JPH05240980A - テーパ形燃料棒を利用する燃料バンドルおよびスペーサ - Google Patents

テーパ形燃料棒を利用する燃料バンドルおよびスペーサ

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JPH05240980A
JPH05240980A JP4315474A JP31547492A JPH05240980A JP H05240980 A JPH05240980 A JP H05240980A JP 4315474 A JP4315474 A JP 4315474A JP 31547492 A JP31547492 A JP 31547492A JP H05240980 A JPH05240980 A JP H05240980A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 沸騰水型原子炉用の核燃料バンドルにおい
て、テーパ形燃料棒と付随の改良スペーサとを含む実用
設計。 【構成】 テーパ形燃料棒は、底部大径底部管、頂部小
径頂部管、および大径管と小径管との間のベルレデュー
サをもつ。上部小径管と共に使用する上部スペーサは、
上部小径管と下部大径管の両方がセルを通り抜けるに充
分な寸法を有する。各セルに突出ているスプリングは上
部小径管を各セルに規定されているストップに対して偏
らせる。同時に、このスプリングは充分な可撓性をもっ
ていて、下部の大径管と遷移ベルレデューサは上部スペ
ーサの個々のセルを通り抜けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、核燃料バンドル内部の
燃料棒アレイ内に配置された比較的大きい直径の底部管
と比較的小さめの直径の頂部管とを有するテーパ形燃料
棒という従来技術で提案されている概念を利用する沸騰
水型原子炉用の燃料バンドルに係る。より特定的には、
テーパ形燃料棒を燃料バンドルの頂部から取り出したり
燃料バンドルの頂部から元に戻したりすることができ
る、核燃料バンドルとその燃料バンドル内で使用するた
めの改良された上部燃料棒スペーサが開示される。
【0002】
【従来技術の概略】1977年4月22日に公開された
ウエダ(Ueda)の特開昭52−50498号には部分長の
燃料棒を有する燃料バンドルが開示されている。これら
の部分長燃料棒は並列関係に並んで、沸騰水型原子炉内
で燃料バンドルの中央に大きい中央空隙を定めている。
この部分長ロッドにより定められる大きい中央空隙は燃
料バンドルの上部二相領域にあり、円錐の形状をしてい
る。
【0003】ウエダ(Ueda)の第一の具体例では、燃料バ
ンドルの上部にある円錐が、対応した大きな中央の円錐
状ウォーターロッドによって占められている。ウエダ(U
eda)の第二の、そして明らかに好ましい具体例ではこの
大きい中央円錐空隙はからである。この大きな中央円錐
空隙により、燃料バンドル内の蒸気の排出が可能にな
る。
【0004】ウエダ(Ueda)によるこのデザインの目的
は、「出力ピーク」、すなわち、上部二相領域にある燃
料棒の制御棒付近の部分が燃料棒の熱限界に近いレベル
まで加熱される傾向、を抑制することができるような種
類の燃料集合体を提供することである。上記開示された
デザインの機能は、「減速材(水)と燃料の容積比をチ
ャネルボックス内の軸方向で変化させて、軸方向空隙の
分布によって生ずる上記ピークを抑制することができる
ということが特徴である。」ウエダ(Ueda)の開示はさら
に続いており、円錐状の空隙のほかに他の手段を使用す
ることができると指摘している。特に次のように示唆さ
れている。
【0005】「さらに、軸方向で直径が変化する燃料
棒、すなわち、大きめの外径の燃料棒を燃料集合体の下
部に、そして小径の燃料棒を燃料集合体の上部に使用す
ることによって上記と同様な効果を達成することができ
る。」この提案された燃料棒の実際のデザインはまった
く開示されていない。
【0006】
【発明の概要】沸騰水型原子炉用の核燃料バンドルにお
いて上記の従来技術で提案されたバンドルを形成するテ
