JPH05226446A - 半導体装置のシングルイベント評価装置および方法 - Google Patents

半導体装置のシングルイベント評価装置および方法

Info

Publication number
JPH05226446A
JPH05226446A JP4029517A JP2951792A JPH05226446A JP H05226446 A JPH05226446 A JP H05226446A JP 4029517 A JP4029517 A JP 4029517A JP 2951792 A JP2951792 A JP 2951792A JP H05226446 A JPH05226446 A JP H05226446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
single event
section
cross
sectional area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4029517A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Suzuki
豊 鈴木
Hiroshi Kamimura
上村  博
Hidetoshi Karasawa
英年 唐沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP4029517A priority Critical patent/JPH05226446A/ja
Publication of JPH05226446A publication Critical patent/JPH05226446A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の機能を持つ半導体装置のシングルイベ
ント感能断面積を、機能ごとに一意に決定する。 【構成】 評価用プログラム実行中の半導体装置14
に、イオン照射装置11からイオンビ−ムを照射し、感
能断面積測定装置12で感能断面積を求める。プログラ
ムの感能断面積は、内部構成ブロック毎の使用頻度と感
能断面積の積の総和である。プログラムの感能断面積
を、内部構成ブロック毎の感能断面積の連立方程式とみ
なし、内部構成ブロック毎の使用頻度が異なる、内部構
成ブロックの個数以上の数のプログラムの感能断面積を
求め、連立方程式を解くことにより、各内部構成ブロッ
ク毎の感能断面積を算出する。機能の感能断面積は、機
能中で用いる内部構成ブロックのブロック毎の使用頻度
と感能断面積の積の総和であるから、内部構成ブロック
の感能断面積を求めることにより、一意に決定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放射線環境中で用いる
半導体装置のシングルイベント評価装置及びシングルイ
ベント評価方法に関する。
【0002】
【従来の技術】宇宙空間や、原子力施設等の放射線環境
下では、半導体装置へエネルギ−粒子が入射することに
よって誤動作が発生する。エネルギ−粒子が半導体に入
射することにより、半導体中に雑電荷が生成され、該雑
電荷によって半導体回路の誤動作が発生するのである。
このような、エネルギ−粒子によって半導体装置が誤動
作を起こす現象をシングルイベントという。エネルギ−
粒子が入射した際にシングルイベントを起こす半導体の
領域をシングルイベント感能領域(以下感能領域と略
す。)といい、感能領域の断面積(エネルギー粒子入射
方向に垂直な方向の面積)をシングルイベント感能断面
積(以下感能断面積と略す。)という。感能断面積は、
エネルギ−粒子の入射によって半導体中に生成される電
荷量を表すパラメ−タに対して評価される。質量数が4
以上のイオンでは、入射粒子による直接電離が主な電離
過程なので、イオンの阻止能(単位長さあたりにどれだ
けのエネルギを付与するかという能力)に対して感能断
面積を評価する。プロトンと中性子が入射する場合は、
主に核反応粒子とカスケ−ド粒子によって電離が起こる
ので、入射粒子のエネルギ−に対して感応断面積を評価
する。シングルイベントは、感能領域に収集された電荷
が一定以上になったところで発生する。シングルイベン
トが発生する最低の電荷量を閾値電荷量といい、閾値電
荷量を収集するために必要な最低の阻止能あるいはエネ
ルギ−を、閾値阻止能あるいは閾値エネルギ−という
(以下阻止能とエネルギ−を代表して阻止能を用い
る。)。また、感能領域は有限なので、イオンの阻止能
が増加しても変化しない感能断面積の最大値が存在す
る。この感能断面積の最大値を飽和感能断面積という。
感能断面積は、閾値阻止能と、飽和感能断面積で特徴づ
けられる。
【0003】半導体装置の感能断面積と、半導体装置を
使用する環境中におけるエネルギ−粒子束の阻止能分布
をかけることによって、シングルイベントの発生確率が
予測される。
【0004】従来の半導体装置の感能断面積測定技術は
アイ・イ−・イ−・イ−、トランザクション、オン、ニ
ュ−クリア、サイエンス、エヌエス36、6、(198
9年)第2344頁から第2348頁(IEEE TR
ANSACTIONS ONNUCLEAR SCIE
NCE,NS36,No.6,(1989),p.p.
2344−2348)に記載のように、以下のものが知
られている。図18に感能断面積測定システムを示す。
感能断面積測定システムは、加速器181、供給電力制
御兼シングルイベント発生確率計数用コンピュ−タ18
2、電力供給装置183、半導体集積回路用ソケット1
84および電流計185より構成される。半導体集積回
路用ソケット184に検査対象の半導体集積回路186
を結合し、供給電力制御兼シングルイベント発生確率計
数用コンピュ−タ182を用いて、制御ライン188、
189、1810を介して半導体集積回路186に電力
を供給し、動作させる。供給電力制御兼シングルイベン
ト発生確率計数用コンピュ−タ182からバスライン1
811を介して半導体集積回路186にプログラムをロ
−ドする。半導体集積回路186動作中に加速器181
を用いて一定阻止能のイオンビ−ム187を該半導体集
積回路186に照射し、バスライン1811を介して供
給電力制御兼シングルイベント発生確率計数用コンピュ
−タ182でシングルイベント発生確率を求める。シン
グルイベント発生確率をイオンフルエンス(一定時間単
位面積あたりの入射イオン数)で除した商として、照射
されたイオンの阻止能に対する感能断面積が求められ
る。阻止能を変化させたイオンを照射し、閾値阻止能
と、飽和感能断面積を求めることによって感能断面積を
決定する。
【0005】RAMの感能断面積測定値は、アイ・イ−
・イ−・イ−、トランザクション、オン、ニュ−クリ
ア、サイエンス、エヌエス36、6、(1989年)第
2281頁から第2286頁(IEEE TRANSA
CTIONS ON NUCLEAR SCIENC
E,NS36,No.6,(1989),p.p.22
81−2286)に記載のように一本の曲線で表され
る。記憶という単一の機能のみを持つRAMのように、
単一の機能の半導体装置の感能断面積は、一本の曲線と
して求められる。
【0006】CPUの感能断面積の測定値は、アイ・イ
−・イ−・イ−、トランザクション、オン、ニュ−クリ
ア、サイエンス、エヌエス32、6、(1985年)第
4206頁から第4211頁(IEEE TRANSA
CTIONS ON NUCLEAR SCIENC
E,NS32,No.6,(1985),p.p.42
06−4211)に記載のように測定値が約1桁の幅を
持つ。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の測定技術では、
CPUのように、記憶、演算、入力、出力、制御等の複
数の機能を持つ半導体装置の感能断面積は、一本の曲線
では表されない。
【0008】本発明は、複数の機能を持つ半導体装置の
