JPH05268245A - 適応型パス回線数制御方法 - Google Patents
適応型パス回線数制御方法Info
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- JPH05268245A JPH05268245A JP7231291A JP7231291A JPH05268245A JP H05268245 A JPH05268245 A JP H05268245A JP 7231291 A JP7231291 A JP 7231291A JP 7231291 A JP7231291 A JP 7231291A JP H05268245 A JPH05268245 A JP H05268245A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 通信網の状態の測定頻度乃至は制御系の負担
を軽減しつつトラヒックの実時間測定に基づくフィード
バック機構を取り入れて制御の安定性を高め、広範囲な
制御目的に幅広く対応できる。 【構成】 パスの状態を同時接続数や呼損呼数などの状
態変数でなく、統計処理した量に基づいて把握すること
により、パス状態把握量の時間依存性を小さくしパス回
線数の変更要求の発生頻度を抑え、制御系の負担を軽減
する。網の性能や状態を規定する上で意味のある統計量
を充分短い同期で把握し、その結果に基づいてパス回線
数をオンライン的に逐次的に変更していくことにより、
突発的ないしは変動同期の短いトラヒック変動に対する
適応性を高める。パス回線数の変更は制御目標に応じて
全網的な最適性を考慮した複数のアルゴリズムを用意
し、それらを使い分けることで幅広い制御目標に柔軟に
対応できるようにする。
を軽減しつつトラヒックの実時間測定に基づくフィード
バック機構を取り入れて制御の安定性を高め、広範囲な
制御目的に幅広く対応できる。 【構成】 パスの状態を同時接続数や呼損呼数などの状
態変数でなく、統計処理した量に基づいて把握すること
により、パス状態把握量の時間依存性を小さくしパス回
線数の変更要求の発生頻度を抑え、制御系の負担を軽減
する。網の性能や状態を規定する上で意味のある統計量
を充分短い同期で把握し、その結果に基づいてパス回線
数をオンライン的に逐次的に変更していくことにより、
突発的ないしは変動同期の短いトラヒック変動に対する
適応性を高める。パス回線数の変更は制御目標に応じて
全網的な最適性を考慮した複数のアルゴリズムを用意
し、それらを使い分けることで幅広い制御目標に柔軟に
対応できるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の交換機を有する
通信網において、網内の回線使用の混雑度に適応して交
換機間の回線数を変更する動的回線設定制御に関するも
のであり、電話を主体とする公衆網、あるいは将来のB
−ISDNの伝達網として考えられている非同期転送モ
ード(ATM)網、あるいは広域私設網において使用さ
れるものである。
通信網において、網内の回線使用の混雑度に適応して交
換機間の回線数を変更する動的回線設定制御に関するも
のであり、電話を主体とする公衆網、あるいは将来のB
−ISDNの伝達網として考えられている非同期転送モ
ード(ATM)網、あるいは広域私設網において使用さ
れるものである。
【0002】
【従来の技術】複数の交換機が複数の回線からなるパス
を介して相互接続される回線交換網において、一般にパ
スの回線数は各交換機間の設備使用率(トラヒック)を
予測し、生じる通信要求を満足するように設計される。
を介して相互接続される回線交換網において、一般にパ
スの回線数は各交換機間の設備使用率(トラヒック)を
予測し、生じる通信要求を満足するように設計される。
【0003】しかしその予測が大きく外れた場合、また
交換機の故障乃至は伝送路断が生じたような場合には、
実際の通信要求を用意された回線設備でさばききれず、
大量の呼損の発生が生じる。
交換機の故障乃至は伝送路断が生じたような場合には、
実際の通信要求を用意された回線設備でさばききれず、
大量の呼損の発生が生じる。
【0004】こうした事態への対応策には、次の二つの
方法がある。
方法がある。
【0005】一つは回線数に比して実際のトラヒック量
が多くなっているために生じている溢れトラヒック用に
代替ルートを提供する方法である。
が多くなっているために生じている溢れトラヒック用に
代替ルートを提供する方法である。
【0006】これは迂回ルーチングと呼ばれる。
【0007】もう一つは比較的すいている交換機間の回
線を、輻輳が生じている交換機間に割付直す方法であ
り、動的に交換機間の設定回線数を変える制御である。
線を、輻輳が生じている交換機間に割付直す方法であ
り、動的に交換機間の設定回線数を変える制御である。
【0008】これは回線設定制御と呼ばれる。
【0009】後者は特に新同期インターフェースにおけ
るオーバーヘッド部分の増大や、新同期インターフェー
スに準拠したクロスコネクトの高機能化、更にB−IS
DNの伝達網として考えられているATM網におけるパ
スの仮想化により、現実性を増してきた方式である。
るオーバーヘッド部分の増大や、新同期インターフェー
スに準拠したクロスコネクトの高機能化、更にB−IS
DNの伝達網として考えられているATM網におけるパ
スの仮想化により、現実性を増してきた方式である。
【0010】この回線設定制御方式に対して、現在二つ
の検討結果が報告されている。
の検討結果が報告されている。
【0011】これらはいずれもATM網に関するもので
ある。
ある。
【0012】一つは各交換機間のパス内の呼びの同時接
続数を常時観測して、各パス内収容の使用されていない
回線数が或る定められた本数以内に収まるよう、常にパ
ス内収容の回線数を変化させる方式(参考文献;太田
聡、佐藤 健一(NTT伝送システム研究所)「高速バ
ースト多重システムにおけるバーチャルパス容量可変化
の効果」:1988年電子情報通信学会秋季全国大会)
である(以下方式Aと呼ぶ)。
続数を常時観測して、各パス内収容の使用されていない
回線数が或る定められた本数以内に収まるよう、常にパ
ス内収容の回線数を変化させる方式(参考文献;太田
聡、佐藤 健一(NTT伝送システム研究所)「高速バ
ースト多重システムにおけるバーチャルパス容量可変化
の効果」:1988年電子情報通信学会秋季全国大会)
である(以下方式Aと呼ぶ)。
【0013】もう一つは各パスに加わる呼びの平均トラ
ヒック量を予測し、定期的にそのトラヒック量に基づい
て各パス内収容回線数の適正値を算出し直す方式(参考
文献;堀米 英明、川野 弘道(NTT通信網総合研究
所)「仮想回線割当制御の一検討」:1990年電子情
報通信学会春季全国大会)である(以下方式Bと呼
ぶ)。
ヒック量を予測し、定期的にそのトラヒック量に基づい
て各パス内収容回線数の適正値を算出し直す方式(参考
文献;堀米 英明、川野 弘道(NTT通信網総合研究
所)「仮想回線割当制御の一検討」:1990年電子情
報通信学会春季全国大会)である(以下方式Bと呼
ぶ)。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】前述のようにパス内の
