JPH0523067Y2 - - Google Patents

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JPH0523067Y2
JPH0523067Y2 JP1986130045U JP13004586U JPH0523067Y2 JP H0523067 Y2 JPH0523067 Y2 JP H0523067Y2 JP 1986130045 U JP1986130045 U JP 1986130045U JP 13004586 U JP13004586 U JP 13004586U JP H0523067 Y2 JPH0523067 Y2 JP H0523067Y2
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JP
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box
hinge
side plate
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cabinet
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JP1986130045U
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JPS6336339U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は、キツチンの吊戸棚等に適用される
昇降自在なキヤビネツトに関するものである。
〔背景技術〕
従来より、キツチン等の壁面には、第4図に示
すような昇降自在なキヤビネツトが取付けられ
る。
かかるキヤビネツトは、第4図および第6図に
示すように、天板4、一対の側板5,5、背板1
6、棚板6とから形成され前面および底面が開口
した固定箱7と、天板8、一対の側板9,9、背
板17、底板10とから形成され前面が開口する
とともに固定箱7内に収容され固定箱7の底面開
口を経て昇降自在に収容された昇降箱11とから
構成される。
さらに、固定箱7の前面開口は、側板5の前端
部に蝶番12によつて開閉自在に枢結された両開
きの扉13によつて塞がれる。
蝶番12は、第5図に示すように、通常市販の
スライド蝶番である。蝶番12は、本体12aと
埋込用カツプ12c付きのマウンテイングプレー
ト12b(取付座金)とから形成され、その本体
12aが側板5の内面側端部に固定され、カツプ
12c付きマウンテインプレート12b(取付座
金)が扉13の内面側端部に設けた溝に埋設され
て扉13を側板5から回動自在に枢結する。
また、第4図に示すように、昇降箱11は昇降
具であるガススプリング14によつて固定箱7に
昇降自在に保持され、固定箱7の内側に収容され
る。ガススプリング14は、そのシリンダ14a
が固定箱7の棚板6の下面側端に固定されるとと
もにピストンロツド14cの先端14bが昇降箱
11の側板9の外面に固定され、ピストンロツド
14cの伸縮によつて昇降箱11は昇降自在に構
成されている。
さらに、固定箱7の両側板5の内面にはその長
さ方向に沿つて一対のガイド部材15を配設し、
昇降箱11の側板9の外面との間のすき間を隠蔽
するとともに昇降箱11の昇降時のガイドとな
る。
かかるキヤビネツトにおいては、固定箱7の側
板5内面と昇降箱11の側板9外面との間にわず
かなすき間しかないため、固定箱7の側板5の下
端に固定された蝶番12の取付け、調整、交換、
補修、ねじの締め付けおよび取外し等のために通
常のドライバを使用することができず、L形の特
殊なドライバを使用して作業を行なわなければな
らない。そのため、作業が煩雑で作業能率が悪い
という問題があつた。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、通常のドライバを使用して
容易に蝶番の取付け、調整、交換、補修、ねじの
締め付けおよび取外し等の作業を行なえ、作業能
率を向上させたキヤビネツトを提供することであ
る。
〔考案の開示〕
この考案のキヤビネツトは、前面および底面に
開口した固定箱と、天板と一対の側板と底板と背
板とを有し前記固定箱内に底面開口を経て昇降自
在に収容された昇降箱と、前記固定箱の前面開口
を塞ぐ扉と、前記固定箱の側板内面に取付けられ
前記扉を開閉自在に保持した蝶番とによつて構成
されたキヤビネツトにおいて、前記昇降箱の側板
の下端上方に前記蝶番調節用のドライバを差し込
む貫通孔または切欠き部を設け、前記蝶番を前記
昇降箱が上昇状態で前記貫通孔または切欠き部に
対応するように配置したことを特徴とするもので
ある。
このように、この考案によれば、昇降箱の側面
に貫通孔または切欠き部を設けたので、貫通孔ま
たは切欠き部からドライバを差し込んで、蝶番の
取付け、調整、交換、補修、ねじの締め付けおよ
び取外し等を容易に行なうことができ、また、市
販の電動ドライバの使用も可能となり作業能率が
向上する。
実施例 この考案の一実施例を第1図に基づいて説明す
る。すなわち、このキヤビネツトは、第1図に示
すように、前面および底面が開口した固定箱7
と、前面が開口し前記固定箱7内に底面開口を経
て昇降自在に収容された昇降箱11と、前記固定
箱7の前面開口を塞ぐ扉13と、前記固定箱7の
側板5内面に取付けられ前記扉13を開閉自在に
保持した蝶番12とによつて構成されたキヤビネ
ツトにおいて、前記昇降箱11の側面に前記蝶番
12調節用のドライバを差し込む貫通孔1を設け
たものである。
なお、第4図に示す従来例に使用したのと同一
部材には同一符号を付して説明を省略する。
前記貫通孔1は、昇降箱11の側板9の前端部
の上下に一箇所づつ設けられ、この貫通孔1から
ドライバを差し込んで蝶番12の調整等を可能に
する。側板9の上部に設けた貫通孔1は、昇降箱
11を最大限に降下させた状態での蝶番12調整
用の孔であり、側板9の下部に設けた貫通孔1
は、昇降箱11を最大限に昇らせた状態での蝶番
