JPH05192026A - 芝刈機 - Google Patents
芝刈機Info
- Publication number
- JPH05192026A JPH05192026A JP3014192A JP3014192A JPH05192026A JP H05192026 A JPH05192026 A JP H05192026A JP 3014192 A JP3014192 A JP 3014192A JP 3014192 A JP3014192 A JP 3014192A JP H05192026 A JPH05192026 A JP H05192026A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- spare
- spare blade
- lawn
- pedestal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来の刈払機を改良することにより、芝生を
所定の高さに平坦に刈り揃えることができ、かつ回転羽
根に着脱自在に替刃の取付が可能な芝刈機を提供する。 【構成】 回転羽根の回転方向側の先端に設けた替刃取
付部を、地面から所定の高さをもって羽根基体と平行に
形成し、かつ替刃取付部全長にわたり、短冊形の替刃を
着脱自在に装着するよう構成した芝刈機。
所定の高さに平坦に刈り揃えることができ、かつ回転羽
根に着脱自在に替刃の取付が可能な芝刈機を提供する。 【構成】 回転羽根の回転方向側の先端に設けた替刃取
付部を、地面から所定の高さをもって羽根基体と平行に
形成し、かつ替刃取付部全長にわたり、短冊形の替刃を
着脱自在に装着するよう構成した芝刈機。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は芝刈機に関するものであ
る。
る。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】近時芝生を造
成した家庭が多くなり、芝刈機が欠かせなくなった。し
かしながら、芝刈機として市販されている多くの機械
は、高価で保守管理も容易でない。そこで、安価で扱い
易い2サイクルエンジン付の刈払機を、芝刈りに利用で
きるよう要望されている。ところで芝刈りは、芝生の芝
(以下単に芝生と略称する)の高さを地面から3粍乃至
5粍に平坦に刈り揃えなければならないが、通常の刈払
機の刈刃はプレート状で、かつ高速回転するため、操作
杆を左右に振りながら刈り払う際、ややもすれば芝生の
根元又は地中に刃を食い込ませて斑刈りにしたり、砂礫
を跳ね飛ばして身体を傷つけることもあり、芝刈り操作
には可成りの熟練を要し、その上刃の摩耗が早いため、
屡々回転羽根を取り外して研磨しなければならない。ま
たこの回転羽根の研磨は、素人では困難なため研ぎ師に
外注しなければならないし、研磨回数も精々3回乃至4
回で寿命が終わるため、経費高となる。
成した家庭が多くなり、芝刈機が欠かせなくなった。し
かしながら、芝刈機として市販されている多くの機械
は、高価で保守管理も容易でない。そこで、安価で扱い
易い2サイクルエンジン付の刈払機を、芝刈りに利用で
きるよう要望されている。ところで芝刈りは、芝生の芝
(以下単に芝生と略称する)の高さを地面から3粍乃至
5粍に平坦に刈り揃えなければならないが、通常の刈払
機の刈刃はプレート状で、かつ高速回転するため、操作
杆を左右に振りながら刈り払う際、ややもすれば芝生の
根元又は地中に刃を食い込ませて斑刈りにしたり、砂礫
を跳ね飛ばして身体を傷つけることもあり、芝刈り操作
には可成りの熟練を要し、その上刃の摩耗が早いため、
屡々回転羽根を取り外して研磨しなければならない。ま
たこの回転羽根の研磨は、素人では困難なため研ぎ師に
外注しなければならないし、研磨回数も精々3回乃至4
回で寿命が終わるため、経費高となる。
【0003】前記した芝生の高さを地面から一定の高さ
に刈り揃えるための一手段として、実開昭63−108
40号公報で開示された「刈払い式草刈機における回転
カッター」は、芝刈りに利用できるよう見受けられるが
(同公報には芝刈りを目的とする記載が無い)、高速回
転するカッターを、同公報第2図に示すような状態で、
刈刃の傾斜周縁部を地面と平行に終始保持することは実
際上不可能であり、砂礫の飛散は幾分防止できるもの
の、平坦な芝生に刈り揃えることは極めて困難である。
刈払機の回転羽根の改良に関しては、数多くの提案がな
されているが、本発明の目的に添う開示は見当たらな
い。
に刈り揃えるための一手段として、実開昭63−108
40号公報で開示された「刈払い式草刈機における回転
カッター」は、芝刈りに利用できるよう見受けられるが
(同公報には芝刈りを目的とする記載が無い)、高速回
転するカッターを、同公報第2図に示すような状態で、
刈刃の傾斜周縁部を地面と平行に終始保持することは実
際上不可能であり、砂礫の飛散は幾分防止できるもの
の、平坦な芝生に刈り揃えることは極めて困難である。
刈払機の回転羽根の改良に関しては、数多くの提案がな
されているが、本発明の目的に添う開示は見当たらな
い。
【0004】本発明は、前記した従来の刈払機における
欠点を排除し、芝生を所定の高さに平坦に刈り揃えるこ
とができ、かつ回転羽根に着脱自在に替刃が取り付けら
れる、経済的な芝刈機を提供することを目的とする。
欠点を排除し、芝生を所定の高さに平坦に刈り揃えるこ
とができ、かつ回転羽根に着脱自在に替刃が取り付けら
れる、経済的な芝刈機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、芝生を地面か
ら所定の高さに刈り揃えるために、回転羽根の回転方向
側の先端に設けた替刃取付部を、地面から所定の高さを
もって羽根基体と平行に形成し、かつ替刃取付部全長に
わたり、短冊形の替刃を着脱自在に装着するよう構成し
たことを特徴とし、更に回転羽根が高速回転中も安定し
て刈り払いができるよう、回転軸に嵌入した回転羽根を
止着するため、断面三日月状の孤形ナットを使用するこ
とによって、従来の刈払機を芝刈機に供用することに成
功した。
ら所定の高さに刈り揃えるために、回転羽根の回転方向
側の先端に設けた替刃取付部を、地面から所定の高さを
もって羽根基体と平行に形成し、かつ替刃取付部全長に
わたり、短冊形の替刃を着脱自在に装着するよう構成し
たことを特徴とし、更に回転羽根が高速回転中も安定し
て刈り払いができるよう、回転軸に嵌入した回転羽根を
止着するため、断面三日月状の孤形ナットを使用するこ
とによって、従来の刈払機を芝刈機に供用することに成
功した。
【0006】
【実施例】本発明の芝刈機を図面に基づいて説明する。
本実施例は3枚羽根から形成された回転羽根1を示し、
羽根基体2は通常の刈刃と同様に薄鋼板にて成型する。
図1乃至図3に於いて回転方向側の替刃取付部3は、図
2及び図3に示すとおり、地面から3粍乃至5粍の高さ
になるよう羽根基体2から約30度上方に傾斜させて折
曲した先端に位置する替刃受台5と、該替刃受台の根元
から前方に突出して形成した適宜数の爪6とからなり、
これら替刃受台と爪との間に替刃4を挾持するよう、か
つ羽根基体2と平行に形成するものとする。そして替刃
受台には替刃取付ボルト7を通す孔7aを適宜数穿設す
る。
本実施例は3枚羽根から形成された回転羽根1を示し、
羽根基体2は通常の刈刃と同様に薄鋼板にて成型する。
図1乃至図3に於いて回転方向側の替刃取付部3は、図
2及び図3に示すとおり、地面から3粍乃至5粍の高さ
になるよう羽根基体2から約30度上方に傾斜させて折
曲した先端に位置する替刃受台5と、該替刃受台の根元
から前方に突出して形成した適宜数の爪6とからなり、
これら替刃受台と爪との間に替刃4を挾持するよう、か
つ羽根基体2と平行に形成するものとする。そして替刃
受台には替刃取付ボルト7を通す孔7aを適宜数穿設す
る。
【0007】替刃4は、図5及び図6に示すとおり、前
記替刃受台2の長手方向全長に等しく、例えば長さ約7
0粍、幅約15粍、厚さ約1.5粍の短冊形鋼板にて形
成し、長手方向の一側縁に刃を形成するとともに、他の
長手方向縁に近く替刃取付ボルト7を通すための孔7b
を、前記替刃受台の孔7aに対応する位置に穿設する。
記替刃受台2の長手方向全長に等しく、例えば長さ約7
0粍、幅約15粍、厚さ約1.5粍の短冊形鋼板にて形
成し、長手方向の一側縁に刃を形成するとともに、他の
長手方向縁に近く替刃取付ボルト7を通すための孔7b
を、前記替刃受台の孔7aに対応する位置に穿設する。
【0008】本実施例の回転羽根1は、直径約220粍
の円に内接する大きさに形成するのが実用上好適であ
り、中心に回転軸8に取り付けるための取付孔10を穿
設する。回転羽根1を回転軸8に装着するには、先ず替
刃4を替刃取付ボルト7にて回転羽根1の替刃受台5と
爪6との間に固く取り付けた後、該回転羽根を図4に示
すとおり替刃が上面になるよう取付孔10を介して回転
軸8に嵌入し、下面から予め準備した断面三日月状の孤
形ナット9にて固く螺着する。該孤形ナットは、孤面の
中心より相対位置に平行して刻設した溝11を介して、
コ字形の工具を用いて締着する。
の円に内接する大きさに形成するのが実用上好適であ
り、中心に回転軸8に取り付けるための取付孔10を穿
設する。回転羽根1を回転軸8に装着するには、先ず替
刃4を替刃取付ボルト7にて回転羽根1の替刃受台5と
爪6との間に固く取り付けた後、該回転羽根を図4に示
すとおり替刃が上面になるよう取付孔10を介して回転
軸8に嵌入し、下面から予め準備した断面三日月状の孤
形ナット9にて固く螺着する。該孤形ナットは、孤面の
中心より相対位置に平行して刻設した溝11を介して、
コ字形の工具を用いて締着する。
【0009】
【作用】本発明の芝刈機を使用するには、エンジンを作
動して所要の回転数に達した回転羽根1を、孤形ナット
9を介して芝生上にほぼ水平に載置し、そのまま操作杆
12を左右に振り動かすと、回転羽根は孤形ナットの中
心を支点に円滑に芝生を刈り払い、芝生は替刃受台5の
高さとほぼ同じ高さに平坦に刈り揃えられる。
動して所要の回転数に達した回転羽根1を、孤形ナット
9を介して芝生上にほぼ水平に載置し、そのまま操作杆
12を左右に振り動かすと、回転羽根は孤形ナットの中
心を支点に円滑に芝生を刈り払い、芝生は替刃受台5の
高さとほぼ同じ高さに平坦に刈り揃えられる。
【0010】
【発明の効果】本発明の芝刈機は、従来刈払機では極め
て困難であった芝生の刈り揃え操作が容易にできるよう
になり、替刃取付部に約30度の角度を設けたので砂礫
を跳ね飛ばすことが無いため身体の傷害が皆無となり、
刃の摩耗、破損が少なくなった。また替刃のスペアーが
安価にできる上、研磨も素人が包丁を研ぐ要領で簡単に
できること、更に従来の刈刃の着脱の面倒が無くなり、
研磨の外注費が零となり、その上回転羽根は長期間交換
する必要が無い等経済効果は多大である。なお、本発明
の回転羽根は、羽根基部より一段上に替刃を設けたの
で、刈り取った芝生上を摺動するとき、回転羽根の円滑
な摺動性と回転中の刃の安定性が従来のプレート形に比
較して極めて良好で、安全な作業が期待できる。
て困難であった芝生の刈り揃え操作が容易にできるよう
になり、替刃取付部に約30度の角度を設けたので砂礫
を跳ね飛ばすことが無いため身体の傷害が皆無となり、
刃の摩耗、破損が少なくなった。また替刃のスペアーが
安価にできる上、研磨も素人が包丁を研ぐ要領で簡単に
できること、更に従来の刈刃の着脱の面倒が無くなり、
研磨の外注費が零となり、その上回転羽根は長期間交換
する必要が無い等経済効果は多大である。なお、本発明
の回転羽根は、羽根基部より一段上に替刃を設けたの
で、刈り取った芝生上を摺動するとき、回転羽根の円滑
な摺動性と回転中の刃の安定性が従来のプレート形に比
較して極めて良好で、安全な作業が期待できる。
【図1】替刃を装着した回転羽根の平面図である。
【図2】図1のA−A拡大切断部端面図である。
【図3】図1のB−B拡大切断部端面図である。
【図4】回転羽根を操作杆に取り付けた状態を示す側面
図である。
図である。
【図5】替刃の拡大平面図である。
【図6】図5のC−C断面図である。
1 回転羽根 2 羽根基体 3 替刃取付部 4 替刃 5 替刃受台 6 爪 7 替刃取付ボルト 8 回転軸 9 孤形ナット 10 取付孔 11 溝 12 操作杆
Claims (2)
- 【請求項1】 芝刈機において、回転羽根1の替刃取付
部3を、羽根基体2より適宜の高さをもって、羽根基体
と平行になるよう構成したことを特徴とする芝刈機。 - 【請求項2】 回転羽根1の回転方向側に設けた替刃取
付部3の全長にわたり、替刃4を着脱自在に取付可能に
構成したことを特徴とする請求項1記載の芝刈機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3014192A JPH05192026A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 芝刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3014192A JPH05192026A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 芝刈機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05192026A true JPH05192026A (ja) | 1993-08-03 |
Family
ID=12295494
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3014192A Pending JPH05192026A (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 芝刈機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05192026A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5988312A (en) * | 1995-08-31 | 1999-11-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vehicle control apparatus |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP3014192A patent/JPH05192026A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5988312A (en) * | 1995-08-31 | 1999-11-23 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vehicle control apparatus |
US5996725A (en) * | 1995-08-31 | 1999-12-07 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Vehicle control apparatus |
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