JPH05316364A - 画像の直交変換符号化方式 - Google Patents
画像の直交変換符号化方式Info
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- JPH05316364A JPH05316364A JP12055592A JP12055592A JPH05316364A JP H05316364 A JPH05316364 A JP H05316364A JP 12055592 A JP12055592 A JP 12055592A JP 12055592 A JP12055592 A JP 12055592A JP H05316364 A JPH05316364 A JP H05316364A
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- 230000009466 transformation Effects 0.000 title claims abstract 4
- 238000013139 quantization Methods 0.000 claims abstract description 33
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract description 12
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 12
- 230000003044 adaptive effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000005070 sampling Methods 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 description 1
- 230000001131 transforming effect Effects 0.000 description 1
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- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Color Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 再生画像の平坦部におけるブロック歪の発生
を抑えると共に、高圧縮時における再生画像の品質を向
上させ得る画像の直交変換符号化方式を提供する。 【構成】 適応化器33はDCT変換器32から得られ
るDCT係数を用いて画像の平坦部に属するマクロブロ
ックを判別し、平坦部に属するマクロブロックに対して
はマクロブロック内の画素データをサブサンプリングし
た後にDCT変換してDCT係数を量子化器34に出力
し、平坦部に属さないマクロブロックに対しては、マク
ロブロック内のサブブロックのDCT係数を量子化器に
出力する。量子化器34はマクロブロックが画像の平坦
部に属するか否かによって、量子化テーブルを切り替え
て量子化を行う。以上の構成により、画像の平坦部では
解像度を低下させて細かな量子化を行い、平坦部以外で
は解像度を維持して粗い量子化を行うことが可能とな
る。
を抑えると共に、高圧縮時における再生画像の品質を向
上させ得る画像の直交変換符号化方式を提供する。 【構成】 適応化器33はDCT変換器32から得られ
るDCT係数を用いて画像の平坦部に属するマクロブロ
ックを判別し、平坦部に属するマクロブロックに対して
はマクロブロック内の画素データをサブサンプリングし
た後にDCT変換してDCT係数を量子化器34に出力
し、平坦部に属さないマクロブロックに対しては、マク
ロブロック内のサブブロックのDCT係数を量子化器に
出力する。量子化器34はマクロブロックが画像の平坦
部に属するか否かによって、量子化テーブルを切り替え
て量子化を行う。以上の構成により、画像の平坦部では
解像度を低下させて細かな量子化を行い、平坦部以外で
は解像度を維持して粗い量子化を行うことが可能とな
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、階調のあるカラー画像
を符号化して伝送する画像伝送装置に用いられる直交変
換符号化方式に関するものである。
を符号化して伝送する画像伝送装置に用いられる直交変
換符号化方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この分野の技術として、例えばJ
PEG(Joint Photographic ExpertsGroup)において
カラー静止画符号化国際標準方式に採用されているDC
T(Discrte Cosine Transform)方式(大町他,”カラ
ー静止画符号化国際標準方式(JPEG)の概説”,画
像電子学誌第20巻第1号(1991)参照)がある。図2は
従来のDCT方式の機能ブロック図を示したものであ
り、以下で符号化器10の各部の機能を説明する。
PEG(Joint Photographic ExpertsGroup)において
カラー静止画符号化国際標準方式に採用されているDC
T(Discrte Cosine Transform)方式(大町他,”カラ
ー静止画符号化国際標準方式(JPEG)の概説”,画
