JPH05325530A - 磁気ディスク装置 - Google Patents
磁気ディスク装置Info
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- JPH05325530A JPH05325530A JP15007892A JP15007892A JPH05325530A JP H05325530 A JPH05325530 A JP H05325530A JP 15007892 A JP15007892 A JP 15007892A JP 15007892 A JP15007892 A JP 15007892A JP H05325530 A JPH05325530 A JP H05325530A
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- JP
- Japan
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- base
- magnetic disk
- spindle motor
- arm
- center axis
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Abstract
(57)【要約】
【目的】従来の磁気ディスク装置の、薄型化、軽量化を
はかり、磁気ディスクのベースの厚みを増したり補強を
施したりする必要性をなくし、信頼性の高い磁気ディス
ク装置を提供する。 【構成】ディスクエンクロージャは、スピンドルモータ
とアクチュエータを取り付ける面が方形形状であるベー
スと、内部を密閉するためのカバーを有し、スピンドル
モータの回転中心軸とアームの回転中心軸が、前記方形
な取り付け面を持つベースの１つの対角線上にあり、か
つ対角線の交点を含み、交点より片側に位置することを
特徴とする。 【効果】ベースの厚みを増したり、補強を施したりする
必要がなくなるのでディスクエンクロージャの薄型化、
軽量化ができ、薄型で、軽量の磁気ディスク装置を提供
できる。
はかり、磁気ディスクのベースの厚みを増したり補強を
施したりする必要性をなくし、信頼性の高い磁気ディス
ク装置を提供する。 【構成】ディスクエンクロージャは、スピンドルモータ
とアクチュエータを取り付ける面が方形形状であるベー
スと、内部を密閉するためのカバーを有し、スピンドル
モータの回転中心軸とアームの回転中心軸が、前記方形
な取り付け面を持つベースの１つの対角線上にあり、か
つ対角線の交点を含み、交点より片側に位置することを
特徴とする。 【効果】ベースの厚みを増したり、補強を施したりする
必要がなくなるのでディスクエンクロージャの薄型化、
軽量化ができ、薄型で、軽量の磁気ディスク装置を提供
できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク装置に関
し、詳しくは、ディスクエンクロージャに取り付ける磁
気ヘッドアクチュエータとディスクを回転駆動するスピ
ンドルモータとの相対的な位置関係に関する。
し、詳しくは、ディスクエンクロージャに取り付ける磁
気ヘッドアクチュエータとディスクを回転駆動するスピ
ンドルモータとの相対的な位置関係に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、情報機器、特にパーソナルコンピ
ュータの小型化、薄型化、軽量化が著しく進められてお
り、内蔵される大容量の記憶装置となる磁気ディスク装
置も同様に小型化、薄型化、軽量化、さらには、高密度
化も著しく進められている。図３は、従来のノート型パ
ーソナルコンピュータ用の磁気ディスク装置の構造、配
置を示す要部概観図である。ただし、内部を密閉するた
めのカバーは、はずした状態で示している。１００は磁
気ディスク装置である。１０２はディスクエンクロージ
ャで、図示していない上半分のカバーと下半分の１０４
のベースから構成されている。１０４のベースは各部品
の取り付け基準面を持つ。１０６はスピンドルモータで
１０８の磁気ディスクを回転させる。前記スピンドルモ
ータ１０６は１１０のスピンドルモータの回転中心軸が
ベース１０４に垂直となるように配置、固定される。１
１２はアクチュエータで、１１４のアームを回転駆動
し、前記スピンドルモータ１０６と同様に１１６のアー
ム回転中心軸がベース１０４に垂直となるように配置、