感能断面積を、一意に決定することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を達成
するため、例えばCPUの場合、記憶、演算、入力、出
力などの機能ごとの感能断面積を求める手段を、感能断
面積評価装置に設けたものである。
【0010】この機能ごとの感能断面積は、ALU、I
/O、レジスタ、タイマ−、プログラムカウンタ−等の
同じ回路構成、同じ使用方法をする単一の動作を行う最
小の回路構成単位群によって構成される内部構成ブロッ
ク(以下内部構成ブロックと表す。)あるいは、メモリ
セルのように単一の動作を行う最小の回路構成単位であ
る回路ノ−ド(以下回路ノ−ドと表す。)ごとの感能断
面積を求める手段で求められる。
【0011】この内部構成ブロックあるいは回路ノ−ド
ごとの感能断面積は、内部構成ブロックごとの使用頻度
が異なる、内部構成ブロックの個数以上の数のシングル
イベント評価用プログラム(以下評価用プログラムと略
す。)で測定対象の半導体装置を動作させ、それぞれの
評価用プログラムで動作中の半導体装置に照射されるイ
オンの阻止能を順次変化させて該半導体装置の感能断面
積を求める方法または手段により、算出される。
【0012】前記内部構成ブロックあるいは回路ノ−ド
ごとの感能断面積は、また、測定対象の半導体装置を評
価用プログラムで動作させ、照射されるイオンの該半導
体装置への入射位置を特定し、それぞれの評価用プログ
ラムで動作中の半導体装置に照射されるイオンの阻止能
を順次変化させつつ該半導体装置の感能断面積を求める
方法または手段によっても算出される。
【0013】前記内部構成ブロックあるいは回路ノ−ド
ごとの感能断面積は、また、測定対象の半導体装置を評
価用プログラムで動作させ、照射されるイオンが該半導
体装置の特定の前記内部構成ブロックに照射されるよう
に入射位置を調整し、それぞれの評価用プログラムで動
作中の半導体装置に入射されるイオンの阻止能を順次変
化させつつ該半導体装置の感能断面積を求める方法また
は手段によっても算出される。
【0014】前記内部構成ブロックあるいは回路ノ−ド
ごとの感能断面積は、また、前記各方法及びまたは手段
の組合せによっても算出される。
【0015】
【作用】内部構成ブロックは、ブロックごとに回路構成
と回路の使用方法が異なり、感能領域が変化することに
よって感能断面積が変わる。前記、内部構成ブロックご
との使用頻度を変えた、内部構成ブロックの個数以上の
数の評価用プログラムは、プログラムごとに、内部構成
ブロックごとの使用頻度が異なる。そのため、測定対象
の半導体装置のシングルイベント感能断面積は、測定時
にどの評価用プログラムが動作しているかによってプロ
グラムごとに感能断面積が変化する。ある評価用プログ
ラムが動作しているときの当該半導体装置のシングルイ
ベント感能断面積は、当該半導体装置の各内部構成ブロ
ックそれぞれの感能断面積とその時動作している評価用
プログラムにおける該内部構成ブロックの使用頻度との
積の総和である。評価用プログラムにおける各内部構成
ブロックの使用頻度は予めわかっているから、評価用プ
ログラムの感能断面積を、内部構成ブロックの感能断面
積の連立方程式と見なし、該連立方程式を解くことによ
って内部構成ブロックごとの感能断面積が決定される。
回路ノ−ドの感能断面積は、内部構成ブロック内に含ま
れる回路ノ−ドの数で、内部構成ブロックの感能断面積
を除した商として決定できる。
【0016】前記、イオンの入射位置を特定する手段
は、イオンが入射した内部構成ブロックあるいは回路ノ
−ドを特定するので、ある評価用プログラムが動作中に
測定されたシングルイベント感能断面積は前記特定され
た内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドのシングルイベ
ント感能断面積と判定され、内部構成ブロックあるいは
回路ノ−ドごとの感能断面積を決定できる。
【0017】前記、イオンの入射位置を調節する手段
は、イオンを特定の内部構成ブロックあるいは回路ノ−
ドへ入射させるので、ある評価用プログラムが動作中に
測定されたシングルイベント感能断面積は前記特定され
た内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドのシングルイベ
ント感能断面積と判定され、内部構成ブロックあるいは
回路ノ−ドごとの感能断面積を決定できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。まず、内部構成ブロックごとの使用頻度が異な
る、内部構成ブロックの個数以上の数の評価用プログラ
ムを用いて各評価用プログラムで動作中の半導体装置の
感能断面積を求めることにより、内部構成ブロックある
いは回路ノ−ドごとの感能断面積を求める第1の実施例
を図1から図4を用いて説明する。ここでいう内部構成
ブロックとは、ALU,I/O,レジスタ,タイマ,プ
ログラムカウンタ等の同じ回路構成、同じ使用方法をす
る単一の動作を行う最小の回路構成単位群によって構成
されるものをいう。
【0019】図1に本発明の実施例である感能断面積測
定装置の構成を示す。図示の感能断面積測定装置は、イ
オン照射装置11と、該イオン照射装置11に制御ライ
ン18を介して接続された感能断面積測定装置12と、
該感能断面積測定装置12にバスライン19を介して接
続された内部構成ブロックごとの感能断面積評価装置1
3と、前記内部構成ブロックごとの感能断面積評価装置
13に接続され測定対象の半導体集積回路14への評価
用プログラムのロードに用いられるバスライン15と、
同じく前記内部構成ブロックごとの感能断面積評価装置
13に接続され前記測定対象の半導体集積回路14を動
作させる制御ライン110と、前記感能断面積測定装置
12と前記測定対象の半導体集積回路14とを接続する
バスライン17とを含んで構成されている。イオン照射
装置11としては加速器が用いられるが、エネルギ−粒
子を放出する放射性同位体を用いてもよい。また、イオ
ンの代わりにレ−ザ−や電子ビ−ムによってもシングル
イベントは模擬可能であるのでそれらを使用してもよ
い。
【0020】図2に上記実施例の内部構成ブロックごと
の感能断面積を求めるステップのフロ−チャ−トを示
す。前記バスライン15、17及び制御ライン110に
測定対象の半導体装置14を接続し、該半導体装置14
を前記イオン照射装置11の照射位置に配置する。内部
構成ブロックごとの感能断面積評価装置13を用い、制
御ライン110を介して半導体集積回路14を動作さ
せ、内部構成ブロックごとの感能断面積評価装置13か
ら、バスライン15を介して半導体集積回路14に評価
用プログラムをロ−ドする(21)。イオン照射装置1
1を用いて、評価用プログラム実行中の半導体集積回路
14に一定阻止能のイオンビ−ム16を照射する(2
2)。半導体集積回路14のデータをバスライン17を
介して感能断面積測定装置12で読み出し、イオン照射
時のシングルイベント発生確率を該感能断面積測定装置
12で求め、イオンフルエンスで除した商として感能断
面積を決定する(23)。感能断面積測定装置12か
ら、制御ライン18を介して前記イオン照射装置11を
制御し、閾値阻止能と飽和感能断面積が求まるまで、入
射粒子の阻止能を変化させる(24)。測定が終了した
感能断面積は、バスライン19を介して内部構成ブロッ
クごとの感能断面積評価装置13に移し記録する(2
5)。1つの評価用プログラムの感能断面積測定終了
後、別の評価用プログラムをロ−ドし、同様に飽和感能
断面積と閾値阻止能が求まるで、前記イオン照射装置1
1を制御して入射粒子の阻止能を変化させて感能断面積
を求める(26)。評価用プログラムに対応する感能断
面積を内部構成ブロックの数以上求めた後に、内部構成
ブロックごとの感能断面積を、内部構成ブロックごとの
感能断面積評価装置13で算出する(27)。
【0021】内部構成ブロックごとの感能断面積を算出
する原理を以下に示す。まず、半導体装置の内部構成
