JPH0526601Y2 - - Google Patents
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- JPH0526601Y2 JPH0526601Y2 JP13256688U JP13256688U JPH0526601Y2 JP H0526601 Y2 JPH0526601 Y2 JP H0526601Y2 JP 13256688 U JP13256688 U JP 13256688U JP 13256688 U JP13256688 U JP 13256688U JP H0526601 Y2 JPH0526601 Y2 JP H0526601Y2
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Links
- 238000000034 method Methods 0.000 description 6
- 238000013519 translation Methods 0.000 description 6
- 230000014616 translation Effects 0.000 description 6
- 210000004556 brain Anatomy 0.000 description 4
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 4
- 230000014509 gene expression Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 210000005069 ears Anatomy 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Machine Translation (AREA)
- Electrically Operated Instructional Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、外国語を習得する学習書に係るもの
で、詳しくは見開き2ページの中で展開する学習
システムに関するものである。
で、詳しくは見開き2ページの中で展開する学習
システムに関するものである。
外国語を学習するについて従来の技術は、外国
文を後ろから訳して前につなげたり、文法を適用
しながら外国文を日本文の構成に置きかえるとう
解読の方法が主である。学校の教科書はもとよ
り、市販の学習書やその他もすべてこの技術か、
類似の技術を用いている。
文を後ろから訳して前につなげたり、文法を適用
しながら外国文を日本文の構成に置きかえるとう
解読の方法が主である。学校の教科書はもとよ
り、市販の学習書やその他もすべてこの技術か、
類似の技術を用いている。
外国文の構造は日本文とは全く異なる。たとえ
ば日本語では「机の上に本があります」という文
章でも、英語では「あります、本が、机の上に」
という語順で言葉となり、文章となる。これが彼
らの文化であり、この語順で彼らは喋り、読み、
書き、理解し合つている。故に、日本人が外国語
に熟達したいと願うのであれば、彼らと同じく眼
(または耳)から入つてくる語順で外国語を理解
できる能力を養わなければならない。しかし前述
の如く日本では、後ろから先に訳したり、文法を
たよりにこねくり回して解読するという方法が一
般化しているので、日本人は努力のわりには外国
語に上達しない。特に耳から即座に入つてくる外
国語(会話)には弱い。
ば日本語では「机の上に本があります」という文
章でも、英語では「あります、本が、机の上に」
という語順で言葉となり、文章となる。これが彼
らの文化であり、この語順で彼らは喋り、読み、
書き、理解し合つている。故に、日本人が外国語
に熟達したいと願うのであれば、彼らと同じく眼
(または耳)から入つてくる語順で外国語を理解
できる能力を養わなければならない。しかし前述
の如く日本では、後ろから先に訳したり、文法を
たよりにこねくり回して解読するという方法が一
般化しているので、日本人は努力のわりには外国
語に上達しない。特に耳から即座に入つてくる外
国語(会話)には弱い。
本考案は、従来の技術が有するこのような問題
点にかんがみてなされたものであり、その目的と
するところは、外国語を語順どおり直読して直解
する能力を養成するために、外国文の構造に素直
に反応する回路を学習者の頭脳の中に作ろうとす
るものである。
点にかんがみてなされたものであり、その目的と
するところは、外国語を語順どおり直読して直解
する能力を養成するために、外国文の構造に素直
に反応する回路を学習者の頭脳の中に作ろうとす
るものである。
上記目的を達成するために、本考案における学
習書は、外国文をその語順のまま受けつけて考
え、その異質な構造に頭脳を慣れさせる訓練が一
連の学習ステツプの中に組みこまれている。
習書は、外国文をその語順のまま受けつけて考
え、その異質な構造に頭脳を慣れさせる訓練が一
連の学習ステツプの中に組みこまれている。
即ち、外国文をまず読ませて(第1段階)、次
にそれをひと区切りづつ理解しながら読み進むよ
うに誘導(第2段階)した後、その内容を直訳で
つかみとるように学習させ(第3段階)、それか
ら完成した日本文を示して(第4段階)学習者の
理解を完全にした上で、さらにこの日本文の約半
分を外国語に置きかえた混合文を示して(第5段
階)外国文へ書きかえる過程のつなぎ方を教え、
