JPH0525617Y2 - - Google Patents

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JPH0525617Y2
JPH0525617Y2 JP12139189U JP12139189U JPH0525617Y2 JP H0525617 Y2 JPH0525617 Y2 JP H0525617Y2 JP 12139189 U JP12139189 U JP 12139189U JP 12139189 U JP12139189 U JP 12139189U JP H0525617 Y2 JPH0525617 Y2 JP H0525617Y2
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hot air
loquat
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leaves
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は効果的な民間療法の一つである枇杷葉
療法を実施するためのもので寝ながらにして病患
部を自覚せしめ且つ治療することのできる櫓型枇
杷葉温風浴健康器に関する。
(従来の技術) 枇杷葉療法は奈良朝時代に伝来したと言われて
いるもので、枇杷葉に熱を加えてこれから発生さ
れる枇杷葉の含有成分であるアミグダリン、即ち
ビタミンB17の蒸気を毛穴を通して体内に吸収せ
しめ血液浄化により病患部を治療するというもの
である。
しかして該療法を実施するための健康器具とし
ては、例えば実開昭62−157535号公報に見られる
ような温灸器が存在している。
即ち、このものはドライヤーのヒーター吹出口
に枇杷葉の収容された円筒室を連結させ、ヒータ
ー吹出口から吹き出された温風により枇杷葉を加
熱させ、これから発生されたアミグダリンの蒸気
を熱風と伴に円筒室の熱風出口から噴出させるよ
うになさしめたもので、使用のさいは円筒室の熱
風出口から噴出させる熱風を病の在る箇所に吹き
当てるようになされる。
(考案が解決しようとする課題) 枇杷葉療法を実施するための健康器具は家庭な
どでも簡便且つ手軽に使用し得るものとして重宝
されているものであり、さらに新規なものの出現
が待たれる。
本考案は枇杷葉療法を実施するための新規な健
康器具、即ち寝ながらにして枇杷葉療法の実施を
可能ならしめる櫓型枇杷葉温風浴健康器を提供す
ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案は頂面40cm使
用よりも大きく且つ一定高さ以上になすと共に横
臥した人の腹部を跨いだ状態に定置させ得るもの
とした櫓を形成し、頂面の下側には枇杷葉温風浴
装置を脱着可能に付属せしめ、該枇杷葉温風浴装
置は周壁に多数の透孔を穿設した筒体或るいは蓋
付の釜体を形成して枇杷葉を収容させるようにな
さしめ、ヒーター付送風機の作動により各透孔か
ら枇杷葉の薬効成分を含んだ温風が噴出されるこ
とを特徴とする。
(作用) 本考案品は使用にさいし敷布団上に定置され且
つ上方を掛布団で被われるが、この際櫓は布団の
中に所要の空間を形成せしめると伴に枇杷葉温風
浴装置を一定高さ以上に支持して人の就寝に適切
ならしめるのであり、又枇杷葉温風浴装置は枇杷
葉の含有成分であるアミグダリンの蒸気を温風と
共に透孔から噴出させ腹部を中心とした身体の広
い範囲に分散状に吹き当てるように機能し、且つ
ヒーター付送風機のヒーターは自動的に制御され
て前記した所要の空間を適温に保持するものとな
るのである。
そして、これらのことが使用者の就寝中などに
於ける枇杷葉療法の実施を可能になすのであり、
使用者は寝ながらにして病の所在を自分で検診で
きると共に病治しをも自分で行い得るのである。
(実施例) 以下、本考案の具体的な実施例を図面により詳
細に説明する。
第1図は本考案品の全体斜視図、第2図は枇杷
葉温風浴装置の斜視図である。
図に於て、1は人の腹部及びその近傍(人の脊
柱部分)を被わしめるに足りる大きさに設定した
櫓で頂板2とその四隅を支持するための起倒自在
な脚3からなる。頂板2は必ずしも方形でなくて
もよい(任意な縦横寸法の長方形を含む)がここ
では凡そ40cm四方よりも大きな方形板となさしめ
てあり、また各脚3は櫓1を横臥した人の腹部に
