JPH0533045Y2 - - Google Patents

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JPH0533045Y2
JPH0533045Y2 JP16638687U JP16638687U JPH0533045Y2 JP H0533045 Y2 JPH0533045 Y2 JP H0533045Y2 JP 16638687 U JP16638687 U JP 16638687U JP 16638687 U JP16638687 U JP 16638687U JP H0533045 Y2 JPH0533045 Y2 JP H0533045Y2
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antenna
forming
trolley
transmitting
frame edge
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、パルス電波により地中を探査する
地中探査用レーダのアンテナ装置 に関するものである。
〔従来の技術〕
この種の装置におけるアンテナ装置としては、
例えば、第3図Aのように、二等辺三角形状のア
ンテナ素子Aの頂角点を対向させて一対にしたも
のなどによるダブレツト型アンテナ1を地面に対
向して配置したものを送受信回路の一部ととも
に、第3図Bのように、取っ手付きの台車2に組
み付けたものが用いられている。
こうしたダブレツト型アンテナのものを用いる
ものでは、探査対象となる地中の埋設物が、水道
管・ガス管などのように、水平方向に展長して埋
設されているものの場合、アンテナの配置方向、
つまり、アンテナ素子が並べられている方向を、
その展長方向と平行状に配置して探査するY方向
配置の場合と、直交状に配置して探査するX方向
配置の場合とでは、検出出力信号の波形の位相が
異なつて表われるため、これを利用して展長方
向・埋設物種別などを探知する方法(この発明に
おいて、XY探査という)が周知である。
また、小型に構成するには、送信アンテナと受
信アンテナとを1つのアンテナで兼用するように
した送受兼用型アンテナがよく、浅い深度点にあ
るものを明瞭に探査するためには、送信アンテナ
と受信アンテナとを別個に設けた送受別用型アン
テナがよいことも周知である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のXY探査に適するアンテナ装置を小型に
構成するには、上記の送受兼用型アンテナを、X
用とY用にして、第3図Cのように、直交して配
置し、切り換え選択して用いる方法がとられてい
るが、この方法では、1つのアンテナに対して他
のアンテナのアンテナ素子自体間および送受波給
電線部分間などが干渉しやすい配置になり、これ
が悪影響して、各アンテナを独立して配置した場
合に比べ検出出力が低下してしまい、特定の場合
以外には実用にならないという問題点がある。
また、送受別用型アンテナを直交配置し、これ
を切換選択して使用する方法でXY探査用に構成
すれば、なおさら、構成が複雑化し、アンテナ装
置自体が大きくなり過ぎてしまい、奥まつた隅角
部分や狭い路地状の通路部分での探査ができな
り、全く実用に供し得なくなるという問題点があ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案は、送受兼用または送受別用のダブレ
ツトアンテナを、水平面内の形状が正方形(以
下、水平面が正方形という)の箱体の底面側に、
配置したアンテナ体部分11を、アンテナ装置の
移動用の台車2に設けた水平面が正方形の枠穴部
分21の中に、落とし込むように、はめ込んで一
体にした構造とし、必要に応じて、アンテナ体部
分を抜き取り、90°向きを変えて落とし込む手段
とすることにより、ほぼ1組みアンテナの占有面
積のみで、XY探査を可能にして、上記の問題点
を解決し得るようにしたものである。
〔実施例〕
以下、実施例を図面により説明する。
第1図A・第1図Bにおいて、アンテナ配置板
1Xは、例えば、ガラス繊維入りの強化エポキシ
樹脂板10上に、例えば、薄い銅版を送信用アン
テナ1Aと受信用アンテナ1Bとのダブレツト型
アンテナのアンテナ素子形状に形成したものを、
例えば、接着またはネジ止めなどにより固定して
配置したものであり、水平面における外形を後記
の保護ケース1Dの水平面における外形より小さ
くするか、またはその水平面における外形と同じ
正方形にして形成してある。
送信用アンテナ1Aと受信用アンテナ1Bとの
間およびその各背面側は、適宜の電波シールド
材、例えば、電波吸収用タイルなどによつて遮蔽
するとともに、送受信回路1C、例えば、送信回
路と受信回路の一部などを配置して、水平面が正
方形の外形をもつ保護ケース1Dの中に収納して
アンテナ体部分11たものである。
コネクター1Eは後記の走行検出器2Kの出力
を保護ケース1D中を経由してコネクター1Fか
ら出力させるとともに、その電源を供給するため
の中継端子部分で、コネクター1Fは、前記のほ
か、送受信回路1Cの入力・出力およびこれらの
ための電源供給を行なう連結ケーブル1Gによつ
て、探査表示を行なう本体101と接続するため
の中継端子部分である。
第1図C・第1図Dにおいて、枠穴部分21
は、穴の水平面における外径が、アンテナ体部分
11の保護ケース1Dの水平面における外形の正
方形よりも僅かに大きく、適宜の深さ、例えば、
保護ケース1Dの高さと同じにして形成してあ
り、枠縁2Aとその底板2Bとを、電気的絶縁
材、例えば、乾燥した木材をメラミン樹脂塗装な
どにより防水処理して形成したものである。
固定軸車輪2Cと首振り軸車輪2Dは、それぞ
れ枠縁2Aの外側前後部分に取り付けられ、いわ
ゆる三輪車形態に配置されており、固定軸車輪2
Cの一方のものの車軸内に走行量検出器2K、例
えば、豆ランプ・回転穴マスク・ホトダイオード
の組み合わせによる光パルス数型の回転検出器を
設け、その出力取り出しと電源供給とをケーブル
2Jを介してコネクター1Eに導いている。
取つ手2Hは、電気的絶縁材、例えば、ガラス
繊維入り強化エポキシ樹脂材の管をコの字型に曲
げて形成したもので、枠縁2Aに対して角度が可
変できるように、適宜のヒンジ具によつて固定し
てある。
〔変形実施〕
(1) アンテナ配置板1X上に、配置するアンテナ
を1つのダブレツト型アンテナにして、送受兼
用型アンテナのものに構成する。
(2) 枠縁2Aの高さを保護ケース1Dの高さより
も低くくして、台車2を、さらに、軽量化した
