JPH05214095A - ポリケトン類をポリ(ケトエステル類)へ変換する方法 - Google Patents

ポリケトン類をポリ(ケトエステル類)へ変換する方法

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JPH05214095A
JPH05214095A JP4315497A JP31549792A JPH05214095A JP H05214095 A JPH05214095 A JP H05214095A JP 4315497 A JP4315497 A JP 4315497A JP 31549792 A JP31549792 A JP 31549792A JP H05214095 A JPH05214095 A JP H05214095A
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polyketone
liquid medium
acid
carbonyl
carbon monoxide
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JP4315497A
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Biau-Hung Chang
チャング バウーハング
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Quantum Chemical Corp
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G63/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain of the macromolecule
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G67/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing oxygen or oxygen and carbon, not provided for in groups C08G2/00 - C08G65/00
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポリケトン類をポリ(ケトーエステル類)に
転換する。 【構成】 エチレン−一酸化炭素コポリマーまたはター
ポリマーなどのポリケトン類を、不活性の液状媒体の中
で、−20℃から150℃の温度で、ルイス酸およびC
1−4脂肪族モノカルボン酸の存在の下で水溶液の過酸
化水素と反応させて、カルボニル官能性の一部をオキシ
カルボニル基に転換する製法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はポリケトン類をポリ(ケ
ト−エステル類)に転換する方法に関するものである。
更に特定して言えば、本発明はオレフィン−一酸化炭素
コポリマーなどのポリケトン類のポリマー連鎖中の官能
性カルボニルの一部を過酸化水素により酸化して官能性
オキシカルボニルに転換する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリケトン類、即ちポリマー連鎖に取り
込まれたカルボニル基を持つポリマー、は既に知られて
おり、最も普遍的には単一乃至は複数のα−オレフィン
類と一酸化炭素を重合して造りだされる。エチレンおよ
び一酸化炭素から誘導されるこのタイプのポリケトン類
はブルーベーカーにより米国特許2,495,286号
に開示されている。チーグラー触媒およびラジカル触媒
を用いた多数のその他液相並びに気相の製法が、一酸化
炭素をエチレンおよびその他の不飽和のオレフィン系モ
ノマーにより重合するための方法についての先行技術の
中で記述されている。オレフィン−一酸化炭素コポリマ
ーの性状、製法、反応および用途に就いての概観は“ポ
リマーの科学および技術の百科事典(Encyclop