収容回線数(以下パス回線数と記す)を制御する方法と
して、いくつかの方式の提案が行われているが、それぞ
れは次のような欠点を持っていた。 (1) 方式Aでは、各パスに加わる呼の同時接続数という
時間的変動の大きい量に基づいて、パス内収容回線数変
更の必要性の判断が行われる。
収容回線数(以下パス回線数と記す)を制御する方法と
して、いくつかの方式の提案が行われているが、それぞ
れは次のような欠点を持っていた。 (1) 方式Aでは、各パスに加わる呼の同時接続数という
時間的変動の大きい量に基づいて、パス内収容回線数変
更の必要性の判断が行われる。
【0015】またその判断を行うにあたって、全網的な
制御目標が加味されない。従って、 (欠点1)パス回線数の変更要求の発生頻度が大きく、
制御系に大きな負担がかかり易い。 (欠点2)網全体でのスループット最大化などの具体的
な制御目標を実現させることができない。 (欠点3)特定パスのトラヒック量が異常に増えた場
合、そのパスの過度の帯域増加を招き、網全体での能率
低下を引き起こす危険性を伴う。 (2) 方式Bでは、全網のパス帯域を算出するためにかな
りの計算時間を必要とするため、再設計の回数は1日に
数回程度が限度である。従って、(欠点4)突発的ない
しは変動周期の短いトラヒック変動には対応できない。
制御目標が加味されない。従って、 (欠点1)パス回線数の変更要求の発生頻度が大きく、
制御系に大きな負担がかかり易い。 (欠点2)網全体でのスループット最大化などの具体的
な制御目標を実現させることができない。 (欠点3)特定パスのトラヒック量が異常に増えた場
合、そのパスの過度の帯域増加を招き、網全体での能率
低下を引き起こす危険性を伴う。 (2) 方式Bでは、全網のパス帯域を算出するためにかな
りの計算時間を必要とするため、再設計の回数は1日に
数回程度が限度である。従って、(欠点4)突発的ない
しは変動周期の短いトラヒック変動には対応できない。
【0016】本発明は、これらの問題点を解決し、通信
網の状態の測定頻度乃至は制御系の負担を軽減しつつ、
かつトラヒックの実時間測定に基づくフィードバック機
構を取り入れて制御の安定性を高め、かつ広範囲な制御
目的に幅広く対応できる適応型パス回線数制御方法を提
供することを目的とする。
網の状態の測定頻度乃至は制御系の負担を軽減しつつ、
かつトラヒックの実時間測定に基づくフィードバック機
構を取り入れて制御の安定性を高め、かつ広範囲な制御
目的に幅広く対応できる適応型パス回線数制御方法を提
供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため複数の交換機が複数の回線からなるパスを介し
て相互接続され、かつそのパスは単数乃至はパス編集機
能を有する伝送ノード等で結ばれる複数の伝送路区間を
経由しており、かつパス内の収容回線数が変更可能であ
る通信網において、各パスの状態を状態変数の統計処理
量により把握し、該把握した状態把握結果に基づいて逐
次的に各パス内の収容回線数を変更していくことを特徴
とする。
するため複数の交換機が複数の回線からなるパスを介し
て相互接続され、かつそのパスは単数乃至はパス編集機
能を有する伝送ノード等で結ばれる複数の伝送路区間を
経由しており、かつパス内の収容回線数が変更可能であ
る通信網において、各パスの状態を状態変数の統計処理
量により把握し、該把握した状態把握結果に基づいて逐
次的に各パス内の収容回線数を変更していくことを特徴
とする。
【0018】また前記パスの状態は、通信網の総受入れ
呼量(但し呼量には1回線あたりの通信速度の重みを付
ける)
呼量(但し呼量には1回線あたりの通信速度の重みを付
ける)
【0019】
【数5】
【0020】を最大化することを前記パス回線数制御の
目標とする場合において、該パスに加わる呼の呼損率、
及びパスに加わる呼の平均同時接続数により管理し、パ
ス内の収容回線数を増加しようとする際には、該パスが
経由する複数の伝送路区間の各々において、該パスの収
容回線数を増やす設備の余裕が該伝送路区間にない場合
にのみ、該パスを除くパスの中で次で定義される量
目標とする場合において、該パスに加わる呼の呼損率、
及びパスに加わる呼の平均同時接続数により管理し、パ
ス内の収容回線数を増加しようとする際には、該パスが
経由する複数の伝送路区間の各々において、該パスの収
容回線数を増やす設備の余裕が該伝送路区間にない場合
にのみ、該パスを除くパスの中で次で定義される量
【0021】
【数6】
【0022】が最小のパスを回線数削減候補パスとして
挙げ、該パスの経由する各々の伝送路区間においてこの
ように回線数削減候補に挙げられたパスのpの値の和と
該パスのpの値を比較し、後者の方が大きい場合にのみ
該パスのパス内収容回線数を増やし、かつその分回線数
削減候補パスのパス内収容回線数を減らすことを特徴と
する態様は有効である。
挙げ、該パスの経由する各々の伝送路区間においてこの
ように回線数削減候補に挙げられたパスのpの値の和と
該パスのpの値を比較し、後者の方が大きい場合にのみ
該パスのパス内収容回線数を増やし、かつその分回線数
削減候補パスのパス内収容回線数を減らすことを特徴と
する態様は有効である。
【0023】さらに前記パスの状態は、通信網の総受入
れ呼量(但し呼量には或種の価値の重みを付ける)
れ呼量(但し呼量には或種の価値の重みを付ける)
【0024】
【数7】
【0025】を最大化することを前記パス回線数制御の
目標とする場合において、該パスに加わる呼の呼損率、
及びパスに加わる呼の平均同時接続数により管理し、パ
ス内の収容回線数を増加しようとする際には、該パスが
経由する複数の伝送路区間の各々において、該パスの収
容回線数を増やす設備の余裕がその伝送路区間にない場
合にのみ、該パスを除くパスの中で次で定義される量
目標とする場合において、該パスに加わる呼の呼損率、
及びパスに加わる呼の平均同時接続数により管理し、パ
ス内の収容回線数を増加しようとする際には、該パスが
経由する複数の伝送路区間の各々において、該パスの収
容回線数を増やす設備の余裕がその伝送路区間にない場
合にのみ、該パスを除くパスの中で次で定義される量
【0026】
【数8】
【0027】が最小のパスを回線数削減候補パスとして
挙げ、該パスの経由する各々の伝送路区間においてこの
ように回線数削減候補に挙げられたパスのpの値の和と
該パスのpの値を比較し、後者の方が大きい場合にのみ
該パスのパス内収容回線数を増やし、かつその分回線数
削減候補パスのパス内収容回線数を減らすことを特徴と
する態様は有効である。
挙げ、該パスの経由する各々の伝送路区間においてこの
ように回線数削減候補に挙げられたパスのpの値の和と
該パスのpの値を比較し、後者の方が大きい場合にのみ
該パスのパス内収容回線数を増やし、かつその分回線数
削減候補パスのパス内収容回線数を減らすことを特徴と
する態様は有効である。
【0028】さらにまた前記パスの状態は、各パスに加
わる呼の呼損率を全網的に調べ、その最悪値を最小化す
ることを前記パス回線数制御の目標(最悪呼損率最小
化)とする場合において、呼損率により管理し、該パス
に加わる呼の呼損率により管理し、パス内の収容回線数
を増加しようとする際には、該パスが経由する複数の伝
送路区間の各々において、該パスの収容回線数を増やす