を、内部構成ブロックf1、f2、…fi…に分ける。半
導体装置の内部構成ブロックf1、f2、…fi…の感能
断面積をそれぞれσ1、σ2、…σi…とおく。
【0022】半導体装置の内部構成ブロックf1、f2
…fi…の使用頻度が、p1j、p2j、…pij…である評
価用プログラムPjを作成する。評価用プログラムPjの
感能断面積σjは内部構成ブロックごとの感能断面積
σ1、σ2、…σi…と使用頻度p1j、p2j、…pij…を
用いて、下記数1で与えられる。
【0023】
【数1】
【0024】内部構成ブロックごとの使用頻度が異な
る、内部構成ブロックの個数以上の評価用プログラムの
感能断面積を求めることにより、内部構成ブロックfi
の感能断面積σiは、下記数2で求められる。
【0025】
【数2】
【0026】図3に上記方法によって求められる内部構
成ブロックごとの感能断面積の入射イオンの阻止能に対
する依存性を示す。曲線31は内部構成ブロックf1
感能断面積σ1を、曲線32は内部構成ブロックf2の感
能断面積σ2を、曲線33は内部構成ブロックfiの感能
断面積σiを表す。
【0027】内部構成ブロックの使用頻度が異なる、内
部構成ブロックの個数以上の評価用プログラムを用い
て、内部構成ブロックごとの感能断面積を求めた一適用
例として、1チップマイコン46の内部構成ブロックご
との感能断面積測定例を図4から図10に示す。図4に
1チップマイコン46の内部構成ブロック図を示す。1
チップマイコン46は、ROM41、RAM42、I/
O43、ALU44、とプログラムカウンタ−とタイマ
−よりなる制御回路45より構成されている。ROM4
1、RAM42、I/O43、ALU44及び制御回路
45がそれぞれ内部構成ブロックをなしており、それぞ
れの内部構成ブロックの感能断面積を、σ(ROM)、
σ(RAM)、σ(I/O)、σ(ALU)、σ(C)
とおく。ROM中に演算命令と、数値デ−タを納めてお
く。ROMは、シングルイベントを起こさないので、σ
(ROM)=0である。図5から図8に、これらの内部
構成ブロックごとの感能断面積を求めるための評価用プ
ログラムのタイムチャ−トを示す。
【0028】図5は、評価用プログラムWAITのタイ
ムチャートである。この評価用プログラムは制御回路4
5だけが動作するので、その感能断面積σ(V)は、下
記数3で表される。
【0029】
【数3】σ(V)=4σ(C) 数3中における係数4は、4クロックの間動作させたこ
とに対応する。
【0030】図6は、AとBをROM41からALU4
4に移し、A+B=Cを行い、CをRAM42に移すプ
ログラムのタイムチャートである。図6の評価用プログ
ラムの感能断面積σ(VI)は、下記数4で表される。
【0031】
【数4】 σ(VI)=3σ(ALU)+σ(RAM)+4σ(C) 図7は、AとBをROM41からALU44に移し、A
+B=Cを行い、CをI/O43から出力するプログラ
ムのタイムチャートである。図7の評価用プログラムの
感能断面積σ(VII)は、下記数5で表される。
【0032】
【数5】 σ(VII)=3σ(ALU)+σ(I/O)+4σ(C) 図8は、ROM41からRAM42にAを移すプログラ
ムのタイムチャートである。図8の評価用プログラムの
感能断面積σ(VIII)は、下記数6で表される。
【0033】
【数6】σ(VIII)=4σ(RAM)+4σ(C) 上記数3から数6の評価用プログラムの感能断面積から
内部構成ブロックごとの感能断面積が、下記数7〜数1
0により求められる。
【0034】
【数7】σ(C)=σ(V)/4
【0035】
【数8】 σ(I/O)=σ(VII)−σ(VI)+{σ(VIII)−σ(V)}/4
【0036】
【数9】 σ(ALU)={4σ(VI)−3σ(V)−σ(VIII)}/12
【0037】
【数10】 σ(RAM)={σ(VIII)−σ(V)}/4 図9に各評価用プログラムの感能断面積の測定値の例を
示す。曲線91は図5の評価用プログラムの感能断面積
σ(V)を、曲線92は図6の評価用プログラムの感能
断面積σ(VI)を、曲線93は図7の評価用プログラム
の感能断面積σ(VII)を、曲線94は図8の評価用プ
ログラムの感能断面積σ(VIII)をそれぞれ示す。図1
0に、数7から数10に図9の値を代入することにより
計算される内部構成ブロックごとの感能断面積を示す。
曲線101はRAM42の感能断面積σ(RAM)を、
曲線102はI/O43の感能断面積σ(I/O)を、
曲線103はALU44の感能断面積σ(ALU)を、
曲線104は制御回路45の感能断面積σ(C)をそれ
ぞれ表す。
【0038】回路ノ−ドごとの感能断面積は、本実施例
で求めた内部構成ブロックごとの感能断面積を、内部構
成ブロック中に含まれる回路ノ−ドの数で除した商とし
て決定される。
【0039】本実施例においては、従来の感能断面積評
価装置は変化させることなく、新たな装置を加えること
によって、内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドごと
の、感能断面積を求める事が可能となる。
【0040】また、内部構成ブロックあるいは回路ノ−
ドの大きさが小さく、後記実施例における、粒子の入射
位置の測定限界以下、あるいはイオン入射位置の制御の
限界以下でも、内部構成ブロックごとの感能断面積が測
定できる。
【0041】次に、イオンの入射位置を特定する手段を
用いて、内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドごとの感
能断面積を求める第2の実施例を図11と図12を参照
して説明する。
【0042】図11に、第2の実施例で用いた感能断面
積評価装置の構成を示す。図示の感能断面積評価装置
は、イオン照射装置111と、該イオン照射装置111
に制御ライン119で接続された感能断面積測定装置1
12と、該感能断面積測定装置112にバスライン11
8で接続されたイオン入射位置特定装置113とを含ん
で構成されている。イオン照射装置111としては、前
記実施例、すなわち、内部構成ブロックごとの使用頻度
の異なる、内部構成ブロックの個数以上の評価用プログ
ラムの感能断面積を求める方法の場合と同様、加速器、
放射性同位体、レ−ザ−、あるいは電子ビ−ムを用い
る。イオン入射位置特定装置113としては、イオン入
射時に放射される電子から入射位置を求める装置を用い
たが、コリメ−タや、シンチレ−タを用いてもよい。測
定対象の半導体装置114は、前記感能断面積測定装置
112に、制御ライン115及びバスライン116によ
り接続される。
【0043】図12に上記第2の実施例の内部構成ブロ
ックあるいは回路ノ−ドごとの感能断面積を求めるステ
ップのフロ−チャ−トを示す。感能断面積測定装置11
2を用い、制御ライン115を介して半導体装置114
を動作させ、バスライン116を介して総ての内部構成
ブロックあるいは回路ノ−ドを使用するプログラムを該
半導体装置114にロ−ドする(121)。半導体装置
114動作中に、イオン照射装置111を用いて、半導
体装置114に一定阻止能のイオンビ−ム117を照射
する(122)。イオン照射時にイオン入射位置特定装
置113を用いてイオンの入射位置を特定し、イオン入
射が起こった内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドを特
定する(123)。イオン入射位置をバスライン118
を介して、感能断面積測定装置112に記憶する。イオ
ン入射が起こった内部構成ブロックあるいは回路ノ−ド
を特定すると同時にバスライン116を介して、感能断
面積測定装置112でシングルイベント発生確率を求め
る(124)。シングルイベント発生確率を、内部構成
ブロックあるいは回路ノ−ドごとのイオン入射頻度(イ
オンフルエンス)で除し、照射中の内部構成ブロックあ
るいは回路ノ−ドの動作確率をかけることにより照射阻
止能における内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドごと
の感能断面積を算出する(125)。前記実施例、すな
わち、内部構成ブロックごとの使用頻度の異なる、内部
構成ブロックの個数以上の評価用プログラムの感能断面
積を求める方法の場合と同様、感能断面積測定装置11
2は、飽和感能断面積と閾値阻止能が求まるまで制御ラ
イン119を介してイオン照射装置111が発射するイ
オンの阻止能を変化させ、感能断面積を決定する(12
6)。
【0044】また、前記第1の実施例すなわち、内部構
成ブロックごとの使用頻度の異なる、内部構成ブロック
の個数以上の数の評価用プログラムを用いて感能断面積
を求める方法と同様、回路ノ−ドごとの感能断面積は、
内部構成ブロックごとの感能断面積を求め、内部構成ブ
ロック中に含まれる回路ノ−ドの数で除した商としても
決定できる。
【0045】本第2の実施例においては、総ての内部構
成ブロックあるいは回路ノ−ドを動作させるプログラム
を用いる事により、1つのプログラムで内部構成ブロッ
クあるいは回路ノ−ドごとの感能断面積が求まる。
【0046】また、測定の重要度が大きな内部構成ブロ
ックあるいは回路ノ−ドの使用頻度をあげたプログラム
を用いることで、重要内部構成ブロックあるいは回路ノ
−ドの感能断面積を、より短時間で、かつ、より正確に
求めることが出来る。
【0047】次に、イオンを特定の内部構成ブロックあ
るいは回路ノ−ドに集中して入射させる手段を用いて、
半導体装置の内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドごと
の感能断面積を評価する第3の実施例を図13〜図16
を参照して説明する。
【0048】図13に、本実施例で用いた感能断面積評
価装置の構成を示す。図示の感能断面積評価装置は、イ
オン照射装置131と、該イオン照射装置131に制御
ライン139で接続された感能断面積測定装置132
と、該感能断面積測定装置132にバスライン138で
接続されたイオン入射位置限定装置133と、前記感能
断面積測定装置132と測定対象の半導体装置134を
接続する制御ライン135及びバスライン136とを含
んで構成されている。イオン照射装置131としては、
前記第1の実施例、すなわち、内部構成ブロックごとの
使用頻度の異なる、内部構成ブロックの個数以上の数の
評価用プログラムを用いて感能断面積を求める方法の場
合と同様、加速器、放射性同位体、レ−ザ−、あるいは
電子ビ−ムを用いる。
【0049】図14に上記イオン入射位置限定装置13
3をイオン入射方向から見た図を、図15に該イオン入
射位置限定装置133をイオン入射方向の垂直方向から
見た透視図を示す。イオン入射位置限定装置133は、
遮蔽体141、遮蔽体駆動装置142、遮蔽体のフレ−
ム143で構成される。シングルイベントを起こす放射
線環境中におけるエネルギ−粒子の中で、最も飛程が大
きな粒子は、500MeVのプロトンである。500M
eVのプロトンは、鉛を約2cm透過するので、遮蔽体
141には、イオン照射方向の厚さが2cmの角棒状の
鉛を用いてある。実験に用いるイオンの飛程に応じて遮
蔽体141の厚さと材質は変更してもよい。前記角棒状
の鉛は、イオン照射方向に対して垂直の方向に2本が平
行に配置され、さらにその鉛棒のイオン照射方向の面に
接して他の2本の角棒状の鉛が最初の鉛棒と直角方向に
平行に配置されている。つまり、該角棒状の鉛は4本で
井桁を形成し、該井桁はその中央の開口部144の軸線
がイオン照射方向にほぼ平行になるように配置されてい
る。該井桁を形成している鉛角棒は、遮蔽体のフレ−ム
143内に配置され、それぞれの角棒の軸線に垂直かつ
イオン照射方向に垂直の方向に遮蔽体駆動装置142に
より、それぞれ独立に移動される。したがって、遮蔽体
のフレ−ム143に対する、4つの遮蔽体で囲まれた開
口部144の相対位置は、遮蔽体駆動装置142で位置
制御される。遮蔽体駆動装置142には、モ−タ−を用
いる。遮蔽体のフレ−ム143に雄ネジの駆動用ガイド
を設け、雌ネジをモ−タ−で回転させることにより遮蔽
体141を移動させる。イオン照射装置131から照射
されるイオンは、前記開口部144を通過することがで
きるが遮蔽体141を通過することは出来ない。遮蔽体
のフレ−ム143と半導体装置134の相対位置を初め
に合わせ、特定の内部構成ブロックあるいは回路ノ−ド
上へ開口部144を移動させる。また、一つの内部構成
ブロックあるいは回路ノ−ドの感能断面積だけを求める
場合は、開口部144の位置を変えなくてもよいから遮
蔽体駆動装置142は設けなくてもよい。
【0050】図16に上記第3の実施例における内部構
成ブロックあるいは回路ノ−ドごとの感能断面積を求め
るステップのフロ−チャ−トを示す。まず、イオンを照
射する単一の内部構成ブロックあるいは回路ノードを決
定し、遮蔽体141を移動させて、開口部144を前記
単一の内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドの上に位置
させる(161)。感能断面積測定装置132を用い、
制御ライン135を介して半導体装置134を動作さ
せ、開口部144下にある内部構成ブロックあるいは回
路ノ−ドを使用するプログラムをロ−ドする(16
2)。イオン照射装置131からイオン入射位置限定装
置133を介して、半導体装置134へ一定阻止能のイ
オンビ−ム137を照射する(163)。バスライン1
36を介して感能断面積測定装置132で、シングルイ
ベント発生確率を求める。シングルイベント発生確率
に、被照射内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドの動作
確率を乗じ、イオンフルエンスで除すことによって、照
射阻止能に対する感能断面積を算出する(164)。前
記第1の実施例、すなわち、内部構成ブロックごとの使
用頻度の異なる、内部構成ブロックの個数以上の数の評
価用プログラムを用いて感能断面積を求める方法の場合
と同様、飽和感能断面積と閾値阻止能が求まるまで制御
ライン139を介してイオン照射装置131が照射する
イオンの阻止能を変化させ、感能断面積を決定する(1
65)。一つの内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドの
感能断面積を決定したあと、遮蔽体141を移動させる
ことにより、被照射内部構成ブロックあるいは回路ノ−
ドを変更し、内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドごと
の、感能断面積を順次決定していく(166)。
【0051】また、前記第1の実施例すなわち、内部構
成ブロックごとの使用頻度の異なる、内部構成ブロック
の個数以上の数の評価用プログラムを用いて感能断面積
を求める方法の場合と同様、回路ノ−ドごとの感能断面
積は、内部構成ブロックごとの感能断面積を求め、内部
構成ブロック中に含まれる回路ノ−ドの数で除した商と
しても決定できる。
【0052】本実施例によれば、イオンの入射位置を任
意の位置に設定できるので、任意の内部構成ブロックあ
るいは回路ノ−ドの感能断面積を求めることができる。
そのため、総ての内部構成ブロックあるいは回路ノ−ド
の感能断面積を求めなくても、必要とする内部構成ブロ
ックあるいは回路ノ−ドの感能断面積を決定することが
出来る。従って、内部構成ブロックごとの使用頻度が異
なる、内部構成ブロックの個数以上の数の評価用プログ
ラムを用いた前記第1の実施例と比較して、感能断面積
測定時間が短縮される。
【0053】次に、イオン照射を特定の半導体装置の内
部構成ブロックあるいは回路ノ−ドに集中させる手段を
用いて、半導体装置の内部構成ブロックあるいは回路ノ
−ドごとの感能断面積を評価する第4の実施例を図16
と図17を参照して説明する。図17に、本実施例で用
いた感能断面積測定装置の構成を示す。図示の感能断面
積測定装置は、マイクロビ−ム発生装置171と、該マ
イクロビ−ム発生装置171に制御ライン177で接続
