JPH05300513A - 不正視聴防止装置 - Google Patents

不正視聴防止装置

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Publication number
JPH05300513A
JPH05300513A JP4104145A JP10414592A JPH05300513A JP H05300513 A JPH05300513 A JP H05300513A JP 4104145 A JP4104145 A JP 4104145A JP 10414592 A JP10414592 A JP 10414592A JP H05300513 A JPH05300513 A JP H05300513A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cpu
signal
viewing
watchdog timer
reset
Prior art date
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Pending
Application number
JP4104145A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Oi
伸一 大井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH05300513A publication Critical patent/JPH05300513A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】時間管理装置がクロックを分周して時間を管理
する場合、水晶発振器の水晶を変えてペイパービューの
不正視聴を行うことが出来ない不正視聴防止装置を提供
する。 【構成】ウォッチドッグタイマに用いるクロックをコン
トロールライン13から得たクロックではなく、関連情
報を取り込むためのマイコンシステム駆動用のクロック
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、有料放送等を受信す
る受信装置における不正視聴防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】有料放送デコーダでは、不正視聴防止装
置内のマイコンシステムが音声信号に多重して送られて
くる番組に関するデータ(番組情報),個々の有料放送
デコーダに関するデータ(個別情報),或いは制御情報
等の関連情報を取り込み視聴出来るか否かの判定を下
す。そして視聴可と判定されたときにだけ映像および音
声デスクランブラを制御してスクランブルされている映
像および音声信号をスクランブルを解除している。尚、
マイコンシステムは取り込んだ個別情報をEEPROM
にメモリさせ、電源OFF時でも消滅しないようにして
いる。
【0003】従来の有料放送デコーダに用いられている
不正視聴防止装置の例を図2および図3を参照しながら
説明する。この従来の有料放送デコーダは、疑似ランダ
ムデータ(以下PN信号と記す)を用いて映像および音
声信号スクランブルを解除している。放送局は、このP
N信号を発生するための鍵(以下KS信号と記す)およ
びKS信号をPN発振器にロードするためのタイミング
信号(以下TSと記す)等の関連情報を送信している。
そして有料放送デコーダは、これらKS信号,TS信号
からPN信号を発生して映像および音声をデスクランブ
ルしている。
【0004】図2において、音声信号に関連情報が多重
されているビットストリームは分離回路51へ供給され
る。分離回路51は、分離した各関連情報およびマイコ
ンシステム駆動用クロックをマイコンシステム52へ供
給すると共に、分離したTS信号をマイコンシステム5
2,音声PN信号発生回路54および映像PN信号発生
回路55へ供給する。また、分離回路51は、スクラン
ブルされている音声信号も分離し音声デスクランブラ5
3へ供給する。
【0005】マイコンシステム駆動用クロック,各関連
情報およびTS信号が供給されたマイコンシステムは、
暗号化されている関連情報のKS信号を復号化し、音声
PN信号発生回路54および映像PN信号発生回路55
へ供給する。また、マイコンシステム54には水晶発信
器50が接続されている。
【0006】音声PN信号発生回路54は、TS信号に
従ったタイミングでKS信号をロードし、音声PN信号
を音声デスクランブラ53へ供給する。音声デスクラン
ブラ53は、音声PN信号を読み込む為にタイミング信
号を音声PN信号発生回路54へ供給すると共に、音声
PN信号発生回路54から供給された音声PN信号に従
ってスクランブルされている音声信号のスクランブルを
解除する。スクランブルされている映像信号は映像デス
クランブラ56へ供給される。
【0007】映像PN信号発生回路55は、TS信号に
従ったタイミングでKS信号をロードし、映像PN信号
を映像デスクランブラ56へ供給する。映像デスクラン
ブラ56は、映像PN信号を読み込む為にタイミング信
号を映像PN信号発生回路55へ供給すると共に、映像
PN信号発生回路55から供給された映像PN信号に従
ってスクランブルされている映像信号のスクランブルを
解除する。
【0008】このような有料放送デコーダを使用した有
料放送で番組を視聴するには幾つかの方法があり、放送
局と視聴契約者とで契約する契約内容によって異なり、
例えば視聴契約は下記のように分類できる。 (1)フラットフィー/月極の一定の視聴料を支払い、
そのチャンネルの番組はすべて自由に観ることが出来る
という視聴方法。