設備の余裕がその伝送路区間にない場合にのみ、該パス
を除くパスの中で呼損率が最小のパスを回線数削減候補
パスとして挙げ、該パスの経由する各々の伝送路区間に
おいてこのように回線数削減候補に挙げられたパスの呼
損率のいずれよりも該パスの呼損率が大きい場合にの
み、該パスのパス内収容回線数を増やし、かつその分回
線数削減候補パスのパス内収容回線数を減らすことを特
徴とする態様は効果的である。
わる呼の呼損率を全網的に調べ、その最悪値を最小化す
ることを前記パス回線数制御の目標(最悪呼損率最小
化)とする場合において、呼損率により管理し、該パス
に加わる呼の呼損率により管理し、パス内の収容回線数
を増加しようとする際には、該パスが経由する複数の伝
送路区間の各々において、該パスの収容回線数を増やす
設備の余裕がその伝送路区間にない場合にのみ、該パス
を除くパスの中で呼損率が最小のパスを回線数削減候補
パスとして挙げ、該パスの経由する各々の伝送路区間に
おいてこのように回線数削減候補に挙げられたパスの呼
損率のいずれよりも該パスの呼損率が大きい場合にの
み、該パスのパス内収容回線数を増やし、かつその分回
線数削減候補パスのパス内収容回線数を減らすことを特
徴とする態様は効果的である。
【0029】
【作用】本発明はパスの状態を同時接続数や呼損呼数な
どの状態変数ではなく、それらを統計処理した量(平均
同時接続数や呼損率など)に基づいて把握する点に特徴
があることからパス状態把握量の時間依存性を小さくし
てパス回線数の変更要求の発生頻度を抑え、制御系の負
担を軽減するなど、従来の技術における欠点1を解消し
ている。
どの状態変数ではなく、それらを統計処理した量(平均
同時接続数や呼損率など)に基づいて把握する点に特徴
があることからパス状態把握量の時間依存性を小さくし
てパス回線数の変更要求の発生頻度を抑え、制御系の負
担を軽減するなど、従来の技術における欠点1を解消し
ている。
【0030】また網の性能や状態を規定する上で意味の
ある統計量(呼損率など)を充分短い周期で把握し、そ
の結果に基づいてパス回線数をオンライン的にかつ逐次
的に変更していく点に特徴があることから突発的ないし
は変動周期の短いトラヒック変動に対する適応性を高
め、従来の技術における欠点4を解消している。
ある統計量(呼損率など)を充分短い周期で把握し、そ
の結果に基づいてパス回線数をオンライン的にかつ逐次
的に変更していく点に特徴があることから突発的ないし
は変動周期の短いトラヒック変動に対する適応性を高
め、従来の技術における欠点4を解消している。
【0031】さらにパス回線数の変更は、制御目標に応
じて全網的な最適性を考慮した複数のアルゴリズムを用
意しそれらを使い分けることで、幅広い制御目標に柔軟
に対応できるようにしている点に特徴があることから、
従来技術における欠点2、欠点3を解消している。
じて全網的な最適性を考慮した複数のアルゴリズムを用
意しそれらを使い分けることで、幅広い制御目標に柔軟
に対応できるようにしている点に特徴があることから、
従来技術における欠点2、欠点3を解消している。
【0032】
【実施例】以下、本発明を集中型制御によって実施する
場合の実施例を、図面により詳細に説明する。
場合の実施例を、図面により詳細に説明する。
【0033】
【実施例1】図1は、本発明の1実施例を示す適応型パ
ス回線数制御方法を適用する通信網の構成図である。
ス回線数制御方法を適用する通信網の構成図である。
【0034】ここでは3つの交換機及び1つのクロスコ
ネクトを含む通信網の場合を示す。
ネクトを含む通信網の場合を示す。
【0035】ここで1は通信網、2〜5は通信網内での
呼びの設定に関係する設備、すなわち21 ,22 ,23
はATM交換機、3はATMクロスコネクト、41 ,4
2 ,43 はSDHパス等の伝送路設備、51 ,52 ,5
3 はATMパスを表す。また6はパス回線数変更制御セ
ンタ、71 ,72 ,73 は各ATM交換機とパス回線数
変更制御センタとを結ぶ制御用信号線である。
呼びの設定に関係する設備、すなわち21 ,22 ,23
はATM交換機、3はATMクロスコネクト、41 ,4
2 ,43 はSDHパス等の伝送路設備、51 ,52 ,5
3 はATMパスを表す。また6はパス回線数変更制御セ
ンタ、71 ,72 ,73 は各ATM交換機とパス回線数
変更制御センタとを結ぶ制御用信号線である。
【0036】最初に各交換機内のパス回線数変更に関す
る機能を詳述する。
る機能を詳述する。
【0037】図2は、図1における各交換機のパス回線
数変更に関する機能ブロック図である。
数変更に関する機能ブロック図である。
【0038】図2において、21はパス回線数変更制御
センタとの間の制御信号の送受信を行う網制御信号対応
部、24はパスの呼びの疎通状況の観測、ならびにその
観測データの処理等を行うパスデータ処理部、28はパ
ス回線数変更処理の全般を扱うパス回線数変更処理対応
部である。
センタとの間の制御信号の送受信を行う網制御信号対応
部、24はパスの呼びの疎通状況の観測、ならびにその
観測データの処理等を行うパスデータ処理部、28はパ
ス回線数変更処理の全般を扱うパス回線数変更処理対応
部である。
【0039】網制御信号対応部21は網制御信号送出機
能22と網制御信号受信機能23を具備している。
能22と網制御信号受信機能23を具備している。
【0040】またパスデータ処理部24はパス状態観測
機能25、パス回線数変更要求度作成機能26、パス回
線数変更要求度管理・送出機能27を具備している。
機能25、パス回線数変更要求度作成機能26、パス回
線数変更要求度管理・送出機能27を具備している。
【0041】機能25はパスの同時接続数やパスに加わ
った呼数、呼損呼数などを観測し、それを統計処理して
雑音成分の少なく時定数の大きい量(平均同時接続数、
呼損率など)にする処理を行う。
った呼数、呼損呼数などを観測し、それを統計処理して
雑音成分の少なく時定数の大きい量(平均同時接続数、
呼損率など)にする処理を行う。
【0042】機能25で統計処理された量に基づいて、
機能26でパス回線数変更要求度が作成され、機能27
で管理される。
機能26でパス回線数変更要求度が作成され、機能27
で管理される。
【0043】パス回線数変更要求度は、制御目標に応じ
て作成される。例えばパス毎の受入れ呼量に1回線あた
りの通信速度の重みを付けて総和をとった量(式(1) )
を最大化することを制御目標とした場合には、
て作成される。例えばパス毎の受入れ呼量に1回線あた
りの通信速度の重みを付けて総和をとった量(式(1) )
を最大化することを制御目標とした場合には、
【0044】
【数9】
【0045】の値をパス回線数変更要求度とする。
【0046】またこの一般化として、各パス毎の受入れ
呼量に価値係数wを掛けて総和をとった量(式(3) )を
最大化することを制御目標とした場合には、
呼量に価値係数wを掛けて総和をとった量(式(3) )を
最大化することを制御目標とした場合には、
【0047】
【数10】
【0048】の値をパス回線数変更要求度とする。
【0049】ここで価値係数wを1回線あたり通信速度
にとったものが前述の制御に相当する。価値係数wの選
択例としては他に単位呼量あたりに換算した通信網の使