固定される。１１８は磁気ヘッドでアーム１１４の先端
に取り付けられている。１２０はヨークでベース１０４
に取り付けられている下側のヨークと、１２４の支柱に
よって支えられている上側のヨークで構成されている。
１２２は永久磁石で、下側のヨークの上に固定されてい
る。永久磁石１２２の磁束は、ヨーク１２０と、支柱１
２４によって導かれ、閉磁路を形成する。１３０はボイ
スコイルで電磁石として動作する。ヨーク１２０と支柱
１２４と永久磁石１２２による磁界と、ボイスコイル１
３０に流れる電流による電磁界とによってアーム１１０
の回転運動が形成される。
ュータの小型化、薄型化、軽量化が著しく進められてお
り、内蔵される大容量の記憶装置となる磁気ディスク装
置も同様に小型化、薄型化、軽量化、さらには、高密度
化も著しく進められている。図３は、従来のノート型パ
ーソナルコンピュータ用の磁気ディスク装置の構造、配
置を示す要部概観図である。ただし、内部を密閉するた
めのカバーは、はずした状態で示している。１００は磁
気ディスク装置である。１０２はディスクエンクロージ
ャで、図示していない上半分のカバーと下半分の１０４
のベースから構成されている。１０４のベースは各部品
の取り付け基準面を持つ。１０６はスピンドルモータで
１０８の磁気ディスクを回転させる。前記スピンドルモ
ータ１０６は１１０のスピンドルモータの回転中心軸が
ベース１０４に垂直となるように配置、固定される。１
１２はアクチュエータで、１１４のアームを回転駆動
し、前記スピンドルモータ１０６と同様に１１６のアー
ム回転中心軸がベース１０４に垂直となるように配置、
固定される。１１８は磁気ヘッドでアーム１１４の先端
に取り付けられている。１２０はヨークでベース１０４
に取り付けられている下側のヨークと、１２４の支柱に
よって支えられている上側のヨークで構成されている。
１２２は永久磁石で、下側のヨークの上に固定されてい
る。永久磁石１２２の磁束は、ヨーク１２０と、支柱１
２４によって導かれ、閉磁路を形成する。１３０はボイ
スコイルで電磁石として動作する。ヨーク１２０と支柱
１２４と永久磁石１２２による磁界と、ボイスコイル１
３０に流れる電流による電磁界とによってアーム１１０
の回転運動が形成される。
【０００３】図４は従来のノート型パーソナルコンピュ
ータ用の磁気ディスク装置の構造、配置を示す要部断面
図である。ただし、図３と同一の機能のものには同一の
番号を付してある。１３２はカバーであり、ベース１０
４の上にかぶせられ、磁気ディスク装置１００の内部を
密閉する。この図に示すように、スピンドルモータ１０
６のスピンドルモータ回転中心軸１１０とアクチュエー
タ１１２のアーム回転中心軸１１６とはベース１０４に
垂直で、お互いの軸線は平行になる。
ータ用の磁気ディスク装置の構造、配置を示す要部断面
図である。ただし、図３と同一の機能のものには同一の
番号を付してある。１３２はカバーであり、ベース１０
４の上にかぶせられ、磁気ディスク装置１００の内部を
密閉する。この図に示すように、スピンドルモータ１０
６のスピンドルモータ回転中心軸１１０とアクチュエー
タ１１２のアーム回転中心軸１１６とはベース１０４に
垂直で、お互いの軸線は平行になる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ノート型パーソナルコ
ンピュータの小型化を制限する大きな条件の一つとし
て、キーボードの操作性がある。必要以上のキーボード
の小型化はコンピュータの操作性を著しく阻害する結果
となる。したがってキーボードの操作性の観点からの小
型化の限界がほぼ達成された現在では、ノート型パーソ
ナルコンピュータの薄型化、軽量化に特に、重点が置か
れて開発が進められている。従って、そのノート型パー
ソナルコンピュータに内蔵される磁気ディスク装置も一
段と薄型化、軽量化が要求されている。このようなノー
ト型パーソナルコンピュータに内蔵される磁気ディスク
装置は、ノート型パーソナルコンピュータの携行中、あ
るいは磁気ディスク装置を単独で携行中に、何らかの外
力が不用意に加えられることが考えられる。このためあ
る程度以上の外力が加えられた場合、そのベースに永久
変形を引き起こす。この場合、アームの回転中心軸とス
ピンドルモータの回転中心軸がベースに対して直角でな
くなる。すなわちアームの回転中心軸とスピンドルモー