像電子学誌第20巻第1号(1991)参照)がある。図2は
従来のDCT方式の機能ブロック図を示したものであ
り、以下で符号化器10の各部の機能を説明する。
【0003】(1)DCT変換器11 入力画像D1を8×8画素のブロックに分割し、各ブロッ
クをDCT変換する。各ブロックのDCT係数(8×8
個)は1個のDC係数と63個のAC係数から成る。 (2)量子化器12 DCT係数D2は、量子化テーブル13を用いて係数位置
毎に異なる量子化幅で線形量子化される。 (3)エントロピー符号化器14 量子化されたDCT係数D3はエントロピー符号化さ
れ、圧縮データD4が出力される。このとき、DC係数
に対しては、一つ前に符号化したブロックのDC係数と
の差分がエントロピー符号化される。
クをDCT変換する。各ブロックのDCT係数(8×8
個)は1個のDC係数と63個のAC係数から成る。 (2)量子化器12 DCT係数D2は、量子化テーブル13を用いて係数位置
毎に異なる量子化幅で線形量子化される。 (3)エントロピー符号化器14 量子化されたDCT係数D3はエントロピー符号化さ
れ、圧縮データD4が出力される。このとき、DC係数
に対しては、一つ前に符号化したブロックのDC係数と
の差分がエントロピー符号化される。
【0004】一方、複号化器20は圧縮データD4に対し
て、符号化器10の各部と逆の処理を施すことによって再
生画像D7を出力するものである。DCT方式は量子化
を含むため、完全には元の画像が再現されない非可逆符
号化であるが、高い圧縮率で符号化することができる。
て、符号化器10の各部と逆の処理を施すことによって再
生画像D7を出力するものである。DCT方式は量子化
を含むため、完全には元の画像が再現されない非可逆符
号化であるが、高い圧縮率で符号化することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上述
べた従来方式では、圧縮率を高くすると再生画像にブロ
ック歪と呼ばれる符号化歪が発生するという問題があ
る。ブロック歪は視覚的に目立ちやすく、特に、画像の
平坦部(濃淡変化が緩やかな部分)に発生する場合は、
著しく再生画像の品質を低下させるという問題点があ
る。
べた従来方式では、圧縮率を高くすると再生画像にブロ
ック歪と呼ばれる符号化歪が発生するという問題があ
る。ブロック歪は視覚的に目立ちやすく、特に、画像の
平坦部(濃淡変化が緩やかな部分)に発生する場合は、
著しく再生画像の品質を低下させるという問題点があ
る。
【0006】本発明は再生画像の平坦部におけるブロッ
ク歪の発生を抑え、高圧縮時における再生画像の品質を
向上させることを目的とする。
ク歪の発生を抑え、高圧縮時における再生画像の品質を
向上させることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は前記課題を解
決するために、階調のあるカラー画像を符号化して伝送
する画像伝送装置において、入力画像をサブブロック
(N×N画素)に分割し、隣接する4サブブロックで1
つのマクロブロック(2N×2N画素)を構成するブロッ
ク化器と、マクロブロック内の画素データを各サブブロ
ック毎にDCT変換し、DCT係数を出力するDCT変
換器と、得られたDCT係数を用いて画像の平坦部に属
するマクロブロックを判別し、平坦部に属するマクロブ
ロックに対しては、マクロブロック内の画素データをサ
ブサンプリングした後にDCT変換して、このDCT係
数を量子化器への入力とし、平坦部に属さないマクロブ
ロックに対しては、マクロブロック内のサブブロックの
DCT係数をそのまま量子化器への入力とする適応化器
と、マクロブロックが画像の平坦部に属するか否かによ
って、量子化テーブルを切り換えてDCT係数を量子化
する量子化器を備え、画像の平坦部では解像度を低下さ
せて、その分細かい量子化を行い、平坦部以外では解像
度を維持して粗い量子化を行うことを可能としたことを
特徴とする。
決するために、階調のあるカラー画像を符号化して伝送
する画像伝送装置において、入力画像をサブブロック
(N×N画素)に分割し、隣接する4サブブロックで1
つのマクロブロック(2N×2N画素)を構成するブロッ
ク化器と、マクロブロック内の画素データを各サブブロ
ック毎にDCT変換し、DCT係数を出力するDCT変
換器と、得られたDCT係数を用いて画像の平坦部に属
するマクロブロックを判別し、平坦部に属するマクロブ
ロックに対しては、マクロブロック内の画素データをサ
ブサンプリングした後にDCT変換して、このDCT係
数を量子化器への入力とし、平坦部に属さないマクロブ
ロックに対しては、マクロブロック内のサブブロックの
DCT係数をそのまま量子化器への入力とする適応化器
と、マクロブロックが画像の平坦部に属するか否かによ
って、量子化テーブルを切り換えてDCT係数を量子化
する量子化器を備え、画像の平坦部では解像度を低下さ
せて、その分細かい量子化を行い、平坦部以外では解像
度を維持して粗い量子化を行うことを可能としたことを
特徴とする。
【0008】
【作用】この発明は、「画像の平坦部では標本化を多少
粗くしても量子化を細かくした方が視覚的には再生画像
の品質が良く感じられる。また、濃淡変化が激しい部分
では、逆に量子化を多少粗くしても標本化を細かくした
方が再生画像の品質が良く感じられる。」という原理に
基づいてなされたものである。
粗くしても量子化を細かくした方が視覚的には再生画像
の品質が良く感じられる。また、濃淡変化が激しい部分
では、逆に量子化を多少粗くしても標本化を細かくした
方が再生画像の品質が良く感じられる。」という原理に
基づいてなされたものである。
【0009】本発明の直交変換符号化方式によれば、画
像の平坦部に属するマクロブロックに対しては、マクロ
ブロック内の画素データをサブサンプリングした後にD
CT変換して、このDCT係数を量子化器への入力と
し、平坦部に属さないマクロブロックに対しては、マク
ロブロック内のサブブロックのDCT係数をそのまま量
子化器への入力とすることにより、マクロブロックが画
像の平坦部に属するか否かによって、画像の平坦部では
解像度を低下させて、その分細かい量子化を行い、平坦
部以外では解像度を維持して粗い量子化を行えるように
している。こうすることによって圧縮性能が従来より向
上し、さらに圧縮率の大幅な低下をまねくことなく、画
像の平坦部にブロック歪を発生させないようにすること
ができるため、高圧縮時における再生画像の品質が向上
し、前記課題が解決される。
像の平坦部に属するマクロブロックに対しては、マクロ
ブロック内の画素データをサブサンプリングした後にD
CT変換して、このDCT係数を量子化器への入力と
し、平坦部に属さないマクロブロックに対しては、マク
ロブロック内のサブブロックのDCT係数をそのまま量
子化器への入力とすることにより、マクロブロックが画
像の平坦部に属するか否かによって、画像の平坦部では
解像度を低下させて、その分細かい量子化を行い、平坦
部以外では解像度を維持して粗い量子化を行えるように
している。こうすることによって圧縮性能が従来より向
上し、さらに圧縮率の大幅な低下をまねくことなく、画
像の平坦部にブロック歪を発生させないようにすること
ができるため、高圧縮時における再生画像の品質が向上
し、前記課題が解決される。
【0010】
【実施例】図1は本発明符号化方式の機能ブロック図で
ある。図1において、30は入力画像D11を各色成分毎に
符号化して、圧縮データD21を出力する符号化器であ
る。また、40は符号化器30から出力される圧縮データD
21を各色成分毎に復号化して、再生画像D27を出力する
復号化器である。以下、符号化器30の各部の機能を説明
する。
ある。図1において、30は入力画像D11を各色成分毎に
符号化して、圧縮データD21を出力する符号化器であ
る。また、40は符号化器30から出力される圧縮データD
21を各色成分毎に復号化して、再生画像D27を出力する
復号化器である。以下、符号化器30の各部の機能を説明
する。
【0011】(A1)ブロック化器31 入力画像D11(の色成分)をN×N画素で構成されるサ
ブブロックに分割し、隣接する4サブブロックで1つの
マクロブロック(2N×2N画素)を構成する(図3参
照)。そして、マクロブロック内の画素データD12をサ
ブブロック単位に出力する。マクロブロックは例えば図
4に示す矢印の順に処理するものとする。
ブブロックに分割し、隣接する4サブブロックで1つの
マクロブロック(2N×2N画素)を構成する(図3参
照)。そして、マクロブロック内の画素データD12をサ
ブブロック単位に出力する。マクロブロックは例えば図
4に示す矢印の順に処理するものとする。
【0012】(A2)DCT変換器32 ブロック化器31から出力されるマクロブロック内の画素
データD12を各サブブロック毎にDCT変換して、DC
T係数D13を出力する。
データD12を各サブブロック毎にDCT変換して、DC
T係数D13を出力する。
【0013】(A3)適応化器33 DCT変換器32から出力されるサブブロック毎のDCT
係数D13を用いて、各サブブロックが画像の平坦部に属
するか否かを(1)式より判定する。そして、マクロブロ
ック内の4サブブロックがすべて平坦部に属すると判定
された場合は、マクロブロック内の画素データD15を水
平・垂直方向にそれぞれサブサンプリングして、N×N
画素の新しいサブブロックを作成する。得られたサブブ
ロックの画素データD16をDCT変換し、DCT係数D
17を量子化器34に出力する。一方、マクロブロック内の
サブブロックが1つでも平坦部以外に判定された場合
は、各サブブロックのDCT係数D14をそのまま量子化
器34に出力する。このとき、マクロブロックがサブサン
プリングされたか否かを表す識別情報D20を、量子化器
34及び圧縮データ構成器36に出力する。
係数D13を用いて、各サブブロックが画像の平坦部に属
するか否かを(1)式より判定する。そして、マクロブロ
ック内の4サブブロックがすべて平坦部に属すると判定
された場合は、マクロブロック内の画素データD15を水
平・垂直方向にそれぞれサブサンプリングして、N×N
画素の新しいサブブロックを作成する。得られたサブブ
ロックの画素データD16をDCT変換し、DCT係数D
17を量子化器34に出力する。一方、マクロブロック内の
サブブロックが1つでも平坦部以外に判定された場合
は、各サブブロックのDCT係数D14をそのまま量子化
器34に出力する。このとき、マクロブロックがサブサン
プリングされたか否かを表す識別情報D20を、量子化器
34及び圧縮データ構成器36に出力する。
【0014】 A ≦ T ならば サブブロックは画像の平坦部に属す
