JPH05248266A - 燃料噴射弁 - Google Patents
燃料噴射弁Info
- Publication number
- JPH05248266A JPH05248266A JP4684992A JP4684992A JPH05248266A JP H05248266 A JPH05248266 A JP H05248266A JP 4684992 A JP4684992 A JP 4684992A JP 4684992 A JP4684992 A JP 4684992A JP H05248266 A JPH05248266 A JP H05248266A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fuel
- injection valve
- combustor
- fuel injection
- preheating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D11/00—Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space
- F23D11/24—Burners using a direct spraying action of liquid droplets or vaporised liquid into the combustion space by pressurisation of the fuel before a nozzle through which it is sprayed by a substantial pressure reduction into a space
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23D—BURNERS
- F23D2900/00—Special features of, or arrangements for burners using fluid fuels or solid fuels suspended in a carrier gas
- F23D2900/11101—Pulverising gas flow impinging on fuel from pre-filming surface, e.g. lip atomizers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Air Supply (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料噴射弁より噴射される燃料の温度低下を
防いで着火性と燃焼効率を高め、また部品点数を削減す
る。 【構成】 燃料噴射弁10内の燃料通路に燃料を予熱す
る予熱用電熱管2を設けた。
防いで着火性と燃焼効率を高め、また部品点数を削減す
る。 【構成】 燃料噴射弁10内の燃料通路に燃料を予熱す
る予熱用電熱管2を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料の着火性と燃料効
率を高めるようにした燃料噴射弁に関する。
率を高めるようにした燃料噴射弁に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のターボシャフトエンジンを、図2
に示す。圧縮機14とタービン15が直結されており、
タービン15によって圧縮機14及び同圧縮機14に減
速装置13によって接続されたプロペラ12が回転する
ようになっている。圧縮機14とタービン15の間に
は、燃焼器11が設けられ、同燃焼器11内には燃料噴
射弁10が開口している。同燃料噴射弁10によって送
り込まれた燃料が燃焼器11内で燃焼して高温、高圧の
ガスを発生し、このガスがタービン15を回転させて圧
縮機14とプロペラ12を回転させる。プロペラ12の
回転によって吸入空気Aが圧縮機14内へ導入され、更
に圧縮機14の回転によってこれが圧縮された上、燃焼
室11内へ燃焼用の空気として導入されて燃料の燃焼が
行われる。タービン15を通ったガスGは排気ジェット
として後方へ向って排出される。
に示す。圧縮機14とタービン15が直結されており、
タービン15によって圧縮機14及び同圧縮機14に減
速装置13によって接続されたプロペラ12が回転する
ようになっている。圧縮機14とタービン15の間に
は、燃焼器11が設けられ、同燃焼器11内には燃料噴
射弁10が開口している。同燃料噴射弁10によって送
り込まれた燃料が燃焼器11内で燃焼して高温、高圧の
ガスを発生し、このガスがタービン15を回転させて圧
縮機14とプロペラ12を回転させる。プロペラ12の
回転によって吸入空気Aが圧縮機14内へ導入され、更
に圧縮機14の回転によってこれが圧縮された上、燃焼
室11内へ燃焼用の空気として導入されて燃料の燃焼が
行われる。タービン15を通ったガスGは排気ジェット
として後方へ向って排出される。
【0003】また、従来の補助動力装置を、図3に示
す。本装置は、前記図2に示す装置のプロペラを廃し、
タービンを圧縮機タービン16とフリータービン17に
分け、フリータービン17を減速装置18を介して発動
機等の動力発生装置19に接続し、燃焼器11で発生す
る高温、高圧のガスGによってフリータービン17を回
転して動力発生装置19を駆動するようにしている。
す。本装置は、前記図2に示す装置のプロペラを廃し、
タービンを圧縮機タービン16とフリータービン17に
分け、フリータービン17を減速装置18を介して発動
機等の動力発生装置19に接続し、燃焼器11で発生す
る高温、高圧のガスGによってフリータービン17を回
転して動力発生装置19を駆動するようにしている。
【0004】前記の従来のターボシャフトエンジン、補
助動力装置等の燃料噴射弁において、燃料を燃焼器に送
り込む前に予熱することによって燃料の着火性及び燃焼
効率を高める効果があり、従来の燃料噴射弁では、その
上流側に加熱装置を取付けて燃料を予熱している。
助動力装置等の燃料噴射弁において、燃料を燃焼器に送
り込む前に予熱することによって燃料の着火性及び燃焼
効率を高める効果があり、従来の燃料噴射弁では、その
上流側に加熱装置を取付けて燃料を予熱している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、前記
のように、燃料噴射弁とは別に燃料の加熱装置が必要で
ある。また、加熱装置から燃料噴射弁までの燃料配管や
燃料噴射弁自体の熱容量のため、加熱装置で予熱された
燃料が噴射されるまでの間に熱損失により温度が低下す
る欠点がある。
のように、燃料噴射弁とは別に燃料の加熱装置が必要で
ある。また、加熱装置から燃料噴射弁までの燃料配管や
燃料噴射弁自体の熱容量のため、加熱装置で予熱された
燃料が噴射されるまでの間に熱損失により温度が低下す
る欠点がある。
【0006】本発明は、以上の問題点を解決することが
できる燃料噴射弁を提供しようとするものである。
できる燃料噴射弁を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の燃料噴射弁は、
燃料噴射弁内の燃料通路に燃料を予熱する加熱部を設け
た。
燃料噴射弁内の燃料通路に燃料を予熱する加熱部を設け
た。
【0008】
【作用】燃料噴射弁内部の燃料通路に加熱部を設けたこ
とにより、燃料がこの加熱部を通過する際に加熱され、
その温度が低下することなく燃焼器内へ噴射される。
とにより、燃料がこの加熱部を通過する際に加熱され、
その温度が低下することなく燃焼器内へ噴射される。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を、図1によって説明す
る。本実施例は、図2及び図3に示すターボシャフトエ
ンジン、補助重力装置等に使用される燃料噴射弁であ
り、図1は図2のA部を拡大したもので燃料噴射弁10
は燃焼器11に開口して同燃焼器11内へ燃料を噴射す
るようになっている。
る。本実施例は、図2及び図3に示すターボシャフトエ
ンジン、補助重力装置等に使用される燃料噴射弁であ
り、図1は図2のA部を拡大したもので燃料噴射弁10
は燃焼器11に開口して同燃焼器11内へ燃料を噴射す
るようになっている。
【0010】3は燃焼器11を貫通して燃焼器11内に
開口するボデイであり、同ボデイ3内には、同ボデイ3
の内壁と間隔をおいた状態で内外の二重管をなすセラミ
ックヒータ等の材料製の予熱用電熱管2が内蔵されてい
る。同予熱用電熱管2の二重管の間の部分の一端は燃焼
器11内へ向って開放され、その他端は閉鎖されてい
て、内外二重管の間に円環状の燃焼器11内へ向って開
放された通路2′が形成されている。また、前記予熱用
電熱管2の通路2′にはボデイ3を貫通する燃料管10
が開口しており、予熱用電熱管2内には燃焼器11へ向
うピントール4が取付られている。更に、予熱用電熱管
2は導線5によって外部電源に接続されていると共に、
ボデイ3内は、矢印に示すように、図2及び図3の圧縮
機で圧縮された空気Aの流れが流れるようになってい
る。
開口するボデイであり、同ボデイ3内には、同ボデイ3
の内壁と間隔をおいた状態で内外の二重管をなすセラミ
ックヒータ等の材料製の予熱用電熱管2が内蔵されてい
る。同予熱用電熱管2の二重管の間の部分の一端は燃焼
器11内へ向って開放され、その他端は閉鎖されてい
て、内外二重管の間に円環状の燃焼器11内へ向って開
放された通路2′が形成されている。また、前記予熱用
電熱管2の通路2′にはボデイ3を貫通する燃料管10
が開口しており、予熱用電熱管2内には燃焼器11へ向
うピントール4が取付られている。更に、予熱用電熱管
2は導線5によって外部電源に接続されていると共に、
ボデイ3内は、矢印に示すように、図2及び図3の圧縮
機で圧縮された空気Aの流れが流れるようになってい
る。
【0011】本実施例では、燃料Fは燃料管1を通り、
予熱用電熱管2の通路2′内へ導かれる。セラミックヒ
ータ等の材料よりなる予熱用電熱管2は、外部電源によ
り加熱されており、燃料Fがその通路2′を通過する際
に加熱される。加熱された燃料Fはボデイ3とピントー
ル4のすきまから燃焼器11内へ噴射され、この際にボ
デイ3内を流れる空気Aの流れと混合して微粒化され
る。
予熱用電熱管2の通路2′内へ導かれる。セラミックヒ
ータ等の材料よりなる予熱用電熱管2は、外部電源によ
り加熱されており、燃料Fがその通路2′を通過する際
に加熱される。加熱された燃料Fはボデイ3とピントー
ル4のすきまから燃焼器11内へ噴射され、この際にボ
デイ3内を流れる空気Aの流れと混合して微粒化され
る。
【0012】以上のように、本実施例では、燃焼器11
への噴射直前において燃料噴射弁10に内蔵された予熱
用電熱管2の通路2′で燃料Fが加熱されるために、燃
焼器11に噴射される燃料の温度が低下することがな
く、その着火性と燃焼効率を高めることができる。ま
た、予熱用電熱管2は燃料噴射弁10に内蔵されてい
て、両者が一体化され部品点数を削減することができ
る。
への噴射直前において燃料噴射弁10に内蔵された予熱
用電熱管2の通路2′で燃料Fが加熱されるために、燃
焼器11に噴射される燃料の温度が低下することがな
く、その着火性と燃焼効率を高めることができる。ま
た、予熱用電熱管2は燃料噴射弁10に内蔵されてい
て、両者が一体化され部品点数を削減することができ
る。
【0013】なお、前記実施例では、燃料噴射弁10内
における全燃料通路が予熱用加熱管2によって構成され
ているが、同燃料通路の一部を予熱用加熱管で構成する
ようにしてもよい。
における全燃料通路が予熱用加熱管2によって構成され
ているが、同燃料通路の一部を予熱用加熱管で構成する
ようにしてもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明では、燃料噴射弁内の燃料通路に
燃料を予熱する加熱部を設けたことによって、従来の燃
料噴射弁では燃料噴射弁と加熱装置が別々であったもの
が一体化され、部品点数を削減することができる。ま
た、従来の燃料噴射弁では加熱装置で燃料が予熱されて
から噴射されるまでに熱損失によって燃料温度が低下し
ていたが、本発明では、燃料が噴射される直前に燃料が
加熱されるためにその温度低下はほとんどなくなり、噴
射された燃料の着火性と燃料効率を高めることができ
る。
燃料を予熱する加熱部を設けたことによって、従来の燃
料噴射弁では燃料噴射弁と加熱装置が別々であったもの
が一体化され、部品点数を削減することができる。ま
た、従来の燃料噴射弁では加熱装置で燃料が予熱されて
から噴射されるまでに熱損失によって燃料温度が低下し
ていたが、本発明では、燃料が噴射される直前に燃料が
加熱されるためにその温度低下はほとんどなくなり、噴
射された燃料の着火性と燃料効率を高めることができ
る。
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】従来のターボシャフトエンジンの説明図であ
る。
る。
【図3】従来の補助動力装置の説明図である。
【符号の説明】 1 燃料管 2 予熱用電熱管 2′ 予熱用電熱管の通路 3 ボデイ 4 ピントール 5 導線 10 燃料噴射弁 11 燃焼器 A 空気 F 燃料
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料噴射弁内の燃料通路に燃料を予熱す
る加熱部を設けたことを特徴とする燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4684992A JPH05248266A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4684992A JPH05248266A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 燃料噴射弁 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05248266A true JPH05248266A (ja) | 1993-09-24 |
Family
ID=12758791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4684992A Withdrawn JPH05248266A (ja) | 1992-03-04 | 1992-03-04 | 燃料噴射弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05248266A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1555482A2 (de) * | 2004-01-15 | 2005-07-20 | J. Eberspächer GmbH & Co. KG | Vorrichtung zur Erzeugung eines Luft/Kohlenwasserstoff-Gemischs |
EP2204595A1 (en) * | 2008-12-30 | 2010-07-07 | General Electric Company | Methods, apparatus and/or systems relating to fuel delivery systems for industrial machinery |
-
1992
- 1992-03-04 JP JP4684992A patent/JPH05248266A/ja not_active Withdrawn
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1555482A2 (de) * | 2004-01-15 | 2005-07-20 | J. Eberspächer GmbH & Co. KG | Vorrichtung zur Erzeugung eines Luft/Kohlenwasserstoff-Gemischs |
EP1555482A3 (de) * | 2004-01-15 | 2008-10-29 | J. Eberspächer GmbH & Co. KG | Vorrichtung zur Erzeugung eines Luft/Kohlenwasserstoff-Gemischs |
EP2204595A1 (en) * | 2008-12-30 | 2010-07-07 | General Electric Company | Methods, apparatus and/or systems relating to fuel delivery systems for industrial machinery |
KR20100080430A (ko) * | 2008-12-30 | 2010-07-08 | 제너럴 일렉트릭 캄파니 | 산업 기계용 연료 전달 시스템에 관련된 방법, 장치 및/또는 시스템 |
US8316875B2 (en) | 2008-12-30 | 2012-11-27 | General Electric Company | Methods, apparatus and/or systems relating to fuel delivery systems for industrial machinery |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990518 |