ーパ形燃料棒の概念の実際の設計を開示する。この設計
は燃料バンドルと改良された付随のスペーサとを含んで
いる。燃料棒底部において対応する大きい直径の燃料ペ
レットを保持するための大きい直径の底部管と、燃料棒
の頂部において対応して小さめの直径のペレットを保持
するための小さめの直径の頂部管と、大きい直径の下部
燃料管と小さめの直径の上部燃料管との間に位置するベ
ルレデューサを有するテーパ形燃料棒を利用する。この
ベルレデューサは下部燃料管の大きい外径から上部燃料
管の小さめの外径まで次第に細くなっており、燃料棒の
大径部と小径部との間で滑らかな遷移部を形成してい
る。
【0007】現在のスペーサの設計は燃料棒の上部小径
部分または燃料棒下部の大径部分に容易に適合させるこ
とができ、燃料バンドルの上部用にひとつのスペーサ設
計を、また燃料バンドルの下部には異なるスペーサ設計
を採用することができる。しかし、そのような燃料バン
ドルではひとつの重大な問題が生じる。すなわち、燃料
棒の大径部分が上部スペーサを通り抜けることができな
いのである。燃料バンドル集合体における現在の習慣で
は、燃料棒は頂部からバンドル中に挿入される。バンド
ルの底部から燃料棒を挿入しようとすると燃料バンドル
集合体が極めて複雑になってしまうであろう。さらに、
原子炉の運転後燃料バンドル内の燃料棒を入れ替える必
要が生じることがある。現在は、燃料バンドルの頂部か
ら取出したり挿入したりしている。底から挿入するに
は、原子炉整備装置に大きな変化が必要になるだろう
し、手順はさらに複雑に、また時間もより多くかかるよ
うになるであろう。
【0008】テーパ形燃料棒の挿入と取出しを可能にす
る改良されたスペーサ設計を開示する。燃料棒の上部の
小さめの管部分と共に使用する改良された燃料棒スペー
サを開示する。この上部スペーサは一組(ひとつのマト
リックス)のロッド保持位置を定めており、その寸法は
充分に大きくて上部の小径管と下部の大径管の両方が各
燃料棒に対して定められたセルを通り抜けられるように
なっている。比較的広い撓み範囲を有するスプリングが
各セル内に突出ている。燃料バンドルを従来通りに組み
立てると、各セル内のスプリングは設計通りに並んだ関
係にある上部の小径管を各セルで定められているス頂部
に対して偏らせる。同時に、このスプリングは充分な可
撓性を備えているので、下部の大径管と遷移部のベルレ
デューサが上部スペーサの個々のセルを通り抜けられ
る。この改良された上部スペーサを用いると、燃料棒を
燃料バンドルから垂直上方に持上げたり、燃料バンドル
の中へ向けて垂直下方に戻したりすることができる。
【0009】上部スペーサのス頂部は従来のスペーサの
ものより小さい。ストップの寸法が小さくなるとセル内
のスペースが広くなり、燃料棒の大径部分が通り抜けら
れるようになる。セル内に燃料棒の小径部分があり、燃
料棒がスプリングによりストップに押付けられている組
立てた状態では燃料棒はセルの中心からはずれている。
スペーサ内のセルとストップはすべて同じ向きであるの
で均一に並んだ燃料棒が得られる。
【0010】下部スペーサとしては2つの具体例が開示
される。好ましい具体例のセルは上部スペーサのセルと
同じである。燃料棒の大径部分がこれらのストップに対
して押付けられると、燃料棒は上部スペーサ内の燃料棒
の上側部分の方向とは逆の方向でセルの中心からはずれ
る。下部スペーサのセルとストップはすべて同じ向きで
あるため、均一な並びの燃料棒が得られる。
【0011】別の具体例の場合、ストップの寸法は上部
スペーサのストップ寸法とは異なっており、燃料棒がセ
ル内で中心に向かうように選択される。その結果、燃料
と冷却材が均一に分配された燃料バンドルが得られ、そ
のバンドルでは均一な臨界出力応答が得られ、不均一な
蒸気流の領域はないし、上部の二相領域の流れ面積が改
良される。
【0012】
【その他の目的、特徴、効果】本発明の目的は、垂直に
直立して並んだテーパ形燃料棒(のアレイ)を利用する
燃料バンドルの実用設計を開示することである。従来技
術で提案されているテーパ形燃料棒は、上部の小さめの
直径の部分、下部の大きめの直径の部分およびその間の
滑らかな遷移部を形成するレデューサをもっている。本
発明においては改良されたスペーサを開示する。このス
ペーサは、従来技術のすべてのスペーサと同様に、燃料
棒を設計された並列配置の範囲内に偏らせるためのスト
ップをもった複数の個別のセルを定めている。しかしこ
のスペーサは、従来技術のいかなるスペーサとも違っ
て、テーパ形燃料棒を燃料バンドルの頂部から出し入れ
できるようにする特別な特徴をもっている。すなわち、
燃料バンドルの上部にあるスペーサの各セルは、燃料棒
の底部の大径部分を取り出すことができるくらいに充分
な寸法をもっている。同時に、上部スペーサの各セル内
にあるスプリングは2つの別個な設計機能をもってい
る。第一の設計機能では、このスプリングが燃料棒の上
部の小さめの直径部分をその設計された並列に並んだ配
置になるように偏らせる役割を果たす。第二の設計機能
ではスプリングが充分に撓んで、燃料棒のレデューサと
大径部分が連続して通過できるようになっている。
【0013】本発明による燃料バンドルおよび改良され
たスペーサの利点は、燃料バンドルを逆さにすることな
く個々の燃料棒を燃料バンドルの頂部から簡便に取出し
たり戻したりできることである。本発明の別の目的は、
各燃料棒の中心がそれを取り巻くセルの中心からずれて
いても均一なロッド間隔を保持するセル配列を開示する
ことである。この配列のセルではスプリングとストップ
の向きがすべてのセルで同じである。燃料棒の中心がセ
ルの中心からずれる方向と大きさはすべてのセルで同じ
である。この配列の場合各スプリングは一本の燃料棒に
のみ作用することができる。ひとつのスプリングが隣り
合う二本の燃料棒に作用する従来技術のフェルールスペ
ーサは使うことができない。
【0014】本発明のさらに別の目的は、テーパ形燃料
棒の上部と下部の部分の両方を完全に垂直に維持するた
めのスペーサ構成を開示することである。本発明のこの
局面によると、セルのストップとスプリングの向きは上
部スペーサと下部スペーサで同じである。上部スペーサ
の燃料棒はすべて、セルに対して同じ方向に一定の量だ
け動く。セルの中心は均一に並び、ロッドの中心も均一
に並んでおり、ロッドアレイ(列)はセルアレイに対し
てずれている。下部スペーサのひとつの具体例では、セ
ル中心アレイは燃料棒中心のアレイと一致している。も
うひとつ別の具体例ではこれらのアレイがずれている。
【0015】現在の慣習ではスペーサはバンドルチャネ
ル内で、その中心におかれる。もし本発明のスペーサで
もこの慣習に従ったとすると、上部スペーサの燃料棒の
中心は下部スペーサの燃料棒の中心に対してずれること
になる。本発明では上部スペーサと下部スペーサとがそ
の中心位置からずれているので燃料棒中心のアレイはチ
ャネル内の中心にある。
【0016】いずれの態様でも、下部スペーサのセルは
上部スペーサのセルに対してずれていて、燃料棒の上部
部分の中心がそれらの燃料棒の下部部分の中心の真っ直
ぐ上になるようになっている。その結果、燃料バンドル
内でテーパ形ロッドの頂部から底部まで設計された垂直
性を維持するスペーサシステムが得られる。本発明のこ
の局面の利点は、このスペーサ変位構成が同じように並
んだセルストップを有するすべてのスペーサ設計に対し
て利用することができるということである。したがっ
て、本発明の構成は、ジルカロイ(Zircalloy) フェルー
ルまたはそれらより軽量のインコネル(Inconel) グリッ
ドを有するスペーサでも機能する。
【0017】本発明のその他の目的、特徴および利点は
以下の説明と添付の図面を参照すれば明らかになるであ
ろう。
【0018】
【好ましい具体例の説明】図1Aに本発明の燃料バンド
ルを示す。燃料バンドルは下部タイプレート14、上部
タイプレート16、およびこのバンドルを操作するため
のハンドル18を含んでいる。従来技術と同様に、チャ
ネル20が上部タイプレートと下部タイプレートの間に
伸びており、一群の燃料棒Rを取巻いている。燃料棒R
は通常縦横にアレイとして並んでいる。例としてこれら
のアレイは、7×7列〜12×12列のアレイのマトリ
ックスを含むことができる。実際、好ましい具体例で
は、図5と6が9×9列、図7と8が10×10列のア
レイである。
【0019】従来技術で提案されている燃料棒の遷移部
分の詳細な構造は図1Bを参照すると最もよく理解でき
る。図1Bは大きめの直径の底部燃料棒管とそれより小
さい直径の上部燃料棒管との間の遷移点の部分図であ
る。当業者には分かっていることだがロッドRは頂点と
底で閉じられている。底部管24は一連の比較的大きい
直径のペレットを収容している。頂部管22はそれより
は小さい直径をもつ一連のペレットを収容している。レ
デューサ23は大径の管24とそれより小径の管22と
の間で遷移の不連続面のない滑らかな表面を形成してい
る。
【0020】図1Bには、下部スペーサLも示されてい
る。概略を示した下部スペーサLは大径の管24を互い
に離して、またチャネル構造20から離して保つように
機能する。上部の小径管22はスペーサUを伴って示さ
れている。スペーサUの機能は、小径の管を互いに離し
て、かつチャネル20から離して保つことである。後述
するように、上部スペーサUと下部スペーサLはフェル
ールのアレイ(図2A〜2B、図3参照)、またはイン
コネル(Inconel) グリッド構造(図4参照)を構成す
る。いずれの場合も、テーパ形ロッドRを使用するとス
ペーサに関してある問題が生ずる。
【0021】簡単に述べると、燃料バンドルBの寿命が
くるまでの間燃料棒Rを取出したり、検査したり、およ
び/または、取替えたりする必要が生ずることがある。
そのような取出しの際には、上部タイプレート16とハ
ンドル18の取外しを含めて燃料バンドルの部分的な分
解が必要になることがある。その後、ロッドを燃料バン
ドルアレイから上方に持ち上げる。このように持ち上げ
る際、上部スペーサUは2種類の機能をもつことが分か
る。
【0022】まず、上部スペーサU内のスプリングは、
小径の燃料管22をスペーサ内のストップに対して偏ら
せるのに充分な弾性をもっていなければならない。次
に、スペーサは、大径のロッド24を取出すことができ
なければならない。燃料バンドルBは燃料棒の取出し、
検査および/または交換のために逆さにできるというこ
とが理解できる。そうすると、下部タイプレート14を
取出した後に燃料棒全部を通常のやり方で燃料バンドル
の底から引き出すことができる。燃料棒を取出す際その
ように逆さにする必要性を省略するのが本発明の目的で
ある。
【0023】図2A〜2Bには、丸いフェルールFに関
する寸法上の解析の様子を示してある。図2Aに示した
フェルールFは、公称の厚さが0.020インチであ
り、直径0.460インチの燃料棒を収容する。図示の
ロッドは大きい管24である。0.033インチの均一
なクリアランスが示されている。従来と同様に、フェル
ールFには、ストップ30とこのストップに対してロッ
ド24を偏らせるスプリング32が備わっている。燃料
棒Rの大径部分24の均一なマトリックス配置が生じ
る。
【0024】図2Bにはより大きいストップ31を有す
るフェルールFが示されている。大きめのストップ31
は、小さめの直径の部分22で0.420インチの直径
の燃料棒Rを中心に寄らせるように作られている。その
ような偏りはスプリング32を介して生じ、その結果フ
ェルールの回りに0.053インチの均一なクリアラン
スが形成される。
【0025】図2Cでは、図2BのフェルールF中に大
径の管24が入っている。明らかに、大径の管(直径
0.460インチ)では、フェルールFに対するクリア
ランスが0.0055インチのみになる。さらに、当業
者には理解できるように、スプリング32が入る余地は
ほとんどない。実際問題として、図2Cの設計は実現不
可能である。フェルールF、ストップ31、および燃料
棒Rの大径管24の直径に関して製造公差が決められて
いるので、当業者にはそのような装置では接触の障害が
起こり得ることが予測されるであろう。
【0026】最後に、図2Dには折衷案を示してある。
大径部分24のロッドRに対する0.0439インチの
半径方向寸法を有するストップ34が示されている。隣
接するスプリング32に対するクリアランスが0.01
80インチになることが分かる。このようなフェルール
から大径ロッド部分24をスプリング32のバイアス
(偏らせる力)に抗して取出すことは実施可能である。
【0027】そこで問題は、寸法2Dのフェルールが、
大径ロッド部分24と小径ロッド部分22に対して全体
としてどのような影響を及ぼすかということである。こ
れを図3に関連して説明する。図3には2つの並んだフ
ェルールFが図示されている。2つのフェルールでスプ
リングとストップの向きは同じであることが分かる。特
に、上側のフェルールFに関して、ストップ34が一番
上にあることが分かる。下側のフェルールFについて
は、ストップが頂点に対して同じに、かつ対称的に配置
されている。
【0028】この向きは、本発明の好ましい具体例です
べてのスペーサセルに対して使用する。好ましい具体例
では、上部と下部のスペーサセルが同じである。図3
で、上部スペーサ内の燃料棒の小径部分は実線で示して
ある。下部スペーサ内の燃料棒の大径部分は破線で示し
てある。燃料棒の下部大径部分が上部スペーサを通して
挿入されたり引抜かれたりするときの位置も破線で示さ
れる。
【0029】燃料棒を取囲むフェルールFは通過する冷
却材に対して有益な流れ効果をもち得ることは公知であ
る。特に、フェルールFは、燃料バンドル内での沸騰が
最適に起こるように水の流れを燃料棒Rの外面に向けさ
せるという機能を果たすことができる。図2Dに示した
設計クリアランスはこの所望の効果を生じる。図4に、
インコネル(Inconel) グリッド型スペーサGを示す。こ
のインコネル(Inconel) グリッドスペーサGはストップ
60とスプリング部62を含んでいる。上側のグリッド
GでロッドRは小径部分22のところでスプリング62
によりストップ60に対して押付けられている。図4の
下側のグリッドGで大きい管24の大径ロッドRは破線
でその概略が示されている。そのようなロッドが通り抜
けるのに必要なスプリング62の動きが示されている。
ここでも、大径管22と小径管24のロッドの中心のず
れが示されている。すでに示したのと同様に、大径ロッ
ド部分と小径ロッド部分22のそれぞれの中心51、5
2が互いにずれているいることが分かる。
【0030】図5Aと6Aに円形フェルールで構成され
たスペーサに対する解決策が示されている。図5Aは上
部スペーサを表わし、図6Aは下部スペーサを示してい
る。いずれの位置でもチャネルの断面20は同じであ
る。いくつかのフェルールと共にスペーサバンド40が
示されている。また、フェルールと燃料棒の拡大図を図
5Bと6Bに示す。これらの図には、それぞれの場合の
燃料棒の中心に対するフェルールの中心のずれ分Xが示
されている。
【0031】下部スペーサと上部スペーサのいずれでも
燃料棒のアレイはチャネル内の中心におかれている。燃
料棒の上部小径部分の中心はその燃料棒の下部大径部分
の中心のまっすぐ上にある。燃料棒の中心はスペーサの
セルに対してずれているから、スペーサはチャネルに対
してずれた関係になければならない。スペーサはスペー
サバンドストップ70、71、72によってチャネル内
に配置されている。ロッドの中心とセルの中心の相対的
動きはこの図の垂直方向であるから、ストップ70は上
部スペーサと下部スペーサで同じ高さである。
【0032】図5Aで燃料棒の直径は小さく、フェルー
ルは燃料棒の中心に対して(この図の平面内で)下方に
ずれている。頂部にあるスペーサバンドストップ71は
底部のストップ72より大きい。図6Aで、下部スペー
サに対する状況は逆であり、上部のバンドストップ73
は下部のバンドストップ74より低い。
【0033】このようにして、大径管24と小径管20
のそれぞれの中心が上下で互いに正確に重なっている。
この正確な重なりは、燃料棒が引抜かれようとしている
ときには起こり得ないことが分かる。すなわち、ロッド
Rの大径部分24が上部スペーサU内にあるとき、上部
スペーサU内で下部スペーサLに対して中心51の移動
が生じなければならない。しかし、このようなロッドは
可撓性であることが思い起こされる。すなわち、検査の
ためにロッドを抜き取る際、ロッドが可撓性であるため
に上記の移動に適応できるのである。
【0034】図7Aと8Aを参照すると、インコネル(I
nconel) グリッド型スペーサに対する解決策がまったく
同じであることが分かる。図7Aと8Aで側面のストッ
プ70は上部スペーサと下部スペーサで高さが等しい。
図7Aでは上部スペーサストップ91はストップ92よ
り大きいが、図8Aでは上部スペーサストップ91がス
トップ94より小さい。それぞれの場合のセルと燃料棒
の拡大図を図7Bと8Bに示す。これらの図には、それ
ぞれの場合の燃料棒中心に対するセルの中心のずれXが
示されている。
【0035】
【別の態様の説明】別の態様において上部スペーサは好
ましい態様のものと同じである。下部スペーサはチャネ
ル内の中心におかれており、燃料棒の下側部分はセル内
の中心にある。これは従来技術と同じである。図9A
は、燃料棒がフェルールの中心にあるフェルールタイプ
のスペーサを示し、図10Aは燃料棒がセルの中心にあ
るインコネル(Inconel) グリッドスペーサを示す。どち
らの場合もバンド上のストップは4つの側面ですべて等
しい大きさである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1Aは、比較的大きい直径の底部と小径の頂
部とをもつ燃料棒のクラスターを収容している燃料バン
ドルの部分断面斜視図である。これらの燃料棒は、通常
通り、上部タイプレートと下部タイプレートとを有しか
つこのタイプレート間の燃料棒のクラスターの回りを取
巻いているチャネルをもっていて蒸気を発生する流体の
流れがこのチャネル内に限定されている燃料バンドル内
に入れてある。図1Bは燃料バンドルの中央部分の拡大
詳細図であり、数本の燃料棒の大径の底部部からそれよ
り直径の小さい上部部に移る遷移部分を示している。ま
た特に、遷移部の上にあって、上部の小径燃料棒をその
設計通りに並んだ関係に固定しているスペーサが示され
ている。
【図2】図2A、図2B、図2C及び図2Dは、テーパ
形のロッド内の小径管と大径管の両方を受容するような
大きさのスペーサセル(ここではジルカロイ(Zircallo
y) 製フェルールとして示してある)を作成する際の困
難性を示す寸法上の検討の図である。
【図3】図3は、小径の燃料棒と大径の燃料棒を図2D
に示した構造のフェルール内に配置したときに存在する
不均一な変位を示す2つのジルカロイ(Zircalloy) 製フ
ェルールの拡大図である。
【図4】図4は、小径の燃料棒と大径の燃料棒を図示の
構造内に配置したときの不均一な変位を示す2つのイル
コネル(Inconel) 製セルの拡大図である。
【図5】図5Aは9×9列のアレイの上部スペーサの、
チャネルに対する変位を相対的に示す部分の図である。
図5Bは燃料棒の中心に対してフェルールの中心がずれ
ていることを示す拡大図である。
【図6】図6Aは9×9列のアレイの下部スペーサの、
チャネルに対する変位を相対的に示す部分の図である。
図6Bは燃料棒の中心に対してフェルールの中心がずれ
ていることを示す拡大図である。
【図7】図7Aはインコネル(Inconel) グリッド構造を
有する10×10列のアレイの上部スペーサの一部の図
であり、図7Bは燃料棒の中心に対するセル中心の相対
的なずれを示す拡大図である。
【図8】図8Aはインコネル(Inconel) グリッド構造を
有する10×10列のアレイの下部スペーサの一部の図
であり、図8Bは燃料棒の中心に対するセル中心の相対
的なずれを示す拡大図である。
【図9】図9Aは9×9列のアレイの下部スペーサの別
の具体例の図であり、図9Bは燃料棒の中心に対してセ
ルの中心がずれていることを示す拡大図である。
【図10】図10Aは10×10列のアレイの下部スペ
ーサの別の具体例の図であり、図10Bは燃料棒の中心
に対してセルの中心がずれていることを示す拡大図であ
る。
【符号の説明】
