JPH05214824A - 天体観測用建物ユニット - Google Patents
天体観測用建物ユニットInfo
- Publication number
- JPH05214824A JPH05214824A JP1892492A JP1892492A JPH05214824A JP H05214824 A JPH05214824 A JP H05214824A JP 1892492 A JP1892492 A JP 1892492A JP 1892492 A JP1892492 A JP 1892492A JP H05214824 A JPH05214824 A JP H05214824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building unit
- unit
- astronomical observation
- building
- roof
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 壁体２と開閉可能な機構を持った屋根体３と
からなる天体観測用建物ユニット１が工場生産された
後、建築現場に搬送され予め据付けられた建物ユニット
の上に据付けされる。 【効果】 施工が簡単で、低コストにて天体観測用建物
が提供できる。
からなる天体観測用建物ユニット１が工場生産された
後、建築現場に搬送され予め据付けられた建物ユニット
の上に据付けされる。 【効果】 施工が簡単で、低コストにて天体観測用建物
が提供できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、天体観測用建物ユニッ
トに関する。詳しくは、天体観測用建物ユニットが工場
生産された後、建築現場に搬送され予め据付けられた建
物ユニットの上に据付けされる天体観測用建物ユニット
に関する。
トに関する。詳しくは、天体観測用建物ユニットが工場
生産された後、建築現場に搬送され予め据付けられた建
物ユニットの上に据付けされる天体観測用建物ユニット
に関する。
【０００２】
【従来の技術】日本は経済大国であると言われ出して久
しい。海外旅行も年間人口の１〜２割が行っているらし
い。最近は単に外国旅行では物足りなくて、南極とかア
フリカのステップ地帯とかにも出掛けている人も多いと
のことである。そういう外国に飽きた日本人が次に興味
を持つのは宇宙である。月、太陽、火星などの惑星、中
性子星、ブラックホールなど宇宙に対する興味はつきな
い。
しい。海外旅行も年間人口の１〜２割が行っているらし
い。最近は単に外国旅行では物足りなくて、南極とかア
フリカのステップ地帯とかにも出掛けている人も多いと
のことである。そういう外国に飽きた日本人が次に興味
を持つのは宇宙である。月、太陽、火星などの惑星、中
性子星、ブラックホールなど宇宙に対する興味はつきな
い。
【０００３】そういう人間の興味を充足するため、一般
大衆にも入手可能な天体観測施設が研究されている。例
えば実開平２−１３７４５３号公報にあるように天体観
測用の建物（小型天体観測室）が提案されている。しか
しながら、この提案されている小型天体観測室は各建築
資材を現場で組み立てる方式であり、現場の状況によっ
ては施工が難しかった。また、屋根体を支えるための支
柱を観測室の外側に出っ張らすか、立てたりするので屋
根体を開けていざ天体を見ようとする時、平面視で屋根
体が観測室の外へ飛び出すので大きな敷地スペースを必
要とした。
大衆にも入手可能な天体観測施設が研究されている。例
えば実開平２−１３７４５３号公報にあるように天体観
測用の建物（小型天体観測室）が提案されている。しか
しながら、この提案されている小型天体観測室は各建築
資材を現場で組み立てる方式であり、現場の状況によっ
ては施工が難しかった。また、屋根体を支えるための支
柱を観測室の外側に出っ張らすか、立てたりするので屋
根体を開けていざ天体を見ようとする時、平面視で屋根
体が観測室の外へ飛び出すので大きな敷地スペースを必
要とした。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
天体観測室は難施工、敷地スペースの無駄づかい等ひい
ては、高コストの問題点があった。
天体観測室は難施工、敷地スペースの無駄づかい等ひい
ては、高コストの問題点があった。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明はそれらの問題点
を解決するためになされたものであって、施工が簡単で
敷地の省スペース化ができ価格も割安でしかも快速施工
できる天体観測用建物ユニットを提供することを目的と
する。請求項１記載の発明は壁体と開閉可能な機構を持
った屋根体とからなる天体観測用建物ユニットが工場生
産された後、建築現場に搬送され予め据付けられた建物
ユニットの上に据付けされる天体観測用建物ユニットと
した。請求項２記載の発明は屋根体が、その屋根体の一
部に略円形状の開口部が設けられ、その略円形状の開口
部を覆うように半球状膜体が張設され、その半球状膜体
は膜と骨組みとからなっており、アコーデオンカーテン
式に開閉可能な機構を持ったことを特徴とする請求項１
記載の天体観測用建物ユニットとした。
を解決するためになされたものであって、施工が簡単で
敷地の省スペース化ができ価格も割安でしかも快速施工
できる天体観測用建物ユニットを提供することを目的と
する。請求項１記載の発明は壁体と開閉可能な機構を持
った屋根体とからなる天体観測用建物ユニットが工場生
産された後、建築現場に搬送され予め据付けられた建物
ユニットの上に据付けされる天体観測用建物ユニットと
した。請求項２記載の発明は屋根体が、その屋根体の一
部に略円形状の開口部が設けられ、その略円形状の開口
部を覆うように半球状膜体が張設され、その半球状膜体
は膜と骨組みとからなっており、アコーデオンカーテン
式に開閉可能な機構を持ったことを特徴とする請求項１
記載の天体観測用建物ユニットとした。
【０００６】
【作用】壁体と開閉可能な機構を持った屋根体とからな
る天体観測用建物ユニットが工場生産された後、建築現
場に搬送され予め据付けられた建物ユニットの上に据付
けることができる天体観測用建物ユニットとしたので、
難施工、高コスト等の問題点を解消した。
る天体観測用建物ユニットが工場生産された後、建築現
場に搬送され予め据付けられた建物ユニットの上に据付
けることができる天体観測用建物ユニットとしたので、
難施工、高コスト等の問題点を解消した。
【０００７】また、屋根体が、その屋根体の一部に略円
形状の開口部が設けられ、その略円形状の開口部を覆う
ように半球状膜体が張設され、その半球状膜体は膜と骨
組みとからなっており、アコーデオンカーテン式に開閉
可能な機構を持ったことを特徴とする請求項１記載の天
体観測用建物ユニットとしたので、難施工、スペースの
無駄づかい、高コスト等の問題点を解消した。
形状の開口部が設けられ、その略円形状の開口部を覆う
ように半球状膜体が張設され、その半球状膜体は膜と骨
組みとからなっており、アコーデオンカーテン式に開閉
可能な機構を持ったことを特徴とする請求項１記載の天
体観測用建物ユニットとしたので、難施工、スペースの
無駄づかい、高コスト等の問題点を解消した。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 まず、図の簡単な説明およ
び実施例の構成を説明する。
する。 まず、図の簡単な説明およ
び実施例の構成を説明する。
【０００９】図１は、本発明の天体観測用建物ユニット
１の斜視図であり、壁体２と開閉可能な機構を持った屋
根体３とからなっている。屋根体３の一部に略円形状の
開口部４が設けられ、その略円形状の開口部４を覆うよ
うに半球状膜体５が張設されている。半球状膜体５は膜
６と多数の骨組み７とからなっている。そして、半球状
膜体５は５１、５２という２組の四分球状体とから構成
されており、それらは開口部４の２点である８、９を支
点としてアコーデオンカーテン式に開閉可能な機構を有
している。
１の斜視図であり、壁体２と開閉可能な機構を持った屋
根体３とからなっている。屋根体３の一部に略円形状の
開口部４が設けられ、その略円形状の開口部４を覆うよ
うに半球状膜体５が張設されている。半球状膜体５は膜
６と多数の骨組み７とからなっている。そして、半球状
膜体５は５１、５２という２組の四分球状体とから構成
されており、それらは開口部４の２点である８、９を支
点としてアコーデオンカーテン式に開閉可能な機構を有
している。
【００１０】図２は、基礎１４上に本発明の天体観測用
建物ユニット１の１ユニットと標準建物ユニット１０、
１１、１２、１３の４ユニットとの混合で作った合計５
ユニットのユニット建物Ｔの斜視図である。標準建物ユ
ニット１０、１２は１階部であり、標準ユニット１１、
１３は２階部である。
建物ユニット１の１ユニットと標準建物ユニット１０、
１１、１２、１３の４ユニットとの混合で作った合計５
ユニットのユニット建物Ｔの斜視図である。標準建物ユ
ニット１０、１２は１階部であり、標準ユニット１１、
１３は２階部である。
【００１１】次に実施例の作用を説明する。壁体２と開
閉可能な機構を持った屋根体３とからなる天体観測用建
物ユニット１が工場生産された後、建築現場に搬送され
予め現場で作られた基礎１４上に１階部の標準建物ユニ
ット１０、１２と２階部の標準ユニット１１、１３とが
据付けられた建物ユニットＴの上に据付けることができ
る天体観測用建物ユニット１としたので、難施工等ひい
ては高コストの問題点を解消した。
閉可能な機構を持った屋根体３とからなる天体観測用建
物ユニット１が工場生産された後、建築現場に搬送され
予め現場で作られた基礎１４上に１階部の標準建物ユニ
ット１０、１２と２階部の標準ユニット１１、１３とが
据付けられた建物ユニットＴの上に据付けることができ
る天体観測用建物ユニット１としたので、難施工等ひい
ては高コストの問題点を解消した。
【００１２】また、屋根体３が、その屋根体３の一部に
略円形状の開口部４が設けられ、その略円形状の開口部
４を覆うように半球状膜体５が張設され、その半球状膜
体５は膜６と骨組み７とからなっており、アコーデオン
カーテン式に開閉可能な機構を持ったことを特徴とする
請求項１記載の天体観測用建物ユニット１としたので、
単に標準建物ユニットの上に据付けるのみなので、施工
が簡単である。また、屋根体３を開けていざ天体を見よ
うとする時、平面視で屋根体３が観測室の外へ飛び出す
ことがないので敷地に余分のスペースが必要しない。
略円形状の開口部４が設けられ、その略円形状の開口部
４を覆うように半球状膜体５が張設され、その半球状膜
体５は膜６と骨組み７とからなっており、アコーデオン
カーテン式に開閉可能な機構を持ったことを特徴とする
請求項１記載の天体観測用建物ユニット１としたので、
単に標準建物ユニットの上に据付けるのみなので、施工
が簡単である。また、屋根体３を開けていざ天体を見よ
うとする時、平面視で屋根体３が観測室の外へ飛び出す
ことがないので敷地に余分のスペースが必要しない。
【００１３】以上、実施例を図面に基づいて説明してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっ
ても本発明に含まれる。
【００１４】例えば、実施例では、半球状膜体５は５
１、５２という２組の四分球状体とから構成されている
としたが、一体物とすることも可能である。また、実施
例では天体観測用建物ユニット１を２階部の上に据付し
たが１階部の上にも当然据付けすることができる。
１、５２という２組の四分球状体とから構成されている
としたが、一体物とすることも可能である。また、実施
例では天体観測用建物ユニット１を２階部の上に据付し
たが１階部の上にも当然据付けすることができる。
【００１５】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の天体
観測用建物ユニットによれば、壁体と開閉可能な機構を
持った屋根体とからなる天体観測用建物ユニットが工場
生産された後、建築現場に搬送され予め据付けられた建
物ユニットの上に据付けることができる天体観測用建物
ユニットとしたので、難施工等ひいては高コストになる
という問題点を解消することができた。
観測用建物ユニットによれば、壁体と開閉可能な機構を
持った屋根体とからなる天体観測用建物ユニットが工場
生産された後、建築現場に搬送され予め据付けられた建
物ユニットの上に据付けることができる天体観測用建物
ユニットとしたので、難施工等ひいては高コストになる
という問題点を解消することができた。
【００１６】また、屋根体が、その屋根体の一部に略円
形状の開口部が設けられ、その略円形状の開口部を覆う
ように半球状膜体が張設され、その半球状膜体は膜と骨
組みとからなっており、アコーデオンカーテン式に開閉
可能な機構を持ったことを特徴とする請求項１記載の天
体観測用建物ユニットとしたので、難施工、敷地スペー
スの無駄づかい等の排除ひいては低コストで天体観測用
建物を提供することができた。
形状の開口部が設けられ、その略円形状の開口部を覆う
ように半球状膜体が張設され、その半球状膜体は膜と骨
組みとからなっており、アコーデオンカーテン式に開閉
可能な機構を持ったことを特徴とする請求項１記載の天
体観測用建物ユニットとしたので、難施工、敷地スペー
スの無駄づかい等の排除ひいては低コストで天体観測用
建物を提供することができた。
【図１】図１は本発明実施例の天体観測用建物ユニット
の斜視図である。
の斜視図である。
【図２】図２は本発明実施例の天体観測用建物ユニット
の１ユニットと標準建物ユニットの４ユニットとの混合
で作った合計５ユニットのユニット建物Ｔの斜視図であ
る。
の１ユニットと標準建物ユニットの４ユニットとの混合
で作った合計５ユニットのユニット建物Ｔの斜視図であ
る。
１ 天体観測用建物ユニット ２ 壁体 ３ 屋根体 ４ 開口部 ５ 半球状膜体 ６ 膜 ７ 骨組み １０、１１、１２、１３ 標準ユニット
Claims (2)
- 【請求項１】 壁体と開閉可能な機構を持った屋根体と
からなる天体観測用建物ユニットが工場生産された後、
建築現場に搬送され予め据付けられた建物ユニットの上
に据付けされることを特徴とする天体観測用建物ユニッ
ト。 - 【請求項２】 屋根体が、その屋根体の一部に略円形状
の開口部が設けられ、その略円形状の開口部を覆うよう
に半球状膜体が張設され、その半球状膜体は膜と骨組み
とからなっており、アコーデオンカーテン式に開閉可能
な機構を持ったことを特徴とする請求項１記載の天体観
測用建物ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1892492A JPH05214824A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 天体観測用建物ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1892492A JPH05214824A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 天体観測用建物ユニット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05214824A true JPH05214824A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=11985175
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1892492A Pending JPH05214824A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | 天体観測用建物ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05214824A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100523337B1 (ko) * | 2002-12-10 | 2005-10-24 | 한국 천문 연구원 | 완전 개폐형 돔 엔클로져 |
| CN114179977A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-03-15 | 中船邮轮科技发展有限公司 | 一种用于邮轮甲板泳池的可开启式顶棚 |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP1892492A patent/JPH05214824A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100523337B1 (ko) * | 2002-12-10 | 2005-10-24 | 한국 천문 연구원 | 완전 개폐형 돔 엔클로져 |
| CN114179977A (zh) * | 2021-12-20 | 2022-03-15 | 中船邮轮科技发展有限公司 | 一种用于邮轮甲板泳池的可开启式顶棚 |
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