タの回転中心軸が平行でなくなる。本来、アームの先端
に取り付けられている上下２つの磁気ヘッドは、磁気デ
ィスクに対し、適正な力で押さえられており、磁気ディ
スクの回転時、すなわち、磁気ディスク装置の動作時に
は、この２つの磁気ヘッドは浮上し、磁気ディスクとの
間隔である浮上量は、非常に狭い許容範囲に維持されな
ければならない。しかしながら、アームの回転中心軸と
スピンドルモータの回転中心軸が平行でなくなることに
より、この浮上量が適正でなくなる。このため、磁気記
録特性の著しい劣化を引き起こし、正常なデータの書き
込み、読み出しが行えなくなるなどの重大な障害を招
く。
ンピュータの小型化を制限する大きな条件の一つとし
て、キーボードの操作性がある。必要以上のキーボード
の小型化はコンピュータの操作性を著しく阻害する結果
となる。したがってキーボードの操作性の観点からの小
型化の限界がほぼ達成された現在では、ノート型パーソ
ナルコンピュータの薄型化、軽量化に特に、重点が置か
れて開発が進められている。従って、そのノート型パー
ソナルコンピュータに内蔵される磁気ディスク装置も一
段と薄型化、軽量化が要求されている。このようなノー
ト型パーソナルコンピュータに内蔵される磁気ディスク
装置は、ノート型パーソナルコンピュータの携行中、あ
るいは磁気ディスク装置を単独で携行中に、何らかの外
力が不用意に加えられることが考えられる。このためあ
る程度以上の外力が加えられた場合、そのベースに永久
変形を引き起こす。この場合、アームの回転中心軸とス
ピンドルモータの回転中心軸がベースに対して直角でな
くなる。すなわちアームの回転中心軸とスピンドルモー
タの回転中心軸が平行でなくなる。本来、アームの先端
に取り付けられている上下２つの磁気ヘッドは、磁気デ
ィスクに対し、適正な力で押さえられており、磁気ディ
スクの回転時、すなわち、磁気ディスク装置の動作時に
は、この２つの磁気ヘッドは浮上し、磁気ディスクとの
間隔である浮上量は、非常に狭い許容範囲に維持されな
ければならない。しかしながら、アームの回転中心軸と
スピンドルモータの回転中心軸が平行でなくなることに
より、この浮上量が適正でなくなる。このため、磁気記
録特性の著しい劣化を引き起こし、正常なデータの書き
込み、読み出しが行えなくなるなどの重大な障害を招
く。
【０００５】図３、図４に示すような磁気ディスク装置
の場合、ベースの厚みを増したり、ベースの一部に補強
を施したりする事によって、携行中の不用意な外力によ
る永久変形をある程度防ぐ事ができるが、このような方
法では、磁気ディスク装置の薄型化、軽量化は困難にな
る。
の場合、ベースの厚みを増したり、ベースの一部に補強
を施したりする事によって、携行中の不用意な外力によ
る永久変形をある程度防ぐ事ができるが、このような方
法では、磁気ディスク装置の薄型化、軽量化は困難にな
る。
【０００６】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたもので、携行中などに外力によってベースに
永久変形を引き起こし、磁気記録特性の著しい劣化を引
き起こし、正常なデータの書き込み、読み出しが行えな
くなるなどの重大な障害を招くという欠点を改善するも
のであり、安定したデータの書き込み、読み出しができ
る信頼性の高い、薄型で軽量の磁気ディスク装置を提供
することを目的とする。
になされたもので、携行中などに外力によってベースに
永久変形を引き起こし、磁気記録特性の著しい劣化を引
き起こし、正常なデータの書き込み、読み出しが行えな
くなるなどの重大な障害を招くという欠点を改善するも
のであり、安定したデータの書き込み、読み出しができ
る信頼性の高い、薄型で軽量の磁気ディスク装置を提供
することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために磁気ディスクと磁気ディスクを回転させる
ためのスピンドルモータと磁気ヘッドを取り付けたアー
ムとアームを回転駆動するためのアクチュエータとこれ
らを密閉し収納するためのディスクエンクロージャを有
する磁気ディスク装置において、前記ディスクエンクロ
ージャは、スピンドルモータとアクチュエータを取り付
ける面が方形形状であるベースと、内部を密閉するため
のカバーを有し、スピンドルモータの回転中心軸とアー
ムの回転中心軸が、前記方形な取り付け面を持つベース
の１つの対角線上にあり、かつ対角線の交点を含み、交
