JPH05195474A - 抄紙機プレスパート - Google Patents
抄紙機プレスパートInfo
- Publication number
- JPH05195474A JPH05195474A JP3295692A JP3295692A JPH05195474A JP H05195474 A JPH05195474 A JP H05195474A JP 3295692 A JP3295692 A JP 3295692A JP 3295692 A JP3295692 A JP 3295692A JP H05195474 A JPH05195474 A JP H05195474A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- felt
- press
- wet paper
- roll
- dewatering
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレスパート部に湿紙からの脱水を行なう脱
水用フェルトと、湿紙を搬送するための搬送フェルトを
別々に配置し、脱水後の湿紙の再湿を防止する。 【構成】 トップロール1及びボトムロール2が共に脱
水構造を有するプレス形式では、脱水用フェルトとして
トップ脱水用フェルト3とボトム脱水用フェルト6とを
使用する。搬送用フェルト4に支持された湿紙5は、脱
水用フェルト3,6に挟まれた状態で前記ロールにより
脱水され、その後湿紙は直ちに脱水フェルト3,6から
分離され搬送フェルトによって次工程へ送られる。この
結果湿紙の再湿が防止される。
水用フェルトと、湿紙を搬送するための搬送フェルトを
別々に配置し、脱水後の湿紙の再湿を防止する。 【構成】 トップロール1及びボトムロール2が共に脱
水構造を有するプレス形式では、脱水用フェルトとして
トップ脱水用フェルト3とボトム脱水用フェルト6とを
使用する。搬送用フェルト4に支持された湿紙5は、脱
水用フェルト3,6に挟まれた状態で前記ロールにより
脱水され、その後湿紙は直ちに脱水フェルト3,6から
分離され搬送フェルトによって次工程へ送られる。この
結果湿紙の再湿が防止される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は抄紙機プレスパートに、
脱水用のプレスフェルトと搬送用フェルトとを配置する
ことにより湿紙の紙切れを防止できる抄紙機プレスパー
トに関するものである。
脱水用のプレスフェルトと搬送用フェルトとを配置する
ことにより湿紙の紙切れを防止できる抄紙機プレスパー
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のプレスパートにおける湿紙
の脱水及び搬送工程の一例を示す構成図である。図6に
おいて前工程のワイヤパート1から搬送されてきた湿紙
17は図中太線にて示す如くプレスパートに移行し、N
o.1プレス3、No.2プレス4、No.3プレス
5、No.4プレス6を経ながら脱水されて湿紙とな
り、後工程のドライヤパート2に移行するようになって
いる。
の脱水及び搬送工程の一例を示す構成図である。図6に
おいて前工程のワイヤパート1から搬送されてきた湿紙
17は図中太線にて示す如くプレスパートに移行し、N
o.1プレス3、No.2プレス4、No.3プレス
5、No.4プレス6を経ながら脱水されて湿紙とな
り、後工程のドライヤパート2に移行するようになって
いる。
【0003】前記各プレスの構成は次のようになってい
る。No.1プレス3はトップロールにサクションロー
ルを、ボトムロールに溝付ロールを装備した構成となっ
ており、このプレス3ではトップフェルト18、ボトム
フェルト19が使用されている。またNo.2プレス4
はボトムロールに溝付ロールを、トップロールにプレン
ロールを装備した構成となっており、ここではNo.1
プレス3のトップフェルトと共用のフェルトが使用され
ている。No.3プレス5は、トップロールに溝付ロー
ルを、ボトムロールにNo.2プレスと共用のプレンロ
ールを装備した構成となっており、ここではNo.3プ
レストップフェルト20が使用されている。更にNo.
4プレス6はトップロールにプレンロールを、ボトムロ
ールに溝付ロールを装備した構成となっており、ここで
はNo.4プレスボトムフェルト21が使用されてい
る。そして前述の各プレスにおいて使用されるフェルト
は湿紙を次のプレスへ搬送させる役目と同時に、各プレ
スを通過する時にニップ圧により湿紙から脱水された水
分を保持する役目及び保持できなくなった水分をロール
側に移行させ排水する役目を持っている。
る。No.1プレス3はトップロールにサクションロー
ルを、ボトムロールに溝付ロールを装備した構成となっ
ており、このプレス3ではトップフェルト18、ボトム
フェルト19が使用されている。またNo.2プレス4
はボトムロールに溝付ロールを、トップロールにプレン
ロールを装備した構成となっており、ここではNo.1
プレス3のトップフェルトと共用のフェルトが使用され
ている。No.3プレス5は、トップロールに溝付ロー
ルを、ボトムロールにNo.2プレスと共用のプレンロ
ールを装備した構成となっており、ここではNo.3プ
レストップフェルト20が使用されている。更にNo.
