JPH05253257A - 家畜用の噴霧投薬装置 - Google Patents
家畜用の噴霧投薬装置Info
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- JPH05253257A JPH05253257A JP8778992A JP8778992A JPH05253257A JP H05253257 A JPH05253257 A JP H05253257A JP 8778992 A JP8778992 A JP 8778992A JP 8778992 A JP8778992 A JP 8778992A JP H05253257 A JPH05253257 A JP H05253257A
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- pipe
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- spray
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- Feeding And Watering For Cattle Raising And Animal Husbandry (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 家畜の水飲み動作とは切り離して独自に家畜
の口の回りや、鼻腔内へ噴霧でき、しかもその動作を誤
動作なく確実かつ安全に行え、装置の構造も簡単かつ安
価であり、さらに、薬液を混入しない水のみの噴霧も可
能で、汎用性に富む。 【構成】 水道等の水圧のある給水源９からの配管８の
先端に家畜の鼻部への噴霧ノズル11を設け、この配管８
の途中に電磁弁12を配設し、また該電磁弁12と噴霧ノズ
ル11間に配管８への薬液混入手段を設け、家畜の条件反
射や要求行動などで作動するスイッチ17を前記噴霧ノズ
ル11に並べて設けるとともに、このスイッチ17の出力を
受けて電磁弁12を開閉制御する制御器18を備えた。
の口の回りや、鼻腔内へ噴霧でき、しかもその動作を誤
動作なく確実かつ安全に行え、装置の構造も簡単かつ安
価であり、さらに、薬液を混入しない水のみの噴霧も可
能で、汎用性に富む。 【構成】 水道等の水圧のある給水源９からの配管８の
先端に家畜の鼻部への噴霧ノズル11を設け、この配管８
の途中に電磁弁12を配設し、また該電磁弁12と噴霧ノズ
ル11間に配管８への薬液混入手段を設け、家畜の条件反
射や要求行動などで作動するスイッチ17を前記噴霧ノズ
ル11に並べて設けるとともに、このスイッチ17の出力を
受けて電磁弁12を開閉制御する制御器18を備えた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、豚や牛等の家畜の噴霧
投薬装置に関するものである。
投薬装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】畜産農家では、家畜の病気を予防するた
めに、ワクチン等の薬液を定期的に投薬する必要があ
り、従来はこのような投薬は家畜個体ごとに注射または
噴霧により人手を介して行われている。
めに、ワクチン等の薬液を定期的に投薬する必要があ
り、従来はこのような投薬は家畜個体ごとに注射または
噴霧により人手を介して行われている。
【０００３】かかる家畜に対する投薬を自動化して獣医
師や畜産農業者の負担を軽減しようとするものに、実公
平3-42907 号公報の家畜用の給水投薬装置がある。これ
は、図４に示すように家畜の要求行動に応じて給水源か
らの水を家畜に供給する給水器１と、家畜の水のみ状態
を検出するセンサー２と、このセンサー２からの検出信
号を入力として動作信号を出力する制御器３と、この動
作信号に応じて家畜の鼻部に向けて薬液を噴霧する投薬
ノズル４とからなるものである。
師や畜産農業者の負担を軽減しようとするものに、実公
平3-42907 号公報の家畜用の給水投薬装置がある。これ
は、図４に示すように家畜の要求行動に応じて給水源か
らの水を家畜に供給する給水器１と、家畜の水のみ状態
を検出するセンサー２と、このセンサー２からの検出信
