JPH0524143B2 - - Google Patents

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JPH0524143B2
JPH0524143B2 JP13897384A JP13897384A JPH0524143B2 JP H0524143 B2 JPH0524143 B2 JP H0524143B2 JP 13897384 A JP13897384 A JP 13897384A JP 13897384 A JP13897384 A JP 13897384A JP H0524143 B2 JPH0524143 B2 JP H0524143B2
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JP
Japan
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group
formula
lower alkyl
alkyl group
rice
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JP13897384A
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Japanese (ja)
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JPS6118752A (en
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Tetsuo Takematsu
Masato Konnai
Hideo Morinaka
Juji Nonaka
Akira Nakanishi
Mitsuyuki Murakami
Kazuaki Tsukuda
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Tosoh Corp
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Tosoh Corp
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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】[Detailed description of the invention]

〔産業上の利用分野〕 本発明はカーバメート誘導体、その製造法およ
び該化合物を有効成分として含有することを特徴
とする除草剤に関する。 〔従来の技術〕 稲作用の除草剤について既に多数のものが開発
されているが、その性能、安全性の向上および薬
害の軽減に対する市場の要望は、依然として強い
ものがある。 また、近年農業従事者の減少による労働力不足
が深刻化し、農業分野における省力化が大きな問
題となつている。その対策の一つとして、水稲作
分野で、代かき−苗しろ(あるいは育苗)−田植
といつた繁雑な操作を不要とする、湛水直播によ
る水稲作が我国においても普及しつつある。この
湛水直播水稲作においても最も大きな問題となる
のは、従来からの除草技術である。田植前後に除
草剤を散布するという除草法の適用が困難になる
点である。従来、水田における除草は、雑草と水
稲の生育期間の違いによる薬剤耐性差を利用し
て、生育の進んだ水稲には害を与えずに発芽した
時期の雑草を防除するか、処理薬剤が土壌表土に
吸着し、薬剤処理層を形成することを利用して、
雑草の発芽あるいは幼芽部を阻害し、薬剤処理層
より下部に分布する水稲根群は被害を受けないと
い物理的選択法によつて除草を行つてきた。従つ
てこれらの除草剤は湛水直播水稲に対しての適用
は極めて困難であつた。 水田における水稲湛水直播栽培用除草剤とし
て、特開昭48−49925号公報および特開昭48−
56825号公報には、特定のアリール N−アリー
ルカーバメート系化合物を使用し得ることが、提
案、開示されている。 〔発明が解決しようとする問題点〕 公知のアリール N−アリールカーバメート系
化合物は薬害、あるいは効力の点で問題点があ
る。 すなわち発芽時の直播水稲に対して強力な発根
阻害を示し、その結果土壌からの栄養吸収不足に
よる生育障害、あるいは根部の支持力が弱いため
に茎葉部が倒伏する等の薬害を引きおこす、又は
湛水土壌処理においてほとんど除草活性を示さな
いなどである。 本発明者らは十分な除草効果を有し、かつ湛水
直播水稲の如き軟弱な稲にも安全に使用できる、
高度の選択活性を有する化合物を開発すべく鋭意
研究を重ねた結果、本発明を完成した。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明化合物は移植水稲はもちろん、湛水直播
水稲にも実用上薬害を示さず、かつノビエをはじ
めとする多くの水田雑草に対して優れた除草効果
を示すという効果を有している。 すなわち、本発明は (1) 一般式() (式中、Aはハロゲン原子または低級アルキル
基を示し、Bは炭素数2以上の低級アルキル
基、低級アルケニル基または低級アルキニル基
を示す。)で表わされるカーバメート誘導体。 (2) 一般式() (式中、Yは水素原子またはハロカルボニル基
を示し、Aはハロゲン原子または低級アルキル
基を示す。)で表わされるフエノール誘導体を 一般式() (式中、Zは()式のYが水素原子のときハ
ロカルボニル基であり、()式のYがハロカ
ルボニル基のとき水素原子である。Bは炭素数
2以上の低級アルキル基、低級アルケニル基ま
たは低級アルキニル基を示す。)で表わされる
アニリン誘導体とを反応させることを特徴とす
る 一般式() (式中、Aはハロゲン原子または低級アルキル
基を示し、Bは炭素数2以上の低級アルキル
基、低級アルケニル基または低級アルキニル基
を示す。)で表わされるカーバメート誘導体の
製造法。 (3) 一般式() (式中、Aはハロゲン原子または低級アルキル
基を示し、Bは炭素数2以上の低級アルキル
基、低級アルケニル基または低級アルキニル基
を示す。)で表わされるカーバメート誘導体を
含有することを特徴とする除草剤を提供するも
のである。本発明化合物は文献未記載の新規化
合物である。 〔作用〕 本発明の前記一般式()で表わされるカーバ
メート誘導体は、下記反応式に従つて製造するこ
とができる。 (式中、Aはハロゲン原子または低級アルキル基
を示し、Bは炭素数2以上の低級アルキル基、低
級アルケニル基または低級アレキニル基を示し、
Yは水素原子またはハロカルボニル基を示し、Z
はYが水素原子のときハロカルボニル基であり、
Yがハロカルボニル基のとき水素原子である。) 上記の反応は、脱ハロゲン化水素剤の存在下、
さらに反応溶媒の存在下あるいは不存在下に、通
常、0℃から150℃の反応温度で進行し、反応時
間は数分ないし48時間程度である。 脱ハロゲン化水素剤としては、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カルシウム等の水酸化アルカリ、水酸
化カルシウム等の水酸化アルカリ土類、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭
酸水素カリウム等の炭酸アルカリ塩、水素化ナト
リウム等の水素化金属、トリエチルアミン、ジメ
チルアニリン、ピリジン等の第三級アミン等を挙
げることができる。 上記反応式においてZが水素原子である場合、
原料のアニリン誘導体を脱ハロゲン化水素剤とし
て使用できる。 反応溶媒としては、水およびメタノール、エタ
ノール、イソプロパノール等のアルコール類、ア
セトン、メチルエチルケトン等のケトン類、ベン
ゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素
類、エチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン等のエーテル類、クロロベンゼン、クロロ
ホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン等のハロゲ
ン化炭化水素類、ジメチルホルムアミド、ジメチ
ルスルホキシド等の極性溶媒等が用いられる。 又、本発明化合物を除草剤として使用する場
合、前記一般式()で示される化合物の一種ま
たは二種以上の適当量を不活性担体と混合し、通
常の農薬使用形態である水和剤、乳剤、粒剤、粉
剤等の形で使用される。 固体担体としては、タルク、クレー、ケイソウ
土、ベントナイト、カオリン、酸性白土、ホワイ
トカーボン、軽石粉等が挙げられ、液状担体とし
ては、水、アルコール、ベンゼン、トルエン、キ
シレン、ケロシン、シクロヘキサン、シクロヘキ
サノン、イソホロン、ブチルセロソルブ、酢酸ベ
ンジル、ジメチルホルムアミド、鉱油等が使用で
きる。 さらに、製剤上必要ならば、界面活性剤、安定
剤等を添加することもできる。また、本発明の除
草剤は、同一分野に用いる他の農薬、例えば殺虫
剤、殺菌剤、除草剤、植物生長調節剤または肥料
と混合施用することができる。特に散布労力を低
減する目的で、あるいは有効に防除できる草種の
幅を広げる目的で他の除草剤を添加混合すること
が適当な場合がある。 添加し得る除草剤として、シメトリン、プロメ
トリン等のトリアジン系除草剤、ベンチオカー
ブ、モリネート等のカーバメート系除草剤、ダイ
ムロン等の尿素系除草剤、2,4−D、MCP、
MCPB、ナプロアニリド等のフエノキシ系除草
剤、ニトロフエン、クロルニトロフエン、クロメ
トキシニル、ビフエニルノツクス等のジフエニル
エーテル系除草剤、オキサジアゾン、ピラゾレー
ト、ピラゾキシフエン、ペンタゾン等の複素環系
除草剤、ブタクロール、ブレチラクロール、ブロ
モブチド、プロパニル等のアミド系除草剤、
ACN等のキノン系除草剤等を挙げることができ
る。これらの除草剤を一種または一種以上をうま
く組み合せることによつて多くの草種に有効な混
合剤を提供することが可能である。 本発明化合物は除草剤有効成分として、特に雑
草発芽前の水田湛水処理に適している。本発明化
合物の試用薬量は、適用場面、施用時期、施用方
法、対象草種等により異なるが、一般的には有効
成分量で50〜1000g/10a、好ましくは100〜500
g/10aの範囲が適当である。 本発明化合物の除草作用特性として、特に雑草
の発芽時に強く作用し、発芽後の伸長を強力に抑
制するもので、雑草体内での残効性は極めて長
い。すなわち、雑草を枯殺するか、あるいは生長
を停止、もしくは著しく生長を抑制遅延すること
によつて作物との生育競合を失わせるものであ
る。 殺草スペクトラムは水田の主要害草ノビエ、タ
マガヤツリに対して卓効を示し、コナギ、キカシ
グサに対しても強い効果を示す。 一方湛水水稲作において、直播水稲および稚苗
移植水稲に対する安全性は極めて高く、1000g/
10aでも影響は全く認められず、極めてすぐれた
選択除草活性がある。 〔実施例〕 次に、実施例によつて本発明をさらに詳細に説
明する。 実施例 1 4−エチルフエニル N−(3−エトキシフエ
ニル)−N−メチルカーボメートの製造法(本
発明化合物No.3) N−(3−エトキシフエニル)−N−メチルカル
バモイルクロライド2.14g、4−エチルフエノー
ル1.22gおよび無水炭酸カリウム1.38gをメチル
エチルケトン50mlに添加し、48時間加熱還流し
た。反応混合物を室温まで冷却した後、冷水中に
注ぎ、生成物をベンゼンで抽出した。ベンゼン溶
液を5%水酸化ナトリウム水溶液、水、飽和塩化
ナトリウム水溶液の順で洗い、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥したのち、減圧下でベンゼンを留去し
た。残留物をカルクロマトグラフイー(シリカゲ
ル、ベンゼン展開)で精製して4−エチルフエニ
ル N−(3−エトキシフエニル)−N−メチルカ
ーバメート2.27g(収率76%)を得た。 (油状) 実施例 2 4−tert−ブチルフエニル N−(3−イソプ
ロポキシフエニル)−N−メチルカーバメート
の製造法 (本発明化合物No.9) 3−イソプロポキシ−N−メチルアニリン1.65
gおよび無水炭酸カリウム1.38gをアセトン20ml
に添加し、氷冷下に撹拌しながら4−tert−ブチ
ルフエニルクロロホルメート2.13gをアセトン20
mlに溶解して加えた。その後室温で30分間撹拌し
た後、2時間加熱還流した。反応混合物を室温ま
で冷却した後、冷水中に注ぎ、生成物をベンゼン
で抽出した。ベンゼン溶液を希塩酸、水、飽和塩
化ナトリウム水溶液の順で洗い、無水硫酸マグネ
シウムで乾燥した後、減圧下でベンゼンを留去し
た。残留物をカラムクロマトグラフイー(シリカ
ゲル、ベンゼン展開)で精製して4−tert−ブチ
ルフエニル N−(3−イソプロポキシフエニル)
−N−メチルカーバメート2.46g(収率72%)を
得た。このものの一部をエタノールより再結晶
し、融点69〜70℃の無色結晶を得た。 次に前記一般式()で示される本発明化合物
の代表例とその物性を下記第1表に示す。
[Industrial Application Field] The present invention relates to a carbamate derivative, a method for producing the same, and a herbicide containing the compound as an active ingredient. [Prior Art] A large number of herbicides for rice cultivation have already been developed, but there is still a strong demand in the market for improved performance, safety, and reduced chemical damage. In addition, labor shortages due to a decrease in the number of agricultural workers have become serious in recent years, and labor saving in the agricultural field has become a major issue. As one of the countermeasures, paddy rice cultivation using flooded direct sowing, which eliminates the need for complicated operations such as puddling, seedling raising (or seedling raising), and rice transplanting, is becoming popular in Japan as well. The biggest problem with flooded, direct-seeded rice cultivation is traditional weeding techniques. This makes it difficult to apply weed control methods that involve spraying herbicides before and after rice planting. Traditionally, weeding in paddy fields has been done either by taking advantage of differences in drug resistance due to the different growth periods of weeds and rice, and controlling weeds that have just germinated without harming the rice that has grown, or by controlling the weeds that have just germinated without harming the paddy rice that has advanced in growth. By adsorbing to the topsoil and forming a chemical treatment layer,
Weeding has been carried out using a physical selection method, which inhibits the germination or young shoots of weeds and avoids damaging the paddy rice roots located below the chemically treated layer. Therefore, it has been extremely difficult to apply these herbicides to flooded and directly sown rice. JP-A-48-49925 and JP-A-Sho. 48- as a herbicide for direct sowing cultivation of paddy rice in paddy fields.
No. 56825 proposes and discloses that specific aryl N-aryl carbamate compounds can be used. [Problems to be Solved by the Invention] Known aryl N-aryl carbamate compounds have problems in terms of drug toxicity or efficacy. In other words, it strongly inhibits the rooting of directly sown paddy rice during germination, resulting in growth problems due to insufficient nutrient absorption from the soil, or phytotoxicity such as lodging of stems and leaves due to weak root support, or It shows almost no herbicidal activity when treating flooded soil. The present inventors have developed a plant that has a sufficient herbicidal effect and can be safely used even on soft rice such as flooded direct-seeded rice.
The present invention was completed as a result of intensive research to develop a compound with a high degree of selective activity. [Means for Solving the Problems] The compound of the present invention does not show any phytotoxicity in practical use not only in transplanted paddy rice but also in flooded and directly sown paddy rice, and has excellent herbicidal effects against many paddy weeds including field weeds. It has the effect of showing. That is, the present invention provides (1) General formula () (In the formula, A represents a halogen atom or a lower alkyl group, and B represents a lower alkyl group, a lower alkenyl group, or a lower alkynyl group having 2 or more carbon atoms.) (2) General formula () (In the formula, Y represents a hydrogen atom or a halocarbonyl group, and A represents a halogen atom or a lower alkyl group.) A phenol derivative represented by the general formula () (In the formula, Z is a halocarbonyl group when Y in the formula () is a hydrogen atom, and is a hydrogen atom when Y in the formula () is a halocarbonyl group. B is a lower alkyl group having 2 or more carbon atoms, a lower General formula (), which is characterized by reacting with an aniline derivative represented by an alkenyl group or a lower alkynyl group. (In the formula, A represents a halogen atom or a lower alkyl group, and B represents a lower alkyl group, a lower alkenyl group, or a lower alkynyl group having 2 or more carbon atoms.) A method for producing a carbamate derivative represented by the following formula. (3) General formula () (In the formula, A represents a halogen atom or a lower alkyl group, and B represents a lower alkyl group, a lower alkenyl group, or a lower alkynyl group having 2 or more carbon atoms.) It provides herbicides. The compound of the present invention is a new compound that has not been described in any literature. [Function] The carbamate derivative represented by the general formula () of the present invention can be produced according to the following reaction formula. (In the formula, A represents a halogen atom or a lower alkyl group, B represents a lower alkyl group having 2 or more carbon atoms, a lower alkenyl group, or a lower alekynyl group,
Y represents a hydrogen atom or a halocarbonyl group, and Z
is a halocarbonyl group when Y is a hydrogen atom,
When Y is a halocarbonyl group, it is a hydrogen atom. ) The above reaction is carried out in the presence of a dehydrohalogenating agent,
Further, the reaction usually proceeds in the presence or absence of a reaction solvent at a reaction temperature of 0°C to 150°C, and the reaction time is about several minutes to 48 hours. Examples of dehydrohalogenation agents include alkali hydroxides such as sodium hydroxide and calcium hydroxide, alkaline earth hydroxides such as calcium hydroxide, and alkali carbonates such as sodium carbonate, potassium carbonate, sodium hydrogen carbonate, and potassium hydrogen carbonate. , metal hydrides such as sodium hydride, and tertiary amines such as triethylamine, dimethylaniline, and pyridine. In the above reaction formula, when Z is a hydrogen atom,
The raw material aniline derivative can be used as a dehydrohalogenating agent. Reaction solvents include water, alcohols such as methanol, ethanol, and isopropanol, ketones such as acetone and methyl ethyl ketone, aromatic hydrocarbons such as benzene, toluene, and xylene, ethers such as ethyl ether, tetrahydrofuran, and dioxane, and chlorobenzene. , halogenated hydrocarbons such as chloroform, carbon tetrachloride, and dichloroethane, and polar solvents such as dimethylformamide and dimethyl sulfoxide. In addition, when the compound of the present invention is used as a herbicide, an appropriate amount of one or more compounds represented by the above general formula () is mixed with an inert carrier, and a wettable powder, which is a usual form of agricultural chemical use, is prepared. It is used in the form of emulsions, granules, powders, etc. Examples of solid carriers include talc, clay, diatomaceous earth, bentonite, kaolin, acid clay, white carbon, pumice powder, etc. Examples of liquid carriers include water, alcohol, benzene, toluene, xylene, kerosene, cyclohexane, cyclohexanone, Isophorone, butyl cellosolve, benzyl acetate, dimethylformamide, mineral oil, etc. can be used. Furthermore, surfactants, stabilizers, etc. may be added if necessary for the formulation. Furthermore, the herbicide of the present invention can be applied in combination with other agricultural chemicals used in the same field, such as insecticides, fungicides, herbicides, plant growth regulators, or fertilizers. In particular, it may be appropriate to add and mix other herbicides for the purpose of reducing the spraying effort or for the purpose of widening the range of grass species that can be effectively controlled. Examples of herbicides that can be added include triazine herbicides such as cymetrin and promethrin, carbamate herbicides such as bentiocarb and molinate, urea herbicides such as Daimeron, 2,4-D, MCP,
Phenoxy herbicides such as MCPB and naproanilide, diphenyl ether herbicides such as nitrophene, chlornitrophene, chromethoxynil, and biphenylnox, heterocyclic herbicides such as oxadiazone, pyrazolate, pyrazoxyfen, and pentazone, butachlor, and bretyl. Amide herbicides such as chlor, bromobutide, propanil,
Examples include quinone herbicides such as ACN. By skillfully combining one or more of these herbicides, it is possible to provide a mixture that is effective against many grass species. The compound of the present invention is suitable as a herbicide active ingredient, especially for paddy field flooding treatment before weed germination. The trial amount of the compound of the present invention varies depending on the application situation, application period, application method, target grass species, etc., but generally the amount of active ingredient is 50 to 1000 g/10a, preferably 100 to 500 g/10a.
A range of g/10a is suitable. The herbicidal properties of the compounds of the present invention are that they act particularly strongly during the germination of weeds, strongly inhibiting their elongation after germination, and have an extremely long residual effect within the weeds. That is, by killing weeds, stopping their growth, or significantly inhibiting and delaying their growth, weeds lose their ability to compete with crops. Herbicidal Spectrum is highly effective against the major pests in rice fields, such as the grasshopper and the Japanese cyperus, and is also highly effective against the Japanese grasshopper and the grasshopper. On the other hand, in flooded rice cultivation, the safety of directly sown rice and transplanted rice from young seedlings is extremely high;
No effect was observed even with 10a, and it has extremely excellent selective herbicidal activity. [Example] Next, the present invention will be explained in more detail with reference to Examples. Example 1 Method for producing 4-ethylphenyl N-(3-ethoxyphenyl)-N-methylcarbomate (invention compound No. 3) 2.14 g of N-(3-ethoxyphenyl)-N-methylcarbamoyl chloride, 1.22 g of 4-ethylphenol and 1.38 g of anhydrous potassium carbonate were added to 50 ml of methyl ethyl ketone, and the mixture was heated under reflux for 48 hours. After the reaction mixture was cooled to room temperature, it was poured into cold water and the product was extracted with benzene. The benzene solution was washed with a 5% aqueous sodium hydroxide solution, water, and a saturated aqueous sodium chloride solution in this order, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then benzene was distilled off under reduced pressure. The residue was purified by calchromatography (silica gel, developed with benzene) to obtain 2.27 g (yield 76%) of 4-ethylphenyl N-(3-ethoxyphenyl)-N-methylcarbamate. (Oil) Example 2 Method for producing 4-tert-butylphenyl N-(3-isopropoxyphenyl)-N-methylcarbamate (Compound No. 9 of the present invention) 3-isopropoxy-N-methylaniline 1.65
g and 1.38 g of anhydrous potassium carbonate in 20 ml of acetone.
2.13 g of 4-tert-butylphenyl chloroformate was added to 20 g of acetone while stirring under ice-cooling.
ml and added. After that, the mixture was stirred at room temperature for 30 minutes, and then heated under reflux for 2 hours. After the reaction mixture was cooled to room temperature, it was poured into cold water and the product was extracted with benzene. The benzene solution was washed with dilute hydrochloric acid, water, and a saturated aqueous sodium chloride solution in this order, dried over anhydrous magnesium sulfate, and then benzene was distilled off under reduced pressure. The residue was purified by column chromatography (silica gel, developed with benzene) to give 4-tert-butylphenyl N-(3-isopropoxyphenyl).
2.46 g (yield 72%) of -N-methyl carbamate was obtained. A part of this product was recrystallized from ethanol to obtain colorless crystals with a melting point of 69-70°C. Next, representative examples of the compounds of the present invention represented by the general formula () and their physical properties are shown in Table 1 below.

【表】【table】

【表】【table】

【表】 次に、本発明化合物を用いての具体的な製剤の
実施例を述べる。実施例中「部」は重量部であ
る。 実施例 3 (水和剤) 本発明化合物No.1、10部を担体材料としてジ−
クライト〔商品名、国鋒工業(株)製〕87.3部、界面
活性剤としてネオペレツクス〔商品名、花王アト
ラス(株)製〕1.35部およびソルポール800A〔商品
名、東邦化学工業(株)製〕1.35部と共に混合粉砕し
て10%水和剤を得た。 実施例 4 (乳剤) 本発明化合物No.7、25部をベンゼン65部、界面
活性剤としてソルポール800A 10部を混合溶解
し、25%乳剤を得た。 実施例 5 (粒剤) 本発明化合物No.10、10部をベントナイト50部、
クニライト〔商品名、国鋒工業(株)製〕35部および
界面活性剤としてソルホール800A 5部を混合粉
砕したのち、水10部を加えて均一に撹拌し、直径
0.7mmの篩穴から押し出し乾燥後、1〜2mmの長
さに切断して10%粒剤を得た。 次に本発明化合物の除草効果を実施例および比
較例によつて説明する。 実施例 6 直結9cmの磁製ポツトに水を加えて代かき状態
にした水田土壌を入れ、土壌表層に各種雑草種子
を播き、催芽させた水稲種子(品種:日本晴、以
下同じ)を土壌表面に5粒置き、さらに2葉期の
水稲苗を1cmの深さに、2本2株植とした。翌日
2cmの湛水を行い、前記実施例3に準じて調製し
た各本発明化合物および比較化合物の水和剤の所
定薬量をポツト当り10mlの水に希釈して水面に滴
下処理した。その後、室温内に静置し、適時散水
した。薬液処理3週間後に除草効果および水稲に
及ぼした影響を調査した。 除草効果および薬害の表記は下記の基準に従い
判定し、その結果を第2表に示した。 除草効果判定基準 薬害判定基準 表示 除草効果 表示 薬 害 5:100%防除 −:無 害 4: 80%防除 ±:微小害 3: 60%防除 +:小 害 2: 40%防除 :中 害 1: 20%防除 :大 害 0: 0%防除 〓:甚害〜枯死
[Table] Next, examples of specific formulations using the compounds of the present invention will be described. In the examples, "parts" are parts by weight. Example 3 (Wettable powder) Compound No. 1 of the present invention, 10 parts was prepared as a carrier material.
87.3 parts of Clyte [trade name, manufactured by Kokofeng Kogyo Co., Ltd.], 1.35 parts of Neopellex [trade name, manufactured by Kao Atlas Co., Ltd.] as a surfactant, and 1.35 parts of Solpol 800A [trade name, manufactured by Toho Chemical Industry Co., Ltd.] The mixture was mixed and ground to obtain a 10% hydrating powder. Example 4 (Emulsion) 25 parts of Compound No. 7 of the present invention, 65 parts of benzene, and 10 parts of Solpol 800A as a surfactant were mixed and dissolved to obtain a 25% emulsion. Example 5 (Granules) Compound No. 10 of the present invention, 10 parts, bentonite 50 parts,
After mixing and pulverizing 35 parts of Kunilite [trade name, manufactured by Kokofeng Kogyo Co., Ltd.] and 5 parts of Solhole 800A as a surfactant, 10 parts of water was added and stirred uniformly.
After extrusion through a 0.7 mm sieve hole and drying, the mixture was cut into 1 to 2 mm lengths to obtain 10% granules. Next, the herbicidal effects of the compounds of the present invention will be explained using Examples and Comparative Examples. Example 6 Paddy soil made by adding water to a paddy field was poured into a directly connected 9 cm porcelain pot, various weed seeds were sown on the soil surface layer, and germinated paddy rice seeds (variety: Nipponbare, hereinafter the same) were placed on the soil surface for 50 minutes. After placing the grains, two paddy rice seedlings at the two-leaf stage were planted at a depth of 1 cm. The next day, the pots were flooded with water to a depth of 2 cm, and predetermined doses of hydrating powders of the compounds of the present invention and comparative compounds prepared according to Example 3 were diluted in 10 ml of water per pot and dropped onto the water surface. Thereafter, it was left to stand at room temperature and watered at appropriate times. Three weeks after the chemical solution treatment, the herbicidal effect and the effect on paddy rice were investigated. The herbicidal effect and phytotoxicity were determined according to the following criteria, and the results are shown in Table 2. Weeding effect judgment criteria Display of chemical damage judgment criteria Herbicidal effect display Chemical damage 5: 100% control -: No harm 4: 80% control ±: Minor damage 3: 60% control +: Small damage 2: 40% control: Medium damage 1: 20% control: Severe damage 0: 0% control 〓: Severe damage to withering

【表】【table】

【表】【table】

【表】 実施例 7 直径9cmの磁製ポツトに、水を加えて代かき状
態にした水田土壌を入れ、2葉期の水稲苗(品
種:日本晴、以下同じ)を1cmの深さに2本2株
値とし、さらに土壌表層に根部が1/2程度埋まる
ように、2葉期の水稲苗を2本2株置き苗とし
た。引き続き、催芽させた水稲種子を土壌表面に
5粒置いた。翌日2cmの湛水を行い、前記実施例
3に準じて調製した各本発明および比較化合物の
水和剤の所定薬量をポツト当り10mlの水に希釈し
て水面に滴下処理した。その後温室内に静置し、
適時散水した。薬液処理3週間後に水稲に及ぼし
た影響の評価を実施例6と同様に判定し、また害
徴を調査した。それらの結果を第3表に示した。
[Table] Example 7 Paddy soil that had been plowed with water was put into a porcelain pot with a diameter of 9 cm, and two paddy rice seedlings at the two-leaf stage (variety: Nipponbare, hereinafter the same) were placed at a depth of 1 cm. In addition, two paddy rice seedlings at the two-leaf stage were placed in a row so that the roots were about 1/2 buried in the soil surface layer. Subsequently, five germinated rice seeds were placed on the soil surface. The next day, the pots were flooded with water to a depth of 2 cm, and predetermined doses of wettable powders of the present invention and comparative compounds prepared according to Example 3 above were diluted in 10 ml of water per pot and dropped onto the water surface. Then leave it in the greenhouse,
Water was sprinkled in a timely manner. Three weeks after the chemical solution treatment, the effects on paddy rice were evaluated in the same manner as in Example 6, and harmful symptoms were investigated. The results are shown in Table 3.

【表】【table】

【表】【table】

〔発明の効果〕〔Effect of the invention〕

第2表および第3表から明らかなように、本発
明化合物は稚苗移植水稲はもちろん、発芽時の湛
水直播水稲に対しても1000g/10a処理において
も全く薬害を示さない。また、ノビエをはじめと
する雑草をよく防除することができる。 このように本発明化合物は湛水直播水稲栽培、
あるいは湛水移植水埋稲栽培において、薬害のな
い高度選択製除草剤として使用することができ、
利用価値の非常に高いものである。その上、長期
にわたつて高い除草活性を示し、多くの雑草を防
除できる。 以上のごとく、本発明化合物を除草剤として多
くの優れた特徴を有しており、実用性の大きいも
のである。
As is clear from Tables 2 and 3, the compound of the present invention shows no phytotoxicity at all when treated at 1000 g/10a, not only to paddy rice transplanted to young seedlings, but also to paddy rice directly sown under water at the time of germination. In addition, weeds such as weeds can be effectively controlled. In this way, the compound of the present invention can be used in flooded direct-seeded rice cultivation,
Alternatively, it can be used as a highly selective herbicide without chemical damage in flooded rice cultivation.
It has extremely high utility value. Furthermore, it exhibits high herbicidal activity over a long period of time and can control many weeds. As described above, the compound of the present invention has many excellent characteristics as a herbicide and is highly practical.

Claims (1)

【特許請求の範囲】 1 一般式() (式中、Aはハロゲン原子または低級アルキル基
を示し、Bは炭素数2以上の低級アルキル基、低
級アルケニル基または低級アルキニル基を示す。)
で表わされるカーバメート誘導体。 2 一般式() (式中、Yは水素原子またはハロカルボニル基を
示し、Aはハロゲン原子または低級アルキル基を
示す。)で表わされるフエノール誘導体を 一般式() (式中、Zは()式のYが水素原子のときハロ
カルボニル基であり、()式のYがハロカルボ
ニル基のとき水素原子である。Bは炭素数2以上
の低級アルキル基、低級アルケニル基または低級
アルキニル基を示す。)で表わされるアニリン誘
導体とを反応させることを特徴とする 一般式() (式中、Aはハロゲン原子または低級アルキル基
を示し、Bは炭素数2以上の低級アルキル基、低
級アルケニル基または低級アルキニル基を示す。)
で表わされるカーバメート誘導体の製造法。 3 一般式() (式中、Aはハロゲン原子または低級アルキル基
を示し、Bは炭素数2以上の低級アルキル基、低
級アルケニル基または低級アルキニル基を示す。)
で表わされるカーバメート誘導体を含有すること
を特徴とする除草剤。
[Claims] 1 General formula () (In the formula, A represents a halogen atom or a lower alkyl group, and B represents a lower alkyl group, a lower alkenyl group, or a lower alkynyl group having 2 or more carbon atoms.)
A carbamate derivative represented by 2 General formula () (In the formula, Y represents a hydrogen atom or a halocarbonyl group, and A represents a halogen atom or a lower alkyl group.) A phenol derivative represented by the general formula () (In the formula, Z is a halocarbonyl group when Y in the formula () is a hydrogen atom, and is a hydrogen atom when Y in the formula () is a halocarbonyl group. B is a lower alkyl group having 2 or more carbon atoms, a lower General formula (), which is characterized by reacting with an aniline derivative represented by an alkenyl group or a lower alkynyl group. (In the formula, A represents a halogen atom or a lower alkyl group, and B represents a lower alkyl group, a lower alkenyl group, or a lower alkynyl group having 2 or more carbon atoms.)
A method for producing a carbamate derivative represented by 3 General formula () (In the formula, A represents a halogen atom or a lower alkyl group, and B represents a lower alkyl group, a lower alkenyl group, or a lower alkynyl group having 2 or more carbon atoms.)
A herbicide characterized by containing a carbamate derivative represented by:
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