JPH052692A - 土木用自走重機械の安定角度警報装置 - Google Patents
土木用自走重機械の安定角度警報装置Info
- Publication number
- JPH052692A JPH052692A JP8238291A JP8238291A JPH052692A JP H052692 A JPH052692 A JP H052692A JP 8238291 A JP8238291 A JP 8238291A JP 8238291 A JP8238291 A JP 8238291A JP H052692 A JPH052692 A JP H052692A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pendulum
- circular ring
- civil engineering
- self
- angle
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- Withdrawn
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- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】土木用自走重機械の運転者が傾斜地等での運転
作業を安心して行えるような安全装置を設ける。 【構成】振子２を吊下げ、その周囲を囲む円環１０を設
け、振子２が一定角度以上傾いたとき、振子２と円環１
０が接触し、ブザー２０が警報を発する電気回路を備え
る。
作業を安心して行えるような安全装置を設ける。 【構成】振子２を吊下げ、その周囲を囲む円環１０を設
け、振子２が一定角度以上傾いたとき、振子２と円環１
０が接触し、ブザー２０が警報を発する電気回路を備え
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自走する土木用重機械
の安定角度警報装置に関する。
の安定角度警報装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】トラクターショベル、ホイールローダ、
ブルドーザなどのような自走する土木用重機械は、鉱石
等の採掘場、土地造成場、その他土木工事場などにおい
て使用され、しばしば不整合な斜面、堆積物面、がけ面
などにおいて使用される。このような土木用自走重機械
のオペレータは、足まわりがよく見えないことや、周囲
の景観による錯覚などによって、重機械が著しく傾いて
いることに気づかない場合がある。このような重機械は
重心も比較的高く、それ以上傾いたら転倒する可能性が
あるいわゆる安定角度は、ブルドーザでは前後左右３５
°、ホイールローダでは前後２５°、左右１８°程度で
ある。従来は土木用自走重機械には、自己姿勢の角度を
検出したり、安定角度になったことを警報する警報装置
は付いていなかった。
ブルドーザなどのような自走する土木用重機械は、鉱石
等の採掘場、土地造成場、その他土木工事場などにおい
て使用され、しばしば不整合な斜面、堆積物面、がけ面
などにおいて使用される。このような土木用自走重機械
のオペレータは、足まわりがよく見えないことや、周囲
の景観による錯覚などによって、重機械が著しく傾いて
いることに気づかない場合がある。このような重機械は
重心も比較的高く、それ以上傾いたら転倒する可能性が
あるいわゆる安定角度は、ブルドーザでは前後左右３５
°、ホイールローダでは前後２５°、左右１８°程度で
ある。従来は土木用自走重機械には、自己姿勢の角度を
検出したり、安定角度になったことを警報する警報装置
は付いていなかった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、傾斜地等で
の土木用自走重機械運転作業を安心して行うことができ
るように、これらの重機械に取付けておく安定角度警報
装置を製作し、転倒などの事故を防止し、安全を図るこ
とを目的とする。
の土木用自走重機械運転作業を安心して行うことができ
るように、これらの重機械に取付けておく安定角度警報
装置を製作し、転倒などの事故を防止し、安全を図るこ
とを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、 （１） 高粘性の減衰装置を備え全方位に揺動する振子 （２） この振子の支棒を取囲みフレームに固定された
水平の円環 （３） この支棒と円環とが接触したとき警報を発する
電気回路 を備えたことを特徴とする土木用自走重機械の安定角度
警報装置である。
水平の円環 （３） この支棒と円環とが接触したとき警報を発する
電気回路 を備えたことを特徴とする土木用自走重機械の安定角度
警報装置である。
【０００５】
【作用】本発明の土木用自走重機械の安定角度警報装置
は、土木用自走重機械に取付けておき傾き角度の検出を
振子により行う。振子は、設定角度に達すると、振子と
円環が接触し、電気回路が閉じブザーが鳴る。設定角度
は円環の直径、円環と振子の位置関係によって任意に設
定することができる。振子の支棒との接点を円環とした
ので、全方位を同条件で検出することができる。従っ
て、どの方向に対しても転倒を防止することができ、安
全作業に寄与する。
は、土木用自走重機械に取付けておき傾き角度の検出を
振子により行う。振子は、設定角度に達すると、振子と
円環が接触し、電気回路が閉じブザーが鳴る。設定角度
は円環の直径、円環と振子の位置関係によって任意に設
定することができる。振子の支棒との接点を円環とした
ので、全方位を同条件で検出することができる。従っ
て、どの方向に対しても転倒を防止することができ、安
全作業に寄与する。
【０００６】
【実施例】図１に本発明の実施例の縦断面図を示した。
重錐４と支棒３とから成る振子２をフレーム９から全方
位に自由に揺動できるように吊下げた。フレーム９は、
減衰油５を内蔵した基底部ケーシング６から立上ってお
り、この減衰油５内に重錐４が浸漬するようになってい
る。フレーム９には振子２の支棒３の周囲を囲繞する水
平な円環１０が取付けられており、基底部ケーシング６
が水平な台上に載っているとき、振子２の支棒３は円環
１０の中心に位置するようになっている。円環１０は、
フレーム９に高さ方向の位置を調節できるようになって
おり、角度の設定は、円環１０を上下して行い、ねじ１
１、ナット１２等によって締付固定されている。
重錐４と支棒３とから成る振子２をフレーム９から全方
位に自由に揺動できるように吊下げた。フレーム９は、
