JPH05189392A - 多重化計算機システムおよび多重化計算機システムのプログラム入替方法 - Google Patents

多重化計算機システムおよび多重化計算機システムのプログラム入替方法

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JPH05189392A
JPH05189392A JP4002301A JP230192A JPH05189392A JP H05189392 A JPH05189392 A JP H05189392A JP 4002301 A JP4002301 A JP 4002301A JP 230192 A JP230192 A JP 230192A JP H05189392 A JPH05189392 A JP H05189392A
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JP
Japan
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program
computer system
multiplexed
computer
execution target
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JP4002301A
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Inventor
Hideo Satake
英夫 佐竹
Keiji Oshima
啓二 大島
Kuniyuki Kikuchi
邦行 菊地
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】システムを構成する各計算機が実行するプログ
ラムを同時に、各計算機の業務処理を停止することなく
入替える。 【構成】二重化計算機(112、113)に対して外部
装置(101)より、入替え要求(102、103)か
あると、プログラム入替管理(104、105)は、互
いに入替え要求の発生の通知(106、107)を行
う。そして、両系に共に入替要求が発生したことが確認
された、これに同期してプログラム入替ツール(10
8、109)を起動し、各計算機内プログラムファイル
(110、111)に二重に配置されている旧プログラ
ムと新プログラムのプログラム入替を他系と同時に行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重化計算機システム
に関し、特に、多重化計算機システムを構成する各計算
機のプログラムを入替える技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】たとえば、金融業務処理やプラント制御
等をオンラインで行う計算機は、フォールトレラントな
システムであることが要求されるため、複数の計算機を
多重化し、多重化した複数の計算機が同じ処理を行うデ
ュアルシステム型の多重化計算機システムを用いるのが
一般的である。また、近年、処理業務の拡大に応じて、
1日24時間ノンストップで稼動する多重化計算機シス
テムに対する需要が高まっている。
【0003】ところで、このような24時間稼動型の多
重化計算機システムにおいて、処理内容の変更や、処理
内容の追加等のために、各計算機が実行するプログラム
を入替える必要が生じる場合がある。
【0004】このような、多重化計算機システムのプロ
グラム入替えの技術としては、特開昭61ー21393
2号公報記載の技術が知られている。
【0005】この技術によれば、プログラムの入替えを
行おうとする計算機を、オフラインとしてオンライン処
理から開放して入替えを行っていた。
【0006】しかし、この方式によれば、プログラムの
入替を行う間、計算機の多重構成を崩すこととなり、シ
ステムの信頼性を低下させることになる。
【0007】一方、特開平1ー232432号公報記載
に技術は、プログラム入替を行う計算機をオフラインに
することなく、プログラム入替を行う方式を提供してい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前記特開平1ー232
432号公報記載に技術によれば、多重化された計算機
のそれぞれについて、当該計算機をオフラインとするこ
となしにプログラムの入替えを行うことができる。
【0009】しかしながら、多重化計算機システムで
は、多重化された全計算機のプログラム入替を、同時に
行う必要がある。
【0010】すなわち、多重化された全計算機のプログ
ラム入替を同時に行わなければ、異なるプログラムを実
行している間システムは多重化されているとは言えず、
信頼性が低下するからである。また、たとえば、計算機
間で計算結果の照合や複写を行う多重化計算機システム
等においては、同時にプラグラムの入替えを行わない場
合に生じる計算機間の計算結果の不一致に対処する特別
な処置を施す必要が生じる。この場合、計算結果の不一
致がプログラムの入替えに起因するものか、それとも計
算機の障害によるものかを判断する極めて困難である。
【0011】そこで、本発明は、システムを構成する各
計算機が実行するプログラムを、業務処理を停止するこ
となく、同時に入替えることのできる多重化計算機を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のために、
本発明は、多重化された複数の計算機を有する多重化計
算機システムにおいて、各計算機の実行するプログラム
を入替えるプログラム入替方法であって、当該計算機が
業務を処理するために、必要に応じて実行する実行対象
プログラムに、実行対象プログラムと入替えるプログラ
ムを対応させて記憶し、多重化計算機システムを構成す
る全ての計算機において生じ得る事象を共通事象として
選定し、各計算機は、自計算機において、前記共通事象
が発生した場合に当該事象の発生を、多重化計算機シス
テムを構成する他の計算機に通知し、他の計算機よりの
通知を受けることにより、全ての計算機において前記共
通事象が発生したことを確認して、前記実行対象プログ
ラムに代えて、前記業務処理を停止することなく、当該
実行対象プログラムと対応して記憶されているプログラ
ムを実行対象プログラムとすることを特徴とする多重化
計算機システムのプログラム入替方法を提供する。
【0013】なお、前記共通事象には、各計算機におけ
る、オペレータよりのプログラム入替え命令の計算機へ
の入力や、各計算機内部の計時手段の特定時刻の計時
や、プログラム中に設けたチェックポイントの実行通過
等を選定するようにしてもよい。また、処理の途中段階
に設けたチェックポイントまでの処理結果を多重化計算
機システムを構成する他の計算機の同チェックポイント
までの処理結果と照合しながら、同じ処理を並行して実
行する多重化計算機システムにおいては、前記共通事象
に、各計算機における、所定のチェクポイントについて
の照合の終了を選定するようにしてもよい。
【0014】また、各計算機は、さらに、入替えた新実
行対象プログラムの実行の際に、発生したプログラムの
エラーを検知した場合に、多重化計算機システムを構成
する他の計算機のプログラム入替管理手段にエラーの発
生を通知し、前記新実行対象プログラムに代えて、前記
業務処理を停止することなく、当該新実行対象プログラ
ムに対応して記憶されている旧実行対象プログラムを再
度実行対象プログラムとし、多重化計算機システムを構
成する他の計算機のプログラム入替管理手段よりエラー
の発生を通知された場合に、前記新実行対象プログラム
に代えて、前記業務処理を停止することなく、当該実行
対象プログラムに対応して記憶されている旧実行対象プ
ログラムを再度実行対象プログラムとすることが望まし
い。
【0015】
【作用】本発明に係る多重化計算機システムのプログラ
ム入替方法によれば、選定した多重化計算機システムを
構成する全ての計算機において生じ得る事象を共通事象
として選定し、各計算機が、自計算機における前記共通
事象の発生を通知し合うことにより、全ての計算機を同
期させ、同時にプログラムの入替えを行わせることがで
きる。
【0016】また、さらに、各計算機は、入替えた新実
行対象プログラムの実行の際にはプログラムのエラーを
監視し、エラーが発生した計算機は、多重化計算機シス
テムを構成する他の計算機のプログラム入替管理手段に
エラーの発生を通知して新実行対象プログラムを旧実行
対象プログラムに再度入替え、他の計算機は、他の計算
機のプログラム入替管理手段よりエラーの発生を通知さ
れた場合に新実行対象プログラムを旧実行対象プログラ
ムに入替える。したがい、入替えたプログラムに1つの
計算機においてのみエラーが生じた場合でも、全ての計
算機において旧実行対象プログラムへの再入替えを行
い、多重化構成を維持することができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る多重化計算機システムの
実施例を、2重化計算機システムを例にとり説明する。
【0018】以下本発明に係る多重化計算機システムの
第1の実施例について説明する。
【0019】1.第1実施例(マンマシン入力イベント
方式) まず、図1に本第1実施例に係る多重化計算機システム
の構成を示す。
【0020】図中、101はネットワ−ク120を介し
て多重化計算機システムに接続する外部装置である。1
12、113は多重化計算機システムを構成する計算機
であり、便宜上112を1系、113を2系の計算機と
する。各計算機112、113は、それぞれプログラム
入替管理104、105、プログラム入替えツール10
8、109、プログラムファイル110、111を有し
ている。
【0021】本実施例では、プログラム入替管理、プロ
グラム入替えツールをソフトウェアとして備える。プロ
グラムファイル110、111には、すでに多重化計算
機システムに組み込まれて動作中の旧プログラムと、こ
の旧プログラムの代わりに新たにオンラインに組み込む
新プログラムとを同時に二重に配置する。プログラム入
替えツール108、109は、各計算機のオンライン処
理を停止させることなく、新旧プログラムの入替を行う
ツールであり、たとえば、特開平1−232432号公
報記載の技術や、同出願人による既出願(特願平2ー2
47589号)記載の技術を用いることができる。特願
平2ー247589号の技術は、プログラム実行時に、
入替え要求が設定されている場合は、当該プログラムに
代えて、あらかじめ主記憶にロ−ディングしておいた新
プログラムを、新プログラムの指定に応じて実行する技
術である。
【0022】以下、本第1実施例に係る多重化計算機シ
ステムのプログラム入替え動作を説明する。
