JPH05201487A - コークスドラムの底ぶたを着脱する装置および方法 - Google Patents

コークスドラムの底ぶたを着脱する装置および方法

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JPH05201487A
JPH05201487A JP29006292A JP29006292A JPH05201487A JP H05201487 A JPH05201487 A JP H05201487A JP 29006292 A JP29006292 A JP 29006292A JP 29006292 A JP29006292 A JP 29006292A JP H05201487 A JPH05201487 A JP H05201487A
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JP
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hook
bottom lid
cradle
flange
lid
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JP29006292A
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English (en)
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Joseph Fruchtbaum
フラックトバウム ジョセフ
Frederick B Kronmiller
ビー.クロンミラー フレデリック
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MW Kellogg Co
Original Assignee
MW Kellogg Co
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J3/00Processes of utilising sub-atmospheric or super-atmospheric pressure to effect chemical or physical change of matter; Apparatus therefor
    • B01J3/03Pressure vessels, or vacuum vessels, having closure members or seals specially adapted therefor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B25/00Doors or closures for coke ovens
    • C10B25/02Doors; Door frames
    • C10B25/08Closing and opening the doors
    • C10B25/10Closing and opening the doors for ovens with vertical chambers
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C10PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
    • C10BDESTRUCTIVE DISTILLATION OF CARBONACEOUS MATERIALS FOR PRODUCTION OF GAS, COKE, TAR, OR SIMILAR MATERIALS
    • C10B33/00Discharging devices; Coke guides
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F27FURNACES; KILNS; OVENS; RETORTS
    • F27DDETAILS OR ACCESSORIES OF FURNACES, KILNS, OVENS, OR RETORTS, IN SO FAR AS THEY ARE OF KINDS OCCURRING IN MORE THAN ONE KIND OF FURNACE
    • F27D1/00Casings; Linings; Walls; Roofs
    • F27D1/18Door frames; Doors, lids, removable covers
    • F27D1/1858Doors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T292/00Closure fasteners
    • Y10T292/08Bolts
    • Y10T292/0801Multiple
    • Y10T292/0825Hooked end
    • Y10T292/0826Operating means

Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて簡単な作動原理に基づき、構成諸要素
の数量を最小限にとどめ、不要な付加的応力の発生を極
力回避した、完全自動化の可能な、コークスドラムのふ
たの除去に特に適した圧力容器閉鎖装置の提供。 【構成】 コークスドラムの下部フランジ(F)の回り
へ同心に配設されたフック保持要素(10)と、保持要
素から垂下する旋回可能な複数のフック(12)と、下
部フランジへ底ぶた(H)を保持する、フックと係合離
脱自在なクレードル(34)と、フックに張力を加え底
ぶたを下部フランジと係合させる複数のばね(14)
と、フックの張力を解除すべく下部フランジに対して保
持要素を移動させる複数の開放シリンダ(30)と、フ
ックを外方へ旋回させる旋回シリンダ(32)とを主要
構成要素とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は管路および圧力容器のフ
ランジ付き連結部の閉鎖装置に関し、特にコークスドラ
ムのふたを除去する装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】代表的な遅延コークス化プロセスにおい
