JPH05212739A - パネル又は成形製品の製造方法 - Google Patents
パネル又は成形製品の製造方法Info
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- JPH05212739A JPH05212739A JP4260605A JP26060592A JPH05212739A JP H05212739 A JPH05212739 A JP H05212739A JP 4260605 A JP4260605 A JP 4260605A JP 26060592 A JP26060592 A JP 26060592A JP H05212739 A JPH05212739 A JP H05212739A
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- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08G—MACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
- C08G18/00—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
- C08G18/06—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
- C08G18/28—Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
- C08G18/40—High-molecular-weight compounds
- C08G18/64—Macromolecular compounds not provided for by groups C08G18/42 - C08G18/63
- C08G18/6484—Polysaccharides and derivatives thereof
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L97/00—Compositions of lignin-containing materials
- C08L97/02—Lignocellulosic material, e.g. wood, straw or bagasse
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L75/00—Compositions of polyureas or polyurethanes; Compositions of derivatives of such polymers
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 固体状ポリイソシアネートバインダーを圧縮
可能な物質と混合し、これを熱と圧力の適用によりパネ
ルまたは成形品に成形することからなる、熱間圧縮成形
物の改良製造方法を提供する。 【構成】 パネル又は成形製品を製造するに際し、圧縮
可能な物質の粒子をバインダーと混合しそしてこの混合
物を次いで熱と圧力の適用によりパネル又は成形製品に
成形するパネル又は成形製品の製造方法において、40
℃より高い融点を有する固体状ポリイソシアネートであ
るバインダーを用いる。
可能な物質と混合し、これを熱と圧力の適用によりパネ
ルまたは成形品に成形することからなる、熱間圧縮成形
物の改良製造方法を提供する。 【構成】 パネル又は成形製品を製造するに際し、圧縮
可能な物質の粒子をバインダーと混合しそしてこの混合
物を次いで熱と圧力の適用によりパネル又は成形製品に
成形するパネル又は成形製品の製造方法において、40
℃より高い融点を有する固体状ポリイソシアネートであ
るバインダーを用いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリイソシアネートバ
インダーを用いて圧縮成形物を製造する方法に関する。
インダーを用いて圧縮成形物を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パーティクルボード、ウェーハボード、
ファイバーボード又は他のかかる成形製品のような圧縮
成形物は従来、木材ウェーハ、木材繊維又はリグノセル
ロース含有の他の物質のような無機又は有機の原材料を
種々のニカワ又はバインダーとともに熱圧することによ
り製造されている。圧縮成形物の最大製造分野である複
合パネル工業では、一般に最も重要なバインダーである
とみなされているホルムアルデヒド含有樹脂例えば尿素
−ホルムアルデヒド(“アミノプラスト”)樹脂又はフ
ェノール−ホルムアルデヒド(“フェノプラスト”)樹
脂の水性分散液又は水溶液が依然用いられている。固体
状のアミノプラスト及びフェノプラストも当該技術分野
で用いられている。
ファイバーボード又は他のかかる成形製品のような圧縮
成形物は従来、木材ウェーハ、木材繊維又はリグノセル
ロース含有の他の物質のような無機又は有機の原材料を
種々のニカワ又はバインダーとともに熱圧することによ
り製造されている。圧縮成形物の最大製造分野である複
