JPH05191814A - 表示装置 - Google Patents

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JPH05191814A
JPH05191814A JP4003297A JP329792A JPH05191814A JP H05191814 A JPH05191814 A JP H05191814A JP 4003297 A JP4003297 A JP 4003297A JP 329792 A JP329792 A JP 329792A JP H05191814 A JPH05191814 A JP H05191814A
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signal
index
phosphor
brightness
drive voltage
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JP4003297A
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Inventor
Hirokazu Takuma
浩和 宅間
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
    • H04N9/12Picture reproducers
    • H04N9/16Picture reproducers using cathode ray tubes
    • H04N9/22Picture reproducers using cathode ray tubes using the same beam for more than one primary colour information
    • H04N9/26Picture reproducers using cathode ray tubes using the same beam for more than one primary colour information using electron-optical colour selection means, e.g. line grid, deflection means in or near the gun or near the phosphor screen
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N9/00Details of colour television systems
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    • H04N9/16Picture reproducers using cathode ray tubes
    • H04N9/22Picture reproducers using cathode ray tubes using the same beam for more than one primary colour information
    • H04N9/24Picture reproducers using cathode ray tubes using the same beam for more than one primary colour information using means, integral with, or external to, the tube, for producing signal indicating instantaneous beam position
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J29/00Details of cathode-ray tubes or of electron-beam tubes of the types covered by group H01J31/00
    • H01J29/02Electrodes; Screens; Mounting, supporting, spacing or insulating thereof
    • H01J29/10Screens on or from which an image or pattern is formed, picked up, converted or stored
    • H01J29/18Luminescent screens
    • H01J29/34Luminescent screens provided with permanent marks or references

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Video Image Reproduction Devices For Color Tv Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビーム・インデックス型陰極線管の低輝度時
における黒レベルを低減させると共に、高輝度時におけ
るインデックス信号のレベル飽和を防止して正常な画像
を映し出せるようにする。 【構成】 赤、緑、青の蛍光体が夫々ストライプ状に形
成され、更にストライプ状のインデックス蛍光体が所定
の配列ピッチで形成された蛍光面を有するCRTと、電
子ビームがインデックス蛍光体に当たることにより発生
する光をインデックス信号Siに変換すると共に、イン
デックス信号Siの増倍を行う光電子増倍管2と、光電
子増倍管2からのインデックス信号Siに基いて、R,
G,B信号を切り換え、かつ輝度レベル信号Svに基い
て、CRTの輝度を調整するインデックス信号処理回路
5と、輝度レベル信号Svに基いて、光電子増倍管2へ
の駆動電圧Vdを制御して、その増倍率を可変させる駆
動電圧発生回路7とを設けて構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示装置、特にビーム
・インデックス型陰極線管を有する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ビーム・インデックス型陰極線
管は、赤、緑、青の蛍光体をストライプ状に形成し、更
にその上に一定間隔で二次電子又は紫外線を発生する物
質、即ちインデックス蛍光体をストライプ状に形成して
構成される蛍光面を有する。そして、電子ビームを水平
に走査したときに瞬時的に発生する二次電子又は紫外線
を捕らえて電子ビームの位置を検出し、それに合わせて
電子ビームを制御して色選択を行うものである。
【0003】このビーム・インデックス型陰極線管は、
ビーム電流を捕捉する色選別電極(シャドウマスク等)
が不要であるため、以下のような特長を有する。 (1)電子ビームの利用率が高く(高輝度につなが
る)、消費電力が少ない。 (2)単ビームであるため、ビーム集中の問題がない。 (3)地磁気の影響が少ない。 (4)管の構造が簡単である。
【0004】近時、ビーム・インデックス型陰極線管の
高輝度という特長を生かし、例えば航空機のコックピッ
ト用表示装置の開発が進められている。このコックピッ
ト用表示装置は、直射日光が入り込む昼間や、全く外光
がない夜間など、さまざまな条件の中でも確実に画像情
報が認識できることが絶対条件である。それには、高輝
度、高コントラストでなければならない。このことがコ
ックピット用表示装置として高輝度の特長を有するビー
ム・インデックス型陰極線管が用いられる所以である。
【0005】しかし、その原理上、常に電子ビームを流
し続けなければならないため、画面が常に光るという問
題がある。この最低輝度値を一般に黒レベル(あるいは
黒レベル輝度)と称している。この黒レベルは、画像情
報の認識という点において、昼間は全く問題はないが、
夜間では、非常に大きな問題となる。即ち、明るい背景
画面のもとで画像情報を認識しなければならないという
問題が生じる。
【0006】黒レベルを低減させるためには、電子ビー
ムの量をなるべく減らすことが必要である。しかし、単
純に電子ビームの量を減らした場合、電子ビームがイン
デックス蛍光体に当たることによって発生する二次電子
又は紫外線の量が少なくなり、その検出が困難になると
いう不都合が生じる。
【0007】そこで、従来では、上記二次電子又は紫外
線を検出するための素子として、検出信号の増倍機能を
有する例えば光電子増倍管を用いるようにしている。こ
の光電子増倍管は、二次電子の増倍作用を有した高感
度、低ノイズ、高速応答の光センサである。
【0008】図5に、上記光電子増倍管を用いた従来の
表示装置を示す。この表示装置は、図示するように、ビ
ーム・インデックス型陰極線管(以下、単にCRTと記
す)と、このCRTからの光(電子ビームがインデック
ス蛍光体に当たることによって発生する光)を光学フィ
ルタ11を通して検出し、その光の量に応じた電気信号
(インデックス信号)Siに変換する光電子増倍管12
とを有する。
【0009】この光電子増倍管12からのインデックス
信号Siは、次の増幅器13にて増幅された後、次段の
インデックス信号処理回路14に供給される。このイン
デックス信号処理回路14は、入力したR,G,B信号
を光電子増倍管12からのインデックス信号Siに基い
て切り換え、時間順次にR,G,B信号をCRTに出力
するものである。
【0010】また、CRTの輝度レベルは、輝度レベル
コントロールボリューム(以下、単にボリュームと記
す)15によって決定される。即ち、インデックス信号
処理回路14において、該ボリューム15からの輝度レ
ベル信号Svに基いて、R,G,B信号の各ゲインを制
御することにより行われる。
【0011】一方、光電子増倍管12は、ある一定の増
倍率となるように、外部から一定電圧Vが供給された電
源回路16から電源電圧Vdが供給される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
上記表示装置においては、以下のような欠点があった。
【0013】即ち、光電子増倍管12の増倍率を低めに
設定した場合、インデックス信号Siの信号レベルが低
くなって、電子ビームの位置が判別できなくなる虞があ
るため、CRTの初期輝度を高く設定する必要がでてく
る。その結果、黒レベルが高くなって、画質が劣化し、
画像情報の認識が困難になるという不都合が生じる。
【0014】反対に、上記増倍率を高めに設定した場
合、高輝度時において、インデックス信号Siのレベル
が飽和してしまい、その結果、電子ビームの位置が判別
できなくなって、正常な画像を映し出すことができなく
なるという問題が生じる。
【0015】ところで、上記CRTの蛍光面は、無効画
面領域と有効画面領域を有する。有効画面領域には、
赤、緑、青の蛍光体と各蛍光体間にカーボンが形成さ
れ、更に所定間隔を置いたカーボン上にインデックス蛍
光体が形成されている。また、無効画面領域には、その
全面にわたってカーボンが形成され、更にカーボン上に
おける所定間隔を置いた箇所にインデックス蛍光体が形
成されている。
【0016】そして、電子ビームは、無効画面領域の端
からその走査が行われるわけだが、このとき、無効画面
領域上における1本目のインデックス蛍光体からの光が
検出されない場合、R,G,B信号の切り換えタイミン
グがずれてしまう。その結果、例えば赤の蛍光体をR信
号で励起させられず、他のG信号又はB信号にて励起し
てしまい、正常な画像を表示することができなくなると
いう問題が生じる。
【0017】尚、電子ビームが無効画面領域を走査する
場合、インデックス信号処理回路14から検出信号(ホ
ワイト信号)のみがCRTに供給され、この検出信号に
よって無効画面領域上のインデックス蛍光体が励起する
ことになる。また、電子ビームが有効画面領域上を走査
する場合は、R,G,B信号のうち、インデックス信号
処理回路14にて切り換えられた信号と上記検出信号が
付加された信号がCRTに供給される。
【0018】従来の表示装置においては、上記検出信号
のレベルを一定にしているため、光電子増倍管12の増
倍率によって得られる1本目のインデックス蛍光体にお
けるインデックス信号Siの信号レベルが大きく変化し
てしまい、確実に1本目の信号を検出するのが困難にな
り、結果的に正常な画像を表示できないという不都合が
あった。
【0019】本発明は、このような課題に鑑み成された
もので、その目的とするところは、CRTの低輝度時に
おける黒レベルを低減させることができると共に、CR
Tの高輝度時におけるインデックス信号のレベル飽和を
防止して正常な画像を映し出すことができる表示装置を
提供することにある。
【0020】また、本発明は、上記目的のほか、1本目
のインデックス蛍光体におけるインデックス信号を確実
に検出することができ、正常な画像を表示させることが
できる表示装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置A
1 は、赤、緑、青の蛍光体(R、G、B)が夫々ストラ
イプ状に形成され、更にストライプ状のインデックス蛍
光体Iが所定の配列ピッチP1 で形成された蛍光面3を
有するビーム・インデックス型陰極線管CRTと、蛍光
面3に対して電子ビームを水平に走査したときに、電子
ビームがインデックス蛍光体Iに当たることにより発生
する光を電気信号Siに変換すると共に、該電気信号S
iの増倍を行うセンサ2と、センサ2からの増倍された
電気信号Siに基いて、赤、緑及び青信号(R,G,B
信号)を切り換え、かつ輝度レベル信号Svに基いて、
陰極線管CRTの輝度を調整するインデックス信号処理
回路5と、輝度レベル信号Svに基いて、センサ2への
駆動電圧Vdを制御して、その増倍率を可変させる駆動
電圧発生回路7とを設けて構成する。
【0022】また、本発明の表示装置A2 は、有効画面
領域bに、赤、緑、青の蛍光体(R、G、B)が夫々ス
トライプ状に形成され、更に無効画面領域aと有効画面
領域bに、ストライプ状のインデックス蛍光体Iが所定
の配列ピッチP1 で形成された蛍光面3を有するビーム
・インデックス型陰極線管CRTと、蛍光面3に対して
電子ビームを水平に走査したときに、電子ビームがイン
デックス蛍光体Iに当たることにより発生する光を電気
信号Siに変換すると共に、該電気信号Siの増倍を行
うセンサ2と、センサ2からの増倍された電気信号Si
に基いて、赤、緑及び青信号(R,G,B信号)を切り
換えると共に、無効画面領域aにおけるインデックス蛍
光体Iを検出するための検出信号Swを付加して陰極線
管CRTに出力し、かつ輝度レベル信号Svに基いて、
陰極線管CRTの輝度を調整するインデックス信号処理
回路5と、輝度レベル信号Svに基いて、センサ2への
駆動電圧Vdを制御して、その増倍率を可変させる駆動
電圧発生回路7と、輝度レベル信号Svに基いて、検出
信号Swを可変させる可変回路8とを設けて構成する。
【0023】そして、上記可変回路8は、例えば輝度レ
ベル信号Svが高レベル側に変化したとき、検出信号S
wを高レベル側に変化させ、輝度レベル信号Svが低レ
ベル側に変化したとき、検出信号Swを低レベル側に変
化させる。
【0024】また、上記駆動電圧発生回路7は、例えば
輝度レベル信号Svが高レベル側に変化したとき、セン
サ2の増倍率を下げる方向に駆動電圧Vdを制御し、輝
度レベル信号Svが低レベル側に変化したとき、センサ
2の増倍率を上げる方向に駆動電圧Vdを制御する。
【0025】
【作用】上述の本発明の第1の構成A1 によれば、輝度
レベル信号Svに基いて、センサ2への駆動電圧Vdを
制御して、その増倍率を可変させる、例えば輝度レベル
信号Svが高レベル側に変化したとき、センサ2の増倍
率を下げる方向に駆動電圧Vdを制御し、輝度レベル信
号Svが低レベル側に変化したとき、センサ2の増倍率
を上げる方向に駆動電圧Vdを制御する駆動電圧発生回
路7を設けるようにしたので、輝度レベル信号Svが低
くなって陰極線管CRTが低輝度となっている場合、セ
ンサ2の増倍率が増加し、インデックス蛍光体Iからの
光が微量であっても、確実に電子ビームの位置を判別す
ることができる。従って、低輝度時における電子ビーム
の量を減らすことができ、それに伴って、黒レベルを低
減させることができる。
【0026】また、輝度レベル信号Svが高くなって、
陰極線管CRTが高輝度となっている場合、駆動電圧発
生回路にてセンサ2の増倍率が低下するため、インデッ
クス蛍光体Iからの光が多量に入射しても、出力される
電気信号Siの飽和は生じなくなり、確実に電子ビーム
の位置を判別することができる。その結果、高輝度時に
おいても、正常な画像を映し出すことができ、画質の向
上を図ることができる。
【0027】また、本発明の第2の構成A2 によれば、
上記第1の構成A1 における上記駆動電圧発生回路7
と、輝度レベル信号Svに基いて、無効画面領域aにお
けるインデックス蛍光体Iを検出するための検出信号S
wを可変させる、例えば輝度レベル信号Svが高レベル
側に変化したとき、検出信号Swを高レベル側に変化さ
せ、輝度レベル信号Svが低レベル側に変化したとき、
検出信号Swを低レベル側に変化させる可変回路8を設
けるようにしたので、上記第1の構成A1 と同様に、低
輝度時における黒レベルを低減させることができると共
に、高輝度時においても、正常な画像を映し出すことが
でき、画質の向上を図ることができる。
【0028】また、輝度レベル信号Svが高くなって、
陰極線管CRTが高輝度となっている場合、上記駆動電
圧発生回路7によって、センサ2の増倍率が低くなる
が、可変回路8によって、検出信号Swの信号レベルが
高くなるため、無効画面領域aにおけるインデックス蛍
光体Iからの光の量が増加し、それにより、無効画面領
域a上の特に1本目のインデックス蛍光体I1 からの光
を確実に捕らえることができる。
【0029】反対に、輝度レベル信号Svが低くなっ
て、陰極線管CRTが低輝度となっている場合、上記駆
動電圧発生回路7によって、センサ2の増倍率が高くな
り、無効画面領域aにおけるインデックス蛍光体Iから
の光量が増加して電気信号Siのレベル飽和を引き起こ
す虞があるが、可変回路8によって、検出信号Swの信
号レベルが低くなるため、無効画面領域aにおけるイン
デックス蛍光体Iからの光の量が減少し、上記電気信号
Siのレベル飽和は防止され、無効画面領域a上の特に
1本目のインデックス蛍光体I1 からの光を確実に捕ら
えることができる。
【0030】このように、第2の構成A2 によれば、1
本目のインデックス蛍光体I1 の光を確実に捕らえるこ
とができるため、色信号(R,G,B信号)の切り換え
タイミングがずれるという現象は生じなくなり、正常な
画像を映し出すことができると共に、画質の向上を図る
ことができる。
【0031】
【実施例】以下、図1〜図4を参照しながら本発明の実
施例を説明する。図1は、第1実施例に係る表示装置A
1 を示すブロック線図である。
【0032】この表示装置A1 は、図示するように、ビ
ーム・インデックス型陰極線管(以下、単にCRTと記
す)と、このCRTからの光(電子ビームがインデック
ス蛍光体に当たることによって発生する光)を光学フィ
ルタ1を通して検出し、その光の量に応じた電気信号
(インデックス信号)Siに変換する光電子増倍管2と
を有する。
【0033】CRTの蛍光面3は、図2に示すように、
無効画面領域aと有効画面領域bを有する。有効画面領
域bには、赤、緑、青の蛍光体(R、G、B)と各蛍光
体(R、G、B)間にカーボンCが形成され、更に所定
間隔を置いたカーボンC上にインデックス蛍光体Iが形
成されている。また、無効画面領域aには、その全面に
わたってカーボンCが形成され、更にカーボンC上にお
ける所定間隔を置いた箇所にインデックス蛍光体Iが形
成されている。
【0034】特に、有効画面領域bにおいては、インデ
ックス蛍光体Iの配列と、赤、緑、青の蛍光体(R、
G、B)を1組としたトリオの配列とが、非整数倍の関
係になっている。即ち、ここで簡単に、赤、緑、青の蛍
光体(R、G、B)の幅、インデックス蛍光体Iの幅及
びカーボンCの幅を同一のPと定義した場合、インデッ
クス蛍光体Iの配列ピッチP1 は4Pであり、上記トリ
オの配列ピッチP2 は6Pである。従って、インデック
ス蛍光体Iの配列ピッチP1 と上記トリオの配列ピッチ
2 とは、P1 /P2 =2/3であり、互いに非整数倍
の関係となる。
【0035】また、光電子増倍管2は、本例では、サイ
ドオン型を使用し、蛍光面3における無効画面領域aと
反対側のファンネル窓に設置する。光学フィルタ1は、
光電子増倍管2における光電面の分光感度特性がブロー
ドであるため、アルミ膜を通して入り込んでくる蛍光体
の光によって飽和しないように、インデックス蛍光体I
からの光のみ分離して、光電子増倍管2に入射できるよ
うにするためのものである。
【0036】この光電子増倍管2からのインデックス信
号Siは、次の増幅器4にて増幅された後、次段のイン
デックス信号処理回路5に供給される。このインデック
ス信号処理回路5は、入力したR,G,B信号を光電子
増倍管2からのインデックス信号Siに基いて切り換
え、時間順次にR,G,B信号をCRTに出力するもの
である。
【0037】そして、電子ビームは、無効画面領域aの
端からその走査が行われるわけだが、電子ビームが無効
画面領域aを走査する場合、インデックス信号処理回路
5から検出信号(ホワイト信号)SwのみがCRTに供
給され、この検出信号Swによって無効画面領域a上の
インデックス蛍光体Iが励起することになる。また、電
子ビームが有効画面領域b上を走査する場合は、R,
G,B信号のうち、インデックス信号処理回路5にて切
り換えられた信号と上記検出信号Swが付加された信号
がCRTに供給される。
【0038】また、CRTの輝度レベルは、輝度レベル
コントロールボリューム(以下、単にボリュームと記
す)6によって決定される。即ち、インデックス信号処
理回路5において、該ボリューム6からの輝度レベル信
号Svに基いて、R,G,B信号の各ゲインを制御する
ことにより行われる。
【0039】しかして、本例においては、ボリューム6
からの輝度レベル信号Svに基いて、光電子増倍管2に
供給される駆動電圧Vdを制御して、その増倍率を可変
させる駆動電圧発生回路7を設けて構成する。
【0040】本例では、この駆動電圧発生回路7におい
て、例えば輝度レベル信号Svが高レベル側に変化した
とき、光電子増倍管2の増倍率を下げる方向に駆動電圧
Vdを制御し、輝度レベル信号Svが低レベル側に変化
したとき、上記増倍率を上げる方向に駆動電圧Vdを制
御する。
【0041】即ち、ボリューム6によって、CRTの輝
度を上げた場合、光電子増倍管2から出力されるインデ
ックス信号Siの信号レベルが飽和するという虞があ
る。そこで、本例では、高輝度時でもインデックス信号
Siが飽和しないように、光電子増倍管2の増倍率を下
げる。この増倍率は、光電子増倍管2に供給される駆動
電圧Vdで決まるため、上記駆動電圧発生回路7にて、
図3に示すように、上記増倍率を下げるために、駆動電
圧VdをA(V)にする。
【0042】反対に、ボリューム6によって、CRTの
輝度を下げた場合、光電子増倍管2に供給される駆動電
圧Vdが上記のようにA(V)のままでは、増倍率が低
く、このとき、黒レベルが高いと、画像のコントラスト
が劣化したり、所定レベル以上のインデックス信号Si
が得られず、このため、インデックスエラーが生じ、正
常な画像を映し出すことができないという不都合が生じ
る。
【0043】そこで、本例では、光電子増倍管2の増倍
率を上げるために、駆動電圧発生回路7にて、図3に示
すように、その駆動電圧VdをA(V)からD(V)に
上げる。即ち、ボリューム6によって、輝度を可変させ
ると同時に、ボリューム6からの輝度レベル信号Svで
駆動電圧発生回路7を制御して、該駆動電圧発生回路7
からの駆動電圧Vdを可変することにより、光電子増倍
管2の増倍率を制御する。
【0044】この第1実施例によれば、輝度レベル信号
Svに基いて、光電子増倍管2への駆動電圧Vdを制御
して、その増倍率を可変させる駆動電圧発生回路7を設
けるようにしたので、輝度レベル信号Svが低くなって
CRTが低輝度となっている場合、光電子増倍管2の増
倍率が増加し、インデックス蛍光体Iからの光が微量で
あっても、確実に電子ビームの位置を判別することがで
きる。従って、低輝度時における電子ビームの量を減ら
すことができ、それに伴って、黒レベルを低減させるこ
とができる。
【0045】また、輝度レベル信号Svが高くなって、
CRTが高輝度となっている場合、光電子増倍管2の増
倍率が低下するため、インデックス蛍光体Iからの光が
多量に入射しても、出力されるインデックス信号Siの
飽和は生じなくなり、確実に電子ビームの位置を判別す
ることができる。その結果、高輝度時においても、正常
な画像を映し出すことができ、画質の向上を図ることが
できる。
【0046】次に、第2実施例に係る表示装置を図4に
基いて説明する。尚、図1と対応するものについては同
符号を記す。
【0047】この第2実施例に係る表示装置A2 は、図
示するように、上記第1実施例の表示装置とほぼ同じ構
成を有するが、輝度レベル信号Svに基いて、無効画面
領域aにおけるインデックス蛍光体Iを検出するための
検出信号Swを可変させる可変回路8を設けた点で異な
る。
【0048】この可変回路8は、例えば輝度レベル信号
Svが高レベル側に変化したとき、検出信号Swが重畳
されるバイアス電位Vbを高レベル側に変化させ、反対
に輝度レベル信号Svが低レベル側に変化したとき、上
記バイアス電位Vbを低レベル側に変化させる。
【0049】この第2実施例によれば、上記第1実施例
における駆動電圧発生回路7に加え、更に輝度レベル信
号Svに基いて、無効画面領域aにおけるインデックス
蛍光体Iを検出するための検出信号Swを可変させる可
変回路8を設けるようにしたので、上記第1実施例と同
様に、低輝度時における黒レベルを低減させることがで
きると共に、高輝度時においても、正常な画像を映し出
すことができ、画質の向上を図ることができる。
【0050】また、輝度レベル信号Svが高くなって、
CRTが高輝度となっている場合、上記駆動電圧発生回
路7によって、光電子増倍管2の増倍率が低くなるが、
可変回路8によって、検出信号Swの信号レベルが高く
なるため、無効画面領域aにおけるインデックス蛍光体
Iからの光の量が増加し、それにより、無効画面領域a
上の特に1本目のインデックス蛍光体I1 からの光を確
実に捕らえることができる。
【0051】反対に、輝度レベル信号Svが低くなっ
て、CRTが低輝度となっている場合、上記駆動電圧発
生回路7によって、光電子増倍管2の増倍率が高くな
り、無効画面領域aにおけるインデックス蛍光体Iから
の光量が増加してインデックス信号Siのレベル飽和を
引き起こす虞があるが、可変回路8によって、検出信号
Swの信号レベルが低くなるため、無効画面領域aにお
けるインデックス蛍光体Iからの光の量が減少し、上記
インデックス信号Siのレベル飽和は防止され、無効画
面領域a上の特に1本目のインデックス蛍光体I1 から
の光を確実に捕らえることができる。
【0052】このように、第2実施例に係る表示装置A
2 によれば、1本目のインデックス蛍光体I1 の光を確
実に捕らえることができるため、色信号(R,G,B信
号)の切り換えタイミングがずれるという現象は生じな
くなり、正常な画像を映し出すことができると共に、画
質の向上を図ることができる。
【0053】尚、上記第1及び第2実施例においては、
インデックス蛍光体Iからの光を検出するセンサとし
て、光電子増倍管2を用いたが、その他、アバランシェ
・ダイオードなどの増倍機能を有する素子を用いてもよ
い。
【0054】また、上記例では、光電子増倍管2の増倍
率をボリューム6からの輝度レベル信号Svに基いて可
変するようにしたが、その他、例えば上記光電子増倍管
2の他に、CRTの輝度レベルを検出する別のセンサ
(光電子増倍管等)を設置し、この別のセンサからの輝
度レベル信号によって、上記光電子増倍管2の増倍率を
制御するようにしてもよい。
【0055】
【発明の効果】本発明に係る表示装置によれば、ビーム
・インデックス型陰極線管の低輝度時における黒レベル
を低減させることができると共に、ビーム・インデック
ス型陰極線管の高輝度時におけるインデックス信号のレ
ベル飽和を防止して正常な画像を映し出すことができ
る。
【0056】また、本発明に係る表示装置によれば、上
記効果のほか、1本目のインデックス蛍光体におけるイ
ンデックス信号を確実に検出することができ、正常な画
像を表示させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係る表示装置を示すブロック線
図。
【図2】本例に係る蛍光面の構成を示す概略断面図。
【図3】本例の光電子増倍管における増倍率の駆動電圧
による変化を示す特性図。
【図4】第2実施例に係る表示装置を示すブロック線
図。
【図5】従来例に係る表示装置を示すブロック線図。
【符号の説明】
1 ,A2 表示装置 1 光学フィルタ 2 光電子増倍管 3 蛍光面 4 増幅器 5 インデックス信号処理回路 6 ボリューム 7 駆動電圧発生回路 8 可変回路 I インデックス蛍光体 I1 1本目のインデックス蛍光体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤、緑、青の蛍光体が夫々ストライプ状
    に形成され、更にストライプ状のインデックス蛍光体が
    所定の配列ピッチで形成された蛍光面を有するビーム・
    インデックス型陰極線管と、 上記蛍光面に対して電子ビームを水平に走査したとき
    に、電子ビームが上記インデックス蛍光体に当たること
    により発生する光を電気信号に変換すると共に、該電気
    信号の増倍を行うセンサと、 上記センサからの増倍された電気信号に基いて、赤、緑
    及び青信号を切り換え、かつ輝度レベル信号に基いて、
    上記陰極線管の輝度を調整するインデックス信号処理回
    路と、 上記輝度レベル信号に基いて、上記センサへの駆動電圧
    を制御して、その増倍率を可変させる駆動電圧発生回路
    とを有することを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 有効画面領域に、赤、緑、青の蛍光体が
    夫々ストライプ状に形成され、更に無効画面領域と有効
    画面領域に、ストライプ状のインデックス蛍光体が所定
    の配列ピッチで形成された蛍光面を有するビーム・イン
    デックス型陰極線管と、 上記蛍光面に対して電子ビームを水平に走査したとき
    に、電子ビームが上記インデックス蛍光体に当たること
    により発生する光を電気信号に変換すると共に、該電気
    信号の増倍を行うセンサと、 上記センサからの増倍された電気信号に基いて、赤、緑
    及び青信号を切り換えると共に、無効画面領域における
    インデックス蛍光体を検出するための検出信号を付加し
    て上記陰極線管に出力し、かつ輝度レベル信号に基い
    て、上記陰極線管の輝度を調整するインデックス信号処
    理回路と、 上記輝度レベル信号に基いて、上記センサへの駆動電圧
    を制御して、その増倍率を可変させる駆動電圧発生回路
    と、 上記輝度レベル信号に基いて、上記検出信号を可変させ
    る可変回路とを有することを特徴とする表示装置。
  3. 【請求項3】 上記可変回路は、上記輝度レベル信号が
    高レベル側に変化したとき、上記検出信号を高レベル側
    に変化させ、上記輝度レベル信号が低レベル側に変化し
    たとき、上記検出信号を低レベル側に変化させることを
    特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 【請求項4】 上記駆動電圧発生回路は、上記輝度レベ
    ル信号が高レベル側に変化したとき、上記センサの増倍
    率を下げる方向に上記駆動電圧を制御し、上記輝度レベ
    ル信号が低レベル側に変化したとき、上記センサの増倍
    率を上げる方向に上記駆動電圧を制御することを特徴と
    する請求項1、2又は3記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 上記インデックス蛍光体の配列と、赤、
    緑、青の蛍光体を1組としたトリオの配列とが、非整数
    倍の関係になっていることを特徴とする請求項1、2、
    3又は4記載の表示装置。
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