18 キャリッジ 20 フレーム箱 22,24,26,28 軌道 32,34 ラック組立体 36,52,62 ブラケット 40 駆動モータ 42 歯車箱 46,48 ピニオン 64 ノズル 96,98 螺旋経路 106,108 歯付セグメント 115 スライドブロック 116,118,148 スロット 122 コイルばね 124 ストッパねじ 140 ばね負荷ブレーキ又は摩擦キー組立体 142 片持ばり式板ばね 144 ねじ山付締着具 146 係合ブロック又は摩擦キーヘッド

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータによって発生された駆動力によっ
    て移動線に沿って進められるスートブロワキャリッジの
    長手方向移動を減衰するためのブレーキ組立体であっ
    て、 前記スートブロワキャリッジに対して固定されたフレー
    ムと、 係合表面を有する係合ブロックと、 前記係合ブロックを前記スートブロワキャリッジの前記
    移動線中へ偏圧するために前記フレームに固定されたた
    わみ可能な偏圧装置とを備え、前記係合ブロックは前記
    スートブロワキャリッジと接触のために前記係合表面を
    配向するように前記偏圧装置に取付けられ、前記偏圧装
    置は前記スートブロワキャリッジの長手方向移動を減衰
    するように前記係合ブロック及び前記係合表面と接触
    し、それにより前記モータによって発生された前記駆動
    力をある量まで増加し、そこで前記スートブロワキャリ
    ッジが前記係合ブロックを前記移動線から前記偏圧装置
    と逆の方向へたわませ、それにより前記スートブロワキ
    ャリッジを前記移動線に沿って長手方向へ移動し続ける
    ことを許すブレーキ組立体。
  2. 【請求項2】 前記偏圧装置は第1及び第2の端を有す
    るばね部材であり、前記第1の端は前記フレームに固定
    可能に取付けられ、前記第2の端はそれへ取付けられた
    前記係合ブロックを有する請求項1に記載されたブレー
    キ組立体。
  3. 【請求項3】 前記ばね部材は片持ばり式ばねである請
    求項2に記載されたブレーキ組立体。
  4. 【請求項4】 前記係合表面は前記移動線に対して傾斜
    路になっている請求項1に記載されたブレーキ組立体。
  5. 【請求項5】 吹付け媒体の流れをボイラ内の表面に対
    して発射する少なくとも1つのノズルを有する槍管を有
    するスートブロワであって、前記スートブロワが前記槍
    管をボイラ中へ及びボイラから周期的に前進させると同
    時に前記槍管を回転させ、それにより前記ノズルに螺旋
    経路を追跡させる駆動列を有し、前記駆動列が前記槍管
    を長手方向へ駆動する歯付ラックと噛合うピニオン歯車
    を有するスートブロワにおいて、 1つのスートブロワ作動サイクルから別のサイクルまで
    前記ノズルによって追跡される螺旋経路を長手方向へ変
    位するために前記ラック上に前記ピニオンによって加え
    られる牽引作用力によって作動される割出し機構と、 前記ピニオンが前記割出し機構を作動するために充分な
    牽引作用力を前記ラック上に加えるまで前記槍管の長手
    方向前進を減衰するブレーキ装置とを備えるスートブロ
    ワ。
  6. 【請求項6】 前記ブレーキ装置は前記槍管をボイラ中
    へ充分に長手方向へ前進させる前に前記ピニオン上に作
    用する請求項5に記載されたスートブロワ。
  7. 【請求項7】 前記ブレーキ装置は前記スートブロワに
    結合された固定支持フレームによって担持されている請
    求項5に記載されたスートブロワ。
  8. 【請求項8】 前記ブレーキ装置は係合ヘッドと、前記
    係合ヘッドを前記スートブロワのキャリッジの前進を妨
    害する位置へ偏圧する偏圧装置とを含み、前記偏圧装置
    は前記割出し機構の作動まで及び前記ノズルによって追
    跡された前記螺旋経路の変位まで前記係合ヘッドを偏圧
    し、その後前記偏圧装置は前記係合ヘッドの前記妨害位
    置からのたわみを許し、それにより前記スートブロワキ
    ャリッジの前進を許し、前記ノズルが変位された螺旋経
    路を追跡するようにした請求項7に記載されたスートブ
    ロワ。
  9. 【請求項9】 前記偏圧装置はばね部材である請求項8
    に記載されたスートブロワ。
  10. 【請求項10】 前記ばね部材は板ばねである請求項9
    に記載されたスートブロワ。
  11. 【請求項11】 前記ばね部材は前記支持フレームに固
    定可能に取付けられた一端と前記係合ヘッドに取付けら
    れた他端とを有する片持ばり式ばねであり、前記係合ヘ
    ッドは前記スートブロワキャリッジの前進を妨害するた
    めに配向された傾斜路付表面を更に有する請求項8に記
    載されたスートブロワ。
  12. 【請求項12】 吹付け媒体の流れをボイラの表面に対
    して発射する少なくとも1つのノズルを有する槍管を有
    するスートブロワのブレーキ組立体であって、前記スー
    トブロワはフレームと該フレームに固定された長手方向
    歯付ラック組立体と、駆動列装置を含むキャリッジとを
    含み、該駆動列装置は前記槍管を回転し且つ前記歯付ラ
    ック組立体と係合し得る1つ以上のピニオン歯車を通し
    て前記槍管の回転と同期関係で前記フレームに沿って前
    記キャリッジを長手方向へ移動し、前記スートブロワは
    前記フレームに沿って前記キャリッジの長手方向移動に
    対して前記槍管の回転を割出しするために前記ラック上
    へ前記ピニオンによって加えられる牽引作用力によって
    作動される割出し装置を更に有するブレーキ組立体にお
    いて、 前記フレームへ取付けられた偏圧装置に取付けられた係
    合ブロックを備え、前記偏圧装置は前記キャリッジの長
    手方向移動を妨害する位置へ前記係合ブロックを偏圧
    し、前記偏圧装置は前記キャリッジの長手方向移動を減
    衰するために充分な力を提供するように前記係合ブロッ
    クと協働し、それにより前記ピニオンに前記割出し装置
    を作動するために充分な牽引作用力を発生することを要
    求するブレーキ組立体。
JP4011298A 1991-01-24 1992-01-24 スートブロワ割出し用ばね負荷ブレーキ組立体 Pending JPH05346223A (ja)

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US645220 1975-12-29
US07/645,220 US5065472A (en) 1991-01-24 1991-01-24 Spring loaded brake assembly for indexing sootblower

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