JPH0526992A - 多チヤンネルプローブ - Google Patents
多チヤンネルプローブInfo
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- JPH0526992A JPH0526992A JP3186497A JP18649791A JPH0526992A JP H0526992 A JPH0526992 A JP H0526992A JP 3186497 A JP3186497 A JP 3186497A JP 18649791 A JP18649791 A JP 18649791A JP H0526992 A JPH0526992 A JP H0526992A
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- probes
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Links
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Landscapes
- Measuring Magnetic Variables (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多チャンネルプローブにおいて、容易に多チ
ャンネル配置を構成することを可能とし、素子交換など
の保守管理を容易に行うことを可能とする。 【構成】 プローブを数本配置したフランジ4を単位チ
ャンネルプローブとし、単位チャンネルプローブを複数
個配置して多チャンネルプローブを構成する。
ャンネル配置を構成することを可能とし、素子交換など
の保守管理を容易に行うことを可能とする。 【構成】 プローブを数本配置したフランジ4を単位チ
ャンネルプローブとし、単位チャンネルプローブを複数
個配置して多チャンネルプローブを構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は高感度磁気センサ、電
流計、変位計、または高周波信号増幅器などに応用する
直流駆動型超伝導量子干渉素子(DC Superco
nducting Quantum Interfer
ence Device:DC SQUIDと略す)を
使用した多チャンネルプローブに関するものである。
流計、変位計、または高周波信号増幅器などに応用する
直流駆動型超伝導量子干渉素子(DC Superco
nducting Quantum Interfer
ence Device:DC SQUIDと略す)を
使用した多チャンネルプローブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】DC SQUIDは従来から微小磁場の
検出に応用されている。SQUID磁束計では、検出コ
イル、および磁気センサ部を支持棒に設置したプローブ
を液体ヘリウムなどの冷媒中に保持する。SQUID磁
束計を用いて磁場を測定し、解析する場合、多くの磁場
源情報が必要となり、同時多点測定のために複数のプロ
ーブを近接して配置した多チャンネルプローブが用いら
れている。図3は従来の多チャンネルプローブの構成を
示した図である。21はフランジ、22はプローブで、
16本のプローブを1個のフランジに設置した構造を表
している。通常、フランジ21をデュワーやクライオス
タットなどの冷媒容器に設置して用いる。
検出に応用されている。SQUID磁束計では、検出コ
イル、および磁気センサ部を支持棒に設置したプローブ
を液体ヘリウムなどの冷媒中に保持する。SQUID磁
束計を用いて磁場を測定し、解析する場合、多くの磁場
源情報が必要となり、同時多点測定のために複数のプロ
ーブを近接して配置した多チャンネルプローブが用いら
れている。図3は従来の多チャンネルプローブの構成を
示した図である。21はフランジ、22はプローブで、
16本のプローブを1個のフランジに設置した構造を表
している。通常、フランジ21をデュワーやクライオス
タットなどの冷媒容器に設置して用いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】SQUID磁束計を使
用する場合、DC SQUIDの特性劣化によるDCS
QUIDの交換の必要、信号増幅倍率の変更やインピー
ダンス整合のためのトランスの交換や着脱の必要、測定
対象や測定環境に応じた検出コイル交換の必要などが生
じる。それらの要素の交換、着脱のためには、プローブ
を一度冷媒中より引き上げ、冷媒容器より取り外さなけ
ればならない。上記従来の多チャンネルプローブでは、
1本のプローブを冷媒中より引き上げる必要が生じた場
合にも、フランジ21ごと全部のプローブを冷媒容器よ
り取り外さなければならない。その作業自体手間のかか
ることであり、さらに熱サイクルのために、故障してい
ないDC SQUIDや他の部品が故障する問題、再度
複数のプローブを液体He等に浸漬する際の液体Heの
蒸発量が多い問題があった。また、チャンネル数を変更
する場合、プローブの設置本数を変更するためには、必
要な本数のプローブを支持できるフランジを新たに作製
しなければならない問題があった。
用する場合、DC SQUIDの特性劣化によるDCS
QUIDの交換の必要、信号増幅倍率の変更やインピー
ダンス整合のためのトランスの交換や着脱の必要、測定
対象や測定環境に応じた検出コイル交換の必要などが生
じる。それらの要素の交換、着脱のためには、プローブ
を一度冷媒中より引き上げ、冷媒容器より取り外さなけ
ればならない。上記従来の多チャンネルプローブでは、
1本のプローブを冷媒中より引き上げる必要が生じた場
合にも、フランジ21ごと全部のプローブを冷媒容器よ
り取り外さなければならない。その作業自体手間のかか