ものに構成する。
(3) 枠縁2Aの高さを保護ケース1Dの高さより
も高くして、台車2の強度を、さらに、頑丈化
したものに構成する。
(4) 保護ケース1Dの上面側または高さの中途部
分から、枠縁2Aの上面に掛かるようにした張
り出し部分1D1を設け、第2図Aのように、
アンテナ体部分11を台車2の枠穴部分21の
上面部分で保持するようにして、底板2Bに力
が掛からないようにし、底板2Bをごく薄いも
のにするか、または底板2Bを取り除いて形成
することにより、アンテナの電波の送受波面に
おける損失を極力少なくしたものに構成する。
(5) 保護ケース1Dの1つの対向した側面を、第
2図Bのように、下側が小さくすぼんだ傾斜面
にし、また、枠縁2Aのこれに接する面も同傾
斜にして、この傾斜面で保護ケース1Dが枠縁
2Aに保持されるように形成することにより、
前記(4)項の場合の張り出し部分1D1のような
引つ掛け用のツバを無くしても、底板2Bに力
が掛からないようにし、底板2Bをごく薄いも
のにするか、または底板2Bを取り除いて形成
することにより、アンテナの電波の送受波面に
おける損失を極力少なくしたものに構成する。
(6) ケーブル2Jを十分長くしてコネクター1E
を取り外さずに、アンテナ体部分11を引き抜
きと、水平面における90°回転とができるよう
にする。また、必要により、コネクター1Eを
無くして構成する。
(7) 取つ手2Hを枠縁2Aから取り外し可能に構
成する。
また、取つ手2HをT字型のものにするとと
もにT字の1本棒側の先端にヒンジ具を設けた
枠縁2Aに取り付けて構成し、または、上記と
同様に取り外し可能に構成る。
(8) 固定軸車輪2Cを枠縁2Aの後方桟部分に取
り付けて形成し、台車2の横幅を、さらに、狭
いものにして構成する。
(9) ダブレツトアンテナのアンテナ素子の形状を
二等辺三角形以外の適宜の形状のものによつて
形成したアンテナにして構成する。
(10) 保護ケース1Dの形状を、枠穴部分21には
め込まれる部分だけを正方形に形成し、それよ
り上方の部分を適宜の形に形成する。
(11) 枠縁2Aの形状を、枠穴部分21だけを正方
形に形成し、外側部分を適宜の形に形成する。
(12) 枠縁2Aを、例えば、ガラス繊維入り強化エ
ポキシ樹脂材のような、探査用電波にあまり悪
影響を与えない材料で形成する。
また、第2図Bのように、肉盗み部分を設
け、または、中空構造に形成して重量を軽くす
る。
〔考案の効果〕
この考案によれば、上記のように、台車2の枠
穴部分21とアンテナ体部分11の保護ケースと
の、水平面における形状が互いに正方形で、形成
しているので、構造が簡単で、必要時に、抜き出
して90°回転して、入れ直すだけで、地中埋設物
に対するアンテナの配置方向を変更できるため、
アンテナ装置全体を小型にして狭い場所などでの
作業を可能するとともに、直交側のアンテナが配
置されていないため、探査能力が低下することな
いアンテナ装置を安価に提供することができるな
どの特長がある。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例を示し、第1図A・第1図Cは分
解状態斜視図、第1図Bは組付状態斜視図、第1
図D・第2図A・第2図Bは縦断面図、第3図
A・第3図Cはアンテナ素子斜視図、第3図Bは
従来構造の斜視図である。 1……ダブレツト型アンテナ、1A……送信用
アンテナ、1B……受信用アンテナ、1C……送
受信回路、1D……保護ケース、1E・1F……
コネクター、1X……アンテナ配置板、11……
アンテナ体部分、101……本体、2……台車、
2A……枠縁、2B……底板、2C……固定軸車
輪、2D……首振り軸車輪、2K……走行量検出
器、21……枠穴部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 地面に対向して配置したアンテナを台車により
    移動しながらXY探査を行なう地中探査用アンテ
    ナ装置であつて、 a 水平面内の形状が正方形の穴をもつ枠縁に前
    記移動のための車輪を設けて前記台車を形成す
    る台車形成手段と、 b 送受別用または送受兼用のダブレツト型アン
    テナによつて前記アンテナを形成するアンテナ
    形成手段と、 c 前記アンテナを底面側に設けたアンテナ体部
    分の前記穴にはめ込む部分を、前記穴に対して
    90°向きを変えて差し込みできる正方形に形成
    するアンテナ体形成手段と を具備することをことを特徴とするアンテナ装
    置。
JP16638687U 1987-10-30 1987-10-30 Expired - Lifetime JPH0533045Y2 (ja)

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JP16638687U JPH0533045Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

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JP16638687U JPH0533045Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

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JPH0170403U JPH0170403U (ja) 1989-05-10
JPH0533045Y2 true JPH0533045Y2 (ja) 1993-08-24

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JPH10215105A (ja) * 1996-11-29 1998-08-11 Kazuo Kono 地中・水中アンテナ
DE102005052367A1 (de) * 2005-10-31 2007-05-03 Robert Bosch Gmbh Messgerät und Verfahren zur Ortung von in einem Medium eingeschlossenen Objekten mittels elektromagnetischer HF-Signale

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JPH0170403U (ja) 1989-05-10

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