ては、コークスドラムと称される大形の垂直容器へ高沸
点石油残留物が給送され、それらはそこで軽質生成物と
固形残留物、石油コークス、とに熱分解される。このド
ラムがいっぱいになると、からのドラムへ給送が転向さ
れる。コークスを満たしたドラムは蒸気パージされ、急
冷水で冷却される。次いでドラムは水を排除され、頂部
および底部のふたは、コークスが高圧水ジェットでドラ
ムから切離され得るように、取り除かれる。コークスが
除去されると、ふたが置換され、コークスドラムは、サ
イクルを反復する作業へ元通りに配置されるべく準備さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】在来のコークスドラム
のふたの除去には多大の労力が必要とされている。大き
な鋼製のふたは一般に、直径が1.829m(6ft)
または2.134m(7ft)であり、それをドラムへ
固定するためには60本以上ものボルトが用いられるこ
ともある。ボルト取外し中に底ぶたを支え且つそれがボ
ルトを取外された後にふたを下降させるため、液圧で持
ち上げられるアームを備えたカートやトロリーが用いら
れていた。このカートは、コークス除去手順に続いてふ
たが再びボルト止めされる際、それを持ち上げて定位置
に保持するためにも用いられる。コークス除去中にコー
クス/水混合物を受容するため、コークスドラムの底部
へシュートまたはといを連結し得るよう、邪魔にならな
い所へふたを移動させることが必要である。コークスド
ラムの底ぶたの付近での作業には、特にコークスの除去
に先立ち、数多くの危険が生起される。急冷水が完全に
は排水されてはいないために、あるいは特に投出された
コークスの落込みの場合、水およびその他の物質がドラ
ムから落下する恐れがある。一般的なコークス荷重は
1.068×10 3 N(240,000lbf)程の重
量となる可能性があり、液圧アームの容量や、更には床
構造設計荷重をも容易に超過し得る。
【0004】フランジを一緒に保持すべく、従来技術に
より各種の装置が得られている。これらの若干は、他の
用途にては極めて上首尾であったが、コークスドラムの
ふたの除去用に用いた場合、完全に満足なものは全くな
かった。例えば、2枚のフランジを一緒に保持して加圧
するために滑りしゃこ万力が用いられている。この滑り
しゃこ万力は、フランジがまれにしか分離されない場合
には良く作動するが、その加圧面とフランジとの間の摩
擦によるクランプの摩耗は、コークスのふたの除去にお
ける如くフランジがしばしば分離される用途にあって
は、際立った不利点である。その結果、滑りしゃこ万力
は、本出願人が承知する限り、遅延コークス化用には用
いられていない。
【0005】特にコークスドラム底ぶた除去を意図した
数多くのふた除去装置が周知されている。例えば、ナジ
(Nagy)等による論文、「オイル・アンド・ガス・
ジャーナル(Oil and Gas Journa
l)」、77〜80ページ(1989年5月29日発
行)、には、コークスドラムにヒンジされた底ぶたと、
操作員が手動でボルトを取り外す間、ふたを支えるため
に用いられる液圧シリンダの対とが記載されている。ふ
たのボルトが取り外された後、コークス取出しのための
出入を可能とすべく、ふたをそのヒンジ上で揺動させる
よう、液圧シリンダを遠く離れて作動させることができ
る。この方法によりふた除去カーの使用が省略され、ド
ラムのふたを遠方へ移動することによりある程度の安全
が達成されても、ボルトが取り外されて操作要員がドラ
ムから離れた後に、数多くの欠点、即ち、ボルトを矢張
り手動で取り外さねばならないこと、シリンダの支持ブ
ラケットがドラム・シェルへ直接に溶接され、それによ
りシェルの寿命が短縮され若しくは付加的な補強が必要
となる可能性があること、ドラムへのふたのヒンジされ
た連結部のため、コークス取出し操作が完了してドラム
の底部からシュートが取り外されるまで、ふたに対する
保守作業、即ち清掃およびガスケット交換、が妨げられ
ること、および、更にまた要員が、砕片を落下させる恐
れのある開いたドラムの下で、ヒンジされたふたを修理
しなければならないこと、が尚且つ存在する。この装置
はまた、欧州特許出願第89−307,539号にも開
示されている。
【0006】遠方で操作可能な抑止装置を各々が備えた
32本の揺動ボルトを使用する別の形式のふた除去装置
が、米国特許第4,960,358号および第4,72
6,109号に開示されている。これらの開示において
は、底ぶたが、揺動ボルトを分離することによりボルト
を外され、ドラムに支えられたフレーム上に下ろされ、
ドラムの下部フランジへの近接を可能にすべく、キャリ
ジ上を側方へ移動される。この装置は、複雑性および保
守の諸要件の一因をなす非常に多数の可動部品を使用
し、特別に設計され若しくは修正された下部フランジ、
ふた、およびキャリジを必要としており、フレームおよ
びキャリジは、ドラムのシェルにより支えられている。
【0007】コークスドラムのふた除去操作用閉鎖装置
も、ファクト(FACT)なる商標名の下にハーン・ア
ンド・クレイ(Hahn and Clay)社から商
業的に入手可能である。この可成り複雑な装置の場合、
在来の底ぶたは、32本のボルト用に孔明けされた注文
仕様のふたに置き換えられる。このふたは、底ぶたと同
じ大きさの別のフランジまたは補強リングとのサイドイ
ッチ状のものとして組み立てられる。ふたおよび補強リ
ングは、ふたの周辺に沿って位置する一連の斜面と共に
組み立てられる。この組立体はボルトにより定位置に保
持され、フランジ間に位置し、それらを個別に移動させ
る特別の力アクチュエータに高い窒素圧力が付加され
る。次いで、窒素圧力が除かれた後に、加圧された位置
にふたを保持すべく、3組の液圧シリンダのセットによ
り、力リング・フランジから上方へふたが押される。こ
の装置の主な不利点は、斜面リングの摩耗、フランジと
力リングとの間のコークス蓄積に関連する諸問題、その
複雑性、および機器の機能停止や高度の保守要件をもた
らす恐れのある構成諸要素間での高圧摩擦の使用であ
る。
【0008】従って、ドラムのふたの自動化された取付
けおよび取外しができ、急速な摩耗および/または高度
の保守を受け易い構成要素の使用を回避し、且つ設計が
比較的に簡素な、コークスドラムのふた除去に適した圧