減衰油５を内蔵した基底部ケーシング６から立上ってお
り、この減衰油５内に重錐４が浸漬するようになってい
る。フレーム９には振子２の支棒３の周囲を囲繞する水
平な円環１０が取付けられており、基底部ケーシング６
が水平な台上に載っているとき、振子２の支棒３は円環
１０の中心に位置するようになっている。円環１０は、
フレーム９に高さ方向の位置を調節できるようになって
おり、角度の設定は、円環１０を上下して行い、ねじ１
１、ナット１２等によって締付固定されている。
【０００７】基底部ケーシング６は減衰油５を収納して
おり、装置全体を安定的に保持する。減衰油は、作業時
の土木用自走重機械の振動による重錐４の振れを安定さ
せるもので、不蒸発性で粘度の高い油を用いる。またこ
の油の動揺を抑制するために、ケーシング６内に邪魔板
７を設けるとよい。振子２が傾いて円環１０に接触する
ときの振子２の支棒３の傾きは、円環１０の大きさ及び
高さによって定めることができる。
おり、装置全体を安定的に保持する。減衰油は、作業時
の土木用自走重機械の振動による重錐４の振れを安定さ
せるもので、不蒸発性で粘度の高い油を用いる。またこ
の油の動揺を抑制するために、ケーシング６内に邪魔板
７を設けるとよい。振子２が傾いて円環１０に接触する
ときの振子２の支棒３の傾きは、円環１０の大きさ及び
高さによって定めることができる。
【０００８】また、安定角度が前後と左右で異なる場合
は、円環１０を楕円形とするか、又は安定角度が緩い方
向を二重構造とし、支棒３と円環１０との接触位置に差
を設けるとよい。振子２の支棒３と円環１０とが接触し
たとき、ブザー２０が警報を発する電気回路を設ける。
例えば振子２とフレーム９とを絶縁体２３を介して連結
し、円環１０、フレーム９、ケーシング６を電気の良導
体で構成し、これを接地し、一方振子２と電源２１とを
ブザー２０を介して導線２２で結線しておくとよい。
は、円環１０を楕円形とするか、又は安定角度が緩い方
向を二重構造とし、支棒３と円環１０との接触位置に差
を設けるとよい。振子２の支棒３と円環１０とが接触し
たとき、ブザー２０が警報を発する電気回路を設ける。
例えば振子２とフレーム９とを絶縁体２３を介して連結
し、円環１０、フレーム９、ケーシング６を電気の良導
体で構成し、これを接地し、一方振子２と電源２１とを
ブザー２０を介して導線２２で結線しておくとよい。
【０００９】この装置の作動試験は、振子２を円環１０
に接触させることによって簡単に行うことができる。
に接触させることによって簡単に行うことができる。
【００１０】
【発明の効果】本発明の土木用自走重機械の安定角度警
報装置は、簡易な構造で全方位の機体傾斜の設定角度を
検出して警報を発するので安全作業に寄与するところが
大である。
報装置は、簡易な構造で全方位の機体傾斜の設定角度を
検出して警報を発するので安全作業に寄与するところが
大である。
【図１】本発明の土木用自走重機械安定角度警報装置の
実施例の縦断面図である。
実施例の縦断面図である。
１ 土木用自走重機械安定角度警報装置 ２ 振子 ３ 支棒 ４ 重錐 ５ 減衰油 ６ ケーシング ７ 邪魔板 ９ フレーム １０ 円環 １１ ねじ部 １２ ナット ２０ ブザー ２１ 電源 ２２ 導線 ２３ 絶縁体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｇ０１Ｃ 9/14 8201−2Ｆ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 高粘性の減衰装置を備え全方位に揺動す
る振子と、該振子の支棒を取囲みフレームに固定された
水平の円環と、該支棒と円環とが接触したとき警報を発
する電気回路とを備えたことを特徴とする土木用自走重
機械の安定角度警報装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8238291A JPH052692A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 土木用自走重機械の安定角度警報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8238291A JPH052692A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 土木用自走重機械の安定角度警報装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH052692A true JPH052692A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=13773036
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8238291A Withdrawn JPH052692A (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 土木用自走重機械の安定角度警報装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH052692A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103499342A (zh) * | 2013-10-22 | 2014-01-08 | 无锡俊达测试技术服务有限公司 | 一种水平测试装置 |
| CN104089605A (zh) * | 2014-07-04 | 2014-10-08 | 山东送变电工程公司 | 一种基于重力触发的输变电施工抱杆倾斜声光报警装置 |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP8238291A patent/JPH052692A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103499342A (zh) * | 2013-10-22 | 2014-01-08 | 无锡俊达测试技术服务有限公司 | 一种水平测试装置 |
| CN104089605A (zh) * | 2014-07-04 | 2014-10-08 | 山东送变电工程公司 | 一种基于重力触发的输变电施工抱杆倾斜声光报警装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |