JPH0524957U - 燃料噴射装置 - Google Patents

燃料噴射装置

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JPH0524957U
JPH0524957U JP7274491U JP7274491U JPH0524957U JP H0524957 U JPH0524957 U JP H0524957U JP 7274491 U JP7274491 U JP 7274491U JP 7274491 U JP7274491 U JP 7274491U JP H0524957 U JPH0524957 U JP H0524957U
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JP
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fuel
pressure
regulator
fuel pressure
chamber
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JP7274491U
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真樹 花里
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Mikuni Corp
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Mikuni Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧力バランス型燃料噴射装置に一定流量制御
弁を配置し、燃圧レギュレータへの燃料供給量を一定に
し、高精度の制御燃圧を得る。 【構成】 先行技術の圧力バランス型燃料噴射装置にお
ける第1燃圧レギュレータ2と第2燃圧レギュレータ6
を接続する燃料通路7aに、一定流量制御弁27を配置
した。一定流量制御弁27は第2燃圧レギュレータ6へ
の燃料流量を一定にする。レギュレータのP−Q特性や
ヒステリシスの影響を軽減し、特に、加速等によるイン
テークマニホールド圧力の急変時において、レギュレー
タの燃圧(制御圧)の安定性がよくなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、インテークマニホールド圧力とエンジン回転数に応じて、燃料噴射 量を制御するようにした圧力バランス型の燃料噴射装置に係り、特に燃圧レギュ レータへの燃料供給量が一定となり、高精度の燃圧を得ることができる一定流量 制御弁を有する圧力バランス型の燃料噴射装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の燃料噴射装置の一例としては、本出願人が特願平2−77286号で 提案したものがある。この装置について図3により説明すると、1は燃料ポンプ 、2はインテークマニホールド圧力Pm を燃圧P1 に変換するロード・コントロ ール・レギュレータ(第1燃圧レギュレータ)であり、インテークマニホールド 圧力Pm が印加される負圧室3と燃料ポンプ1から燃料が供給される第1燃料室 4とが、スプリング5aで第1燃料室4方向へ弾圧されるダイアフラム5によっ て仕切られ、また、第1燃料室4には燃料リターン用の出口4aが設けられ、ダ イアフラム5と一体的なリークバルブ5bにより開閉制御される。6は燃料通路 7,7aを介してロード・コントロール・レギュレータ(第1燃圧レギュレータ )2と接続されているベース・レギュレータ(第2燃圧レギュレータ)であり、 大気圧P0 が印加される大気圧室8と、第1燃料室4より流入する燃料の燃圧を 定圧P2 (<P1 )に制御設定し、かつ、燃料をリターンさせる第2燃料室9と が、スプリング10aで第2燃料室9方向へ弾圧されるダイアフラム10によっ て仕切られている。第2燃料室9には燃料リターン用の出口9aが設けられ、ダ イアフラム10と一体的なリークバルブ10bにより開閉制御される。11は燃 料通路7aに設けられたリードジェットである。
【0003】 12,13は燃料通路7に配設されていて、燃料通路7の開口面積をエンジン 回転数に応じてそれぞれ制御する第1ソレノイドバルブ、第2ソレノイドバルブ であり、図示してない電子制御ユニットから、同一のパルス信号が入力されると 、このパルス信号がHIGHの時に第1ソレノイドバルブ12が閉、第2ソレノ イドバルブ13が開となり、また、LOWの時には第1ソレノイドバルブ12が 開、第2ソレノイドバルブ13が閉となり、互いに逆に開閉作動せしめられる。 そして、図4で示すようにエンジン回転数に応じて、第1ソレノイドバルブ12 ,第2ソレノイドバルブ13のデューティ比(パルス信号の周波数)が決定され て、両ソレノイドバルブ12,13間の燃料通路7の燃圧が、インテークマニホ ールド圧力Pm とエンジン回転数とに応じた燃圧P3 として取り出されることに なる。
【0004】 14はこの燃圧P3 を調整燃圧P4 (<P3 )に変換するコントロール・レギ ュレータ(第3燃圧レギュレータ)であり、上述の燃圧P3 が印加される第1燃 圧室15と、一定のリターン流量が導入され、かつ、燃圧P3 に応じた調整燃圧 P4 に制御される第2燃圧室16とが、ダイアフラム17によって仕切られてお り、第2燃圧室16には燃料を燃料供給源へリターンさせる出口16aと、ダイ アフラム17を第1燃圧室15方向へ弾圧するスプリング17aが配設されてい る。このため、燃圧P3 に対する調整燃圧P4 の変化割合を低減化することがで きる。リターン出口16aは、ダイアフラム17と一体的なリークバルブ17b により開閉制御される。18はロード・コントロール・レギュレータ(第1燃圧 レギュレータ)2の第1燃料室4と後述する燃料噴射弁を接続する燃料通路であ る。
【0005】 20は各気筒ごとに配置されていて、インテークマニホールドへの燃料噴射量 が制御される燃料噴射弁、21はロード・コントロール・レギュレータ(第1燃 圧レギュレータ)2の第1燃料室4から燃料噴射弁20への燃料流量Q1 を計量 する計量ジェットである。燃料噴射弁20において、22は計量ジェット21か ら燃料流量Q1 が供給されていて、インテークマニホールドへの噴射流量Q2 を 噴射させ得る吐出口22aを備えた上流室、23はコントロール・レギュレータ (第3燃圧レギュレータ)14の第2燃圧室16と連通して一定流量Q3 を送り 出すとともに、調整燃圧P4 が印加される下流室、24は上流室22と下流室2 3とを仕切るダイアフラム、25は上流室22と下流室23を連通する差圧ジェ ット、26はダイアフラム24に連動して吐出口22aを開閉制御するバルブ、 24aはダイアフラム24をバルブ26の閉弁方向へ弾圧するスプリングであり 、上流室22の燃圧P5 は調整燃圧P4 とスプリング24aの荷重の和とバラン スするように制御される。そのため、差圧(P5 −P4 )、すなわち、差圧ジェ ット25の圧力損失は一定に制御され、燃料流量Q1 は噴射流量Q2 と一定の燃 料リターン流量Q3 との和に等しい。
【0006】 上述した燃料噴射装置は、次のように作動する。エンジン作動時にインテーク マニホールド圧力Pm が燃圧P1 に変換され、これが燃料通路7へ送り込まれる と、第1及び第2ソレノイドバルブ12,13は、図4に示すようにエンジン回 転数に応じてデューティ比が決まり、開閉制御される。このため、両ソレノイド バルブ12,13間で発生する燃圧P3 は、エンジン回転数に関係なくインテー クマニホールド圧力が高いと小さくなる。しかし、インテークマニホールド圧力 が大気圧に接近してくると、この燃圧P3 は大きくなる。
【0007】 ところで、エンジンの要求燃料量は、エンジン回転数とインテークマニホール ドの空気密度との積に比例するが、空気密度は圧力、すなわち、圧力差(P1 − P2 )に置き換えできる。そこで、エンジン回転数に応じて燃圧P1 のコントロ ール・レギュレータ(第3燃圧レギュレータ)14への印加数(第1及び第2ソ レノイドバルブ12,13を作動させるパルス信号の周波数)を調整し、得られ た燃圧P3 をコントロール・レギュレータ(第3燃圧レギュレータ)14におい て、要求燃料量に応じた調整燃圧P4 に変換する。この調整燃圧P4 は、インテ ークマニホールド圧力の増減に応じて増減し、その変化率はエンジン回転数の増 減に対しては一定である。そして、燃料噴射弁20において、下流室23の燃圧 P4 の増減に応じて上流室22の燃圧P5 が変化する。一方、計量ジェット21 を通過する燃料流量Q1 は前後差圧(P1 −P5 )によって決定されるから、調 整燃圧P4 の増減に従って燃料流量Q1 は減少及び増大するが、差圧ジェット2 5の流量はQ3 で一定であるので、燃料噴射量Q2 (=Q1 −Q3 )は調整燃圧 P4 に応じて変化することになる。したがって、燃料噴射量Q2 は上述の要求燃 料量と一致することになる。
【0008】 なお、計量ジェット21の燃料流量Q1 は、その前後差圧(P1 −P5 )の平 方根に比例して変化するが、燃料流量Q1 として、リターンされる一定流量Q3 を燃料噴射量Q2 にあらかじめ付加しておけば、燃料噴射量Q2 が差圧(P1 − P5 )に対して直線的に変化する部分を取り出せる。そのため、計量ジェット2 1の燃料流量Q1 と前後差圧(P1 −P5 )に関し、自動車用として十分なダイ ナミックレンジを得ることができる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述の燃料噴射装置においては、ベース・レギュレータ(第2燃圧 レギュレータ)6への燃料供給は、インテークマニホールド圧力Pm が負圧室3 に印加されるロード・コントロール・レギュレータ(第1燃圧レギュレータ)2 から、リードジェット11を介してなされる。そのため、リードジェット11を 通過するベース・レギュレータ(第2燃圧レギュレータ)6への燃料流量QL は 、リードジェット11の前後差圧(P1 −P2 )と、ジェット内径によって決定 される。しかし、ロード・コントロール・レギュレータ(第1燃圧レギュレータ )2の第1燃料室における燃圧P1 は、インテークマニホールド圧力Pm に応じ て変化するので、燃料流量QL は、図5のような特性曲線で示される。
【0010】 この燃料流量QL の変化は、ベース・レギュレータ(第2燃圧レギュレータ) 6において、リークバルブ10bのリフトの変化をもたらし、スプリング10a の荷重及びダイアフラム10の有効面積にも変化を生じ、最終的には第2燃料室 9における燃圧(ベース・レギュレータ6における制御圧)P2 にも変化が起き る。図6は、このようなベース・レギュレータ(第2燃圧レギュレータ)6にお ける燃圧(制御圧)P2 と燃料流量QL の定性的な関係を示している。
【0011】 また、燃料ポンプ1の能力は有限であるから、ベース・レギュレータ(第2燃 圧レギュレータ)6への燃料流量は、できるだけ少流量に抑制するのが望ましい 。少流量でも安定した燃圧(制御圧)P2 を得るには、リークバルブ10bのシ ート径は小さくし、リフトは大きくする必要がある。しかし、シート径を小さく すると、燃料流量QL の変化に対する燃圧(制御圧)P2 の変化が更に大きくな り、しかも、燃圧(制御圧)P2 −燃料流量QL 曲線おけるヒステリシスも、図 7に示すように大きくなって、燃圧(制御圧)P2 が不安定となり、燃料噴射量 Q2 の変動から空燃比の変動を生じてしまう。
【0012】 本考案は、この種の燃料噴射装置がかかえる上述の課題に鑑みて、燃圧レギュ レータへの燃料供給量が一定になるように制御する一定流量制御弁を配置した燃 料噴射装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本考案による燃料噴射装置は、インテークマニホールド圧力に応じた燃圧を発 生させるロード・コントロール・レギュレータ(第1燃圧レギュレータ)と一定 燃圧を発生させるベース・レギュレータ(第2燃圧レギュレータ)とを接続する 燃料通路と、該燃料通路内でインテークマニホールド圧力及びエンジン回転数に 応じた燃圧を発生させる二つの開口面積設定手段と、該インテークマニホールド 圧力及びエンジン回転数に応じた燃圧が印加される第1燃圧室と該第1燃圧室の 燃圧が調整燃圧に変換され且つ燃料をリターンさせる出口を有する第2燃圧室と がダイアフラムで仕切られたコントロール・レギュレータ(第3燃圧レギュレー タ)と、該調整燃圧に応じて燃料噴射量が制御される燃料噴射弁とが備えられた 燃料噴射装置において、 上流室と下流室とを仕切るダイアフラムと、該両室を連通するリードジェット と、該ダイアフラムに連動して開閉するバルブと、該ダイアフラムを該上流室方 向へ弾圧するスプリングとより成る一定流量制御弁が、前記ロード・コントロー ル・レギュレータ(第1燃圧レギュレータ)と一定燃圧を発生させるベース・レ ギュレータ(第2燃圧レギュレータ)とを接続する燃料通路に備えられたことを 特徴としたものである。
【0014】
【作用】
上流室と下流室とを仕切るダイアフラムと、該両室を連通するリードジェット と、該ダイアフラムに連動して開閉するバルブと、該ダイアフラムを該上流室方 向へ弾圧するスプリングとより成る一定流量制御弁において、該上流室の燃圧は 、該下流室の燃圧と該スプリングの荷重の和とバランスするように制御される。 そのため、該上流室の燃圧と該下流室の燃圧の差圧、すなわち、該両室を連通す る該リードジェットの圧力損失は一定に制御され、該リードジェットを通過する 燃料流量も一定となる。
【0015】
【実施例】
図1は、1気筒の場合における本考案の第1の実施例を示す。図3により説明 した先行技術に係る部分は、同一符号を用いており、再述しない。27はロード ・コントロール・レギュレータ(第1燃圧レギュレータ)2とベース・レギュレ ータ(第2燃圧レギュレータ)6とを接続する燃料通路7aに配置された一定流 量制御弁である。一定流量制御弁27では、上流室28と下流室29がダイアフ ラム30によって仕切られ、上流室28側には弁棒31を介してダイアフラム3 0と連動するバルブ32があり、ロード・コントロール・レギュレータ(第1燃 圧レギュレータ)2からの燃料の流入を制御する。33はダイアフラム30を上 流室28方向へ弾圧するスプリング、34は上流室28と下流室29を連通する リードジェットである。18′は燃料噴射弁20の上流の計量ジェット21を介 してロード・コントロール・レギュレータ(第1燃圧レギュレータ)2の第1燃 料室4と燃料噴射弁20を接続する燃料通路である。なお、バルブ32の開弁率 は、上流室28方向へのダイアフラム30の変位が大きいほど増大する。
【0016】 上述のように構成された本実施例で、一定流量制御弁27における下流室29 には、ベース・レギュレータ(第2燃圧レギュレータ)6の第2燃料室9の燃圧 P2 が印加される。上流室28の燃圧はバルブ32の開弁率、燃圧P2 及びスプ リング33の荷重で決定する一定燃圧PC に制御される。この場合、P1 >PC >P2 である。そのため、差圧(PC −P2 )は一定になり、したがって、リー ドジェット34の圧力損失は一定に制御され、リードジェット34を通過して、 ロード・コントロール・レギュレータ(第1燃圧レギュレータ)2からベース・ レギュレータ(第2燃圧レギュレータ)6への燃料流量QC は、燃圧P1 が変化 しても常に一定である。このようにして、インテークマニホールド圧力Pm に従 って燃圧P1 が変化しても、ベース・レギュレータ(第2燃圧レギュレータ)6 の燃圧(制御圧)P2 は一定に維持される。
【0017】 図2は、1気筒の場合にあける本考案の第2の実施例を示す。図3により説明 した先行技術に係る部分は、同一符号を用いており、再述しない。35はロード ・コントロール・レギュレータ(第1燃圧レギュレータ)2とベース・レギュレ ータ(第2燃圧レギュレータ)6とを接続する燃料通路7aに配置した一定流量 制御弁である。一定流量制御弁35へは燃料通路7a,リードジェット38を介 して燃料流量QF で燃料が供給され、その一部を燃料供給源へリターンさせる出 口36aを備えた上流室36とベース・レギュレータ(第2燃圧レギュレータ) 6の燃圧(制御圧)P2 が印加される下流室37とが、ダイアフラム39によっ て仕切られている。40は上流室36と下流室37を連通するリードジェット、 39aはダイアフラム39を上流室36方向へ弾圧するスプリング、39bはダ イアフラム39と一体的なリークバルブであり、燃料を燃料供給源へリターンさ せる出口36aを開閉制御する。18′は燃料噴射弁20の上流の計量ジェット 21を介してロード・コントロール・レギュレータ(第1燃圧レギュレータ)2 の第1燃料室4と燃料噴射弁20を接続する燃料通路である。
【0018】 上述のように構成された本実施例で、一定流量制御弁35における下流室37 には、ベース・レギュレータ(第2燃圧レギュレータ)6の第2燃料室9の燃圧 P2 が印加される。そうして、上流室36の燃圧は、リークバルブ39bの開弁 率、燃圧P2 及びスプリング39aの荷重で決定する一定燃圧PC に制御される 。この場合、P1 >PC >P2 である。そのため、差圧(PC −P2 )は一定に 制御され、燃料はリードジェット38の内径と差圧(P1 −PC )で決定される 流量QF で上流室36に流入し、リードジェット40にはその内径と一定差圧( PC −P2 )で決定される一定流量QC が通過し、ベース・レギュレータ(第2 燃圧レギュレータ)6へ供給される。(QF −QC )に相当する燃料は、リター ン出口36aから燃料供給源へリターンする。なお、つねにQF >QC となるよ うに、リードジェット38は選定されなければいけない。このようにして、イン テークマニホールド圧力Pm に従って燃圧P1 が変化しても、ベース・レギュレ ータ(第2燃圧レギュレータ)6の燃圧(制御圧)P2 は一定に維持される。