12調整用の孔である。
このように構成されたキヤビネツトによると、
通常のドライバを貫通孔1より差し込んで蝶番1
2の調整、交換、補修、ねじの締付けおよび取外
し等が行えるので、これらの作業に必要なスペー
スを確保するために昇降箱11と扉13との間に
〓間を設けるなどの必要がない。したがつて昇降
箱11の奥行寸法を小さくせずにすみ、昇降箱1
1の収納容積を犠牲にすることがない。しかも、
貫通孔1を側板9の下端上方に配置したことによ
り、底板10に載置した物品が貫通孔1から外方
へ転がつたりあるいは滑り落ちることがないの
で、底板10の両端付近まで最大限に物品を載置
することができる。また市販の電動ドライバの使
用も可能となり作業能率が向上する。
この考案の第2の実施例を第2図に基づいて説
明する。
この実施例は、昇降箱11の両側板9の前端部
に側板9の上部から下部にかけてコ字形の切欠き
部2を設けたものである。
このため、蝶番12が側板9の上部から下部に
かけて側板9のいずれの位置に配置されても蝶番
12の調整等が可能となり作業能率が向上する。
その他の構成は従来例と同じであるため、同一
部材には同一符号を付して説明を省略する。
この考案の第3の実施例を第3図に基づいて説
明する。
この実施例は、昇降箱11の両側板9の前端部
に上部から下部にかけてL字形の切欠き部3を設
けるとともに天板8′の前端部をも側板9の切欠
き部3の幅に対応させて切断除去したものであ
る。
このため、側板9の上部や天板8′の側端が邪
魔になることがなく、蝶番12が側板9のいずれ
の位置に配置されても蝶番12の調整等が容易に
行なえ作業能率が向上する。
その他の構成は従来例と同じであるため、同一
部材には同一符号を付して説明を省略する。
〔考案の効果〕
この考案のキヤビネツトによれば、昇降箱の側
板の下端上方に蝶番調節用のドライバを差し込む
貫通孔または切欠き部を設け、蝶番を前記昇降箱
が上昇状態で前記貫通孔または切欠き部に対応す
るように配置している。このため、通常のドライ
バを貫通孔または切欠き部から差し込んで蝶番の
調整、交換、補修、ねじの締付けおよび取外し等
が行えるので、これらの作業に必要なスペースを
確保するために昇降箱と扉との間に〓間を設ける
などの必要がない。したがつて昇降箱の奥行寸法
を小さくせずにすみ、昇降箱の収納容積を犠牲に
することがない。しかも、貫通孔または切欠き部
を昇降箱の側板の下端上方に配置したことによ
り、昇降箱の底板に載置した物品が貫通孔または
切欠き部から外方へ転がつたりあるいは滑り落ち
ることがないので、底板の両端部付近まで最大限
に物品を載置することができる。また、市販の電
動ドライバの使用も可能となり作業能率が向上す
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の斜視図、第
2図はこの考案の第2の実施例の斜視図、第3図
はこの考案の第3の実施例の斜視図、第4図は従
来例の斜視図、第5図は扉の取付け状態の断面
図、第6図は従来のキヤビネツトの横断面図であ
る。 1……貫通孔、2,3……切欠き部、5,9…
…側板、7……固定箱、11……昇降箱、12…
…蝶番。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面および底面に開口した固定箱と、天板と一
    対の側板と底板と背板とを有し前記固定箱内に底
    面開口を経て昇降自在に収容された昇降箱と、前
    記固定箱の前面開口を塞ぐ扉と、前記固定箱の側
    板内面に取付けられ前記扉を開閉自在に保持した
    蝶番とによつて構成されたキヤビネツトにおい
    て、前記昇降箱の側板の下端上方に前記蝶番調節
    用のドライバを差し込む貫通孔または切欠き部を
    設け、前記蝶番を前記昇降箱が上昇状態で前記貫
    通孔または切欠き部に対応するように配置したこ
    とを特徴とするキヤビネツト。
JP1986130045U 1986-08-26 1986-08-26 Expired - Lifetime JPH0523067Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986130045U JPH0523067Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986130045U JPH0523067Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6336339U JPS6336339U (ja) 1988-03-09
JPH0523067Y2 true JPH0523067Y2 (ja) 1993-06-14

Family

ID=31027171

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986130045U Expired - Lifetime JPH0523067Y2 (ja) 1986-08-26 1986-08-26

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JP (1) JPH0523067Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825880U (ja) * 1981-08-14 1983-02-18 株式会社山武

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5825880U (ja) * 1981-08-14 1983-02-18 株式会社山武

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Publication number Publication date
JPS6336339U (ja) 1988-03-09

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