最後に全文を外国語に転化して(第6段階)和文
から外国文への転換のやり方と外国文の文型を教
示するという往復学習のシステムを手段としてと
つている。
にそれをひと区切りづつ理解しながら読み進むよ
うに誘導(第2段階)した後、その内容を直訳で
つかみとるように学習させ(第3段階)、それか
ら完成した日本文を示して(第4段階)学習者の
理解を完全にした上で、さらにこの日本文の約半
分を外国語に置きかえた混合文を示して(第5段
階)外国文へ書きかえる過程のつなぎ方を教え、
最後に全文を外国語に転化して(第6段階)和文
から外国文への転換のやり方と外国文の文型を教
示するという往復学習のシステムを手段としてと
つている。
従来の学習では、完成文ができれば学習はそこ
で終了するが、本考案では完成した日本文を再び
外国文に復元させる往復作業によつて、構造的な
学習を深め、両国語の相異をよりよく理解させて
いる。ところで復元とは言つても、自然な日本語
を別なステツプで外国文に転換すると、必ずしも
原文と同じ語句の文章に戻ることにはならない。
意味内容は同じであるが、異なる表現の文句に変
わるのがふつうである。この点を利用して本考案
の学習書は、学習ステツプをU字型に進行させ
て、最終段階で同一内容の外国文二つを左(第1
段階)と右(第6段階)に並べて、表現の多様性
を学習させるという手段もとつている。
で終了するが、本考案では完成した日本文を再び
外国文に復元させる往復作業によつて、構造的な
学習を深め、両国語の相異をよりよく理解させて
いる。ところで復元とは言つても、自然な日本語
を別なステツプで外国文に転換すると、必ずしも
原文と同じ語句の文章に戻ることにはならない。
意味内容は同じであるが、異なる表現の文句に変
わるのがふつうである。この点を利用して本考案
の学習書は、学習ステツプをU字型に進行させ
て、最終段階で同一内容の外国文二つを左(第1
段階)と右(第6段階)に並べて、表現の多様性
を学習させるという手段もとつている。
学習は、左ページ上の第1段階から矢印にした
がつてU字型の進行で右ページ上の最終段階まで
展開される。
がつてU字型の進行で右ページ上の最終段階まで
展開される。
このプロセスの中で学習者は、眼に入つてくる
語順で外国文を読まされ、理解させられ、原文の
内容を直接つかみとるように訓練され、さらに日
本文を外国文に戻す過程で語句のつなぎ方や文型
を教えこまれる。そして最後に、異なる表現で同
じ内容を述べる外国文二つを、比較しながら読ま
される。
語順で外国文を読まされ、理解させられ、原文の
内容を直接つかみとるように訓練され、さらに日
本文を外国文に戻す過程で語句のつなぎ方や文型
を教えこまれる。そして最後に、異なる表現で同
じ内容を述べる外国文二つを、比較しながら読ま
される。
実施例について、英文を学習する場合を図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
左ページ上段1に示されている英文を読まされ
る学習者は、これを理解できないが、中段2に移
ると、ひと区切りづつ括弧の中で解読されたもの
が示されるので、英語の語順で頭脳が理解を試み
る。このこま切れの日本語訳をつなぎ合わせるよ
うにして、下段3で直訳表現の日本文が現われる
から、学習者は語順で理解したばかりの頭脳で原
文の意味をつかみとることになる。しかしこの直
訳文は自然な日本語に完成されたものではないの
で、右ページ下段4ではすつきりした文体の日本
文を示して学習者の理解を完全なものに導く。図
面ではこの日本文の一部に底線7がついている
が、これはこの部分を先に英訳せよという誘導
で、その結果である右ページ中段5には英文8と
日本文とが混合して出てくる。そして最終段階で
ある右ページ上段6には英文で全文が示されるの
で、学習者は中段5と上段6にかけて、日本文か
ら英文への構造変化の過程を学ばされ、語句のつ
なぎ方や英文の文型についても学習できる。同時
にこの上段6の英文は左ページ上段1の原文と並
んで眺められるから、学習者は同じ内容の英文に
ついて二つの異なる表現や形態を学習することに
なる。
る学習者は、これを理解できないが、中段2に移
ると、ひと区切りづつ括弧の中で解読されたもの
が示されるので、英語の語順で頭脳が理解を試み
る。このこま切れの日本語訳をつなぎ合わせるよ
うにして、下段3で直訳表現の日本文が現われる
から、学習者は語順で理解したばかりの頭脳で原
文の意味をつかみとることになる。しかしこの直
訳文は自然な日本語に完成されたものではないの
で、右ページ下段4ではすつきりした文体の日本
文を示して学習者の理解を完全なものに導く。図
面ではこの日本文の一部に底線7がついている
が、これはこの部分を先に英訳せよという誘導
で、その結果である右ページ中段5には英文8と
日本文とが混合して出てくる。そして最終段階で
ある右ページ上段6には英文で全文が示されるの
で、学習者は中段5と上段6にかけて、日本文か
ら英文への構造変化の過程を学ばされ、語句のつ
なぎ方や英文の文型についても学習できる。同時
にこの上段6の英文は左ページ上段1の原文と並
んで眺められるから、学習者は同じ内容の英文に
ついて二つの異なる表現や形態を学習することに
なる。
原文の中に出てくる語句の説明が必要だつた
り、途中の学習で文法的な解説が必要な場合に
は、図面で示す如く、上記請求項1の構造に加え
て、左側10と右側11にそれぞれ解説欄を設け
て、学習を補助する構造にすることができる。こ
のような解説欄を加えたものが請求項2の学習書
である。
り、途中の学習で文法的な解説が必要な場合に
は、図面で示す如く、上記請求項1の構造に加え
て、左側10と右側11にそれぞれ解説欄を設け
て、学習を補助する構造にすることができる。こ
のような解説欄を加えたものが請求項2の学習書
である。
本考案は上述の通り構成されているので、次に
記載する効果を奏する。
記載する効果を奏する。
眼に入つてくる語順で外国語を読解する練習
をこの学習書で続けると、外国語をそのまま読
みとる能力が次第に頭の中の回路にできあが
り、読解力に加速度がついてくる。
をこの学習書で続けると、外国語をそのまま読
みとる能力が次第に頭の中の回路にできあが
り、読解力に加速度がついてくる。
本案の往復学習システムは、機械をばらばら
に解体した後、そのばらばらの部品で以て再び
元の機械を組み立てるという往復作業と似てお
り、本体(外国文)の構造を学習させる訓練と
して最も効果的である。
に解体した後、そのばらばらの部品で以て再び
元の機械を組み立てるという往復作業と似てお
り、本体(外国文)の構造を学習させる訓練と
して最も効果的である。
外国文の語句の並べ方やつなぎ方、そして文
型の特徴を自然にのみこませるから、外国語の
構造に対する違和感がなくなり、外国語に素直
に反応する能力が養われ、やがて外国語が異質
語ではなくなる時がくる。
型の特徴を自然にのみこませるから、外国語の
構造に対する違和感がなくなり、外国語に素直
に反応する能力が養われ、やがて外国語が異質
語ではなくなる時がくる。
最後に同じ内容の外国文を並べて、二つの異
なる表現を学習できるから、柔軟な応用力を養
うことができる。
なる表現を学習できるから、柔軟な応用力を養
うことができる。
一連の学習が見開き2ページの中で行なわれ
るので、学習がやりやすく、上達が促進され
る。
るので、学習がやりやすく、上達が促進され
る。
図面は本考案になる学習書の、見開き2ページ
の中でU字型に進行する学習ステツプの構造を示
す平面図である。 即ち、1は課題の外国文を提示する欄、2はひ
と区切りづつを解読した連続文を掲示する欄、3
は直訳表現の日本文を示す欄、4は完成した日本
文を提示する欄、5は部分訳を混入した一連の文
章を述べる欄で、6は全文を外国文にしたものを
提示する欄である。7は最初に翻訳すべき部分を
指示する底線で、8は翻訳した部分を指摘する底
線である。そして9は左右のページの境界線を表
わしており、矢印は学習の順序を示すものであ
る。また、10と11は学習を補助するための解
説欄である。
の中でU字型に進行する学習ステツプの構造を示
す平面図である。 即ち、1は課題の外国文を提示する欄、2はひ
と区切りづつを解読した連続文を掲示する欄、3
は直訳表現の日本文を示す欄、4は完成した日本
文を提示する欄、5は部分訳を混入した一連の文
章を述べる欄で、6は全文を外国文にしたものを
提示する欄である。7は最初に翻訳すべき部分を
指示する底線で、8は翻訳した部分を指摘する底
線である。そして9は左右のページの境界線を表
わしており、矢印は学習の順序を示すものであ
る。また、10と11は学習を補助するための解
説欄である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 左ページ上段1において外国語の文章を提示
し、これを中段2でひと区切りづつ解読して見
せ、下段3ではこれを直訳表現の日本文で述
べ、右ページ下段4ではこれを自然な日本語で
完成して示し、さらにその上の中段5ではこの
日本文を部分的に外国語に訳して見せ、最終段
階6では全文を外国語に戻したものを示して、
左ページ上段1の原文と並べるというぐあい
に、見開き2ページの中でU字型に学習のステ
ツプを展開する学習書。 2 左ページの左側10と右ページの右側11に
解説欄を加えてなる請求項1記載の学習書。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13256688U JPH0526601Y2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13256688U JPH0526601Y2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0253066U JPH0253066U (ja) | 1990-04-17 |
JPH0526601Y2 true JPH0526601Y2 (ja) | 1993-07-06 |
Family
ID=31389643
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13256688U Expired - Lifetime JPH0526601Y2 (ja) | 1988-10-11 | 1988-10-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0526601Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-10-11 JP JP13256688U patent/JPH0526601Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0253066U (ja) | 1990-04-17 |
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