用料金などがある。
にとったものが前述の制御に相当する。価値係数wの選
択例としては他に単位呼量あたりに換算した通信網の使
用料金などがある。
【0050】例えば平均保留時間が3分であり、1通話
あたりの使用料金が10円であるようなサービスでは価
値係数は、 w=10×1/3=10/3(円/分) となる。
あたりの使用料金が10円であるようなサービスでは価
値係数は、 w=10×1/3=10/3(円/分) となる。
【0051】この時の制御目標は1分あたりに通信網の
得る利益を最大化することである。
得る利益を最大化することである。
【0052】以上の二つの制御で用いられているパス回
線数変更要求度pは次の式から導かれている。
線数変更要求度pは次の式から導かれている。
【0053】
【数11】
【0054】つまりパスiのpの値は、他のパスの回線
数を固定しておいて、パスiの回線数を1本分変化させ
た時の制御目標値の変化分を表している。
数を固定しておいて、パスiの回線数を1本分変化させ
た時の制御目標値の変化分を表している。
【0055】従ってpの値が大きいということは、その
パスの回線数を増加させた方が制御目標をより高く実現
する上で望ましいことを意味している。
パスの回線数を増加させた方が制御目標をより高く実現
する上で望ましいことを意味している。
【0056】各パスに加わる呼の呼損率を全網的に調
べ、その最悪値を最小化するという制御目標(最悪呼損
率最小化)の場合には、呼損率の値そのものをパス回線
数変更要求度とする。
べ、その最悪値を最小化するという制御目標(最悪呼損
率最小化)の場合には、呼損率の値そのものをパス回線
数変更要求度とする。
【0057】パスデータ処理部で管理されているパス回
線数変更要求度は、ある一定乃至は可変周期で更新さ
れ、更に機能27からパス回線数変更制御センタ3に送
出される。
線数変更要求度は、ある一定乃至は可変周期で更新さ
れ、更に機能27からパス回線数変更制御センタ3に送
出される。
【0058】このパス回線数変更要求度は、時定数の長
い統計処理後の量に基づいて作成されるため、パス回線
数変更要求度の更新回数、転送回数を抑えることがで
き、制御系の負担を小さくする効果をもたらしている。
い統計処理後の量に基づいて作成されるため、パス回線
数変更要求度の更新回数、転送回数を抑えることがで
き、制御系の負担を小さくする効果をもたらしている。
【0059】図3はパス回線数変更制御センタの基本的
機能ブロック図である。
機能ブロック図である。
【0060】図3において、31は交換機とのパス回線
数変更制御信号の送受信を行う網制御信号対応部、34
は各交換機から定期的に送出されるパス回線数変更要求
度の受信並びにその記憶・管理を行うパスデータ管理
部、35はパス回線数変更の判断を行うパス回線数変更
処理対応部である。
数変更制御信号の送受信を行う網制御信号対応部、34
は各交換機から定期的に送出されるパス回線数変更要求
度の受信並びにその記憶・管理を行うパスデータ管理
部、35はパス回線数変更の判断を行うパス回線数変更
処理対応部である。
【0061】網制御信号対応部31は網制御信号送出機
能32と網制御信号受信機能33を具備している。
能32と網制御信号受信機能33を具備している。
【0062】パス回線数変更に伴う一連の手順について
説明する。
説明する。
【0063】各交換機にはそれぞれ管理するパスの割当
てが決まっており、上述のようにパスデータ処理部24
にそのパスの回線数変更要求度が管理されている。
てが決まっており、上述のようにパスデータ処理部24
にそのパスの回線数変更要求度が管理されている。
【0064】パス回線数変更要求度にはある基準値が設
けられており、パス回線数変更要求度がその基準値を越
えた場合、パス回線数変更処理対応部28はそのパスの
パス回線数変更が必要であると判断し、パス制御センタ
にパス回線数変更希望信号を装置22を通して送出す
る。
けられており、パス回線数変更要求度がその基準値を越
えた場合、パス回線数変更処理対応部28はそのパスの
パス回線数変更が必要であると判断し、パス制御センタ
にパス回線数変更希望信号を装置22を通して送出す
る。
【0065】このような制御の起動手法は、制御に事実
上パス状態観測に基づくフィードバック機能を付加する
役割を持ち、制御の安定性を高め、かつ網状態の変動に
対する的確な応答を可能にする。
上パス状態観測に基づくフィードバック機能を付加する
役割を持ち、制御の安定性を高め、かつ網状態の変動に
対する的確な応答を可能にする。
【0066】パス制御センタ内のパスデータ管理部31
には網全体のパスの回線数変更要求度が管理されてい
る。パス回線数変更希望信号を受けた場合、パス回線数
変更処理対応部33では、このパスデータ管理部から回
線数変更処理に必要なデータを取り出し、各制御目標に
応じたパス回線数変更可否判断を行う。
には網全体のパスの回線数変更要求度が管理されてい
る。パス回線数変更希望信号を受けた場合、パス回線数
変更処理対応部33では、このパスデータ管理部から回
線数変更処理に必要なデータを取り出し、各制御目標に
応じたパス回線数変更可否判断を行う。
【0067】まずパス毎の受入れ呼量に1回線あたりの
通信速度の重みを付けて総和をとった量(式(1))の最
大化を制御目標とした場合を想定する。
通信速度の重みを付けて総和をとった量(式(1))の最
大化を制御目標とした場合を想定する。
【0068】この場合はパス回線数増大希望信号送出パ
スが経由する複数の伝送路区間の各々において、パス回
線数増大希望信号送出パスの収容回線数を増やす設備の
余裕がその伝送路区間にない場合にのみ、パス回線数増
大希望信号送出パスを除くパスの中で次で式(2) で定義
される量が最小のパスを回線数削減候補パスとして挙
げ、パス回線数増大希望信号送出パスの経由する各々の
伝送路区間においてこのように回線数削減候補に挙げら
れたパスのpの値の和とパス回線数増大希望信号送出パ
スのpの値を比較し、後者の方が大きい場合にのみパス
回線数変更可と判断する。
スが経由する複数の伝送路区間の各々において、パス回
線数増大希望信号送出パスの収容回線数を増やす設備の
余裕がその伝送路区間にない場合にのみ、パス回線数増
大希望信号送出パスを除くパスの中で次で式(2) で定義
される量が最小のパスを回線数削減候補パスとして挙
げ、パス回線数増大希望信号送出パスの経由する各々の
伝送路区間においてこのように回線数削減候補に挙げら
れたパスのpの値の和とパス回線数増大希望信号送出パ
スのpの値を比較し、後者の方が大きい場合にのみパス
回線数変更可と判断する。
【0069】各パス毎の受入れ呼量に価値係数wを掛け
て総和をとった量(式(3) )を最大化することを制御目
標とする場合は、上記の操作においてpの値が式(4) で
定義される点のみを除いて上記の操作と同じである。
て総和をとった量(式(3) )を最大化することを制御目
標とする場合は、上記の操作においてpの値が式(4) で
定義される点のみを除いて上記の操作と同じである。
【0070】また最悪呼損率最小化を制御目標とする場
合には、パス回線数増大希望信号送出パスが経由する複
数の伝送路区間の各々において、パス回線数増大希望信
号送出パスの収容回線数を増やす設備の余裕がその伝送
