JPH05319446A - 高粘性製剤滴下用容器 - Google Patents
高粘性製剤滴下用容器Info
- Publication number
- JPH05319446A JPH05319446A JP4124891A JP12489192A JPH05319446A JP H05319446 A JPH05319446 A JP H05319446A JP 4124891 A JP4124891 A JP 4124891A JP 12489192 A JP12489192 A JP 12489192A JP H05319446 A JPH05319446 A JP H05319446A
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- JP
- Japan
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- dropping
- preparation
- container
- highly viscous
- nozzle
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- Pending
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- Closures For Containers (AREA)
- Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】滴下作業時の取り扱いが簡便で、特殊コンタク
トレンズ角膜装着補助剤などの高粘性製剤の滴下が容易
に行えるとともに、容器それ自体の製造コストを抑える
ことのできる高粘性製剤滴下用容器を提供する。 【構成】粘度が500cP乃至30000cPの高粘性製剤
を滴下するための容器であって、製剤を収容する圧搾可
能な容器本体1と、この容器本体の口部11に設けられ
る滴下ノズル2とを有し、製剤の粘度が500cP以上で
あるときは滴下ノズル2の内径が2mm乃至6mmとなさ
れ、製剤の粘度が1000cP以上であるときは滴下ノズ
ル2の内径が2mm乃至8mmとなされた高粘性製剤滴下用
容器。
トレンズ角膜装着補助剤などの高粘性製剤の滴下が容易
に行えるとともに、容器それ自体の製造コストを抑える
ことのできる高粘性製剤滴下用容器を提供する。 【構成】粘度が500cP乃至30000cPの高粘性製剤
を滴下するための容器であって、製剤を収容する圧搾可
能な容器本体1と、この容器本体の口部11に設けられ
る滴下ノズル2とを有し、製剤の粘度が500cP以上で
あるときは滴下ノズル2の内径が2mm乃至6mmとなさ
れ、製剤の粘度が1000cP以上であるときは滴下ノズ
ル2の内径が2mm乃至8mmとなされた高粘性製剤滴下用
容器。
Description
【0001】本発明は、例えば特殊コンタクトレンズ角
膜装着補助剤などの高粘性製剤の滴下が良好に行える高
粘性製剤滴下用容器に関する。
膜装着補助剤などの高粘性製剤の滴下が良好に行える高
粘性製剤滴下用容器に関する。
【0002】
【従来の技術】眼科臨床における例えば、隅角試験、眼
底検査あるいは光凝固手術等の光学的検査や手術などの
際、角膜の表面に特殊コンタクトレンズ類を装着して診
断する方法が用いられている。このような診断方法にお
いては、角膜とレンズとの密着性を確保するため、特殊
コンタクトレンズ角膜装着補助剤(例えば、千寿製薬社
製スコピゾル15)が使用される。この補助剤は粘稠性
を有するため、通常の点眼容器で点眼すると、点眼液中
に気泡が発生し、この気泡がレンズと角膜との間に閉じ
込められる結果、透視観察に支障をきたすといった不都
合を生じる。このため、従来、この種の補助剤の点眼に
はスポイトが用いられており、また容器としては、通
常、スポイトをキャップに一体化したものが使用されて
いた。
底検査あるいは光凝固手術等の光学的検査や手術などの
際、角膜の表面に特殊コンタクトレンズ類を装着して診
断する方法が用いられている。このような診断方法にお
いては、角膜とレンズとの密着性を確保するため、特殊
コンタクトレンズ角膜装着補助剤(例えば、千寿製薬社
製スコピゾル15)が使用される。この補助剤は粘稠性
を有するため、通常の点眼容器で点眼すると、点眼液中
に気泡が発生し、この気泡がレンズと角膜との間に閉じ
込められる結果、透視観察に支障をきたすといった不都
合を生じる。このため、従来、この種の補助剤の点眼に
はスポイトが用いられており、また容器としては、通
常、スポイトをキャップに一体化したものが使用されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のスポイトを備えた容器にあっては、点眼の度に容器
内の補助剤をスポイトで吸入する作業が必要なことか
ら、使用時の手間が煩瑣になるといった問題があった。
来のスポイトを備えた容器にあっては、点眼の度に容器
内の補助剤をスポイトで吸入する作業が必要なことか
ら、使用時の手間が煩瑣になるといった問題があった。
【0004】また、スポイトを容器のキャップに設ける
分、容器の製造コストが嵩むといった問題もあった。
分、容器の製造コストが嵩むといった問題もあった。
【0005】本発明は上記従来の問題点に鑑みなされた
ものであって、滴下作業時の取り扱いが簡便で、特殊コ
ンタクトレンズ角膜装着補助剤などの高粘性製剤の滴下
が容易に行えるとともに、容器それ自体の製造コストを
抑えることのできる高粘性製剤滴下用容器を提供するも
のである。
ものであって、滴下作業時の取り扱いが簡便で、特殊コ
ンタクトレンズ角膜装着補助剤などの高粘性製剤の滴下
が容易に行えるとともに、容器それ自体の製造コストを
抑えることのできる高粘性製剤滴下用容器を提供するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る高粘性製剤
滴下用容器は、粘度が500cP乃至30000cPの高粘
性製剤を滴下するための容器であって、前記製剤を収容
する圧搾可能な容器本体と、この容器本体の口部に設け
られる滴下ノズルとを有し、前記製剤の粘度が500cP
以上であるときは前記滴下ノズルの内径が2mm乃至6mm
となされ、製剤の粘度が1000cP以上であるときは滴
下ノズルの内径が2mm乃至8mmとなされたものである。
滴下用容器は、粘度が500cP乃至30000cPの高粘
性製剤を滴下するための容器であって、前記製剤を収容
する圧搾可能な容器本体と、この容器本体の口部に設け
られる滴下ノズルとを有し、前記製剤の粘度が500cP
以上であるときは前記滴下ノズルの内径が2mm乃至6mm
となされ、製剤の粘度が1000cP以上であるときは滴
下ノズルの内径が2mm乃至8mmとなされたものである。
【0007】
【作用】高粘性製剤の粘度が500cP以上であるときは
滴下ノズルの内径を2mm乃至6mmとし、また製剤の粘度
が1000cP以上であるときは滴下ノズルの内径を2mm
乃至8mmとすることによって、容器本体を倒立させた
(滴下ノズルを下側にした)とき、製剤のボタ落ちがな
く、また滴下時に気泡の混入がない。滴下ノズルの内径
が上記した範囲外であると、製剤のボタ落ちが発生した
り、滴下時に気泡が混入する。
滴下ノズルの内径を2mm乃至6mmとし、また製剤の粘度
が1000cP以上であるときは滴下ノズルの内径を2mm
乃至8mmとすることによって、容器本体を倒立させた
(滴下ノズルを下側にした)とき、製剤のボタ落ちがな
く、また滴下時に気泡の混入がない。滴下ノズルの内径
が上記した範囲外であると、製剤のボタ落ちが発生した
り、滴下時に気泡が混入する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
明する。
【0009】図1は、本発明に係る高粘性製剤滴下用容
器の分解断面図、図2は、同半断面図である。
器の分解断面図、図2は、同半断面図である。
【0010】この容器は、容器本体1と、この容器本体
1の口部11に設けられる滴下ノズル2と、口部11に
冠着されるキャップ3とから構成されている。
1の口部11に設けられる滴下ノズル2と、口部11に
冠着されるキャップ3とから構成されている。
【0011】容器本体1は合成樹脂製であって、その胴
部を強く押圧することによって圧搾可能となされてい
る。この容器本体1の口部11の外周面には雄ねじ12
が形成されており、キャップ3の内周面に形成された雌
ねじ32と螺合されるようになっている。図示例では、
容器本体1の形状を横断面円形としているが、これに限
るものではなく、任意の形状とされる。
部を強く押圧することによって圧搾可能となされてい
る。この容器本体1の口部11の外周面には雄ねじ12
が形成されており、キャップ3の内周面に形成された雌
ねじ32と螺合されるようになっている。図示例では、
容器本体1の形状を横断面円形としているが、これに限
るものではなく、任意の形状とされる。
【0012】滴下ノズル2は、合成樹脂製であって、容
器本体1の口部11内に嵌入される嵌入部21と、この
嵌入部21から上方に延設されたノズル部22と、これ
ら嵌入部21とノズル部22の境界部分の外周に周設さ
れた鍔部23とを備えている。鍔部23の外径は容器本
体1の口部11の外径(雄ねじ12の谷部における外
径)と略等しくなされており、また鍔部23の下面に
は、口部11の上端縁と嵌合する嵌合溝24が全周にわ
たって形成されている。
器本体1の口部11内に嵌入される嵌入部21と、この
嵌入部21から上方に延設されたノズル部22と、これ
ら嵌入部21とノズル部22の境界部分の外周に周設さ
れた鍔部23とを備えている。鍔部23の外径は容器本
体1の口部11の外径(雄ねじ12の谷部における外
径)と略等しくなされており、また鍔部23の下面に
は、口部11の上端縁と嵌合する嵌合溝24が全周にわ
たって形成されている。
【0013】上記のようになる滴下ノズル2の内径、す
なわちノズル部22の内径は、前記容器本体1内に収容
される高粘性製剤の粘度が500cP乃至30000cPで
あるときは2mm乃至6mmとされ、また製剤の粘度が10
00cP乃至30000cPであるときは2mm乃至8mmとさ
れる。ノズル部22の内径を上記の範囲としたのは、ノ
ズル部22の内径が2mm未満であると、滴下時に気泡が
混入し、また6mm又は8mmよりも大きいと、容器本体1
を倒立させた(滴下ノズル2を下側にした)とき、製剤
のボタ落ちが発生するためである。なお、ノズル部22
の内径が上記の範囲内であれば、気泡の混入や製剤のボ
タ落ち等が発生しないが、後に掲げる実験結果の表2に
みられるように、滴下量はノズル部22の内径と高粘性
製剤の粘度とによって変化するので、ノズル部22の内
径は、所望の滴下量と粘度とに基いて決定するとよい。
例えば、前記した特殊コンタクトレンズ角膜装着補助剤
(例えば、千寿製薬社製スコピゾル15)の滴下には、
その最適滴下量が86mgであり、当該補助剤の粘度が5
000cPであることから、ノズル部22の内径を5mmと
するのがよい。
なわちノズル部22の内径は、前記容器本体1内に収容
される高粘性製剤の粘度が500cP乃至30000cPで
あるときは2mm乃至6mmとされ、また製剤の粘度が10
00cP乃至30000cPであるときは2mm乃至8mmとさ
れる。ノズル部22の内径を上記の範囲としたのは、ノ
ズル部22の内径が2mm未満であると、滴下時に気泡が
混入し、また6mm又は8mmよりも大きいと、容器本体1
を倒立させた(滴下ノズル2を下側にした)とき、製剤
のボタ落ちが発生するためである。なお、ノズル部22
の内径が上記の範囲内であれば、気泡の混入や製剤のボ
タ落ち等が発生しないが、後に掲げる実験結果の表2に
みられるように、滴下量はノズル部22の内径と高粘性
製剤の粘度とによって変化するので、ノズル部22の内
径は、所望の滴下量と粘度とに基いて決定するとよい。
例えば、前記した特殊コンタクトレンズ角膜装着補助剤
(例えば、千寿製薬社製スコピゾル15)の滴下には、
その最適滴下量が86mgであり、当該補助剤の粘度が5
000cPであることから、ノズル部22の内径を5mmと
するのがよい。
【0014】前記キャップ3は、容器本体1の口部11
の雄ねじ12と螺合する雌ねじ32が内周面に形成され
るとともに、上記滴下ノズル2のノズル部22の開口端
を閉塞する突部33が天面31の内面に形成されたもの
であり、合成樹脂製である。このキャップ3の形状とし
ては、滴下時の気泡混入を防止するうえで常に容器本体
1を倒立させておくのが好ましいことから、容器本体1
の倒立状態を保ち得るよう、天面31が広い形状が望ま
しい。
の雄ねじ12と螺合する雌ねじ32が内周面に形成され
るとともに、上記滴下ノズル2のノズル部22の開口端
を閉塞する突部33が天面31の内面に形成されたもの
であり、合成樹脂製である。このキャップ3の形状とし
ては、滴下時の気泡混入を防止するうえで常に容器本体
1を倒立させておくのが好ましいことから、容器本体1
の倒立状態を保ち得るよう、天面31が広い形状が望ま
しい。
【0015】次に、本発明が優れている所以を明らかに
すべく以下の実験を行った。その結果を表1及び表2に
示す。 1.実験材料 高粘性製剤として、粘度が500cP、750cP、100
0cP、2000cP、3000cP、4000cP、6000
cP、10000cP、20000cP、30000cPとなる
ように調製した11種類のヒドロキシエチルセルロース
水溶液を用いた。
すべく以下の実験を行った。その結果を表1及び表2に
示す。 1.実験材料 高粘性製剤として、粘度が500cP、750cP、100
0cP、2000cP、3000cP、4000cP、6000
cP、10000cP、20000cP、30000cPとなる
ように調製した11種類のヒドロキシエチルセルロース
水溶液を用いた。
【0016】ノズルとしては、その内径(ノズル部22
の内径)が1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、8m
m、10mmとした8種類のものを用いた。 2.実験方法 15mlの容器に上記した各粘度の製剤を15mlずつ充填
したのち、上記の各ノズルを装着し、次の通り行った。 (1)ボタ落ちの確認 容器を倒立させ、その状態で3分間放置し、ノズルから
の製剤落下の有無を目視で確認した。この操作を5回繰
り返し、5回とも製剤落下が認められなかったものをボ
タ落ち無しと判定した。 (2)気泡混入の確認 容器本体の胴部を圧搾し、製剤を1滴ずつ10秒間隔で
5滴滴下し、1滴中の気泡混入の有無を肉眼で観察し
た。この操作で5滴とも気泡の混入が認められなかった
ものを気泡混入無しと判定した。 (3)滴下量の測定 容器本体の胴部を指で圧搾し、製剤を1滴滴下し、その
重量を電子天秤で秤量した。この操作を5回繰り返し、
平均値を算出し、その値を1滴量とした。 3.実験結果 (1)ボタ落ち及び気泡混入の確認結果
の内径)が1mm、2mm、3mm、4mm、5mm、6mm、8m
m、10mmとした8種類のものを用いた。 2.実験方法 15mlの容器に上記した各粘度の製剤を15mlずつ充填
したのち、上記の各ノズルを装着し、次の通り行った。 (1)ボタ落ちの確認 容器を倒立させ、その状態で3分間放置し、ノズルから
の製剤落下の有無を目視で確認した。この操作を5回繰
り返し、5回とも製剤落下が認められなかったものをボ
タ落ち無しと判定した。 (2)気泡混入の確認 容器本体の胴部を圧搾し、製剤を1滴ずつ10秒間隔で
5滴滴下し、1滴中の気泡混入の有無を肉眼で観察し
た。この操作で5滴とも気泡の混入が認められなかった
ものを気泡混入無しと判定した。 (3)滴下量の測定 容器本体の胴部を指で圧搾し、製剤を1滴滴下し、その
重量を電子天秤で秤量した。この操作を5回繰り返し、
平均値を算出し、その値を1滴量とした。 3.実験結果 (1)ボタ落ち及び気泡混入の確認結果
【0017】
【表1】
【0018】上記の表において、◎は滴下時の気泡の混
入、及び倒立状態での製剤のボタ落ちとも認められなか
ったことを、△は倒立状態での製剤のボタ落ちは認めら
れなかったが、滴下時に気泡の混入が認められたこと
を、さらに×は倒立状態での製剤のボタ落ちが認められ
たため気泡混入の確認が行われなかったことをそれぞれ
意味する。 (3)滴下量秤量結果
入、及び倒立状態での製剤のボタ落ちとも認められなか
ったことを、△は倒立状態での製剤のボタ落ちは認めら
れなかったが、滴下時に気泡の混入が認められたこと
を、さらに×は倒立状態での製剤のボタ落ちが認められ
たため気泡混入の確認が行われなかったことをそれぞれ
意味する。 (3)滴下量秤量結果
【0019】
【表2】
【0020】上記の表において、*は滴下時の気泡の混
入又は倒立状態での製剤のボタ落ちが認められたため、
秤量しなかったことを意味する。
入又は倒立状態での製剤のボタ落ちが認められたため、
秤量しなかったことを意味する。
【0021】上記の結果からも明らかなように、高粘性
製剤の粘度が500cP以上であるときは滴下ノズルの内
径を2mm乃至6mmとし、また製剤の粘度が1000cP以
上であるときは滴下ノズルの内径を2mm乃至8mmとする
ことによって、容器本体を倒立させた(滴下ノズルを下
側にした)とき、製剤のボタ落ちがなく、また滴下時に
気泡の混入がないことが、また、滴下ノズルの内径が上
記した範囲外であると、製剤のボタ落ちが発生したり、
滴下時に気泡が混入することが分かる。
製剤の粘度が500cP以上であるときは滴下ノズルの内
径を2mm乃至6mmとし、また製剤の粘度が1000cP以
上であるときは滴下ノズルの内径を2mm乃至8mmとする
ことによって、容器本体を倒立させた(滴下ノズルを下
側にした)とき、製剤のボタ落ちがなく、また滴下時に
気泡の混入がないことが、また、滴下ノズルの内径が上
記した範囲外であると、製剤のボタ落ちが発生したり、
滴下時に気泡が混入することが分かる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来、高粘性製剤の滴下に不可欠であったスポイトの使
用を省くことができ、単に容器本体を圧搾するだけで滴
下させることができるので、滴下作業が非常に簡便なも
のとなる。
従来、高粘性製剤の滴下に不可欠であったスポイトの使
用を省くことができ、単に容器本体を圧搾するだけで滴
下させることができるので、滴下作業が非常に簡便なも
のとなる。
【0023】また、スポイトが不要である分、容器の製
造コストを抑えることができるとともに、容器それ自体
の構成も簡単なものであるから、安価に製造することが
できる。
造コストを抑えることができるとともに、容器それ自体
の構成も簡単なものであるから、安価に製造することが
できる。
【図1】本発明に係る高粘性製剤滴下用容器の一実施例
を示す分解断面図である。
を示す分解断面図である。
【図2】本発明に係る高粘性製剤滴下用容器の一実施例
を示す半断面図である。
を示す半断面図である。
1 容器本体 2 滴下ノズル 3 キャップ 11 口部
Claims (1)
- 【請求項1】 粘度が500cP乃至30000cPの高粘
性製剤を滴下するための容器であって、前記製剤を収容
する圧搾可能な容器本体と、この容器本体の口部に設け
られる滴下ノズルとを有し、前記製剤の粘度が500cP
以上であるときは前記滴下ノズルの内径が2mm乃至6mm
となされ、製剤の粘度が1000cP以上であるときは滴
下ノズルの内径が2mm乃至8mmとなされたことを特徴と
する高粘性製剤滴下用容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4124891A JPH05319446A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 高粘性製剤滴下用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4124891A JPH05319446A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 高粘性製剤滴下用容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05319446A true JPH05319446A (ja) | 1993-12-03 |
Family
ID=14896666
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4124891A Pending JPH05319446A (ja) | 1992-05-18 | 1992-05-18 | 高粘性製剤滴下用容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05319446A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008029681A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Nipro Corp | 薬剤充填容器 |
JP2008044677A (ja) * | 2001-10-22 | 2008-02-28 | Taro Pharmaceutical Industries Ltd | こぼれにくい配合物を小出しするための容器 |
-
1992
- 1992-05-18 JP JP4124891A patent/JPH05319446A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008044677A (ja) * | 2001-10-22 | 2008-02-28 | Taro Pharmaceutical Industries Ltd | こぼれにくい配合物を小出しするための容器 |
JP2008029681A (ja) * | 2006-07-31 | 2008-02-14 | Nipro Corp | 薬剤充填容器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000328 |