合パネル工業では、一般に最も重要なバインダーである
とみなされているホルムアルデヒド含有樹脂例えば尿素
−ホルムアルデヒド(“アミノプラスト”)樹脂又はフ
ェノール−ホルムアルデヒド(“フェノプラスト”)樹
脂の水性分散液又は水溶液が依然用いられている。固体
状のアミノプラスト及びフェノプラストも当該技術分野
で用いられている。
【0003】プレスボード用バインダーとしてホルムア
ルデヒド系樹脂の代わりに液状ポリイソシアネート又は
ポリイソシアネート溶液を用いることも知られている
(例えば、米国特許第3,870,665号、第4,3
59,507号、第4,374,791号及び第4,4
14,361号、英国特許第1,148,016号及び
第1,387,454号、「“パーティクルボード用バ
インダーの放射物のないプロミセス性能(Partic
leboard Binder Promises P
erformance Without Emissi
ons)”、フォレスト・インダストリーズ(FORE
ST INDUSTRIES),1979年4月号,第
76〜79頁及び第117頁」,「“複合木材パネル用
の新規なイソシアネートバインダー系(Novel I
socyanate BinderSystems f
or Composite Wood Panel
s)”,ジャーナル・オブ・エラストマーズ・アンド・
プラスチックス(Journal of Elasto
mers and Plastics),第16巻,1
984年7月号,第206〜228頁」並びに「“ポリ
ウレタン便覧(Polyurethane Handb
ook)”の第12章,ジー・オエアテル(G.Oer
tel),1985,ハンザー・パブリッシャーズ(H
anser Publishers),ミュンヘン,第
563〜576頁」参照)。1973年以来バインダー
として増大的に工業的に用いられてきたポリイソシアネ
ートは、安定性及び湿気抵抗性を改善しそして製品の機
械的強度を増大する。
ルデヒド系樹脂の代わりに液状ポリイソシアネート又は
ポリイソシアネート溶液を用いることも知られている
(例えば、米国特許第3,870,665号、第4,3
59,507号、第4,374,791号及び第4,4
14,361号、英国特許第1,148,016号及び
第1,387,454号、「“パーティクルボード用バ
インダーの放射物のないプロミセス性能(Partic
leboard Binder Promises P
erformance Without Emissi
ons)”、フォレスト・インダストリーズ(FORE
ST INDUSTRIES),1979年4月号,第
76〜79頁及び第117頁」,「“複合木材パネル用
の新規なイソシアネートバインダー系(Novel I
socyanate BinderSystems f
or Composite Wood Panel
s)”,ジャーナル・オブ・エラストマーズ・アンド・
プラスチックス(Journal of Elasto
mers and Plastics),第16巻,1
984年7月号,第206〜228頁」並びに「“ポリ
ウレタン便覧(Polyurethane Handb
ook)”の第12章,ジー・オエアテル(G.Oer
tel),1985,ハンザー・パブリッシャーズ(H
anser Publishers),ミュンヘン,第
563〜576頁」参照)。1973年以来バインダー
として増大的に工業的に用いられてきたポリイソシアネ
ートは、安定性及び湿気抵抗性を改善しそして製品の機
械的強度を増大する。
【0004】最もしばしば用いられるイソシアネート
は、液状のポリマー状MDIタイプである。ポリイソシ
アネートバインダーを用いることはいくつかの利点があ
る。即ち、木材を基準として比較的少量のバインダーが
用いられ得(このことは、ポリマー状MDIの比較的高
い価格を補償し得る。)、また得られる製品(パーティ
クルボード又はファイバーボード)は比較的低い吸水性
を示す(このことは、比較的良好な湿潤強度及び寸法安
定性をもたらす。)。
は、液状のポリマー状MDIタイプである。ポリイソシ
アネートバインダーを用いることはいくつかの利点があ
る。即ち、木材を基準として比較的少量のバインダーが
用いられ得(このことは、ポリマー状MDIの比較的高
い価格を補償し得る。)、また得られる製品(パーティ
クルボード又はファイバーボード)は比較的低い吸水性
を示す(このことは、比較的良好な湿潤強度及び寸法安
定性をもたらす。)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、液状の
ポリマー状イソシアネートの使用に関する欠点もある。
木材は常に水を含有しそしてイソシアネートは水と反応
する。この反応は周囲温度において遅いけれども、イソ
シアネートの木材粒子への施用と加熱プレス機での複合
板への転化との間の時間は限られることになる(即ち、
数時間)。かくして、液状ポリイソシアネートの使用
は、数日間の一時的貯蔵の後でさえ最終品に加工され得
る貯蔵安定な中間品の製造を可能にしない。ポリマー状
MDIを用いる別の側面は、硬化条件下で揮発されそし
て環境問題を起こし得る多量のモノマー状MDI(通