【0009】(2)ペイパービュー(プログラム)/あ
る番組に対する所定の視聴料を支払いその番組のみ観る
ことが出来るという視聴方法で、視聴したい番組の視聴
料だけを支払えばよいという利点がある。
【0010】(3)ペイパービュー(タイム)/ある時
間に対する所定の視聴料が決められており、観たい時間
に対して視聴料を支払うという視聴方法で、これも視聴
したい番組の観たい時間に対してのみ視聴料を支払えば
よいという利点がある。
【0011】以上示した方法のうち、フラットフィーは
月極の一定の視聴料を銀行振込等で支払うという方法で
視聴料の支払いが行える。一方、ペイパービューの視聴
料の支払い方法としては様々な方法があるが、例えば以
下に示すように前払いによる方法がある。
【0012】視聴者がペイパービューで支払うであろう
視聴料をあらかじめ放送局側へ前払いすると、放送局側
からこの前払い金の情報が個別情報として送られる。有
料放送デコーダは、この送られてきた個別情報の中から
その有料放送デコーダ用の契約情報(前払い金の情報を
含む)を取り込み内臓されているEEPROM内にメモ
リする。そして、視聴者がペイパービュー方式により視
聴をする毎に、EEPROM内にメモリされた前払い金
から引き去りが行われる。ペイパービューでの支払い金
額を決める方法を更に詳しく説明する。
【0013】(1)ペイパービュー(タイム)/ある時
間に対する所定の視聴料が決められている。例えば1分
間あたり1円というように視聴料が設定され、この情報
は番組情報の一部として送られてくる。視聴者はその番
組を視聴するために有料放送デコーダを操作(例えばボ
タンを押す等の操作)した場合、マイコンは番組情報の
データに従い、1分間毎に1円をEEPROM内の前払
い金から減算する。
【0014】(2)ペイパービュー(プログラム)/一
定の無料視聴時間が設定されている。この無料視聴時間
は視聴者が視聴の申込みをしてから所定時間(例えば5
分)ということになっており、マイコンがタイマーを利
用して管理する。視聴者は一端視聴の申込みをしても、
この無料視聴時間内に取消しを行えば視聴料を支払う必
要がないということになっている。この無料視聴時間が
終了すると、そのプログラムの視聴料がEEPROM内
の前払い金から減算される。
【0015】以上ペイパービュー(タイム)、ペイパー
ビュー(プログラム)は、いずれの方法も時間管理が重
要であり、例えばマイコンシステムがクロックを分周し
て時間を管理する。この時間を管理するために水晶発振
器からのクロックを利用すれば誤差のほとんどない時間
管理をすることが可能である。図2のマイコンシステム
52の構成を、図3を用いて更に詳細に説明する。
【0016】図3において、分離回路51から関連情報
およびマイコンシステム駆動用クロックはバッファメモ
リ57へ供給される。バッファメモリ57と入出力ポー
ト61とはデータのやり取りが行われる。また、入出力
ポート61にはTS信号も供給され、作成したKS信号
を出力すると共に、所定の期間毎にウォッチドッグタイ
マリセット信号を暴走時用に用意されているウォッチド
ッグタイマ63へ出力する。
【0017】ウォッチドッグタイマ63はコントロール
ライン66から供給されたクロックをカウントし、入出
力ポート61からウォッチドッグタイマリセット信号が
供給されるよりも早く所定のカウント値迄カウントし終
えるとCPUリセット信号をCPU62へ供給する。そ
してこれら入出力ポート61,ウォッチドッグタイマ6
3,CPU62,プログラムやデータが記憶されている
ROM58,RAM59,EEPROM60は、アドレ
スバス64,データバス65,コントロールライン66
を介してそれぞれ接続されている。マイコンシステムに
接続された水晶発信器50のクロックはコントロールラ
イン66へ供給される。
【0018】しかし、このように時間を管理する装置が
クロックを分周して時間を管理する場合、マイコンシス
テムに接続された水晶発振器50の発振周波数を変えて
しまうと不正が行えるという問題があった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の不正
視聴防止装置においては、時間を管理する装置がクロッ
クを分周して時間を管理する場合、水晶発振器の発振周
波数を変えてしまうと、以下の様な不正が行えてしま
い、視聴料金が正しく放送局側に入らなくなり問題であ
る。
【0020】(1)ペイパービュー(タイム)の契約
時、例えば1分間あたり1円というように視聴料が設定
されている場合、マイコンは1分間毎に1円をEEPR
OM内の前払い金から減算していくが、水晶の発振周波
数が2分の1に変更された場合(実時間では2分の1に
変更された場合)実時間では2分毎に1円をEEPRO
M内の前払い金から減算していくことになってしまうと
いう問題。
【0021】(2)ペイパービュー(プログラム)の契
約時、例えば無料視聴時間が5分間のとき水晶の発振周
波数が2分の1に変更されると、実時間で無料視聴時間
が10分間になってしまうという問題。
【0022】この発明は上記のような従来技術の欠点を
除去し、時間管理装置がクロックを分周して時間を管理
する場合、水晶発振器の水晶を変えてペイパービューの
不正視聴を行うことが出来ない不正視聴防止装置を提供
することを目的とするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明においては、スクランブルされた信号の
スクランブル解除に関する関連情報に応じて視聴可否を
判定しスクランブル解除装置を制御する不正視聴防止装
置において、前記関連情報をメモリに取り込む為のクロ
ックが供給されるクロック入力端と、前記クロックをカ