力容器閉鎖装置の必要性がそこに残される。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、コーク
スドラムのふた除去操作に特に適切な、圧力容器閉鎖装
置が得られる。この閉鎖装置は、完全に自動化でき、簡
単な作動原理を基礎とし、少数の構成要素を用い、圧力
容器のフランジまたはその他の開口部における以外の圧
力容器への付加的な応力を回避し、且つ急速な摩耗や高
度の保守要件を受け易い構成要素を使用することを回避
すべく設計されている。この装置は、圧力容器閉鎖組立
体内の定位置にふたを保持するためのばねおよび、閉鎖
組立体を開くことが望ましい場合にばねを解放する比較
的に簡単な機構の使用を基礎としている。
【0010】概括的に言えば、本発明により、相互の対
向する係合を以て第一および第二フランジを固定または
連結する装置が得られる。この装置には、ばねで偏せら
れるフック保持要素と、第二フランジを、保持要素と第
二フランジとの間に配設された第一フランジと解放自在
に係合させる端部を備えるフックとが包含されている。
フックはフック保持要素から縦に延びて第一フランジを
通り越し、第二フランジと解放自在に係合する。ばねは
フック保持要素と作動自在に結合され、ばねに張力を加
えて第一フランジに対し第二フランジをかたく保持すべ
く、第一フランジから遠方へ縦方向にフック保持要素を
偏らせる。第一フランジの方へフック保持要素を移動し
てフックからの張力を解除し且つフックを第二フランジ
から離脱させるために装置が設けられている。このよう
に、この連結によれば、例えば、フランジのガスケット
または対向するシール面間に流体密が得られるが、それ
は、手動で複数のボルトを取り外すことなく容易に分離
し且つ再連結することができる。望むならば、本発明の
フランジ連結器/分離器も遠方で操作することができ
る。
【0011】一態様においては、本発明により、圧力容
器から延びるフランジ付きノズルならびに、フランジと
シール接触する盲フランジまたは、しばしば称されるよ
うに、ふたを包含する圧力容器閉鎖装置が得られる。ノ
ズル・フランジと圧力容器との間のノズルの回りにフッ
ク保持要素が配設され、外方へ旋回可能なフックがフッ
ク保持要素から延びて盲フランジと解放自在に係合して
いる。ばねが、ノズル・フランジから遠方へ保持要素を
偏らせて、ノズル・フランジに対し盲フランジを確実に
保持している。この装置はまた、ノズル・フランジの方
へフック保持要素を引いて盲フランジの偏りを取り除く
リトラクタ、および、望ましくはノズル・フランジから
外方へフックを旋回して盲フランジを離脱させるように
されたフック・レリーザを包含している。
【0012】別の態様においては、本発明により、ドラ
ムの下部フランジの上方のドラムの下端部の回りへ同心
に配設された保持要素および、保持要素から垂下する、
外方へ旋回可能な複数のフックを包含するコークスドラ
ム底ぶた除去装置が得られる。この装置はまた、フック
により解放自在に係合可能なクレードルを備えている。
このクレードルは、ドラムの下部フランジの下方に盲フ
ランジを保持するようにされている。コークスドラムの
下部フランジに対して盲フランジをシール係合させるべ
く、下部フランジから上方へ保持要素を偏せた上フック
に張力を加えてクレードルを上方へ引くために、複数の
ばねが配設されている。盲フランジを取り除くことが望
ましい場合、フックから張力を解除するため、複数の開
放シリンダまたはその他の装置が、保持要素を下部フラ
ンジの方へ引くようにされている。可動カーは、コーク
スドラムの下部フランジの下方の高い位置にクレードル
を支えるようにされている。複数の旋回シリンダは、下
部フランジから外方へフックを旋回させて、フックをク
レードルから離脱させるようにされている。この装置に
は、コークスドラムからクレードルおよび盲フランジを
下降(および上昇)させ且つ側方へ動かすエレベータ・
キャリジも包含されている。
【0013】好適な実施例においては、コークスドラム
のふた除去装置に、クレードルと盲フランジとの間に配
設された複数の均圧ばねが包含されている。この配列
は、ガスケットおよびその他のシール面が均等に押圧さ
れて流体密シールが得られるよう、コークスドラムの下
部フランジに対して盲フランジの均等な加圧をもたらす
のに役立つ。コークスドラムのふた除去装置はまた、ク
レードルに対する盲フランジの半径方向および側方への
動きを抑止すべく、クレードルと盲フランジの下面との
間に配設された等しい複数の凹所と相互に整合して上方
へ延びる複数の整合ピンを包含することができる。コー
クスドラムのふた除去装置はまた、コークスドラム下部
フランジと盲フランジとの回りへ放射状に間隔を置いた
複数のロック装置を包含することができる。各ロック装
置には、望ましくは、保持プレート内に形成された孔に
対し水平方向に整合し離脱すべく往復動自在の、シリン
ダで作動されるボルトが包含される。このロック装置の
場合、ボルトは、望ましくはコークス・ドラムの下部フ
ランジの外周へ固定され、保持プレートは盲フランジの
外周へ付加されている。
【0014】本発明のそのほかの態様には、底ぶたおよ
びフランジの組立体を有するコークスドラムを開放する
方法が提供されている。この方法には、コークスドラム
の底ぶたにコークスドラムの下部フランジとの整合係合
を保たせるべく、コークスドラムの下方に位置する垂直
に動き得るテーブルを持ち上げる段階が包含されてい
る。ふたは、下部フランジに対してばねで偏せられるフ
ック保持要素に支えられる、張力を加えられた複数のフ
ックにより、フランジに対して係合される。ふた除去方
法には、フックから張力を解除すべくフック保持要素を
下部フランジの方へ引く段階と、ふたをフックから離脱
させるためにフックを外方へ旋回させる段階と、ふたを
上に支えたテーブルを下降させる段階とが更に包含され
ている。この方法はまた、複数のロックボルトを等しい
複数の保持孔から引き出す段階を包含することもあり、
その場合各ロックボルトはふたまたはフランジの何れか
に取り付けられ、保持孔は、ロックボルトと整合すべ
く、ふたまたはフランジの他方に形成される。
【0015】本発明の更にそのほかの態様には、コーク
スドラムの底ぶたを閉じる方法が提供されている。この
方法には、垂直に動き得るテーブルにより、ふたをコー
クスドラムの下部フランジの下方へ、それと係合させて