【0019】 なお、第1及び第2ソレノイドバルブ12,13はそれぞれ開口面積設定手段 を構成するが、この開口面積設定手段はソレノイドバルブに限定されることなく 、ステッピングモータ等を用いて電気的に開口面積を増減調整するようにしても よい。あるいは、二つの開口面積設定手段のうち、いずれか一方をジェットとし て構成してもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、圧力バランス型燃料噴射装置に燃圧レギュレー タへの燃料供給量を一定に制御する一定流量制御弁を配備したもので、次のよう な効果がある。 (a)ベース・レギュレータ(第2燃圧レギュレータ)6への燃料供給量を一定 にすることができ、その結果、ベース・レギュレータ(第2燃圧レギュレータ) 6の燃圧(制御圧)変動がなくなる。 (b)レギュレータが有する制御圧−流量特性(P−Q特性)やヒステリシスの 影響を軽減することが可能である。 (c)その結果、特に、加速等のインテークマニホールド圧力の急変時における 燃圧(制御圧)の安定性がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による燃料噴射装置の第1実施例の概略
図である。
【図2】本考案による燃料噴射装置の第2実施例の概略
図である。
【図3】先行技術における燃料噴射装置の概略図であ
る。
【図4】エンジン回転数とパルス信号の周期との関係を
示す図である。
【図5】インテークマニホールド圧力Pm とベース・レ
ギュレータへの燃料流量QL との関係を示す図である。
【図6】P2 (ベース・レギュレータ燃圧)−QL の定
性的な関係を示す図である。
【図7】P−Q特性におけるヒステリシスを示す図であ
る。
【符号の説明】
2 ロード・コントロール・レギュレータ(第1燃
圧レギュレータ) 6 ベース・レギュレータ(第2燃圧レギュレー
タ) 7 燃料通路 7a 燃料通路 12 第1ソレノイドバルブ 13 第2ソレノイドバルブ 14 コントロール・レギュレータ(第3燃圧レギュ
レータ) 15 第1燃圧室 16 第2燃圧室 16a リターン出口 20 燃料噴射弁 21 計量ジェット 27 一定流量制御弁 28 上流室 29 下流室 30 ダイアフラム 32 バルブ 33 スプリング 34 リードジェット 35 一定流量制御弁 36 上流室 37 下流室 39 ダイアフラム 39a スプリング 39b リークバルブ 40 リードジェット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インテークマニホールド圧力に応じた燃
    圧を発生させるロード・コントロール・レギュレータ
    (第1燃圧レギュレータ)と一定燃圧を発生させるベー
    ス・レギュレータ(第2燃圧レギュレータ)とを接続す
    る燃料通路と、該燃料通路内でインテークマニホールド
    圧力及びエンジン回転数に応じた燃圧を発生させる二つ
    の開口面積設定手段と、該インテークマニホールド圧力
    及びエンジン回転数に応じた燃圧が印加される第1燃圧
    室と該第1燃圧室の燃圧が調整燃圧に変換され且つ燃料
    をリターンさせる出口を有する第2燃圧室とがダイアフ
    ラムで仕切られたコントロール・レギュレータ(第3燃
    圧レギュレータ)と、該調整燃圧に応じて燃料噴射量が
    制御される燃料噴射弁とが備えられた燃料噴射装置にお
    いて、 上流室と下流室とを仕切るダイアフラムと、該両室を連
    通するリードジェットと、該ダイアフラムに連動して開
    閉するバルブと、該ダイアフラムを該上流室方向へ弾圧
    するスプリングとより成る一定流量制御弁が、前記ロー
    ド・コントロール・レギュレータ(第1燃圧レギュレー
    タ)と一定燃圧を発生させるベース・レギュレータ(第
    2燃圧レギュレータ)とを接続する燃料通路に備えられ
    たことを特徴とする燃料噴射装置。
JP7274491U 1991-09-10 1991-09-10 燃料噴射装置 Pending JPH0524957U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9689451B2 (en) 2010-02-23 2017-06-27 Renton Coil Spring Co. Tension spring mount

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US9689451B2 (en) 2010-02-23 2017-06-27 Renton Coil Spring Co. Tension spring mount
US9970503B2 (en) 2010-02-23 2018-05-15 Renton Coil Spring Company Tension spring mount

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