点より片側に位置することを特徴とする。
成するために磁気ディスクと磁気ディスクを回転させる
ためのスピンドルモータと磁気ヘッドを取り付けたアー
ムとアームを回転駆動するためのアクチュエータとこれ
らを密閉し収納するためのディスクエンクロージャを有
する磁気ディスク装置において、前記ディスクエンクロ
ージャは、スピンドルモータとアクチュエータを取り付
ける面が方形形状であるベースと、内部を密閉するため
のカバーを有し、スピンドルモータの回転中心軸とアー
ムの回転中心軸が、前記方形な取り付け面を持つベース
の１つの対角線上にあり、かつ対角線の交点を含み、交
点より片側に位置することを特徴とする。
【０００８】
【作用】このようにノート型パーソナルコンピュータ用
の薄型の磁気ディスク装置においては、携行中に不用意
な外力が加わりやすい。方形形状のベースにおいては、
一般にこのような外力に対しては、対角線の交点に最大
の応力が加わり、この交点を中心とした永久変形が起こ
り易い。従って、スピンドルモータの回転中心軸とアー
ムの回転中心軸とを結ぶ線が、この交点を通過する場
合、前記応力による永久変形の影響で両者の軸は非平行
となり易い。また、対角線上ではお互いの相対的な変形
が少ない。
の薄型の磁気ディスク装置においては、携行中に不用意
な外力が加わりやすい。方形形状のベースにおいては、
一般にこのような外力に対しては、対角線の交点に最大
の応力が加わり、この交点を中心とした永久変形が起こ
り易い。従って、スピンドルモータの回転中心軸とアー
ムの回転中心軸とを結ぶ線が、この交点を通過する場
合、前記応力による永久変形の影響で両者の軸は非平行
となり易い。また、対角線上ではお互いの相対的な変形
が少ない。
【０００９】従って、両者の回転中心軸を、１つの対角
線上でかつその交点よりも片側に配置することにより、
外力による応力の影響を著しく軽減する事ができる。ま
た、スピンドルモータのフレームの磁気ディスクのベー
スへの取り付け面や、アクチュエータの磁気ディスクの
ベースへの取り付け面が広い場合は、交点の部分に配
置、固定する事により、ベース全体の補強効果が期待で
きる。従って、ベースの厚みを増したり、補強を施した
りする必要がなくなるため磁気ディスク装置の薄型化、
軽量化がきわめて容易になる。
線上でかつその交点よりも片側に配置することにより、
外力による応力の影響を著しく軽減する事ができる。ま
た、スピンドルモータのフレームの磁気ディスクのベー
スへの取り付け面や、アクチュエータの磁気ディスクの
ベースへの取り付け面が広い場合は、交点の部分に配
置、固定する事により、ベース全体の補強効果が期待で
きる。従って、ベースの厚みを増したり、補強を施した
りする必要がなくなるため磁気ディスク装置の薄型化、
軽量化がきわめて容易になる。
【００１０】
【実施例】以下、図面に基づいて、詳細に説明する。図
１は、本発明の磁気ディスク装置の構造、配置を示す要
部概観図である。ただし図３、図４と同一の機能のもの
には同一の番号を付してある。１４０は方形形状のベー
ス１０４の対角線ａであり、１４２はもう一本の対角線
ｂを示している。またベース１０４の４つの角部分を、
それぞれ反時計回りに端点１５０、端点１５２、端点１
５４、端点１５６と番号を付してある。今、外力が端点
１５０、端点１５４に加わった場合、ベース１０４は対
角線ｂ１４２を中心にして折れ曲がり易くなる。しかし
ながらスピンドルモータの回転中心軸とアームの回転中
心軸が対角線ａ１４０上にあり、交点１４４より片側に
配置、固定されている場合、アームの回転中心軸１１６
とスピンドルモータの回転中心軸１０８の平行は保持さ
れる。
１は、本発明の磁気ディスク装置の構造、配置を示す要
部概観図である。ただし図３、図４と同一の機能のもの
には同一の番号を付してある。１４０は方形形状のベー
ス１０４の対角線ａであり、１４２はもう一本の対角線
ｂを示している。またベース１０４の４つの角部分を、
それぞれ反時計回りに端点１５０、端点１５２、端点１
５４、端点１５６と番号を付してある。今、外力が端点
１５０、端点１５４に加わった場合、ベース１０４は対
角線ｂ１４２を中心にして折れ曲がり易くなる。しかし
ながらスピンドルモータの回転中心軸とアームの回転中
心軸が対角線ａ１４０上にあり、交点１４４より片側に
配置、固定されている場合、アームの回転中心軸１１６