位置決めする段階と、下部フランジの上方に配設された
フック保持要素から垂下する複数のフックを内方へ旋回
し、フックの下端部をふたと係合させるべく位置決めす
る段階と、フック保持要素を下部フランジから上方へば
ねで偏せてフックに張力を加えて底ぶたと係合させ、下
部フランジに対して流体密シールを形成する段階と、テ
ーブルを底ぶたから離して下降させる段階とが包含され
ている。底ぶたは、ばねで偏せる段階中にフックの下方
端部と係合するようにされたフック受容要素を有するク
レードルによって支えることができる。この方法は、ク
レードルとふたとの間に配設された複数のばねにより、
下部フランジとふたとの間へ圧力を均等に配分する段階
を包含することもできる。この方法はまた、下部フラン
ジと底ぶたとの間に配設された整合凹所へ複数の案内ピ
ンを整合させることにより底ぶたをフランジと整合させ
る段階を包含することができる。好適な実施例において
は、底ぶたまたは下部フランジの何れかの外縁に取り付
けられた、水平方向に往復動可能な複数のボルトを、底
ぶたまたは下部フランジの他方に形成された等しい複数
のボルト受容凹所と整合させて、下部フランジに対し定
位置に底ぶたをロックする段階がコークスドラム閉鎖方
法に包含されている。フック保持要素は、望ましくは、
フック旋回段階中にフック保持要素へ作用する1個以上
のばねにより加えられる力に抗して下部フランジに向
け、機械的に降下され、この機械的降下装置は、ばねで
偏せる段階中に解放される。
【0016】
【実施例】ここで、類似の部分が同様の参照数字および
文字で示されている図面につき説明する。例えば、遅延
コークス化プロセスで用いられるコークスドラムでもあ
り得る圧力容器Vがそこに示されている。容器Vには、
容器Vへの開口部として役立つノズルNの下端部の下部
フランジFと、盲フランジとしても周知されている概ね
円形のプレート即ち底ぶたHとを包含するふた組立体A
が備え付けられ、底ぶたは、適当なガスケット(図示せ
ず)および/またはそれぞれのフランジFやふたHに形
成された他のシール面により容器Vをシールすべく、フ
ランジFに対し固定されている。底ぶたHは、在来の入
口管またはその他の配管(図示せず)へ連結することが
できる。
【0017】ふた組立体Aは、保持要素10、フック1
2およびばね14を備える本発明に従って閉鎖される。
保持要素10には、ノズルNの回りに配設され、望まし
くは、そこから半径方向に間隔をあけられてフランジF
に対する縦方向の自由な前後運動を可能にさせる環状プ
レート16が包含されている。即ち環状プレート16
は、なるべくなら、ノズルNの外径および、環状プレー
トが移動するノズルNに近い容器Vの外径よりも大きい
内径を有することが望ましい。環状プレート16は、な
るべくなら、フック12がフランジFからの干渉なしに
環状プレート16から下方へ延び得るように、フランジ
Fの外径よりも大きい外径を有することが望ましい。環
状プレート16は、ばね14からの力をフック12に伝
達し且つ、フック12およびばね14が沿って配設され
た円の間の半径の差から生ずる横力を平衡させるのに役
立つ。
【0018】複数のフック12が環状プレート16から
垂下している。フック12は一般に、環状プレート16
の下面に取り付けられた旋回連結部18から、ふたHへ
力を伝達すべく係合するようにされたTバーに終わる下
端部22へ延びる細長い部分20を包含している。この
旋回連結部18によりフック12は、後段で更に詳細に
説明するふた除去操作中、フランジFから外方へ旋回す
ることができる。フック12は、ふたHへ均等に閉鎖力
を配分すべく、望ましくは環状プレート16の外周に沿
い均等に間隔をあけられる。少なくとも3個という条件
で、いかなる数のフック12を使用しても良いが、4個
以上のフック12を用いることが望ましい。
【0019】保持要素10を偏せるため、フランジFの
回りにばね14が配設されている。保持要素10に対し
均等に偏せ力を配分するため、ばね14は均等に放射状
に間隔を置かれるべきである。ばねは、望ましくは、ば
ね14の下端部とフランジFの上面との間に配設された
環状支持プレート24上に支えられる。この支持プレー
ト24はなるべくなら、フランジFの上面に係合するた
め、フランジFの外径より小さく、且つノズルNの外径
より大きい内径を有する概ね環状の形状を備えることが
望ましい。プレート24はまた、ばね14および/また
はシリンダ30を支えるため、特にフランジFの上面面
積がこの目的に対して充分でない場合に拡大された表面
積を得るため、フランジFより大きい外径を備えること
もできる。この上面が充分に大きければプレート24を
用いる必要はなく、ばね14およびシリンダ30をフラ
ンジF上に直接に支えることができる。若干もしくは全
てのばね14はまた、シリンダ30に収容することもで
きる。
【0020】ばね14の上端部は、保持カップ26また
はその他適宜の隔置要素により固定されている。ばね1
4は、フランジFに対して底ぶたHをシール係合させる
べく、フック12内に適切な張力を生起させるに充分な
力を以て環状プレート16をフランジFから遠方へ偏せ
るための圧縮用に設計されるべきである。ばね14はま
た、フック12の下端部22の離脱を容易にすべく、引
き若しくは押すなどして、フランジFに向け環状プレー
ト16が移動することを許容するに充分な程に圧縮性で
あるべきである。あるいはまた、容器Vの壁に加わる荷
重の故に左程望ましくはないが、容器Vと保持要素10
との間にばね14を位置させ、ばね14の伸びにより保
持要素10を偏らせ、好適な実施例にあってばねの圧縮
または押圧により得られた力に類似した上向きの引張り
力を加えることもできる。
【0021】ふた除去操作中、保持要素10をフランジ
Fに向け下方へ引くため、環状プレート16と支持プレ
ート24との間に複数のシリンダ30が配設される。容
器Vをシールされたままに保つことが望ましい正常な使
用の際はシリンダ30が減圧され、従って保持要素10
への主要な力はばね14およびフック12である。フラ
ンジFに向け、ばね14の力に抗して保持要素10を引
き若しくは押すためにはシリンダ30が望ましいが、例
えば歯車装置、ラックピニオン装置、ケーブルなどのよ
うな、何れか適宜の機構を使用することもできる。
【0022】既述の如く、代替的な構成として、シリン
