JPH05277458A - 埋立地利用型浸出水浄化方法及びその構造 - Google Patents
埋立地利用型浸出水浄化方法及びその構造Info
- Publication number
- JPH05277458A JPH05277458A JP4074884A JP7488492A JPH05277458A JP H05277458 A JPH05277458 A JP H05277458A JP 4074884 A JP4074884 A JP 4074884A JP 7488492 A JP7488492 A JP 7488492A JP H05277458 A JPH05277458 A JP H05277458A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 浸出水の埋立処分地内の滞留時間を長くする
ことにより浄化効果を高めるともに、水処理施設への負
荷低減を図る。 【構成】 埋立処分地の廃棄物層11内に立渠10を立設
し、廃棄物層11内への空気の供給と浸出水の排除を行う
凖孔気性構造の埋立地利用型廃棄物最終処理場における
浸出水浄化構造において、廃棄物層11内で浸出水を拡散
し、滞留時間を長くすると共に、廃棄物と浸出水の接触
を多くして廃棄物内の微生物による生物処理と廃棄物層
のフィルター効果によって浄化するため、廃棄物層11内
に分割された立渠10A を交互に軸心をずらして連設して
いる。
ことにより浄化効果を高めるともに、水処理施設への負
荷低減を図る。 【構成】 埋立処分地の廃棄物層11内に立渠10を立設
し、廃棄物層11内への空気の供給と浸出水の排除を行う
凖孔気性構造の埋立地利用型廃棄物最終処理場における
浸出水浄化構造において、廃棄物層11内で浸出水を拡散
し、滞留時間を長くすると共に、廃棄物と浸出水の接触
を多くして廃棄物内の微生物による生物処理と廃棄物層
のフィルター効果によって浄化するため、廃棄物層11内
に分割された立渠10A を交互に軸心をずらして連設して
いる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一般廃棄物や産業廃棄
物を最終処分する埋立地利用型の廃棄物最終処理場での
浸出水を浄化する浸出水浄化方法及びその構造に関する
ものである。
物を最終処分する埋立地利用型の廃棄物最終処理場での
浸出水を浄化する浸出水浄化方法及びその構造に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】図４は、従来の一般廃棄物処分場の主要
部を示した斜視図であって、同図において、１は埋立処
分地であって、この埋立処分地１には焼却灰及び不燃残
渣等の廃棄物を集積する。この埋立処分地１には浸出水
集排水管２が配置されている。この浸出水集排水管２
は、底部の長手方向中央に設けられた底部集排水管幹線
２Ａと、この幹線２Ａから外方に伸びた複数の底部集排
水管支線２Ｂと、支線２Ｂから延設し、法面に配置され
た法面集排水管２Ｃと、底部集排水管幹線２Ａに立設す
る複数の立渠２Ｄとから構成されている。埋立処分地１
の下流には堰３が設けられ、この堰３に隣接して集水ピ
ット４が配置されている。なお、図示していないが、集
水ピット４に隣接して浸出水を生物学的、あるいは化学
的に処理する処理施設が設けられている。
部を示した斜視図であって、同図において、１は埋立処
分地であって、この埋立処分地１には焼却灰及び不燃残
渣等の廃棄物を集積する。この埋立処分地１には浸出水
集排水管２が配置されている。この浸出水集排水管２
は、底部の長手方向中央に設けられた底部集排水管幹線
２Ａと、この幹線２Ａから外方に伸びた複数の底部集排
水管支線２Ｂと、支線２Ｂから延設し、法面に配置され
た法面集排水管２Ｃと、底部集排水管幹線２Ａに立設す
る複数の立渠２Ｄとから構成されている。埋立処分地１
の下流には堰３が設けられ、この堰３に隣接して集水ピ
ット４が配置されている。なお、図示していないが、集
水ピット４に隣接して浸出水を生物学的、あるいは化学
的に処理する処理施設が設けられている。
【０００３】次に、上記構成の作用を説明する。埋立処
分地１内には焼却灰及び不燃残渣などの廃棄物が集積す
る。その集積した廃棄物上に雨が降って廃棄物層内に雨
水がしみこんで浸出水となって立渠２Ｄ、法面集排水管
２Ｃ、底部集排水管支線２Ｂや幹線２Ａを通って集水ピ