B 燃料バンドル、 F フェルール、 G インコネル(Inconel) グリッド型スペーサ、 L 下部スペーサ、 R 燃料棒、 U 上部スペーサ、 14 下部タイプレート、 16 上部タイプレート、 20 チャネル、 22 直径の小さい頂部管、 23 レデューサ、 24 直径の大きい底部管、 30、31、34、60 ストップ、 32、62 スプリング。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 沸騰水型原子炉用の核燃料バンドルであ
    って、 バンドルアレイを形成するよう配列されたテーパ形燃料
    棒と、 前記テーパ形燃料棒を支持すると共に前記配列のテーパ
    形燃料棒中への減速冷却材の流入を可能にする開口を規
    定している下部タイプレートと、 前記テーパ形燃料棒を直立した並列関係に維持すると共
    に前記配列の燃料棒からの蒸気と水の退出を可能にする
    開口を規定している上部タイプレートと、 前記燃料バンドルアレイを取囲んでおり、前記下部タイ
    プレートから前記上部タイプレートまで伸びていて前記
    減速冷却材の流路を前記タイプレート間の前記燃料バン
    ドルアレイの回りに限定する燃料バンドルチャネルとを
    含んでおり、前記燃料バンドルアレイ中の前記テーパ形
    燃料棒の各々が、燃料棒底部で対応する大径燃料ペレッ
    トを保持する大径底部管と、燃料棒の頂部で対応する小
    径ペレットを保持する小径頂部管とを含んでおり、前記
    核燃料バンドルが、さらに、 前記バンドルの下部にある第一のスペーサであって、前
    記スペーサにより規定されるセル内の前記大径管のとこ
    ろで前記燃料棒を設計された並列関係に維持するための
    ものであり、セルマトリックスと、前記セルマトリック
    スの前記セルの各々の内部で前記大径管を偏らせて設計
    された並列関係にする少なくともひとつのスプリングと
    を含んでいる第一スペーサと、 前記バンドルの上部にある第二のスペーサであって、前
    記スペーサにより規定されるセル内の前記小径管のとこ
    ろで前記燃料棒を設計された並列関係に維持するための
    ものであり、セルマトリックスと、前記セルアレイの前
    記セルの各々の内部で前記小径管を偏らせて設計された
    並列関係にする少なくともひとつのスプリングとを含ん
    でいる第二スペーサと、を組合わせて含んでおり、前記
    第二スペーサの前記セルマトリックスの各セルは、前記
    テーパ形燃料棒の前記上部小径管を保持および受容する
    寸法となっており、前記第二スペーサの前記セルマトリ
    ックスの各々は、前記テーパ形燃料棒の前記大径管を前
    記セルを通して取出すことができる寸法をもっており、
    前記第二スペーサの各セルに付随しているスプリング手
    段は第一と第二のバイアス位置をもっており、前記第一
    バイアス位置は前記セル内で前記燃料棒の前記小径管を
    偏らせてその設計された並列関係にするためのものであ
    り、前記第二バイアス位置は、前記燃料棒の前記大径部
    を、前記第二スペーサの前記セルマトリックスの前記セ
    ルを通して動かすことによって、前記燃料棒を前記燃料
    バンドルから上方に向かって取出したり交換したりでき
    るようにするためのものである、前記核燃料バンドル。
  2. 【請求項2】 前記セルマトリックスにおける前記上部
    および下部スペーサが同じ寸法であり、前記核燃料バン
    ドルがさらに、前記上部スペーサの少なくともひとつの
    セルマトリックスを前記下部スペーサに対して移動させ
    て前記下部大径燃料棒に対して前記上部小径燃料棒の中
    心を合わせる、請求項1記載の核燃料バンドル。
  3. 【請求項3】 前記セルマトリックスにおける前記スペ
    ーサがジルカロイ製のフェルールからなる、請求項1記
    載の核燃料バンドル。
  4. 【請求項4】 前記セルマトリックスにおける前記スペ
    ーサがインコネル製のマトリックスからなる、請求項1
    記載の核燃料バンドル。
  5. 【請求項5】 前記上部スペーサが前記チャネルに対し
    て移動される、請求項1記載の核燃料バンドル。