【0023】まず、外部装置(101)のマンマシンイ
ンタフェースより、二重化計算機(112、113)に
対して入替え要求を行う(102、103)、それを受
けた各計算機112、113にいては、プログラム入替
管理(104、105)が起動され、起動されたプログ
ラム入替管理(104、105)は、お互いに通信によ
り入替え要求発生の通知(106、107)を行う。
【0024】そして、両系に共に入替え要求が発生した
ことを確認したら、プログラム入替管理(104、10
5)は、プログラム入替ツール(108、109)によ
り各計算機内プログラムファイル(110、111)に
二重に配置されている旧プログラムと新プログラムのプ
ログラム入替を同じに行う。なお、プログラムの入替え
とは、実行対象となるプログラムを旧プログラムより新
プログラムに変更することをいう。
【0025】ここで、図2にプログラム入替え動作のタ
イミングを、図3にプログラム入替えの処理手順を示
す。
【0026】図2に示すように、各計算機内では、入替
え動作と並行してプログラムA(201、204)、B
(202、205)、C(203、206)により通常
業務を行っている。
【0027】そこに、マンマシンからのプログラム入替
要求(図2、209)が入ると(図3、ステップ30
1)、それを受け起動されたプログラム入替管理は、そ
の処理(207、208)において、マンマシンからプ
ログラム入替要求が発生したことを他系のプログラム入
替管理に通知(210)を行い(302)、他系からも
通知を受けると(ステップ303)、両系に、共に同入
替要求が発生したことを確認し(ステップ304)、プ
ログラム入替ツールによりプログラム入替を行う(21
2、213、ステップ305)。
【0028】なお、前記各計算機間の通知は、通信や、
瞬時にデータのやりとりの行える共有メモリ利用する手
段や、I/Oを用いる手段等によって実現することがで
きる。また、本実施例においては、両系に、共に同入替
要求が発生したことを確認した時点で、プログラム入替
ツールを起動しプログラム入替を行ったが、もし、両系
の通知に時間がかかるために、システムに要求されるプ
ログラム入替えの同時性を満足できない場合は、各計算
機において、両系に同入替要求が発生したことを確認し
た後の実行プログラム切り換え時を待って、それぞれ入
替えを開始するようにし、より高い入替えの同時性を図
るようにしてもよい。
【0029】このように、本第1実施例に係る多重化計
算機システムによれば、マンマシンからのプログラム入
替要求を受けたプログラム入替管理104、105が、
相互の通知を行うことにより同期を取り、同時にプログ
ラム入替を行う(ステップ306)。したがい、オンラ
インの多重化構成を維持しつつ、プログラムの各系同時
入替を実現することができる。
【0030】以下、本発明に係る多重化計算機システム
の第2の実施例について説明する。
【0031】2.第2実施例(チェックポイント方式) 図4に、本第2実施例に係る多重化計算機システムの構
成を示す。
【0032】図中、420、430は、多重化計算機シ
ステムを構成する計算機である。示するように、各計算
機420、430は、それぞれプログラム入替管理40
5、406、プログラム入替えツール409、410、
プログラムファイル411、412を有している。
【0033】また、401、402は計算機420、4
30が、それぞれ実行している実行中プログラムを示
し、403、404は、各実行中プログラム中に設けた
チェックポイントを示している。
【0034】以下、本第2実施例に係る多重化計算機シ
ステムの動作を説明する。
【0035】本第2実施例に係る多重化計算機システム
は、各計算機が同じ処理を並行して行い、計算結果を適
宜付き合せる処理を行う。
【0036】まず、図5を用いて、この計算結果付き合
せ処理について説明する。
【0037】図示するように、二重化計算機の1、2系
両系にデータが入力される(501、502)と、デー
タに対する計算処理を行い(503〜506)、1系の
みが計算結果出力処理を行い(507)、2系は計算結
果出力の抑止を行っている(508)。その間、計算結
果の信頼性を向上するため、各所で計算結果付き合せ処
理を行っている(510)。その付き合せ処理を行うポ
イントを、いま、チェックポイント(509)と呼ぶ。
【0038】本第2実施例では、このチェックポイント
の通過イベントを利用して、プログラム入れ替え処理を
起動し、各計算機はプログラムの入替を行う。
【0039】すなわち、図4において、通常処理を行っ
ている実行中プログラム(401、402)に予め二重
化計算機の同処理個所にチェックポイントをもうけ(4
03)、チェックポイント通過時にプログラム入替管理
(405、406)が起動する。起動されたプログラム
入替管理は、相互に通知を行い(407、408)、両
系が共にチェックポイントを通過したことが確認された
らプログラム入替ツール(409、410)によりプロ
グラムファイル(411、412)内の同時に二重に配
置された旧プログラムと新プログラムとを入れ替える。
【0040】ここで、図6にプログラム入替え動作のタ
イミングを、図7にプログラム入替えの処理手順を示
す。
【0041】図示するように、二重化計算機の通常処理
プログラムA(図6、601、602)に予めチェック
ポイント(603、604)を設けけておき、該チェッ
クポイント通過時にプログラム入替管理を起動し(図
7、ステップ701)する。起動されたプログラム入替
管理は、他系の入替管理に通知(607)を行い(図
7、ステップ702)、他系入替管理からも通知を受け
(ステップ703)、自他系共に、同チェックポイント
を通過したことを確認すると(ステップ704)、プロ
グラム入替ツールによりプログラム入替(608、60
9)を行う(ステップ705)。
【0042】以上のように、本第2実施例によっても、
チェックポイントの通過をイベントとして、相互に通知
を行うことにより同期を取り、同時にプログラム入替を
行う(306)。したがい、オンラインの多重化構成を
維持しつつ、プログラムの各系同時入替を実現すること
ができる。なお、本実施例においては、その付き合せ処
理を行うポイントをチェックポイントとし、チェックポ
イントの通過を通知し合うことにより同時にプログラム
入替を行ったが、チェエクポイントは、必ずしも、付き
合せ処理を行うポイントである必要はなく、特定の位置
に任意の設けたポイントをチェックポイントとするよう
にしてもよい。
【0043】なお、前記第1実施例においてはマンマシ
ンインタフェースよりの入力を両系に共通のイベントと
してプログラム入替管理を起動し、第2実施例において
はチェックポイントの通過を両系に共通のイベントとし
てプログラム入替管理を起動したが、この他、特定の信
号の入力や、各計算機の内部時計による特定時刻の計
時、各計算機における特定の処理タスクの起動等を、両
系に共通のイベントとしてプログラム入替管理を起動す
るようにしてもよい。
【0044】以下、本発明の多重化システムの第3の実
施例を説明する。
【0045】3.第3実施例(プログラム入替後の異常
処理方式) まず、図8に、本第3実施例に係る多重化計算機システ
ムの構成を示す。
【0046】図中、820、830は多重化計算機シス
テムを構成する計算機であり、便宜上820を1系、8
30を2系の計算機とする。各計算機820、830
は、それぞれオペレーティングシステム(OS)80
1、802、プログラム入替管理803、804、プロ
グラム入替えツール807、808、プログラムファイ
ル809、810を有している。
【0047】本第3実施例においては、OS801、8
02は、プログラムのエラー管理をも行う。
【0048】以下、本第3実施例に係る多重化計算機シ
ステムの動作を説明する。
【0049】まず、前記第1実施例や第2実施例で示し
た方式によって入替た新たなプログラムの実行時に、当
該プログラムに起因するエラーの発生したことを検知し
たOS(801、802)は、プログラム入替管理(8
03、804)に、その旨を通知する。通知を受けたプ
ログラム入替管理は、他系入替管理と連絡を図り(80
5、806)、プログラム入替ツール(807、80
8)により、プログラムファイル(809、810)内
に配置されている新旧プログラムの再入替を行う。
【0050】ここで、図2にプログラム入替え動作のタ
イミングを、図3にプログラム入替えの処理手順を示
す。
【0051】前記第1実施例や第2実施例に示した方式
等により入替えたプログラムA(図9、901)の実行
時に、当該プログラムに起因するエラーが発生すると
(902)、それをOSが検知(903)し、プログラ
ム入替管理(905)にエラー発生通知(904)を行
う(図10、1001)。通知を受けたプログラム入替
管理は他系入替管理(906)に通知(907)を行い
(図10、1002)、両系の通知がそろったら、その
後プログラム入替ツールにより旧プログラムAに再入替
を行う(908、909、図10、1004)。
【0052】すなわち、エラーが1系のみに発生した場
合であっても、通知(1003)に応じて他の系も、エ
ラーが発生した系と同期してプログラム再入替を行う。
【0053】以上の処理により、二重化計算機プログラ
ム再入替が完了し(1005)、もし、入替たプログラ
ムにエラー発生となる原因があった場合でも、障害をシ
ステム全体に波及させることなく最小限に押えることが
できる。なお、本第3実施例においては、OSがエラー
管理を行う場合について説明したが、必ずしもエラー管
理をOSで行う必要はなく、OSの下で動作するソフト
ウェアによってエラー管理を行うようにしてもよい。
【0054】以上のように、本実施例によれば、オンラ
イン処理を行う多重化計算機システムにおいて、多重化
構成を維持しつつ、オンライン業務を停止させることな
く、旧プログラムを新しいプログラムに入れ替えること
が可能となり、プログラム入替時のシステムの信頼性を
向上することができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、システ
ムを構成する各計算機が実行するプログラムを同時に、
各計算機の業務処理を停止することなく入替えることの
できる多重化計算機システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る多重化計算機システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る多重化計算機システ
ムのプログラム入替え動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図3】本発明の第1実施例に係る多重化計算機システ
ムのプログラム入替え処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図4】本発明の第2実施例に係る多重化計算機システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図5】多重化計算機システムにおける計算結果突合せ
動作を示す説明図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る多重化計算機システ
ムのプログラム入替え動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図7】本発明の第2実施例に係る多重化計算機システ
ムのプログラム入替え処理手順を示すフローチャートで
ある。
【図8】本発明の第3実施例に係る多重化計算機システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の第3実施例に係る多重化計算機システ
ムのプログラム入替え動作を示すタイミングチャートで
ある。
【図10】本発明の第3実施例に係る多重化計算機シス
テムのプログラム入替え処理手順を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
101 外部装置 112、113 計算機 104、105 プログラム入替管理 108、109 プログラム入替えツール 110、111 プログラムファイル

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多重化された複数の計算機を有する多重化
    計算機システムにおいて、各計算機の実行するプログラ
    ムを入替えるプログラム入替方法であって、 当該計算機が業務を処理するために、必要に応じて実行
    する実行対象プログラムに、実行対象プログラムと入替
    えるプログラムを対応させて記憶し、 多重化計算機システムを構成する全ての計算機において
    生じ得る事象を共通事象として選定し、各計算機は、自
    計算機において、前記共通事象が発生した場合に当該事
    象の発生を、多重化計算機システムを構成する他の計算
    機に通知し、他の計算機よりの通知を受けることによ
    り、全ての計算機において前記共通事象が発生したこと
    を確認して、前記業務処理を停止することなく、前記実
    行対象プログラムに代えて、当該実行対象プログラムに
    対応して記憶されているプログラムを実行対象プログラ
    ムとすることを特徴とする多重化計算機システムのプロ
    グラム入替方法。
  2. 【請求項2】オペレータよりの入力を受付ける入力手段
    と、多重化された複数の計算機を有する多重化計算機シ
    ステムにおいて、各計算機の実行するプログラムを入替
    える請求項1記載のプログラム入替方法であって、 各計算機における、前記入力手段よりのプログラム入替
    え命令の計算機への入力を前記共通事象として選定する
    ことを特徴とする多重化計算機システムのプログラム入
    替方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の多重化計算機システムのプ
    ログラム入替方法であって、 多重化計算機システムを構成する各計算機が実行する同
    内容のプログラムの実行における、当該同内容プログラ
    ム中の共通の位置に設けたチェックポイントの通過を前
    記共通事象として選定することを特徴とする多重化計算
    機システムのプログラム入替方法。
  4. 【請求項4】処理の途中段階に設けたチェックポイント
    までの処理結果を多重化計算機システムを構成する他の
    計算機の同チェックポイントまでの処理結果と照合しな
    がら、同じ処理を並行して実行する複数の多重化された
    計算機を有する多重化計算機システムにおける、各計算
    機の実行するプログラムを入替える請求項1記載のプロ
    グラム入替方法であって、 各計算機における、所定のチェクポイントについての照
    合の終了を前記共通事象として選定することを特徴とす
    る多重化計算機システムのプログラム入替方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の多重化計算機システムのプ
    ログラム入替方法であって、 多重化計算機システムを構成する各計算機内にそれぞれ
    設けた計時手段における、特定の時刻の計時を前記共通
    事象として選定することを特徴とする多重化計算機シス
    テムのプログラム入替方法。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4または5記載の多重
    化計算機システムのプログラム入替方法であって、 各計算機は、さらに、入替えた新実行対象プログラムの
    実行の際に、発生したプログラムのエラーを検知した場
    合に、多重化計算機システムを構成する他の計算機にエ
    ラーの発生を通知し、前記新実行対象プログラムに代え
    て、前記業務処理を停止することなく、当該新実行対象
    プログラムに対応して記憶されている旧実行対象プログ
    ラムを再度実行対象プログラムとし、多重化計算機シス
    テムを構成する他の計算機よりエラーの発生を通知され
    た場合に、前記新実行対象プログラムに代えて、前記業
    務処理を停止することなく、当該実行対象プログラムに
    対応して記憶されている旧実行対象プログラムを再度実
    行対象プログラムとすることを特徴とする多重化計算機
    システムのプログラム入替方法。
  7. 【請求項7】多重化された複数の計算機を有する多重化
    計算機システムであって、 各計算機は、それぞれ、当該計算機が業務を処理するた
    めに必要に応じて実行する実行対象プログラムと、該実
    行対象プログラムと入替えるプログラムとを並列に配置
    したプログラムファイルと、プログラム入替手段と、プ
    ログラム入替管理手段を有し、 前記プログラムファイル内には、当該計算機が業務を処
    理するために実行する実行対象プログラムと、該実行対
    象プログラムと入替えるプログラムとを二重に配置さ
    れ、前記プログラム入替管理手段は、所定のイベントで
    起動され、多重化計算機システムを構成する他の計算機
    のプログラム入替管理手段と、相互に前記所定のイベン
    トの発生を通知しあうことにより、相互に同期して前記
    プログラム入替手段を起動し、起動された前記プログラ
    ム入替手段は、前記業務処理を停止することなく、前記
    プログラムファイルに配置された実行対象プログラムに
    代えて、当該実行対象プログラムと並列に配置されてい
    るプログラムを実行対象プログラムとすることを特徴と
    する多重化計算機システム。
  8. 【請求項8】請求項7記載の多重化計算機システムであ
    って、 オペレータよりの入力を受付ける入力手段を備え、各計
    算機における、前記入力手段よりのプログラム入替命令
    の計算機への入力をイベントして起動される前記プログ
    ラム入替管理手段を有することを特徴とする多重化計算
    機システム。
  9. 【請求項9】同じ処理を並行して実行する前記複数の計
    算機を有する請求項7記載の多重化計算機システムであ
    って、 前記並行して実行する処理の途中段階に設けたチェック
    ポイントまでの処理結果を多重化計算機システムを構成
    する他の計算機の同チェックポイントまでの処理結果と
    照合する照合手段と、所定のチェクポイントについての
    前記照合手段による照合の終了をイベントして起動され
    る前記プログラム入替管理手段を有することを特徴とす
    る多重化計算機システム。
  10. 【請求項10】請求項7、8または9記載の多重化計算
    機システムであって、 前記プログラム入替手段によって入替えた新プログラム
    の実行の際に、発生したプログラムのエラーを検知する
    プログラムエラー管理手段を有し、 前記プログラム管理手段は、自計算機の前記プログラム
    エラー管理手段がエラーを検知した場合に、多重化計算
    機システムを構成する他の計算機のプログラム入替管理
    手段にエラーの発生を通知して前記プログラム入替手段
    を起動し、多重化計算機システムを構成する他の計算機
    のプログラム入替管理手段よりエラーの発生を通知され
    た場合に、前記プログラム入替手段を起動することを特
    徴とする多重化計算機システム。
  11. 【請求項11】多重化された複数の計算機を有する多重
    化計算機システムにおいて、実行対象となるプログラム
    を変更した後のプログラム再入替方法であって、 各計算機は、入替えた新実行対象プログラムの実行の際
    に、発生したプログラムのエラーを検知した場合に、多
    重化計算機システムを構成する他の計算機にエラーの発
    生を通知し、前記新実行対象プログラムに代えて、前記
    業務処理を停止することなく、当該新実行対象プログラ
    ムに対応して記憶されている旧実行対象プログラムを再
    度実行対象プログラムとし、多重化計算機システムを構
    成する他の計算機よりエラーの発生を通知された場合
    に、前記新実行対象プログラムに代えて、前記業務処理
    を停止することなく、当該実行対象プログラムに対応し
    て記憶されている旧実行対象プログラムを再度実行対象
    プログラムとすることを特徴とする多重化計算機システ
    ムのプログラム再入替方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012159966A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Kyocera Document Solutions Inc 情報処理装置

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JP2012159966A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Kyocera Document Solutions Inc 情報処理装置

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