常、50重量%を越える。)を依然含有していることで
ある。
ポリマー状イソシアネートの使用に関する欠点もある。
木材は常に水を含有しそしてイソシアネートは水と反応
する。この反応は周囲温度において遅いけれども、イソ
シアネートの木材粒子への施用と加熱プレス機での複合
板への転化との間の時間は限られることになる(即ち、
数時間)。かくして、液状ポリイソシアネートの使用
は、数日間の一時的貯蔵の後でさえ最終品に加工され得
る貯蔵安定な中間品の製造を可能にしない。ポリマー状
MDIを用いる別の側面は、硬化条件下で揮発されそし
て環境問題を起こし得る多量のモノマー状MDI(通
常、50重量%を越える。)を依然含有していることで
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、固体状の粉末
ポリイソシアネートをバインダー(好ましくは、リグノ
セルロース含有の原材料用のバインダー)として用いる
ことに向けられる。
ポリイソシアネートをバインダー(好ましくは、リグノ
セルロース含有の原材料用のバインダー)として用いる
ことに向けられる。
【0007】
【発明の作用効果】液状ポリイソシアネートに対して固
体状ポリイソシアネートの使用はいくつかの利点を有す
る。即ち、i)固体は取扱いが容易であり、また蒸気圧
は存在しないかあるいは非常に低く、ii)固体は加工条
件下で揮発せず、かくして環境問題は実質的に除去さ
れ、iii)固体状イソシアネート/木材の混合物は、加工
される数日前に調製されそして貯蔵され得る(長期の寿
命)。対照的に、液状ポリイソシアネートを含有する組
成物は、ポリイソシアネートとリグノセルロース物質と
を一緒にした後約5時間内に加工(即ち、パネル又は成
形品に転化)されねばならない。本発明は広範には、固
体状ポリイソシアネートバインダーを圧縮可能な物質
(好ましくは、リグノセルロース含有物質)と混合し、
そして生じた混合物を熱と圧力の適用により(好ましく
は、金属製の当て板又は定盤を用いて)パネル又は成形
品に成形することからなる、熱間圧縮成形物の改良製造
方法である。その改良は、40℃より高い融点を有する
固体状ポリイソシアネートの使用にある。
体状ポリイソシアネートの使用はいくつかの利点を有す
る。即ち、i)固体は取扱いが容易であり、また蒸気圧
は存在しないかあるいは非常に低く、ii)固体は加工条
件下で揮発せず、かくして環境問題は実質的に除去さ
れ、iii)固体状イソシアネート/木材の混合物は、加工
される数日前に調製されそして貯蔵され得る(長期の寿
命)。対照的に、液状ポリイソシアネートを含有する組
成物は、ポリイソシアネートとリグノセルロース物質と
を一緒にした後約5時間内に加工(即ち、パネル又は成
形品に転化)されねばならない。本発明は広範には、固
体状ポリイソシアネートバインダーを圧縮可能な物質
(好ましくは、リグノセルロース含有物質)と混合し、
そして生じた混合物を熱と圧力の適用により(好ましく
は、金属製の当て板又は定盤を用いて)パネル又は成形
品に成形することからなる、熱間圧縮成形物の改良製造
方法である。その改良は、40℃より高い融点を有する
固体状ポリイソシアネートの使用にある。
【0008】本発明において使用に適した固体状ポリイ
ソシアネートには、40℃より高い好ましくは60℃よ
り高い一層好ましくは80℃より高い融点を有する限り
いかなるジイソシアネート又はポリイソシアネートある
いはそれらの混合物も含まれる。かかる化合物には、脂
肪族、環状脂肪族、芳香脂肪族並びに好ましくは芳香族
及び複素環式ポリイソシアネートが含まれる。特定の例
には、英国特許874,430号及び第848,671
号に記載されているようにアニリン−ホルムアルデヒド
縮合物をホスゲン化することにより得られるポリフェニ
ルポリメチレンポリイソシアネート、ペル塩素化アリー
ルポリイソシアネート、カルボジイミド基含有ポリイソ
シアネート、アロファネート基含有ポリイソシアネー
ト、イソシアヌレート基含有ポリイソシアネート、ウレ
タン基又は尿素基含有ポリイソシアネート、アシル化尿
素基含有ポリイソシアネート、ビウレット基含有ポリイ
ソシアネート、テロマー化反応によって生成されたポリ
イソシアネート、エステル基含有ポリイソシアネート、
ジイソシアネート好ましくはウレットジオン基を含有す
るもの及び尿素基含有ジイソシアネートが含まれる。次
のものが、本発明に従って用いられ得る特定のポリイソ
シアネートとして挙げられる。
ソシアネートには、40℃より高い好ましくは60℃よ
り高い一層好ましくは80℃より高い融点を有する限り
いかなるジイソシアネート又はポリイソシアネートある
いはそれらの混合物も含まれる。かかる化合物には、脂
肪族、環状脂肪族、芳香脂肪族並びに好ましくは芳香族
及び複素環式ポリイソシアネートが含まれる。特定の例
には、英国特許874,430号及び第848,671
号に記載されているようにアニリン−ホルムアルデヒド
縮合物をホスゲン化することにより得られるポリフェニ
ルポリメチレンポリイソシアネート、ペル塩素化アリー
ルポリイソシアネート、カルボジイミド基含有ポリイソ
シアネート、アロファネート基含有ポリイソシアネー
ト、イソシアヌレート基含有ポリイソシアネート、ウレ