された感能断面積測定装置172と、該感能断面積測定
装置172と測定対象の半導体装置173とを接続する
制御ライン174及びバスライン175とを含んで構成
されている。マイクロビ−ムの入射位置は、半導体装置
全体をマイクロビ−ムでスキャンし、シングルイベント
が起ったときのマイクロビームの制御値から決定され
る。
【0054】本実施例における内部構成ブロックあるい
は回路ノ−ドごとの感能断面積決定ステップは、前記遮
蔽体を用いてイオンの入射位置を制御する第3の実施例
と同様のステップで行うので、図16を用いて、内部構
成ブロックあるいは回路ノ−ドごとの感能断面積を求め
るステップを説明する。
【0055】まず、半導体装置173にマイクロビーム
176を照射し、単一の内部構成ブロックあるいは回路
ノ−ドにイオンが照射されるように、マイクロビ−ム1
76の入射位置を調節する(161)。感能断面積測定
装置172を用い、制御ライン174を介して、半導体
装置173を動作させ、マイクロビ−ム176の照射を
受ける内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドを使用する
プログラムをロ−ドする(162)。マイクロビ−ム発
生装置171を用いて、半導体装置173へ一定阻止能
のマイクロビ−ム176を照射する(163)。バスラ
イン176を介して感能断面積測定装置172で、シン
グルイベント発生確率を求め、シングルイベント発生確
率に、照射中の内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドの
動作確率を乗じ、イオンフルエンスで除すことによっ
て、照射阻止能に対する内部構成ブロックあるいは回路
ノ−ドごとの感能断面積を算出する(164)。前記第
1の実施例、すなわち、内部構成ブロックごとの使用頻
度の異なる、内部構成ブロックの個数以上の数の評価用
プログラムを用いて感能断面積を求める方法の場合と同
様、飽和感能断面積と閾値阻止能が求まるまで制御ライ
ン177を介してマイクロビ−ム発生装置171を制御
して入射イオンの阻止能を変化させ、感能断面積を決定
する(165)。一つの内部構成ブロックあるいは回路
ノ−ドの感能断面積を決定したあと、別の内部構成ブロ
ックあるいは回路ノ−ドにマイクロビ−ム176を照射
する事により、内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドご
との感能断面積を順次決定する(166)。
【0056】また、前記第1の実施例すなわち、内部構
成ブロックごとの使用頻度の異なる、内部構成ブロック
の個数以上の数の評価用プログラムを用いて感能断面積
を求める方法の場合と同様、回路ノ−ドごとの感能断面
積は、内部構成ブロックごとの感能断面積を求め、内部
構成ブロック中に含まれる回路ノ−ドの数で除した商と
しても決定できる。
【0057】本実施例でも、前記入射位置限定装置を用
いた実施例と同様、入射粒子の入射位置を決定できるの
で、必要な内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドの感能
断面積を選択的に求めることができ、同様の効果があ
る。
【0058】以上の実施例によって内部構成ブロックあ
るいは回路ノ−ドごとの感能断面積を求めることによっ
て、感能断面積がσiである内部構成ブロックfiの使用
頻度がpiのプログラムのシングルイベント発生確率
は、下記数11で表される。
【0059】
【数11】
【0060】また、以上の実施例によって回路ノ−ドご
との感能断面積を求めることによって、感能断面積がσ
jの回路ノ−ドgjをxj個使用する内部構成ブロックfi
の感能断面積σiは、下記数12で表される。
【0061】
【数12】σi=σj×xj ところで、宇宙空間における荷電粒子は、低阻止能ほど
フルエンスが大きい事が判っている。従って、閾値阻止
能が低い内部構成ブロックあるいは回路ノ−ドの使用頻
度を下げることによって、シングルイベント発生確率が
効果的に下げられる。また、飽和感能断面積が大きい内
部構成ブロックあるいは回路ノ−ドの使用頻度を下げる
ことによってもシングルイベント発生確率が効果的に低
下する。図4から図5に示した適用例においては、閾値
阻止能が低いALUと、飽和感能断面積が大きいRAM
の使用頻度を下げることによって、シングルイベント発
生確率が、効果的に低減される。このように内部構成ブ
ロックあるいは回路ノ−ドごとの感能断面積を求めるこ
とにより、ソフトの面で感能断面積の大きい内部構成ブ
ロックの使用頻度を少なくしてシングルイベント発生確
率を下げた方法で半導体装置を使用することができる。
【0062】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、半導体装置の内部構成ブロックごとあるいは
回路ノードごとの感能断面積が決定でき、記憶、入力、
出力、演算、制御などの機能ごとのシングルイベント感
能断面積を算出できるので、放射線環境中で用いる半導
体装置のシングルイベント発生確率の予測精度を向上さ
せる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシングルイベント評価装置の第1の実
施例の要部構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施例におけるステップを示したフロ−
チャ−トである。
【図3】第1の実施例によって求められる内部構成ブロ
ックの感能断面積と、照射イオンの阻止能の関係の例を
示すグラフである。
【図4】1チップマイコンの内部構成ブロックの例を示
すブロック図である。
【図5】第1の実施例で用いた評価用プログラムのタイ
ムチャ−トの例である。
【図6】第1の実施例で用いた評価用プログラムのタイ
ムチャ−トの他の例である。
【図7】第1の実施例で用いた評価用プログラムのタイ
ムチャ−トの他の例である。
【図8】第1の実施例で用いた評価用プログラムのタイ
ムチャ−トの他の例である。
【図9】第1の実施例で用いた評価用プログラムの感能
断面積と、照射イオンの阻止能の関係を示すグラフであ
る。
【図10】第1の実施例によって求めた1チップマイコ
ンの内部構成ブロックごとの感能断面積と、照射イオン
の阻止能の関係を示すグラフである。
【図11】本発明のシングルイベント評価装置の第2の
実施例の要部構成を示すブロック図である。
【図12】第2の実施例におけるステップを示したフロ
−チャ−トである。
【図13】本発明のシングルイベント評価装置の第3の
実施例の要部構成を示すブロック図である。
【図14】第3の実施例において用いるイオン入射位置
限定装置をイオン入射方向から見た平面図である。
【図15】第3の実施例において用いるイオン入射位置
限定装置をイオン入射方向に垂直方向から見た断面図で
ある。
【図16】第3の実施例におけるステップを示したフロ
−チャ−トである。
【図17】本発明のシングルイベント評価装置の第4の
実施例の要部構成を示すブロック図である。
【図18】従来のシングルイベント感能断面積測定装置
の要部構成の例を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 イオン照射装置 12 感能断面積測定装置 13 内部構成ブロックごとの感能断面積評価装置 14 半導体装置 15 内部構成ブロックごとの感能断面積評価装置13
と半導体装置間14のバスライン 16 イオンビ−ム 17 感能断面積測定装置12と半導体装置14間のバ
スライン 18 感能断面積測定装置12とイオン照射装置11間
の制御ライン 19 感能断面積測定装置12と内部構成ブロックごと
の感能断面積評価装置13間のバスライン 21 評価用プログラムをロ−ドするステップ 22 一定阻止能のイオンを照射するステップ 23 照射阻止能に対する感能断面積を求めるステップ 24 照射阻止能を変えるステップ 25 感能断面積を記録するステップ 26 他の評価用プログラムをロ−ドするステップ 27 内部構成ブロックごとの感能断面積を算出するス