とスピンドルモータの回転中心軸１０８の平行は保持さ
れる。
【００１１】次に、外力が端点１５２、端点１５６に加
わった場合、ベース１０４は対角線ａ１４０を中心にし
て折れ曲がり易くなる。しかしながらスピンドルモータ
の回転中心軸とアームの回転中心軸が対角線ａ１４０上
にあり、かつ対角線の交点１４４より片側にあり、交点
１４４より片側に配置、固定されている場合、アームの
回転中心軸１１６とスピンドルモータの回転中心軸１０
８の平行はやはり保持される。またこの場合、スピンド
ルモータのベースへの取り付けやアクチュエータの取り
付けによりベースの対角線上の補強効果も期待できる。
わった場合、ベース１０４は対角線ａ１４０を中心にし
て折れ曲がり易くなる。しかしながらスピンドルモータ
の回転中心軸とアームの回転中心軸が対角線ａ１４０上
にあり、かつ対角線の交点１４４より片側にあり、交点
１４４より片側に配置、固定されている場合、アームの
回転中心軸１１６とスピンドルモータの回転中心軸１０
８の平行はやはり保持される。またこの場合、スピンド
ルモータのベースへの取り付けやアクチュエータの取り
付けによりベースの対角線上の補強効果も期待できる。
【００１２】図２は本発明の他の実施例の磁気ディスク
装置の構造、配置を示す要部概観図である。ただし図
３、図４と同一の機能のものには同一の番号を付してあ
る。図２においては、スピンドルモータの回転中心軸を
対角線の交点に配置、固定している。スピンドルモータ
のベースへの取り付け面が図１の場合に比して、広い場
合、対角線の交点に配置、固定することにより、外力に
対し、最大の応力が加わる交点に効果的な補強効果が期
待できるため、図１の場合と同様に、外力が端点１５
０、端点１５４に加わった場合、外力が端点１５２、端
点１５６に加わった場合のどちらの場合でも、アームの
回転中心軸１１６とスピンドルモータの回転中心軸１０
８の平行はやはり保持される。
装置の構造、配置を示す要部概観図である。ただし図
３、図４と同一の機能のものには同一の番号を付してあ
る。図２においては、スピンドルモータの回転中心軸を
対角線の交点に配置、固定している。スピンドルモータ
のベースへの取り付け面が図１の場合に比して、広い場
合、対角線の交点に配置、固定することにより、外力に
対し、最大の応力が加わる交点に効果的な補強効果が期
待できるため、図１の場合と同様に、外力が端点１５
０、端点１５４に加わった場合、外力が端点１５２、端
点１５６に加わった場合のどちらの場合でも、アームの
回転中心軸１１６とスピンドルモータの回転中心軸１０
８の平行はやはり保持される。
【００１３】実施例においてはスピンドルモータの回転
中心軸を対角線の交点に配置、固定したが、アームの回
転中心軸を対角線の交点に配置、固定してもよいことは
いうまでもない。
中心軸を対角線の交点に配置、固定したが、アームの回
転中心軸を対角線の交点に配置、固定してもよいことは
いうまでもない。
【００１４】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、スピ
ンドルモータの回転中心軸とアームの回転中心軸が、方
形な取り付け面を持つベースの１つの対角線上にあり、
かつ対角線の交点を含み、交点より片側に位置する構
造、配置のため、携行中などに不用意な外力が加わって
も、その永久変形の影響を著しく軽減し、磁気記録特性
の劣化を防ぎ、信頼性の高い、薄型で、軽量の磁気ディ
スク装置を実現することができる。
ンドルモータの回転中心軸とアームの回転中心軸が、方
形な取り付け面を持つベースの１つの対角線上にあり、
かつ対角線の交点を含み、交点より片側に位置する構
造、配置のため、携行中などに不用意な外力が加わって
も、その永久変形の影響を著しく軽減し、磁気記録特性
の劣化を防ぎ、信頼性の高い、薄型で、軽量の磁気ディ
スク装置を実現することができる。
【図１】本発明の一実施例を示す磁気ディスク装置の要
部概観図である。
部概観図である。
【図２】本発明の一実施例を示す磁気ディスク装置の要
部概観図である。
部概観図である。
【図３】従来の磁気ディスク装置の要部概観図である。
【図４】従来の磁気ディスク装置の要部断面図である。
１００ 磁気ディスク装置 １０２ ディスクエンクロージャ １０４ ベース １０６ スピンドルモータ １１０ スピンドルモータ回転中心軸 １１４ アーム １１６ アーム回転中心軸 １１２ アクチュエータ １４０ 対角線ａ １４２ 対角線ｂ １４４ 交点