ediaof Polymer and Techno
logy)”、第9巻、397−402ページ、ジョン
ウイリイ社(John Wiley & Sons,
Inc.)刊行(1968年)に記述されている。ポリ
ケトンの化学的修飾法に就いては、既にその様々な方法
が知られている。米国特許2,457,271号では、
不飽和度を高めるために、有機溶媒中でアルカリ性金属
水酸化物と共に加熱することによりモノオレフィン−一
酸化炭素コポリマー類を修飾するための方法が開示され
ている。この重合体は、酸素含有量が少なくとも5%減
少するか若しくはヨウ素値が最低25に高まるまで反応
せしめられる。ヒドラジン水和物および関連する窒素含
有化合物類との反応によるポリケトン類(モノオレフィ
ン−一酸化炭素コポリマー類)の修飾は、米国特許2,
457,279号に記述されている。ポリケトン類をシ
アン化水素と反応させてポリシアノヒドリン樹脂を作り
だす方法が米国特許2,495,284号に開示されて
いる。
【0003】米国特許2,495,292号は、カルボ
ニル群の原子価を低下させ第二アルコール基にし、高分
子量の多価アルコール類を得るために、ニッケル触媒の
存在の下に行うモノオレフィン−一酸化炭素重合物の触
媒水素添加法を開示している。米国特許2,846,4
06号はモノオレフィン−一酸化炭素のコポリマー類
を、比較的に高い分子量のポリアミンを得るために、フ
ォルムアルデヒドおよび特定のアンモニウムまたはアミ
ン塩類と反応させる方法に関するものである。モノオレ
フィン−一酸化炭素コポリマー類を、酸性触媒の存在の
下でトリアゾ水素酸と反応させて、修飾する別の方法が
米国特許3,068,201号に開示されている。 ポ
リケトン類から熱可塑性ポリマー類を製造する方法もま
た、米国特許3,979,373号および3,979,
374号に開示されている。米国特許3,979,37
3号の生成物は、エチレンおよび一酸化炭素から成る等
モル代替コポリマーを、強酸、例えば硫酸、燐酸、p−
トルエン硫酸など、と40ー200℃で反応させて得ら
れる重合のフラン誘導体である。米国特許3,979,
374号のピロール重合体類はエチレンおよび一酸化炭
素より成る等モル代替コポリマーを強酸および溶剤の存
在の下で、40−100℃の温度により第一モノアミン
と反応させて手に入れている。米国特許4,616,0
72号および4、687、805号は液状媒体中で、ル
イス酸類およびルイス塩基類から選択したアニオン性ハ
ロゲン化触媒の存在の下で、コポリマーを接触させるこ
とにより入手することが出来るハロゲン化エチレン−一
酸化炭素コポリマーを開示している。
【0004】コハク酸からドデカンデイオイック酸(d
odecanedioic acid)までの範囲の
α,ω一ジカルボン酸の混合物、および、それより更に
高級のもの、それに対応するエステル類を製造するめの
エチレン−一酸化炭素の酸化および鎖の開裂反応が、米
国特許2,436,269号に開示されている。酸化は
硝酸およびバナジウム酸化触媒、例えば五酸化バナジウ
ムまたはバナジン酸アンモニウム、を利用することによ
り典型的な形で達成される。開示されている他の酸化剤
には窒素の高度な酸化物、クロム酸、過マンガ酸塩、分
子状の酸素または空気、若しくはそれらの混合物が挙げ
られる。ポリケトン類を、液状の媒体中で、有機過酸化
物酸化剤を用いてエチレン−一酸化炭素コポリマー類を
酸化することによりポリエステル類に転換する方法は米
国特許4,929,711号に開示されている。カルボ
ニル官能基の殆ど全てまたは僅かその一部分のみを、こ
の方法により酸化することが可能である。米国特許4,
957,997号には、有機過酸化物類を用いて、エチ
レン−ビニルアセテート−一酸化炭素ターポリマー類な
どの付属官能基を有するポリケトン類を酸化して、カル
ボニル官能基の全てまたはその一部をオキシカルボニル
基に転換する方法が開示されている。欧州特許出願第8
9202833,3号、1991年6月13日付け、特
許公開第0372602号もまた、バイエルービリガー
反応(Bayer−Villiger reactio
n)を用いてポリケトン類の誘導体が得られることを開
示している。酸触媒と反応させるこの反応に芳香族過酸
化物類を酸化剤として用いることを提案している。
【0005】
【発明が解決しようとしている課題】過酸化物類はポリ
ケトン類のための効果的な酸化剤ではあるが、高価なも
のであり、ある場合には取扱いに危険が伴う。若し、オ
レフィン類および一酸化炭素の重合により得られるポリ
ケトン類などに、ポリマー連鎖に取り込まれているカル
ボニル基を、過酸化水素を酸化剤として使い、酸化させ
る方法でそれをエステル基にする事が出来る方法があれ
ば非常に便利であろう。若し、それが、ポリマーの連鎖
を著しく開裂させることなく、即ち分子量並びにポリマ
ーの分子量分布を実質的に変化させずに、達成できるな
らなお一層便利であろう。しかしながら、上述した米国
特許4,929,711号および4,957,997号
に記載された過酸化水素を有機過酸化水素類に置き換え
る方法は、カルボニル基をオキシカルボニルの一部分に
転換するのに効果的であることを証明してはいない。ル
イス酸類、例えばBFは、過酸化水素と共に、数多く
のケト化合物のバイエル−ビリガー(Baeyer−V
illiger)酸化法に広く使用される試薬である
が、それはポリケトン類の転換では不満足な結果しか与
えない。若し、過酸化水素を酸化剤として活用する方法
がポリケトン類の重合連鎖中に存在するカルボニル官能
性をオキシカルボニル基に転換するのに役立たせること
が出来れば非常に便利である。その方法が望ましくない
副産物の発生が最小限で、40パーセントまたはそれ以
上の転換を達成できれば更に望ましい。これら及びその
他の利点は本発明の方法で実現されており、その詳細を
以下に記述した。
【0006】
【課題の解決】本発明は、(1)分子量1,000以上
で、カルボニル官能性を重量比で0.01から50パー
セントを持つポリケトン類を不活性の液状媒体の中で溶
解または分散させ、該ポリケトン類の液状媒体に対する
重量比は1:5から1:200の範囲とし;(2)工程
(1)で作られたポリマー溶液または分散液を、カルボ
ニル官能性の一部をオキシカルボニル基に酸化させるの
に十分な量の過酸化水素水溶液に接触させ、この酸化は
ルイス酸および1ないし4個の炭素原子を含む脂肪族モ
ノカルボン酸若しくはC1−4脂肪族モノカルボン酸類
の混合物の存在の下で、20℃から200℃の温度で行
われ;(3)ポリ(ケト−エステル類)を回収すること
を特徴とするポリケトン類をポリ(ケト−エステル類)
に転換し、製造する法に関するものである。更に具体的
に言うと、本発明はポリマー連鎖の中にあるカルボニル
基の一部をオキシカルボニル基に酸化することにより、
ポリケトンをポリ(ケト−エステル)に転換する方法に
関するものである。この反応は分子量1,000以上で
カルボニル基の重量パーセントが0.01から50のポ
リケトンを、不活性の液状媒体中で、20℃から200
℃の温度で、ルイス酸およびC2−4脂肪族モノカルボ
ン酸の存在の下で過酸化水素に接触させるものである。
過酸化水素のカルボニル基に対するモル比は0.1:1
から150:1の範囲で、ポリケトンの不活性液状媒体
に対する重量比は1:5から1:200の範囲である。
ルイス酸の液状媒体に対する重量比は0.00001:
1から0.5:1で、脂肪族カルボン酸の液状媒体に対
する重量比は0.001:1から10:1の範囲であ
る。本発明で特に有益な具体的態様では、分子量おおよ
そ10,000から1,000,000およびカルボニ
ル成分を0.5から20重量パーセントを有するポリケ
トン類をポリ(ケト−エステル類)に転換することであ
る。本製法はエチレン−一酸化炭素コポリマー類などの
エチレンおよび一酸化炭素から成るポリマー類、およ
び、C3−8α−オレフィン類若しくはビニルアセテー
トなどのエチレン、一酸化炭素並びにビニルまたはビニ
リデンから成るターポリマーの転換には特に有益であ
る。
【0007】本発明は過酸化水素を酸化剤として利用し
て、ポリケトン類をポリ(ケト−エステル類)に転換す
る方法に広範に関連するものである。ここで用いた用
語、ポリケトンは普遍的にポリマー連鎖の中に−C(=
O)−持つ複数のカルボニル基を意味する。ここで、場
合によっては、ケトンまたはケト基として引用されるカ
ルボニル基は、ポリマー連鎖全体に亘り不規則または規
則的に分布する。ここで用語、ポリ(ケト−エステル)
は総称的な意味で用いており、ポリマー連鎖中に取り込
まれている一つ乃至はそれ以上のカルボニル並びに−C
(=O)O−を持つオキシカルボニル基を有するポリマ
ーの全てを網羅するものである。カルボニル基はまたエ
ステル基として引用している。広範囲に亘る一連の有用
なポリ(ケト−エステル)生産物は、使用されるポリケ
トンおよびカルボニル転換の程度により様々な形で作り
だすことが可能である。製法の賢明な選択により、カル
ボニルおよびカルボニル基の量を様々に変えて製品ポリ
(ポリ−エステル類)組成を種々に変化させることが出
来、事前に決めれれた品質に見合った“オーダーメー
ド”の生成物を作りだせる。エチレンおよび一酸化炭素
の共重合から誘導されるポリケトン分子中の僅か一個の
カルボニル基の反応を考察してみると、その製法は次式
のように表すことが出来る。
【化1】 〔ここで、xは特定のCOの存在位置で隣接するエチレ
ン単位の数量を表す整数である。〕 上記の化学式で明らかなように、酸素原子の挿入はカル
ボニルのいずれの側にでも起こり得る。カルボニルから
オキシカルボル基への転換を定量的に行うことは理論的
には可能であるものの、実際上これは不可能であり相当
量のカルボニル官能性が残り、作りだされるポリ(ケト
−エステル)の中に存在することになる。隣接する二個
のカルボニル基の内の一個のみが酸化される場合、結果
として生ずる一個の分子配列を示す反応は次式で表され
る。
【化2】 〔ここで、xおよびyは同じか又は異なっているか、そ
のいずれかの整数であり、エチレン単位の数を表す。〕
【0008】本発明の製法によるポリ(ケト−エステル
類)の製造に用いられるポリケトンポリマー類はポリマ
ー連鎖の一部を構成するカルボニルの炭素原子と共に、
全体に分布する複数のカルボニル基を持つ炭化水素ポリ
マー連鎖から成る。カルボニル基はポリマー分子の中、
即ちポリマーの主軸に沿って、不規則または規則的に分
布する。ポリケトン類は構造的には単位としての構造
式、−R−C(=O)−〔ここで、Rは二原子価の炭化
水素の構成分子である。〕が繰り返して構成される。ポ
リケトンの分子量は、約1,000から数百万またはそ
れ以上の範囲に広がることがある。極端に高い分子量の
ポリケトン類(約5百万までの)と反応することが可能
であるとはいうものの、ポリケトン類は典型的には1,
000から2,000,000の分子量を持っている。
最も一般的には、ポリケトン類の分子量は約10,00
0から約1,000,000の範囲にある。ポリケトン
類のカルボニル成分(%CO)は0.01重量パーセン
トから50重量パーセントの範囲にある。最も一般的に
は、カルボニル成分は0.5重量パーセントから20重
量パーセントの範囲にある。有用なポリケトン類は既存
の技術書に記載されている既知の製法のいずれによって
も入手可能である。ポリケトンの製造方法は、ポリケト
ンが、酸化反応を妨げる恐れのある触媒の残渣またはそ
れと類似の不純物を含んでいなければ良く、その限りで
は本発明の製法に関しては重要なものではない。ポリケ
トン類は、一酸化炭素とα−オレフィン類の共重合によ
り最も有効に作り出せるが、他の方法を活用することも
可能である。それは例えば、高温高圧でエチレンを脂肪
族アルデヒド類と共重合する;ポリビニルアルコールま
たはポリエチレンの酸化;ケテンまたはジケテンのカチ
オン重合;不飽和サイクリックエーテル類またはジケテ
ンの基礎的な開環重合;および2,2−ジフェニル−4
−メチレン−1,3−ジオキソランの基礎的な開環重合
などである。
【0009】ポリケトンは最も一般的には、一酸化炭素
およびα−オレフィン類若しくはα−オレフィン類の混
合物の共重合により作られるが、これらポリマー類の製
造方法は数多く知られており既存の技術書に記述されて
いる。代表的に使われるα−オレフィン類は、2から1
2の炭素原子を持っており、エチレン、プロピレン、ブ
テン−1、イソブチレン、ヘキセン−1、オクテン−1
などの脂肪族のα−オレフィン類、そして、スチレン、
p−メチルスチレン、α−メチルスチレン、α−メチル
スチレンおよびそれと類似のものを持つα−オレフィン
類などである。アクリロニトリル;アクリルアミド;塩
化ビニル;塩化ビニリジェン;ビニルアセテート;メチ
ルビニルケトン;ビニルピリジン;アクリル酸およびそ
れらのエステル類など、その他のビニルおよびビニリジ
ェンモノマーもこの共重合製法に含まれる。一酸化炭素
およびエチレン、または、一酸化炭素、エチレンおよび
ビニルアセテート、または、C3−8α−オレフィンを
重合して得られるポリケトン類は本方法に於いて最も便
利に利用される。製造されるポリ(ケト−エステル)の
物理的特性は分子量とポリマーの分子量分布およびカル
ボニル基のオキシカルボニル基への転換の度合いの関数
である。これらは主としてポリケトンの成分、反応条件
および使用する過酸化水素並びに触媒の量に左右され
る。本発明の方法は、適用される反応温度では液状であ
り、ポリケトンまたはポリ(ケト−エステル)のいずれ
にも反応せず、反応温度で酸化しない媒体の中で行われ
る。更に、この液体はポリマーを溶解するか膨張させる
かの、いずれかが出来る必要がある。不活性液状媒体の
沸点は決定的に重要ではないが、溶剤の除去を困難にす
るほど高いものであってはならない。この方法に沸点が
反応温度よりも低い液体を使用する場合には、反応は還
流条件の下で行うか、または、圧力容器の中で実施する
ことが可能である。
【0010】この反応に役立つ媒体は炭化水素、クロロ
炭化水素、ニトロ置換した炭化水素およびカルボン酸エ
ステル類などがある。ヘキサン、ヘプタン、オクタン、
ベンゼン、デカリン、塩化メチレン、クロロベンゼン、
ジクロロベンゼン、ニトロベンゼンおよびジメチルフタ
レートなどが、この方法に反応媒体として使用できる化
合物の具体例である。C5−10脂肪族炭化水素、ベン
ゼン、クロロ化したC1−3脂肪族炭化水素、クロロベ
ンゼンおよびジクロロベンゼンはこの製法に特に便利な
ものである。ポリケトンの液状媒体に対する重量比は約
1:5から約1:200の広い範囲で変動する。望まし
いポリケトンの液状媒体に対する重量比は1:10から
約1:100の範囲である。過酸化水素はこの方法で酸
化剤として用いられ、不活性の液状媒体中に溶解または
分散された上でポリケトンに接触させられる。過酸化水
素のカルボニル官能性に対するモル比は希望する転換の
如何によって0.1:1から150:1の範囲である
が、しかし、最も望ましくは約1:1から100:1の
範囲である。これがカルボニル基1モルに対する過酸化
水素のモル数である。過酸化水素は典型的には30パー
セントから95パーセントのHを含有する水溶液
として導入される。反応は約20℃約200℃の温度で
行われるが、20℃から100℃の温度で行うのが最も
有利である。反応時間は様々とはいうものの、一般的に
は、約30分から、低い反応温度および/または低い反
応液の濃度での約24時間と変動する。反応条件および
時間はカルボニルからオキシカルボニルへの転換の程度
を基準にし、また、好ましくない鎖の切断反応並びに副
産物の発生を最小限に抑えるように選択される。酸化の
度合い、即ちカルボニルからオキシカルボニルへの転換
の率、は広い範囲で変動するが、一般的には、約60パ
ーセント以上を大きく超えるカルボニル転換を達成する
ことは難しい。普遍的には、カルボニル官能性の20か
ら60パーセントがオキシカルボニル基に酸化するよう
に反応させる事が殆どである。
【0011】この製法にはルイス酸および脂肪族のカル
ボン酸を過酸化水素と共に採用することが必要である。
役に立つルイス酸類には臭化物、塩化物、フッ素か物、
硼素のオキシフッ化物およびオキシ塩化物、アンチモ
ン、タンタル、チタン、タングステン、亜鉛および錫ま
たはそれらの水和物、エーテル化物若しくは複合物が含
まれる。ルイス酸は液状の媒体を基準にして0.000
01:1から0.5:1の重量比で存在する。ルイス酸
の液体媒体に対する重量比が0.0001:1から0.
05:1とするのがより望ましい。特に役立つルイス酸
類には硼素のフッ化物類、アンチモン並びにチタンまた
はそれらの水和物類、エーテル化物類若しくは複合物類
が含まれる。硼素トリフルオライドおよびアルコール類
若しくはカルボン酸類を伴う硼素トリフルオライドの複
合物類の利用は特に都合がよい。例示したカルボキシル
基を有するかまたはアルコールの複合物類若しくは硼素
トリフルオライドには、硼素トリフルオライド−酢酸複
合物、硼素トリフルオライド−プロピオン酸複合物、硼
素トリフルオライド−メタノール複合物および硼素トリ
フルオライド−プロパノール複合物が含まれる。 酸化
を促進するために用いるカルボン酸類はC1−4脂肪族
モノカルボン酸類である。その酸類には蟻酸、酢酸、プ
ロピオン酸、酪酸類およびそれらの混合物などが含まれ
る。カルボン酸は、液状の媒体を基準にして約0.00
1:1から10:1の重量比で存在している。脂肪族の
カルボン酸の液状媒体に対する重量比は0.01:1か
ら0.5:1の範囲にあることが更に望ましい。本発明
に従って製造されるポリ(ケト−エステル)は本業界に
知られている既存の方法で回収する。一般に、反応混合
物はポリマーを沈殿させるために常温にまで冷却され、
その後で濾過によりポリマーを回収する。この沈殿を促
進するために、ポリ(ケト−エステル)を溶解しない、
即ちポリマーを溶かさずまた膨張させない沈殿用希釈液
を加えてることが出来る。その沈殿用希釈液にはメタノ
ール、エタノール、プロパノール、t−ブタノール、ア
セトンおよび類似品が含まれるが、但しこれらのみに限
定するものではない。余剰の過酸化水素、ルイス酸およ
びカルボン酸類はポリ(ケト−エステル)と共に沈殿す
るかもしれないのため、このポリマーを、トルエン若し
くはキシレンなどの溶剤中に再度溶解し、上述の沈殿用
希釈剤の一種またはそれ以上を添加して再度沈降させる
のが好都合である。その上で回収したポリマーを乾燥
し、若し希望するならば、それに添加剤を加えても良
い。
【0012】基剤であるポリケトン、特にエチレン−一
酸化炭素コポリマーは、カルボニル発色団からの放射物
の吸収により光線による品質変化を示す(ポリマー科学
総論、第6巻、530ページ、パーガモン プレス〔P
ergamon Press社刊〕);カルボニルから
オキシカルボニルの一部分に部分的な転換をもたらすと
ころの本発明の方法に従って得られるポリ(ケト−エス
テル)は、光分解性および生物分解性を有する。これは
特に役に立つ特性を持つ化合物である。生物分解性の度
合いは、主鎖のカルボニル基からオキシカルボニルの一
部分に転換する率が増加するに連れて、上昇する。本発
明の方法に従って得られる分解性を持つポリ(ケト−エ
ステル類)はプラスチック材、ワックス材、粘着材およ
び塗布材として非常に有益なものである。以下の実例は
本発明をさらに詳細に例示する;但し、それらはこの発
明の範囲に限定を加えるものではない。実例の各部分、
パーセント、比率は、特に注記なき限り重量を基準にし
た。
【0013】実施例I 1.5グラムのポリケトン(1.6モルパーセントCO
を含有するエチレン−一酸化炭素共重合樹脂;Mw 1
25,000:Mn 18,000)を30mlを入れ
たフラスコに装入し、ポリマーが溶解するまで80−9
0℃で加熱した。ポリケトンのクロロベンゼンに対する
重量比は1:66であった。そこで、氷酢酸(5ml
s)、硼素トリフルオライドエーテル化物(0.07グ
ラム)および70%過酸化水素水溶液(1ml)を反応
器に装入した。酢酸のクロロベンゼンに対する重量比お
よび硼素トリフルライドエーテル化物のクロロベンゼン
に対する重量比はそれぞれ0.16:1および0.00
2:1であった。反応混合物は90℃で3時間攪拌保持
した。反応混合液を常温に冷却してから、ポリマーを沈
殿させるためメタノール(100mls)を添加した。
濾過によりポリマーを回収し、メタノールで洗浄し、ト
ルエンの中で再度溶解し純度を高め、その後、メタノー
ルで再度沈殿させた。最終生成物のポリ(ケト−エステ
ル)を減圧下、常温で乾燥した。赤外線分光による最終
生成物分析はエステル状カルボニルの存在に起因して1
735cm−1で強力な吸収を呈した。赤外線分光はま
た、処理前のポリケトンに比べて、1710−1でケト
ン カルボニル吸収に於いて顕著な減少を示した。関連
する赤外線吸収のピークに基準を置いて、カルボニルか
らオキシカルボニルへの転換は40%と計算された。エ
ステル形成も核磁気共鳴分光により確認した。
【0014】比較例A 比較のため、酢酸を除いて、実施例Iを繰り返しして実
施した。90℃で3時間の反応の後、カルボニルからオ
キシカルボニルへの転換は20%−反応に酢酸を加えた
場合に得られるものに対し僅か半分であった。この比較
は、酢酸が過酸化水素およびルイス酸と共に存在する場
合に、より良い結果が得られることを明白に証明した。
【0015】実施例II 反応温度80℃としたことを除いて、実施例Iを繰り返
して実施した。80℃で3時間の反応の後、カルボニル
からオキシカルボニルへの転換は45%との結果が得ら
れた。
【0016】実施例III 実施例Iでのポリケトンの0.5グラムを90℃でクロ
ロベンゼン30mlsに溶解し、氷酢酸5mls、硼素
トリフルオライドエーテル化物0.007グラムおよび
70%過酸化水素水溶液2mlsを添加した。反応混合
液を90℃で3時間攪拌し、通常の方法でポリ(ケト−
エステル)を回収した。ポリ(ケト−エステル)の赤外
線分光分析は1735−1で強力なエステル吸収の存在
を示した。関連するピークとの比較ではカルボニルから
オキシカルボニルへの転換は45%をであることを示し
た。
【0017】実施例IV−X 実施例Iに記述した一般的な方法に従って一連の実験を
行った。カルボン酸の量および種類は様々に変動した。
使用したポリケトン、液状の媒体、過酸化水素おとびル
イス酸は実施例Iど同一で、下記のみを例外として行っ
た。比較のため、および、この製法にC1−4脂肪族ノ
カルボン酸類が決定的に重要であることを証明するため
に、3回の比較例(B−D)を実施した。各々の反応の
詳細および得られた結果は下記一覧表の通りであった。
【表1】 上記から明らかなように、C1−4モノカルボン酸類の
使用によりカルボニル官能性の著しい転換が得られた
が、これに対して、ジカルボン酸若しくは高級なモノカ
ルボン酸類を採用した場合にはカルボニル転換は殆ど達
成できなかった。
【0018】実施例XI この反応のために他のルイス酸類を利用する効能を証明
するために、実施例Iのポリケトンの0.5グラムをク
ロロベンゼン30mlsに溶解した。この溶液にアンチ
モンテトラフルオライド0.13グラム、氷酢酸5ml
sおよび70%過酸化水素水溶液を添加した。反応混合
液を80℃に加熱し、3時間攪拌した。その結果得られ
たポリ(ケト−エステル)生成物を通常の方法で回収
し、赤外線分光により分析した。酢酸を除いて全く同一
の条件で反応を繰り返したとき、カルボニル転換は30
%に低下した。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)分子量1,000以上で0.01
    から50重量パーセントのカルボニル官能性を有するポ
    リケトン類を不活性の液状媒体中に溶解または分散さ
    せ、該ポリケトンの該液状媒体に対する重量比は1:5
    から1:200の範囲とし、(2)工程(1)により作
    られたポリマー溶液または分散液に、カルボニル官能性
    基の一部をオキシカルボニルに酸化するに十分な量の過
    酸化水素水溶液と接触させるが、該酸化は、20℃から
    200℃の温度で、ルイス酸および1から4個の炭素原
    子またはC1−4脂肪族モノカルボン酸類の混合物を含
    有する脂肪族モノカルボン酸を存在下行い、(3)ポリ
    (ケト−エステル類)を回収するることを特徴とするポ
    リケトン類をポリ(ケト−エステル類)に転換させる方
    法。
  2. 【請求項2】 ポリケトンが一酸化炭素およびα−オレ
    フィンまたはα−オレフィン類の混合物のコポリマーで
    ある請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 ポリケトンがエチレン−一酸化炭素のコ
    ポリマー、エチレン−一酸化炭素−C3−9α−オレフ
    ィン ターポリマーまたはエチレン−一酸化炭素−ビニ
    ルアセテートターポリマーである請求項2に記載の方
    法。
  4. 【請求項4】 ポリケトンが1,000から2,00
    0,000の分子量を持ち、0.5から20重量パーセ
    ントのカルボニル基を含有する請求項1から3のいずれ
    かに記載の方法。
  5. 【請求項5】 不活性の液状媒体が、炭化水素類、塩素
    化された炭化水素類、ニトロ基により置換された炭化水
    素類およびカルボン酸エステル類から成るグループから
    選択される、請求項1から4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 ルイス酸が硼素、アンチモン、タンタ
    ル、チタン、タングステン、亜鉛および錫の臭化物類、
    塩化物類、フッ化物類、オキシフッ化物類およびオキシ
    塩化物類、または、水和物類、エーテル化物類またはそ
    の複合体類の中から選択される請求項1から5のいずれ
    かに記載の方法。
  7. 【請求項7】 ルイス酸の液状媒体に対する重量比が
    0.00001:1から0.5:1で、脂肪族モノカル
    ボン酸の液状媒体に対する重量比が0.001:1から
    10:1である請求項1から8のいずれかに記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 過酸化水素の官能性カルボニルに対する
    モル比が0.1:1から150:1の範囲にある請求項
    1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 ポリケトンの液状媒体に対する重量比が
    1:10から1:100で、液状媒体がC5−10脂肪
    族炭水化物類、ベンゼン、クロロC1−3脂肪族炭化水
    素類、クロロベンゼンまたはジクロロベンゼンの中から
    選択される、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 ルイス酸が硼素トリフルオライド、硼
    素トリフルオライドのエーテル化物、またはアルコール
    若しくはカルボン酸を伴う硼素複合体であり、液状媒体
    がクロロベンゼンで、脂肪族モノカルボン酸が、蟻酸、
    酢酸、プロピオン酸またはその混合物である請求項1か
    ら9のいずれかに記載の方法。
  11. 【請求項11】 ポリケトエステルの炭素官能性の20
    から60パーセントが、過酸化水素により酸化されてオ
    キシカルボニルになっている請求項1から10のいずれ
    かに記載の方法により得ることが可能なポリケトエステ
    ル。
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