テップ 31 機能f1の感能断面積を表す曲線 32 機能f2の感能断面積を表す曲線 33 機能fiの感能断面積を表す曲線 41 ROM 42 RAM 43 I/O 44 ALU 45 制御回路 46 1チップマ
イコン 91 図5の評価用プログラムの感能断面積σ(V)の
入射イオンの阻止能に対する依存性を表す曲線 92 図6の評価用プログラムの感能断面積σ(VI)の
入射イオンの阻止能に対する依存性を表す曲線 93 図7の評価用プログラムの感能断面積σ(VII)
の入射イオンの阻止能に対する依存性を表す曲線 94 図8の評価用プログラムの感能断面積σ(VIII)
の入射イオンの阻止能に対する依存性を表す曲線 101 RAM42の感能断面積σ(RAM)の入射イ
オンの阻止能に対する依存性を表す曲線 102 I/O43の感能断面積σ(I/O)の入射イ
オンの阻止能に対する依存性を表す曲線 103 ALU44の感能断面積σ(ALU)の入射イ
オンの阻止能に対する依存性を表す曲線 104 制御回路45の感能断面積σ(C)の入射イオ
ンの阻止能に対する依存性を表す曲線 110 内部構成ブロックごとの感能断面積評価装置1
3と半導体装置14間の制御ライン 111 イオン照射装置 112 感能断面
積測定装置 113 イオン入射位置特定装置 114 半導体装
置 115 感能断面積測定装置112と半導体装置114
間の制御ライン 116 感能断面積測定装置112と半導体装置114
間のバスライン 117 イオンビ−ム 118 感能断面積測定装置112とイオン入射位置特
定装置113間のバスライン 119 感能断面積測定装置112とイオン照射装置1
11間の制御ライン 121 評価用プログラムをロ−ドするステップ 122 一定阻止能のイオンを照射するステップ 123 イオンが入射した機能を特定するステップ 124 シングルイベント発生確率を求めるステップ 125 照射イオンの阻止能に対する内部構成ブロック
ごとの感能断面積を計算するステップ 126 照射イオンの阻止能を変えるステップ 131 イオン照射装置 132 感能断面
積測定装置 133 イオン入射位置限定装置 134 半導体装
置 135 感能断面積測定装置132と半導体装置134
間の制御ライン 136 感能断面積測定装置132と半導体装置134
間のバスライン 137 イオンビ−ム 138 感能断面積測定装置132とイオン入射位置限
定装置間のバスライン 139 感能断面積測定装置132とイオン照射装置1
31間の制御ライン 141 イオンの遮蔽体 142 遮蔽体1
41の駆動装置 143 遮蔽体141のフレ−ム 144 開口部 161 イオンを照射する内部構成ブロックを決定する
ステップ 162 イオンを照射する内部構成ブロックを動作させ
るプログラムをロ−ドするステップ 163 一定阻止能のイオンを照射するステップ 164 照射阻止能に対する感能断面積を決定するステ
ップ 165 照射イオンの阻止能を変えるステップ 166 照射する内部構成ブロックを変更するステップ 171 マイクロビ−ム発生装置 172 感能断面
積測定装置 173 半導体装置 174 感能断面積測定装置172と半導体装置173
間の制御ライン 175 感能断面積測定装置172と半導体装置173
間のバスライン 176 イオンビ−ム 177 感能断面積測定装置172とマイクロビ−ム発
生装置171間の制御ライン 181 イオン加速器 182 供給電力制御兼シングルイベント発生確率計数
用コンピュ−タ 183 電力供給装置 184 半導体集
積回路用ソケット 185 電流計 186 半導体集
積回路 187 イオンビ−ム 188 供給電力制御兼シングルイベント発生確率計数
用コンピュ−タ182と電流計185間の制御ライン 189 電流計185と電力供給装置183間の制御ラ
イン 1810 電流計185と半導体集積回路186間の制
御ライン 1811 供給電力制御兼シングルイベント発生確率計
数用コンピュ−タ182と半導体集積回路186間のバ
スライン

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定対象の半導体装置にイオンを照射す
    る手段と、該イオン照射によりシングルイベントを発生
    させる前記半導体装置のシングルイベント感能断面積を
    測定する手段とを含んでなるシングルイベント評価装置
    において、前記シングルイベント感能断面積を測定する
    手段は、前記半導体装置の記憶、入力、出力、演算、制
    御という機能ごとのシングルイベント感能断面積を決定
    する手段を有することを特徴とする半導体装置のシング
    ルイベント評価装置。
  2. 【請求項2】 測定対象の半導体装置にイオンを照射す
    る手段と、該イオン照射によりシングルイベントを発生
    させる前記半導体装置のシングルイベント感能断面積を
    測定する手段とを含んでなる半導体装置のシングルイベ
    ント評価装置において、前記シングルイベント感能断面
    積を測定する手段は、前記半導体装置の記憶、入力、出
    力、演算、制御という機能をもつ内部構成ブロックごと
    のシングルイベント感能断面積を決定する手段を有する
    ことを特徴とする半導体装置のシングルイベント評価装
    置。
  3. 【請求項3】 測定対象の半導体装置にイオンを照射す
    る手段と、該イオン照射によりシングルイベントを発生
    させる前記半導体装置のシングルイベント感能断面積を
    測定する手段とを含んでなる半導体装置のシングルイベ
    ント評価装置において、前記シングルイベント感能断面
    積を測定する手段は、前記半導体装置に該半導体装置の
    記憶、入力、出力、演算、制御という機能をもつ内部構
    成ブロックごとの使用頻度の異なる少なくとも該内部構
    成ブロックの数のプログラムを順次読み込ませる手段
    と、前記イオンを照射する手段を制御して前記読み込ん
    だプログラムで動作中の前記半導体装置に照射されるイ
    オンの阻止能を変化させつつ該半導体装置のシングルイ
    ベント感能断面積を測定し、該半導体装置の前記内部構
    成ブロックごとのシングルイベント感能断面積を算出す
    る手段とを有することを特徴とする半導体装置のシング
    ルイベント評価装置。
  4. 【請求項4】 測定対象の半導体装置にイオンを照射す
    る手段と、該イオン照射によりシングルイベントを発生
    させる前記半導体装置のシングルイベント感能断面積を
    測定する手段とを含んでなる半導体装置のシングルイベ
    ント評価装置において、前記シングルイベント感能断面
    積を測定する手段は、前記半導体装置に該半導体装置の
    記憶、入力、出力、演算、制御という機能をもつ内部構
    成ブロックを使用するプログラムを読み込ませる手段
    と、前記イオンが照射される測定対象の半導体装置の位
    置を特定する手段と、前記イオンを照射する手段を制御
    して前記読み込んだプログラムで動作中の前記半導体装
    置に照射されるイオンの阻止能を変化させつつ該半導体
    装置のシングルイベント感能断面積を測定し、該半導体
    装置のシングルイベント感能断面積を算出する手段とを
    有することを特徴とする半導体装置のシングルイベント
    評価装置。
  5. 【請求項5】 測定対象の半導体装置にイオンを照射す
    る手段と、該イオン照射によりシングルイベントを発生
    させる前記半導体装置のシングルイベント感能断面積を
    測定する手段とを含んでなる半導体装置のシングルイベ
    ント評価装置において、前記シングルイベント感能断面
    積を測定する手段は、前記半導体装置に該半導体装置の
    記憶、入力、出力、演算、制御という機能をもつ内部構