ット４内に流れ込んで一時、貯水される。貯水された浸
出水は、施設によっては浸出水循環施設（図示せず）に
まわされ、再度、埋立処分地１内に戻されて循環させ
る。そして、浸出水は、最終的には処理施設において前
処理、生物処理、凝集沈澱処理、砂ろ過処理、活性炭吸
着処理、汚泥処理などの処理が施されて放流される。
分地１内には焼却灰及び不燃残渣などの廃棄物が集積す
る。その集積した廃棄物上に雨が降って廃棄物層内に雨
水がしみこんで浸出水となって立渠２Ｄ、法面集排水管
２Ｃ、底部集排水管支線２Ｂや幹線２Ａを通って集水ピ
ット４内に流れ込んで一時、貯水される。貯水された浸
出水は、施設によっては浸出水循環施設（図示せず）に
まわされ、再度、埋立処分地１内に戻されて循環させ
る。そして、浸出水は、最終的には処理施設において前
処理、生物処理、凝集沈澱処理、砂ろ過処理、活性炭吸
着処理、汚泥処理などの処理が施されて放流される。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の準好気性構造の廃棄物最終処分場では、立渠２Ｄは
廃棄物層内に空気を供給し、浸出水の排除を目的をして
いるが、立渠２Ｄが鉛直方向の直線的な構造であるた
め、浸出水が立渠２Ｄ内を速やかに流下し、廃棄物層内
のフィルター効果や生物学的な浄化能力を生かせないま
ま処理施設で処理しなければならなかった。このように
浸出水が浄化されないままであるため、浸出水中の汚濁
物濃度は非常に高く、後段の水処理施設の負担が増大す
るとともに、ランニングコストが上昇するという問題点
があった。
来の準好気性構造の廃棄物最終処分場では、立渠２Ｄは
廃棄物層内に空気を供給し、浸出水の排除を目的をして
いるが、立渠２Ｄが鉛直方向の直線的な構造であるた
め、浸出水が立渠２Ｄ内を速やかに流下し、廃棄物層内
のフィルター効果や生物学的な浄化能力を生かせないま
ま処理施設で処理しなければならなかった。このように
浸出水が浄化されないままであるため、浸出水中の汚濁
物濃度は非常に高く、後段の水処理施設の負担が増大す
るとともに、ランニングコストが上昇するという問題点
があった。
【０００５】本発明は、このような従来の問題点を解決
するためになされたもので、浸出水の埋立処分地内の滞
留時間を長くすることにより浄化効果を高めるともに、
水処理施設への負荷低減が期待できる経済的な浸出水浄
化方法及びその構造を提供することを目的としている。
するためになされたもので、浸出水の埋立処分地内の滞
留時間を長くすることにより浄化効果を高めるともに、
水処理施設への負荷低減が期待できる経済的な浸出水浄
化方法及びその構造を提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明の埋立地利用型浸
出水浄化方法は、埋立処分地の廃棄物層内に立渠を立設
し、廃棄物層内への空気の供給と浸出水の排除を行う凖
好気性構造の埋立地利用型廃棄物最終処理場における浸
出水浄化方法において、廃棄物層内に設けられた立渠に
よって流下する浸出水を立渠途中で廃棄物層内に拡散
し、廃棄物層内での浸出水の滞留時間を長くするととも
に、廃棄物と浸出水の接触を多くして浸出水に生物によ
る浄化を施して浄化する。
出水浄化方法は、埋立処分地の廃棄物層内に立渠を立設
し、廃棄物層内への空気の供給と浸出水の排除を行う凖
好気性構造の埋立地利用型廃棄物最終処理場における浸
出水浄化方法において、廃棄物層内に設けられた立渠に
よって流下する浸出水を立渠途中で廃棄物層内に拡散
し、廃棄物層内での浸出水の滞留時間を長くするととも
に、廃棄物と浸出水の接触を多くして浸出水に生物によ
る浄化を施して浄化する。
【０００７】本発明の埋立地利用型浸出水浄化構造は、
埋立処分地の廃棄物層内に立渠を立設し、廃棄物層内へ
の空気の供給と浸出水の排除を行う凖好気性構造の埋立
地利用型廃棄物最終処理場における浸出水浄化構造にお
いて、廃棄物層内に分割された立渠を交互に軸心をずら
して連設している。
埋立処分地の廃棄物層内に立渠を立設し、廃棄物層内へ
の空気の供給と浸出水の排除を行う凖好気性構造の埋立
地利用型廃棄物最終処理場における浸出水浄化構造にお
いて、廃棄物層内に分割された立渠を交互に軸心をずら
して連設している。
【０００８】また、本発明の埋立地利用型浸出水浄化構
造は、廃棄物層内に立渠として曲がりくねった蛇かごを