タン基又は尿素基含有ポリイソシアネート、アシル化尿
素基含有ポリイソシアネート、ビウレット基含有ポリイ
ソシアネート、テロマー化反応によって生成されたポリ
イソシアネート、エステル基含有ポリイソシアネート、
ジイソシアネート好ましくはウレットジオン基を含有す
るもの及び尿素基含有ジイソシアネートが含まれる。次
のものが、本発明に従って用いられ得る特定のポリイソ
シアネートとして挙げられる。
【0009】 融点 p−キシリレンジイソシアネート 45〜46℃ 1,3−フェニレンジイソシアネート 51℃ 1,4−フェニレンジイソシアネート 94〜96℃ 1,3−ジメチルベンゼン−4,6−ジイソシアネート 70〜71℃ 1,4−ジメチルベンゼン−2,5−ジイソシアネート 76℃ 1−ニトロベンゼン−2,5−ジイソシアネート 59〜61℃ 1,4−ジクロロベンゼン−2,5−ジイソシアネート 134〜137℃ 1−メトキシベンゼン−2,4−ジイソシアネート 75℃ 1−メトキシベンゼン−2,5−ジイソシアネート 89℃ 1,3−ジメトキシベンゼン−4,6−ジイソシアネート 125℃ アゾベンゼン−4,4’−ジイソシアネート 158〜161℃ トランス,トランス−4,4’−ジイソシアナトジシクロヘキシルメタン 83℃ ジフェニルエーテル−4,4’−ジイソシアネート 66〜68℃ ジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート 42℃ ジフェニルジメチルメタン−4,4’−ジイソシアネート 92℃ ナフタレン−1,5−ジイソシアネート 130〜132℃ 3,3’−ジメチルビフェニル−4,4’−ジイソシアネート 68〜69℃ ジフェニルジスルフィド−4,4’−ジイソシアネート 58〜60℃ ジフェニルスルホン−4,4’−ジイソシアネート 154℃ 1−メチルベンゼン−2,4,6−トリイソシアネート 75℃ 1,3,5−トリメチルベンゼン−2,4,6−トリイソシアネート 93℃ トリフェニルメタン−4,4’,4”−トリイソシアネート 89〜90℃ 4,4’−ジイソシアナト−(1,2)−ジフェニルエタン 88〜90℃ 二量体状1−メチル−2,4−フェニレンジイソシアネート 120℃ 二量体状1−イソプロピル−2,4−フェニレンジイソシアネート 125℃ 二量体状1−クロロ−2,4−フェニレンジイソシアネート 177℃ 二量体状2,4’−ジイソシアナトジフェニルスルフィド 178〜180℃
【0010】本発明によれば、二量体状1−メチル−
2,4−ジイソシアナトベンゼン、二量体状4,4’−
ジイソシアナトジフェニルメタン、並びに有機イソシア
ネートと2−メチル−1,3−プロパンジオールとの固
体状反応生成物を用いることが好ましい。二量体状ジイ
ソシアネートはまた、例えば可塑剤、溶媒、水又はポリ
オール中で、その場の二量化により微細な形態で生成さ
れ得、そして随意にその形態でアミン安定化反応に付さ
れ得る。2−メチル−1,3−プロパンジオールと有機
イソシアネートとの反応生成物は、米国特許出願07/
454,215(出願日1989年12月21日)に記
載され、その開示が参照される。
2,4−ジイソシアナトベンゼン、二量体状4,4’−
ジイソシアナトジフェニルメタン、並びに有機イソシア
ネートと2−メチル−1,3−プロパンジオールとの固
体状反応生成物を用いることが好ましい。二量体状ジイ
ソシアネートはまた、例えば可塑剤、溶媒、水又はポリ
オール中で、その場の二量化により微細な形態で生成さ
れ得、そして随意にその形態でアミン安定化反応に付さ
れ得る。2−メチル−1,3−プロパンジオールと有機
イソシアネートとの反応生成物は、米国特許出願07/
454,215(出願日1989年12月21日)に記
載され、その開示が参照される。
【0011】トルエンジイソシアネート及びジイソシア
ナトジフェニルメタンのような商業用芳香族ポリイソシ
アネートの固体状付加物も好ましい。これらのものに
は、かかるポリイソシアネートと水との固体状反応生成
物が含まれる。部分的に又は完全にブロックされた固体
状ポリイソシアネートも適する。ブロック化は、リグノ
セルロース含有物質中に存在する水分との早期反応を防
ぐのを助け、かくして当該組成物の貯蔵寿命を延ばす。
加えて、ブロック化はまた安全性を改善し、何故なら生
じる生成物は周囲温度において遊離イソシアネート基を
含有せずかつ生成物を硬化するのに用いられる温度は通
常使用ポリイソシアネートのブロック解除温度より高い
からである。本発明の方法に用いられる適当なサブスト
レートには、本発明によるバインダーで接着され得るリ
グノセルロース含有の原材料が含まれる。適当なリグノ
セルロース含有の原材料の例には、木材、樹皮、コル
ク、バガスわら、亜麻、竹、エスパルト、もみ殻、シサ
ル麻繊維及びココナツ繊維が含まれる。圧縮成形用の他
の適当なサブストレートには、他の有機原材料(例え
ば、あらゆる種類のプラスチック廃物)並びに無機原材
料(例えば、膨張雲母又はシリケート球)が含まれる。
サブストレートは、顆粒、削り屑、繊維、球体又は粉末
の形態で用いられ得、また例えば約0重量%ないし約3
5重量%(好ましくは4〜20重量%)の含水率を有し
得る。
ナトジフェニルメタンのような商業用芳香族ポリイソシ
アネートの固体状付加物も好ましい。これらのものに
は、かかるポリイソシアネートと水との固体状反応生成
物が含まれる。部分的に又は完全にブロックされた固体
状ポリイソシアネートも適する。ブロック化は、リグノ
セルロース含有物質中に存在する水分との早期反応を防
ぐのを助け、かくして当該組成物の貯蔵寿命を延ばす。
加えて、ブロック化はまた安全性を改善し、何故なら生
じる生成物は周囲温度において遊離イソシアネート基を
含有せずかつ生成物を硬化するのに用いられる温度は通
常使用ポリイソシアネートのブロック解除温度より高い
からである。本発明の方法に用いられる適当なサブスト
レートには、本発明によるバインダーで接着され得るリ
グノセルロース含有の原材料が含まれる。適当なリグノ
セルロース含有の原材料の例には、木材、樹皮、コル
ク、バガスわら、亜麻、竹、エスパルト、もみ殻、シサ
ル麻繊維及びココナツ繊維が含まれる。圧縮成形用の他
の適当なサブストレートには、他の有機原材料(例え
ば、あらゆる種類のプラスチック廃物)並びに無機原材
料(例えば、膨張雲母又はシリケート球)が含まれる。
サブストレートは、顆粒、削り屑、繊維、球体又は粉末
の形態で用いられ得、また例えば約0重量%ないし約3
5重量%(好ましくは4〜20重量%)の含水率を有し
得る。
【0012】本発明の方法において、バインダーは、最
終製品の総重量を基準として約0.5重量%ないし約2
0重量%(好ましくは2〜12重量%)の量にて、接着
されるべき有機及び/又は無機の材料と混合される。所
望するなら、固体状ポリイソシアネートの一部は、全体
的なバインダーコストを下げるために固体状フェノプラ
スト樹脂により置き換えられ得る。この場合、生成され
るウレタン又は尿素は、ホルムアルデヒドに対するスカ
ベンジャーとして作用してそれによって不所望の放射物
を低減又は除去し得る。フェノプラスト樹脂が用いられ
る場合、フェノプラスト樹脂は典型的には固体状ポリイ
ソシアネートの重量を基準として1〜80重量%好まし
くは1〜50重量%の量にて用いられる。生じた物質即
ち混合物は、一般に加熱及び加圧(例えば、約70℃な
いし約250℃及び約1バールないし約150バール)
下で、板あるいは三次元的に造形された成形製品に圧縮
される。多層状の板又は成形品は同様なやり方でベニ
ヤ、紙又は織布から、各層を上述のバインダーで処理し
そして引き続いてそれらを一般に高温及び高圧にてプレ
スすることにより製造され得る。約100℃ないし約2
50℃の温度が好ましく、130〜200℃が最も好ま
しい。初期の圧縮圧は好ましくは約5バールないし約1
50バールの範囲にあるけれども、たいていの場合圧力
は圧縮過程中0バールに向かって降下する。
終製品の総重量を基準として約0.5重量%ないし約2
0重量%(好ましくは2〜12重量%)の量にて、接着
されるべき有機及び/又は無機の材料と混合される。所
望するなら、固体状ポリイソシアネートの一部は、全体
的なバインダーコストを下げるために固体状フェノプラ
スト樹脂により置き換えられ得る。この場合、生成され
るウレタン又は尿素は、ホルムアルデヒドに対するスカ
ベンジャーとして作用してそれによって不所望の放射物
を低減又は除去し得る。フェノプラスト樹脂が用いられ
る場合、フェノプラスト樹脂は典型的には固体状ポリイ
ソシアネートの重量を基準として1〜80重量%好まし
くは1〜50重量%の量にて用いられる。生じた物質即
ち混合物は、一般に加熱及び加圧(例えば、約70℃な
いし約250℃及び約1バールないし約150バール)
下で、板あるいは三次元的に造形された成形製品に圧縮
される。多層状の板又は成形品は同様なやり方でベニ
ヤ、紙又は織布から、各層を上述のバインダーで処理し
そして引き続いてそれらを一般に高温及び高圧にてプレ
スすることにより製造され得る。約100℃ないし約2
50℃の温度が好ましく、130〜200℃が最も好ま
しい。初期の圧縮圧は好ましくは約5バールないし約1
50バールの範囲にあるけれども、たいていの場合圧力
は圧縮過程中0バールに向かって降下する。
【0013】
【実施例】次の例により本発明の方法の詳細を更に説明
する。上記に開示された本発明は、その精神においても
範囲においてもこれらの例により制限されるべきではな
い。下記の処理操作の条件について公知の変更態様が用
いられ得ることは、当業者により容易に理解されよう。
別段指摘がなければ、温度はすべて摂氏度でありそして
百分率はすべて重量百分率である。
する。上記に開示された本発明は、その精神においても
範囲においてもこれらの例により制限されるべきではな
い。下記の処理操作の条件について公知の変更態様が用
いられ得ることは、当業者により容易に理解されよう。
別段指摘がなければ、温度はすべて摂氏度でありそして
百分率はすべて重量百分率である。
【0014】例 下記の例において、次のイソシアネートが用いられた。 「ISO A」1833部の4,4’−メチレンビス
(フェニルイソシアネート)、165部の2−メチル−
1,3−プロパンジオール及び2部のトリメチロールプ
ロパンの反応生成物であって、23重量%のNCO基含
有率及び95℃の融点を有する。
(フェニルイソシアネート)、165部の2−メチル−
1,3−プロパンジオール及び2部のトリメチロールプ
ロパンの反応生成物であって、23重量%のNCO基含
有率及び95℃の融点を有する。
【0015】「ISO B」1773部のポリフェニル
ポリメチレンポリイソシアネート(32.9重量%のN
CO基含有率、78%のジイソシアネート含有率(その
うち22%が2,4’−異性体である。)及び22 mPa
・s の25℃における粘度を有する。)及び327部の
2−メチル−1,3−プロパンジオールの反応生成物で
あって、13重量%のNCO基含有率及び110℃の融
点を有する。
ポリメチレンポリイソシアネート(32.9重量%のN
CO基含有率、78%のジイソシアネート含有率(その
うち22%が2,4’−異性体である。)及び22 mPa
・s の25℃における粘度を有する。)及び327部の
2−メチル−1,3−プロパンジオールの反応生成物で
あって、13重量%のNCO基含有率及び110℃の融
点を有する。
【0016】「ISO C」1925部の4,4’−メ
チレンビス(フェニルイソシアネート)及び175部の
2−メチル−1,3−プロパンジオールの反応生成物で
あって、23重量%のNCO基含有率及び100℃の融
点を有する。
チレンビス(フェニルイソシアネート)及び175部の
2−メチル−1,3−プロパンジオールの反応生成物で
あって、23重量%のNCO基含有率及び100℃の融
点を有する。
【0017】「ISO D」トルエンジイソシアネート
の二量体であって、24.3重量%のNCO基含有率及
び120℃の融点を有する。 「ISO E」4,4’−メチレンビス(フェニルイソ
シアネート)。
の二量体であって、24.3重量%のNCO基含有率及
び120℃の融点を有する。 「ISO E」4,4’−メチレンビス(フェニルイソ
シアネート)。
【0018】例A 9%の含水率のポプラウェーハを、実験室的ドラムブレ
ンダー中に入れた。1パーセントのワックス(ハーキュ
レス社から入手できるパラコール(Paracol)8
04N)を、50%水性乳濁液として添加した。当該技
術で知られているように、ワックスは典型的に最終製品
の撥水性を助成するために用いられる。次いで、該ウェ
ーハを4分間ブレンドした。0.7g/cm3 の密度の
46cm×46cm×1cmの板を形成するのに充分な
ウェーハを、デクルボックスに成形した。生じたマット
を、177℃、31バールの圧力にて4.5分間プレス
して半インチの厚さにした。それらの特性を下表に示
す。
ンダー中に入れた。1パーセントのワックス(ハーキュ
レス社から入手できるパラコール(Paracol)8
04N)を、50%水性乳濁液として添加した。当該技
術で知られているように、ワックスは典型的に最終製品
の撥水性を助成するために用いられる。次いで、該ウェ
ーハを4分間ブレンドした。0.7g/cm3 の密度の
46cm×46cm×1cmの板を形成するのに充分な
ウェーハを、デクルボックスに成形した。生じたマット
を、177℃、31バールの圧力にて4.5分間プレス
して半インチの厚さにした。それらの特性を下表に示
す。
【0019】
【表1】 ウェーハボードの特性 (ASTM D−1037に従って試験された) 曲げ 24時間の水中浸漬 % IB MOR MOE バインダー 施用 (psi) (psi) (psi) %T.S. %Abs ISO A 2.5 43 4214 537,600 36 30 ISO B 2.5 76 5171 463,200 57 90 ISO C 3.5 39 4823 489,000 69 107 IB=内部接着 MOR=破壊係数 MOE=弾性率 %T.S.=室温における24時間の水中浸漬後の厚さ
の膨潤% %Abs=吸水%
の膨潤% %Abs=吸水%
【0020】例B 5%の含水率のポンデローサマツ繊維を、実験室的回転
ドラムブレンダー中に入れた。2%の溶融スラックワッ
クス(撥水のため)を添加した。ワックスの添加後、固
体状の粉末バインダーを添加しそして充分にブレンドし
た。0.96g/cm3 の密度の61cm×61cm×
0.25cmの板を形成するのに充分な繊維を、デクル
ボックスに成形した。生じたマットを、204℃、31
バールの圧力下にて3.5分間プレスして半インチの厚
さにした。それらの特性を下表に示す。IB,MOR及
びMOEは、ASTM D−1037に従って試験され
た。
ドラムブレンダー中に入れた。2%の溶融スラックワッ
クス(撥水のため)を添加した。ワックスの添加後、固
体状の粉末バインダーを添加しそして充分にブレンドし
た。0.96g/cm3 の密度の61cm×61cm×
0.25cmの板を形成するのに充分な繊維を、デクル
ボックスに成形した。生じたマットを、204℃、31
バールの圧力下にて3.5分間プレスして半インチの厚
さにした。それらの特性を下表に示す。IB,MOR及
びMOEは、ASTM D−1037に従って試験され
た。
【0021】
【表2】 ハードボードの特性 曲げ % IB MOR MOE % バインダー 施用 (psi) (psi) (psi) 線状膨張度 ISO D 5 51 3823 432,000 0.94 ISO D 10 106 6329 625,000 0.94 ISO E 5 56 4656 530,000 0.58
【0022】線状膨張度%は、最初に周囲条件における
試料の長さを測定することにより決定された。該試料は
次いで圧力タンク中に置かれ、次いで該タンクは水で満
たされ、30分間真空ポンプで排気され(vacuum
pulled)そして次いで30分間加圧された。試
料は次いでタンクから取り出され、そしてその長さが測
定された。長さの伸びが、線状膨張度%として表され
る。
試料の長さを測定することにより決定された。該試料は
次いで圧力タンク中に置かれ、次いで該タンクは水で満
たされ、30分間真空ポンプで排気され(vacuum
pulled)そして次いで30分間加圧された。試
料は次いでタンクから取り出され、そしてその長さが測
定された。長さの伸びが、線状膨張度%として表され
る。
【0023】本発明は次の態様を含む。 (1) パネル又は成形製品を製造するに際し、圧縮可
能な物質の粒子をバインダーと混合しそしてこの混合物
を次いで熱と圧力の適用によりパネル又は成形製品に成
形するパネル又は成形製品の製造方法において、該バイ
ンダーが40℃より高い融点を有する固体状ポリイソシ
アネートであることを特徴とする上記方法。 (2) 固体状ポリイソシアネートが60℃より高い融
点を有する、上記(1)の方法。 (3) 固体状ポリイソシアネートが80℃より高い融
点を有する、上記(2)の方法。 (4) バインダーを混合物の総重量を基準として約
0.5重量%ないし約20重量%の量にて用いる上記
(1)の方法。
能な物質の粒子をバインダーと混合しそしてこの混合物
を次いで熱と圧力の適用によりパネル又は成形製品に成
形するパネル又は成形製品の製造方法において、該バイ
ンダーが40℃より高い融点を有する固体状ポリイソシ
アネートであることを特徴とする上記方法。 (2) 固体状ポリイソシアネートが60℃より高い融
点を有する、上記(1)の方法。 (3) 固体状ポリイソシアネートが80℃より高い融
点を有する、上記(2)の方法。 (4) バインダーを混合物の総重量を基準として約
0.5重量%ないし約20重量%の量にて用いる上記
(1)の方法。
【0024】本発明は説明の目的のために上記に詳細に
記述されているけれども、かかる詳細は専ら該目的のた
めであること、並びに請求項により限定され得る場合を
除いて本発明の精神及び範囲から逸脱することなく種々
の変更態様が本発明において当業者によりなされ得るこ
とが理解されるべきである。
記述されているけれども、かかる詳細は専ら該目的のた
めであること、並びに請求項により限定され得る場合を
除いて本発明の精神及び範囲から逸脱することなく種々
の変更態様が本発明において当業者によりなされ得るこ
とが理解されるべきである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヘバー・デイー・レイトン アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15001 アリクイツパ、カラ・プレイス 162、 アールデイー ナンバー3 (72)発明者 ヨセフ・サンデルス ドイツ連邦共和国デイー5090レーフエルク ーゼン、ゲイベル・シユトラーセ 3 (72)発明者 ジエイムズ・ダヴリユー・ロストハウザー アメリカ合衆国ウエストヴアージニア州 26038グレン・デイル、サンセツト・レー ン 1430 (72)発明者 ロブソン・マフオテイ アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15243 ピツツバーグ、コツチラン・ロード 1111
Claims (1)
- 【請求項1】 パネル又は成形製品を製造するに際し、
圧縮可能な物質の粒子をバインダーと混合しそしてこの
混合物を次いで熱と圧力の適用によりパネル又は成形製
品に成形するパネル又は成形製品の製造方法において、
該バインダーが40℃より高い融点を有する固体状ポリ
イソシアネートであることを特徴とする上記方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US75571191A | 1991-09-06 | 1991-09-06 | |
US07/755711 | 1991-09-06 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05212739A true JPH05212739A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=25040325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4260605A Pending JPH05212739A (ja) | 1991-09-06 | 1992-09-04 | パネル又は成形製品の製造方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0530638A1 (ja) |
JP (1) | JPH05212739A (ja) |
CA (1) | CA2076708A1 (ja) |
FI (1) | FI923967A (ja) |
NO (1) | NO923288L (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002532289A (ja) * | 1998-12-17 | 2002-10-02 | バイエル・コーポレーシヨン | Pmdi/固体ノボラック樹脂の混合結合剤を用いる木材複合物質の製造方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB9402679D0 (en) * | 1994-02-11 | 1994-04-06 | Ici Plc | Process for the preparation of lignocellulosic bod ies |
US6083623A (en) | 1997-09-19 | 2000-07-04 | Carbocol Systems Inc. | Bonding of solid lignocellulosic materials |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AT270189B (de) * | 1966-03-17 | 1969-04-25 | Novopan Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Platten oder Formkörpern durch Verpressen, vorzugsweise Heißpressen einer mit Bindemittel versetzten Masse aus Holzspänen, Holzfasern oder aus verholzten Rohstoffen |
AT276734B (de) * | 1966-07-20 | 1969-12-10 | Novopan Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Sperrholz od.dgl. |
DE1669759A1 (de) * | 1968-02-29 | 1970-07-09 | Basf Ag | Verfahren zur Herstellung von Presswerkstoffen |
US4490517A (en) * | 1983-10-03 | 1984-12-25 | Olin Corporation | Solid TDI residue-dicarboxylic ester binder composition and lignocellulosic composite materials prepared therefrom |
US4944823A (en) * | 1985-09-26 | 1990-07-31 | Carbocol, Inc. | Composition for bonding solid lignocellulosic materials |
US4940750A (en) * | 1989-04-28 | 1990-07-10 | Bayer Aktiengesellschaft | Continuous process for the production of powdered polyisocyanate addition products and the powders produced therefrom |
-
1992
- 1992-08-21 NO NO92923288A patent/NO923288L/no unknown
- 1992-08-24 CA CA002076708A patent/CA2076708A1/en not_active Abandoned
- 1992-08-25 EP EP92114427A patent/EP0530638A1/en not_active Withdrawn
- 1992-09-04 JP JP4260605A patent/JPH05212739A/ja active Pending
- 1992-09-04 FI FI923967A patent/FI923967A/fi unknown
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002532289A (ja) * | 1998-12-17 | 2002-10-02 | バイエル・コーポレーシヨン | Pmdi/固体ノボラック樹脂の混合結合剤を用いる木材複合物質の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0530638A1 (en) | 1993-03-10 |
FI923967A (fi) | 1993-03-07 |
NO923288D0 (no) | 1992-08-21 |
FI923967A0 (fi) | 1992-09-04 |
CA2076708A1 (en) | 1993-03-07 |
NO923288L (no) | 1993-03-08 |
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