JPH0526829U - 容器の表示ラベル - Google Patents

容器の表示ラベル

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JPH0526829U
JPH0526829U JP8244491U JP8244491U JPH0526829U JP H0526829 U JPH0526829 U JP H0526829U JP 8244491 U JP8244491 U JP 8244491U JP 8244491 U JP8244491 U JP 8244491U JP H0526829 U JPH0526829 U JP H0526829U
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JP8244491U
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English (en)
Inventor
和夫 田中
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和夫 田中
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容器に貼着される表示ラベルに、高級感と視
覚的な美しさとを帯有させる。 【構成】 各種布地や皮革等を材質とし、所要形状に裁
断されたラベル本体17に、所要の文字や図柄等の刺繍
が施される。このラベル本体17が、洋酒や香水等の液
体を充填した容器10の胴部に貼着される。 【効果】 ラベル本体に刺繍を施すことにより、表示ラ
ベルに質感や立体性および視覚的な美しさを帯有するこ
とができる。これにより、商品価値を大幅に向上させる
ことができ、殊に高価な商品の高級感を増し得る利点を
有する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば洋酒や香水等の液体が充填される容器に貼着される表示ラ ベルに、高級感と視覚的な美しさとを帯有させ得るようにした表示ラベルに関す るものである。
【0002】
【従来技術】
洋酒や香水等の液体は、所要形状に成形されたガラス製の容器に充填保管され るのが一般的である。この容器には、商品名や製造メーカのブランド等を印刷し た表示ラベルが貼着され、他社商品と混同されないようになっている。また、容 器自体に商品名やブランドを直接印刷したり、スタンプ等により転写することも 一般に行なわれている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前述した表示ラベルは紙製を材質とするのが殆どであって、該ラベルその他前 述した転写スタンプ等の表示手段は何れも平面的なものであった。この場合にお いて、容器に充填される内容物を品質や価格に応じて差別化するには、前記表示 ラベルのデザインやカラーリングを変えるしかないが、印刷技術自体は画一なも のであるので、外観的に大きく差別化を図ることはできなかった。また表示ラベ ルは平面的なものであるため、これに質感や高級感を付与することが困難であり 、殊に内容物が等級の高いものである場合には、単なるラベルの変化だけでは高 級感を充足する点で欠けるもであった。なお、容器自体を特殊な形状に成形する ことにより差別化を図ることも採用されてはいるが、該容器に貼着される表示ラ ベルは依然として平面的なものである。しかもこの場合には、容器の製造コスト 自体が大幅に嵩み、内容物と関係のない方面でのコストアップを招く欠点が指摘 される。
【0004】
【考案の目的】 本考案は、前述した容器の表示ラベルに内在する前記欠点に鑑み、これを好適 に解決するべく提案されたものであって、著しく高級感を付与し得ると共に、視 覚的な美しさも併せて得られる表示ラベルを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前述した課題を克服し、所期の目的を達成するため本考案は、洋酒や香水等の 液体が充填される容器に貼着される表示ラベルであって、 所要厚み寸法の各種布地や皮革等を材質とするラベル本体に、所要の文字や図 柄等の刺繍を施し、 前記刺繍を施したラベル本体を前記容器の外側に付帯させるよう構成したこと を特徴とする。
【0006】
【実施例】
次に、本考案に係る容器の表示ラベルにつき、好適な実施例を挙げて、添付図 面を参照しながら以下説明する。なお本明細書で「布地」とは、通常の織物を指す のみでなく、不織布も含む意味で使用されるものである。
【0007】 図1は、洋酒や香水等の液体が充填された容器10に、実施例に係る表示ラベ ル12を貼着した状態を示すものであって、該表示ラベル12の表面には、各種 の文字や図柄等(以下総称して「図柄」という)14が刺繍されている。この表示ラ ベル12は所要厚みを有すると共に、刺繍による凹凸によって生ずる質感により 高級感が付与されると共に、視覚的な美しさを帯有している。表示ラベル12は 、各種布地や皮革等を材質として所要形状に裁断されたものであって、刺繍機( 図示せず)により図柄14が刺繍される。なお、多数の異なる色の刺繍糸を用い ることにより、カラフルな図柄14を表わすことができ、内容物のイメージに合 った表示とし得る。また刺繍としては、例えば平刺繍,アップリケ,鳩目,刺子 等各種のものが、仕様に応じて適宜使用される。
【0008】 前記表示ラベル12の製造に際しては、図2に示す如く、例えば大きな布地1 6に、希望する図柄14を自動刺繍機により刺繍する。次いで、布地16を所要 形状に裁断した後、得られたラベル本体17の裏面に接着剤を塗布する。そして 、該表示ラベル12を容器10に貼着することにより、高級感を帯有する表示ラ ベル12を貼着した容器10が得られる。なお、表示ラベル12の裏面に両面テ ープを貼着し、該テープを介して容器10に表示ラベル12を貼着するようにし てもよい。
【0009】 また、前記表示ラベル12に予じめ揆液処理(揆水および揆油処理)を施してお くことにより、容器10から液体がこぼれて該ラベル12に付着しても、これを 湿らせたり、変色させたりするのを有効に防止することができる。すなわち容器 全体を防液(防水および防油)のためにフィルムでラミネートすると、表示ラベル 12の質感や立体性が損なわれるおそれがあるが、この揆液処理によれば、その ような欠点は回避される。
【0010】 図3は、前記表示ラベル12を容器10の胴部に巻付けた実施例を示すもので ある。この実施例によれば、表示ラベル12が容器10を保護する機能を兼ねる こととなり、容器10の耐衝撃性を併せて向上させることができる。しかも容器 10が割れた場合においても、その破片は表示ラベル12に付着するので、該破 片が周囲に飛散するのを有効に防止し得る。
【0011】 図4は、刺繍を施した表示ラベル12を、容器10におけるキャップ18の頭 部に貼着した例を示すものであって、表示ラベル12はキャップ18の直径寸法 と略同一寸法に設定されている。そして表示ラベル12は、その裏面に塗布した 接着剤または貼着した両面テープを介してキャップ18に貼着される。このよう にキャップ18に表示ラベル12を貼着したものは、当該容器10を箱詰めする に際し、表示ラベル12が箱(図示せず)の縁部に引掛かることがなく、箱詰めを 円滑に行ない得る利点を有する。
【0012】 また図5に示す如く、前記キャップ18の頭部に着脱可能な固定リング20を 設け、該リング20を介して表示ラベル12をキャップ18に取付けるようにし てもよい。この場合は、固定リング20の通孔20aを介して表示ラベル12に 施した図柄14が視認されるようになっている。
【0013】 図6は、刺繍を施した表示ラベル12を、容器10におけるキャップ18の外 周に貼着した例を示すものである。この場合に、表示ラベル12を、その裏面に 塗布した接着剤または貼着した両面テープを介してキャップ18に貼着してもよ いが、表示ラベル12に用いる布地16として熱収縮性のものを使用することに より、接着剤や両面テープを介在させることなく固定することができる。すなわ ち、図7に示す如く、熱収縮性の布地16に刺繍を施したラベル本体17を筒状 に形成する。このとき、ラベル本体17の内径D1を、キャップ18の外径D2よ り僅かに大きく設定する。そして、このラベル本体17をキャップ18に外嵌し た後、ラベル本体17を加熱する(例えば加熱炉を通過させる)ことにより、該本 体17が熱収縮してキャップ18の外周に密着して強固に固定される。なお、こ の場合は刺繍糸として熱収縮性のものを使用することが推奨される。
【0014】 また、前記第3図に示す実施例のように、容器10の胴部に表示ラベル12を 巻付ける場合に、熱収縮性の布地16を用いた表示ラベル12を使用すれば、接 着剤や両面テープを介在させることなく該ラベル12を容器10の胴部に固定す ることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案に係る容器の表示ラベルによれば、所要厚み寸法の ラベル本体に刺繍を施すことにより、該表示ラベルに質感や立体性および視覚的 な美しさを帯有させることができ、商品価値を大幅に向上させ得るものである。 これにより、内容物の価格差に応じた差別化を図ることができ、殊に高価な商品 の高級感を増し得る利点を有する。また、刺繍を施した表示ラベルは簡単かつ廉 価で製造可能であるので、商品自体の価格を上げることなく高級感を付与し得る 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る表示ラベルを貼着した容
器を示す概略斜視図である。
【図2】表示ラベルの製造工程を示す説明図である。
【図3】表示ラベルを容器の胴部に巻付けた状態で示す
概略斜視図である。
【図4】容器のキャップにおける頭部に表示ラベルを貼
着した状態を示す要部概略斜視図である。
【図5】容器のキャップにおける頭部に表示ラベルを取
付ける別例を示す要部断面図である。
【図6】容器のキャップにおける外周に表示ラベルを貼
着した状態を示す概略斜視図である。
【図7】容器のキャップにおける外周に表示ラベルを取
付ける状態を示す要部説明図である。
【符号の説明】
10 容器 12 表示ラベル 14 図柄 16 布地 17 ラベル本体 18 キャップ 20 固定リング 20a 通孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洋酒や香水等の液体が充填される容器に
    貼着される表示ラベルであって、 所要厚み寸法の各種布地や皮革等を材質とするラベル本
    体に、所要の文字や図柄等の刺繍を施し、 前記刺繍を施したラベル本体を前記容器の外側に付帯さ
    せるよう構成したことを特徴とする容器の表示ラベル。
JP8244491U 1991-09-12 1991-09-12 容器の表示ラベル Pending JPH0526829U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8244491U JPH0526829U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 容器の表示ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8244491U JPH0526829U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 容器の表示ラベル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0526829U true JPH0526829U (ja) 1993-04-06

Family

ID=13774701

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8244491U Pending JPH0526829U (ja) 1991-09-12 1991-09-12 容器の表示ラベル

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63218990A (ja) * 1986-11-12 1988-09-12 フワン、フェレ、ブランケス 織物ラベル

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63218990A (ja) * 1986-11-12 1988-09-12 フワン、フェレ、ブランケス 織物ラベル

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