JPH0530869U - 論理回路の教習具 - Google Patents
論理回路の教習具Info
- Publication number
- JPH0530869U JPH0530869U JP8084791U JP8084791U JPH0530869U JP H0530869 U JPH0530869 U JP H0530869U JP 8084791 U JP8084791 U JP 8084791U JP 8084791 U JP8084791 U JP 8084791U JP H0530869 U JPH0530869 U JP H0530869U
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- Japan
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- logic circuit
- game
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 初学者でも論理回路を容易に理解できる論理
回路の教習具を提供する。 【構成】 ゲーム用論理回路と教習用電子回路とが組み
込まれた本体部にひんじを介してゲーム表示板を開閉可
能に重ね合せ、本体部の上面基板11にゲーム用論理回
路の回路図を表示し、その回路図における信号の伝達経
路14上に複数のLEDの発光部15を突出状態に設
け、実際のゲーム用論理回路より遅延させた教習用電子
回路の信号によって前記LEDを順次点灯または点滅さ
せる。
回路の教習具を提供する。 【構成】 ゲーム用論理回路と教習用電子回路とが組み
込まれた本体部にひんじを介してゲーム表示板を開閉可
能に重ね合せ、本体部の上面基板11にゲーム用論理回
路の回路図を表示し、その回路図における信号の伝達経
路14上に複数のLEDの発光部15を突出状態に設
け、実際のゲーム用論理回路より遅延させた教習用電子
回路の信号によって前記LEDを順次点灯または点滅さ
せる。
Description
【0001】
この考案は、論理回路をわかり易く教えるための教習具に関する。
【0002】
最近のディジタル技術の進歩はめざましく、電卓等の多くの応用機器が各家庭 に存在し、日常的に誰もがこのような機器に接している。一方、産業界ではコン ピューターから無接点シーケンサーまで論理回路を基礎とした技術は今や欠かす ことのできないものとなっている。
【0003】 このような状況の下、これらのハード面の知識について興味を覚える人や知識 習得の必要性を感じている人達は多いと推察できるが、これらの知識を習得する には、一般的に入門書等に頼る他はなく、論理回路の動作説明は真理値表及びタ イムチャートに依存しているのが実状である。
【0004】 しかし、このような分野では、入門書といっても難解な部分が多く、上述した ような人々の勉学意欲を喚起することができないのが現状である。まして、ディ ジタル技術に無関心な人達に興味を与えることは到底できないといえる。
【0005】 そこで、この考案の課題は、ディジタル技術に無関心な人でも論理回路につい て興味を持てるような論理回路の教習具を提供することにある。
【0006】
上記の課題を解決するため、この考案の教習具は、基本論理回路の回路図を基 板上に表示し、その回路図における信号の伝達経路上に複数の発光体を設け、前 記基本論理回路の信号を遅延させた疑似信号によって前記発光体を順次点灯また は点滅させる電子回路を設けたのである。
【0007】
以上のように構成された論理回路の教習具は、疑似信号によって順次点灯また は点滅する発光体の光の移動が論理回路上における信号の流れとして把握される 。
【0008】
以下、実施例について図面を参照して説明する。 図1乃至図3に示すように、この教習具は、本体部10とこの本体部10の上 面基板11上にひんじ12を介して開閉可能に重ね合わされるゲーム表示板20 とから成る。
【0009】 前記本体部10には、ゲーム用論理回路31と、その論理回路31の回路図を 説明するための教習用電子回路32とが組み込まれており、両回路31、32は 、上面基板11上に突出して設けられたスイッチ13により切り換わるようにな っている。即ち、ゲーム表示板20を上面基板11に重ねたときは、ゲーム表示 板20によってスイッチ13が押し下げられてゲーム用論理回路31に接続され 、ゲーム表示板20を起こすと、教習用電子回路32に接続される。
【0010】 前記上面基板11の表面には、図4に示すように、前記ゲーム用論理回路31 の回路図が表示されており、その回路図における信号の伝達経路14上に、前記 教習用電子回路32によって点滅するLEDの発光部15が突出した状態に設け られている。
【0011】 また、上面基板11上には、ゲーム操作用の電源スイッチ16、スタートボタ ン17および表示燈18が設けられており、前記ゲーム表示板20を上面基板1 1に重ねたときにその穴21から突出するようになっている。
【0012】 前記教習用電子回路32は、ゲーム用論理回路31と概略同じような回路構成 であるが、遅延回路によって信号を遅らせ、信号の流れに沿って人間の目で追え る速度で前記LEDを順次点灯または点滅させることができるようになっている 。
【0013】 なお、前記電源スイッチ16、スタートボタン17および表示燈18は、両回 路31、32で共用しており、いずれの回路が作動したときにも表示燈18が点 灯または点滅するようになっている。
【0014】 また、上面基板11に表示された回路図における論理記号および記号部分は、 図4に示すように、必要に応じて基板11の表層11aを開くことができるよう になっており、表層11aを開いた下面11bには、その記号の詳細図が表示さ れている。なお、記号が小さすぎて表示できない場合は、同図に示すように、余 白部分に拡大して表示部を形成してもよい。
【0015】 以上のように構成された教習具は、まず、ゲーム表示板20を本体部10の上 面基板11に重ねた状態でゲームを行ない、ゲームの内容を体験する。
【0016】 そして、ゲーム表示板20を起こすと、そのゲーム用論理回路31の回路図が 現れ、教習用電子回路32に切り換わる。そこで、再度ゲームを行なうと、今度 は、先程の場合とは異なり、ゆっくりとゲームが進行すると共に信号の流れに対 応してLEDや表示燈が目で追えるスピードで順次点灯または点滅していき、実 際のゲーム用論理回路31の作動状態が回路図上で視覚的に把握できる。
【0017】 従って、最初に行ったゲームが回路図上でどのように作動しているのかが一目 瞭然にわかり、論理作動が容易に理解できる。特に、実際のゲームの作動に対応 してその回路図が理解できるので学習者は興味がわき、学習効果も大きい。
【0018】 図5乃至図7は、他の実施例を示している。 この教習具は、前記実施例と同様に、図5(a)に示す上面基板41上に表示 された回路図における論理記号および記号部分の表層41aを開くと、図5(b )に示すように、その下面42に記号の詳細図が表示されているが、この詳細図 中にも、信号の伝達経路44上にLEDの発光部45が設けられている。
【0019】 従って、表層41aを開くと、記号の詳細部分についても信号の移動が光によ って把握でき、その記号の意味をさらに詳しく理解することができる。
【0020】 また、図6(a)および(b)に示すように、詳細図中に用いられている記号 についても必要があればさらに下面42の表層42aを開き、その下面43に詳 細図とLEDの発光部45を設けることもできる。 但し、その記号部分の面積が小さくなりすぎて、詳細図を表示できなかったり 、LEDの発光部を配設できないときは、図7に示すように、論理記号A部分を 別途余白部分に拡大してその表示部を形成してもよい。
【0021】 なお、信号の種類ごとに発光部を色分けしたり、点滅速度を変えたりしておく と、信号の流れをより明確に理解することができる。
【0022】
以上のように、この考案の教習具は、基板上に表示された基本論理回路の回路 図の信号の伝達経路上に複数の発光体を設け、この発光体を遅延させた信号によ って順次点灯または点滅させるようにしたため、実際の回路の作動状態が視覚的 に把握でき、論理回路を全く知らない人であっても論理回路を容易に理解できる 。 従って、この教習具を利用することにより、ディジタル技術に多少興味のある 人はもちろんのこと、興味のない人についても興味を起こさせ、論理回路に対す る学習意欲を喚起することができる。
【図1】この考案に係る一実施例を示す斜視図
【図2】同上の一部切り欠き断面図
【図3】同上の平面図
【図4】同上の上面基板を示す平面図
【図5】他の実施例を示す平面図
【図6】(a)は同上の変形例を示す平面図、(b)は
同じく断面図
同じく断面図
【図7】他の変形例を示す平面図
【符号の説明】 10 本体部 11、41 上面基板 11a、41a、42a 表層 11b、42、43 下面 12 ひんじ 13 スイッチ 14、44 信号の伝達経路 15、45 LEDの発光部 16 電源スイッチ 17 スタートボタン 18 表示燈 20 ゲーム表示板 21 穴 31 ゲーム用論理回路 32 教習用電子回路
Claims (1)
- 【請求項1】 基本論理回路の回路図を基板上に表示
し、その回路図における信号の伝達経路上に複数の発光
体を設け、前記基本論理回路の信号を遅延させた疑似信
号によって前記発光体を順次点灯または点滅させる電子
回路を設けた論理回路の教習具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8084791U JPH0530869U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 論理回路の教習具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8084791U JPH0530869U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 論理回路の教習具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0530869U true JPH0530869U (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=13729746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8084791U Pending JPH0530869U (ja) | 1991-10-04 | 1991-10-04 | 論理回路の教習具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0530869U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019074558A (ja) * | 2017-10-12 | 2019-05-16 | 株式会社島津理化 | プログラミング教育用教材 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5642877A (en) * | 1979-09-13 | 1981-04-21 | Sharp Corp | Electronic interpreter |
-
1991
- 1991-10-04 JP JP8084791U patent/JPH0530869U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5642877A (en) * | 1979-09-13 | 1981-04-21 | Sharp Corp | Electronic interpreter |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019074558A (ja) * | 2017-10-12 | 2019-05-16 | 株式会社島津理化 | プログラミング教育用教材 |
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