JPH05185926A - Reaction force transmitting mechanism of booster - Google Patents
Reaction force transmitting mechanism of boosterInfo
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- JPH05185926A JPH05185926A JP4021816A JP2181692A JPH05185926A JP H05185926 A JPH05185926 A JP H05185926A JP 4021816 A JP4021816 A JP 4021816A JP 2181692 A JP2181692 A JP 2181692A JP H05185926 A JPH05185926 A JP H05185926A
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Abstract
Description
【産業上の利用分野】本発明は倍力装置の反力伝達機構
の改良に関する。BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to improvement of a reaction force transmission mechanism of a booster.
【従来の技術】従来、シェル内に摺動自在に設けたバル
ブボディと、このバルブボディに穿設した貫通孔に摺動
自在に嵌合されて入力軸に連動する弁プランジャと、上
記バルブボディに基部を摺動自在に嵌合させた出力軸
と、上記出力軸の基部と上記貫通孔が開口するバルブボ
ディの端面との間に介在されるとともに上記弁プランジ
ャの先端面に対向するリアクションディスクとを備え、
出力軸に作用する出力の反力をリアクションディスクと
弁プランジャを介して入力軸に伝達するように構成した
倍力装置は周知である。そして、そのような構成を前提
としたうえで、ブレーキペダルの踏み込み時とブレーキ
ペダルの解放時とでサーボ比を異ならせることで、ヒス
テリシスを大きくする技術も知られている(例えば、実
公平3−3095号公報)。すなわち、実公平3−30
95号公報の倍力装置においては、上記リアクションデ
ィスクと弁プランジャとの間にカラー部材を介在させて
あり、倍力装置の作動開始後におけるサーボバランス領
域において、弁機構の大気弁と真空弁とが両方とも閉鎖
されたサーボバランス状態からブレーキペダルが踏み込
まれた時には大気弁が開放される。その際には、リアク
ションディスクはカラー部材および弁プランジャの両方
に当接するので、小さなサーボ比で出力が上昇する。他
方、上記サーボバランス状態からブレーキペダルの踏み
込みが解放された時には真空弁が開放されるので、変圧
室内の大気が定圧室側に逃げて出力が低下し、その際に
はリアクションディスクは弁プランジャだけに当接して
いるので、大きなサーボ比で出力が減少する。このよう
に、上記実公平3−3095号公報の倍力装置において
は、ブレーキペダルの踏み込み時のサーボ比よりもブレ
ーキペダルの解放時のサーボ比を大きくすることによっ
て、大きなヒステリシスを得るようにしていた。2. Description of the Related Art Conventionally, a valve body slidably provided in a shell, a valve plunger slidably fitted in a through hole formed in the valve body and interlocking with an input shaft, and the valve body A reaction disc that is interposed between an output shaft having a base portion slidably fitted therein and an end surface of the valve body in which the output hole has a through hole and that faces the tip end surface of the valve plunger. With and
A booster configured to transmit the reaction force of the output acting on the output shaft to the input shaft via a reaction disk and a valve plunger is well known. On the basis of such a configuration, there is also known a technique of increasing the hysteresis by making the servo ratio different between when the brake pedal is depressed and when the brake pedal is released (for example, the actual fairness 3 -3095). That is, actual fairness 3-30
In the booster of Japanese Patent Publication No. 95, a collar member is interposed between the reaction disc and the valve plunger, and in the servo balance region after the start of operation of the booster, an atmospheric valve and a vacuum valve of a valve mechanism are provided. When the brake pedal is depressed from the servo-balanced state where both are closed, the atmospheric valve is opened. At this time, the reaction disc comes into contact with both the collar member and the valve plunger, so that the output increases with a small servo ratio. On the other hand, when the brake pedal is released from the servo-balanced state, the vacuum valve is opened, so the atmosphere inside the variable pressure chamber escapes to the constant pressure chamber side and the output drops, and in that case, the reaction disc is only the valve plunger. , The output decreases with a large servo ratio. As described above, in the booster disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 3-3095, a large hysteresis is obtained by increasing the servo ratio when the brake pedal is released rather than the servo ratio when the brake pedal is depressed. It was
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た実公平3−3095号公報の倍力装置では、リアクシ
ョンディスクと弁プランジャとの間に上記カラー部材を
介在させるようにしていたので、該カラー部材の分だけ
部品点数が増加するとともに構成が複雑になるという欠
点があった。However, in the booster disclosed in Japanese Utility Model Publication No. 3-3095, the collar member is interposed between the reaction disc and the valve plunger. However, there is a drawback that the number of parts is increased and the structure becomes complicated.
【課題を解決するための手段】上述した事情に鑑み、本
発明は、シェル内に摺動自在に設けたバルブボディと、
このバルブボディに穿設した貫通孔に摺動自在に嵌合さ
れて入力軸に連動する弁プランジャと、上記バルブボデ
ィに基部を摺動自在に嵌合させた出力軸と、上記出力軸
の基部と上記貫通孔が開口するバルブボディの端面との
間に介在されるとともに上記弁プランジャの先端面に対
向するリアクションディスクとを備え、出力軸に作用す
る出力の反力をリアクションディスクと弁プランジャを
介して入力軸に伝達するように構成した倍力装置の反力
伝達機構において、上記リアクションディスクと当接す
るバルブボディの端面の内周縁をフロント側が拡径する
テーパ面としたものである。In view of the above-mentioned circumstances, the present invention provides a valve body slidably provided in a shell,
A valve plunger slidably fitted in a through hole formed in the valve body and interlocking with an input shaft, an output shaft having a base portion slidably fitted in the valve body, and a base portion of the output shaft. And a reaction disc facing the end face of the valve plunger and interposed between the end face of the valve body and the end face of the valve body where the through hole opens, and the reaction disc and the valve plunger act as a reaction force of the output acting on the output shaft. In the reaction force transmission mechanism of the booster configured to transmit to the input shaft via the input shaft, the inner peripheral edge of the end surface of the valve body that abuts against the reaction disk is a tapered surface whose front side increases in diameter.
【作用】このような構成によれば、倍力装置の作動開始
後におけるサーボバランス領域において、弁機構の大気
弁と真空弁とが両方とも閉鎖されたサーボバランス状態
からブレーキペダルが踏み込まれて大気弁が開放される
時の弁プランジャのバルブボディに対する位置は、上記
サーボバランス状態からブレーキペダルの踏み込みが解
放されて真空弁が開放される時の弁プランジャのバルブ
ボディに対する位置よりも前になる。このようにブレー
キペダルの解放時よりもブレーキペダルの踏み込み時の
方が、バルブボディに対する弁プランジャの位置が前に
なると、その分だけ弁プランジャによってリアクション
ディスクが前方に押出されることになる。そのため、ブ
レーキペダルの解放時に比較してブレーキペダルの踏み
込み時の方が上記テーパ面に接触するリアクションディ
スクの接触面積が小さくなって、サーボ比も小さくな
る。これによって、ブレーキペダルの解放時とブレーキ
ペダルの踏み込み時の入力の差であるヒステリシスを大
きくすることができる。したがって、上述した従来に比
較すると、簡略な構成によって大きなヒステリシスを得
ることができる。According to such a structure, in the servo balance region after the operation of the booster is started, the brake pedal is depressed from the servo balance state in which both the atmospheric valve and the vacuum valve of the valve mechanism are closed to depress the atmospheric pressure. The position of the valve plunger with respect to the valve body when the valve is opened is earlier than the position of the valve plunger with respect to the valve body when the brake pedal is released from the servo balance state and the vacuum valve is opened. In this way, when the position of the valve plunger with respect to the valve body comes earlier when the brake pedal is depressed than when the brake pedal is released, the reaction disk is pushed forward by that amount. Therefore, when the brake pedal is depressed, the contact area of the reaction disc that contacts the tapered surface is smaller than when the brake pedal is released, and the servo ratio is also smaller. As a result, the hysteresis, which is the difference between the inputs when the brake pedal is released and when the brake pedal is depressed, can be increased. Therefore, compared to the above-mentioned conventional technique, a large hysteresis can be obtained with a simple structure.
【実施例】以下図示実施例について本発明を説明する
と、図1は基本的に従来公知の構成からなる負圧式ブレ
ーキ倍力装置のシェル内の要部を示したものである。図
1において、1は図示しないシェル内に摺動自在に設け
たバルブボディであり、このバルブボディ1の軸部には
フロント側が大径となる段付孔1Aを穿設している。こ
の段付孔1Aにおけるリヤ側の小径部1aには、弁機構
の一部を構成する弁プランジャ2を摺動自在に嵌合して
あり、この弁プランジャ2における図示しないリヤ側端
部に入力軸を連結している。バルブボディ1における段
付孔1Aの段部はフロント側にむけて伸長させた環状突
起1bとしてあり、その環状突起1bの外周面に出力軸
3の基部に形成した凹陥部3aを摺動自在に嵌合させて
いる。上記出力軸3の凹陥部3a内にはゴム製で円盤状
のリアクションディスク4を収納している。リアクショ
ンディスク4の右方端面4aおよび左方端面4bは、全
域を平坦面としてあり、右方端面4aの外周側を上記バ
ルブボディ1の環状突起1bの端面1cに当接させると
ともに、右方端面4aの軸部側は上記弁プランジャ2の
先端面2aに対向させている。図示しないが、ブレーキ
倍力装置の非作動状態においては、リアクションディス
ク4の右方端面4aと弁プランジャ2の先端面2aとの
間には所要の間隙が形成されている。そして、上記非作
動状態からブレーキペダルが踏み込まれたブレーキ倍力
装置の作動時には、入力軸および弁プランジャ2が前進
(左行)されるので、図示しない弁機構が作動される。
つまり、弁機構の真空弁が閉鎖される一方、大気弁が開
放されるので、図示しない変圧室内に大気が導入され
る。これによって定圧室と変圧室との間に圧力差が生じ
てバルブボディ1が前進されるとともに、リアクション
ディスク4の右方端面4aの軸部がリヤ側にむけて膨出
するので、上述した間隙が解消されてリアクションディ
スク4の右方端面4aと弁プランジャ2の先端面2aと
が当接する。したがって、この時点から全負荷点に至る
までは、弁プランジャ2の先端面2aの面積とバルブボ
ディ1の環状突起1bの端面1cの面積とによって決ま
る所定のサーボ比で出力が上昇するようになり、また同
時に出力軸3に作用する出力の反力はリアクションディ
スク4および弁プランジャ2を介して図示しない入力軸
に伝達されるようになっている。上述した構成およびそ
れに基づく作動は、従来公知の負圧式ブレーキ倍力装置
のものと変わるところはない。しかして、本発明は、上
記環状突起1bの端面1cの内周縁に、フロント側が拡
径するテーパ面1dを形成したものである。そして、本
実施例では、上記テーパ面1dは次のように設定してい
る。つまり、図示しない弁機構が備える大気弁と真空弁
がともに閉鎖したサーボバランス状態から、弁プランジ
ャ2が前進して上記大気弁が開放される時の該弁プラン
ジャ2の先端面2aの位置が図1の中心線より上方側に
示してあり、また上記サーボバランス状態から弁プラン
ジャ2が後退して上記真空弁が開放される時の該弁プラ
ンジャ2の先端面2aの位置が図1の中心線より下方側
に示してある。そして上記テーパ面1dは、上記大気弁
が開放される時の弁プランジャ2の先端面2aの位置と
真空弁が開放される時の弁プランジャ2の先端面2aの
位置とを含むように形成している。このような本実施例
の構成によれば、ブレーキ倍力装置の作動開始後におけ
るサーボバランス領域において、ブレーキペダルの踏み
込み時とブレーキペダルの解放時とでサーボ比を変更す
ることが可能となり、大きなヒステリシスを得ることが
できる。すなわち、弁機構の大気弁と真空弁とが両方と
も閉鎖されたサーボバランス状態から、図1の中心線よ
り上方側に示したブレーキペダルが踏み込まれて大気弁
が開放される時の弁プランジャ2の先端面2aの位置
は、図1の中心線より下方側に示したサーボバランス状
態からブレーキペダルが解放されて真空弁が開放される
時の弁プランジャ2の先端面2aの位置よりも前にな
る。このようにブレーキペダルの解放時よりもブレーキ
ペダルの踏み込み時の方が、バルブボディ1に対する弁
プランジャ2の先端面2aの位置が前になると、その分
だけ弁プランジャ2の先端面2aによってリアクション
ディスク4が前方に押出されることになる。そのため、
ブレーキペダルの解放時に比較してブレーキペダルの踏
み込み時の方が上記テーパ面1dに接触するリアクショ
ンディスク4の接触面積は小さくなる。したがって、図
3に示すように、ブレーキペダルの踏み込み時のサーボ
比(直線A)に比較して、ブレーキペダルの解放時のサ
ーボ比(直線B)は大きくなり、しかも入力の小さな領
域におけるサーボバランス状態に比較して、入力の大き
な領域におけるサーボバランス状態の方がより大きなヒ
ステリヒスを得ることができる。以上のように、本実施
例では、従来公知の構成を前提として、部品点数を増や
すことなく、しかも簡略な構成によって大きなヒステリ
ヒスを得ることができるので、倍力装置のコストを安く
することができる。 (第2実施例)図2は本発明の第2実施例を示したもの
である。この第2実施例は、上記図1に示した第1実施
例の構成を前提としたうえで、さらに弁プランジャ10
2の先端面102aの外周縁を大きく面取りして、その
部分をテーパ面102bとしたものである。そのほかの
構成は上記第1実施例と同じであり、第1実施例と対応
する部材には、それぞれ100を加算した部材番号を付
している。このような第2実施例の構成によれば、弁プ
ランジャ102のテーパ面102bによってもリアクシ
ョンディスク4の接触面積を変更することができるの
で、より大きなヒステリヒスを得ることができる。DESCRIPTION OF THE PREFERRED EMBODIMENTS The present invention will be described below with reference to the illustrated embodiments. FIG. 1 shows a main part in a shell of a negative pressure type brake booster basically having a conventionally known structure. In FIG. 1, reference numeral 1 denotes a valve body slidably provided in a shell (not shown), and a shaft portion of the valve body 1 has a stepped hole 1A having a large diameter on the front side. A small-diameter portion 1a on the rear side of the stepped hole 1A is slidably fitted with a valve plunger 2 forming a part of a valve mechanism, and an input is made to a rear-side end portion of the valve plunger 2 not shown. The axes are connected. The stepped portion of the stepped hole 1A in the valve body 1 is an annular protrusion 1b extending toward the front side, and a concave portion 3a formed at the base of the output shaft 3 is slidable on the outer peripheral surface of the annular protrusion 1b. It is fitted. A disk-shaped reaction disk 4 made of rubber is housed in the recess 3a of the output shaft 3. The right end surface 4a and the left end surface 4b of the reaction disk 4 are flat over the entire area, and the outer peripheral side of the right end surface 4a is brought into contact with the end surface 1c of the annular projection 1b of the valve body 1 while the right end surface is formed. The shaft side of 4a faces the tip surface 2a of the valve plunger 2. Although not shown, in the non-actuated state of the brake booster, a required gap is formed between the right end face 4a of the reaction disc 4 and the front end face 2a of the valve plunger 2. Then, when the brake booster is actuated by depressing the brake pedal from the inoperative state, the input shaft and the valve plunger 2 are moved forward (to the left), so that a valve mechanism (not shown) is activated.
That is, since the vacuum valve of the valve mechanism is closed and the atmosphere valve is opened, the atmosphere is introduced into the variable pressure chamber (not shown). This causes a pressure difference between the constant pressure chamber and the variable pressure chamber to move the valve body 1 forward, and the shaft portion of the right end surface 4a of the reaction disc 4 bulges toward the rear side. Is eliminated and the right end face 4a of the reaction disc 4 and the tip end face 2a of the valve plunger 2 come into contact with each other. Therefore, from this time point to the full load point, the output increases at a predetermined servo ratio determined by the area of the tip surface 2a of the valve plunger 2 and the area of the end surface 1c of the annular protrusion 1b of the valve body 1. At the same time, the reaction force of the output acting on the output shaft 3 is transmitted to the input shaft (not shown) via the reaction disc 4 and the valve plunger 2. The above-described structure and the operation based on it are the same as those of the conventionally known negative pressure type brake booster. Therefore, in the present invention, the tapered surface 1d whose diameter is increased on the front side is formed on the inner peripheral edge of the end surface 1c of the annular projection 1b. In this embodiment, the tapered surface 1d is set as follows. That is, the position of the tip end surface 2a of the valve plunger 2 when the valve plunger 2 is moved forward and the atmospheric valve is opened from the servo balance state in which both the atmospheric valve and the vacuum valve included in the valve mechanism (not shown) are closed is illustrated. 1 is shown above the center line of FIG. 1, and the position of the tip end surface 2a of the valve plunger 2 when the valve plunger 2 is retracted from the servo balance state and the vacuum valve is opened is shown in FIG. It is shown on the lower side. The tapered surface 1d is formed so as to include the position of the tip surface 2a of the valve plunger 2 when the atmospheric valve is opened and the position of the tip surface 2a of the valve plunger 2 when the vacuum valve is opened. ing. According to the configuration of the present embodiment, it is possible to change the servo ratio between when the brake pedal is depressed and when the brake pedal is released, in the servo balance region after the operation of the brake booster is started. Hysteresis can be obtained. That is, from the servo balance state in which both the atmospheric valve and the vacuum valve of the valve mechanism are closed, the valve plunger 2 when the atmospheric pressure valve is opened by depressing the brake pedal shown above the center line in FIG. The position of the front end face 2a of the valve plunger 2 is located before the position of the front end face 2a of the valve plunger 2 when the brake pedal is released and the vacuum valve is opened from the servo balance state shown below the center line in FIG. Become. Thus, when the position of the front end surface 2a of the valve plunger 2 relative to the valve body 1 is more forward when the brake pedal is depressed than when the brake pedal is released, the reaction disc is moved by the front end surface 2a of the valve plunger 2 accordingly. 4 will be pushed forward. for that reason,
The contact area of the reaction disc 4 contacting the tapered surface 1d becomes smaller when the brake pedal is depressed than when the brake pedal is released. Therefore, as shown in FIG. 3, the servo ratio when the brake pedal is released (straight line B) is larger than the servo ratio when the brake pedal is depressed (straight line A), and the servo balance in a small input area is large. Compared to the state, a larger amount of hysteresis can be obtained in the servo balance state in a large input area. As described above, in the present embodiment, it is possible to reduce the cost of the booster because a large hysteresis can be obtained with a simple structure without increasing the number of parts, assuming a conventionally known structure. .. (Second Embodiment) FIG. 2 shows a second embodiment of the present invention. The second embodiment is based on the structure of the first embodiment shown in FIG.
The outer peripheral edge of the tip end surface 102a of No. 2 is chamfered largely, and the part is made into the taper surface 102b. The other structure is the same as that of the first embodiment, and the members corresponding to the first embodiment have the member numbers added with 100. According to such a configuration of the second embodiment, the contact area of the reaction disc 4 can be changed also by the tapered surface 102b of the valve plunger 102, so that a larger hysteresis can be obtained.
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、従来に
比較して簡略な構成によって大きなヒステリシスを得る
ことができるという効果が得られる。As described above, according to the present invention, it is possible to obtain an effect that a large hysteresis can be obtained with a simpler structure than the conventional one.
【図1】本発明の一実施例を示す断面図FIG. 1 is a sectional view showing an embodiment of the present invention.
【図2】本発明のほかの実施例を示す断面図FIG. 2 is a sectional view showing another embodiment of the present invention.
【図3】本発明の一実施例による入力と出力との関係を
示す特性線図FIG. 3 is a characteristic diagram showing a relationship between input and output according to an embodiment of the present invention.
1 バルブボディ 1a 小径部(孔) 1c 端面 1d テーパ面 2 弁プランジャ 2a 先端面 3 出力軸 3a 凹陥部(基部) 4 リアクションディスク 1 Valve body 1a Small diameter part (hole) 1c End surface 1d Tapered surface 2 Valve plunger 2a Tip surface 3 Output shaft 3a Recessed part (base part) 4 Reaction disk
Claims (1)
ィと、このバルブボディに穿設した貫通孔に摺動自在に
嵌合されて入力軸に連動する弁プランジャと、上記バル
ブボディに基部を摺動自在に嵌合させた出力軸と、上記
出力軸の基部と上記貫通孔が開口するバルブボディの端
面との間に介在されるとともに上記弁プランジャの先端
面に対向するリアクションディスクとを備え、出力軸に
作用する出力の反力をリアクションディスクと弁プラン
ジャを介して入力軸に伝達するように構成した倍力装置
の反力伝達機構において、 上記リアクションディスクと当接するバルブボディの端
面の内周縁をフロント側が拡径するテーパ面としたこと
を特徴とする倍力装置の反力伝達機構。1. A valve body slidably provided in a shell, a valve plunger slidably fitted in a through hole formed in the valve body and interlocking with an input shaft, and a base portion of the valve body. And a reaction disc that is interposed between the base of the output shaft and the end surface of the valve body where the through hole opens and that faces the tip surface of the valve plunger. In the reaction force transmission mechanism of the booster, which is configured to transmit the output reaction force acting on the output shaft to the input shaft through the reaction disc and the valve plunger, the end face of the valve body that abuts the reaction disc is A reaction force transmission mechanism for a booster, wherein an inner peripheral edge is a tapered surface whose front side is expanded in diameter.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04021816A JP3101981B2 (en) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | Reaction force transmission mechanism of booster |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04021816A JP3101981B2 (en) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | Reaction force transmission mechanism of booster |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05185926A true JPH05185926A (en) | 1993-07-27 |
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Family
ID=12065590
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04021816A Expired - Lifetime JP3101981B2 (en) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | Reaction force transmission mechanism of booster |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3101981B2 (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19534728A1 (en) * | 1994-09-19 | 1996-03-21 | Tokico Ltd | Vacuum type booster for vehicle brake system |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP04021816A patent/JP3101981B2/en not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19534728A1 (en) * | 1994-09-19 | 1996-03-21 | Tokico Ltd | Vacuum type booster for vehicle brake system |
US5873296A (en) * | 1994-09-19 | 1999-02-23 | Tokico Ltd. | Booster apparatus of vacuum type |
DE19534728B4 (en) * | 1994-09-19 | 2008-04-17 | Hitachi, Ltd. | A vacuum brake power booster |
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JP3101981B2 (en) | 2000-10-23 |
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