4プレス6はトップロールにプレンロールを、ボトムロ
ールに溝付ロールを装備した構成となっており、ここで
はNo.4プレスボトムフェルト21が使用されてい
る。そして前述の各プレスにおいて使用されるフェルト
は湿紙を次のプレスへ搬送させる役目と同時に、各プレ
スを通過する時にニップ圧により湿紙から脱水された水
分を保持する役目及び保持できなくなった水分をロール
側に移行させ排水する役目を持っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記構成の抄紙機プレ
スパートでは、湿紙がフェルトと共にプレスのニップ部
を通過する際、湿紙の水分はニップ圧によりフェルトに
移行し、フェルトで保持できなくなった水分はロール側
に脱水されるようになっている。しかしこのものでは湿
紙及びフェルトが脱水後も一緒に移送されるため、ニッ
プを通過後脱水された水分の一部は再びフェルトから湿
紙に戻り、湿紙は再湿(これをリウェッティングと言
う)してしまうことがあり、このリウェッティングによ
りプレス加圧による脱水効果が下がるという現象が生じ
る。またこの再湿によって湿紙の強度が低下するため後
述する様な後段のプレス、ドライヤへの移行部分での紙
切れが発生し易くなる。
スパートでは、湿紙がフェルトと共にプレスのニップ部
を通過する際、湿紙の水分はニップ圧によりフェルトに
移行し、フェルトで保持できなくなった水分はロール側
に脱水されるようになっている。しかしこのものでは湿
紙及びフェルトが脱水後も一緒に移送されるため、ニッ
プを通過後脱水された水分の一部は再びフェルトから湿
紙に戻り、湿紙は再湿(これをリウェッティングと言
う)してしまうことがあり、このリウェッティングによ
りプレス加圧による脱水効果が下がるという現象が生じ
る。またこの再湿によって湿紙の強度が低下するため後
述する様な後段のプレス、ドライヤへの移行部分での紙
切れが発生し易くなる。
【0005】更に湿紙はプレスパート内においてフェル
トにより搬送されるが、各プレス間では湿紙のみの移行
部分がある為(これをオープンドローと言う)、抄造条
件によってはこの部分で紙切れを発生し、安定した高速
運転が困難となる等の問題があった。そこで本発明は各
プレスに使用するフェルトを、脱水用フェルトと搬送用
フェルトに分け、夫々の目的に即してフェルトを利用で
きるようにした抄紙機プレスパートを提供し、前記従来
の課題を解決しようとするものである。
トにより搬送されるが、各プレス間では湿紙のみの移行
部分がある為(これをオープンドローと言う)、抄造条
件によってはこの部分で紙切れを発生し、安定した高速
運転が困難となる等の問題があった。そこで本発明は各
プレスに使用するフェルトを、脱水用フェルトと搬送用
フェルトに分け、夫々の目的に即してフェルトを利用で
きるようにした抄紙機プレスパートを提供し、前記従来
の課題を解決しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、湿紙
の脱水を行なう抄紙機プレスパートにおいて、同プレス
パート部には、湿紙からの脱水を行なう脱水用フェルト
と湿紙を搬送するための搬送フェルトを配置し、湿紙の
脱水工程が終了した後は、湿紙は脱水フェルトと分離さ
れ搬送フェルトによって次工程へ移送されるべく構成し
てなるもので、これを課題解決のための手段とするもの
である。
の脱水を行なう抄紙機プレスパートにおいて、同プレス
パート部には、湿紙からの脱水を行なう脱水用フェルト
と湿紙を搬送するための搬送フェルトを配置し、湿紙の
脱水工程が終了した後は、湿紙は脱水フェルトと分離さ
れ搬送フェルトによって次工程へ移送されるべく構成し
てなるもので、これを課題解決のための手段とするもの
である。
【0007】
【作用】湿紙は搬送用フェルトと共にトップ脱水用フェ
ルト及びボトム脱水用フェルトに挟まれてプレスニップ
部に搬送される。ニップ部の加圧により湿紙は両側に搾
水され、トップロール側に搾水された水分は搬送用フェ
ルトを通過してトップ脱水用フェルトに移行し、トップ
脱水用フェルトに保持できなくなった水分はトップロー
ルの真空孔を通して排水される。またボトムロール側に
搾水された水分はボトム脱水用フェルトに移行し、ボト
ム脱水用フェルトに保持できなくなった水分はボトムロ
ールの溝から排水する。前記過程によりニップ部におい
て脱水された搬送用フェルト及び湿紙は、水分を多く含
んでいる脱水用フェルトから直ちに離され、リウェッテ
