JPH0518678U - 含水率計付き縦型穀類選別機 - Google Patents

含水率計付き縦型穀類選別機

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JPH0518678U
JPH0518678U JP7417891U JP7417891U JPH0518678U JP H0518678 U JPH0518678 U JP H0518678U JP 7417891 U JP7417891 U JP 7417891U JP 7417891 U JP7417891 U JP 7417891U JP H0518678 U JPH0518678 U JP H0518678U
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vertical grain
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JP7417891U
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謙蔵 川島
秀明 荒川
Original Assignee
株式会社タイガーカワシマ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 選別作業と合わせて、選別された良穀の含水
率を計測することを可能とする。 【構成】 貯留タンク10の側壁には、矩形状の開口部
16が設けられ、該開口部16はゴム板18によって覆
われている。ゴム板18の長手方向には挿入スリット1
8aが形成されており、該挿入スリット18aより含水
率計19の探触子を挿入することにより、その先端部を
貯留タンク10内へ突出させ、貯留された良穀の含水率
を検出することができるよう構成されている。前記含水
率計19は、貯留タンク10の側壁に形成された2個の
取付孔17aの各係合溝17bに含水率計19の裏面に
突設された係合ボルトの軸部を係合する等の適宜手段を
用いて、貯留タンク10に着脱自在に配設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、選別された穀類の含水率を穀類選別時に同時に計測することができ る含水率計付き縦型穀類選別機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の縦型穀類選別機は、穀類を単に良穀と屑粒とに選別する機能を有するの みで、選別された良穀の含水率を計測する手段を具備していない。このため、良 穀の含水率の測定は、縦型穀類選別機によって穀類の選別後、選別された良穀を サンプリングして別途用意した含水率計によりその含水率を計測していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の技術は、穀類の選別作業と含水率測定作業とを別工程で行わなけれ ばならず、手間がかかる上、選別作業時に随時良穀の含水率を計測することがで きないという問題点があった。
【0004】 本考案は、上記従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであって、選 別作業と合わせて、選別された良穀の含水率を計測できる含水率計付き縦型穀類 選別機を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本考案の含水率計付き縦型穀類選別機は、殻体内に 回転自在に立設した円筒状の選別網体および該選別網体内に同心状かつ回転自在 に配設された揚穀螺旋筒と、前記選別網体および揚穀螺旋筒を相対回転させるた めの駆動手段と、選別された良穀を貯留するための前記殻体に配設された貯留タ ンクとを有する縦型穀類選別機において、前記貯留タンク内の良穀の含水率を検 出するための含水率計を前記貯留タンクに着脱自在に配設したことを特徴とする ものである。
【0006】
【作用】
選別された良穀は貯留タンク内に貯留される。この貯留された良穀の含水率は 、貯留タンクに着脱自在に配設された含水率計によって、選別作業と合わせて随 時計測される。
【0007】 また、格納時等においては、含水率計を貯留タンクから取外して縦型穀類選別 機を格納することができる。
【0008】
【実施例】
本考案の実施例を図面に基いて説明する。
【0009】 図1は、本考案の含水率計付き縦型穀類選別機の一実施例の斜視図である。
【0010】 図1に示すように、殻体1の上部には貯留タンク10が配設されており、該貯 留タンク10の側壁には含水率計19が着脱自在に配設されている。
【0011】 図2は、本実施例の縦型穀類選別機本体の模式断面図である。
【0012】 図2に示すように、中空の殻体1の下方部の内壁には仕切板6が固着されてお り、仕切板6の下面には、選別網体および揚穀螺旋筒を相対回転させるための駆 動手段である、高速回転する出力軸と低速回転する出力軸とを有する二出力ギヤ モータ7が取付けられ、これら二個の出力軸は仕切板6の中央孔より上方に突出 している。仕切板6の上面には供給口9aを有する供給筒8が取付けられており 、供給筒8内には、外周面に沿って誘導翼9bを有する穀粒誘導筒9が同心状か つ回転自在に配設されている。穀粒誘導筒9は、その底壁が前記低速出力軸に結 合されている共に、上部が開放されており、上端部周縁にはフランジ9cが設け られている。フランジ9cの上面には複数の係合突起9dが間隔をおいて突設さ れている。
【0013】 前記穀粒誘導筒9の上には、円筒状の選別網体2が載置されており、その下端 部に形成された図示しない複数の係合孔を、前記フランジ9cの複数の係合突起 9dにそれぞれ係合させることにより両者が一体に回転するように構成されてい る。また、殻体1の上端部には上部仕切板14が固着されており、上部仕切板1 4の下面側には選別網体2の外周面を囲むように複数の軸15が固設され、各軸 15にはそれぞれ支持ローラ13が回転自在に軸支されている。これら複数の支 持ローラ13は選別網体2の上端部周面に当接され、選別網体2が首振り運動し ないように支持するためのものである。また、上部仕切板14の上面には内周面 が円筒状の放出室(図示せず)が設けられており、放出口を介して貯留タンク1 0と連通されている。
【0014】 穀粒誘導筒9および選別網体2内には、外周面に螺旋翼4が取付けられた揚穀 螺旋筒3が嵌挿されており、その底壁が二出力ギヤモータ7の高速回転軸に結合 され、上壁が支軸11により回転自在に軸支されている。この螺旋翼4は、図示 下方部分すなわち供給筒8の高さに相当する部位のピッチが大きくなっており、 それ以外の部位すなわち選別域に相当する部位のピッチが小さくなっている。
【0015】 揚穀螺旋筒3の上端部外周面には、周面に沿って間隔をおいて複数の掻出し羽 根12が放出室14内に向けて突設されており、これにより、上部仕切り板14 の上面の放出室の良穀を残らず掻出すことができる。
【0016】 図3に示すように、貯留タンク10の側壁には、矩形状の開口部16が設けら れ、該開口部16はゴム板18によって覆われている。ゴム板18の長手方向に は挿入スリット18aが形成されており、該挿入スリット18aより含水率計1 9(図1参照)の探触子を挿入することにより、その先端部を貯留タンク10内 へ突出させ貯留タンク10内に貯留された良穀の含水率を検出することができる よう構成されている。また、開口部16の図示上方には2個の取付孔17aが間 隔をおいて開口部16の上辺と平行に形成されており、各取付孔17aにはそれ ぞれ係合溝17bが設けられている。
【0017】 図4は、含水率計19の上面図であって、含水率計19のケース19aの裏壁 には係合突起としての2個の係合ボルト20a,20bが間隔をおいて突設され ており、該係合ボルト20a,20bの頭を前記取付孔17aに挿入したのち、 図示下方へ移動させて、各係合溝17bへその軸部を係合させることにより貯留 タンク10に着脱自在に取付けることができる。
【0018】 いうまでもないが、縦型穀類選別機本体は、上記実施例のものに限らないし、 含水率計19を貯留タンク10に着脱自在に配設する手段は、上記実施例のもの に限らず、取付孔17aにかえてT字形のスリットとし、係合ボルト20a,2 0bにかえてT字形の係合突起とする等、従来公知の適宜手段を用いることがで きる。
【0019】 また、前記開口部16にかえてスリット状の開口とした場合はゴム板を必ずし も必要としない。
【0020】 次に、本実施例の動作について説明する。
【0021】 図2に示すように、ホッパ4に未選別穀類を投入し、二出力ギヤモータ7を起 動すると、供給筒8および選別網体2が互いに逆方向に回転する。ホッパ4から 供給室8aに落下した未選別穀類は、誘導翼9bによって強制的に下方へ移送さ れて図示しない誘導口から穀粒誘導筒9内へ入り、螺旋翼4により掻き上げられ て上昇し、選別域へ移送され、該選別域において回転により発生する遠心力によ って外方へ向かってはね飛ばされて、選別網体2の選別孔より小さい粒径の小穀 粒や屑粒は選別網体2と殻体1間の室内へ放出されて下方へ落下し、排出口6a より機外へ排出される。
【0022】 他方、前記選別孔よりも大きい粒径の良穀は、螺旋翼4によって上方へ移送さ れて落下を繰返しながら、選別網体2の図示しない上部開口に至り、揚穀螺旋筒 3と一体に回転する複数の掻出し羽根12によってはね飛ばされ、前記放出口か ら貯留タンク10内へ放出され、貯留タンク10内に貯留されて行く。
【0023】 貯留タンク10内の良穀は、含水率計19の探触子に接触することにより、そ の含水率が自動的に測定され、その値が含水率計19の表示部に表示される。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、上述のとおり構成されているので、以下に記載するような効果を奏 する。
【0025】 選別された良穀は貯留タンク内に貯留されて行き、含水率計によって、選別作 業と合わせて良穀の含水率を自動的に計測することができる。
【0026】 また、含水率計は簡単に取り外せるので、格納時等において、縦型穀類選別機 の貯留タンクから取り外し安全に保管することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の含水率計付き縦型穀類選別機の一実施
例の斜視図である。
【図2】図1に示す実施例の縦型穀類選別機本体の模式
断面図である。
【図3】図1に示す実施例の貯留タンクの部分側面図で
ある。
【図4】図1に示す実施例の含水率計の上面図である。
【符号の説明】
1 殻体 2 選別網体 3 揚穀螺旋筒 4 螺旋翼 5 ホッパ 6 仕切板 7 二出力ギヤモータ 8 供給筒 8a 供給室 9 穀粒誘導筒 9a 供給口 9b 誘導翼 9c フランジ 9d 係合突起 10 貯留タンク 11 支軸 12 掻出し羽根 13 支持ローラ 14 上部仕切板 15 軸 16 開口部 17a 取付孔 17b 係合溝 18 ゴム板 18a 挿入スリット 19 含水率計 19a ケース 20a,20b 係合ボルト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 殻体内に回転自在に立設した円筒状の選
    別網体および該選別網体内に同心状かつ回転自在に配設
    された揚穀螺旋筒と、前記選別網体および揚穀螺旋筒を
    相対回転させるための駆動手段と、選別された良穀を貯
    留するための前記殻体に配設された貯留タンクとを有す
    る縦型穀類選別機において、 前記貯留タンク内の良穀の含水率を検出するための含水
    率計を前記貯留タンクに着脱自在に配設したことを特徴
    とする含水率計付き縦型穀類選別機。
JP1991074178U 1991-08-22 1991-08-22 含水率計付き縦型穀類選別機 Expired - Fee Related JP2564520Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845778A (ja) * 1981-09-12 1983-03-17 山本 惣一 穀物の選別・計量装置
JPH0165682U (ja) * 1987-10-21 1989-04-26

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5845778A (ja) * 1981-09-12 1983-03-17 山本 惣一 穀物の選別・計量装置
JPH0165682U (ja) * 1987-10-21 1989-04-26

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