JPH0522963Y2 - - Google Patents

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JPH0522963Y2
JPH0522963Y2 JP4061487U JP4061487U JPH0522963Y2 JP H0522963 Y2 JPH0522963 Y2 JP H0522963Y2 JP 4061487 U JP4061487 U JP 4061487U JP 4061487 U JP4061487 U JP 4061487U JP H0522963 Y2 JPH0522963 Y2 JP H0522963Y2
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hollow conductor
dielectric
notch
internal dielectric
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  • Control Of Motors That Do Not Use Commutators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は誘電体共振器に関する。
(従来の技術) 第2図aは電磁波のTM010モードまたは変形モ
ードを用いた従来の誘電体共振器においてそれの
空洞状導体の天面部を除去して示す平面図であ
り、第2図bはその側面断面図である。これらの
図に示される誘電体共振器1はセラミツクなどか
らなり、かつケース状に構成された誘電体2aの
内周面に所定膜厚で電極膜2bを形成してなる空
洞状導体2を具備する。
この空洞状導体2は両側面部2c,2c、フタ
状の天面部2dおよび床面部2eで囲まれた空間
3を有する。内部誘電体4は空洞状導体2と同じ
線膨張係数を有するセラミツク材などで構成され
ている。そして、その内部誘電体4は、その下端
面4aをこの空間3内における床面部2e上に固
着配置され、その上端面4bを天面部2dに銀ペ
ースト5で固定される。図例の誘電体共振器に
は、側面部2c,2cの一部をその側面方向に沿
つて所定間隔で突出させてなる仕切り壁2fが形
成される。仕切り壁2fどうしの間に前記内部誘
電体4が配置されているが、その仕切り壁2fを
介して隣接した空間6内には図示しない別の内部
誘電体が固定配置されている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、このような構造を有する誘電体共振
器においては、内部誘電体4の両端面間長さが少
しでも設定値以下となる場合は、それの上端面4
bを銀ペースト5で空洞状導体2の天面部2dに
確実に接合させることが難しくなるという問題点
があつた。この場合、その接合が不十分で上端面
4bと天面部2dとの接合面積が減少した場合は
無負荷Qが著しく低下してしまう。
また、内部誘電体4の上端面4bが空洞状導体
2の天面部2dで隠されてしまうために、接合が
確実になされたかどうかの確認が難しいという問
題点もあつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は上記問題点を解消するためになされた
ものであつて、内部誘電体の上端面を空洞状導体
の天面部に正確確実にかつ能率良く接合できるよ
うにすることを目的とする。
本考案は前記目的を達成するために内部誘電体
の上端面に対向する空洞状導体の天面部に切欠部
を形成し、その切欠部から露呈されている内部誘
電体の上端面を空洞状導体の天面部に対して、そ
の切欠部から供給される導体ペーストで固定した
ことを特徴とするものである。
(作用) 空洞状導体の天面部に切欠部が形成されている
から銀ペーストの供給作業が正確かつ容易化す
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面を参照して詳細に
説明する。第1図aは本考案の実施例に係る誘電
体共振器の平面図であり、第1図bはその側面断
面図である。これらの図において第2図aおよび
第2図bと対応する部分には同一の符号を付して
いる。
第1図aおよび第1図bにおいて、2はケース
状の誘電体2aの内周面に電極膜2bが形成され
てなる空洞状導体である。空洞状導体2は両側面
部2c,2c、天面部2dおよび床面部2e、な
らびに仕切り壁2fで構成されている。これらの
間に囲まれてなる空間3内に内部誘電体4が固定
配置されている。以上の構成は従来例のそれと同
様である。
本考案の特徴とする構成は次の通りである。す
なわち、内部誘電体4の上端面4bに対向する空
洞状導体2の天面部2dには、その上端面4bの
面積形状よりも小さい円状の切欠部10が形成さ
れている。その切欠部10を通して空洞状導体2
の外部に露呈されている内部誘電体4の上端面4
bは、空洞状導体2の天面部2dに銀ペースト1
1で固定されている。
このような構造を有する誘電体共振器において
は、銀ペースト11で内部誘電体4の上端面4b
を空洞状導体2の天面部2dに固定する場合、固
定作業者はその上端面4bと天面部2dとの接合
部分を確認しながらその固定作業を行うことがで
きる結果、その作業を正確にかつ容易に行うこと
が可能となる。
(考案の効果) 以上説明したことから明らかなように本考案に
よれば、空洞状導体の天面部に切欠部が形成され
ているから、その切欠部を介して導体ペーストを
供給するとともにその切欠部を通して接合部分を
見ながらその内部誘電体の上端面を空洞状導体の
天面部に接合させる作業が可能となり、導体ペー
ストでの正確でかつ短時間で能率的な接合作業が
となる。その結果、その接合が不十分なために無
負荷Qの低下といつた不都合が回避される。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案の一実施例の平面図、第1図
bはその側面断面図、第2図aは従来例における
空洞状導体の天面部を除去して示す平面図、第2
図bはその従来例の側面断面図である。 2は空洞状導体、4は内部誘電体、4aは内部
誘電体の天面部、4bは内部誘電体の床面部、1
0は空洞状導体に形成された切欠部、11は銀ペ
ースト5。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 空洞状導体と柱状の内部誘電体とを具備し、前
    記内部誘電体におけるその下端面を空洞状導体の
    床面部上に固定配置するとともに、その上端面を
    空洞状導体の天面部に導体ペーストで固定してな
    る誘電体共振器において、 前記内部誘電体の上端面に対向する前記空洞状
    導体の天面部に切欠部を形成し、その切欠部から
    露呈されている前記内部誘電体の上端面を空洞状
    導体の天面部に対して、その切欠部から供給され
    る導体ペーストで固定したことを特徴とする誘電
    体共振器。
JP4061487U 1987-03-18 1987-03-18 Expired - Lifetime JPH0522963Y2 (ja)

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JP4061487U JPH0522963Y2 (ja) 1987-03-18 1987-03-18

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JPS63147005U JPS63147005U (ja) 1988-09-28
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