ィングを防ぎ、次のプレスへ送られる。
ルト及びボトム脱水用フェルトに挟まれてプレスニップ
部に搬送される。ニップ部の加圧により湿紙は両側に搾
水され、トップロール側に搾水された水分は搬送用フェ
ルトを通過してトップ脱水用フェルトに移行し、トップ
脱水用フェルトに保持できなくなった水分はトップロー
ルの真空孔を通して排水される。またボトムロール側に
搾水された水分はボトム脱水用フェルトに移行し、ボト
ム脱水用フェルトに保持できなくなった水分はボトムロ
ールの溝から排水する。前記過程によりニップ部におい
て脱水された搬送用フェルト及び湿紙は、水分を多く含
んでいる脱水用フェルトから直ちに離され、リウェッテ
ィングを防ぎ、次のプレスへ送られる。
【0008】またプレス形式が図2に示すように片側ロ
ール(この例ではトップロール)のみ脱水構造を有し、
他側のロールが平滑なプレンロールの場合は、脱水ロー
ル側にトップ脱水用フェルトを使用し、平滑なプレンロ
ール側には脱水用フェルトは使用しないようにする。こ
の例における脱水作用は図1の場合と同様で、ニップ部
出口側においてトップ脱水用フェルトは水分を多く含ん
でいる為、搬送用フェルト及び湿紙は直ちにプレンロー
ル側に沿って次工程に送られ、再湿が防止される。図
1、図2の何れの場合もニップ後直ちに搬送用フェルト
及び湿紙は脱水用フェルトから離される為、ニップ後の
再湿が防止できる。この為プレスの加圧による脱水効果
が上がり、湿紙の含水量を低下させる事が出来る。更に
搬送用フェルトは各プレスを通して共通に使用すれば湿
紙のオープンドローを極力少なくでき、安定したシート
の高速運転が可能となる。
ール(この例ではトップロール)のみ脱水構造を有し、
他側のロールが平滑なプレンロールの場合は、脱水ロー
ル側にトップ脱水用フェルトを使用し、平滑なプレンロ
ール側には脱水用フェルトは使用しないようにする。こ
の例における脱水作用は図1の場合と同様で、ニップ部
出口側においてトップ脱水用フェルトは水分を多く含ん
でいる為、搬送用フェルト及び湿紙は直ちにプレンロー
ル側に沿って次工程に送られ、再湿が防止される。図
1、図2の何れの場合もニップ後直ちに搬送用フェルト
及び湿紙は脱水用フェルトから離される為、ニップ後の
再湿が防止できる。この為プレスの加圧による脱水効果
が上がり、湿紙の含水量を低下させる事が出来る。更に
搬送用フェルトは各プレスを通して共通に使用すれば湿
紙のオープンドローを極力少なくでき、安定したシート
の高速運転が可能となる。
【0009】
【実施例】以下本発明を図面の実施例について説明する
と、図3は第1実施例としてのプレスパートの構成配置
図であり、図中3,4,5はNo.1プレス、No.2
プレス、No.3プレスの3段プレスを示す。またワイ
ヤパート1上の湿紙(原料)17は、太線にて示す如く
プレスパートへ移行してNo.1プレス3、No.2プ
レス4、No.3プレス5を経て脱水されて湿紙とな
り、ドライヤパート2に移行する。
と、図3は第1実施例としてのプレスパートの構成配置
図であり、図中3,4,5はNo.1プレス、No.2
プレス、No.3プレスの3段プレスを示す。またワイ
ヤパート1上の湿紙(原料)17は、太線にて示す如く
プレスパートへ移行してNo.1プレス3、No.2プ
レス4、No.3プレス5を経て脱水されて湿紙とな
り、ドライヤパート2に移行する。
【0010】前記No.1プレス3はトップロールにサ
クションロールを、ボトムロールに溝付ロールを装備し
ており、トップ脱水用フェルト7、ボトム脱水用フェル
ト8を使用している。またNo.2プレス4はトップロ
ールに溝付ロールを、ボトムロールにプレンロールを装
備しており、トップロール側にトップ脱水用フェルト9
を使用している。更にNo.3プレス5はNo.2プレ
ス4とは全く逆で、トップロールにプレンロールを、ボ
トムロールに溝付ロールを装備しており、ボトムロール
側にボトム脱水用フェルト12を使用している。
クションロールを、ボトムロールに溝付ロールを装備し
ており、トップ脱水用フェルト7、ボトム脱水用フェル
ト8を使用している。またNo.2プレス4はトップロ
ールに溝付ロールを、ボトムロールにプレンロールを装
備しており、トップロール側にトップ脱水用フェルト9
を使用している。更にNo.3プレス5はNo.2プレ
ス4とは全く逆で、トップロールにプレンロールを、ボ
トムロールに溝付ロールを装備しており、ボトムロール
側にボトム脱水用フェルト12を使用している。
【0011】一方各プレス部に使用する搬送用フェルト
としては、No.1プレス、No.2プレスではNo.
1、No.2プレス共用搬送用フェルト14を使用し、
No.3プレス入側まで湿紙を搬送するようになってい
る。この場合、搬送用フェルトは水分は通過させるが保
持しない特徴を備えているもの(例えば特公平3−50
037号公報の「紙シートのリウェットを防ぐ成形布」
で記述されている疎水性の材料で織られたもの)を使用
する。また搬送用フェルトはマシンの抄造条件に合わせ
て一対のプレス又は複数段のプレスにコモンフェルト
(共用フェルト)として使用しており、湿紙の搬送を安
定させる役目を果たしている。また各プレスのロール及
び脱水用フェルトと搬送用フェルトとの配置関係は、夫
々前述した図1、図2に示す関係位置となり、その作用
は作用の項で説明した通りである。なお、この第1実施
例ではNo.3プレス5にはNo.3プレス脱水用フェ
ルト12及び単独にNo.3プレス搬送用フェルト16
を使用しており、これによってドライヤパートへの湿紙
の受渡しをスムーズにし、プレスパート全体のシートの
安定走行を図っている。
としては、No.1プレス、No.2プレスではNo.
1、No.2プレス共用搬送用フェルト14を使用し、
No.3プレス入側まで湿紙を搬送するようになってい
る。この場合、搬送用フェルトは水分は通過させるが保
持しない特徴を備えているもの(例えば特公平3−50
037号公報の「紙シートのリウェットを防ぐ成形布」
で記述されている疎水性の材料で織られたもの)を使用
する。また搬送用フェルトはマシンの抄造条件に合わせ
て一対のプレス又は複数段のプレスにコモンフェルト
(共用フェルト)として使用しており、湿紙の搬送を安
定させる役目を果たしている。また各プレスのロール及
び脱水用フェルトと搬送用フェルトとの配置関係は、夫
々前述した図1、図2に示す関係位置となり、その作用
は作用の項で説明した通りである。なお、この第1実施
例ではNo.3プレス5にはNo.3プレス脱水用フェ
ルト12及び単独にNo.3プレス搬送用フェルト16
を使用しており、これによってドライヤパートへの湿紙
の受渡しをスムーズにし、プレスパート全体のシートの
安定走行を図っている。
【0012】次に図4に示す第2実施例を説明すると、
この例ではNo.3プレスに搬送用フェルトを使用しな
い点が第1実施例と相違するのみである。また図5に示
す第3実施例は、プレス構成をNo.1、No.2、N
o.3、No.4プレスからなる4段プレス構成とし搬
送用フェルト15はNo.1、No.2、No.3プレ
ス共用とした点を特徴としている。
この例ではNo.3プレスに搬送用フェルトを使用しな
い点が第1実施例と相違するのみである。また図5に示
す第3実施例は、プレス構成をNo.1、No.2、N
o.3、No.4プレスからなる4段プレス構成とし搬
送用フェルト15はNo.1、No.2、No.3プレ
ス共用とした点を特徴としている。
【0013】
【発明の効果】以上詳細に述べた如く本発明は、抄紙機
プレスパートの脱水搬送過程において使用するフェルト
を脱水用フェルトと搬送用フェルトに分けることによ
り、プレスニップ通過後の脱水過程において湿紙のリウ
ェッティングを防ぎ、脱水効果を向上させることが出来
る。また搬送用フェルトを使用して湿紙を搬送すること
により、プレスパートにおけるオープンドローをなく
し、又は極力少なくし、抄造中の湿紙の紙切れを防ぎ、
安定した高速抄造運転を可能にする。この結果生産性を
大幅に向上できる。更に搬送用フェルトを使用して湿紙
のオープンドローを減少させることが出来る為、製品の
縦横比が少なくなり、製品品質を向上させることが出来
る等の優れた効果を奏するものである。
プレスパートの脱水搬送過程において使用するフェルト
を脱水用フェルトと搬送用フェルトに分けることによ
り、プレスニップ通過後の脱水過程において湿紙のリウ
ェッティングを防ぎ、脱水効果を向上させることが出来
る。また搬送用フェルトを使用して湿紙を搬送すること
により、プレスパートにおけるオープンドローをなく
し、又は極力少なくし、抄造中の湿紙の紙切れを防ぎ、
安定した高速抄造運転を可能にする。この結果生産性を
大幅に向上できる。更に搬送用フェルトを使用して湿紙
のオープンドローを減少させることが出来る為、製品の
縦横比が少なくなり、製品品質を向上させることが出来
る等の優れた効果を奏するものである。
【図1】トップロール及びボトムロールを共に溝付ロー
ルとした本発明の実施例に係るプレスニップ部基本構造
の側断面図である。
ルとした本発明の実施例に係るプレスニップ部基本構造
の側断面図である。
【図2】トップロールを溝付ロールとし、ボトムロール
をプレンロールとした本発明の実施例に係るプレスニッ
プ部基本構造の側断面図である。
をプレンロールとした本発明の実施例に係るプレスニッ
プ部基本構造の側断面図である。
【図3】本発明の第1実施例に係るプレスパートの側面
図である。
図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るプレスパートの側面
図である。
図である。
【図5】本発明の第3実施例に係るプレスパートの側面
図である。
図である。
【図6】従来のプレスパートの構成を示す説明図であ
る。
る。
1 ワイヤパート 2 ドライヤパート 3 No.1プレス 4 No.2プレス 5 No.3プレス 6 No.4プレス 7 No.1プレストップ脱水用フェルト 8 No.1プレスボトム脱水用フェルト 9 No.2プレストップ脱水用フェルト 10 No.2プレスボトム脱水用フェルト 11 No.3プレストップ脱水用フェルト 12 No.3プレスボトム脱水用フェルト 13 No.4プレスボトム脱水用フェルト 14 搬送用フェルト(No.1、No.2プレス共
用) 15 搬送用フェルト(No.1、No.2、No.3
プレス共用) 16 搬送用フェルト(No.3プレス用) 17 湿紙(原料)
用) 15 搬送用フェルト(No.1、No.2、No.3
プレス共用) 16 搬送用フェルト(No.3プレス用) 17 湿紙(原料)
Claims (1)
- 【請求項1】 湿紙の脱水を行なう抄紙機プレスパート
において、同プレスパート部には、湿紙からの脱水を行
なう脱水用フェルトと湿紙を搬送するための搬送フェル
トを配置し、湿紙の脱水工程が終了した後は、湿紙は脱
水フェルトと分離され搬送フェルトによって次工程へ移
送されるべく構成した事を特徴とする搬送用フェルトを
使用した抄紙機プレスパート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3295692A JPH05195474A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 抄紙機プレスパート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3295692A JPH05195474A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 抄紙機プレスパート |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05195474A true JPH05195474A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=12373381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3295692A Withdrawn JPH05195474A (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | 抄紙機プレスパート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05195474A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008518112A (ja) * | 2004-10-21 | 2008-05-29 | アルバニー インターナショナル コーポレイション | 紙の脱水性を向上させる犠牲的で回収可能な置換剤 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP3295692A patent/JPH05195474A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008518112A (ja) * | 2004-10-21 | 2008-05-29 | アルバニー インターナショナル コーポレイション | 紙の脱水性を向上させる犠牲的で回収可能な置換剤 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |