JPH05248335A - 波力を回転力に変える装置 - Google Patents
波力を回転力に変える装置Info
- Publication number
- JPH05248335A JPH05248335A JP4096119A JP9611992A JPH05248335A JP H05248335 A JPH05248335 A JP H05248335A JP 4096119 A JP4096119 A JP 4096119A JP 9611992 A JP9611992 A JP 9611992A JP H05248335 A JPH05248335 A JP H05248335A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- lever rod
- buoy
- rotational force
- lever
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/30—Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient
Landscapes
- Other Liquid Machine Or Engine Such As Wave Power Use (AREA)
- Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目 的】 現在多く使用されているエネルギー源であ
る石油は有限資源である為、将来枯渇する運命にある。
又使用すれば其の排煙と余熱で環境を汚染する。そうし
た欠点を除き、将来の無限のエネルギー源として波力を
回転力に変える装置を提供する。 【構 成】 根元に立穴（８）を設け、其の中にスプリ
ング（１０）と出入自在のスライドピン（９）を収納し
更に先端に浮（５）を取り付け、それが波でシーソーの
動きを自在にする為のピン（１３）を付け、海岸に向っ
て寄せては返す波の動きに前後する浮（５）を自在にす
る為、テコ棒にピン（１２）を付けたテコ棒（４）を海
中（３）に基礎（２）を造って海岸線にテコ棒（４）が
平行になるよう設置し支点（１１）で固定する。更にテ
コ棒の根元に収納したスライドピン（９）の先端が歯車
の歯に接触する位置に動輪歯車（６）も固定した構成。
る石油は有限資源である為、将来枯渇する運命にある。
又使用すれば其の排煙と余熱で環境を汚染する。そうし
た欠点を除き、将来の無限のエネルギー源として波力を
回転力に変える装置を提供する。 【構 成】 根元に立穴（８）を設け、其の中にスプリ
ング（１０）と出入自在のスライドピン（９）を収納し
更に先端に浮（５）を取り付け、それが波でシーソーの
動きを自在にする為のピン（１３）を付け、海岸に向っ
て寄せては返す波の動きに前後する浮（５）を自在にす
る為、テコ棒にピン（１２）を付けたテコ棒（４）を海
中（３）に基礎（２）を造って海岸線にテコ棒（４）が
平行になるよう設置し支点（１１）で固定する。更にテ
コ棒の根元に収納したスライドピン（９）の先端が歯車
の歯に接触する位置に動輪歯車（６）も固定した構成。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は長いテコ棒の先に浮を
付けて、海に浮かべ一方を、支点で固定して、波の上下
作用をテコ棒から歯車に伝える、波力を回転力に変える
装置に関するものである。
付けて、海に浮かべ一方を、支点で固定して、波の上下
作用をテコ棒から歯車に伝える、波力を回転力に変える
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は浮燈台に利用されているもので、
中に風車を取り付けた円筒を海面に立て、其の周囲を浮
輪で倒れないよう固定して浮かし、波の上下による運動
で円筒内の空気が上下する作用を利用した、風車の回転
装置があった。
中に風車を取り付けた円筒を海面に立て、其の周囲を浮
輪で倒れないよう固定して浮かし、波の上下による運動
で円筒内の空気が上下する作用を利用した、風車の回転
装置があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は次のよう
な欠点があった。波の作用で円筒内の空気を上下させ其
の風力で風車を回転させる方法は、回転力は生み出され
るものの、きわめて弱く大きなエネルギー源とはならず
ほとんどが実用化されていない現状であった。本発明は
これらの欠点を解決する為に考案されたものである。
な欠点があった。波の作用で円筒内の空気を上下させ其
の風力で風車を回転させる方法は、回転力は生み出され
るものの、きわめて弱く大きなエネルギー源とはならず
ほとんどが実用化されていない現状であった。本発明は