る A > T ならば サブブロックは画像の平坦部に属さ
ない ここで F(u,v) u,v=0,1,…N-1:サブブロックのDCT
係数 T:入力画像の解像度や出力装置の特性等に合わせて決
定するしきい値
る A > T ならば サブブロックは画像の平坦部に属さ
ない ここで F(u,v) u,v=0,1,…N-1:サブブロックのDCT
係数 T:入力画像の解像度や出力装置の特性等に合わせて決
定するしきい値
【0015】(A4)量子化器34 DCT変換器32から出力される(マクロブロックをサブ
サンプリングして作成したサブブロックの)DCT係数
D17を、量子化テーブル(a)37に設定された量子化幅で
線形量子化する。また、適応化器33から出力されるサブ
ブロックのDCT係数D14を、量子化テーブル(b)38に
設定された量子化幅で線形量子化する。このとき、量子
化テーブルの切り換えは識別情報D20を用いて行う。量
子化テーブル(a)37に設定する量子化幅は、入力画像の
解像度や出力装置の特性等に合わせて、再生画像の平坦
部にブロック歪が発生しない程度の値,もしくはそれ以
下の値にする。そして、量子化テーブル(b)38に設定す
る量子化幅を変化させることによって圧縮率を制御す
る。
サンプリングして作成したサブブロックの)DCT係数
D17を、量子化テーブル(a)37に設定された量子化幅で
線形量子化する。また、適応化器33から出力されるサブ
ブロックのDCT係数D14を、量子化テーブル(b)38に
設定された量子化幅で線形量子化する。このとき、量子
化テーブルの切り換えは識別情報D20を用いて行う。量
子化テーブル(a)37に設定する量子化幅は、入力画像の
解像度や出力装置の特性等に合わせて、再生画像の平坦
部にブロック歪が発生しない程度の値,もしくはそれ以
下の値にする。そして、量子化テーブル(b)38に設定す
る量子化幅を変化させることによって圧縮率を制御す
る。
【0016】(A5)エントロピー符号化器35 量子化されたDCT係数D18を従来方式と同様にエント
ロピー符号化する。DC係数のエントロピー符号化は、
マクロブロックをサブサンプリングして作成したサブブ
ロックであるか否かに無関係に、1つ前に符号化したサ
ブブロックのDC係数との差分を符号化する。
ロピー符号化する。DC係数のエントロピー符号化は、
マクロブロックをサブサンプリングして作成したサブブ
ロックであるか否かに無関係に、1つ前に符号化したサ
ブブロックのDC係数との差分を符号化する。
【0017】(A6)圧縮データ構成器36 エントロピー符号化器35から出力される符号化データD
19と識別情報D20をいっしょにして圧縮データD21を構
成する。次に復号化器40の各部の機能を説明をする。
19と識別情報D20をいっしょにして圧縮データD21を構
成する。次に復号化器40の各部の機能を説明をする。
【0018】(B1)圧縮データ分解器41 圧縮データD21を符号化データD22と識別情報D26に分
解する。符号化データD22をエントロピー復号化器42
に,識別情報D26を逆量子化器43及び再生化器45に出力
する。
解する。符号化データD22をエントロピー復号化器42
に,識別情報D26を逆量子化器43及び再生化器45に出力
する。
【0019】(B2)エントロピー復号化器42 符号化データD22をエントロピー復号化して、復号化デ
ータD23を出力する。
ータD23を出力する。
【0020】(B3)逆量子化器43 復号化データD23をサブブロック毎に逆量子化する。こ
のとき、使用する量子化テーブルは識別情報に基づいて
選択する。量子化テーブル(a)46及び(b)47は符号化器の
ものと同一とする。
のとき、使用する量子化テーブルは識別情報に基づいて
選択する。量子化テーブル(a)46及び(b)47は符号化器の
ものと同一とする。
【0021】(B4)逆DCT変換器44 逆量子化データD24をサブブロック毎に逆DCT変換し
て、再生データD25を出力する。
て、再生データD25を出力する。
【0022】(B5)再生化器45 識別情報D26を用いて、再生データD25のうちマクロブ
ロックをサブサンプリングして作成したサブブロックの
データを識別し、このデータ(N×N画素)を拡大補間
して2N×2N画素のデータとする。各サブブロックの再
生データD25,あるいは拡大補間して作成したデータを
画像の対応する位置に配置して再生画像D27を出力す
る。
ロックをサブサンプリングして作成したサブブロックの
データを識別し、このデータ(N×N画素)を拡大補間
して2N×2N画素のデータとする。各サブブロックの再
生データD25,あるいは拡大補間して作成したデータを
画像の対応する位置に配置して再生画像D27を出力す
る。
【0023】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように本発明によ
れば、画像の平坦部では解像度を低下させて、その分細
かい量子化を行い、平坦部以外では解像度を維持して粗
い量子化を行うことを可能としたので、圧縮性能が従来
より向上しする。さらに圧縮率の大幅な低下をまねくこ
となく、画像の平坦部にブロック歪を発生させないよう
にすることができるため、高圧縮時における再生画像の
品質が向上する。本発明は、特に、高解像度画像の符号
化に有効である。
れば、画像の平坦部では解像度を低下させて、その分細