跨がせた状態で且つこの人が寝返りできる状態に
定置させるのに差支えない一定高さの脚高、即ち
凡そ40cm以上に成さしめてある(これは寝返りを
するさいに不便とならない高さ寸法である)。な
お脚3が金属材であれば火傷防止のため立上がり
部位を耐熱材などで被覆するのが好ましい。
しかして頂板2の下面側には温風を反射させる
ための反謝板又は反射膜4などを必要に応じて被
着せしめ、且つこれの下側に後述の枇杷葉温風浴
装置を脱着自在に付属させるのであり、ここでは
頂板2の下面側に固定させたフツクに係止可能と
なしたゴムバンド5を介して前記枇杷葉温風浴装
置を懸架させてなる。
枇杷葉温風浴装置6は第2図に示すように周壁
に凡そ数mm程度の多数の透孔7を穿設すると共に
方形或いは円形状に取囲んだ筒体8と、これの一
端に連通固定させたヒーター付送風機9とからな
つている。上記筒体8の組立てはここでは直管1
0とエルボ管11を連通状に且つ分解可能に組合
わせて方形枠状に組立てるものを示すもので、該
筒体の一端を開口させ他端を蓋部材12で閉鎖し
たものとなし、且つ各直管10の通風路をなす内
方管路aには凡そ50メツシユ程度のステンレス網
で形成した内筒13を二重管構造に配置し、該内
筒管13の内方スペースを枇杷葉bの収容室とす
る。ヒーター付送風機9は内部構造を図示してな
いがモーターで駆動される送風フアンと該フアン
の発生させた風を適温(凡そ50〜80℃程度)に加
熱するためのヒーターからなり、通常市販のヘア
ドライヤーが使用される。しかしてヒーターは送
風フアンの吸気温度を検出するためのサーモスタ
ツトを介して適宜に入切り作動される。該送風機
9の温風出口9aは前記筒体8の開口に内嵌させ
てあり、該出口9aから筒体8内に送給された温
風が内筒13内の枇杷葉bを適度に加熱すると共
に、前記透孔7から適度な勢いで噴出させるので
ある。尚、図面で14は各直管10端部に介在さ
せた金網である。
次に本考案品の使用例を説明する。枇杷葉温風
浴装置6の内筒13内に生葉又は適当に乾燥した
枇杷葉b(一枚の葉を線状に切つたもの或いは一
枚毎を複数集めたもの)を挿入して後、本考案品
を敷布団の上に載せ、さらに頂板2上に掛布団を
掛けるようにする。このさい生葉の場合は内筒1
3を使用しないで直接に直管10内へ詰め込むこ
とができる。しかしてヒーター付送風機9を作動
させた状態となし、且つ他方では使用者が第3図
に示す如く就寝姿勢となつて自身の腹部を櫓1の
直下に位置させるようにする。
この状態が持続されると、ヒーター付送風機9
の発生した温風は内筒13内の枇杷葉bを加熱し
て該枇杷葉bからその含有成分であるアミグダリ
ンなどの蒸気を発生せしめ、該蒸気と共に透孔7
から適温で噴出されるものとなるのであり、この
際の温風が使用者の腹部を中心とした広い範囲に
均等分散されて穏やかに吹きかけられる。これに
より該アミグダリンなどの成分が身体の毛穴を通
して体内に吸収され、その後血液に達して体内の
隅々まで循環されるのであつて、この際に二つの
重要な効果が奏されるのである。
即ち一つは、身体の何処かに病巣が在るとすれ
ばアミグダリンなどの成分と身体の相互作用によ
り大脳が病巣の存在する箇所に、痛みとも痒みと
も言えない一種独特の感覚を自覚せしめて病巣の
存在を知らしめるという効用であり、該効用は自
己による病気の診断、詳しくは自覚感診探知を可
能ならしめるのである。
そして他の一つはアミグダリンなどの成分が体
内の血液を浄化するという効用であつて、該効用
は病巣を治癒せしめると共に健康維持の基本をな
すものである。
第4図及び第5図は、上記筒体8を他の形状に
変えた、即ち蓋付釜体に形成したものを使用する
他の実施例に係り、第4図は本考案品を反転した
状態を示す図そして第5図はその部品を取り外し
た状態を示す図である。
図に於て15は頂板2の下面に空間の形成され
るように取り付けたカバー体で側面壁15aと下
面壁15bからなる。そして下面壁15bの中央
には蓋付釜体8′が設けてある。該釜体8′は円状
の周囲壁8′aと底面壁8′bからなり、第5図に
示す如く櫓1の反転状態でその開口8′cが上方
に向かうように固定されている。前記カバー体1
5の内方にはヒーター付送風機9が固定してあ
り、その温風出口9′aは釜体8′の周囲壁8′a
を貫通させ釜体8′内に開口させてある。16は
蓋板で内面に多数の透孔16aが穿設されると共
に遮板17が搖動腕18を介してその周辺部から
吊下げ状に設けてある。一方カバー体15の外面
四隅には断面角形の脚3′……が起倒自在に設け
てある。なお、19は保守用の開口で通常時はカ
バー20で閉鎖された状態となされる。なお、2
1は蓋板16を固定するための止めネジである。
該実施例品の使用に際しては蓋板16を取り外
すことにより第5図に示すように釜体8′内に枇
杷葉bを収容させ再び第4図の状態に復旧させた
後、先の実施例で述べたと同様に使用する。この
さい蓋板16内には細かいメツシユの金網を取付
けて置くようにすると良く熱風が椀体周辺部の透
孔16aから噴出されるものとなる。
第6図及び第7図は上記例の蓋板16を椀状体
に構成した他の例を示すものであり、遮板17が
省略されている以外は前例同様の実施である。
なお脚3′……は第8図に示すように断面丸形
でその螺子部3′aを介して固定させるものとな
してもよい。この際前記螺子部3′aと同じ螺子
部22a及び、これら螺子部3′a又は22aの
螺入される螺子孔22bの設けられた継ぎ足し部
品23を複数用意し、その使用個数の変化により
脚3′の長さ(高さ)が自由に調整されるように
なすのが便利である。尚、本考案に於てヒーター
付送風機は上記例に限らず市販の多種のものを代
替して使用するようになしてもよい。
本考案品は身体の広い範囲に枇杷葉療法を実施
するものとなることから在来の同種健康器具に比
べ前記した大脳による感覚や病巣の治癒をより効
果的となさしめるものであり、又仰向けや、うつ
伏せ姿勢や横臥した状態で治療を受けることがで
きるため治療中の身体が楽であると共に身体全体
を簡便に治療することができ、且つ夜間就寝中に
も治療することができるため時間の有効活用が図
れるのであり、また布団の中が適温に制御される
ため快感快眠ができるほか、疲労及び、肩こりや
腰痛なども効果的に解消されるのである。
本考案品は健康な人が使用しても何等差支えな
いものであり、これらのものが使用すれば血液が
浄化されて病を寄せつけないことから予防医学的
効果を期待することができるものであり、又老若
男女を問わずいつどこででも使用できるものであ
る。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、寝ながらにして
枇杷葉療法を受けることを可能ならしめるのであ
り、この際腹部を中心として身体の広い範囲に該
療法を実施し得ることからその効果が顕著となる
ものであり、又横臥した姿勢で治療することが治
療中の身体を楽になさしめるものであり、又夜間
就寝中に治療ができることから時間の有効活用が
図れるものであり、又疲労や肩こりなどが効果的
に解消されるのであり且つこれに加え布団の中が
適温に維持されることから快感快眠が得られるも
のである。尚夏期などには布団を掛けないで使用
することもある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例に係り、第
1図は全体斜視図、第2図は枇杷葉温風浴装置の
斜視図、第3図は使用状態を示す説明図、第4図
は他の実施例の全体斜視図、第5図はその一部を
取り外した状態を示す図、第6図及び第7図は上
記例と同様の他の例を示すもの、第8図は櫓の脚
部分の変形例を示す図、第9図は同脚の構造を示
す図である。 1……櫓、6……枇杷葉温風浴装置、7……透
孔、8……筒体、8……釜体、9……ヒーター付
送風機。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 頂面を凡そ40cm四方よりも大きく且つ脚高さも
    凡そ40cm以上になすと共に横臥した人の腹部を跨
    いだ状態に定位させ得るものとした櫓を形成し、
    頂面の下側には枇杷葉温風浴装置を脱着可能に付
    属せしめ、該枇杷葉温風浴装置に多数の透孔を穿
    設した筒体、或るいは蓋付の釜体を形成して枇杷
    葉を収容させるようになさしめ、ヒーター付送風
    機の作動により各透孔から枇杷葉の薬効成分を含
    んだ温風が噴出する構成を特徴とする櫓型枇杷葉
    温風浴健康器。
JP12139189U 1989-10-16 1989-10-16 Expired - Lifetime JPH0525617Y2 (ja)

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