号を入力として動作信号を出力する制御器３と、この動
作信号に応じて家畜の鼻部に向けて薬液を噴霧する投薬
ノズル４とからなるものである。
【０００４】この、投薬ノズル４はパイプ５により加圧
状態の薬液収納容器６に接続され、この薬液収納容器６
の圧力源は液化ガス等の圧力の他、水道水を空気圧に変
換して利用することができ、また、この加圧源は収納容
器６と別に設置されてもよいとある。
状態の薬液収納容器６に接続され、この薬液収納容器６
の圧力源は液化ガス等の圧力の他、水道水を空気圧に変
換して利用することができ、また、この加圧源は収納容
器６と別に設置されてもよいとある。
【０００５】家畜が水を要求し、給水器１を噛むと、給
水器１の内部の水路が開放され、給水源から自動的に水
が供給される。このとき、センサー２は豚等の水飲み動
作を感知し、検出信号を発生するため、制御器３に検出
信号を入力して一定の時間にわたり連続または間欠的な
動作信号を発生して薬液収納容器６と投薬ノズル４間に
設けた電磁バルブ７を開放する。
水器１の内部の水路が開放され、給水源から自動的に水
が供給される。このとき、センサー２は豚等の水飲み動
作を感知し、検出信号を発生するため、制御器３に検出
信号を入力して一定の時間にわたり連続または間欠的な
動作信号を発生して薬液収納容器６と投薬ノズル４間に
設けた電磁バルブ７を開放する。
【０００６】続いて投薬ノズル４は収納容器６から薬液
を容器の圧力により霧状にして家畜の顔面、特に、鼻腔
内へ噴出する。この結果、家畜は飲水過程で常に投薬を
受けることになる。
を容器の圧力により霧状にして家畜の顔面、特に、鼻腔
内へ噴出する。この結果、家畜は飲水過程で常に投薬を
受けることになる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、この実
公平3-42907 号公報の家畜用の給水投薬装置は、家畜の
要求動作にもとづいて、給水が行われることに着目し、
飲水動作をセンサーによって検出させ、制御器を一定の
時間または飲水中に作動させることにより、投薬ノズル
からワクチン等の薬液を家畜の頭部、特に、鼻腔に向け
て自動的に噴霧投与するものである。
公平3-42907 号公報の家畜用の給水投薬装置は、家畜の
要求動作にもとづいて、給水が行われることに着目し、
飲水動作をセンサーによって検出させ、制御器を一定の
時間または飲水中に作動させることにより、投薬ノズル
からワクチン等の薬液を家畜の頭部、特に、鼻腔に向け
て自動的に噴霧投与するものである。
【０００８】このセンサー２は図からも知検できるよう
に、給水器１とは別体のものとして並べて設けられるも
のであり、確かに給水器１での家畜の水のみ状態で作動
するが、かかる水のみ以外の動作でも家畜がこれに近接
したりすると作動してしまう。その結果、誤動作を頻繁
に生じ易いものである。
に、給水器１とは別体のものとして並べて設けられるも
のであり、確かに給水器１での家畜の水のみ状態で作動
するが、かかる水のみ以外の動作でも家畜がこれに近接
したりすると作動してしまう。その結果、誤動作を頻繁
に生じ易いものである。
【０００９】これを解消するため、給水器１自体にセン
サー２に代わるスイッチを設け、家畜が水を要求し、給
水器１を噛むとこのスイッチが入るようにすることも考
えられる。これによれば、確実に家畜の水のみ動作のみ
で、噴霧投薬が行われる。
サー２に代わるスイッチを設け、家畜が水を要求し、給
水器１を噛むとこのスイッチが入るようにすることも考
えられる。これによれば、確実に家畜の水のみ動作のみ
で、噴霧投薬が行われる。
【００１０】しかし、給水器１のごとき水気の多い場所
に電気的なスイッチを設けることは、感電その他で非常
に危険である。
に電気的なスイッチを設けることは、感電その他で非常
に危険である。
【００１１】また、家畜の口への給水器と鼻腔内への薬
液の噴霧投薬ノズルを並べることは、飲水中に薬液が家
畜の口に入り、これが消毒液等であると非常に家畜にと
って危険な状態を招く。
液の噴霧投薬ノズルを並べることは、飲水中に薬液が家
畜の口に入り、これが消毒液等であると非常に家畜にと
って危険な状態を招く。
【００１２】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、家畜の水飲み動作とは切り離して独自に家畜の口の
回りや、鼻腔内へ噴霧でき、しかもその動作を誤動作な
く確実かつ安全に行え、装置の構造も簡単かつ安価であ
り、さらに、薬液を混入しない水のみの噴霧も可能で、
汎用性に富む家畜用の噴霧投薬装置を提供することにあ
る。
し、家畜の水飲み動作とは切り離して独自に家畜の口の
回りや、鼻腔内へ噴霧でき、しかもその動作を誤動作な
く確実かつ安全に行え、装置の構造も簡単かつ安価であ
り、さらに、薬液を混入しない水のみの噴霧も可能で、
汎用性に富む家畜用の噴霧投薬装置を提供することにあ
る。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、水道等の水圧のある給水源からの配管の先端
に家畜の鼻部への噴霧ノズルを設け、この配管途中に電
磁弁を配設し、また該電磁弁と噴霧ノズル間に、薬液容
器を分岐配管を介して配管に合流させ、この分岐配管中
にポンプ、バルブ等の流量制御手段を設け、この流量制
御手段を制御器の出力で操作する薬液混入手段を設け、
家畜の条件反射や要求行動などで作動するスイッチを前
記噴霧ノズルに並べて設けるとともに、このスイッチの
出力を受けて電磁弁を開閉制御する制御器を備えたこ
と、もしくは前記薬液混入手段は、配管途中に固形薬剤
投入タンクを設けたことを要旨とするものである。
するため、水道等の水圧のある給水源からの配管の先端
に家畜の鼻部への噴霧ノズルを設け、この配管途中に電
磁弁を配設し、また該電磁弁と噴霧ノズル間に、薬液容
器を分岐配管を介して配管に合流させ、この分岐配管中
にポンプ、バルブ等の流量制御手段を設け、この流量制
御手段を制御器の出力で操作する薬液混入手段を設け、
家畜の条件反射や要求行動などで作動するスイッチを前
記噴霧ノズルに並べて設けるとともに、このスイッチの
出力を受けて電磁弁を開閉制御する制御器を備えたこ
と、もしくは前記薬液混入手段は、配管途中に固形薬剤
投入タンクを設けたことを要旨とするものである。
【００１４】
【作用】請求項１および請求項２記載の本発明によれ
ば、噴霧ノズルに並べて設けるスイッチを家畜が鼻で遊
ぶことや口でくわえることにより、このスイッチが入
り、制御器を介して電磁弁が開かれ配管の先端の噴霧ノ
ズルから水道水が家畜の口の回りや、鼻腔内へ噴霧され
る。同時にポンプ等が作動して薬液容器からの薬液が分
岐配管を介して配管内に混入し、前記噴霧ノズルから噴
霧される水は薬液を含むものとなり、投薬を行える。
ば、噴霧ノズルに並べて設けるスイッチを家畜が鼻で遊
ぶことや口でくわえることにより、このスイッチが入
り、制御器を介して電磁弁が開かれ配管の先端の噴霧ノ
ズルから水道水が家畜の口の回りや、鼻腔内へ噴霧され
る。同時にポンプ等が作動して薬液容器からの薬液が分
岐配管を介して配管内に混入し、前記噴霧ノズルから噴
霧される水は薬液を含むものとなり、投薬を行える。
【００１５】また、薬液を混入せずに水のみを噴霧して
口や鼻の病源菌を洗い流すこともでき、電磁弁を閉じた
ままで、分岐配管側のポンプのみの駆動で水を混ぜない
薬液のみを噴霧することもできる。
口や鼻の病源菌を洗い流すこともでき、電磁弁を閉じた
ままで、分岐配管側のポンプのみの駆動で水を混ぜない
薬液のみを噴霧することもできる。
【００１６】請求項３記載の本発明によれば、噴霧ノズ
ルに並べて設けるスイッチを家畜が鼻で遊ぶことや口で
くわえることにより、このスイッチが入り、制御器を介
して電磁弁が開かれ配管の先端の噴霧ノズルから水道水
が家畜の口の回りや、鼻腔内へ噴霧されるが、この水道
水は固形薬剤投入タンクを通過する際にここに投入され
た固形薬剤が混入して薬液を含むものとなり、投薬を行
える。
ルに並べて設けるスイッチを家畜が鼻で遊ぶことや口で
くわえることにより、このスイッチが入り、制御器を介
して電磁弁が開かれ配管の先端の噴霧ノズルから水道水
が家畜の口の回りや、鼻腔内へ噴霧されるが、この水道
水は固形薬剤投入タンクを通過する際にここに投入され
た固形薬剤が混入して薬液を含むものとなり、投薬を行
える。
【００１７】さらに、薬液を混入せずに水のみを噴霧し
て口や鼻の病源菌を洗い流す場合は、固形薬剤投入タン
ク内に固形薬剤を投入しないでおけばよい。
て口や鼻の病源菌を洗い流す場合は、固形薬剤投入タン
ク内に固形薬剤を投入しないでおけばよい。
【００１８】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図１は本発明の家畜用の噴霧投薬装置の第１
実施例を示す縦断側面図、図２は同上正面図である。
説明する。図１は本発明の家畜用の噴霧投薬装置の第１
実施例を示す縦断側面図、図２は同上正面図である。
【００１９】図中８は水道等の水圧のある給水源９から
の配管で、畜舎内の適当な位置、場所、高さの取付台10
に設けた家畜の鼻部への噴霧ノズル11をこの配管８の先
端に接続する。この噴霧ノズル11は単独でもよいが、図
２に示すようにこの噴霧ノズル11は横並びに適宜間隔で
多数設けたものであり、さらに、扇形に霧を噴出できる
ようにスリット状の開口を備えたものとすることが望ま
しい。なお、これら複数の噴霧ノズル11は一本の配管８
からのヘッダ管で相互に連結することができる。
の配管で、畜舎内の適当な位置、場所、高さの取付台10
に設けた家畜の鼻部への噴霧ノズル11をこの配管８の先
端に接続する。この噴霧ノズル11は単独でもよいが、図
２に示すようにこの噴霧ノズル11は横並びに適宜間隔で
多数設けたものであり、さらに、扇形に霧を噴出できる
ようにスリット状の開口を備えたものとすることが望ま
しい。なお、これら複数の噴霧ノズル11は一本の配管８
からのヘッダ管で相互に連結することができる。
【００２０】該配管８の途中には電磁弁12を配設し、ま
た該電磁弁12と噴霧ノズル11との間に配管８への薬液混
入手段を設ける。本実施例では、この薬液混入手段は、
薬液容器13を分岐配管14を介してこの配管８に合流さ
せ、さらに、この分岐配管14の途中に流量制御手段とし
てのギヤポンプ15、薬液バルブ16を設けて構成した。
た該電磁弁12と噴霧ノズル11との間に配管８への薬液混
入手段を設ける。本実施例では、この薬液混入手段は、
薬液容器13を分岐配管14を介してこの配管８に合流さ
せ、さらに、この分岐配管14の途中に流量制御手段とし
てのギヤポンプ15、薬液バルブ16を設けて構成した。
【００２１】一方、前記取付台10には、家畜の条件反射
や要求行動などで作動するスイッチ17を前記噴霧ノズル
11に近接させて並べて設けた。複数の噴霧ノズル11には
各々対となるスイッチ17が設けられる。このスイッチ17
の具体例としては、家畜が噛んだり、鼻等で触ると作動
するもので、乳首に類似した形状のもの、もしくは家畜
が好む色に着色したもの、食べ物に類似した形状のもの
等が考えられる。
や要求行動などで作動するスイッチ17を前記噴霧ノズル
11に近接させて並べて設けた。複数の噴霧ノズル11には
各々対となるスイッチ17が設けられる。このスイッチ17
の具体例としては、家畜が噛んだり、鼻等で触ると作動
するもので、乳首に類似した形状のもの、もしくは家畜
が好む色に着色したもの、食べ物に類似した形状のもの
等が考えられる。
【００２２】さらに、何回かこのスイッチ17を使用して
後述のように噴霧ノズル11から噴霧をすれば、家畜は気
持ちがよいのでそれを覚え、条件反射的に動かすことが
予想される。その場合は、スイッチ17の形状や色等は特
に定める必要はない。
後述のように噴霧ノズル11から噴霧をすれば、家畜は気
持ちがよいのでそれを覚え、条件反射的に動かすことが
予想される。その場合は、スイッチ17の形状や色等は特
に定める必要はない。
【００２３】図中18はマイコン等による制御器である
が、前記スイッチ17、電磁弁12、ギヤポンプ15をこの制
御器18に接続し、該制御器18はスイッチ17の出力を受け
て電磁弁12を開閉制御し、また、別途制御器18に接続す
る操作スイッチ（図示せず）などの出力でギヤポンプ15
の駆動を制御するようにした。
が、前記スイッチ17、電磁弁12、ギヤポンプ15をこの制
御器18に接続し、該制御器18はスイッチ17の出力を受け
て電磁弁12を開閉制御し、また、別途制御器18に接続す
る操作スイッチ（図示せず）などの出力でギヤポンプ15
の駆動を制御するようにした。
【００２４】次に、使用法および動作について説明す
る。家畜がスイッチ17に触れるとこのスイッチ17が入
り、制御器18に入力する。制御器18ではこの入力を受け
て一定時間電磁弁12に出力し、該電磁弁12を開く。ま
た、ギヤポンプ15を駆動させる。
る。家畜がスイッチ17に触れるとこのスイッチ17が入
り、制御器18に入力する。制御器18ではこの入力を受け
て一定時間電磁弁12に出力し、該電磁弁12を開く。ま
た、ギヤポンプ15を駆動させる。
【００２５】このようにして、水道水の圧のある水が配
管８を流れ、その途中でギヤポンプ15で送られる薬液容
器13からの薬液がこの水道水に混入して噴霧ノズル11か
ら噴霧され、家畜の顔面、特に、鼻腔内へ噴出する。こ
の結果、家畜は投薬を受けることになる。
管８を流れ、その途中でギヤポンプ15で送られる薬液容
器13からの薬液がこの水道水に混入して噴霧ノズル11か
ら噴霧され、家畜の顔面、特に、鼻腔内へ噴出する。こ
の結果、家畜は投薬を受けることになる。
【００２６】この場合の薬液の量は薬液バルブ16により
調整されるが、この薬液バルブ16も制御器18で制御する
ことができる。
調整されるが、この薬液バルブ16も制御器18で制御する
ことができる。
【００２７】一方、電磁弁12を閉じたままで、ギヤポン
プ15のみを駆動させれば、水道水なしに薬液容器13の薬
液をそのまま噴霧することもできる。
プ15のみを駆動させれば、水道水なしに薬液容器13の薬
液をそのまま噴霧することもできる。
【００２８】さらに、ギヤポンプ15を停止したまま、も
しくは薬液バルブ16を最大に絞ったままで、電磁弁12の
みを開けば、薬液が混入しない水道水のみが噴霧ノズル
11から噴霧され、口や鼻の病原菌を洗い流すこともでき
る。
しくは薬液バルブ16を最大に絞ったままで、電磁弁12の
みを開けば、薬液が混入しない水道水のみが噴霧ノズル
11から噴霧され、口や鼻の病原菌を洗い流すこともでき
る。
【００２９】図３は本発明の第２実施例を示すもので、
薬液混入手段としては、配管８の途中に固形薬剤投入タ
ンク19を設けた。この固形薬剤投入タンク19は外部から
固形薬剤20を設置できるものである。その他の構成は前
記第１実施例と同様である。
薬液混入手段としては、配管８の途中に固形薬剤投入タ
ンク19を設けた。この固形薬剤投入タンク19は外部から
固形薬剤20を設置できるものである。その他の構成は前
記第１実施例と同様である。
【００３０】本実施例の場合も、スイッチ17を家畜が鼻
で遊ぶことや口でくわえることにより、このスイッチ17
が入り、制御器18を介して電磁弁12が開かれ配管８の先
端の噴霧ノズル11から水道水が家畜の口の回りや、鼻腔
内へ噴霧されるが、この水道水は固形薬剤投入タンク19
を通過する際にここに投入された固形薬剤20が水に溶け
て混入して薬液を含むものとなり、投薬を行える。
で遊ぶことや口でくわえることにより、このスイッチ17
が入り、制御器18を介して電磁弁12が開かれ配管８の先
端の噴霧ノズル11から水道水が家畜の口の回りや、鼻腔
内へ噴霧されるが、この水道水は固形薬剤投入タンク19
を通過する際にここに投入された固形薬剤20が水に溶け
て混入して薬液を含むものとなり、投薬を行える。
【００３１】さらに、薬液を混入せずに水のみを噴霧し
て口や鼻の病源菌を洗い流す場合は、固形薬剤投入タン
ク19内に固形薬剤20を投入しないでおけばよい。
て口や鼻の病源菌を洗い流す場合は、固形薬剤投入タン
ク19内に固形薬剤20を投入しないでおけばよい。
【００３２】
【発明の効果】以上述べたように本発明の家畜用の噴霧
投薬装置は、薬液を自動的に投与するため、畜舎内の衛
生管理や畜体の健康管理に役立ち、省力化が実現できる
ものである。
投薬装置は、薬液を自動的に投与するため、畜舎内の衛
生管理や畜体の健康管理に役立ち、省力化が実現できる
ものである。
【００３３】また、家畜の水飲み動作とは切り離して独
自に家畜の口の回りや、鼻腔内へ噴霧でき、しかもその
動作を誤動作なく確実かつ安全に行える。
自に家畜の口の回りや、鼻腔内へ噴霧でき、しかもその
動作を誤動作なく確実かつ安全に行える。
【００３４】さらに、水飲み装置とは別個なので、装置
の構造も簡単かつ安価であり、これに加えて薬液を混入
しない水のみの噴霧も可能で、汎用性に富むものであ
る。
の構造も簡単かつ安価であり、これに加えて薬液を混入
しない水のみの噴霧も可能で、汎用性に富むものであ
る。
【図１】本発明の家畜用の噴霧投薬装置の第１実施例を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図２】本発明の家畜用の噴霧投薬装置の第１実施例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図３】本発明の家畜用の噴霧投薬装置の第２実施例を
示す縦断側面図である。
示す縦断側面図である。
【図４】従来例を示す縦断側面図である。
１…給水器 ２…センサー ３…制御器 ４…投薬ノズル ５…パイプ ６…薬液収納容器 ７…電磁バルブ ８…配管 ９…給水源 10…取付台 11…噴霧ノズル 12…電磁弁 13…薬液容器 14…分岐配管 15…ギヤポンプ 16…薬液バルブ 17…スイッチ 18…制御器 19…固形薬剤投入タンク 20…固形薬剤
Claims (3)
- 【請求項１】 水道等の水圧のある給水源からの配管の
先端に家畜の鼻部への噴霧ノズルを設け、この配管途中
に電磁弁を配設し、また該電磁弁と噴霧ノズル間に配管
への薬液混入手段を設け、家畜の条件反射や要求行動な
どで作動するスイッチを前記噴霧ノズルに並べて設ける
とともに、このスイッチの出力を受けて電磁弁を開閉制
御する制御器を備えたことを特徴とする家畜用の噴霧投
薬装置。 - 【請求項２】 薬液混入手段は、薬液容器を分岐配管を
介して配管に合流させ、この分岐配管中にポンプ、バル
ブ等の流量制御手段を設け、この流量制御手段を制御器
の出力で操作する請求項１記載の家畜用の噴霧投薬装
置。 - 【請求項３】 薬液混入手段は、配管途中に固形薬剤投
入タンクを設けた請求項１記載の家畜用の噴霧投薬装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8778992A JPH05253257A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 家畜用の噴霧投薬装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8778992A JPH05253257A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 家畜用の噴霧投薬装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05253257A true JPH05253257A (ja) | 1993-10-05 |
Family
ID=13924753
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8778992A Pending JPH05253257A (ja) | 1992-03-11 | 1992-03-11 | 家畜用の噴霧投薬装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05253257A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018533447A (ja) * | 2015-11-13 | 2018-11-15 | アプライド ライフサイエンシズ アンド システムズ エルエルシー | 動物に薬物を送達するための自動システム及び方法 |
| CN108904095A (zh) * | 2018-06-01 | 2018-11-30 | 李辉云 | 一种畜牧兽医专用连续灌药器 |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP8778992A patent/JPH05253257A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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