    成ブロックを使用するプログラムを読み込ませる手段
    と、前記半導体装置への前記イオンの入射位置を制御す
    る手段と、前記イオンを照射する手段を制御して前記読
    み込んだプログラムで動作中の前記半導体装置に照射さ
    れるイオンの阻止能を変化させつつ該半導体装置のシン
    グルイベント感能断面積を測定し、該半導体装置のシン
    グルイベント感能断面積を算出する手段とを有すること
    を特徴とする半導体装置のシングルイベント評価装置。
  6. 【請求項6】 内部構成ブロックごとのシングルイベン
    ト感能断面積を決定する手段が、内部構成ブロックごと
    の使用頻度が異なる、内部構成ブロックの個数以上の数
    のプログラムを用いてシングルイベント感能断面積を求
    める手段を含んでなることを特徴とする請求項2に記載
    の半導体装置のシングルイベント評価装置。
  7. 【請求項7】 内部構成ブロックごとのシングルイベン
    ト感能断面積を決定する手段が、イオン入射位置を特定
    する手段を含んでなることを特徴とする請求項2に記載
    の半導体装置のシングルイベント評価装置。
  8. 【請求項8】 内部構成ブロックごとのシングルイベン
    ト感能断面積を決定する手段が、半導体装置へのイオン
    入射位置を調節する手段であることを特徴とする請求項
    2に記載の半導体装置のシングルイベント評価装置。
  9. 【請求項9】 イオン入射位置を調節する手段が、イオ
    ンの侵入を阻止する遮蔽体を含んでなることを特徴とす
    る請求項8に記載の半導体装置のシングルイベント評価
    装置。
  10. 【請求項10】 イオン入射位置を調節する手段が、マ
    イクロビ−ム発生装置を含んでなることを特徴とする請
    求項8に記載の半導体装置のシングルイベント評価装
    置。
  11. 【請求項11】 半導体装置の機能ごとのシングルイベ
    ント感能断面積を求める手段が、半導体装置中で単一の
    動作を行う最小の回路構成単位である回路ノ−ドごとの
    シングルイベント感能断面積を決定する手段を含んでな
    る事を特徴とする請求項1に記載の半導体装置のシング
    ルイベント評価装置。
  12. 【請求項12】 回路ノ−ドごとのシングルイベント感
    能断面積を決定する手段が、内部構成ブロックごとの使
    用頻度が異なる、内部構成ブロックの個数以上の数のプ
    ログラムで動作中の半導体装置のシングルイベント感能
    断面積を求める手段を含んでなることを特徴とする請求
    項11に記載の半導体装置のシングルイベント評価装
    置。
  13. 【請求項13】 回路ノ−ドごとのシングルイベント感
    能断面積を決定する手段が、測定対象の半導体装置への
    イオン入射位置を特定する手段を含んでなることを特徴
    とする請求項11に記載の半導体装置のシングルイベン
    ト評価装置。
  14. 【請求項14】 回路ノ−ドごとのシングルイベント感
    能断面積を決定する手段が、測定対象の半導体装置への
    イオン入射位置を調節する手段を含んでなることを特徴
    とする請求項11に記載の半導体装置のシングルイベン
    ト評価装置。
  15. 【請求項15】 イオン入射位置を調節する手段が、イ
    オンの侵入を阻止する遮蔽体を含んでなることを特徴と
    する請求項14に記載の半導体装置のシングルイベント
    評価装置。
  16. 【請求項16】 イオン入射位置を調節する手段が、マ
    イクロビ−ム発生装置を含んでなることを特徴とする請
    求項14に記載の半導体装置のシングルイベント評価装
    置。
  17. 【請求項17】 測定対象の半導体装置にイオンを照射
    し、該イオン照射によりシングルイベントを発生させて
    前記半導体装置のシングルイベント感能断面積を測定す
    る半導体装置のシングルイベント評価方法において、半
    導体装置の記憶、入力、出力、演算、制御という機能ご
    とのシングルイベント感能断面積を決定するステップを
    有することを特徴とする半導体装置のシングルイベント
    評価方法。
  18. 【請求項18】 半導体装置の機能ごとのシングルイベ
    ント感能断面積を求めるステップが、半導体装置の内部
    構成ブロックごとのシングルイベント感能断面積を決定
    するステップを含んでなる事を特徴とする請求項17に
    記載の半導体装置のシングルイベント評価方法。
  19. 【請求項19】 内部構成ブロックごとのシングルイベ
    ント感能断面積を決定するステップが、内部構成ブロッ
    クごとの使用頻度が異なる、内部構成ブロックの個数以
    上の数のプログラムで動作中のシングルイベント感能断
    面積を求めるステップを含んでなることを特徴とする請
    求項18に記載の半導体装置のシングルイベント評価方
    法。
  20. 【請求項20】 内部構成ブロックごとのシングルイベ
    ント感能断面積を決定するステップが、イオン入射位置
    を特定するステップを含んでなることを特徴とする請求
    項18に記載の半導体装置のシングルイベント評価方
    法。
  21. 【請求項21】 内部構成ブロックごとのシングルイベ
    ント感能断面積を決定するステップが、イオン入射位置
    を調節するステップを含んでなることを特徴とする請求
    項18に記載の半導体装置のシングルイベント評価方
    法。
  22. 【請求項22】 イオン入射位置を調節するステップ
    が、イオンの入射を阻止する遮蔽体の位置を制御するス
    テップを含んでなることを特徴とする請求項21に記載
    の半導体装置のシングルイベント評価方法。
  23. 【請求項23】 イオン入射位置を調節するステップ
    が、マイクロビ−ム発生装置を制御する手順を含んでな
    ることを特徴とする請求項21に記載の半導体装置のシ
    ングルイベント評価方法。
  24. 【請求項24】 半導体装置の機能ごとのシングルイベ
    ント感能断面積を求めるステップが、半導体装置の回路
    ノ−ドごとのシングルイベント感能断面積を決定するス
    テップを含んでなる事を特徴とする請求項17に記載の
    半導体装置のシングルイベント評価方法。
  25. 【請求項25】 回路ノ−ドごとのシングルイベント感
    能断面積を決定するステップが、内部構成ブロックごと
    の使用頻度が異なる、内部構成ブロック数個以上の数の
    プログラムで動作中のシングルイベント感能断面積を求
    めるステップを含んでなることを特徴とする請求項24
    に記載の半導体装置のシングルイベント評価方法。
  26. 【請求項26】 回路ノ−ドごとのシングルイベント感
    能断面積を決定するステップが、測定対象の半導体装置
    へのイオン入射位置を特定するステップを含んでなるこ
    とを特徴とする請求項24に記載の半導体装置のシング
    ルイベント評価方法。
  27. 【請求項27】 回路ノ−ドごとのシングルイベント感
    能断面積を決定するステップが、測定対象の半導体装置
    へのイオン入射位置を調節するステップを含んでなるこ
    とを特徴とする請求項24に記載の半導体装置のシング
    ルイベント評価方法。
  28. 【請求項28】 イオン入射位置を調節するステップ
    が、イオンの侵入を阻止する遮蔽体を移動させる手順を
    含んでなることを特徴とする請求項27に記載の半導体
    装置のシングルイベント評価方法。
  29. 【請求項29】 イオン入射位置を調節するステップ
    が、マイクロビ−ム発生装置を制御する手順を含んでな
    ることを特徴とする請求項27に記載の半導体装置のシ