設置している。
造は、廃棄物層内に立渠として曲がりくねった蛇かごを
設置している。
【０００９】
【作用】上記構成により、従来、埋立処分地への降雨
は、短時間に廃棄物層や立渠を通過して汚水となり、集
排水管に集まって排水されていたが、立渠を曲がりくね
った構造にすることにより一旦、立渠に集まった汚水を
廃棄物層に広範囲に拡散し、浸出水を廃棄物層内に長時
間滞留させ、廃棄物層と浸出水の接触を多くする。廃棄
物層内には生物による浄化能力があり浸出水を廃棄物層
内に長時間滞留させることにより、埋立層内の浄化能力
を効果的に利用できると共に、廃棄物層のゴミ層のフィ
ルター効果により浸出水を浄化し、水処理施設への負担
を低減して経済的な廃棄物処理ができる。
は、短時間に廃棄物層や立渠を通過して汚水となり、集
排水管に集まって排水されていたが、立渠を曲がりくね
った構造にすることにより一旦、立渠に集まった汚水を
廃棄物層に広範囲に拡散し、浸出水を廃棄物層内に長時
間滞留させ、廃棄物層と浸出水の接触を多くする。廃棄
物層内には生物による浄化能力があり浸出水を廃棄物層
内に長時間滞留させることにより、埋立層内の浄化能力
を効果的に利用できると共に、廃棄物層のゴミ層のフィ
ルター効果により浸出水を浄化し、水処理施設への負担
を低減して経済的な廃棄物処理ができる。
【００１０】
【実施例】以下に本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。図１は本発明の第１の実施例の埋立
地利用型浸出水浄化構造の概略図である。この第１の実
施例における立渠10は、廃棄物層11内に複数本の分割さ
れた立渠10A が左右交互に軸心をずらして連設し、分割
された立渠10A と立渠10A の間には砕石12が敷き詰めら
れている。そして、立渠10は、図２に示すように、ポリ
エチレン製のプレス管とネトロンパイプを組み合わせた
ものを用いている。
しながら説明する。図１は本発明の第１の実施例の埋立
地利用型浸出水浄化構造の概略図である。この第１の実
施例における立渠10は、廃棄物層11内に複数本の分割さ
れた立渠10A が左右交互に軸心をずらして連設し、分割
された立渠10A と立渠10A の間には砕石12が敷き詰めら
れている。そして、立渠10は、図２に示すように、ポリ
エチレン製のプレス管とネトロンパイプを組み合わせた
ものを用いている。
【００１１】廃棄物層11は、可燃物を焼却した後の焼却
灰と破砕ごみを混合したものが堆積して層を形成したも
のである。なお、廃棄物層11の上部は覆土13で覆われ、
底部には砕石層14が設けられ、下部に集排水管15が設置
されている。但し、本発明は、廃棄物層11の上部が覆土
13で覆われたり、底部に砕石層14が敷き詰められたもの
に限定されないことは言うまでもない。
灰と破砕ごみを混合したものが堆積して層を形成したも
のである。なお、廃棄物層11の上部は覆土13で覆われ、
底部には砕石層14が設けられ、下部に集排水管15が設置
されている。但し、本発明は、廃棄物層11の上部が覆土
13で覆われたり、底部に砕石層14が敷き詰められたもの
に限定されないことは言うまでもない。
【００１２】次に、上記構成の作用を説明する。自然降
雨条件下では覆土13から廃棄物層11内に雨水が浸透して
廃棄物層11内を流下する。雨水は、浸出水となって廃棄
物層11内を流下しながら立渠10に集まり立渠10内を流下
する。従来例であると、この立渠10が垂直に立設してい
るだけの構成であったため、浸出水は、短時間に流れ下
って集排水管15から排出されるが、本実施例では、廃棄
物層11内に複数本の分割された立渠10A が左右交互に軸
心をずらして連設しているため、浸出水は立渠10のなか
を流下するが、分割された立渠10A の下端から砕石12を
通過して図１の矢印で示すように再度、廃棄物層11内に
流れ込んでいく。廃棄物層11内に流れ込んだ浸出水は、
廃棄物層11内をそのままゆっくり流下するものや、再び
立渠10A に集まって、立渠10A の下端から廃棄物層11内
に流れ込んでいくという工程を繰り返す。このため、浸
出水は、廃棄物層11内を長時間滞留して廃棄物との接触
時間が多くなるため、廃棄物内の微生物による生物処理
と、廃棄物層11のフィルター効果によって浸出水はによ
って浄化されていく。
雨条件下では覆土13から廃棄物層11内に雨水が浸透して