これらの欠点を解決する為に考案されたものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】根元に立穴（８）を設
け、其の中にスプリング（１０）と出入自在のスライド
ピン（９）を収納し、更に先端に浮（５）を取り付け、
それが波でシーソーの動きを自在にする為のピン（１
３）を付け、海岸に向って寄せては返す波の動きに前後
する浮（５）を自在にする為、テコ棒の支点（１１）近
くにピン（１２）を付けた長いテコ棒（４）を海中
（３）に基礎（２）を造って海岸線（１）にテコ棒
（４）が平行になるよう設置し支点（１１）で固定す
る。更にテコ棒（４）の根元に収納したスライドピン
（９）の先端が歯車の歯に接触する位置に動輪歯車
（６）も固定する。
け、其の中にスプリング（１０）と出入自在のスライド
ピン（９）を収納し、更に先端に浮（５）を取り付け、
それが波でシーソーの動きを自在にする為のピン（１
３）を付け、海岸に向って寄せては返す波の動きに前後
する浮（５）を自在にする為、テコ棒の支点（１１）近
くにピン（１２）を付けた長いテコ棒（４）を海中
（３）に基礎（２）を造って海岸線（１）にテコ棒
（４）が平行になるよう設置し支点（１１）で固定す
る。更にテコ棒（４）の根元に収納したスライドピン
（９）の先端が歯車の歯に接触する位置に動輪歯車
（６）も固定する。
【０００５】
【作用】海岸に設置して、波力を回転力に変える。
【０００６】
【実施例】本発明の実施例について説明すると、海に浮
ぶ浮（５）自体がシーソーのような動きはピン（１３）
で自在となり、海岸線に打ち寄せる波で前後する浮
（５）の動きはテコ棒（４）のピン（１２）で吸収す
る。又波で浮き沈みの上下運動はテコ棒（４）を押し上
げ又押し下げる。この為テコ棒（４）の根元に収納され
たスライドピン（９）が支点（１１）によってシーソー
の動きとなり、浮（５）と反対の作動をし、浮（５）が
上ると動輪歯車（６）の歯にかかり歯を押し下げる。又
浮（５）が下がるとスライドピン（９）ははね上がり動
輪歯車（６）の歯一枚分スライドして元に戻る。この場
合動輪歯車の歯が鋸歯状の構造でしかもスプリング（１
０）で軽く押し出されたスライドピン（９）の先端が押
し下げる時には鋸歯状の歯車にかかり、上る時には鋸歯
状の背と平行な構造の為、接触していてもスプリング
（１０）を押してスライドし容易に元に戻る。以上のく
り返しを波の動きによって動輪歯車（６）の歯を一枚づ
つ回転力に変えてゆく事が出来る。この為すこぶるゆっ
くりした回転ながら波に浮く浮（５）の大きさを４〜５
トン以上にして、それに準じたテコ棒（４）動輪歯車
（６）を設計、建設すれば、浮力から長いテコ棒（４）
を利用して伝える回転力はきわめて膨大であり、其の遅
い回転を大きな歯車から小さな歯車に伝えて何回もくり
返して高速回転にすればきわめて高出力の回転力が得ら
れる。
ぶ浮（５）自体がシーソーのような動きはピン（１３）
で自在となり、海岸線に打ち寄せる波で前後する浮
（５）の動きはテコ棒（４）のピン（１２）で吸収す
る。又波で浮き沈みの上下運動はテコ棒（４）を押し上
げ又押し下げる。この為テコ棒（４）の根元に収納され
たスライドピン（９）が支点（１１）によってシーソー
の動きとなり、浮（５）と反対の作動をし、浮（５）が
上ると動輪歯車（６）の歯にかかり歯を押し下げる。又
浮（５）が下がるとスライドピン（９）ははね上がり動
輪歯車（６）の歯一枚分スライドして元に戻る。この場
合動輪歯車の歯が鋸歯状の構造でしかもスプリング（１
０）で軽く押し出されたスライドピン（９）の先端が押
し下げる時には鋸歯状の歯車にかかり、上る時には鋸歯
状の背と平行な構造の為、接触していてもスプリング
（１０）を押してスライドし容易に元に戻る。以上のく
り返しを波の動きによって動輪歯車（６）の歯を一枚づ
つ回転力に変えてゆく事が出来る。この為すこぶるゆっ
くりした回転ながら波に浮く浮（５）の大きさを４〜５
トン以上にして、それに準じたテコ棒（４）動輪歯車
（６）を設計、建設すれば、浮力から長いテコ棒（４）
を利用して伝える回転力はきわめて膨大であり、其の遅
い回転を大きな歯車から小さな歯車に伝えて何回もくり
返して高速回転にすればきわめて高出力の回転力が得ら
れる。
【０００７】
【発明の効果】本発明を発電に応用すれは高出力の回転
力から大きな電力が得られ、年々増大する電力需要に大
きな電力を供給する事ができる。しかも我が国は島国で
周囲は海の為、どこの海岸線にでもこの設置が可能であ
る。そして波力は自然のエネルギーである為何んの公害
もなく自然環境を守る事ができる。また本発明を応用し
た波力発電所を建設すれば燃料費はまったくかからず設
備が老朽化する迄、何十年も使用でき経済的効果も計り
知れない。又火力発電の燃料は有限資源の石油であり将
来必ず枯渇するものであり永久的には使用できない。そ
して現在地球的規模の環境問題が論議され火力発電所か