路区間にない場合にのみ、パス回線数増大希望信号送出
パスを除くパスの中で呼損率が最小のパスを回線数削減
候補パスとして挙げ、パス回線数増大希望信号送出パス
の経由する各々の伝送路区間においてこのように回線数
削減候補に挙げられたパスの呼損率のいずれよりもパス
回線数増大希望信号送出パスの呼損率が大きい場合にの
みパス回線数変更可と判断する。
合には、パス回線数増大希望信号送出パスが経由する複
数の伝送路区間の各々において、パス回線数増大希望信
号送出パスの収容回線数を増やす設備の余裕がその伝送
路区間にない場合にのみ、パス回線数増大希望信号送出
パスを除くパスの中で呼損率が最小のパスを回線数削減
候補パスとして挙げ、パス回線数増大希望信号送出パス
の経由する各々の伝送路区間においてこのように回線数
削減候補に挙げられたパスの呼損率のいずれよりもパス
回線数増大希望信号送出パスの呼損率が大きい場合にの
みパス回線数変更可と判断する。
【0071】以上述べたパス回線数変更処理に伴う判断
操作のフローチャートは図4にまとめて記してある。
操作のフローチャートは図4にまとめて記してある。
【0072】すなわち、ステップ1でパスのパス回線数
変更要求度を調べ、ステップ2で該パス回線数変更要求
度がある基準値を越えているか否かの判断を行う。
変更要求度を調べ、ステップ2で該パス回線数変更要求
度がある基準値を越えているか否かの判断を行う。
【0073】仮に基準値を越えている場合は該パスの回
線数を増大する必要が有ると判断され、ステップ3で該
パスの回線数を増やすことにより逆に回線数を削減する
必要の生ずるパス(回線数削減候補パス)の選定を行
う。
線数を増大する必要が有ると判断され、ステップ3で該
パスの回線数を増やすことにより逆に回線数を削減する
必要の生ずるパス(回線数削減候補パス)の選定を行
う。
【0074】この選定は該パスが経由する伝送路区間の
各々において、回線数変更要求度が最小のパスを選ぶこ
とにより行う。
各々において、回線数変更要求度が最小のパスを選ぶこ
とにより行う。
【0075】そしてステップ4で最悪呼損率最小化を制
御目標とする場合には回線数削減候補パスの呼損率の最
大値を調べ、またパス毎の受入れ呼量に1回線あたりの
通信速度ないしはそれ以外の価値係数の重みを付けて総
和をとった量の最大化を制御目標にする場合は回線数削
減候補パスのp値の和を調べる。
御目標とする場合には回線数削減候補パスの呼損率の最
大値を調べ、またパス毎の受入れ呼量に1回線あたりの
通信速度ないしはそれ以外の価値係数の重みを付けて総
和をとった量の最大化を制御目標にする場合は回線数削
減候補パスのp値の和を調べる。
【0076】最後にステップ5で該パスの回線数変更要
求度とこれらの値を比較する。仮に該パスの回線数変更
要求度の方が大きい場合は、該パスの回線数変更が可と
判断される。
求度とこれらの値を比較する。仮に該パスの回線数変更
要求度の方が大きい場合は、該パスの回線数変更が可と
判断される。
【0077】逆に該パスの回線数変更要求度の方が小さ
い場合は該パスの回線数変更要求は却下されステップ1
に戻る。
い場合は該パスの回線数変更要求は却下されステップ1
に戻る。
【0078】仮にパス回線数変更可と判断された場合に
は、パス回線数増大希望信号送出パスのパス内収容回線
数を増やし、かつその分回線数削減候補パスのパス内収
容回線数を減らす命令が各交換機に通知され、各交換機
が一斉にパス回線数変更を行う。
は、パス回線数増大希望信号送出パスのパス内収容回線
数を増やし、かつその分回線数削減候補パスのパス内収
容回線数を減らす命令が各交換機に通知され、各交換機
が一斉にパス回線数変更を行う。
【0079】次に具体的なパス回線数変更可否判断の例
を図5及び図6を用いて説明する。
を図5及び図6を用いて説明する。
【0080】図5は最悪呼損率最小化制御の操作例、図
6は各パス毎の受入れ呼量に価値係数wを掛けて総和を
とった量(式(3) )の最大化制御の操作例である。
6は各パス毎の受入れ呼量に価値係数wを掛けて総和を
とった量(式(3) )の最大化制御の操作例である。
【0081】パス毎の受入れ呼量に1回線あたりの通信
速度の重みを付けて総和をとった量(式(1) )の最大化
制御は後者の制御の特殊例(価値係数wを1回線あたり
の通信速度vにとった場合)に相当するので省いた。ま
たいずれの図もケース(a)は回線数変更が許可されな
い場合、ケース(b)は許可される場合の例を示してい
る。
速度の重みを付けて総和をとった量(式(1) )の最大化
制御は後者の制御の特殊例(価値係数wを1回線あたり
の通信速度vにとった場合)に相当するので省いた。ま
たいずれの図もケース(a)は回線数変更が許可されな
い場合、ケース(b)は許可される場合の例を示してい
る。
【0082】まず図5について説明する。
【0083】図5でパス51 の回線数変更(増大)希望
通知を受けたとする。パス51 は伝送路41 ではパス5
2 と、伝送路42 ではパス53 とそれぞれ伝送路を共有
しており、その回線数変更に際してはこれらのパスの呼
損率とパス51 の呼損率とを比べる必要がある。
通知を受けたとする。パス51 は伝送路41 ではパス5
2 と、伝送路42 ではパス53 とそれぞれ伝送路を共有
しており、その回線数変更に際してはこれらのパスの呼
損率とパス51 の呼損率とを比べる必要がある。
【0084】ケース(a)ではパス53 の呼損率の方
が、パス51 のそれより大きいためパス回線数変更は許
可されない。
が、パス51 のそれより大きいためパス回線数変更は許
可されない。
【0085】一方ケース(b)ではパス51 の呼損率が
いずれのパスの呼損率よりも大きいため、パス51 の回
線数を単位分増やし、パス52 とパス53 の回線数をそ
の分だけ減らす許可を与える。
いずれのパスの呼損率よりも大きいため、パス51 の回
線数を単位分増やし、パス52 とパス53 の回線数をそ
の分だけ減らす許可を与える。
【0086】このパス変更の操作は、通信網全体の最悪
呼損率を逐次的に下げる作用をもたらす。
呼損率を逐次的に下げる作用をもたらす。
【0087】次に図6について説明する。
【0088】図6で同様にパス51 の回線数変更(増
大)希望通知を受けたとする。
大)希望通知を受けたとする。
【0089】操作は図5とほぼ同様であるが、図5の場
合と制御目標が異なるので、ここでは式(2) の値(以下
これをp値と呼ぶ)をパス毎に調べ、パス51 のp値
と、パス51 が伝送路を共有するパス52 とパス53 の
p値の和を比較する。
合と制御目標が異なるので、ここでは式(2) の値(以下
これをp値と呼ぶ)をパス毎に調べ、パス51 のp値
と、パス51 が伝送路を共有するパス52 とパス53 の
p値の和を比較する。
【0090】ケース(a)ではパス51 のp値の方が、
パス52 とパス53 のp値の和よりも小さいためパス回
線数変更は許可されない。一方ケース(b)ではパス5
1 のp値の方が、パス52 とパス53 のp値の和よりも
大きいため、パス51 の回線数を単位分増やし、パス5
2 とパス53 の回線数をその分だけ減らす許可を与え
る。
パス52 とパス53 のp値の和よりも小さいためパス回
線数変更は許可されない。一方ケース(b)ではパス5
