JPH0530358B2 - - Google Patents

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JPH0530358B2
JPH0530358B2 JP59118364A JP11836484A JPH0530358B2 JP H0530358 B2 JPH0530358 B2 JP H0530358B2 JP 59118364 A JP59118364 A JP 59118364A JP 11836484 A JP11836484 A JP 11836484A JP H0530358 B2 JPH0530358 B2 JP H0530358B2
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signal
inverted
video
inverting
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Enu Robinzu Kuraido
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General Instrument Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の分野〕 本発明は、ビデオ信号分配装置、特に契約した
受信者だけ確実に暗号化テレビジヨン・プログラ
ムを受信できるようにするビデオ信号伝送/分配
装置に関する。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、改良された暗号化テレビジヨ
ン信号分配装置を提供することである。
更に詳細に言えば本発明の目的は、ペイ・テレ
ビジヨンにおける受信者に関して、暗号化(スク
ランブルされた)有料テレビジヨン・プログラム
の受信を制限する保全信号分配装置を提供するこ
とである。
〔発明の構成〕
本発明の上記および他の目的は、出力されるテ
レビジヨン・プログラム用信号を暗号化する信号
発生ヘツド・エンドを有する特定な暗号化ビデオ
分配装置中で実現される。特に、選択されたライ
ンのビデオ内容が基準電圧レベルと水平同期パル
ス区間中にパルス形で伝送された反転基準レベル
振幅とに関して反転される。ライン・ビデオ反
転/非反転は、ライン・レイトで進行するプリセ
ツト擬似乱数発生器によつて制御される。
契約済の受信者の各々においては、全ての反転
ラインは、基準として水平同期区間にある受信反
転振幅レベルを使用して、固有のフオーマツトに
戻される。擬似乱数発生器が受信機信号化回路中
に含まれ、ビデオ反転を必要とするラインを識別
するヘツド・エンドでの同様な回路と同じ順序で
動作する。
〔実施例の説明〕
本発明の他の特徴および利点は、添付図面を参
照して次に詳細に説明する本発明の実施例からよ
り明確になろう。
まず第1A図を参照すると、ビデオ・フイール
ド内の一連のラインの一つとして含まれる一ライ
ンのビデオ情報が示されている。ラインは、期間
110−114中にある水平同期パルスで始ま
る。水平同期レベルは、ライン中で最も低い振幅
電圧点である。NTSC方式においては、水平同期
は−40IRE単位として示されているが、一方信号
レベルは同期区間中に−40振幅から最大+
100IRE単位(真白画像に対応)まで変化する。
時刻114での水平同期パルス端に続いて、副搬
送波118がある(カラーバースト周波数3.58M
Hz)。これに続いて期間117−125には、ビ
デオ情報パターン−図示の例では、黒から白への
内部傾斜120上に1.5サイクルの正弦波119
が重畳され、白レベル122でピークを持ち、最
後は直線的に白から黒への傾斜123で終るパタ
ーン−がある。各ラインのビデオ内容は、勿論実
際には、表わされる独自の画像部分に応じて変化
する。
後述の本発明の原理に応じて、ビデオ暗号化
は、黒レベル(0IRE)と白レベル・ピーク(+
100IRE)との中間レベル、すなわち+50IREに
関してビデオ情報を選択的に反転することによつ
て成される。後述の目的のために、DC反転レベ
ル(本説明の目的のため、上述のとおり+50IRE
だけとする)に対応する振幅を有するパルス11
6が水平同期期間中に含まれている。