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気ディスクと磁気ディスクを回転させ
るためのスピンドルモータと磁気ヘッドを取り付けたア
ームとアームを回転駆動するためのアクチュエータとこ
れらを密閉し収納するためのディスクエンクロージャを
有する磁気ディスク装置において、前記ディスクエンク
ロージャは、スピンドルモータとアクチュエータを取り
付ける面が方形形状であるベースと、内部を密閉するた
めのカバーを有し、スピンドルモータの回転中心軸とア
ームの回転中心軸が、前記方形な取り付け面を持つベー
スの１つの対角線上にあり、かつ前記対角線の交点を含
み、前記交点より片側に位置することを特徴とする磁気
ディスク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15007892A JPH05325530A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 磁気ディスク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15007892A JPH05325530A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 磁気ディスク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05325530A true JPH05325530A (ja) | 1993-12-10 |
Family
ID=15489038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15007892A Pending JPH05325530A (ja) | 1992-05-19 | 1992-05-19 | 磁気ディスク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05325530A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6445534B1 (en) | 1999-10-22 | 2002-09-03 | International Business Machines Corporation | Disk drive apparatus and hard disk drive |
| KR100442016B1 (ko) * | 2000-09-27 | 2004-07-30 | 히다치 글로벌 스토리지 테크놀로지스 네덜란드 비.브이. | 디스크 드라이브 시스템 및 하드 디스크 드라이브 |
-
1992
- 1992-05-19 JP JP15007892A patent/JPH05325530A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6445534B1 (en) | 1999-10-22 | 2002-09-03 | International Business Machines Corporation | Disk drive apparatus and hard disk drive |
| KR100442016B1 (ko) * | 2000-09-27 | 2004-07-30 | 히다치 글로벌 스토리지 테크놀로지스 네덜란드 비.브이. | 디스크 드라이브 시스템 및 하드 디스크 드라이브 |
| US6795270B2 (en) | 2000-09-27 | 2004-09-21 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. | Apparatus and method to improve read/write speed of disk drive system |
| SG121694A1 (en) * | 2000-09-27 | 2006-05-26 | Hitachi Global Storage Tech | Disk drive system and hard disk drive |
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