ることであり、さらに熱サイクルのために、故障してい
ないDC SQUIDや他の部品が故障する問題、再度
複数のプローブを液体He等に浸漬する際の液体Heの
蒸発量が多い問題があった。また、チャンネル数を変更
する場合、プローブの設置本数を変更するためには、必
要な本数のプローブを支持できるフランジを新たに作製
しなければならない問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、磁場を検出し信号電流とする検出コイル
と、検出コイル部の同軸延長上に接続され、信号電流を
信号電圧に変換する磁気センサ部と、磁気センサ部の同
軸延長上に接続された支持棒とからなるプローブを、数
本支持したフランジを単位チャンネルプローブとし、単
位チャンネルプローブを複数個配置して多チャンネルプ
ローブを構成したものである。
解決するため、磁場を検出し信号電流とする検出コイル
と、検出コイル部の同軸延長上に接続され、信号電流を
信号電圧に変換する磁気センサ部と、磁気センサ部の同
軸延長上に接続された支持棒とからなるプローブを、数
本支持したフランジを単位チャンネルプローブとし、単
位チャンネルプローブを複数個配置して多チャンネルプ
ローブを構成したものである。
【0005】また、磁気センサ部は、磁気センサを構成
するDC SQUIDと入力コイルとダンピング抵抗と
トランスとを内蔵した磁気遮蔽管からなる構成としても
よい。
するDC SQUIDと入力コイルとダンピング抵抗と
トランスとを内蔵した磁気遮蔽管からなる構成としても
よい。
【0006】
【作用】上記のような多チャンネルプローブの構造によ
れば、1本のプローブを冷媒中より引き上げる必要が生
じた場合、そのプローブを支持している単位チャンネル
プローブのみを冷媒容器から取り外すことができる。ま
た、チャンネル数を変更する場合、必要数の単位チャン
ネルプローブを配置することで容易に、必要なチャンネ
ル数のプローブを構成することができる。
れば、1本のプローブを冷媒中より引き上げる必要が生
じた場合、そのプローブを支持している単位チャンネル
プローブのみを冷媒容器から取り外すことができる。ま
た、チャンネル数を変更する場合、必要数の単位チャン
ネルプローブを配置することで容易に、必要なチャンネ
ル数のプローブを構成することができる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の第1実施例を示す単位チャ
ンネルプローブの構造を示した図である。1は検出コイ
ルを表し、2の部分は磁気センサ部を表し、3は支持
棒、4はフランジで、フランジ4に4本のプローブを設
置した構造を表している。11は入力コイル一体型の薄
膜DC SQUID、12はトランス、13はダンピン
グ抵抗、14は磁気遮蔽管、15は素子ホルダーで、D
C SQUID11、トランス12、ダンピング抵抗1
3が素子ホルダー15に設置され、磁気遮蔽管14内に
配置されて磁気センサ部2を構成している。図1に示し
た単位チャンネルプローブを複数配置して、多チャンネ
ルプローブを容易に構成することができる。図1はフラ
ンジ4に4本のプローブを設置した構造を表している
が、プローブを2本、3本、さらに多くの本数として単
位チャンネルプローブを構成してもよい。
て説明する。図1は本発明の第1実施例を示す単位チャ
ンネルプローブの構造を示した図である。1は検出コイ
ルを表し、2の部分は磁気センサ部を表し、3は支持
棒、4はフランジで、フランジ4に4本のプローブを設
置した構造を表している。11は入力コイル一体型の薄
膜DC SQUID、12はトランス、13はダンピン
グ抵抗、14は磁気遮蔽管、15は素子ホルダーで、D
C SQUID11、トランス12、ダンピング抵抗1
3が素子ホルダー15に設置され、磁気遮蔽管14内に
配置されて磁気センサ部2を構成している。図1に示し
た単位チャンネルプローブを複数配置して、多チャンネ
ルプローブを容易に構成することができる。図1はフラ
ンジ4に4本のプローブを設置した構造を表している
が、プローブを2本、3本、さらに多くの本数として単
位チャンネルプローブを構成してもよい。
【0008】図2は本発明の第2実施例を示す多チャン
ネルプローブの配置を示した図である。図1に示した単
位チャンネルプローブを4個設置し、4(チャンネル)
×4(個)=16(チャンネル)のプローブ構成を表し
ている。図2に示した多チャンネルプローブをさらに4
個配置して多チャンネルプローブを構成すれば、64チ
ャンネルプローブを構成することができる。この場合、
図1の単位チャンネルプローブを16個使用することに
なる。
ネルプローブの配置を示した図である。図1に示した単
位チャンネルプローブを4個設置し、4(チャンネル)
×4(個)=16(チャンネル)のプローブ構成を表し
ている。図2に示した多チャンネルプローブをさらに4
個配置して多チャンネルプローブを構成すれば、64チ
ャンネルプローブを構成することができる。この場合、
図1の単位チャンネルプローブを16個使用することに
なる。
【0009】上記のような多チャンネルプローブの構成
によれば、1本のプローブを冷媒中より引き上げる必要
が生じた場合、そのプローブを支持している単位チャン
ネルプローブのみを冷媒容器から取り外すことができ
る。また、チャンネル数を変更する場合、必要数の単位
チャンネルプローブを配置することで容易に、必要なチ
ャンネル数のプローブを構成することができる。従っ
て、その作業は容易であり、さらに熱サイクルのため
に、故障していないDC SQUIDや他の部品が故障
する問題をすくなくし、再度液体Heに浸漬する際の液
体Heの蒸発量を少なくすることが可能である。
によれば、1本のプローブを冷媒中より引き上げる必要
が生じた場合、そのプローブを支持している単位チャン
