JPH0523993Y2 - - Google Patents

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JPH0523993Y2
JPH0523993Y2 JP11606786U JP11606786U JPH0523993Y2 JP H0523993 Y2 JPH0523993 Y2 JP H0523993Y2 JP 11606786 U JP11606786 U JP 11606786U JP 11606786 U JP11606786 U JP 11606786U JP H0523993 Y2 JPH0523993 Y2 JP H0523993Y2
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JP
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hull
infrared
dome
target
polyhedral
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JP11606786U
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JPS6323597U (ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F41WEAPONS
    • F41JTARGETS; TARGET RANGES; BULLET CATCHERS
    • F41J9/00Moving targets, i.e. moving when fired at
    • F41J9/04Seagoing targets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、水上移動標的に関するもので、詳し
くは、赤外線に対する追尾誘導装置を有する爆弾
またはミサイルなどの性能試験もしくは射撃訓練
などに使用される自走式の水上移動標的に関する
ものである。
従来の技術 科学の進歩と兵器の躍進により、敵艦が発散す
る赤外線を探索して、自らその赤外線の照射元に
飛び込んで撃破する対艦用の、いわゆる赤外線誘
導弾が実現するに至つた。
しかし、この誘導弾は全く新しい兵器であるの
で、その実射試験をするにも、従来の射撃標的で
は、用を足すことができないので、新たに開発す
る必要があるが、いまのところ、適当な標的が知
られていない。
考案が解決しようとする問題点 前述のように、赤外線誘導弾の射撃試験用標的
は、新たに開発する必要があるが、その標的に
は、当然のことながら相当レベルの赤外線を放射
する装置が必要となり、また実射の性格からし
て、その標的は海上などの水上を自由に航走でき
なければならない。したがつて、赤外線放射装置
は、ある一定の表面積が要求されるので、従来の
船型では、幅の広い大型となつてしまうが、搭載
する機器が少ないので、プロペラの没水率を確保
するために、固定バラストを搭載して船体の重心
を下げ、かつ、喫水を確保しなければならない
が、これは、必要以上に推進馬力を要し、きわめ
て不経済な船となるという問題点がある。本考案
は、このような問題点を解決することを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 船型を双胴型(カタマラン型)にし、船体の上
部に赤外線放射多面体ドームを設け、かつ、前記
船体には、無人で運航される推進装置を設けると
ともに、複数個の隔壁を設けて該船体を複数個の
水密室に区画した。
作 用 船型が双胴型であるため、船体が小さくてす
み、固定バラストなどの不必要なものを搭載する
必要がなくなり、かつ、横揺れが殆んどないの
で、高速で波浪中を航走するときの安定性がよ
い。また船体は複数個の水密区画室になつている
ので、弾丸が命中しても、一度に沈没することが
なく、さらに、赤外線放射装置は多面体ドームで
あるため、各パネルが個別に作動することで、弾
丸が命中して一部に損傷を受けた場合に、他のパ
ネルで放射することが可能となる。
実施例 図面は本考案の一実施例を示している。
船体1は第2図にみられるように、一対に構成
された双胴型からなり、それぞれは、複数個の隔
壁2により、船首区画3、タンク室4、空所5、
発電機室6、機関室7、制御室8、舵機室9に、
水密的に分割区画され、内部に必要な機器が納め
られている。
左右一対の船体1は、複数個の連結部材10に
より、一定間隔を保つて、かつ、強固に連結され
ている。
中央部の連結部材10の上部に、赤外線発生装
置を格納したドーム11が設置され、船の動揺に
対して移動することがないように、連結部材10
を介して船体構造に固着されている。またドーム
11は各パネルが個別に作動する赤外線放射多面
体からなつている。
ドーム11の上部に、無線操縦や射撃訓練に必
要な各種アンテナ12や機器13が設けられてお
り、この自走標的の機能を満足せしめている。
また第1図にみられるように、船体1には、推
進器14、推進器駆動用エンジン15、必要量の
燃料を貯蔵する燃料タンク16、発電機17、舵
19、その他無線操縦に必要な機器類を装備して
おり、かつ、この船は、予め組込まれたプログラ
ムにより、プログラム制御もできるようになつて
いる。
さらに、前記区画には、補修点検用に、それぞ
れの船体1の上甲板上に、出入口ハツチ18が設
けられている。
第1図および第2図に示すように構成された水
上移動標的においては、無線操縦により、遠隔地
から操作されて速力20ノツト以上で航走し、ある
いは、予め組込まれたプログラムによるプログラ
ム制御により航走し、いずれのときも、航走中は
無人である。
また赤外線放射多面体ドーム11の各パネルか
らは、海面との温度差20℃を保持して、上方およ
び前後左右のあらゆる方向に赤外線が放射され、
したがつて、赤外線に対する追尾誘導装置を有す
る爆弾は、該ドーム11に追尾するので、その爆
弾の性能試験または射撃訓練をすることができ
る。
しかも、船体1は多数の水密区画室になつてい
て、不沈構造であるため、弾丸が命中しても、一
度に沈没することがなく、回収や曳航する場合
に、その作業が容易である。また該ドーム11も
多面体であるため、各パネルが個別に作動するこ
とで、弾丸が命中して一部に損傷を受けた場合
に、他のパネルで放射することにより、そのまま
再使用することができるか、あるいは修理する場
合にも、その作業が容易である。
なお赤外線に対する追尾誘導装置を有するミサ
イルについても、同様にその性能試験または射撃
訓練をすることができる。
考案の効果 本考案は、船型が双胴型であるため、船体が小
さくてすみ、固定バラストなどを搭載する必要が
なくなり、建造費および航走動力費を著しく低減
することできて経済的であり、かつ、横揺れが殆
んどないので、高速で波浪中を航走するときの安
定性がよい。また船体は複数個の水密区画室にな
つていて、不沈構造であるため、弾丸が命中して
も、一度に沈没することがなく、回収や曳航する
場合に、その作業が容易である。さらに、赤外線
放射ドームが多面体であるため、弾丸が命中して
一部のパネルに損傷を受けた場合に、他パネルで
放射することにより、そのまま再使用することが
できるか、あるいは修理する場合にも、その作業
が容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示したもので、第1
図は側面図、第2図は平面図である。 1……船体、2……隔壁、11……赤外線放射
多面体ドーム、12……アンテナ、14……推進
器、19……舵。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 双胴型の船体と、該船体の上部に設けられた赤
    外線放射多面体ドームとを備え、かつ、前記船体
    には、無人で運航される推進装置を有するととも
    に、該船体を複数個の水密室に区画した隔壁を有
    することを特徴とする、水上移動標的。
JP11606786U 1986-07-30 1986-07-30 Expired - Lifetime JPH0523993Y2 (ja)

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JP11606786U JPH0523993Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

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JP11606786U JPH0523993Y2 (ja) 1986-07-30 1986-07-30

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JPS6323597U JPS6323597U (ja) 1988-02-16
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CN110304192A (zh) * 2019-05-31 2019-10-08 北京航天控制仪器研究所 一种新型无人双体靶船
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