ダ30がそれぞれのばね14を収容することもできる。
この配列の場合、ばね力は、シリンダ30の各々に配設
されたピストンに取り付けたロッドを介して伝達され
る。同様に、フック12は、液圧シリンダ・ロッドの一
部分として作ることもできる。保持要素10、フック1
2およびばね14をこのように統合させて、フック12
およびばね14は各々、単一の独立シリンダ30と操作
自在に結合されている。しかし、好適な環状プレート1
6によれば、フック12とばね14とシリンダ30との
間の連結点として役立つ保持要素10が有利に得られ、
従ってフック12、ばね14およびシリンダ30の量、
大きさおよび位置を独立に選定することができる。
【0023】旋回シリンダ32が各フック12と操作自
在に結合されている。各旋回シリンダ32は、望ましく
はフランジFの外縁に、また更に望ましくは図1および
図5に示す如く支持プレート24に、位置している。各
旋回シリンダ32の一端は、支持プレート24の外縁か
ら垂下するブラケット28へ都合良く旋回自在に取り付
けられ、旋回シリンダ32の他端は、望ましくはフック
12が垂直に動く際に充分な遊びを許容すべく細長い部
分20に形成された拡大された孔を備える、フック12
の一つの細長い部分20に固定される。この旋回シリン
ダ32は、フランジFから外方へフック12を旋回させ
るべく作動自在である。フック12は一般に保持要素1
0から垂下しているため、旋回シリンダ32は、フック
12が底ぶたHを保持することを止めた場合、フック1
2の重量に抗して押圧するに足りる力を備えることしか
必要としない。
【0024】フック12の下端部22は、フック12の
細長い部分20からの力を底ぶたHへ伝達するようにさ
れている。フック12はなるべくなら、フランジFに対
して底ぶたHを、それとシール係合すべく挟み込むクレ
ードル34に係合することが望ましい。クレードル34
は、ふたHと係合し且つそれをフランジFに対して緊密
に支える本体を備えている。クレードル34には、フッ
ク12の下端部22を受容し且つ、ばね14による上方
への環状プレート16の偏せによって細長い部分20が
張力を加えられた際にフック12の下端部22を保持す
るようにされた、各フック12のそれぞれのフォーク3
6が包含されている。フォーク36はまた、環状プレー
ト16がフランジFの方へ引かれてフック12の下端部
22が下方へ移動し、従ってそれがフォーク36から縦
方向に間隔をあけられた場合にフック12のそれぞれの
下端部22を離脱させて解放するようにされている。
【0025】なるべくなら、複数の案内ピン40または
その他適宜の突出部がクレードル34の本体から上方へ
延び、底ぶたHの対向面に形成された凹所42と相互係
合をなしてクレードル34と底ぶたHとを半径方向に整
合させ、ふたの着脱操作中のそれらの横方向および角度
上での移動を防止することが望ましい。望むならば、整
合の指示および/または制御装置へのデータ入力のた
め、接触または近接スイッチ(図示せず)を案内ピン4
0/凹所42と操作自在に結合することができる。クレ
ードル34から底ぶたHへ力を均等に伝達するため、ク
レードル34の本体に形成された保持凹所46内に、複
数の均圧ばね44を放射状に配設することができる。フ
ック12がクレードル34に係合する場合、諸点間の漏
れを適切に防止すべく、フランジFと底ぶたHとの間の
ガスケットおよび/またはその他の対向シール面を均等
に圧縮することは、若干の用途においては必要である。
あるいはまた、フック12が、ふた組立体Aを均等にシ
ールするに充分な数であるとすれば、フック12を底ぶ
たHへ直接に係合させることができる。クレードル34
および均圧ばね44の利用は、より少ないフック12を
使用し得ることにより、設計を簡素化するものである。
【0026】クレードル34は、望ましくは、図4に詳
細に示す如く、円形プレート50の両側に固定された1
対の横ビーム48により構成される。横ビーム48の各
々は、フック12の各々の下端部22に係合するため
の、それぞれのフォーク36に終わっている。均圧ばね
44を受容する凹所46がプレート50内に円形パター
ンに形成されている。クレードル34は、底ぶたHに付
加された何等かの管、計装、管継手およびその他何れか
の付属機器(図示せず)を収容するようにされた本体を
備えなければならない。従って円形プレート50は、5
7における如く、またさもなければ底ぶたH内に何れか
の付属機器を収容する必要性に応じて、開口を備えるこ
とができる。
【0027】望むならば、複数のふた整合凹所54内に
相互整合して受容される等しい複数のふた整合ピン52
により、ふたHをフランジFと整合させることができ
る。図7に詳細に示す如く、フランジFの下面に形成さ
れた凹所54内への係合のため、ふたHから上方へふた
整合ピン52が突出しているが、その代りに、ふたHに
形成された凹所54内へ案内ピン52がフランジFから
下向きに突出しても良く、あるいは、上向き若しくは下
向きに突出する案内ピン52の組合せを用いても良い。
望むならば、整合の指示および/または制御装置へのデ
ータ入力のため、接触または近接スイッチ(図示せず)
を1組以上の案内ピン40/凹所42と操作自在に結合
することができる。
【0028】付加的な特徴として、底ぶたHは、フラン
ジFに接して置かれる場合、ロック機構56により定位
置へ任意選択的にロックすることができる。このロック
機構56は、フック12が不用意に、過早に、若しくは
偶発的にクレードル34から離脱し、またさもなければ
クレードル34を保持し損じても、フランジFに接して
底ぶたHを定位置に保持するのに役立つ。ロック機構5
6には、望ましくは、ふた組立体Aの外縁に沿い、接線
方向へ水平に往復動できるボルト58が包含されてい
る。ボルト58は、フランジFの外縁に取り付けられた
シリンダ60により液圧または空気圧で操作できるが、
あるいはその代りに、ボルト58およびシリンダ60を
底ぶたHに取り付けることもできる。ボルト58は、底
ぶたHの外縁に、あるいはまた、シリンダ60およびボ
ルト58がふたHに取り付けられていればフランジFの
外縁に取り付けられたボルト保持プレート64に形成さ
れた孔62と係合すべく滑動自在である。底ぶたHを保
持するために少なくとも2組のロック装置56が組立体
Aの周囲を囲んで放射状に間隔を置かれるべきである
が、望むならば、2組より多くを用いても良い。
【0029】ふた組立体Aは、溶接、ボルト止め若しく
はその他の方法で環状プレート16および支持プレート
24の諸部分をノズルNの回りへ一緒に固定し、且つ支
持プレート24をフランジFに固定することにより、都
合良く取り付けられる。残部の諸要素は、環状プレート
16および/または支持プレート24の取付けに先立っ
て既に取り付けられ若しくは位置決めされていなけれ
ば、環状プレート16、支持プレート24、フランジF
および/または底ぶたHに固定される。このように、在
来のコークスドラムを、ロック機構56を取り付け且つ
/またはふた整合ピン52および凹所54を形成する以
外には現存設備の左程の変更もなしに、本発明によるふ
た除去装置を以て改装することができる。シリンダ3
0,32,60は単数または複数の適切な作動流体また
は空気圧供給源に接続され、望ましくは、組立体Aの近
辺から離れた場所から遠隔操作される。各シリンダを操
作するために、適正な圧力に対する適正な調整により、
都合良く、同じ作動流体または空気圧供給源を使用する
ことができる。
【0030】コークスドラムのふたを除去することが望
ましい場合には、圧力容器Vの真下にテーブルTが位置
付けされる。このテーブルTは通例、テーブルを上昇さ
せるべく液圧昇降機を装備した可動カート上に取り付け
ることができる。あるいはまた、図1から図7に示す好
適な実施例においては、テーブルの4コーナの各々に配
設されたシリンダ70により、テーブルTが頭上レール
Rから懸垂されている。レールRは、設計荷重が適正で
あればコークスドラムの領域の構造体から、また左程望
ましくなければ直接に容器Vから、支えられる。各シリ
ンダ70にはローラ72が結合され、レール72に沿っ
てそれを移動することによるテーブル10の位置決めを
容易にさせるべく、電動機で駆動することができる。い
ったん定位置につくとテーブルTは、作動流体または空
気圧を以て適切に昇圧するシリンダ70により望むまま
に持ち上げられ、図1に詳細に示す如く、クレードル3
4に対しテーブルTが係合される。テーブルTは、クレ
ードル34が整合状態に維持されるように、クレードル
34(および底ぶたHから突出するその何等かの付属機
器)を受容するようにされたベッド76を包含すべく変
更することもできる。ベッド76は、例えば、クレード
ル34の外形と整合すべく輪郭を定められた長手方向ス
トップ部材77および横方向ストップ部材80、例えば
ビーム48と並んで配設された長手方向部材77およ
び、ビーム48の傾斜する下向きの面に係合すべく上向
きの面に斜角を付した横方向部材80を包含することが
できる。
【0031】テーブルTが、図1に詳細に示す如く、ク
レードル34と係合すべく位置決めされた後、シリンダ
30が加圧されて、環状プレート16をフランジFに向
けて下方へ引く。これは、遠い場所からシリンダ30を
作動させることにより、望ましく行われる。図5に詳細
に示す如く、保持要素10の下方への移動によってばね
14が圧縮され、テーブルTの支持によりふたHに対し
定位置へ確実に保持されているクレードル34に対して
フック12の下端部22が下降させられる。既述の如
く、シリンダ32がブラケット28へ旋回自在に取り付
けられ且つ/またはシリンダ32からの干渉なしにフッ
ク12の下方への移動を容易にさせるべく拡大された孔
またはスロットによりフック12の各々の細長い部分2
0に連結される。
【0032】次いでシリンダ32が、望ましくは遠い場
所から加圧され、図6に詳細に示す如く、フランジFか
ら半径方向に外方へフック12を旋回させて、フック1
2の下端部22をクレードル34のフォーク36から離
脱させる。フォーク36は、望ましくは、クレードル3
4がテーブルTにより、組立体Aに対して上向きに保持
されない限り、フック12の下端部22が外れる恐れが
ないようにされる。
【0033】フック12が外方へ旋回された後、望まし
くは遠い場所からシリンダ60が作動されて孔62から
ボルト53をスライドさせ、何れかの付加的なロック装
置が休止される。次いで、クレードル34を支えている
テーブルTと底ぶたHとが、図7に詳細に示す如く、シ
リンダ70を延ばすことにより液圧で下降される。テー
ブルTが下降されると、ばね44から圧縮状態が除去さ
れると共に、クレードル34に対し、底ぶたHが初めて
上昇できる。テーブルTが更に下げられると底ぶたHが
クレードル34上に降下し、次いでそれがテーブルT上
に支えられる。それが充分に下げられると、クレードル
34と底ぶたHとを支えているテーブルTは、頭上レー
ルRに沿い、長手方向へ望む通りに移動することができ
る。
【0034】上昇、下降および横行運動中、底ぶたH
は、案内ピン40および凹所42によりクレードル34
に対し整合状態に維持され、クレードル34は、上述の
如くベッド76によりテーブルTに対し同様に整合状態
に維持される。底ぶたHがフランジFから下げられる
際、その上面に固まっていないコークスが保持され、フ
ランジFまたはその他の障害物に対する固まっていない
コークスの打撃や引きずりなしにレールR上で長手方向
にテーブルTを移動させるに充分な、固まっていないコ
ークスからのすきまがない場合には、この整合が重要と
なる可能性がある。整合を伴わなければ、クレードル3
4および/またはふたHが長手方向に移動され、不整合
となり、置換を待つことになる。
【0035】通常、底ぶたHが組立体A内で交換される
前は圧力容器Vに石油コークスは入っていない。底ぶた
HはフランジFの近辺から取り外すことができるので、
それはコークスが容器Vから取り出されている間に修理
できる。この種の修理は一般に、清掃、ガスケット交
換、摩耗またはその他の損傷の点検等が包含されてい
る。底ぶたHを交換することが望ましい場合には、底ぶ
たHがフランジFの真下となるように、テーブルTが容
器Vの下方の定位置へ、レールRに沿って移動される。
クレードル34および底ぶたHは、フランジFに係合す
べくシリンダ70によって持ち上げられる(図6参
照)。案内ピン52および凹所54はフランジFに対し
底ぶたHを整合させるのに役立ち、近接または接触スイ
ッチ(図示せず)は、適正な整合の確実な指示体として
用いることができる。次いでシリンダ32は、下端部2
2がフック36との係合のため、それと垂直係合をなす
ように、フック12を内方へ旋回させるべく作動(また
は休止)される。次いでシリンダ30は、フランジFか
ら上方へ保持要素10をばね14が偏せるように、解放
される。次いでフック12がフォーク36に係合し、フ
ランジFに対して底ぶたHを定位置へ確実に保持する。
均圧ばね44は、放射状に均等に配分されたパターンで
ふたHに力を伝達して、支持点間の漏れを防止すべく機
能する。次いでロック機構56が係合され、テーブルT
は望む通りに下げられ且つ/または遠ざかって移動され
ることができる。
【0036】好適なシリンダ32と共に、旋回するフッ
ク12の一実施例を上記に説明したが、フランジFから
外方へフックを旋回させる特定の機構は各種の形式をと
り得ることがわかる。例えば、ねじ、歯車、ケーブル、
プーリなどのような、他の適当なフック旋回装置を使用
することもできる。このフック旋回装置はなるべくな
ら、底ぶたHが取り外される際、職員が容器Vの付近に
いることを要しないように、遠方で操作可能若しくは自
動式であることが望ましい。一つの代替実施例が図10
および図11に示されている、フック12′は、横ピン
82を中へ滑動自在に受容する長手方向スロット80′
を備えている。ピン82は、支持プレート24′の周囲
に取り付けられたブラケット86へ旋回自在に取り付け
られた内端部85を有するアーム84の外端部に取り付
けられている。保持要素10が下げられると、フック1
2′が垂直に下方へ移動するにつれ、ピン82がスロッ
ト80′内を初めて滑り上がる。ピン82がスロット8
0′の上端部88に係合すると、フック12′の下方へ
のそれ以上の動きが、アーム84の旋回自在端部85に
おけるそのブラケット86に対する反作用によるフック
12′の外方への旋回をもたらす。この旋回は、ほかに
述べた如く、フック12′の下端部22が底ぶたHから
離脱することを可能にさせる。フック12′が持ち上げ
られた位置に来ると、アーム84上の反作用力が解除さ
れ、フック12′はその概ね直立した位置に来る。
【0037】図12および図13に示される別の代替実
施例においては、細長い部分20″の、そこに取り付け
られたプレートで形成される側方延長部92内に形成さ
れた案内スロット90がフック12″に設けられてい
る。この案内スロット90は、プレート24″の周囲に
取り付けられたアーム96の外端部のピン94を滑動自
在に受容する。スロット90には、下方の概ね垂直な部
分90aと、上方の内方へ傾斜した部分90bとが包含
されている。フック12″が下げられると、ピン94
は、ほかに述べた如く、フック12″の下端部22を底
ぶたHから離脱させるに充分なフック12″の下降に対
応して上方スロット部分90bの近くへ、下方スロット
部分90a内を初めて滑る。フック12″のそれ以上の
下方への移動の際、ピン94は、傾斜したスロット部分
90b内を滑ってフランジFから外方へフック12″を
旋回させる。従ってスロット90は、フック12″の横
方向位置および旋回運動を画定するのに役立つ。
【0038】上述の説明は、特に底ぶた除去手順におけ
るコークスドラム用の、本発明の好適な実施例に関する
ものである。上記が実施態様の例示に過ぎず、従って当
業者が本発明を実施し且つ予測される最良の形態を推測
し得ることは理解されるべきである。しかし本発明は、
コークスドラムならびに他の形式の圧力容器の頂部のふ
たに対しても同様に適用可能であり、一般にフランジの
閉鎖、例えば差込み継手を連結する場合、フランジを圧
力容器に連結する場合、フランジ管を圧力容器に連結す
る場合などに関連して応用することができる。更に、上
述の説明に鑑みて、当業者には、各種構成要素の大き
さ、形状および材料の各種変更態様が想起されるはずで
ある。特許請求の範囲に示された範囲または精神に包含
される全ての応用、修正および変更はそれに含まれるも
のとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるコークスドラムを閉じる
位置にある底ぶたと共に示されたコークスドラムふた除
去装置の部分切断正面図。
【図2】図1の装置の線2−2についての断面図。
【図3】図1の装置の線3−3についての断面図。
【図4】図1の装置の線4−4についての断面図。
【図5】ふた除去手順においてコークスドラムの下部フ
ランジの方へフック保持要素を引くことによりフックが
下げられている図1の装置の正面図。
【図6】コークスドラムふた除去/閉鎖手順においてフ
ックが外方へ旋回されている図1の装置の正面図。
【図7】ふたがコークスドラムから下げられている図1
の装置の正面図。
【図8】本発明の実施例による、ロックした位置で示し
たコークスドラムのふたのロック装置の部分切断斜視側
面図。
【図9】ロックを解いた位置で示した図8の装置の部分
切断斜視側面図。
【図10】持ち上げられた、旋回されない位置でフック
を示した本発明の代替実施例のフック旋回機構の斜視側
面図。
【図11】下げられ、外方へ旋回された位置にあるフッ
クと共に示した図10のフックの斜視側面図。
【図12】持ち上げられた、旋回されない位置にあるフ
ックと共に示した本発明の別の代替実施例のフック旋回
機構の斜視側面図。
【図13】下げられ、外方へ旋回された位置にあるフッ
クと共に示した図12のフックの斜視側面図。
【符号の説明】
F 下部フランジ H 底ぶた T テーブル 10 フック保持要素 12 フック 14 ばね 22 下端部 30 開放シリンダ 32 旋回シリンダ 34 クレードル 40 整合ピン 42 整合凹所 44 均圧ばね 56 ロック装置 58 ロックボルト 60 シリンダ 62 保持孔 64 ボルト保持プレート

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コークスドラム底ぶた除去装置にして、 コークスドラムの下部フランジ上方の下端部の回りへ同
    心に配設された保持要素と、 保持要素から垂下する、外方へ旋回可能な複数のフック
    と、 コークスドラムの下部フランジの下方へ底ぶたを保持す
    るようにされた、フックにより解放自在に係合可能なク
    レードルと、 保持要素へ作動自在に結合されてフックに張力を加え、
    クレードルを上方へ引いて底ぶたをコークスドラムの下
    部フランジに対してシール係合させる複数のばねと、 フックから張力を解除すべく下部フランジに向けて保持
    要素を動かすようにされた複数の開放シリンダと、 下部フランジに近接する高い位置でクレードルを支える
    ようにされた可動カーと、 フックを下部フランジから外方へ旋回させて、クレード
    ルからフックを離脱させる装置と、 コークスドラムに対してクレードルおよびふたを昇降さ
    せるエレベータとを含むコークスドラム底ぶた除去装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の装置にして、クレード
    ルと底ぶたとの間に配設された複数の均圧ばねを含む装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の装置にして、クレード
    ルに対する底ぶたの半径方向および側方への動きを抑止
    すべく、クレードルと底ぶたの下面との間に形成された
    等しい複数の孔と相互に整合する複数の整合ピンを更に
    含む装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の装置にして、コークス
    ドラム下部フランジと底ぶたとの回りへ放射状に間隔を
    置いた複数のロック装置を含み、各ロック装置が、保持
    プレート内に形成された孔に対し水平方向に整合し離脱
    すべく往復動自在の、シリンダで作動されるボルトを含
    むようにした装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の装置において、ボルト
    が下部フランジの外周へ固定され、保持プレートが底ぶ
    たの外周へ付加されるようにした装置。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載の装置において、旋回さ
    せる装置が、各フックと下部フランジとの間に配設され
    た複数のシリンダを含むようにした装置。
  7. 【請求項7】 コークスドラムの底ぶたを除去する方法
    にして、 下部フランジから上方へばねで偏せられたフック保持要
    素に支えられる、張力を付加された複数のフックにより
    フランジに係合された底ぶたに、コークスドラムの下部
    フランジとシール係合を保たせるようにされたクレード
    ルを保持すべく、コークスドラムの下方に位置する垂直
    に動き得るテーブルを持ち上げる段階と、 フックからの張力を解除すべく、下部フランジへのばね
    の偏せに抗してフック保持要素を動かす段階と、 底ぶたを保持しているクレードルをフックから離脱させ
    るべく、フックを外方へ旋回させる段階と、 クレードルと底ぶたとを上に支えたテーブルを下降させ
    る段階とを含む方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法にして、複数のロ
    ックボルトを等しい複数のそれぞれの保持孔から引き出
    す段階を更に含み、底ぶたまたはフランジの何れかに各
    ロックボルトが取り付けられ、ロックボルトと滑動自在
    に中で整合すべく底ぶたまたはフランジの他方にそれぞ
    れの各保持孔が形成されるようにする方法。
  9. 【請求項9】 コークスドラムの底ぶたを閉じる方法に
    して、 垂直に動き得るテーブルにより、底ぶたを保持するよう
    にされたクレードルをコークスドラムの下部フランジの
    下方へ、それと係合させて位置決めする段階と、 下部フランジの上方に配設されたフック保持要素から垂
    下する複数のフックを内方へ旋回し、フックの下端部を
    クレードルと係合させるべく位置決めする段階と、 フック保持要素を下部フランジから上方へばねで偏せて
    フックに張力を加え、クレードル内に支えられた底ぶた
    を下部フランジに対して係合させる段階と、 テーブルを底ぶたから離して下降させる段階とを含む方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の方法において、前記
    のばねで偏せる段階中にフックの下方端部と係合するよ
    うにされたフック受容要素を有するクレードルにより、
    ふたが支えられるようにする方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法にして、クレ
    ードルと底ぶたとの間に配設された複数のばねにより、
    下部フランジと底ぶたとの間へ圧力を均等に配分する段
    階を更に含む方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の方法にして、クレ
    ードルと底ぶたとの間に配設された整合凹所へ複数の案
    内ピンを整合させることにより、クレードル内に底ぶた
    を整合する段階を更に含む方法。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の方法にして、ふた
    または下部フランジの何れかへ水平に取り付けられた複
    数のボルトを滑動自在に往復動させ、底ぶたまたはフラ
    ンジの他方に形成された等しい複数のそれぞれのボルト
    受容凹所と整合させて、下部フランジに対し定位置に底
    ぶたをロックする段階を更に含む方法。
  14. 【請求項14】 請求項9に記載の方法において、前記
    フック旋回段階中にフック保持要素へ作用する1個以上
    のばねにより付加される力に抗して下部フランジに向
    け、フック保持要素が機械的に降下され、且つ前記のば
    ねで偏せる段階中に前記保持要素が解放されるようにす
    る方法。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の方法において、下
    部フランジとフック保持要素との間に配設されたシリン
    ダにより前記の機械的な下降が行われるようにする方
    法。
JP29006292A 1991-11-01 1992-10-28 コークスドラムの底ぶたを着脱する装置および方法 Pending JPH05201487A (ja)

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