ウントし、所定のカウント値になるとリセット信号を出
力するウォッチドッグタイマと、所定期間毎に前記ウォ
ッチドッグタイマをリセット制御すると共に、前記リセ
ット信号が供給されるとリセットされる演算手段とを具
備したことを特徴とする不正視聴防止装置を提供する。
【0024】
【作用】このように構成されたものにおいては、水晶発
振器の発振周波数を変えていない場合、ウォッチドッグ
タイマがCPUをリセットする前に、CPUが入出力ポ
ートを介してウォッチドッグタイマをリセットする。し
かし、水晶発振器の発振周波数が変えられ発信周波数が
低くなると、CPUが入出力ポートを介してウォッチド
ッグタイマをリセットする前にウォッチドッグタイマが
CPUをリセットしてしまう。この結果ペイパービュー
契約時に不正視聴が出来なくなる。
【0025】
【実施例】以下、この発明の一実施例について、図1を
参照して詳細に説明する。
【0026】図1において、図3と同じものについては
同一番号を付し説明は省略する。図1と図3とで異なる
部分は、ウォッチドッグタイマに用いるクロックをコン
トロールラインから得たクロックではなく関連情報を取
り込むためのマイコンシステム駆動用のクロックにした
ところである。図2の分離回路51から供給されたマイ
コンシステム駆動用クロックはバッファメモリ57およ
びウォッチドッグタイマ14へ供給される。
【0027】このように構成しても、ウォッチドッグタ
イマ63が所定のカウント値迄カウントし終えCPU6
2をリセットする前に、CPU62が入出力ポートを介
してウォッチドッグタイマ63をリセットする様プログ
ラミングしておけば良く、このマイコンシステムは問題
なく動作し、マイコン暴走時のみウォッチドッグタイマ
63がCPU62をリセットするようにすることが出来
る。
【0028】しかし、不正視聴しようとしてこのマイコ
ンシステムに接続された水晶発信器の周波数を低くして
いった場合、CPU62が入出力ポートを介してウォッ
チドッグタイマ63をリセットする前に、ウォッチドッ
グタイマ63が所定のカウント値迄カウントし終えCP
U62をリセットするようになってしまう。この結果、
ペイパービュー契約時において不正視聴は行うことが出
来ない。
【0029】また、この発明を用いたマイコンシステム
を1チップにすればウォッチドッグタイマ63のクロッ
クをつなぎ換えることはできず、また、このクロックを
換えようとすると関連情報を取り込むことが出来ないと
いう効果もある。
【0030】
【発明の効果】この発明によれば、水晶発振器の発振周
波数を変えていない場合、ウォッチドッグタイマがCP
Uをリセットする前に、CPUが入出力ポートを介して
ウォッチドッグタイマをリセットし、水晶発振器の発振
周波数が変えられ発信周波数が低くなると、CPUが入
出力ポートを介してウォッチドッグタイマをリセットす
る前にウォッチドッグタイマがCPUをリセットしてし
まうので、ペイパービュー契約時に不正視聴が出来なく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る不正視聴防止装置内のマイコン
システムの一実施例のブロック図である。
【図2】従来の不正視聴防止装置のブロック図である。
【図3】従来の不正視聴防止装置内のマイコンシステム
のブロック図である。
【符号の説明】
57…バッファメモリ、58…ROM、59…RAM、
60…EEPROM、61…入出力ポート、62…CP
U、63…ウォッチドッグタイマ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクランブルされた信号のスクランブル
    解除に関する関連情報に応じて視聴可否を判定しスクラ
    ンブル解除装置を制御する不正視聴防止装置において、 前記関連情報をメモリに取り込む為のクロックが供給さ
    れるクロック入力端と、 前記クロックをカウントし、所定のカウント値になると
    リセット信号を出力するウォッチドッグタイマと、 所定期間毎に前記ウォッチドッグタイマをリセット制御
    すると共に、前記リセット信号が供給されるとリセット
    される演算手段とを具備したことを特徴とする不正視聴
    防止装置。
JP4104145A 1992-04-23 1992-04-23 不正視聴防止装置 Pending JPH05300513A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4104145A JPH05300513A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 不正視聴防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4104145A JPH05300513A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 不正視聴防止装置

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Publication Number Publication Date
JPH05300513A true JPH05300513A (ja) 1993-11-12

Family

ID=14372928

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JP4104145A Pending JPH05300513A (ja) 1992-04-23 1992-04-23 不正視聴防止装置

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