ネルプローブのみを冷媒容器から取り外すことができ
る。また、チャンネル数を変更する場合、必要数の単位
チャンネルプローブを配置することで容易に、必要なチ
ャンネル数のプローブを構成することができる。従っ
て、その作業は容易であり、さらに熱サイクルのため
に、故障していないDC SQUIDや他の部品が故障
する問題をすくなくし、再度液体Heに浸漬する際の液
体Heの蒸発量を少なくすることが可能である。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、磁
場を検出し信号電流とする検出コイルと、検出コイル部
の同軸延長上に接続され、信号電流を信号電圧に変換す
る磁気センサ部と、磁気センサ部の同軸延長上に接続さ
れた支持棒とからなるプローブを、数本支持したフラン
ジを単位チャンネルプローブとし、単位チャンネルプロ
ーブを複数個配置して多チャンネルプローブを構成する
ことにより、1本のプローブを冷媒中より引き上げる必
要が生じた場合、そのプローブを支持している単位チャ
ンネルプローブのみを冷媒容器から取り外すことができ
る。また、チャンネル数を変更する場合、必要数の単位
チャンネルプローブを配置することで容易に、必要なチ
ャンネル数のプローブを構成することができる。従っ
て、その作業は容易であり、さらに熱サイクルのため
に、故障していないDC SQUIDや他の部品が故障
する問題を少なくし、再度液体Heに浸漬する際の液体
Heの蒸発量を少なくすることが可能である。
場を検出し信号電流とする検出コイルと、検出コイル部
の同軸延長上に接続され、信号電流を信号電圧に変換す
る磁気センサ部と、磁気センサ部の同軸延長上に接続さ
れた支持棒とからなるプローブを、数本支持したフラン
ジを単位チャンネルプローブとし、単位チャンネルプロ
ーブを複数個配置して多チャンネルプローブを構成する
ことにより、1本のプローブを冷媒中より引き上げる必
要が生じた場合、そのプローブを支持している単位チャ
ンネルプローブのみを冷媒容器から取り外すことができ
る。また、チャンネル数を変更する場合、必要数の単位
チャンネルプローブを配置することで容易に、必要なチ
ャンネル数のプローブを構成することができる。従っ
て、その作業は容易であり、さらに熱サイクルのため
に、故障していないDC SQUIDや他の部品が故障
する問題を少なくし、再度液体Heに浸漬する際の液体
Heの蒸発量を少なくすることが可能である。
【図1】本発明の第1実施例を示す単位チャンネルプロ
ーブの構造を示した図である。
ーブの構造を示した図である。
【図2】本発明の第2実施例を示す多チャンネルプロー
ブの配置を示した図である。
ブの配置を示した図である。
【図3】従来の多チャンネルプローブの構成を示した図
である。
である。
1 検出コイル 2 磁気センサ部 3 支持棒 4 フランジ 11 DC SQUID 12 トランス 13 ダンピング抵抗 14 磁気遮蔽管 15 素子ホルダー 21 従来例によるフランジ 22 プローブ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 磁場を検出し信号電流とする検出コイル
と、前記検出コイル部の同軸延長上に接続され、信号電
流を信号電圧に変換する磁気センサ部と、前記磁気セン
サ部の同軸延長上に接続された支持棒と、前記支持棒を
複数本支持するフランジとからなる単位チャンネルプロ
ーブを複数個隣接並置した構成であることを特徴とする
多チャンネルプローブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3186497A JPH0526992A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 多チヤンネルプローブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3186497A JPH0526992A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 多チヤンネルプローブ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526992A true JPH0526992A (ja) | 1993-02-05 |
Family
ID=16189526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3186497A Pending JPH0526992A (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | 多チヤンネルプローブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526992A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07321381A (ja) * | 1994-05-19 | 1995-12-08 | Chodendo Sensor Kenkyusho:Kk | Squid格納容器およびsquid冷却方法 |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP3186497A patent/JPH0526992A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07321381A (ja) * | 1994-05-19 | 1995-12-08 | Chodendo Sensor Kenkyusho:Kk | Squid格納容器およびsquid冷却方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |