JPH05184441A - 布 団 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 羽毛、羊毛、合成繊維等からなる充填材と
金、白金、銀、銅等からなる金属箔片とを袋内に充填し
たことを特徴とする布団。 【効果】 羽毛等の発生するプラスイオンが金属箔片の
マイナスイオンにより電気的に中和され、羽毛等の袋内
への充填作業性が向上し、また金属箔の防菌・防黴作用
等による健康的且つ衛生的な布団が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は布団に関し、更に詳しく
は、羽毛、羊毛等の充填材と、金、白金、銀等の金属箔
片とを袋内に収納した、充填材の充填の作業性が改善さ
れ、且つ健康的で衛生的な布団に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】布団は、羽毛、羊毛、合成繊維、天然繊
維等の充填材を開口部から袋内に充填した後、該開口部
を封じることにより製造される。しかし乍ら、これらの
充填材は、充填する際にプラスイオン（陽電気）を発生
し、このため充填材同志が互いに反発しあって離散しよ
うとし、充填作業性が悪く、周辺を汚染するという問題
を含んでいる。また血中のアルカリ度を高め細胞の新陳
代謝を活発にして健康に良いと云われるマイナスイオン
（陰電気）に対して、プラスイオン（陽電気）は血液を
酸化し新陳代謝を低下させて疲労し易く、病気にかかり
易くなり、一般に健康に良くないと云われている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、これら充填
材とともに金、銀、銅等の金属箔片を充填することによ
り、これら金属箔片の発生するマイナスイオンで充填材
の発生するプラスイオンを電気的に中和して充填材の充
填作業性を改善するとともに、金属箔片の有する健康増
進効果、防菌・防黴効果、熱反射効果等が得られる布団
を提供するものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、羽毛、
羊毛、合成繊維等からなる充填材と金、白金、銀、銅等
からなる金属箔片とを袋内に充填したことを特徴とする
布団を内容とするものである。

【０００５】

【実施例】本発明に用いられる充填材としては、充填時
又は使用時にプラスイオンを発生するものであれば特に
制限はなく、例えば羽毛、羊毛、ポリエステルやポリア
ミド等の合成繊維等の他、モヘア、アルパカ、カシミ
ヤ、ラクダ、ビキューナ等の動物繊維が挙げられる。

【０００６】本発明に用いられる金属箔片としては、
金、白金、銀、銅、アルミニウム等の健康増進効果、防
菌・防黴効果、熱反射効果等を有するものが好適に用い
られる。例えば、金は漢方でも治療や美容に古くから用
いられ、金に接するだけで血行が良くなり、高血圧、ぜ
んそく、便秘等に効果があり、また金箔師にガンの人が
少ないとも云われており、金箔入り清酒や金入りクリー
ム等が市販されている。これらは、金の持っている電気
（イオン）の作用であることが指摘されている。金属箔
片の大きさは特に制限はないが、取り扱い易さの面から
糸状、細いリボン状のものが好ましく、その配合量は特
に制限はなく、適宜決定すればよい。

【０００７】

【発明の効果】本発明によれば、羽毛、羊毛等の動物繊
維やポリエステルやポリアミド等の合成繊維を袋内に充
填する際に発生するプラスイオンが金、銀等の発生する
マイナスイオンで電気的に中和されるため、プラスイオ
ン同志の電気的斥力、反発力による充填材の離反現象が
防止され、充填作業性が大巾に高められる。またマイナ
スイオンはケラチンを主成分とする羽毛、羊毛等を活性
化させ長持ちさせると同時に、臭気を除去する等の効果
もある。

【０００８】更に、上記電気的中和により、有害な作用
をもたらすと云われるプラスイオンが布団から除去さ
れ、また金や白金の有する健康増進作用、銀や銅の有す
る殺菌・殺黴及び防菌・防黴作用による健康的、衛生的
で、更には、これらの金属の他にアルミニウム等の有す
る熱反射作用による暖かい布団を提供することができ
る。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 羽毛、羊毛、合成繊維等からなる充填材
   と金、白金、銀、銅等からなる金属箔片とを袋内に充填
   したことを特徴とする布団。