  6. 【請求項6】 沸騰水型原子炉用の核燃料バンドルと共
    に使用するスペーサ構造物であって、前記燃料バンドル
    が、 バンドルアレイを形成するよう配列されたテーパ形燃料
    棒と、 前記テーパ形燃料棒を支持すると共に前記配列のテーパ
    形燃料棒中への減速冷却材の流入を可能にする開口を規
    定している下部タイプレートと、 前記テーパ形燃料棒を直立した並列関係に維持すると共
    に前記配列の燃料棒からの蒸気と水の退出を可能にする
    開口を規定している上部タイプレートと、 前記燃料バンドルアレイを取囲んでおり、前記下部タイ
    プレートから前記上部タイプレートまで伸びていて前記
    減速冷却材の流路を前記タイプレート間の前記燃料バン
    ドルアレイの回りに限定する燃料バンドルチャネルと、 前記テーパ形燃料棒を前記チャネルに対して並列関係に
    維持するスペーサとを含んでおり、前記燃料バンドルア
    レイ中の前記テーパ形燃料棒の各々が、 燃料棒底部で対応する大径燃料ペレットを保持する大径
    底部管と、 燃料棒の頂部で対応する小径ペレットを保持する小径頂
    部管とを含んでおり、前記スペーサが、 前記バンドルの下部にある第一のスペーサであって、前
    記スペーサにより規定されるセル内の前記燃料棒の前記
    大径管のところで前記燃料棒を設計された並列関係に維
    持するためのものであり、セルマトリックスと、前記セ
    ルマトリックスの前記セル内で前記大径管を偏らせて設
    計された並列関係にする少なくともひとつのスプリング
    とを含んでいる第一スペーサと、 前記バンドルの上部にある第二のスペーサであって、前
    記スペーサにより規定されるセル内の前記燃料棒の前記
    小径管のところで前記燃料棒を設計された並列関係に維
    持するためのものであり、セルマトリックスと、前記セ
    ルアレイの前記セル内で前記大径管を偏らせて設計され
    た並列関係にする少なくともひとつのスプリングとを含
    んでいる第二スペーサとを組合わせて含んでおり、前記
    第二スペーサの前記セルマトリックスの各セルは、前記
    テーパ形燃料棒の前記上部小径管を保持および受容する
    寸法となっており、前記第二スペーサの前記セルマトリ
    ックスの各々は、前記テーパ形燃料棒の前記大径管を前
    記セルを通して取出すことができる寸法をもっており、
    前記第二スペーサの各セルに付随しているスプリング手
    段は第一と第二のバイアス位置をもっており、前記第一
    バイアス位置は前記セル内で前記燃料棒の前記小径管を
    偏らせてその設計された並列関係にするためのものであ
    り、前記第二バイアス位置は、前記燃料棒の前記大径部
    を、前記第二スペーサの前記セルマトリックスの前記セ
    ルを通して動かすことによって、前記燃料棒を前記燃料
    バンドルから上方に向かって取出したり交換したりでき
    るようにするためのものである、前記スペーサ構造物。
  7. 【請求項7】 前記セルマトリックスにおける前記上部
    および下部スペーサが同じ寸法であり、前記燃料バンド
    ルがさらに、前記上部スペーサの前記ひとつのセルマト
    リックスを前記下部セルマトリックスに対して移動させ
    て前記下部大径燃料棒に対して前記上部小径燃料棒の中
    心を合わせる、請求項6記載のスペーサ構造物。
  8. 【請求項8】 前記セルマトリックスにおける前記スペ
    ーサがジルカロイ製のフェルールからなる、請求項6記
    載のスペーサ構造物。
  9. 【請求項9】 前記セルマトリックスにおける前記スペ
    ーサがインコネル製のマトリックスからなる、請求項6
    記載のスペーサ構造物。
  10. 【請求項10】 前記上部スペーサが前記チャネルに対
    して移動される、請求項6記載のスペーサ構造物。
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