    ングルイベント評価方法。
JP4029517A 1992-02-17 1992-02-17 半導体装置のシングルイベント評価装置および方法 Pending JPH05226446A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4029517A JPH05226446A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 半導体装置のシングルイベント評価装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4029517A JPH05226446A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 半導体装置のシングルイベント評価装置および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05226446A true JPH05226446A (ja) 1993-09-03

Family

ID=12278295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4029517A Pending JPH05226446A (ja) 1992-02-17 1992-02-17 半導体装置のシングルイベント評価装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05226446A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010534331A (ja) * 2007-07-23 2010-11-04 ヨーロピアン・アエロノーティック・ディフェンス・アンド・スペース・カンパニー・イーデス・フランス ソフトウェア・アプリケーションをテストする方法
CN103063961A (zh) * 2012-12-28 2013-04-24 中国科学院微电子研究所 一种单粒子效应测试装置及系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010534331A (ja) * 2007-07-23 2010-11-04 ヨーロピアン・アエロノーティック・ディフェンス・アンド・スペース・カンパニー・イーデス・フランス ソフトウェア・アプリケーションをテストする方法
CN103063961A (zh) * 2012-12-28 2013-04-24 中国科学院微电子研究所 一种单粒子效应测试装置及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Hasegawa et al. MeV-scale reheating temperature and thermalization of oscillating neutrinos by radiative and hadronic decays of massive particles
Apostolakis et al. Geometry and physics of the geant4 toolkit for high and medium energy applications
Battistoni et al. Overview of the FLUKA code
Siegrist et al. Hadron production by e+ e− annihilation at center-of-mass energies between 2.6 and 7.8 GeV. I. Total cross section, multiplicities, and inclusive momentum distributions
Kalugin et al. Overview of the MCU Monte Carlo software package
US6795801B1 (en) Apparatus and method for analyzing anisotropic particle scattering in three-dimensional geometries
Kandiev et al. PRIZMA status
KR101957015B1 (ko) Psm을 이용하는 노심 해석 장치 및 방법
Furihata et al. Calculation of nuclide productions from proton induced reactions on heavy targets with INC/GEM
Nicolaï et al. Effects of self-generated magnetic fields and nonlocal electron transport in laser produced plasmas
Diakonou et al. Direct production of single photons at the CERN Intersecting Storage Rings
JPH05226446A (ja) 半導体装置のシングルイベント評価装置および方法
Laget Rescattering in meson photoproduction from few body systems
Metwally et al. Flux measurements for a DD neutron generator using neutron activation analysis
Johnson Angular distribution of single-quantum annihilation radiation
Degtiarenko Applications of the photonuclear fragmentation model to radiation protection problems
Sperber Gamma-Ray Cascades from Nuclei with High Spin
Ambrosini et al. Impact parameter dependence of $ K^{\pm}, p,\overline {p}, d $ and $\overline {d} $ production in fixed target Pb+ Pb collisions at 158 GeV per nucleon
Williams et al. Deterministic calculations of photon spectra for clinical accelerator targets
Sidorov et al. Measurement of the and structure functions in the low region with the IHEP-JINR neutrino detector
JP4070202B2 (ja) レーザー逆コンプトンガンマ線を用いた核異性体生成による高精度、高s/n、高効率での同位体分析法
Lalić et al. Comparison of measured and Monte Carlo calculated electron beam central axis depth dose in water
Ambrožič et al. Characterization of neutron fields in the TRIGA irradiation facilities inside and outside the biological shield
Smith et al. Centrifugal stretching from lifetime measurements in the 170 Hf ground state band
Mohan Monte Carlo simulation of radiation treatment machine heads