ら吐き出される大量の排煙と余熱も波力発電所がそれに
変って建設されれば大気汚染も減少し環境も著しく改善
できる。又原子力発電所からは放射能汚染の危険性があ
り、それ等の心配からも開放され今後のエネルギー源と
して大いに注目される発明である。
力から大きな電力が得られ、年々増大する電力需要に大
きな電力を供給する事ができる。しかも我が国は島国で
周囲は海の為、どこの海岸線にでもこの設置が可能であ
る。そして波力は自然のエネルギーである為何んの公害
もなく自然環境を守る事ができる。また本発明を応用し
た波力発電所を建設すれば燃料費はまったくかからず設
備が老朽化する迄、何十年も使用でき経済的効果も計り
知れない。又火力発電の燃料は有限資源の石油であり将
来必ず枯渇するものであり永久的には使用できない。そ
して現在地球的規模の環境問題が論議され火力発電所か
ら吐き出される大量の排煙と余熱も波力発電所がそれに
変って建設されれば大気汚染も減少し環境も著しく改善
できる。又原子力発電所からは放射能汚染の危険性があ
り、それ等の心配からも開放され今後のエネルギー源と
して大いに注目される発明である。
【図１】本発明の側面図
【図２】本発明の平面図
１ 海岸 ２ 設置する場所の基礎 ３ 海 ４ テコ棒 ５ 浮 ６ 動輪歯車 ７ 芯棒 ８ テコ棒の立穴 ９ スライドピン １０ スプリング １１ テコ棒の支点 １２ テコ棒のピン １３ 浮のピン
Claims (1)
- 【請求項１】 根本に立穴（８）を設け、其の中にスプ
リング（１０）と出入自在のスライドピン（９）を収納
し、更に先端に浮（５）を取り付けた、長いテコ棒
（４）を、海中（３）に基礎（２）を造って海岸線
（１）に平行になるよう設置し、支点（１１）で固定
し、更にテコ棒（４）の根元に収納したスライドピン
（９）の先端が歯に接触する位置に動輪歯車（６）を固
定した波力を回転力に変える装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4096119A JPH05248335A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 波力を回転力に変える装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4096119A JPH05248335A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 波力を回転力に変える装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05248335A true JPH05248335A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=14156498
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4096119A Pending JPH05248335A (ja) | 1992-03-03 | 1992-03-03 | 波力を回転力に変える装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05248335A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102009022068A1 (de) | 2008-06-06 | 2009-12-10 | Auge, Bernhard | Anordnung zur mittelbaren Umwandlung von Meereswellenenergie in elektrische Energie |
| DE102010024489A1 (de) | 2010-06-21 | 2011-12-22 | Andreas Wulff | Wellenkraftmaschine |
-
1992
- 1992-03-03 JP JP4096119A patent/JPH05248335A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102009022068A1 (de) | 2008-06-06 | 2009-12-10 | Auge, Bernhard | Anordnung zur mittelbaren Umwandlung von Meereswellenenergie in elektrische Energie |
| DE102010024489A1 (de) | 2010-06-21 | 2011-12-22 | Andreas Wulff | Wellenkraftmaschine |
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