廃棄物層11内を流下する。雨水は、浸出水となって廃棄
物層11内を流下しながら立渠10に集まり立渠10内を流下
する。従来例であると、この立渠10が垂直に立設してい
るだけの構成であったため、浸出水は、短時間に流れ下
って集排水管15から排出されるが、本実施例では、廃棄
物層11内に複数本の分割された立渠10A が左右交互に軸
心をずらして連設しているため、浸出水は立渠10のなか
を流下するが、分割された立渠10A の下端から砕石12を
通過して図１の矢印で示すように再度、廃棄物層11内に
流れ込んでいく。廃棄物層11内に流れ込んだ浸出水は、
廃棄物層11内をそのままゆっくり流下するものや、再び
立渠10A に集まって、立渠10A の下端から廃棄物層11内
に流れ込んでいくという工程を繰り返す。このため、浸
出水は、廃棄物層11内を長時間滞留して廃棄物との接触
時間が多くなるため、廃棄物内の微生物による生物処理
と、廃棄物層11のフィルター効果によって浸出水はによ
って浄化されていく。
【００１３】また、この第１の実施例のように循環式の
場合は、集排水管15に集まった浸出水をポンプ等で再
び、立渠10の上部に汲み上げて自然流下させることによ
り、浸出水を廃棄物層11内に繰り返し通過させてよりい
っそう浄化率を高める。
場合は、集排水管15に集まった浸出水をポンプ等で再
び、立渠10の上部に汲み上げて自然流下させることによ
り、浸出水を廃棄物層11内に繰り返し通過させてよりい
っそう浄化率を高める。
【００１４】次に、本発明の第２の実施例について説明
する。図３は第２の実施例を示した概略図であって、こ
の第２の実施例では立渠として蛇かご16を使用してい
る。蛇かご16は、長尺状のかごであって、内部に砕石17
が詰められ、廃棄物層18内に蛇行させて配置されてい
る。なお、蛇かご16の底部にも砕石層19が敷き詰められ
ている。
する。図３は第２の実施例を示した概略図であって、こ
の第２の実施例では立渠として蛇かご16を使用してい
る。蛇かご16は、長尺状のかごであって、内部に砕石17
が詰められ、廃棄物層18内に蛇行させて配置されてい
る。なお、蛇かご16の底部にも砕石層19が敷き詰められ
ている。
【００１５】この第２の実施例では、自然降雨によって
廃棄物層18内に雨水が浸透して廃棄物層18内を流下す
る。雨水は、浸出水として廃棄物層18内を流下しながら
蛇かご16に集まり、蛇かご16内の砕石17を伝って流下す
るが、浸出水は、通常、垂直に流下するため、図３の矢
印で示すように蛇かご16のカーブしている所で浸出水が
再び廃棄物層18内に入り込んで廃棄物層18内をゆっくり
流下する。そして、浸出水は、廃棄物層18のフィルター
効果と廃棄物内の微生物による生物処理によって浄化さ
れる。
廃棄物層18内に雨水が浸透して廃棄物層18内を流下す
る。雨水は、浸出水として廃棄物層18内を流下しながら
蛇かご16に集まり、蛇かご16内の砕石17を伝って流下す
るが、浸出水は、通常、垂直に流下するため、図３の矢
印で示すように蛇かご16のカーブしている所で浸出水が
再び廃棄物層18内に入り込んで廃棄物層18内をゆっくり
流下する。そして、浸出水は、廃棄物層18のフィルター
効果と廃棄物内の微生物による生物処理によって浄化さ
れる。
【００１６】上記実施例の蛇かご16は、蛇行させて配置
しているが、ジグザグに配置したり、単なる螺旋状や、
逆円錐台の螺旋状に配置し、浸出水を長時間、廃棄物層
18内に滞留するよう工夫したものであってもよい。
しているが、ジグザグに配置したり、単なる螺旋状や、
逆円錐台の螺旋状に配置し、浸出水を長時間、廃棄物層
18内に滞留するよう工夫したものであってもよい。
【００１７】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、廃棄物層
内での浸出水の滞留時間を長くすると共に、廃棄物と浸
出水の接触を多くして廃棄物内の微生物による生物処理
と廃棄物層のフィルター効果によって浄化されるため、
浸出水の浄化の促進が図れる。従って、後段での水処理
施設への負担が低減でき、大がかりな設備を必要とせず
に経済的に浸出水の浄化を行なうことができる。
内での浸出水の滞留時間を長くすると共に、廃棄物と浸
出水の接触を多くして廃棄物内の微生物による生物処理
と廃棄物層のフィルター効果によって浄化されるため、
浸出水の浄化の促進が図れる。従って、後段での水処理
施設への負担が低減でき、大がかりな設備を必要とせず
に経済的に浸出水の浄化を行なうことができる。
【図１】本発明の第１の実施例の埋立地利用型浸出水浄
化構造の要部概略図である。
化構造の要部概略図である。
【図２】本発明の第１の実施例の立渠の斜視図である。
【図３】本発明の第２の実施例の埋立地利用型浸出水浄
化構造の要部概略図である。
化構造の要部概略図である。
【図４】従来の廃棄物処分最終処分場の要部概略図であ
る。
る。
１０ 立渠 １０Ａ 分割された立渠 １１ 廃棄物層 １６ 蛇かご １８ 廃棄物層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松藤 康司 福岡県福岡市城南区友丘１−18−26 (72)発明者 島岡 隆行 福岡県福岡市南区柏原６丁目62番９−506 号
Claims (3)
- 【請求項１】 埋立処分地の廃棄物層内に立渠を立設
し、廃棄物層内への空気の供給と浸出水の排除を行う凖
好気性構造の埋立地利用型廃棄物最終処理場における浸
出水浄化方法において、廃棄物層内に設けられた立渠に
よって流下する浸出水を立渠途中で廃棄物層内に拡散
し、廃棄物層内での浸出水の滞留時間を長くするととも
に、廃棄物と浸出水の接触を多くして浸出水に生物によ
る浄化を施して浄化することを特徴とする埋立地利用型
浸出水浄化方法。 - 【請求項２】 埋立処分地の廃棄物層内に立渠を立設
し、廃棄物層内への空気の供給と浸出水の排除を行う凖
好気性構造の埋立地利用型廃棄物最終処理場における浸
出水浄化構造において、廃棄物層内に分割された立渠を
交互に軸心をずらして連設したことを特徴とする埋立地
利用型浸出水浄化構造。 - 【請求項３】 埋立処分地の廃棄物層内に立渠を立設
し、廃棄物層内への空気の供給と浸出水の排除を行う凖
好気性構造の埋立地利用型廃棄物最終処理場における浸
出水浄化構造において、廃棄物層内に立渠として曲がり
くねった蛇かごを設置したことを特徴とする埋立地利用
型浸出水浄化構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4074884A JPH05277458A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 埋立地利用型浸出水浄化方法及びその構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4074884A JPH05277458A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 埋立地利用型浸出水浄化方法及びその構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05277458A true JPH05277458A (ja) | 1993-10-26 |
Family
ID=13560241
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4074884A Pending JPH05277458A (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 埋立地利用型浸出水浄化方法及びその構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05277458A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5484328A (en) * | 1977-12-19 | 1979-07-05 | Taisei Corp | Method of reclaiming waste |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP4074884A patent/JPH05277458A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5484328A (en) * | 1977-12-19 | 1979-07-05 | Taisei Corp | Method of reclaiming waste |
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