JPH05193590A - 自送式防氷液散布装置 - Google Patents
自送式防氷液散布装置Info
- Publication number
- JPH05193590A JPH05193590A JP4029888A JP2988892A JPH05193590A JP H05193590 A JPH05193590 A JP H05193590A JP 4029888 A JP4029888 A JP 4029888A JP 2988892 A JP2988892 A JP 2988892A JP H05193590 A JPH05193590 A JP H05193590A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wing
- optical sensor
- preventing liquid
- self
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Spray Control Apparatus (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 航空機用自送式防氷液散布機構に関するもの
で、1人で操作でき、センサにより後縁に沿い自走で
き、ムラなく塗布できる。 【構成】 光センサ部及び可変ノズル部を持つ可動式噴
射装置と防氷液タンク部、ポンプを持つ装置本体より構
成される散布装置。
で、1人で操作でき、センサにより後縁に沿い自走で
き、ムラなく塗布できる。 【構成】 光センサ部及び可変ノズル部を持つ可動式噴
射装置と防氷液タンク部、ポンプを持つ装置本体より構
成される散布装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は航空機用自送式防氷液散
布装置に関するものである。
布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の航空機は手作業で特殊車,噴霧器
等を使用し、機体に防氷液を塗布していた。
等を使用し、機体に防氷液を塗布していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】航空機の従来の防氷液
塗布は次の課題を有する。 (1) グリプロ式除雪車(防氷液の濃度をバルブ操作によ
り任意可能な防除氷車輛)及びツーステップ除雪車(グ
リプロ式機能は装備していないが、一定濃度の除氷液と
防氷液を散布できる車輛)等は防氷液塗布時、2人以上
の人員を要する。 (2) 人的塗布行為のため、塗布ムラが起こる。
塗布は次の課題を有する。 (1) グリプロ式除雪車(防氷液の濃度をバルブ操作によ
り任意可能な防除氷車輛)及びツーステップ除雪車(グ
リプロ式機能は装備していないが、一定濃度の除氷液と
防氷液を散布できる車輛)等は防氷液塗布時、2人以上
の人員を要する。 (2) 人的塗布行為のため、塗布ムラが起こる。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前記従来の課題
を解決したもので、光の反射量の変化により抵抗値が変
化する光センサ部と光センサ部よりの信号にてノズル噴
射角度を変化させる可変ノズル部とを持つ光センサ部よ
りの信号にて油圧で上下作動する可動式噴射装置と、光
センサ部よりの信号にて装置本体を移動させる自送装置
及び防氷液タンク部、ポンプを持つ装置本体とより構成
される自送式防氷液散布装置である。
を解決したもので、光の反射量の変化により抵抗値が変
化する光センサ部と光センサ部よりの信号にてノズル噴
射角度を変化させる可変ノズル部とを持つ光センサ部よ
りの信号にて油圧で上下作動する可動式噴射装置と、光
センサ部よりの信号にて装置本体を移動させる自送装置
及び防氷液タンク部、ポンプを持つ装置本体とより構成
される自送式防氷液散布装置である。
【0005】従って、本発明は、 (1) 塗布ムラを無くすため、光センサにより翼との距離
を一定に保つ。 (2) ノズルの吹き出し口が可変式なので、塗布範囲が広
くなり、適用機種が多くなる。 (3) 光センサにより後縁に沿って自送するので、担当人
数が1人でよい。等なのである。
を一定に保つ。 (2) ノズルの吹き出し口が可変式なので、塗布範囲が広
くなり、適用機種が多くなる。 (3) 光センサにより後縁に沿って自送するので、担当人
数が1人でよい。等なのである。
【0006】
【作用】センサにより翼後縁に沿って自送し、また、可
変式噴射装置のため、塗布距離を一定に保つ。
変式噴射装置のため、塗布距離を一定に保つ。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図1に示す。本発明装置
は光センサ部1及び可変ノズル部2を持つ可動式噴射装
置3と自送装置4、防氷液タンク部5及びポンプ6を持
つ装置本体7より構成される。8は翼である。
は光センサ部1及び可変ノズル部2を持つ可動式噴射装
置3と自送装置4、防氷液タンク部5及びポンプ6を持
つ装置本体7より構成される。8は翼である。
【0008】(1) 光センサ部1は光の反射量の変化によ
り抵抗値が変化する能力を持ち、これにより翼8面との
距離及び噴射の停止を制御する。 (2) 可変ノズル部2は光センサ部1よりの信号を受け、
最適噴射角となるようにノズル噴射角度を変化できる。 (3) 可動式噴射装置3は光センサ部1よりの信号を受
け、翼8面との距離を一定に保つよう油圧で上下作動す
ることができる。 (4) 自送装置4は光センサ部1よりの信号を受け、装置
本体7を移動させる機能を有し、防氷液タンク部5は防
氷液を貯蔵し、タンク内部のポンプ6により圧送する。
り抵抗値が変化する能力を持ち、これにより翼8面との
距離及び噴射の停止を制御する。 (2) 可変ノズル部2は光センサ部1よりの信号を受け、
最適噴射角となるようにノズル噴射角度を変化できる。 (3) 可動式噴射装置3は光センサ部1よりの信号を受
け、翼8面との距離を一定に保つよう油圧で上下作動す
ることができる。 (4) 自送装置4は光センサ部1よりの信号を受け、装置
本体7を移動させる機能を有し、防氷液タンク部5は防
氷液を貯蔵し、タンク内部のポンプ6により圧送する。
【0009】次に本発明装置の作用について説明する。 (1) 本装置を翼8後縁部にセットし作動させると、光セ
ンサ部1から光を出し、翼8からの反射光によりセンサ
の抵抗値が変化する。
ンサ部1から光を出し、翼8からの反射光によりセンサ
の抵抗値が変化する。
【0010】(2) 抵抗値の変化が装置本体内蔵の集積回
路へと伝達され、可動式噴射装置3が油圧により上下運
動し、集積回路の設定抵抗値の位置で油圧を停止し、翼
8とセンサの一定距離で停止する。
路へと伝達され、可動式噴射装置3が油圧により上下運
動し、集積回路の設定抵抗値の位置で油圧を停止し、翼
8とセンサの一定距離で停止する。
【0011】(3) 同時に集積回路から可変ノズル部2へ
信号が送られ、適当な翼弦長が塗布できる噴射角度で停
止する。
信号が送られ、適当な翼弦長が塗布できる噴射角度で停
止する。
【0012】(4) 続いて自送装置4が光センサ部1より
の信号通り翼8後縁に沿って自送し、防氷液タンク5内
部の防氷液がポンプ6により圧送され、翼8全面に均一
に塗布する。
の信号通り翼8後縁に沿って自送し、防氷液タンク5内
部の防氷液がポンプ6により圧送され、翼8全面に均一
に塗布する。
【0013】(5) 更に翼8端に達すると、光反射が途絶
え、光センサ部1よりの信号で自送装置4が停止する。
また、翼8付根では、予め可動式噴射装置3の高さを翼
高さに合わせて設定し、胴体にかかると設定値の高さで
可動式噴射装置3が停止し、ポンプ6も停止する。
え、光センサ部1よりの信号で自送装置4が停止する。
また、翼8付根では、予め可動式噴射装置3の高さを翼
高さに合わせて設定し、胴体にかかると設定値の高さで
可動式噴射装置3が停止し、ポンプ6も停止する。
【0014】
【発明の効果】本発明は前記構成であるので、 (1) 自送式のため、1人で防氷液の塗布が可能である。 (2) センサにより翼後縁に沿い自送できる。 (3) センサにより塗布距離を一定に保つので、塗布ムラ
が無くなる。 (4) ノズル吹き出し口が可変式なので主翼,尾翼及び機
種を問わずあらゆるものに適用できる。等の効果を有す
る。
が無くなる。 (4) ノズル吹き出し口が可変式なので主翼,尾翼及び機
種を問わずあらゆるものに適用できる。等の効果を有す
る。
【図1】本発明の一実施例に係る防氷液散布装置の全体
図である。
図である。
1 光センサ部 2 可変ノズル部 3 可動式噴射装置 4 自送装置 5 防氷液タンク部 6 ポンプ 7 装置本体 8 翼
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 彰 愛知県名古屋市中村区岩塚町九反所60番地 の1 中菱エンジニアリング株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 光の反射量の変化により抵抗値が変化す
る光センサ部と該光センサ部よりの信号にてノズル噴射
角度を変化させる可変ノズル部とを持つ前記光センサ部
よりの信号にて油圧で上下作動する可動式噴射装置と、
前記光センサ部よりの信号にて装置本体を移動させる自
送装置及び防氷液タンク部、ポンプを持つ装置本体とよ
り構成される自送式防氷液散布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4029888A JPH05193590A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 自送式防氷液散布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4029888A JPH05193590A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 自送式防氷液散布装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05193590A true JPH05193590A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=12288513
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4029888A Withdrawn JPH05193590A (ja) | 1992-01-22 | 1992-01-22 | 自送式防氷液散布装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05193590A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114793717A (zh) * | 2022-05-15 | 2022-07-29 | 皖西学院 | 一种提高油茶抗寒性的培育装置及其培育方法 |
-
1992
- 1992-01-22 JP JP4029888A patent/JPH05193590A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114793717A (zh) * | 2022-05-15 | 2022-07-29 | 皖西学院 | 一种提高油茶抗寒性的培育装置及其培育方法 |
CN114793717B (zh) * | 2022-05-15 | 2022-11-22 | 皖西学院 | 一种提高油茶抗寒性的培育装置及其培育方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19990408 |