第1B図には、ビデオが反転されず、カラーバ
ースト118に続くラインの情報内容が第1A図
に示された通常の従来のラインの内容に実質的に
対応するビデオ情報ラインが示されている。本発
明による第1B図のラインは、水平同期期間11
0−114内の時刻112と113との間に反転
基準パルス116が挿入されていることだけが通
常のラインと異なつている。
第1C図には、第1A図の通常のラインと対応
するが、ビデオ情報が+50IREに関して反転され
ているビデオ・ラインが示されている。反転ライ
ンにおいて、カラーバースト正弦波118のある
水平パルス・バツクポーチ114〜117を含む
水平期間は、非反転ラインと同じである。しかし
ながら、水平パルス・バツクポーチに続くビデオ
情報期間117−125、ビデオ情報の全てが+
50レベルに関して反転される。例えば、ビデオ情
報の初め(正弦波119の初め)は、第1B図の
0(黒レベル)でよりむしろ+100(白レベル)で
始まる。反転によるおり返しは、ビデオ波の残り
部分の形およびレベルが+50の選択された反転レ
ベルに関しており返された通常ビデオの鏡像であ
ることを示している。対応するビデオ信号部分
は、第1A図または1B図で使われたと同じ参照
番号に「,」をつけて第1C図に示されている。
復号化装置を備えない従来の受信機では、各ラ
インのビデオ情報内容は反転されたりされなかつ
たりしている。したがつて、複数フレームにわた
つて眼で累積されるように受信された像は、全体
的に何もない像となる。事実、画面を通した累積
状態での像は+50IREのフラツト・フイールドと
なる。
この受信抑圧は暗号化が使用されない場合に起
る。しかしながら、本発明の一形態によれば、前
述の反転/非反転波は、それ自身知られているよ
うに、同期期間振幅抑圧であり、更に非契約者機
器での信号受信を阻止している。そのような同期
抑圧が採用されていれば、勿論受信装置は、同期
情報を再生しかつ信号発生ヘツド・エンドまたは
送信機で成された同期期間振幅低減の反転を行な
うそれ自身公知の装置を備えている。
反転ラインだけを再反転しそれによつて正常な
フオーマツトにするように、ライン反転情報をシ
ステム受信機に伝える多くの方法は当業技術者に
自明である。そのような反転は予め定められた基
準−例えばフイールド内でラインを単に計数する
こと−により行なわれる。しかしながら、後述か
ら明らかな本発明の他の概念によれば、ライン・
ビデオ反転/非反転パターンを制御してビデオ保
全の増大をはかるために、同様なくりかえしの擬
似乱数発生器が暗号化側および復号化側の双方に
設けられる。
上述のシステム動作の概要を参考にして、第1
A〜1C図を参照して述べた暗号化モードを行な
うビデオ暗号化(選択的ライン反転化)装置が示
された第2図を説明する。ビデオ源10は、通常
の(NTSC標準方式)フオーマツトのビデオ情報
を自動利得制御/DC再生回路12と同期分離器
33へと供給する。ビデオ源10は、当業技術者
に周知の任意のベース・バンドのビデオ源、例え
ばビデオカメラ、テープレコーダ、ベースバンド
に復調されたマイクロウエーブまたは衛星通信な
どを含み得る。AGC/DC再生器12は必ずしも
必要ではないが、ビデオ信号をきれいにしかつビ
デオレベルが充分でなければ伝送精度および品質
を保証するのに一般的に使用されるそれ自身よく
知られた回路である。
ビデオ情報は増幅器「+1」の増幅器11に供
給され、非反転ビデオ(すなわち、通常の第1A
図のようなNTSC信号)が出力15に得られる。
ビデオ情報は増幅度「−1」の反転増幅器13に
も供給され、出力16に反転ビデオ(例えば、第
1C図の期間117−125中のビデオ部分)が
得られる。DC反転基準レベル源18(DCレベル
+50IRE)が反転増幅器13への第二の入力とし
て接続されている。上述の機能を行なう多くの形
式の増幅器が当業技術者には自明であり、例え
ば、図示されたそれ自身は周知の演算増幅器があ
る。増幅度「1」の増幅器11は、反転および非
反転伝送チヤネルの相対位相を実質的に等しく保
持するために使われている。
増幅器11および14からの非反転および反転
ビデオ信号は、源18からのDC反転基準レベル
とともにマルチプレクサ20の入力として供給さ
れる。更にマルチプレクサ20には、(カラーバ
ースト周波数の4倍の発振器32の周波数を分周
器24において1/4に分周して得られた)カラー
バースト周波数の信号が供給される。カラーバー
ストは、変調器20aにおいて、ある予め定めら
れた期間、例えば垂直期間中のライン17中に、
NAND論理ゲート21での場合のように、復号
シフトキーで振幅変調される。マルチプレクサ2
0は、ビデオ変調器80へ供給するために、その
4つの入力の中から、デコーダ43によつて得ら
れた選択制御に応じた出力波を構成する所望の信
号成分を選択する。このようにして、例えば第1
B図に示すような形式でコード化はされているが
反転されないラインを構成するため、マルチプレ
クサがデコーダの制御の下に源18からのDC基
準レベルを変調器80へ通す期間112−113
を除いて水平同期パルス期間およびカラーバース
ト用バツクポーチ(期間110−114)の間
に、増幅器出力15からの非反転出力がマルチプ
レクサ20によつてビデオ変調器80へ通され
る。反転が起らないので、非反転出力15からの
ビデオ信号は、ビデオ情報期間117−124の
間変調器80に接続される。反転ビデオ・ライン
(例えば、第1C図)は、ビデオ波の情報内容部
分114−125の間に反転出力16からの出力
がビデオ変調器80へ供給されるようにマルチプ
レクサ20によつて選択されることを除いて、同
様に構成される。
反転または非反転ビデオ内容を有するビデオ・
ライン列は変調器80によつて所望の出力無線周
波数まで上昇され、任意の分配手段、例えば放射
用空中線またはCATVやMATV用のケーブルに
供給される。また、音声源83によつて供給され
変調器84によつて処理されたテレビジヨン・プ
ログラム用音声内容が発生される。第2図の他の
構成は、マルチプレクサ20用の制御情報を発生
し、かつコード化過程で関係する。カウンタ35
および44とカウンタ出力状態デコーダ40およ
び47を有するタイミング/論理回路30が設け
られており、垂直同期パルス間の全画像期間を予
め定められた時間スロツトに副分割し、それぞれ
のデコードされた期間中に要求される必要な機能
を行なう。カスケード接続されたカウンタ35お
よび44とデコーダ40および47とは当業技術
者には周知であり、実際には集積回路として入手
可能である。同様に、信号副分割および制御用の
入力時間軸発振器の制御の下に、時間を副分割す
るカスケード接続されたカウンタとデコーダとの
使用は、当業者にはそれ自体周知である。本発明
の全てのデコーダは、論理回路の組合せまたは所
望の復号化パターンを記憶するメモリで構成でき
る。
同期分離器33は、各水平同期期間に一つのパ
ルスを(H出力端に)、かつ各垂直同期期間中に
一つのパルスを(V出力端に)供給する。水平同
期パルスはカウンタ35のクリア入力36に供給
され、各ラインの初めにカウンタ・デコーダ35
−40を初期状態から再スタートさせる。したが
つて、カウンタ35は、発振器32がカウンタ3
5の計数入力37にパルスを供給するのに応じ
て、カラーバーストの整数倍の割合で急速に増加
される。カウンタ35の出力は、カウンタ35が
その初期状態から単調に増加されるのにつれて各
ライン期間中に種々の時間間隔の発生を示すよう
に多数の出力端にパルスを供給するデコーダ40
に、入力として供給される。
ライン・カウンタ44は各垂直同期パルスによ
つてクリア入力45でクリアされ、その後各ビデ
オ・ラインが(ライン副分割デコーダ40の出力
端41dを介して)計数されるにつれて、計数入
力端46によつて増加される。デコーダ47は、
あるシステム機能が要求される垂直同期パルス間
の期間中に特別のラインの範囲を示す出力情報を
供給する。デコーダ47からの出力48とデコー
ダ40からの出力41a−41cは全体としてマ
ルチプレクサ20に入力として供給され、マルチ
プレクサが所望の出力情報を発生するようにマル
チプレクサを制御するデコーダを制御する。詳細
に言えば、デコーダ40は、その出力端41a
に、水平パルス期間(第1A〜1C図において期
間110−114)の存在を示す信号を供給す
る。反転器42は、出力端41aの信号の反転、
すなわち水平同期パルス以外のラインの部分をデ
コーダに伝達するのに使われる。デコーダ40
は、その出力端41bに、マルチプレクサ20が
DC反転基準レベル(第1B図および1C図参照)
を選択しなければならない各ライン中に期間11
2−113の存在を示す信号を発生する、デコー
ダ40の出力端41cは、カラーバースト118
がビデオ変調器80に通過される期間を、デコー
ダ43で制御されるマルチプレクサ20に伝達す
る。
マルチプレクサ20への制御入口を計数して、
デコーダ47の出力端48aは、反転が起らない
垂直期間のライン(例えば、1〜22)の範囲を
示す。図示の残りの出力48bは、高次の復号化
キーが分周器24のカラーバースト出力上に変調
されたライン17を示す。デコーダ43は、入力
制御端での複数の信号のブール値に依存して4つ
の入力の所望の一つをビデオ変調器80へ通させ
るようにする任意の回路構成にできる。
本発明の一既念によれば、ライン反転/非反転
操作は、排他的論理和回路58および59によつ
てシフトレジスタ・クロツク入力54に接続され
ている選択されたステージの出力を有するシフト
レジスタ52などの周知の構成の擬似乱数発生器
50で制御される。このようなシフトレジスタ/
排他的論理和回路組合せは、特有な予め定められ
たバイナリ列を発生するそれ自体周知の構成であ
る。擬似乱数発生器50のプリセツト入力端55
には、第二の擬似乱数発生器63の出力のバイナ
リ・ワードが供給されている。各垂直同期期間
に、シフトレジスタ52が各垂直帰線期間に続い
て第二の擬似乱数発生器63の出力によつて制御
されたステージに初期化されるように、垂直同期
パルスがプリセツト負荷シフトレジスタ端53に
供給される。したがつて、ビデオライン反転パタ
ーンに対応する擬似乱数発生器50から出力され
る特定のバイナリ列は、シフトレジスタ52が垂
直同期パルスに続く各ライン中のクロツク入力受
信中に、擬似乱数発生器63の出力に依存して発
生する。このようにして発生器63はライン反
転/非反転を変え、システムのコード化およびデ
コード化を制御する。したがつて、不正に第3図
の受信機をもつが擬似乱数発生器63の進行中の
変化パターンにアクセスしない受信者は、コード
化されたビデオ情報を受信できない。擬似乱数発
生器63は、乱数発生暗号化パターンが少数フイ
ールド毎に変化するように、垂直同期パルスを分
周することによつて計数される(ライン反転パタ
ーンを変化する)。発生器63の出力を変化する
のに他の方法も使える。擬似乱数発生器63は公
知の構成、例えば発生器50として詳細に示され
ているように構成できる。
発生器63の出力状態は、動作的に暗号化器6
6(例えば、固定または可変暗号化(信号変化)
アルゴリズムを有する組合せまたは直列論理回
路)へ通され、この暗号化器は更に暗号化キーを
スクランブルし、並列−直列変換器67を通し、
カラーバースト変調NANDゲート21への入力
として供給される。並列−直列変換器(例えばシ
フトレジスタ)用のクロツクは、発振器32から
分周器65およびライン復号器47の出力48b
によつて適当な(例えば、ライン17)期間に働
く一致回路68を介して得られる。このようにし
て、受信者側で復号の際に必要な復号キーは、予
め定められたライン17期間中のカラーバースト
副搬送波上の振幅変調を介して伝達される。
このように第2図の暗号化/符号化装置は、暗
号キーのハイアラキーを持ちつつ擬似乱数パター
ンでライン毎にビデオ情報を選択的に反転し、暗
号キーは通常のテレビジヨン受信機では再生でき
ず、更に暗号化パターンに連続的にアクセスしそ
の後暗号化器66で再生することがなければ、本
発明の装置でさえ再生できない。
第3図を参照すると、送信機のビデオ源10で
供給されたテレビジヨン情報画像を受信し再構成
する受信装置が示されている。復調器130は入
力無線周波数波を再生しそれをベースバンドに復
調する。それに続く音声トラツプ131は、音声
受信機133で検出される音声で音声副搬送波を
除去する。ベースバンドのビデオ(反転および非
反転ライン列)は差動増幅器138の−入力へ供
給される。増幅器138(その一形態が第4図に
示され後で説明される)は出力139に受信した
ラインのままの非反転出力「+」を発生する。増
幅器138はまた、見かけ上+50IRE振幅に関し
て反転されたビデオ情報をもつ受信ラインを発生
し、反転「−」出力端140に供給する。
暗号化が実際に成された時には受信波の実振幅
レベルは、DC電圧レベルから幾分ずれているの
で、必要な反転は固定した+50IRE値に関して行
なわれず、むしろ対応した水平同期期間中に起る
反転レベルパルス(第1B図および1C図におけ
る116)の受信振幅に関して行なわれる。ヘツ
ドエンド(第2図)における回路30と同じタイ
ミング・論理復号化回路150は、第1Bおよび
1C図における期間112−113に対応する期
間に、出力端151aに出力信号を発生する。タ
イミングパルス「A」はサンプルホールド回路1
44を動作させ、パルス116の受信レベルが回
路144の出力においてラインの残り部分で記憶
され差動増幅器138の−入力へ供給されるよう
にその期間サンプリング・モードで働く。したが
つて、反転出力端140におけるビデオ情報は、
受信ビデオとパルス116の受信振幅との間の差
であり、それはもしあればビデオ情報を伴なつた
比例信号変化をしかつ受信パルス振幅がそのレベ
ルからずれるまで絶対+50IREレベルに相対する
厳格な差ではない。したがつて、増幅器138の
出力端139および140における信号は、復号
化誤差を実質的に認識できないイベルにまで減ら
す非反転および再記憶−再反転出力を表わしてい
る。非反転および反転ビデオ信号はそれぞれビデ
オスイツチ147および149に供給される。ビ
デオスイツチはそれ自体公知の素子、例えば
FETスイツチで構成できる。
送信機での場合と同じように、タイミング・論
理復号化回路150は、システム復号化に必要な
タイミングを発生する。出力端151bにおける
出力は、コード化過程に第2図のデコーダ43に
供給されたように擬似乱数発生器50の出力に匹
敵するライン毎の反転/非反転信号を有する。反
転器155は出力端151bの非反転出力を反転
し、ラインが送信機ヘツドエンドで実際に反転さ
れRF変調器158へ再反転出力140を動作的
に選択する時スイツチ149を動作させる。した
がつて、出力端151bにおける非反転信号出力
は、アンドゲート156を通り、ラインが反転さ
れなかつた時差動増幅器138の出力端139の
非反転出力を選ぶようにスイツチ147を動作さ
せる。スイツチ147または149の選択出力
は、オリジナルなビデオ源10における信号と対
応するビデオ・ベースバンド変調となる。このベ
ースバンド信号は、無線周波数変調器158へ供
給されてその周波数が標準テレビジヨン・チヤネ
ルまで増大され、その後受像のため標準テレビジ
ヨン・セツト160に供給される。
タイミング回路出力151aは反転アンドゲー
ト156の阻止入力端子に接続されており、期間
112−113中に非反転信号を阻止し、通常の
テレビジヨン信号の一部を構成せず変調器158
または受像機160へ供給されない反転レベルパ
ルス116を抑圧する。更に、サンプルホールド
回路146は、タイミング論理回路150の出力
151cによつて励起され、通常の水平同期レベ
ル、例えばパルス116の前の第1A図の期間1
15−115a中をサンプルする。このレベルは
スイツチ148に供給され、このスイツチは、
RF変調器158が期間112−113中に水平
同期電圧(見かけ上−40IRE値に対応する実際
値)を受信するように、パルス116の区間11
2−113の間励起される。したがつて、RF変
調器158への復号化ビデオ入力は、完全に再構
成された第1A図の標準ビデオ信号と実質的に対
応する。RF変調器158には、音声受信機13
3から音声プログラムも供給される。
上述のとおり、タイミング論理復号回路150
は第2図の回路30に本質的に対応し、特に第2
図に示された発生器50と同様な擬似乱数発生器
を用いており、それに同期して、受信機復号化の
ために、送信機での暗号化に使用されたのと同じ
反転/非反転パターンを発生する。このため、回
路150内のシフトレジスタ52のプリセツト入
力55には、ヘツドエンドの擬似乱数発生器63
の出力におけるデイジタルパターンと同じものが
供給される。そのため、送信機における変調器2
0によつて供給された振幅変調カラーバーストに
同調したAM検波器165は、送信機でライン1
7中のカラーバーストに重畳された暗号化情報を
デコードする。AM検波器165の出力は、ライ
ン17中に回路150の出力端151dを介して
励起された変換器166で直列−並列変換され、
変換器出力はデコーダ180へ入力として供給さ
れる。デコーダ18には、送信機ヘツドエンドの
暗号器66で成された暗号化の反転を行なうよう
要求されレジスタ168に記憶された他の復号化
キーも供給される。レジスタ168は手動操作メ
モリ(例えば、回転つまみスイツチ)、あるいは
望ましくはバンド内またはバンド外の通信チヤネ
ルを介してロードされるようにしてもよい。デコ
ーダ180は回路素子166および168によつ
て供給されたブール入力で動作し、送信機側の擬
似乱数発生器63の出力に得られるのと同じプリ
セツト信号を発生する。デコーダ180は、単に
論理回路組合せ、ROMあるいは他のメモリで構
成できる。
第3図の装置はタイミング回路150を有し、
この回路はその出力端151bに、送信機の擬似
乱数発生器50の出力に得られるのと同じ反転/
非反転信号列を発生する。この制御信号は、受信
されたビデオ情報(増幅器出力139での非反転
ビデオ)間で選択するのに使われたり、適当なス
イツチ147または149を励起することによつ
て再反転受信信号(増幅器出力140)を選択す
るのに使われる。基準反転パルス116は、期間
112−113中にスイツチ147および149
の双方をブロツクし、かつサンプルホールド回路
146を使つて受信機でその機能をはたし、期間
112−113中のそのパルスを水平同期パルス
レベル電圧に置き換えるようにスイツチ148が
励起された後で抑圧される。
最後に第4図を参照すると、本発明の増幅器1
38(第3図)用に使用可能な差動増幅器が示さ
れている。この回路は、エミツタ間に接続された
抵抗器196および198と等しいコレクタ抵抗
器191および192とを有するトランジスタ1
94および195を使つている。抵抗器198
は、そのセンタータツプが電流源、例えば固定ベ
ース電圧と直列エミツタ抵抗器とを有するトラン
ジスタを介して負電圧に接続されたポテンシヨメ
ータである。ビデオ情報は、一方のトランジス
タ、例えば194のベースに供給され、基準反転
電圧が他方のトランジスタのベースに供給され
る。非反転電圧は、DCレベルで動作するベース
をもつトランジスタ195のコレクタに得られ、
反転されたレベルは、ラインビデオ情報が供給さ
れるベースをもつトランジスタから得られる。ト
ランジスタ191および192の値を一致させか
つトランジスタが非常に大きな利得を有するとす
ると、反転および非反転出力用増幅器の利得は、
エミツタ間の三つの直列抵抗器196−198の
総抵抗で分割されたコレクタ−抵抗の商で得られ
る。更に、180゜位相のずれたおよび基準の利得と
位相の二つの出力がDCからビデオ帯までの広い
周波数帯で得られる。本発明の再反転および非反
転信号通路の利得および位相の一致および伝送路
の直線性は、ヘツドエンドで反転され受信機で再
反転されて再構成される信号が画像否をさけるの
に非反転信号と実質的に等価でなければならない
ので、重要である。
本発明の装置は、反転/非反転暗号化パターン
を再生する手段を有する受信者だけが受信でき、
反転/非反転制御指令に応答してスクランブルさ
れたラインを選択的に再構成して標準テレビジヨ
ン受信機によつて見られるフオーマツトにする構
成を有するビデオ情報を送信する保全システムを
提供する。
上述の説明は単に本発明の原理を説明するため
のものである。種々の変形が、本発明の範囲およ
び精神から離れることなく、できることは当業者
には明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1A図は通常のフオーマツトのベースバンド
のテレビジヨン信号ラインを示す波形図、第1B
図は本発明の原理による非反転の第1A図に示し
たラインを示す波形図、第1C図は本発明の原理
を使つたビデオの反転ラインを示す波形図、第2
図は信号コード化(スクランブリング)ヘツドエ
ンド/送信局装置を示すブロツク図、第3図は第
2図の装置でコード化された信号を再生できる信
号復号化受信装置を示すブロツク図、第4図は本
発明用の差動増幅器の他の例を示す回路図であ
る。 記号の説明、10:ビデオ源、12:自動利得
制御(AGC)/DC再生回路、33:同期分離
器、11:増幅器、13:反転増幅器、18:
DC反転基準レベル源、20:マルチプレクサ、
32:発振器、24:分周器、20a:変調器、
21:論理ゲート、80:ビデオ変調器、43:
デコーダ、83:音声源、84:変調器、35,
44:カウンタ、40,47:カウンタ出力状態
デコーダ、30:タイミング/論理回路、58,
59:排他的論理和回路、52:シフトレジス
タ、50:擬似乱数発生回路、63:擬似乱数発
生器、66:暗号化器、67:並列−直列変換
器、65:分周器、68:一致回路、130:復
調器、131:音声トラツプ、133:音声受信
機、138:差動増幅器、150:タイミング・
論理復号化回路、147,149:ビデオスイツ
チ、155:反転器、158:RF変調器、16
0:標準テレビジヨンセツト、146:サンプル
ホールド回路、148:スイツチ、165:AM
検波器、166:変換器、168:レジスタ、1
80:デコーダ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ライン上のビデオ情報内容を選択的に反転基
    準レベルに関して選択的に反転し他のラインのビ
    デオ情報内容を反転しない選択反転手段と、前記
    選択反転手段によつてつくられた出力信号を分配
    する信号分配手段と、前記信号分配手段によつて
    分配された複合信号とともに、各ラインの水平同
    期期間の一部に挿入された前記反転基準レベルを
    示す基準レベル信号を分配する反転基準分配手段
    とを有する信号発生暗号化手段を備える一方、前
    記反転基準分配手段からの前記複合信号を前記基
    準レベル信号と共に、受信する信号回復復号化手
    段を具備し、前記復号化手段が、受信した反転基
    準レベルを回復する反転基準手段と、前記反転基
    準手段の回復された反転基準に関して反転ビデオ
    ラインのビデオ情報内容を選択的に再反転する手
    段とを有する暗号化ビデオ分配装置。 2 前記信号発生暗号化手段が更に前記選択反転
    手段を制御する第一のバイナリー列発生手段を有
    し、前記信号回復復号化手段が前記選択再反転手
    段を制御する第二のバイナリー列手段と、前記第
    一のバイナリー列発生手段によつて発生された列
    に対応する列を供給するように前記第二のバイナ
    リー列手段を制御する手段とを有する特許請求の
    範囲第1項記載の暗号化ビデオ分配装置。 3 前記第一および第二のバイナリー列発生手段
    がそれぞれ第一および第二の擬似乱数発生器手段
    を有する特許請求の範囲第2項記載の暗号化ビデ
    オ分配装置。 4 前記第一の乱数発生器手段が、クロツク入力
    および複数の出力を有するシフトレジスタと、前
    記出力の選択されたものを前記クロツク入力に持
    続する排他的論理和手段と、複数のプリセツト入
    力端子とを有し、更に前記シフトレジスタの前記
    プリセツト入力端子に接続された複数の出力を有
    する第三の擬似乱数発生器手段を具備する特許請
    求の範囲第3項記載の暗号化ビデオ分配装置。 5 前記第一の擬似乱数発生器手段を制御する暗
    号キー・デイジタル・ワードを供給する制御手段
    を更に具備し、前記信号分配手段が前記制御手段
    によつて供給された暗号キー・デイジタル・ワー
    ドを分配する手段を有する特許請求の範囲第3項
    記載の暗号化ビデオ分配装置。 6 前記信号回復復号化手段が、前記第二のバイ
    ナリー列手段を前記第一のバイナリー列手段に同
    期させるように前記分配された暗号キー・デイジ
    タル・ワードを受信する手段を更に有する特許請
    求の範囲第5項記載の暗号化ビデオ分配装置。 7 前記制御手段が、前記暗号キー・デイジタ
    ル・ワードを暗号化する手段を更に有する特許請
    求の範囲第5項記載の暗号化ビデオ分配装置。 8 前記選択反転手段がビデオライン配列につい
    て非反転および反転ビデオ情報を発生する演算増
    幅器手段を有し、前記信号分配手段および情報基
    準レベル分配手段が、基準レベル源と、前記基準
    レベル源に接続されかつ前記演算増幅手段の反転
    および非反転出力に接続された入力を有するマル
    チプレクサ手段とをする特許請求の範囲第1項ま
    たは2項記載の暗号化ビデオ分配装置。 9 前記信号発生暗号化手段が、前記マルチプレ
    クサ手段を制御するタイミング手段を更に有する
    特許請求の範囲第8項記載の暗号化ビデオ分配装
    置。 10 前記マルチプレクサ手段に接続されたカラ
    ー・バースト変調手段と、音声信号手段を前記信
    号分配手段に供給する手段とを具備する特許請求
    の範囲第9項記載の暗号化ビデオ分配装置。 11 前記選択再反転手段が、前記復号化手段に
    よつて受信されたビデオ情報の反転形を発生する
    手段と、前記反転または非反転受信プログラムの
    一方または他方を通すスイツチ手段とを有する特
    許請求の範囲第1項または2項記載の暗号化ビデ
    オ分配装置。 12 前記復号化手段が、前記スイツチ手段を制
    御するタイミング手段を更に有する特許請求の範
    囲第11項記載の暗号化ビデオ分配装置。 13 受信ビデオ情報を水平同期期間中にサンプ
    リングして記憶する手段と、前記反転基準パルス
    が存在する間前記スイツチ手段を動作的にブロツ
    クするように励起する付加スイツチ手段とを更に
    具備する特許請求の範囲第11項記載の暗号化ビ
    デオ分配装置。 14 前記選択再反転手段が、各々がベース、エ
    ミツタおよびコレクタ端子を有する第一および第
    二のトランジスタと、前記トランジスタ・エミツ
    タ端子に接続された第一の抵抗手段と、前記トラ
    ンジスタ・コレクタ端子にそれぞれ接続された第
    二および第三の抵抗手段と、ビデオおよび反転基
    準信号を前記トランジスタ・ベース端子に供給す
    る手段とを有する特許請求の範囲第1項または1
    1項記載の暗号化ビデオ分配装置。 15 水平同期期間の一部に挿入された反転基準
    レベル信号パルスとこれに包含された反転基準レ
    ベルに関して非反転または反転して送信されたビ
    デオ情報とを含む暗号化ビデオ信号を受信し、か
    つ前記選択反転が動作反転列で指令される受信機
    であつて、受信されたビデオ情報の非反転および
    再反転再生を発生する手段を具備し、前記再反転
    再生発生手段は受信ビデオと受信基準レベル信号
    パルスとの差に応答する反転差動増幅器手段と、
    複合出力と非反転および再反転ビデオ情報再生が
    供給される入力とを有する第一および第二のスイ
    ツチ手段と、前記第一および第二のスイツチを制
    御するための前記動作反転列を発生する制御手段
    とを有する受信機。 16 前記制御手段が、受信された水平同期パル
    スによつて循環された擬似乱数発生器を有する特
    許請求の範囲第15項記載の受信機。 17 前記第一および第二のスイツチ手段の出力
    から前記反転基準レベル信号パルスを削除する手
    段を具備する特許請求の範囲第15項または16
    項記載の受信機。 18 反転基準レベルに関して選択されたビデオ
    ラインの反転によつて暗号化され、且つ、前記反
    転基準レベルを表わす信号を水平同期期間の一部
    に含む暗号化ビデオ信号を復号化する装置であつ
    て、前記ビデオ信号に応答し、前記受信ビデオ信
    号に含まれた前記反転基準レベル信号を表わす信
    号出力を提供する反転基準レベル記憶手段と;前
    記ビデオ信号の前記選択されたビデオラインを反
    転する反転増幅器手段とを具備し、前記反転増幅
    器手段が前記基準レベル記憶手段からの出力信号
    に接続され、かつ前記記憶された反転レベル基準
    信号に関して前記選択されたビデオラインを反転
    する復号化装置。 19 前記記憶装置がサンプル・ホールド回路を
    有し、前記反転増幅器手段が差動増幅器を有する
    特許請求の範囲第18項記載の復号化装置。
JP59118364A 1984-06-11 1984-06-11 暗号化ビデオ分配装置 Granted JPS613590A (ja)

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