1 のp値の方が、パス52 とパス53 のp値の和よりも
大きいため、パス51 の回線数を単位分増やし、パス5
2 とパス53 の回線数をその分だけ減らす許可を与え
る。
【0091】既に述べたようにp値はそのパスの帯域変
更による、重み付け受入れ呼量(式(3) )の変化分を表
している。
更による、重み付け受入れ呼量(式(3) )の変化分を表
している。
【0092】従って上記の容量変更可否判断は、重み付
け総受入れ呼量を増大させる場合の容量変更のみ許して
いることに相当し、結果的に重み付け総受入れ呼量を逐
次的に大きくする作用をもたらす。
け総受入れ呼量を増大させる場合の容量変更のみ許して
いることに相当し、結果的に重み付け総受入れ呼量を逐
次的に大きくする作用をもたらす。
【0093】
【実施例2】次に、本発明を分散型制御によって実施す
る場合の実施例を、図面により詳細に説明する。
る場合の実施例を、図面により詳細に説明する。
【0094】図7は、本発明の一実施例を示す適応型パ
ス帯域可変制御方法を適用する通信網の構成図である。
図1と同じ部分は同じ符号で示す。61 ,62 ,63 は
パス回線数制御機、71 ,72 ,73 ,74 ,75 ,7
6 ,77 ,78 ,79 は制御用信号線、81 ,82 ,8
3 は信号線である。
ス帯域可変制御方法を適用する通信網の構成図である。
図1と同じ部分は同じ符号で示す。61 ,62 ,63 は
パス回線数制御機、71 ,72 ,73 ,74 ,75 ,7
6 ,77 ,78 ,79 は制御用信号線、81 ,82 ,8
3 は信号線である。
【0095】ここでは交換機間に論理的な回線束が事前
に設定されており、3つの交換機及び1つのクロスコネ
クトを含む通信網の場合を示す。
に設定されており、3つの交換機及び1つのクロスコネ
クトを含む通信網の場合を示す。
【0096】本実施例では各パス対応にパス回線数制御
機がおかれ、それらと各交換機間に制御用信号回線が張
られる。
機がおかれ、それらと各交換機間に制御用信号回線が張
られる。
【0097】最初に各パス回線数制御機に関する機能を
詳述する。
詳述する。
【0098】図8は、図7における各パス回線数制御機
61 〜63 の機能ブロック図である。
61 〜63 の機能ブロック図である。
【0099】図8において、81は他パス回線数制御機
及び各交換機との間の制御信号の送受信を行う網制御信
号対応部、84はパスの呼びの疎通状況の観測、ならび
にその観測データの処理等を行うパスデータ処理部、8
7はパス回線数変更処理の全般を扱うパス回線数変更処
理対応部である。
及び各交換機との間の制御信号の送受信を行う網制御信
号対応部、84はパスの呼びの疎通状況の観測、ならび
にその観測データの処理等を行うパスデータ処理部、8
7はパス回線数変更処理の全般を扱うパス回線数変更処
理対応部である。
【0100】呼びの疎通状況の観測は、具体的には呼損
率ないし平均同時接続数により行い、式(1) の場合の制
御を行う場合には呼損率の値そのものを、式(3) の場合
の制御を行う場合には式(3) の値をパス回線数変更要求
度としてパスデータ処理部84で記憶・管理する。
率ないし平均同時接続数により行い、式(1) の場合の制
御を行う場合には呼損率の値そのものを、式(3) の場合
の制御を行う場合には式(3) の値をパス回線数変更要求
度としてパスデータ処理部84で記憶・管理する。
【0101】パス回線数変更に伴う一連の手順について
説明する。
説明する。
【0102】各パス回線数制御機のパスデータ処理部に
は上述のように、そのパスの回線数変更要求度が管理さ
れている。
は上述のように、そのパスの回線数変更要求度が管理さ
れている。
【0103】このパス回線数変更要求度が基準値を越え
た場合、パス回線数変更処理対応部はそのパスの回線数
変更が必要であると判断し、該パスが伝送路を共有する
パスのパス回線数制御機にパス回線数変更希望信号を送
出する。
た場合、パス回線数変更処理対応部はそのパスの回線数
変更が必要であると判断し、該パスが伝送路を共有する
パスのパス回線数制御機にパス回線数変更希望信号を送
出する。
【0104】パス回線数変更希望信号を受けた各パス回
線数制御機では、自分の管理するパスの回線数変更要求
度をパス回線数変更希望信号の送出元である該パス回線
数制御機に返す。
線数制御機では、自分の管理するパスの回線数変更要求
度をパス回線数変更希望信号の送出元である該パス回線
数制御機に返す。
【0105】該パス回線数制御機では以上の手順により
送られてきた各パス回線数変更要求度を基に、パス回線
数変更の妥当性を調べる。
送られてきた各パス回線数変更要求度を基に、パス回線
数変更の妥当性を調べる。
【0106】この時に行われるパス回線数変更可否判断
は実施例1で示したものと同じである。
は実施例1で示したものと同じである。
【0107】仮にパス回線数変更が妥当であると判断さ
れた場合には、そのパスの端点に相当する交換機にパス
回線数増大命令を、また該パスが伝送路を共有するパス
のパス回線数制御機にパス回線数削減命令を送出する。
れた場合には、そのパスの端点に相当する交換機にパス
回線数増大命令を、また該パスが伝送路を共有するパス
のパス回線数制御機にパス回線数削減命令を送出する。
【0108】パス回線数削減命令を受けたパス回線数制
御機では、やはり自分の管理するパスの端点に相当する
交換機にそのパスの回線数削減命令を送出する。
御機では、やはり自分の管理するパスの端点に相当する
交換機にそのパスの回線数削減命令を送出する。
【0109】パス回線数変更は、まずパス回線数削減命
令を受けたパスから行い、その終了を確認したのち、パ
ス回線数増大命令を受けたパスの回線数変更を行う。
令を受けたパスから行い、その終了を確認したのち、パ
ス回線数増大命令を受けたパスの回線数変更を行う。
【0110】以上の方式の作用は、実施例1の場合とほ
ぼ同じであるが、この方式では集中制御センタをおかず
制御機能を分散させることで、一部の制御機能が故障し
ても部分的に制御を機能させられる点に特徴がある。
ぼ同じであるが、この方式では集中制御センタをおかず
制御機能を分散させることで、一部の制御機能が故障し
ても部分的に制御を機能させられる点に特徴がある。
【0111】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明において
は、 (1) パス状態を状態変数を統計処理して得られた量(平
均同時接続数、呼損率など)に基づいて把握すること
で、状態把握量の時定数を長くし、その結果状態把握デ
ータの更新・転送回数ないしはパス回線数変更頻度を抑
え、制御系の負担を小さくする効果をもたらしている。
は、 (1) パス状態を状態変数を統計処理して得られた量(平
均同時接続数、呼損率など)に基づいて把握すること
で、状態把握量の時定数を長くし、その結果状態把握デ
ータの更新・転送回数ないしはパス回線数変更頻度を抑
え、制御系の負担を小さくする効果をもたらしている。
【0112】(2) 実時間的にパス状態を把握し、その結
果に基づきパス回線数を逐次的に変更していくことによ
り行うことで、網状態に応じて制御にフィードバックを
かけ制御の安定性を高め、かつ網状態の変動に対する的
確な応答を可能としている。
果に基づきパス回線数を逐次的に変更していくことによ
り行うことで、網状態に応じて制御にフィードバックを
かけ制御の安定性を高め、かつ網状態の変動に対する的
確な応答を可能としている。
【0113】(3) 通信網の総受入れ呼量(但し呼量には
1回線あたりの通信速度の重みを付ける→式(1) )を最
大化することをパス回線数制御の目標とする場合に際
し、あるパスのパス内収容回線数を増加しようとする場
合には、該パスが経由する複数の伝送路区間の各々にお
いて、該パスの収容回線数を増やす設備の余裕がその伝
送路区間にない場合にのみ、該パスを除くパスの中で式
(2) で表される量が最小のパスを回線数削減候補パスと
して挙げ、該パスが経由する各伝送路区間においてこの
ように回線数削減候補に挙げられたパスの式(2) の量の
和と該パスの式(2)の量を比較し、後者の方が大きい場
合にのみ該パスの回線数を増やし、かつその分回線数削
減候補パスの回線数を減らす方式を採る。
1回線あたりの通信速度の重みを付ける→式(1) )を最
大化することをパス回線数制御の目標とする場合に際
し、あるパスのパス内収容回線数を増加しようとする場
合には、該パスが経由する複数の伝送路区間の各々にお
いて、該パスの収容回線数を増やす設備の余裕がその伝
送路区間にない場合にのみ、該パスを除くパスの中で式
(2) で表される量が最小のパスを回線数削減候補パスと
して挙げ、該パスが経由する各伝送路区間においてこの
ように回線数削減候補に挙げられたパスの式(2) の量の
和と該パスの式(2)の量を比較し、後者の方が大きい場
合にのみ該パスの回線数を増やし、かつその分回線数削
減候補パスの回線数を減らす方式を採る。
【0114】これにより上記(1),(2) の効果を持たせな
がら、前述の制御目標(通信網の総受入れ呼量最大化)
を達成させる効果を持たせている。
がら、前述の制御目標(通信網の総受入れ呼量最大化)
を達成させる効果を持たせている。
【0115】(4) 通信網の総受入れ呼量(但し呼量には
価値係数の重みを付ける→式(3) )を最大化することを
パス回線数制御の目標とする場合に際し、あるパスのパ
ス内収容回線数を増加しようとする場合には、該パスが
経由する複数の伝送路区間の各々において、該パスの収
容回線数を増やす設備の余裕がその伝送路区間にない場
合にのみ、該パスを除くパスの中で式(2) で表される量
が最小のパスを回線数削減候補パスとして挙げ、該パス
が経由する各伝送路区間においてこのように回線数削減
候補に挙げられたパスの式(2) の量の和と該パスの式
(2) の量を比較し、後者の方が大きい場合にのみ該パス
の回線数を増やし、かつその分回線数削減候補パスの回
線数を減らす方式を採る。
価値係数の重みを付ける→式(3) )を最大化することを
パス回線数制御の目標とする場合に際し、あるパスのパ
ス内収容回線数を増加しようとする場合には、該パスが
経由する複数の伝送路区間の各々において、該パスの収
容回線数を増やす設備の余裕がその伝送路区間にない場
合にのみ、該パスを除くパスの中で式(2) で表される量
が最小のパスを回線数削減候補パスとして挙げ、該パス
が経由する各伝送路区間においてこのように回線数削減
候補に挙げられたパスの式(2) の量の和と該パスの式
(2) の量を比較し、後者の方が大きい場合にのみ該パス
の回線数を増やし、かつその分回線数削減候補パスの回
線数を減らす方式を採る。
【0116】これにより上記(1),(2) の効果を持たせな
がら、前述の(3) の制御目標を含むより広い制御目標
(価値係数の重み付き通信網の総受入れ呼量最大化)を
達成させる効果を持たせている。
がら、前述の(3) の制御目標を含むより広い制御目標
(価値係数の重み付き通信網の総受入れ呼量最大化)を
達成させる効果を持たせている。
【0117】(5) 各パスに加わる呼の呼損率を全網的に
調べ、その最悪値を最小化することをパス回線数制御の
目標(最悪呼損率最小化)とする場合に際し、あるパス
のパス内収容回線数を増加しようとする場合には、該パ
スが経由する複数の伝送路区間の各々において、該パス
の収容回線数を増やす設備の余裕がその伝送路区間にな
い場合にのみ、該パスを除くパスの中で呼損率が最小の
パスを回線数削減候補パスとして挙げ、該パスが経由す
る各伝送路区間においてこのように回線数削減候補に挙
げられたパスと該パスの呼損率とを比較し、後者の方が
大きい場合のみ回線数削減候補パスの回線数を減らし、
該パスの回線数をその分増やす方式を採る。
調べ、その最悪値を最小化することをパス回線数制御の
目標(最悪呼損率最小化)とする場合に際し、あるパス
のパス内収容回線数を増加しようとする場合には、該パ
スが経由する複数の伝送路区間の各々において、該パス
の収容回線数を増やす設備の余裕がその伝送路区間にな
い場合にのみ、該パスを除くパスの中で呼損率が最小の
パスを回線数削減候補パスとして挙げ、該パスが経由す
る各伝送路区間においてこのように回線数削減候補に挙
げられたパスと該パスの呼損率とを比較し、後者の方が
大きい場合のみ回線数削減候補パスの回線数を減らし、
該パスの回線数をその分増やす方式を採る。
【0118】これにより上記(1),(2) の効果を持たせな
がら、前述の制御目標(最悪呼損率最小化)を達成させ
る効果を持たせている。
がら、前述の制御目標(最悪呼損率最小化)を達成させ
る効果を持たせている。
【図1】本発明のATM網における集中型制御の実施例
を示す通信システムの構成図である。
を示す通信システムの構成図である。
【図2】図1における交換機内のパス回線数変更に関す
る機能ブロック図である。
る機能ブロック図である。
【図3】図1におけるパス回線数変更制御センタの機能
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】パス回線数変更手続きに伴う判断操作のフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】本発明の最悪呼損率最小化制御の場合の、パス
回線数変更の可否の判断例を示している。
回線数変更の可否の判断例を示している。
【図6】本発明の重み付けスループット最大化制御の場
合の、パス回線数変更の可否の判断例である。
合の、パス回線数変更の可否の判断例である。
【図7】本発明のATM網における分散型制御の実施例
を示す通信システムの構成図である。
を示す通信システムの構成図である。
【図8】図7におけるパス回線数制御機の機能ブロック
図である。
図である。
1 ATM網 21 ,22 ,23 ATM交換機 3 ATMクロスコネクト 41 ,42 ,43 伝送路設備 51 ,52 ,53 ATMパス 6 パス回線数変更制御センタ 61 ,62 ,63 パス回線数制御機 71 ,72 ,73 ,74 ,75 ,76 ,77 ,78 ,7
9 制御用信号線 81 ,82 ,83 信号線 21,31,81 網制御信号対応部 22,32,82 制御信号送出機能 23,33,83 制御信号受信機能 24,84 パスデータ処理部 25,85 パス状態観測機能 26,86 パス回線数変更要求度作成機能 27,87 パス回線数変更要求度管理・送出機能 28,35,88 パス回線数変更処理対応部 34 パスデータ管理部