かい量子化を行い、平坦部以外では解像度を維持して粗
い量子化を行うことを可能としたので、圧縮性能が従来
より向上しする。さらに圧縮率の大幅な低下をまねくこ
となく、画像の平坦部にブロック歪を発生させないよう
にすることができるため、高圧縮時における再生画像の
品質が向上する。本発明は、特に、高解像度画像の符号
化に有効である。
【図1】本発明の画像の直交変換符号化方式の機能ブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】従来の符号化方式の機能ブロック図である。
【図3】サブブロックとマクロブロックの構成図であ
る。
る。
【図4】マクロブロックの処理の順番の一例を示した図
である。
である。
30 符号化器 31 ブロック化器 32 DCT変換器 33 適応化器 34 量子化器 35 エントロピー符号化器 36 圧縮データ構成器 37 量子化テーブル(a) 38 量子化テーブル(b) 40 復号化器 41 圧縮データ分解器 42 エントロピー復号化器 43 逆量子化器 44 逆DCT変換器 45 再生化器 46 量子化テーブル(a) 47 量子化テーブル(b)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 11/04 Z 7337−5C
Claims (1)
- 【請求項1】 階調のあるカラー画像を符号化して伝送
する画像伝送装置において、 入力画像をサブブロック(N×N画素)に分割し、隣接
する4サブブロックで1つのマクロブロック(2N×2N
画素)を構成するブロック化器と、 マクロブロック内の画素データを各サブブロック毎にD
CT変換し、DCT係数を出力するDCT変換器と、 得られたDCT係数を用いて画像の平坦部に属するマク
ロブロックを判別し、平坦部に属するマクロブロックに
対しては、マクロブロック内の画素データをサブサンプ
リングした後にDCT変換して、このDCT係数を量子
化器への入力とし、平坦部に属さないマクロブロックに
対しては、マクロブロック内のサブブロックのDCT係
数をそのまま量子化器への入力とする適応化器と、 マクロブロックが画像の平坦部に属するか否かによっ
て、量子化テーブルを切り換えてDCT係数を量子化す
る量子化器を備え、画像の平坦部では解像度を低下させ
て、その分細かい量子化を行い、平坦部以外では解像度
を維持して粗い量子化を行うことを可能としたことを特
徴とする画像の直交変換符号化方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12055592A JPH05316364A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 画像の直交変換符号化方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12055592A JPH05316364A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 画像の直交変換符号化方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05316364A true JPH05316364A (ja) | 1993-11-26 |
Family
ID=14789208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12055592A Pending JPH05316364A (ja) | 1992-05-13 | 1992-05-13 | 画像の直交変換符号化方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05316364A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6810154B2 (en) | 2000-11-21 | 2004-10-26 | Fujitsu Limited | Method and apparatus for automatic spatial resolution setting for moving images |
WO2005079054A1 (ja) * | 2004-02-17 | 2005-08-25 | Toa Corporation | 画像圧縮装置 |
JP2009153128A (ja) * | 2001-06-05 | 2009-07-09 | Qualcomm Inc | デジタルイメージに対する選択的なクロミナンスデシメーション |
US7970053B2 (en) | 2003-01-14 | 2011-06-28 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Method and apparatus for encoding and/or decoding moving pictures |
-
1992
- 1992-05-13 JP JP12055592A patent/JPH05316364A/ja active Pending
Cited By (16)
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