JPH0520101B2 - - Google Patents

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JPH0520101B2
JPH0520101B2 JP60092343A JP9234385A JPH0520101B2 JP H0520101 B2 JPH0520101 B2 JP H0520101B2 JP 60092343 A JP60092343 A JP 60092343A JP 9234385 A JP9234385 A JP 9234385A JP H0520101 B2 JPH0520101 B2 JP H0520101B2
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JP
Japan
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perfusion
eyeball
light
section
insertion end
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60092343A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61253056A (ja
Inventor
Mizuo Matsui
Fumio Ootomo
Koji Sato
Yoshihiro Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topcon Corp
Original Assignee
Topcon Corp
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Publication date
Application filed by Topcon Corp filed Critical Topcon Corp
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Priority to US06/857,171 priority patent/US4820264A/en
Priority to DE8686303306T priority patent/DE3672888D1/de
Priority to EP86303306A priority patent/EP0201280B1/en
Publication of JPS61253056A publication Critical patent/JPS61253056A/ja
Publication of JPH0520101B2 publication Critical patent/JPH0520101B2/ja
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  • Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
  • External Artificial Organs (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、眼球硝子体手術の際に用いられる
灌流装置に関し、特に灌流機能の他に眼球内の照
明機能をも備えた照明付灌流装置に関するもので
ある。
従来の技術 硝子体手術は、第5図に示すように、たとえば
水晶体1と網膜2の間にあるゼリー状の硝子体3
の濁つた部分を取り除き、それを透明な液体に置
き換えて、光が水晶体1を通過して網膜2に到達
できるようにして視力回復をはかるために行われ
る。
さらに網膜前に形成された増殖膜を切除して光
が網膜に到達するようにし、また、この膜の収縮
による網膜障害を除去するためにも行われる。
硝子体手術を行なうには、灌流液の眼球内への
灌流、濁つた硝子体の切除、切除物の吸引および
眼球内の照明の各機能が必要不可欠である。
従来の手術では、吸引機能付カツター4と器具
5が用いられている。両者は角膜6から約4mm離
れた位置で強膜7にさし込まれる。この器具5は
第6図に示すように、灌流液を流す灌流管8の周
囲に照明用の光フアイバー束9を配置したもので
ある。
手術に際しては、手術者は器具5とカツター4
を持ち、光フアイバー束9で眼球内を証明しなが
ら、カツター4により濁つた硝子体3を切除し
て、灌流液を灌流しながら切除物を吸引により眼
球外へ排出する。そして、灌流液で眼球内を満た
して眼圧回復をするようにしている。
発明が解決しようとする課題 手術では、必要な視界を確保するためにある程
度の明るさを必要とする。
ところが、第6図に示した器具5の構造では、
眼球内に挿入する部分の断面積が少なくとも灌流
管8の断面積と光フアイバー束9の断面積の合計
以上となり、径が大きくなる。このため手術終了
時に、器具5を抜き去ると、眼球虚脱を招き易
い。
そこで、光フアイバー束9の断面積を小さくし
ようとすると、手術のために必要な明るさが得ら
れず、最小限の明るさを確保する必要性から光フ
アイバー束9の断面積の減少には自ずと制限が加
わる。また、灌流管8は必要量最小限の灌流量を
確保するために細くできない。したがつて、器具
5を細くすることが困難である。
この発明は上記問題点を解決するためになされ
たものであり、手術のために必要な視界を確保す
るための十分な明るさが得られ、しかも眼球に開
ける穴の大きさ(面積)が小さくてすみ、眼球虚
脱などの手術の悪影響を少なくできる照明付灌流
装置を提供することを目的としている。
課題を解決するための手段 この目的を達成するために、この発明は、灌流
液を眼球内に灌流するために眼球に挿入される挿
入端と、上記挿入端から灌流液を灌流する灌流部
と、眼球内を照明のための光源と、上記光源の光
を伝達する光伝達部とを有し、上記光伝達部の光
照射端が、上記灌流部内の、上記挿入端の手前の
位置に配置されていることを特徴とする照明付灌
流装置を要旨としている。
実施例 第1図は、この発明による照明付灌流装置を備
えた硝子体手術装置による手術状態の一例を示し
た概要図である。
硝子体手術装置は、外部装置10、本発明によ
る照明付灌流装置11および吸引機能を有するカ
ツター12を備えている。
外部装置10は、駆動ユニツト15および吸引
ユニツト16を有している。
カツター12は、モーター(図示せず)を内蔵
しており、内刃(図示せず)の回転により硝子体
3を切除することができるようになつている。こ
のカツター12内には吸引路が設けられている。
吸引路は吸引管17を介して吸引ユニツト16に
接続されている。また、カツター12には、電源
ケーブル18を介して駆動ユニツト15に接続さ
れている。
照明付灌流装置11は、第1図〜第3図に示す
ように、光源が内蔵された光源ユニツト13と灌
流部19および光伝達部24により構成されてい
る。
灌流部19は、管状の第1部材20と、この第
1部材20に接続された管状の第2部材21と、
灌流ユニツト14などから構成されている。
第1部材20の一端と灌流ユニツト14との間
には、屈曲性の優れた灌流管22が設けられてい
る。この灌流管22は、好ましくは透明な合成樹
脂製のものが採用できる。第1部材20と第2部
材21は、L字型の灌流路23を形成している。
第2部材21の一端には、光伝達部24の光照射
端24aが挿入されている。光照射端24aは、
灌流路23内にあり、内壁26aに接近してい
る。光伝達部24は、好ましくは屈曲性の優れた
プラスチツク製光フアイバーもしくはガラス製光
フアイバーが採用できる。この光伝達部24の受
光端は、光源ユニツト13に接続されている。
第2部材21の挿入端26は、眼球25内に挿
入しやすいように斜めに形成されている。挿入端
26の内径は、第2部材21の灌流路23の型よ
り小さく設定されている。
第2部材21の挿入部分の内壁26aは、光照
射端24aから照射される光を高反射率で反射で
きるように鏡面処理が施されている。この処理方
法としては、たとえばアルミニウム等の蒸着膜を
形成する方法が採用できる。
第2部材21は灌流路と導光路の両方の役目を
果すものである。
第2部材21の外周には延長部27,28が突
出して形成されている。延長部27,28には、
合計4か所に切欠部29が形成されている。切欠
部29は、灌流部19を眼球25の強膜7に縫着
する場合に、糸を掛ける部分である。
硝子体手術に際しては、角膜から約4mm離れた
位置で強膜7にカツター12及び灌流部19のた
めの2か所に、また必要があれば鑷子のためにも
う1か所に、切開創を設け、一方の切開創にカツ
ター12を、他方の切開創に灌流部19の挿入端
26をさし込む。そして灌流部19の延長部2
7,28は糸により強膜7に縫いつけて固定す
る。
次に光源ユニツト13の光源の光を、光伝達部
24を介して第2部材21まで導く。伝達された
光は、光照射端24aから出て、第2図に鎖線で
示すように挿入端26の内壁26aにおいて反射
されて硝子体3に照射される。
手術者は、光伝達部24による証明のもとに、
カツター12を適宜操作して混濁した硝子体3の
部分を切除する。この切除作業と並行して、カツ
ター12の吸引機能により切除された硝子体3が
吸引ユニツト16側に吸引され、また灌流ユニツ
ト14から灌流液が灌流管22がおよび灌流路2
3を介して眼球内に灌流される。
硝子体3の切除および吸引作業が終了すると、
硝子体腔は灌流液で満たして眼圧回復をはかる。
手術終了後は挿入端26とカツター12等を抜
去して切開創を縫合する。この手術をする時に、
眼球25内は手術のために必要な視界を確保する
のに十分な明るさの照明が得られる。すなわち、
光伝達部24の直径は、灌流路23を流れる灌流
液が必要量円滑に流れるのを阻害しない程度まで
大きく設定することができ、眼球25内の視界を
確保するのに十分な明るさが得られるのである。
また、挿入端26の内壁26aは、反射率が高
くなるように処理されているので、光照射端24
aから出た光は損失なく有効に眼球25内に導く
ことができる。
光伝達部24の光照射端24aが、灌流部19
内において挿入端26を通して眼球25内に光源
の光が届く位置に配置されているので、光伝達部
24自体は、挿入端26の外周にはなく、眼球2
5内には挿入されない。したがつて、挿入端26
の外径は光伝達部24の大きさに影響をうけず、
従来に比べて小さく設定できる。挿入端26の内
径は、所定量の灌流液を眼球25内に灌流できる
程度の大きさに設定すればよい。
手術終了後は、眼球25から挿入端26を抜去
するのであるが、挿入端26の外径が小さいの
で、挿入端26を抜き去る際の眼球虚脱などの悪
影響を小さくできる。
第4図は灌流部の別の実施例を示している。
灌流部39は、第1部材40と、この第1部材
40に接続された第2部材41を有している。第
1部材40は、第2図で示した第1部材20と同
様の形状である。第2部材41は第2図で示した
第2部材21とは形状が異なる。第1部材および
第2部材40,41はL字型の灌流路43を形成
している。
第2部材41の灌流路43の内径は、挿入端4
6の内径と同じになつている。第2部材41の上
端には光伝達部44の光照射端44aが内挿され
ている。光伝達部44はたとえばプラスチツク製
あるいはガラス製光フアイバーであり、その光照
射端44aは、灌流路43内に突出しておらず、
灌流路43の一部を構成している。
第2部材41の内壁およびその挿入端46の内
壁は、光の反射率も高くする処理が成されてい
る。この処理は第2図において説明した処理と同
じである。また第2部材41の周囲には延長部4
7,48が設けられている。
第4図の灌流部39は、第2図の灌流部19と
同様にして使用される。
ところで、この発明はすでに述べた実施例に限
定されるものではない。たとえば灌流路23,4
3はL字型のものに限らない。
発明の効果 この発明によれば、以上説明したことから明ら
かなように、眼球内に挿入される部分には、光伝
達部を配置せず、挿入する部分の外径は、小さく
設定でき、眼球に開ける穴の大きさ(面積)を小
さくすることができるので、手術終了後の眼球虚
脱等の悪影響を小さくすることができる。
また、光伝達部の直径を、眼球内に挿入する部
分の大きさに関係なく比較的自由に大きく設定で
き、しかも灌流路に導光路の機能をもたせるよう
にできるので、手術のために必要な視界を確保す
るのに十分な明るさを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による照明付灌流装置の一例
を備えた硝子体手術装置による手術状態を示す概
要図、第2図は灌流部が眼球に縫着されている状
態を示す断面図、第3図は第2図のA−A線にお
ける断面図、第4図は灌流部の別の実施例を示す
断面図、第5図は従来例の手術状態を示す概要
図、第6図は従来の器具を示す断面図である。 3……硝子体、7……強膜、11……照明付灌
流装置、13……光源ユニツト、19……灌流
部、23……灌流路、24……光伝達部(光フア
イバー)、26……挿入端。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 灌流液を眼球内に灌流するために眼球に挿入
    される挿入端と、上記挿入端から灌流液を灌流す
    る灌流部と、眼球内を照明のための光源と、上記
    光源の光を伝達する光伝達部とを有し、上記光伝
    達部の光照射端が、上記灌流部内の、上記挿入端
    の手前の位置に配置されていることを特徴とする
    照明付灌流装置。 2 少なくとも上記挿入内面は、反射率を高くす
    る処理が施されている特許請求の範囲第1項記載
    の照明付灌流装置。 3 上記光伝達部が光フアイバーで構成されてい
    る特許請求の範囲第1項記載の照明付灌流装置。 4 上記光伝達部が上記挿入端の近くで上記灌流
    部の外部へ出ている特許請求の範囲第1項記載の
    照明付灌流装置。
JP60092343A 1985-05-01 1985-05-01 照明付潅流装置 Granted JPS61253056A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60092343A JPS61253056A (ja) 1985-05-01 1985-05-01 照明付潅流装置
US06/857,171 US4820264A (en) 1985-05-01 1986-04-29 Infusion instrument
DE8686303306T DE3672888D1 (de) 1985-05-01 1986-05-01 Infusionsinstrument.
EP86303306A EP0201280B1 (en) 1985-05-01 1986-05-01 Infusion instrument

Applications Claiming Priority (1)

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JP60092343A JPS61253056A (ja) 1985-05-01 1985-05-01 照明付潅流装置

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JPS61253056A JPS61253056A (ja) 1986-11-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100441645C (zh) * 2004-05-17 2008-12-10 大连振邦氟涂料股份有限公司 一种硝基裂纹漆及其制备方法和使用条件

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JPS61253056A (ja) 1986-11-10

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