9 制御用信号線 81 ,82 ,83 信号線 21,31,81 網制御信号対応部 22,32,82 制御信号送出機能 23,33,83 制御信号受信機能 24,84 パスデータ処理部 25,85 パス状態観測機能 26,86 パス回線数変更要求度作成機能 27,87 パス回線数変更要求度管理・送出機能 28,35,88 パス回線数変更処理対応部 34 パスデータ管理部
Claims (4)
- 【請求項1】 複数の交換機が複数の回線からなるパス
を介して相互接続され、かつそのパスは単数乃至はパス
編集機能を有する伝送ノード等で結ばれる複数の伝送路
区間を経由しており、かつパス内の収容回線数が変更可
能である通信網において、 各パスの状態を状態変数の統計処理量により把握し、 該把握した状態把握結果に基づいて逐次的に各パス内の
収容回線数を変更していくことを特徴とする適応型パス
回線数制御方法。 - 【請求項2】 前記パスの状態は、 通信網の総受入れ呼量(但し呼量には1回線あたりの通
信速度の重みを付ける) 【数1】 を最大化することを前記パス回線数制御の目標とする場
合において、該パスに加わる呼の呼損率、及びパスに加
わる呼の平均同時接続数により管理し、パス内の収容回
線数を増加しようとする際には、該パスが経由する複数
の伝送路区間の各々において、該パスの収容回線数を増
やす設備の余裕が該伝送路区間にない場合にのみ、該パ
スを除くパスの中で次で定義される量 【数2】 が最小のパスを回線数削減候補パスとして挙げ、該パス
の経由する各々の伝送路区間においてこのように回線数
削減候補に挙げられたパスのpの値の和と該パスのpの
値を比較し、後者の方が大きい場合にのみ該パスのパス
内収容回線数を増やし、かつその分回線数削減候補パス
のパス内収容回線数を減らすことを特徴とする請求項1
記載の適応型パス回線数制御方法。 - 【請求項3】 前記パスの状態は、 通信網の総受入れ呼量(但し呼量には或種の価値の重み
を付ける) 【数3】 を最大化することを前記パス回線数制御の目標とする場
合において、該パスに加わる呼の呼損率、及びパスに加
わる呼の平均同時接続数により管理し、パス内の収容回
線数を増加しようとする際には、該パスが経由する複数
の伝送路区間の各々において、該パスの収容回線数を増
やす設備の余裕がその伝送路区間にない場合にのみ、該
パスを除くパスの中で次で定義される量 【数4】 が最小のパスを回線数削減候補パスとして挙げ、該パス
の経由する各々の伝送路区間においてこのように回線数
削減候補に挙げられたパスのpの値の和と該パスのpの
値を比較し、後者の方が大きい場合にのみ該パスのパス
内収容回線数を増やし、かつその分回線数削減候補パス
のパス内収容回線数を減らすことを特徴とする請求項1
記載の適応型パス回線数制御方法。 - 【請求項4】 前記パスの状態は、各パスに加わる呼の
呼損率を全網的に調べ、その最悪値を最小化することを
前記パス回線数制御の目標(最悪呼損率最小化)とする
場合において、該パスに加わる呼の呼損率により管理
し、パス内の収容回線数を増加しようとする際には、該
パスが経由する複数の伝送路区間の各々において、該パ
スの収容回線数を増やす設備の余裕がその伝送路区間に
ない場合にのみ、該パスを除くパスの中で呼損率が最小
のパスを回線数削減候補パスとして挙げ、該パスの経由
する各々の伝送路区間においてこのように回線数削減候
補に挙げられたパスの呼損率のいずれよりも該パスの呼
損率が大きい場合にのみ、該パスのパス内収容回線数を
増やし、かつその分回線数削減候補パスのパス内収容回
線数を減らすことを特徴とする請求項1記載の適応型パ
ス回線数制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7231291A JPH05268245A (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 適応型パス回線数制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7231291A JPH05268245A (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 適応型パス回線数制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05268245A true JPH05268245A (ja) | 1993-10-15 |
Family
ID=13485631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7231291A Pending JPH05268245A (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 適応型パス回線数制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05268245A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6219337B1 (en) | 1996-08-12 | 2001-04-17 | Nec Corporation | ATM network enabling quick and reliable reconstruction by distributing a series of steps to communication nodes to follow a time-varying traffic load |
US7970883B2 (en) | 2006-05-24 | 2011-06-28 | Nihon University | Communication network designing method, communication designing apparatus, and recording medium |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP7231291A patent/JPH05268245A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6219337B1 (en) | 1996-08-12 | 2001-04-17 | Nec Corporation | ATM network enabling quick and reliable reconstruction by distributing a series of steps to communication nodes to follow a time-varying traffic load |
US7970883B2 (en) | 2006-05-24 | 2011-06-28 | Nihon University | Communication network designing method, communication designing apparatus, and recording medium |
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