JPH0525547Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0525547Y2 JPH0525547Y2 JP1990102799U JP10279990U JPH0525547Y2 JP H0525547 Y2 JPH0525547 Y2 JP H0525547Y2 JP 1990102799 U JP1990102799 U JP 1990102799U JP 10279990 U JP10279990 U JP 10279990U JP H0525547 Y2 JPH0525547 Y2 JP H0525547Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin member
- plates
- handle
- long hole
- diameter portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 4
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 3
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本案は扇形状の板体を複数重ねて略円形に開閉
可能とし、鍋の形状(大きさ)等の条件に応じた
大きさで使用できる料理用落し蓋に関するもので
ある。
可能とし、鍋の形状(大きさ)等の条件に応じた
大きさで使用できる料理用落し蓋に関するもので
ある。
(従来の技術)
従来より汎用されているこの種の落し蓋の中
で、実公平2−101号公報に示されているように、
板体の重なり状態を解除可能とし、洗浄や消毒が
容易となるものが知られている。この重なりの解
除は以前はスナツプピン等の工具により取り外す
ものであつたが、上記考案においては手による簡
易な取り外しが可能な構造が示されている。
で、実公平2−101号公報に示されているように、
板体の重なり状態を解除可能とし、洗浄や消毒が
容易となるものが知られている。この重なりの解
除は以前はスナツプピン等の工具により取り外す
ものであつたが、上記考案においては手による簡
易な取り外しが可能な構造が示されている。
(考案が解決しようとする課題)
上記実公平2−101号公報に開示された構成に
おいては、落し蓋を最小に縮めた状態にすると、
各板体を貫通して配設したピン部材が抜けるよう
になつており、簡単に取り外しができ便利な反
面、使用後の収納時等に最小に縮めた時にもピン
部材が外れてしまい、洗浄等重なり状態の解除が
必要な時以外にも外れやすいといつた不都合があ
る。
おいては、落し蓋を最小に縮めた状態にすると、
各板体を貫通して配設したピン部材が抜けるよう
になつており、簡単に取り外しができ便利な反
面、使用後の収納時等に最小に縮めた時にもピン
部材が外れてしまい、洗浄等重なり状態の解除が
必要な時以外にも外れやすいといつた不都合があ
る。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するため本案は、扇形状の複数
の板体と、該板体の中心端部側から半径方向に穿
設された長孔と、下部に前記長孔の幅より大きな
径大部を有するピン部材とを備え、上記板体の周
方向の角部をそれぞれ重なり合う板体の角部とを
連結すると共に、上記ピン部材を上記複数の板体
の長孔に貫通配設することにより略円形に開閉動
可能とした料理用自在落とし蓋に於いて、ピン部
材を長孔からの着脱を自在となるよう径大部と長
孔を貫通する径小部とで形成し、ピン部材の長孔
からの抜け止めとなる把手を、ピン部材の径小部
に着脱自在に係合したことを特徴とするものであ
る。
の板体と、該板体の中心端部側から半径方向に穿
設された長孔と、下部に前記長孔の幅より大きな
径大部を有するピン部材とを備え、上記板体の周
方向の角部をそれぞれ重なり合う板体の角部とを
連結すると共に、上記ピン部材を上記複数の板体
の長孔に貫通配設することにより略円形に開閉動
可能とした料理用自在落とし蓋に於いて、ピン部
材を長孔からの着脱を自在となるよう径大部と長
孔を貫通する径小部とで形成し、ピン部材の長孔
からの抜け止めとなる把手を、ピン部材の径小部
に着脱自在に係合したことを特徴とするものであ
る。
(作用)
ピン部材の径大部と把手との間に複数の板体が
係止され、把手とピン部材との係合を外さなけれ
ば板体の重なり状態が解除されることがなく、把
手とピン部材との係合を外せばピン部材が長孔よ
り抜け、板体の重なり状態が解除される。
係止され、把手とピン部材との係合を外さなけれ
ば板体の重なり状態が解除されることがなく、把
手とピン部材との係合を外せばピン部材が長孔よ
り抜け、板体の重なり状態が解除される。
(実施例)
次に本案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は落し蓋1を最大に拡げた状態で把手2
を取り外したところを上方から見た平面図、第2
図は把手2とピン部材3の斜視図、第3図は把手
2、ピン部材3、複数の板体4とを使用状態に組
み付けた状態の要部の断面図である。図中1は扇
形状の複数の扇形状の板体4を重ね合わせて構成
した落し蓋であり、ここでは把手2を取り外した
状態で且つ最大に拡げた状態を示している。角板
体4には長孔5を、中心端部側から半径方向に穿
設しており、また互いに重なり合う板体4の周方
向の角度をリベツト6で連結している。把手2は
第2図に示すように一枚の長方形状の金属板をそ
の両端が重なるよう屈曲形成されたもので、重な
り合つた両端部分にピン部材3の径小部31が挿
通される穴21を設けている。
を取り外したところを上方から見た平面図、第2
図は把手2とピン部材3の斜視図、第3図は把手
2、ピン部材3、複数の板体4とを使用状態に組
み付けた状態の要部の断面図である。図中1は扇
形状の複数の扇形状の板体4を重ね合わせて構成
した落し蓋であり、ここでは把手2を取り外した
状態で且つ最大に拡げた状態を示している。角板
体4には長孔5を、中心端部側から半径方向に穿
設しており、また互いに重なり合う板体4の周方
向の角度をリベツト6で連結している。把手2は
第2図に示すように一枚の長方形状の金属板をそ
の両端が重なるよう屈曲形成されたもので、重な
り合つた両端部分にピン部材3の径小部31が挿
通される穴21を設けている。
また把手2は図中22で示される側部を内側に
押圧すると、重なつた両端部の穴21が合致し、
押圧をやめると外側に開いてピン部材3の径小部
31の凹凸部33と係合するもので、ある程度の
板バネ性を有している。第3図はピン部材3の径
小部31を板体4の長孔5に貫通させ、把手2を
ピン部材3に係合させた状態での断面図である。
ピン部材の径大部32は長孔5の幅より大きいた
め落し蓋1の最下層の板体4を係止し、把手2の
下部が最上層の板体4に当接するから、ピン部材
3が板体4から抜けることなく、第1図に示した
最大に拡げた状態から図示省略の最小に縮めた状
態まで、長孔5内をピン部材3の径小部31がス
ライド移動可能となつているものである。尚第1
図中の抜孔7は調理中に蒸気や蒸汁が通過するた
めに設けたもので、適宜形成するものである。
押圧すると、重なつた両端部の穴21が合致し、
押圧をやめると外側に開いてピン部材3の径小部
31の凹凸部33と係合するもので、ある程度の
板バネ性を有している。第3図はピン部材3の径
小部31を板体4の長孔5に貫通させ、把手2を
ピン部材3に係合させた状態での断面図である。
ピン部材の径大部32は長孔5の幅より大きいた
め落し蓋1の最下層の板体4を係止し、把手2の
下部が最上層の板体4に当接するから、ピン部材
3が板体4から抜けることなく、第1図に示した
最大に拡げた状態から図示省略の最小に縮めた状
態まで、長孔5内をピン部材3の径小部31がス
ライド移動可能となつているものである。尚第1
図中の抜孔7は調理中に蒸気や蒸汁が通過するた
めに設けたもので、適宜形成するものである。
以上の構成によれば、使用時や収納時には把手
を装着したままなので、ピン部材3が不意に外れ
ることなく使用でき、洗浄や消毒時等、板体4の
重なり状態の解除が必要な時に把手2を手で押圧
してピン部材3との係合を外して取り外せばピン
部材3が長孔5より抜け容易に板体4の重なり状
態の解除が可能となるものである。
を装着したままなので、ピン部材3が不意に外れ
ることなく使用でき、洗浄や消毒時等、板体4の
重なり状態の解除が必要な時に把手2を手で押圧
してピン部材3との係合を外して取り外せばピン
部材3が長孔5より抜け容易に板体4の重なり状
態の解除が可能となるものである。
第4図乃至第6図は本案の他の実施例を示すも
ので、第4図は一枚の板体4の平面図、第5図は
落し蓋を最小に縮めて下方から見た底面図、第6
図は第5図における要部の断面図である。
ので、第4図は一枚の板体4の平面図、第5図は
落し蓋を最小に縮めて下方から見た底面図、第6
図は第5図における要部の断面図である。
この実施例では板体4に穿設した長孔5Aの周
方向の端部に穴部5Bを長孔5Aに連続して設け
ると共に、ピン部材3Aを中央の径小部31Aを
挾んで下方に径大部32A、上方に係止部33A
を設けたことが前記第一実施例と異なつている。
即ちピン部材3Aの係止部33Aは、板体4の長
孔5Aよりも幅広で穴部5Bよりも小さく形成さ
れているもので把手2Aの二つの穴21Aが合致
するとこの穴21Aから抜けるものである。
方向の端部に穴部5Bを長孔5Aに連続して設け
ると共に、ピン部材3Aを中央の径小部31Aを
挾んで下方に径大部32A、上方に係止部33A
を設けたことが前記第一実施例と異なつている。
即ちピン部材3Aの係止部33Aは、板体4の長
孔5Aよりも幅広で穴部5Bよりも小さく形成さ
れているもので把手2Aの二つの穴21Aが合致
するとこの穴21Aから抜けるものである。
尚、把手とピン部材との係合及びその取り外し
の構造は上記二つの実施例以外にも種々可能であ
り、例えば第7図に示すように、把手3Bの下面
に長方形状の穴21Bを穿設し、一方ピン部材3
Bには径小部31B、径大部32B及び上方に上
記穴21Bよりも少しだけ小さな形状の長方形状
の係止部33Bを形成すれば、把手2Bを回転す
ることでピン部材3Bとの係合を外す構成とな
る。尚この場合には係止部33Bの長辺の長さは
板体4の長孔5Aの周方向端に設けられた穴部5
Bよりも小さな径とする必要がある。
の構造は上記二つの実施例以外にも種々可能であ
り、例えば第7図に示すように、把手3Bの下面
に長方形状の穴21Bを穿設し、一方ピン部材3
Bには径小部31B、径大部32B及び上方に上
記穴21Bよりも少しだけ小さな形状の長方形状
の係止部33Bを形成すれば、把手2Bを回転す
ることでピン部材3Bとの係合を外す構成とな
る。尚この場合には係止部33Bの長辺の長さは
板体4の長孔5Aの周方向端に設けられた穴部5
Bよりも小さな径とする必要がある。
(考案の効果)
本案によれば、落し蓋を使用時及び収納時に、
特に把手を取り外さなければピン部材が板体から
抜けることがなく、不意に板体の重なり状態が解
除されるといつた不都合を解消すると共に、把手
を手で操作してピン部材との係合を外すことでピ
ン部材を板体から抜き、洗浄や消毒等をするに適
した重なりを解除した状態とすることができるも
のである。
特に把手を取り外さなければピン部材が板体から
抜けることがなく、不意に板体の重なり状態が解
除されるといつた不都合を解消すると共に、把手
を手で操作してピン部材との係合を外すことでピ
ン部材を板体から抜き、洗浄や消毒等をするに適
した重なりを解除した状態とすることができるも
のである。
第1図乃至第3図は本案の一実施例を示し、第
1図は落し蓋を最大に拡げた状態で把手を取り外
したものを上方から見た平面図、第2図は把手と
ピン部材を示す斜視図、第3図は組み付けた状態
での落し蓋の要部の断面図、第4図乃至第6図は
本案の他の実施例を示し、第4図は板体の平面
図、第5図は落し蓋を最小に縮めた状態を下から
見た平面図、第6図はは第5図の状態での落し蓋
の要部の断面図、第7図は把手とピン部材の他の
変形例を示す斜視図である。 1は落し蓋、2,2A,2Bは把手、3,3
A,3Bはピン部材、4は板体、5,5Aは長
孔、5Bは穴部、6はリベツト、7は抜孔、2
1,21A,21Bは穴、31,31A,31B
は径小部、32,32A,32Bは径大部、33
は凹凸部、33A,33Bは係止部。
1図は落し蓋を最大に拡げた状態で把手を取り外
したものを上方から見た平面図、第2図は把手と
ピン部材を示す斜視図、第3図は組み付けた状態
での落し蓋の要部の断面図、第4図乃至第6図は
本案の他の実施例を示し、第4図は板体の平面
図、第5図は落し蓋を最小に縮めた状態を下から
見た平面図、第6図はは第5図の状態での落し蓋
の要部の断面図、第7図は把手とピン部材の他の
変形例を示す斜視図である。 1は落し蓋、2,2A,2Bは把手、3,3
A,3Bはピン部材、4は板体、5,5Aは長
孔、5Bは穴部、6はリベツト、7は抜孔、2
1,21A,21Bは穴、31,31A,31B
は径小部、32,32A,32Bは径大部、33
は凹凸部、33A,33Bは係止部。
Claims (1)
- 扇形状の複数の板体と、該板体の中心端部側か
ら半径方向に穿設された長孔と、下部に上記長孔
の幅より大きな径大部を有するピン部材とを備
え、上記板体の周方向の角部をそれぞれ重なり合
う板体の角部とを連結すると共に、上記ピン部材
を上記複数の板体の長孔に貫通配設することによ
り略円形に開閉動可能とした料理用自在落とし蓋
に於いて、ピン部材を長孔からの着脱を自在とな
るよう径大部と長孔を貫通する径小部とで形成
し、ピン部材の長孔からの抜け止めとなる把手
を、ピン部材の径小部に着脱自在に係合したこと
を特徴とする料理用自在落とし蓋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990102799U JPH0525547Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990102799U JPH0525547Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0460139U JPH0460139U (ja) | 1992-05-22 |
JPH0525547Y2 true JPH0525547Y2 (ja) | 1993-06-28 |
Family
ID=31847352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990102799U Expired - Lifetime JPH0525547Y2 (ja) | 1990-09-29 | 1990-09-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0525547Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02101U (ja) * | 1988-06-14 | 1990-01-05 |
-
1990
- 1990-09-29 JP JP1990102799U patent/JPH0525547Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02101U (ja) * | 1988-06-14 | 1990-01-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0460139U (ja) | 1992-05-22 |
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